JP2006319669A - 部材取付け治具 - Google Patents

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俊昭 柿井
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斉 日根野
Hiroshi Sumita
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Abstract

【課題】 この発明は、種々の取付け対象に対して所望の部材を保持した状態で安定的に取付けるための部材取付け治具等を提供する。
【解決手段】 部材取付け治具(100)は、複数の当接部分(110a,110b,120a,120b)と、これら当接部分(110a,110b,120a,120b)それぞれの一端を支持する連結部分(130)と、所望の部材を保持するための保持構造とを備える。取付け対象には、当接部分(110a,110b,120a,120b)のうち一方の組(110a,110b)と残った他方の組(120a,120b)とによって把持されることにより、所望の部材が取付けられる。特に、連結部分(130)には、当接部分(110a,110b,120a,120b)が取付け対象を挟んだ状態で、当該連結部分(130)と取付け対象との間に間隙を形成するためのストッパー(150a,150b)が設けられている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、対象物にカメラ等の部材を取付けるための部材取付け治具に関するものである。
近年、通信容量及び通信速度の向上等により、撮影用カメラが取付けられた表示装置(特許文献1参照)を利用して、音声や映像などマルチメディアを媒介とした遠隔地間の双方向対話を実現するテレビ会議システムが実用化されている。このようなテレビ会議システムなど双方向対話型システムに適用可能な端末装置では、特に、既存の表示装置に対するカメラの相対位置をいかに固定するかが重要であり、カメラ等の部材を対象物(例えば、表示装置や、壁、天井などの任意の場所)に取付けるための部材取付け治具の開発が盛んに行われている(特許文献2及び3参照)。
特開平7−287623号公報 特開2004−020326号公報 特開平6−178171号公報
発明者らは、上述のような従来の部材取付け治具を検討した結果、以下のような課題を発見した。すなわち、テレビ会議システムなどの双方向対話型システムの端末装置として利用可能なノートパソコンや薄型液晶ディスプレイ等の場合、表示装置の縁などでは撮影用カメラなどの取付け可能な幅が狭く、また厚さ、形状が様々であり、このような表示装置の縁に容易に脱着可能で、しっかりとカメラを初め電子機器などの部材が固定できる部材取付け治具はなかった。特に、ノートパソコンにおける表示装置の液晶ディスプレイなどモニタ部分は部材取付け治具が接触すると液晶面及び内部の配線部を傷つけ、故障の原因となることから、該モニタ部分に触れることなく部材の取付け、取外しを容易に可能にする部材取付け治具が求められている。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、厚さ、取付け部位の形状の異なる種々の取付け対象に対して所望の部材を保持した状態で安定的に取付け可能にするとともに、該対象物に対する部材の相対位置を固定するための部材取付け治具を提供することを目的としている。
この発明に係る部材取付け治具は、種々の取付け対象に対して、カメラ等、センサ、照明器具の電子機器の他、紙部材、筆記具などの所望の部材を保持した状態で安定的に取付けるための治具である。近年、有線、無線を問わずインターネット等の伝送手段に接続されたパソコンを通信端末として、音声、映像などマルチメディアを媒介とした双方向対話を実現するテレビ会議システムなどの双方向対話型システムが実用化されてきた。当該部材取付け治具の代表的な利用分野としては、例えば通信端末の表示装置にWebカメラを固定する際の取付け治具が考えられる。
具体的に、この発明に係る部材取付け治具は、複数の当接部分と、該複数の当接部分の間に位置しこれら当接部分それぞれの一端を支持する連結部分と、所望の部材を保持するための保持構造とを備える。これら複数の当接部分のうち一方の組と残った他方の組とで取付け対象を挟むことにより、該取付け対象に対する該部材の相対位置が固定される。なお、取付け対象を挟む当接部分のうち一方の組は1又はそれ以上の当接部分が含まれ、他方の組にも1又はそれ以上の当接部分が含まれる。また、取付け対象に対してその相対位置が固定される部材としては、双方向対話で重要な撮像部(カメラ)、センサ、照明器具などの電子機器の他、対話中に参照されるような補助資料、パソコンへ直接キーボード入力する際のテキストなどの紙部材、筆記具も含まれる。
