JP2006321635A - ハンドレール用シートの製造方法 - Google Patents

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祐誠 平山
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Abstract

【課題】 図柄等の表示の緻密な表現方法により装飾性や表示性が向上させる。
【解決手段】 ハンドレールに貼り付けるハンドレール用転写印刷シート4にインクジェットプリンター2のインクヘッドからインキを吐出し、出力することによって、ハンドレール用転写印刷シート上に数字、図名等の表示物を形成する。さらに、ハンドレール用転写印刷シート上に表示物を形成した後に、表面保護シートを設けてラミネートする。ハンドレール用転写印刷シートはエスカレータや動く歩道のハンドレールに貼り付けられるシートとして用いられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インキ吐出方式によりハンドレール用転写印刷シートに図柄等の表示を出力印刷する方法に関する。さらに詳しくは該シートに液体トナーによる転写方式で図柄等の表示を出力するかわりにインキ吐出方式によりハンドレール専用転写印刷シートに図柄等の表示を出力印刷する方法に関する。
エスカレータや動く歩道等のハンドレールはその表面に広告を貼り付けるなどその利用価値が広がっている。特許文献1、特許文献2にはハンドレールに図形や文字等を設けることが開示されている。
ハンドレールに広告などを貼り付けるシート(装飾シート)はハンドレールの機構の特性から、摩擦に耐えかつハンドレールから離脱せずに密着した状態が維持されることが求められる。
このようなシートとしては、例えば住友スリーエム株式会社によりハンドレール用シートが開発され利用されている。この場合のシートの製造方法は、液体トナーを用いたスコッチプリント(登録商標)システムにより、転写紙に出力された図柄等の表示をハンドレール用転写印刷シートに転写し、更にその表面に保護フィルム(表面保護シート)を貼り付けるというものであった。
実開昭61−59274号公報 実開昭63−162777号公報
しかしながら、このハンドレール用転写印刷シートは、スコッチプリント(登録商標)の出力特性から図柄やその色合いやデザインによっては網点方式による表現方法のため、近くで見た場合、その図柄(写真あるいはデザイン)が粗い印象を受ける場合があった。
これはスコッチプリント(登録商標)においては図柄や色のグラデーションの表現方法が網点などのためであり、かつその解像度が400dpi程度であることに起因している。
本発明者らは、以上のような問題点を解決するために、図柄等の表示のより精密な出力に関し鋭意研究を行った結果、以下の発明に至った。
すなわち本発明は、ハンドレール用転写印刷シートをインクジェット出力のシートに転用することにより、課題の解決を図るものである。
本発明によれば、図柄等の表示の緻密な表現方法により装飾性や表示性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について実施例に基づいて図面を用いて詳細に説明する。
[実施例]
本発明のハンドレール用シートの製造方法を用いた製造工程を図1を用いて説明する。図1はインクジェット法を用いて転写印刷シートに表示を印刷する製造工程を示す図である。パーソナルコンピュータ(PC)1からハンドレール用の転写印刷シートに印刷する、数字、文字、図形等の表示のベクトルデータをインクジェットプリンター2のRIP(Raster Image Processor)21に出力する。RIP21はベクトルデータをラスターイメージ(ビットマップ)に展開するものであり、このラスターイメージをインクジェットヘッド23に送り、インク(CMYK)を転写印刷シート4に吐出することで数字、文字、図形等の表示を印刷する。転写印刷シート4はロール状に巻かれた転写印刷シートロール3から順次送られる。転写印刷シート4はヒーター22により適温に加熱される。印刷後の転写印刷シート4に、表面保護シートを貼り付けた。
転写印刷シート及び表面保護シートとしては、住友スリーエム株式会社製でスコッチプリント(登録商標)システム用のハンドレール用である転写印刷シート、および専用の表面保護シートを用いた。インクジェットプリンターは機種名SPZ2500(住友スリーエム株式会社)を用いた。インク(CMYK)は機種名SPZ2500用のソルベントタイプ(溶剤型)顔料インクを用いた。
