JP2006323425A - プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 グリッド電極38における一対の対向壁38a、38bの各々において、
切り欠き部からなる連結部160が形成されている。連結部160は、長手方向に延びてなる延出部160bを備えており、かつ、被連結部165を長手方向に案内するための案内部160aが長手方向に溝状に形成されている。グリッド電極38を上フレーム27に
組み付ける際には、被連結部165を連結部160内に相対移動させ、グリッド電極38を上フレーム27に対し長手方向に相対的にスライドさせることにより、被連結部165が、連結部160に形成された案内部160aによって長手方向に案内されて互いに係合
し、グリッド電極38と上フレーム27とが互いに連結される。
【選択図】 図11
Description
の装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスカートリッジであって、前記帯電器は、長手状に構成され、かつその長手方向と直交する断面が略コの字状に構成されており、前記長手方向に沿った一対の対向壁を有する導電性のグリッド電極と、前記グリッド電極の前記対向壁の各々を支持することにより前記グリッド電極を保持するフレームと、前記フレームに装着され、かつ前記グリッド電極における一対の前記対向壁の間においてこれら対向壁に沿って架設される帯電ワイヤと、を備え、前記グリッド電極における一対の前記対向壁の各々において、前記フレームと連結するための連結部が形成され、前記フレームには、前記連結部と係合する被連結部が設けられており、前記連結部及び前記被連結部のいずれか一方には、他方を前記長手方向に案内するための案内部が形成されており、前記グリッド電極を前記フレームに組み付ける際において、当該グリッド電極を前記フレームに対し前記長手方向に相対的にスライドさせることにより、前記連結部又は前記被連結部のいずれか一方が、他方に形成された前記案内部によって前記長手方向に案内されて互いに係合し、前記グリッド電極と前記フレームとが互いに連結されることを特徴とする。
従来では、グリッド電極の対向壁に連結用の孔を形成し、この孔にフレームから突出した係合爪を挿入して互いに係合させる構成が用いられており、この構成では、組み付けの際には、係合爪と連結用の孔とを嵌合させるため、グリッド電極の対向壁を一時的に折り曲げる必要があった。このため、組み付け作業に精度が要求され、慎重に組み付け作業を行わないとグリッド電極の形状を永久変形させてしまう恐れがあり、放電性能に影響が生じやすいという問題があった。特に小型化を図ろうとした場合(即ち、グリッド電極を小型のものとする場合)、その問題はより深刻となっていた。
請求項2の構成によれば、直線部を切り欠いた状態で連結部たる切り欠き部が構成されるため、簡易にかつ安価に連結部を構成でき、その上、対向壁の端縁部において連結部を突出させる必要がなく、連結部に折れ曲がり等の変形が生じにくい構成となる。
請求項3の構成によれば、請求項1と同様の効果を奏することとなる。即ち、グリッド電極をスライドさせることによって連結部に設けられた延出部が被連結部と係合するように構成されるため、組み付けの際に、グリッド電極にあまりストレスを生じさせることがなく、グリッド電極の形状を維持した状態でフレームに組み付けることが可能となる。
請求項4の構成によれば、装着状態において組み付けの際のスライド側とは逆方向に移動しないように規制されるため、グリッド電極の離脱を防止できる好適な構成となる。
請求項5の構成によれば、グリッド電極の変形をより一層確実に防止できる構成となる。
グリッド電極を安定して支持するには、各々の対向壁において2箇所以上ずつ、計4箇所以上で支持することが望ましいが、支持箇所が多くなると、組み付け作業時において支持が確実に行われているか否かの確認作業の労力が増大してしまう。請求項6の構成によれば、フレームにおいてグリッド電極を安定して支持できる構成としつつ、組み付け作業を簡易に行える構成となる。
請求項7の構成によれば、仮に連結部の存在によって放電ムラが生じたとしても、連結部が印字領域外に配置されているため、放電ムラによって印字品質が損なわれることを防止できる。
請求項8の構成によれば、電源端子と接続端子との当接を、グリッド電極の脱落防止にも兼用できることとなる。即ち、電源端子との当接によってグリッド電極が組み付けの際のスライド側に絶えず押されることとなるため、グリッド電極がフレームに安定して保持される構成となる。
請求項9の構成によれば、請求項1ないし請求項8いずれかに記載のものと同様の効果が得られ、小型化を図りやすい画像形成装置となる。
まず、図1ないし図5を参照して全体構成について説明する。
レーム28に対して着脱自在に装着されている。この現像カートリッジ31内には、トナー収容室39、供給ローラ40、現像ローラ41および層厚規制ブレード42が設けられている。
ード42は、現像ローラ41の上方において現像カートリッジ31に支持されて、押圧部47がブレード本体46の弾性力によって現像ローラ41上に圧接されている。
管内に加熱のためのハロゲンランプとを備え、図示しないモータからの動力の入力により回転駆動される。
(プロセスカートリッジの全体構成)
図3は、プロセスカートリッジ20の平面図であり、図4は、プロセスカートリッジ20の側面図である。また、図5は、図3に示す切断線A−Aにおける断面図である。
着される。
次に、帯電器の構成について説明する。
て移動範囲が規制されることとなる。
次に、グリッド電極について説明する。