特に、この発明に係る部材取付け治具は、複数の当接部分が取付け対象を挟んだ状態で、連結部分と取付け対象との間に間隙を形成するためのストッパーが当該連結部分に設けられたことを特徴としている。
このように、複数の当接部分が挟んだ状態で当該部材取付け治具が取付け対象に設置されたとき、連結部分に設けられたストッパーが該取付け対象と連結部分とを所定距離だけ離間させた状態にする。この場合、取付け対象を把持する複数の当接部材に付勢される反発力と比較して少しの外力が連結部分の前後方向に加わるだけで、当該部材取付け治具の取付け対象に対する設置状態が変えられるため、当該部材取付け治具の取付け対象からの取外しが容易になる。また、このストッパーが取付け対象と連結部分との間に介在することにより、取付け対象における当接部分の接触位置を、より取付け対象の縁側に設定させることが可能になる。例えば、取付け対象が液晶ディスプレイなどモニタ画面を有する表示装置である場合、このストッパーが設けられることにより、一方の当接部分の端部が該モニタ画面に直接接触しない位置(液晶ディスプレイを傷つけない位置)に調節することが可能になる。
また、この発明に係る部材取付け治具において、上記複数の当接部分の少なくともいずれかは、当該複数の当接部分が取付け対象を挟んだ状態で該取付け対象に複数箇所で接触するよう、1又は複数箇所で折り曲げられているのが好ましい。また、上記複数の当接部分は、取付け状態を安定させるため、一方の組に属する当接部分の長さが他の組に属する当接部分よりも長く設定されているのが好ましい。複数の当接部分それぞれは、連結部分から連続して伸びた該連結部の一部を折り曲げた部分で構成されるのが好ましく、この場合、該複数の当接部分に形成された隙間以上の厚みを有する取付け対象に対して、該複数の当接部分には所定の反発力が付勢される。
この発明に係る部材取付け治具において、上記複数の当接部分の少なくともいずれかには、取付け対象への取付けあるいは該取付け対象からの取外しを容易にするため、弾力性を有する材料で構成されるか、又は、クッション材などの弾力性を有する材料が取付けられるのが好ましい。このように、クッション材などの弾性変形により取付け対象の形状の違いが吸収され、種々の形状に対しても容易、かつ、しっかりと当該部材取付け治具が固定され得る。加えて、上記複数の当接部分それぞれの端部うち少なくとも一箇所以上の部分には、取付け対象の損傷を防止するため、柔らかい材料が取付けられるのが好ましい。
なお、所望の部材を一体的に保持する上記保持構造は、連結部分から連続して伸びた該連結部分の一部を構成する支持部分に設けられるのが好ましい。ただし、この保持構造は、当該部材取付け治具の小型化等の要求に答えて、連結部材自体に設けられてもよい。さらに、小型化等の要求を満たすための構造として、例えば、保持構造は、複数の当接部分のうちいずれかの当接部分から連続して伸びた、当該当接部分の一部を構成する支持部分に設けられてもよい。保持構造は、複数の当接部分のうちいずれかの当接部分自体に設けられてもよい。また、保持構造は、該保持構造を取付けるための構造を備えるとともに、複数の当接部分のうちいずれかの当接部分あるいは連結部分のいずれかに取付けられた補助部材に設けられてもよい。
以上のようにこの発明によれば、異なる種々の取付け対象物に対して所望の部材を保持した状態で安定的に取付けることを可能にし、これにより、該対象物に対する部材の相対位置を固定する。
以下、この発明に係る部材取付け治具の各実施形態について、図1〜図9を用いて詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一要素、同一部位には同一符号を付して重複する説明を省略する。
この発明に係る部材取付け治具の第1実施形態の構成を示す斜視図である。図1に示されたように、第1実施形態に係る部材取付け治具100は、種々の取付け対象に対して、カメラ、センサ、照明器具などの電子機器の他、紙部材などの所望の部材を保持した状態で安定的に取付けるための治具である。具体的に、部材取付け治具100は、連結部分130と、取付け対象を挟み込む複数の当接部分と、所望の部材を保持する保持構造が設けられる支持部分140と、一対のストッパー150a、150bを備える。ここで、複数の当接部分は、取付け対象を挟む一方の組に属する当接部分として、前方当接片110a、110bを含むとともに、残った他方の組に属する当接部分として、後方当接片120a、120bを含む。