出力された印刷シートと表面保護シートの密着性はよく、また図柄は解像度720dpiで出力されており、表現方式も家庭用プリンターと同様、ドットや網点が視認されることもなくきわめて良好であった(図2)。図2は上記インクジェット法でベタ印刷(四角形)の印刷を行ったものを示す図である。
[比較例]
比較例として、液体トナーを用いたスコッチプリント(登録商標)システムを用いて転写プロセスにより転写印刷シートに印刷を行う製造工程を図3を用いて説明する。図3は転写プロセスにより転写印刷シートに表示を印刷する製造工程を示す図である。パーソナルコンピュータ(PC)5からシートに印刷する、数字、文字、図形等の表示のベクトルデータをPC6のRIP(Raster Image Processor)61に出力する。RIP61はベクトルデータをラスターイメージ(ビットマップ)に展開するものであり、このラスターイメージをプリンター制御用のPC7に送り、プリンター8で、シートロール10からのシートに液体インク(CMYK)をラスターイメージに基づき印刷する。印刷されたシートはロール状に巻かれて印刷済シートロール11となる。
印刷済シートロール11は転写ラミネート装置9内に設置され、転写印刷シートロール91から送られる転写印刷シートに、印刷済シートロール11から送られる印刷済シートの印刷層が一対の加熱ローラ92により熱転写される。転写が終わったシートはロール状に使用済シート93として巻き取られる。更に表面保護シートが剥離紙上に形成されてロール状に巻かれた表面保護シートロール94から送られる、剥離紙上の表面保護シートをローラ96により、転写印刷シートに貼り付けた(ラミネート貼)。剥離紙はロール状に剥離紙ロール95として巻き取られる。
転写印刷シート及び表面保護シートとしては、実施例と同じ、住友スリーエム株式会社製でスコッチプリント(登録商標)システム用のハンドレール用である転写印刷シート、および専用の表面保護シートを用いた。プリンター及び転写ラミネート装置はスコッチプリント2000システム(住友スリーエム株式会社)を用いた。
出力された印刷シートと表面保護シートの密着性はよかったが、図柄は解像度400dpiで出力されており、表現方式も網点であるために近くで見ると粗い印象になった(図4)。図4は上記転写法でベタ印刷(四角形)の印刷を行ったものを示す図である。
[参考例]
スコッチプリントシステム用のバスの装飾用の転写印刷シート(住友スリーエム社(株)製)である印刷シートを入手し、これに実施例と同じくSPZ2500プリンターにて一定の図柄を出力した。
その結果、インクの乾燥のための条件設定により、若干の加熱を行うため、シートが伸縮し実用に耐えなかった。
また、インキの乾燥も悪く、更にシートの表面でインキをはじくため図柄がまだらになった。
本発明はエスカレータや動く歩道等に用いられるハンドレールに貼り付けられ、図柄等の表示が印刷されるシートに用いられる。
本発明のハンドレール用シートの製造方法を用いた製造工程を示す図である。 インクジェット法で転写印刷シートにベタ印刷(四角形)の印刷を行ったものを示す図である。 転写プロセスにより転写印刷シートに表示を印刷する製造工程を示す図である。 転写法で転写印刷シートにベタ印刷(四角形)の印刷を行ったものを示す図である。
符号の説明
1 パーソナルコンピュータ(PC)
2 インクジェットプリンター
3 転写印刷シートロール
4 転写印刷シート

Claims (3)

  1. ハンドレールに貼り付けるハンドレール用転写印刷シートにインクジェット法によりインキを吐出し、出力することによって、該転写印刷シート上に表示物を形成するハンドレール用シートの製造方法。
  2. 請求項1に記載のハンドレール用シートの製造方法において、前記転写印刷シート上に表示物を形成した後に、表面保護シートを設けることを特徴とするハンドレール用シートの製造方法。
  3. 請求項1に記載のハンドレール用シートの製造方法において、前記転写印刷シートはエスカレータのハンドレールに貼り付けられるシートであることを特徴とするハンドレール用シートの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100898021B1 (ko) 2009-01-19 2009-05-19 이효재 전사인쇄필름의 제조방법
JP2009220977A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Rinrei:Kk 乗客コンベアにおける手すりベルトの保護膜形成方法
JP2021123444A (ja) * 2020-02-04 2021-08-30 東芝エレベータ株式会社 撮影状態診断方法、画像処理装置および遠隔監視プログラム

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