成された案内部160aによって長手方向(Z軸方向)に案内されて図11(b)(c)のように互いに係合し、グリッド電極38と上フレーム27とが互いに連結されることとなる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
1a…装置本体
20…プロセスカートリッジ
27…上フレーム(フレーム)
27a,27b…ワイヤ支持壁 27c…係止部
29…感光ドラム(感光体)
30…帯電器37…帯電ワイヤ
37a…架設部
37b…延設部
38…グリッド電極
38a、38b…対向壁
120…ワイヤ牽引部材
121…コイルスプリング部
123…係合部
125…電極部
127…キャップ(移動規制部材)
141…凹部
142a…対向面
160…連結部
165…被連結部
160a…案内部
160b…延出部
167…傾倒防止部
169a…接続端子
L…コイル中心線
Claims (9)
- 感光体と、
前記感光体を帯電させる帯電器とを有するプロセスカートリッジであって、
前記帯電器は、
長手状に構成され、かつその長手方向と直交する断面が略コの字状に構成されており、前記長手方向に沿った一対の対向壁を有する導電性のグリッド電極と、
前記グリッド電極の前記対向壁の各々を支持することにより前記グリッド電極を保持するフレームと、
前記フレームに装着され、かつ前記グリッド電極における一対の前記対向壁の間においてこれら対向壁に沿って架設される帯電ワイヤと、
を備え、
前記グリッド電極における一対の前記対向壁の各々において、前記長手方向に延びてなる延出部を備えた、突起部及び切り欠き部のいずれかからなる連結部が設けられており、
前記フレームには、前記連結部と係合する被連結部が設けられており、
前記グリッド電極を前記フレームに組み付ける際において、当該グリッド電極を前記フレームに対し前記長手方向に相対的にスライドさせることにより、前記連結部に設けられた前記延出部が前記被連結部と係合し、前記グリッド電極と前記フレームとが互いに連結されることを特徴とする画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスカートリッジ。 - 前記対向壁における長手方向に延びる端縁部において、外縁が略直線状に構成された直線部が形成され、
前記連結部は、前記直線部の一部を略L字状に切り欠いた切り欠き部として構成されており、当該切り欠き部の縁部が前記延出部として構成されていることを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。 - 感光体と、
前記感光体を帯電させる帯電器とを有するプロセスカートリッジであって、
前記帯電器は、
長手状に構成され、かつその長手方向と直交する断面が略コの字状に構成されており、前記長手方向に沿った一対の対向壁を有する導電性のグリッド電極と、
前記グリッド電極の前記対向壁の各々を支持することにより前記グリッド電極を保持するフレームと、
前記フレームに装着され、かつ前記グリッド電極における一対の前記対向壁の間においてこれら対向壁に沿って架設される帯電ワイヤと、
を備え、
前記グリッド電極における一対の前記対向壁の各々において、前記フレームと連結するための連結部が形成され、
前記フレームには、前記連結部と係合する被連結部が設けられており、
前記連結部及び前記被連結部のいずれか一方には、他方を前記長手方向に案内するための案内部が形成されており、
前記グリッド電極を前記フレームに組み付ける際において、当該グリッド電極を前記フレームに対し前記長手方向に相対的にスライドさせることにより、前記連結部又は前記被連結部のいずれか一方が、他方に形成された前記案内部によって前記長手方向に案内されて互いに係合し、前記グリッド電極と前記フレームとが互いに連結されることを特徴とする画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスカートリッジ。 - 前記グリッド電極が装着されている状態において、当該グリッド電極が、前記フレームに対して組み付けの際のスライド側とは逆方向に移動しないように規制する移動規制部材
を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。 - 前記フレームには、前記対向壁が対向側に傾倒することを防止する傾倒防止部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
- 前記連結部は、一対の前記対向壁の各々において2つずつ設けられており、いずれの対向壁においても、当該連結部が前記長手方向の両端部に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
- 前記連結部は、前記長手方向において印字領域外の位置に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。
- 前記グリッド電極は、当該プロセスカートリッジの外部に設けられた電源端子と当接する接続端子を有しており、
前記接続端子は、当該プロセスカートリッジにおいて、前記グリッド電極の組み付け際のスライド側とは逆側の端部に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のプロセスカートリッジ。 - 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のプロセスカートリッジを用いて画像形成を行うように構成されたことを特徴とする画像形成装置。
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