なお、取付け対象を挟む前方当接片と後方当接片は、必ずしも一つずつで対を構成する必要はない。例えば、複数の前方当接片と一つの後方当接片とを組み合わせた構成、一つの前方当接片と複数の後方当接片とを組み合わせた構成、あるいは、この第1実施形態のように複数の前方当接片と複数の後方当接片とを組み合わせた構成のいずれであってもよい。
また、前方当接片110a、110bの取付け対象に向いた面には、クッション材111a、111bが取付けられている。同様に、後方当接片120a、120bの取付け対象に向いた面にも、クッション材121a、121bが取付けられている。一対のストッパー150a、150bにも、取付け対象に接触する端部にクッション材151a、151bが取付けられている。これらクッション材111a、111b、121a、121b、151a、151bは、いずれも各部分の端部を保護する形状を有する、柔らかいゴム製部材である。
当該部材取付け治具100が取付け対象に取付けられた際、該取付け対象の裏面側に位置する後方当接片120a、120bの長さは、該取付け対象の正面側に位置する前方当接片110a、110bよりも長く設定されており、これら後方当接片120a、120bは、取付け対象の裏面に複数箇所で接触するよう、複数箇所で折り曲げられた構造を有する。
上述のような構造を有する部材取付け治具100の製造工程を、図2を用いて説明する。当該部材取付け治具100における前方当接片110a、110b及び後方当接片120a、120bは、取付け対象を把持した状態で当該部材取付け治具100自体が固定され得る程度の反発力が付勢されるため、連結部分130の一部を折り曲げることにより形成される。
すなわち、所定の厚みを有する金属板が、まず図2に示されたような形状に加工される。この加工された金属板は、連結部分130から前方に連続して伸びた前方当接片110a、110bと、連結部分130から後方に連続して伸びた後方当接片120a、120bと、連結部分130の左右に連続して伸びたストッパー150a、150bと、連結部分130から連続して伸びた支持部分140で構成されている。
このとき、上述のような形状に加工された金属板における下面(図面の下側)の対応する部分には、それぞれ端部を保護する形状のクッション材111a、111b、121a、121b、151a、151bが貼り付けられる。
続いて、線L1に沿って前方当接片110a、110bを、線L2に沿ってストッパー150a、150bを、そして、線3に沿って後方当接片120a、120bを、それぞれ連結部分130の下方側(図面の下側)に向かって折り曲げる。さらに、後方当接片120a、120bを線L4及びL5に沿って互いに逆方向に折り曲げるとともに、支持部分140を線L4に沿って連結部分130の上方(図面の上側)に向かって折り曲げることにより、図3に示されたような構造の部材取付け治具100が得られる。なお、図3(a)は、上述のような製造工程を経て得られた部材取付け治具100の正面図であり、図3(b)は、部材取付け治具100の側面図である。
次に、ノートパソコンの表示装置を取付け対象として、この第1実施形態に係る部材取付け治具100の取付け方法及び取外し方法を説明する。図4は、第1実施形態に係る部材取付け治具100の取付け方法及び取外し方法を説明するための図である。
まず、部材取付け治具100における前方当接片110a、110bの先端を表示装置8のA点に接触させ、このA点を支点として連結部分130を矢印S1で示された方向(表示装置8の後方側)に倒していく。この際、前方当接片110a、110bと後方当接片120a、120bには、それぞれの間隔が広げられることにより表示装置8を把持するための反発力が付勢される。また、後方当接片120a、120bにはクッション材121a、121bが取付けられており、表示装置8の表面を傷つけることなく該表示装置8の裏面に沿って後方当接片120a、120bがスライドしていく。なお、図中の領域Mは、表示装置8のモニタ画面に相当する領域を示している。また、連結部分130から連続して伸びた前方当接片110a、110b、後方当接片120a、120b、一対のストッパー150a、150bの各先端にはクッション材111a、111b、121a、121b、150a、150bの一部が位置しており、当該部材取付け治具100の取付け作業時あるいは取外し作業時に表示装置8の表面が傷つくことはない。
そして、図4(b)に示されたように、後方当接片120a、120bが表示装置8における裏面のB1点及びB2点の2箇所で接触する状態で、当該部材取付け治具100が表示装置8に固定される。その際、連結部分130と表示装置8とは、ストッパー150a、150bによって所定距離離間した状態で、部材取付け治具100が表示装置8に固定される。なお、ストッパー150a、150bが表示装置8と連結部分130との間に介在することにより、表示装置8における前方当接片110a、110bの接触位置(A点)を、より表示装置8の縁側に設定させることが可能になる。このように、ストッパー150a、150bが設けられることにより、前方当接片110a、110bの端部が該モニタ画面に直接接触しない位置(液晶ディスプレイを傷つけない位置)に調節することが可能になる。
