JP2006319638A - コンテンツ符号化装置及びコンテンツ符号化プログラム、並びに、コンテンツ編集装置及びコンテンツ編集プログラム - Google Patents

コンテンツ符号化装置及びコンテンツ符号化プログラム、並びに、コンテンツ編集装置及びコンテンツ編集プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 同一のコンテンツから同一の符号化コンテンツを生成することが可能なコンテンツ符号化装置を提供する。
【解決手段】 コンテンツ符号化装置1は、リセット信号に基づいて、符号量を初期化する符号量初期化手段14と、量子化の度合いを示す量子化パラメータに基づいてコンテンツを量子化し、量子化データを生成する量子化手段5と、量子化データを可変長符号により符号化し、符号化データを生成する可変長符号化手段10と、符号化データを蓄積するバッファ11と、バッファ11に蓄積されている符号化データの符号量と、符号量の目標量とに基づいて、量子化パラメータを制御するレート制御手段15と、バッファ11に蓄積されている符号化データを転送レートに基づいて出力する出力手段12とを備える構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンテンツを符号化するコンテンツ符号化装置及びコンテンツ符号化プログラム、並びに、その符号化されたコンテンツを再符号化することなく編集することが可能なコンテンツ編集装置及びコンテンツ編集プログラムに関する。
現在、映像等のコンテンツの多くは、MPEG−2(Moving Picture Experts Group 2)の符号化方式によって符号化されている。このMPEG−2は、符号化時に仮想的なバッファを定義し、この仮想バッファの占有量に基づいて、量子化の特性を制御するパラメータである量子化スケール(量子化パラメータ)を制御することで、発生する符号量が目標量となるように制御を行っている(例えば、特許文献1、非特許文献1参照)。
ここで、図7を参照して、MPEG−2における符号量制御について、その概略を説明する。図7は、従来の符号量制御を行う符号量制御装置の構成を示すブロック図である。なお、ここでは、説明を簡略化するため、仮想バッファ及びその仮想バッファが対象とするピクチャを1種類(例えば、Iピクチャ〔イントラ符号化画像〕)とする。
図7に示すように、符号量制御装置50は、量子化手段51と、可変長符号化手段52と、バッファ(蓄積手段)53と、レート制御手段54とを備えている。
符号量制御装置50は、量子化手段51によって、映像信号が所定の大きさのブロック(マクロブロック)単位に直交変換(DCT:Discrete Cosine Transform)された直交変換データ(DCT係数)を、レート制御手段54で設定された量子化パラメータに従い量子化する。そして、符号量制御装置50は、可変長符号化手段52によって、量子化された直交変換データ(量子化DCT係数)を可変長符号により符号化する。さらに、符号量制御装置50は、その符号化されたデータ(符号化データ)をバッファ53(より詳細には、バッファ11内に設定した仮想バッファ)に蓄積し、図示を省略した出力手段により、転送レートに基づいて逐次外部に符号化データを出力する。なお、このバッファ53に蓄積される符号化データの量が発生符号量であって、符号量制御装置50は、この発生符号量がバッファ53に予め設定した目標量を超過しないように制御しなければならない。
そこで、符号量制御装置50は、レート制御手段54によって、バッファ53に蓄積される発生符号量を監視し、発生符号量が目標量となるように量子化ステップ(マクロブロック単位で設定される量子化パラメータ)を変更する。これによって、量子化手段51によって行われる量子化の度合いが変更され、その結果、発生符号量が目標量に変更されることになる。
すなわち、レート制御手段54は、目標量をT、1ピクチャ内のマクロブロック数をMBcnt、バッファ53における仮想バッファの初期符号量をd0、ピクチャの先頭から(j−1)番目のマクロブロックまでのビット(符号)量をBj-1としたとき、j番目のマクロブロック符号化前の仮想バッファの符号量djを、以下の式(1)により算出する。
j=d0+Bj-1−T×(j−1)/MBcnt …式(1)
なお、ピクチャ符号化後の仮想バッファの符号量は、次のピクチャを符号化する際の仮想バッファの初期符号量d0として用いられる。
また、レート制御手段54は、j番目のマクロブロックに対する量子化ステップQjを以下の式(2)により算出する。
j=dj×31/r …式(2)
ここで、rは、量子化を行う際の応答速度を制御する係数(リアクションパラメータ)であって、転送レートをBr、映像信号の1秒間に含まれるピクチャ数をPrとしたとき、以下の式(3)により算出される値である。
r=2×Br/Pr …式(3)
そして、量子化手段51が、前記式(2)で算出された量子化ステップに従い、マクロブロック単位でDCT係数の量子化を行うことで、発生符号量が目標量に変更される。
特開2004−166088号公報 映像情報メディア学会編,「総合マルチメディア選書 MPEG」,株式会社オーム社,平成10年7月20日,p.110−117