一方、表示装置8から部材取付け治具100を取外す場合には、図4(b)中の矢印S2で示された方向(表示装置8の前方側)に、A点を支点として連結部分130を倒すことにより、容易に当該部材取付け治具100を表示装置8から取外すことができる。
このように、ストッパー150a、150bが設けられたことにより、モニタ領域Mを外した部位で表示装置を把持する際に前方当接片110a、110bと後方当接片120a、120bに付勢された反発力と比較して少しの外力が連結部分130の後方から前方に向かって加わるだけで、当該部材取付け治具100の取外しが容易になる。
なお、この第1実施形態に係る部材取付け治具110には、連結部分130から連続して伸びた支持部分140には、所望の部材を保持するための保持構造が設けられる。
次に、この発明に係る部材取付け治具の第2実施形態について説明する。図5は、この発明に係る部材取付け治具の第2実施形態の構成を示す斜視図である。
この第2実施形態に係る部材取付け治具200は、支持部材の形状が第1実施形態に係る部材取付け治具100と異なる。
すなわち、部材取付け治具200は、第1実施例に係る部材取付け治具100と同様に、連結部分130と、互いに対向している当接部分を構成する前方当接片110a、110bと、後方当接片120a、120bと、一対のストッパー150a、150bを備える。ただし、この第2実施形態に係る部材取付け治具200において、所望の部材を保持する保持構造が設けられる支持部分240は、連結部分130の前方に向かって伸びた形状を有する。なお、図5には、保持構造としてカメラを把持した状態で保持するカメラホルダー250が設置されており、このカメラホルダー250にはカメラの撮像方向を変えるための角度調節機構が設けられている。
図6(a)には、カメラ5がカメラホルダー250に保持された部材取付け治具200が表示装置8に固定された状態が示されている。なお、このカメラ5と部材取付け治具200とにより撮像装置が構成される。
この第2実施形態では、カメラなどを保持するための保持構造が連結部分130から連続して前方に向かって伸びた支持部分240に設けられている。しかしながら、この保持構造は、連結部分130自体に設けられてもよい。図6(b)は、カメラ5を把持した状態で保持するカメラホルダー250(保持構造)が連結部分130自体に設けられた、この発明に係る部材取付け治具の第3実施形態の構成を示す図である。この図6(b)に示されたように、この第3実施形態に係る部材取付け治具300において、カメラホルダー250は連結部分130自体に設けられているが、ストッパー150a、150bが連結部分130と表示装置8との間に設けられることにより、カメラホルダー250が連結部分130に容易に取付けることが可能になる。
なお、上述の第2及び第3実施形態のいずれにおいても、カメラ5の撮像方向は、保持機構であるカメラホルダー250の角度調節機構により、図6(a)及び6(b)中の矢印S3で示された方向に変えることが可能である。また、カメラホルダー250などの保持機構が設置される場所は、上述の第1〜第3実施形態で例示された位置には限定されない。例えば、カメラホルダー250のような保持構造は、当接片110a、110b、120a、120bのうちいずれかの当接片から連続して伸びた、当該当接片の一部を構成する支持部分に設けられてもよい。また、保持構造は、当接片110a、110b、120a、120bのうちいずれかの当接片自体に設けられてもよい。また、保持構造は、該保持構造を取付けるための構造を備えるとともに、当接片110a、110b、120a、120bのうちいずれかの当接片あるいは連結部分130のいずれかに取付けられた補助部材に設けられてもよい。
図7は、この発明に係る部材取付け治具の第4実施形態の構成を説明するための図である。
この第4実施形態に係る部材取付け治具400は、保持構造自体が保持されるべき部材側(この図7ではカメラ5側)に設けられている点で、上述の第2実施形態に係る部材取付け治具300と異なる。また、上述の第1〜第3実施形態と同様に、この第4実施形態も保持されるべきカメラ5、当該部材取付け治具100〜400、表示装置8等により通信端末として機能可能な端末装置を構成している。