前記した符号量制御を行うMPEG−2等の符号化方式において、量子化パラメータ(量子化ステップ)は、1時点前のピクチャを符号化した際の仮想バッファの占有量に依存している(前記式(1)及び式(2)参照)。
このとき、従来の符号量制御装置は、時系列に連続した画像で構成されるコンテンツを符号化するため、起動後は内部状態(符号量)を初期化していない。すなわち、符号量制御装置を連続して動作させている状態においては、同じコンテンツを符号化しても、生成される符号化コンテンツが、ビット単位では異なるデータとなってしまう。このため、符号化コンテンツが、同一のコンテンツから生成されたものであるかどうかは、符号化コンテンツを再生(復号)し、視覚化することで、人手を介して確認しなければならないという問題があった。
また、発生符号量が逐次変化するため、符号化されたコンテンツの一部分に対して、別途符号化された他のコンテンツを差し替えようとすると、差し替えを行った時点の前後において、仮想バッファの符号量に不整合が発生してしまう。そして、この仮想バッファの符号量に不整合が生じている符号化コンテンツを復号装置で復号しようとすると、所定量以上のバッファ量が必要になって、復号することができない状態が発生するという問題がある。
この問題を回避するため、従来は、符号化されたコンテンツの一部分を差し替えようとする場合、一旦、符号化されたコンテンツを復号し、映像信号のフレーム単位で差し替えを行った後に、再度コンテンツを符号化することにより行っていた。すなわち、従来の手順によれば、コンテンツの一部分のみを差し替える場合であっても、コンテンツ全体を復号し、再度コンテンツ全体を符号化し直さなければならず、編集作業において手間と時間がかかってしまうという問題があった。
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであり、同一のコンテンツからは同一の符号化コンテンツを生成することが可能なコンテンツ符号化装置及びコンテンツ符号化プログラム、並びに、符号化コンテンツを復号することなく符号化コンテンツのままで編集することが可能なコンテンツ編集装置及びコンテンツ編集プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために創案されたものであり、まず、請求項1に記載のコンテンツ符号化装置は、時系列に連続した画像で構成されるコンテンツを圧縮符号化する際に、逐次符号化された符号化データを一時的に蓄積する蓄積手段内における符号量が、予め設定された目標量となるように制御するコンテンツ符号化装置において、符号量初期化手段と、量子化手段と、可変長符号化手段と、蓄積手段と、レート制御手段と、出力手段とを備える構成とした。
かかる構成において、コンテンツ符号化装置は、符号量初期化手段によって、外部から入力されるリセット信号に基づいて、蓄積手段に蓄積されている符号量を初期化する。そして、コンテンツ符号化装置は、量子化手段によって、コンテンツを量子化の度合いを示す量子化パラメータに基づいて量子化し、量子化データを生成する。この量子化パラメータは、コンテンツ符号化装置において、発生する符号量を制御するパラメータであって、例えば、MPEG−2の符号化方式においては、量子化ステップで表される値である。この量子化パラメータの値によって、量子化手段で生成される量子化データ量が増減することになる。
そして、コンテンツ符号化装置は、可変長符号化手段によって、量子化手段で生成された量子化データを符号化し、符号化データを生成する。
さらに、コンテンツ符号化装置は、符号化データを蓄積手段に蓄積し、レート制御手段によって、その蓄積手段に蓄積されている符号化データの符号量と、目標量とに基づいて、量子化パラメータを制御する。すなわち、この量子化パラメータに基づいて量子化手段が量子化を行うことで、符号量が目標量となるように制御されることになる。
なお、レート制御手段は、符号量初期化手段で初期化された符号量を基準にして、量子化パラメータを制御することになり、この符号量が初期化された段階でコンテンツの符号化を開始することで、同一のコンテンツから、ビット単位で同一のデータとなる符号化コンテンツを生成することが可能になる。
そして、コンテンツ符号化装置は、出力手段によって、蓄積手段に蓄積されている符号化データを、転送レートに基づいて出力する。
また、請求項2に記載のコンテンツ符号化装置は、請求項1に記載のコンテンツ符号化装置において、リセット信号検知手段を備え、前記符号量初期化手段が、前記リセット信号検知手段で検知されたリセット信号に基づいて、前記符号量を初期化することを特徴とする。
かかる構成において、コンテンツ符号化装置は、リセット信号検知手段によって、コンテンツに多重化されて入力されるリセット信号を検知し、このリセット信号を検知したタイミングで符号量を初期化する。
例えば、リセット信号検知手段は、コンテンツが映像信号であって、映像信号の先頭にリセット信号が多重化されている場合、そのリセット信号を検知することとしてもよいし、映像信号にタイムコードが多重化されている場合、そのタイムコードの特定の時刻をリセット信号とみなすこととしてもよい。
これによって、コンテンツ符号化装置は、映像信号の先頭、あるいは特定のタイミングで、符号量を初期化することが可能になる。