特に、視線一致した状態での双方向対話を実現する双方向対話型システムに適用される端末装置の場合、カメラ5及び部材取付け治具100〜400により構成される撮像装置は、カメラ5の少なくとも一部(レンズ部分)が表示装置8のモニタ画面800に重なるようカメラ5を該モニタ画面800の前方に落とし込むための構造を有するのが好ましい。そのため、図7(a)に示された撮像装置(カメラ5及び部材取付け治具400で構成されている)は、カメラ5側に落とし込み構造50が設けられている。なお、この落とし込み構造は、当該部材取付け治具400側に設けられてもよい。
図7(b)は、上述のような構造を有する撮像装置が表示装置8の上部に取付けられた状態を示す図である。
上述の第2〜第4実施例では、保持構造としてカメラを保持するカメラホルダーの例が示されたが、当該部材取付け治具が保持可能な部材は、カメラなどの電気機器には限定されない。例えば、対話中に参照されるような補助資料、パソコンへ直接キーボード入力する際のテキストなどの紙部材、ボールペン、鉛筆などの筆記具であってもよい。図8は、この発明に係る部材取付け治具の第5実施形態における主要部の構成を示す図である。
この図8に示された第5実施形態に係る部材取付け治具500は、実質的には第1実施形態と同様の構造を有するが、連結部分130から連続して伸びた支持部分140に、紙部材520を保持するための保持構造として、クリップ510が設けられていることを特徴としている。このように、この発明に係る部材取付け治具は、保持すべき部材の形状等に応じて種々の保持構造を有する。
なお、この発明に係る部材取付け治具は、カメラを保持対象とした場合、このカメラ5と該カメラ5をカメラホルダー240で保持した部材取付け治具により撮像装置が構成される。また、この撮像装置とともに、取付け対象である表示装置8により端末装置が構成される。図9は、このように構成される端末装置を通信端末とした、双方向対話型システムの概略構成を示す図である。
この図9に示されたように、双方向対話型システムは、伝送手段27を介して複数の端末装置が接続された構成を備えている。第1対話者3Aと第2対話者3Bとがこの双方向対話型システムにより双方向対話を行う場合、伝送手段27を介して接続される一方の端末装置(第1対話者3A側の端末装置)は、カメラ5A、部材取付け治具400A(第4実施形態の構成)、及び表示装置8Aを少なくとも備える。また、他方の端末装置(第2対話者3B側の端末装置)は、カメラ5B、部材取付け治具400B(第4実施形態の構成)、及び表示装置8Bを少なくとも備える。
第1対話者3A側では、カメラ5Aにより該第1対話者3Aの画像1Aが該第1対話者3Aの音声とともに伝送手段27を介して第2対話者3B側の表示装置8Bに表示される。一方、第2対話者3B側では、カメラ5Bにより該第2対話者3Bの画像1Bが該第2対話者3Bの音声とともに伝送手段27を介して第21話者3A側の表示装置8Aに表示される。
第1実施形態に係る部材取付け治具400A、400Bとカメラ5A、5Bにより構成された撮像装置は、カメラ5A、5Bの少なくとも一部が表示装置8A、8Bのモニタ画面に重なるように落とし込まれており、これにより、第1及び第2対話者3A、3Bから見てカメラ5A、5Bが相手側対話者像と重なるため、このような撮像装置が適用された双方向対話型システムにより、容易に視線一致状態が実現された双方向対話が可能になる。
なお、上述の各実施形態では、当該部材取付け治具を利用してパソコンなどの通信端末(端末装置)に撮影用のカメラを固定する用途について説明されているが、当該部材取付け治具の用途は、このような用途のみには限定されない。屋内屋外を問わず、取付け対象を把持することにより所定の反発力が付勢される当接部分により把持可能な構造を有する対象物に対して所望の部材を固定させることが可能である。また、当該部材取付け部材で保持される部材は、カメラなどの電気機器や紙部材には限定されず、当接部分に付勢される反発力を調整(例えば、当接部分を構成する金属板の厚みを変える等)したり保持構造を工夫することにより、大きさ、形状、重量の異なる任意の部材が適用され得る。
この発明に係る部材取付け治具は、音声や対話者像などのマルチメディアを媒介として双方向対話を実現するテレビ会議システムなどの双方向対話型システムにおける端末装置への適用が可能であり、ノートパソコンの表示装置などに対して、カメラを取付けることで、低コストで双方向対話型システムにおける端末装置が実現され得る。
この発明に係る部材取付け治具の第1実施形態の構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係る部材取付け治具の製造工程を説明するための図である。 第1実施形態に係る部材取付け治具の構成を示す正面図及び側面図である。 第1実施形態に係る部材取付け治具の取付け方法及び取外し方法を説明するための図である。 この発明に係る部材取付け治具の第2実施形態の構成を示す斜視図である。 第2実施形態に係る部材取付け治具の取付け状態を、この発明に係る部材取付け治具の第3実施形態の構成とともに説明するための図である。 この発明に係る部材取付け治具の第4実施形態の構成を説明するための図である。 この発明に係る部材取付け治具の第5実施形態における主要部の構成を示す図である。 この発明に係る部材取付け治具が適用可能な双方向対話型システムの概略構成を示す図である。
符号の説明
5…カメラ(撮像部)、8…表示装置、100〜500…部材取付け治具、110a、110b…前方当接片、120a、120b…後方当接片、130…連結部分、140、240…支持部分、150a、150b…ストッパー、250、50…カメラホルダー(保持構造)、111a、111b、121a、121b、151a、151b…クッション材、510…クリップ(保持構造)、520…紙部材、800…モニタ画面。

Claims (11)

  1. 複数の当接部分と、これら当接部分それぞれの少なくとも一端を支持する連結部分と、所望の部材を保持するための保持構造とを備え、該複数の当接部分のうち一方の組と残った他方の組とで取付け対象を挟むことにより、該取付け対象に対する該部材の相対位置を固定するための部材取付け治具であって、
    前記連結部分は、前記複数の当接部分の一方の組と他方の組とが取付け対象を挟んだ状態で、当該連結部分と取付け対象との間に間隙を形成するためのストッパーが設けられた部材取付け治具。
  2. 複数の当接部分と、これら当接部分それぞれの少なくとも一端を支持する連結部分と、所望の部材を保持するための保持構造とを備え、該複数の当接部分のうち一方の組と残った他方の組とで取付け対象を挟むことにより、該取付け対象に対する該部材の相対位置を固定するための部材取付け治具であって、
    前記複数の当接部分の少なくともいずれかは、該複数の当接部分が前記取付け対象を挟んだ状態で該取付け対象に複数箇所で接触するよう、1又は複数箇所で折り曲げられている部材取付け治具。
  3. 前記複数の当接部分それぞれは、前記連結部分から連続して伸びた該連結部の一部を折り曲げた部分であって、該複数の当接部分のうち一方の組に属する当接部分の長さが他の組に属する当接部分よりも長く設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の部材取付け治具。
  4. 前記複数の当接部分の少なくともいずれかは、該複数の当接部分が前記取付け対象を挟んだ状態で該取付け対象に複数箇所で接触するよう、1又は複数箇所で折り曲げられていることを特徴とする請求項1記載の部材取付け治具。
  5. 前記複数の当接部分の少なくともいずれかは、弾力性を有する材料で構成されるか、又は、弾力性を有する材料が取付けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の部材取付け治具。
  6. 前記複数の当接部分それぞれの端部のうち少なくとも一箇所以上の部分には、柔らかい材料が取付けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の部材取付け治具。
  7. 前記保持構造は、前記連結部分から連続して伸びた、該連結部分の一部を構成する支持部分に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の部材取付け治具。
  8. 前記保持構造は、前記連結部分自体に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の部材取付け治具。
  9. 前記保持構造は、前記複数の当接部分のうちいずれかの当接部分から連続して伸びた、当該当接部分の一部を構成する支持部分に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の部材取付け治具。
  10. 前記保持構造は、前記複数の当接部分のうちいずれかの当接部分自体に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の部材取付け治具。
  11. 前記保持構造は、該保持構造を取付けるための構造を備えるとともに、前記複数の当接部分のうちいずれかの当接部分あるいは前記連結部分のいずれかに取付けられた補助部材に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の部材取付け治具。
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