さらに、請求項3に記載のコンテンツ符号化装置は、請求項1又は請求項2に記載のコンテンツ符号化装置において、可変長符号化手段が、前記蓄積手段に蓄積されている符号化データの符号量を前記量子化データに多重化して、前記符号化データを生成する多重化手段を備えていることを特徴とする。
かかる構成において、コンテンツ符号化装置は、多重化手段によって、蓄積手段に蓄積されている符号化データの符号量を、その時点で符号化された符号化データに埋め込む(多重化する)ことができる。これによって、当該コンテンツ符号化装置において生成された符号化コンテンツの内容を解析することで、任意の時点における符号量を確認することができる。さらに、このコンテンツ符号化装置で生成された符号化コンテンツの一部分を差し替える場合、その差し替え対象となる部分符号化コンテンツの前後の符号量と同じ符号量となるように、差し替え用のコンテンツを符号化することで、符号量の整合性を保ったまま差し替えを行うことが可能になる。
また、請求項4に記載のコンテンツ符号化プログラムは、時系列に連続した画像で構成されるコンテンツを圧縮符号化する際に、逐次符号化された符号化データを一時的に蓄積する蓄積手段内における符号量が、予め設定された目標量となるように制御するコンテンツ符号化装置において、前記符号量を逐次前記符号化データに多重化するために、コンピュータを、符号量初期化手段、量子化手段、可変長符号化手段、レート制御手段、出力手段として機能させる構成とした。
かかる構成において、コンテンツ符号化プログラムは、符号量初期化手段によって、外部から入力されるリセット信号に基づいて、蓄積手段に蓄積されている符号量を初期化する。そして、コンテンツ符号化プログラムは、量子化手段によって、コンテンツを量子化の度合いを示す量子化パラメータに基づいて量子化し、量子化データを生成する。そして、コンテンツ符号化プログラムは、可変長符号化手段によって、量子化手段で生成された量子化データと、蓄積手段に蓄積されている符号化データの符号量とを可変長符号により符号化し、多重化することで符号化データを生成する。これによって、現時点における量子化パラメータを設定するために必要となる符号量が、その時点で符号化された符号化データに埋め込まれる。
さらに、コンテンツ符号化プログラムは、符号化データを蓄積手段に蓄積し、レート制御手段によって、その蓄積手段に蓄積されている符号化データの符号量と、目標量とに基づいて、量子化パラメータを制御する。すなわち、この量子化パラメータに基づいて量子化手段が量子化を行うことで、符号量が目標量となるように制御されることになる。
そして、コンテンツ符号化装置は、出力手段によって、蓄積手段に蓄積されている符号化データを、転送レートに基づいて出力する。
さらに、請求項5に記載のコンテンツ編集装置は、請求項3に記載のコンテンツ符号化装置によって、当該コンテンツ符号化装置の蓄積手段に蓄積されている符号化データの符号量が画像毎に多重化されて、コンテンツが符号化された符号化コンテンツを部分的に差し替えるコンテンツ編集装置であって、初期符号量抽出手段と、目標符号量抽出手段と、符号化手段と、更新手段とを備える構成とした。
かかる構成において、コンテンツ編集装置は、初期符号量抽出手段によって、符号化コンテンツから、当該符号化コンテンツにおける差し替え対象となる部分符号化コンテンツの先頭画像の符号化データに多重化されている符号量を抽出する。この符号量は、その画像を符号化する際に、コンテンツ符号化装置の仮想バッファ(蓄積手段)に蓄積されている符号量を示す値である。
そして、コンテンツ編集装置は、目標符号量抽出手段によって、符号化コンテンツから、部分符号化コンテンツにおける最終画像の次の画像の符号化データに多重化されている符号量を抽出する。この符号量は、部分符号化コンテンツの最終画像を符号化した際に、コンテンツ符号化装置の仮想バッファ(蓄積手段)に蓄積されている符号量を示す値である。
そこで、コンテンツ編集装置は、符号化手段によって、初期符号量抽出手段で抽出された符号量を初期値(初期符号量)とし、目標符号量抽出手段で抽出された符号量を目標量(目標符号量)として、差し替えを行うコンテンツを圧縮符号化することで、差し替え符号化コンテンツを生成する。このようにして生成された差し替え符号化コンテンツは、差し替え対象となる部分符号化コンテンツと発生符号量が同一となる。
そして、コンテンツ編集装置は、更新手段によって、符号化コンテンツにおける部分符号化コンテンツを、符号化手段で生成された差し替え符号化コンテンツに差し替える。このように、符号化コンテンツを差し替えても、発生符号量に変化がなく、同一の転送レートで出力が可能になる。
また、請求項6に記載のコンテンツ編集装置は、請求項3に記載のコンテンツ符号化装置によって、当該コンテンツ符号化装置の蓄積手段に蓄積されている符号化データの符号量が画像毎に多重化されて、コンテンツが符号化された符号化コンテンツを部分的に差し替えるために、コンピュータを、初期符号量抽出手段、目標符号量抽出手段、符号化手段、更新手段として機能させる構成とした。
かかる構成において、コンテンツ編集プログラムは、初期符号量抽出手段によって、符号化コンテンツから、当該符号化コンテンツにおける差し替え対象となる部分符号化コンテンツの先頭画像の符号化データに多重化されている符号量を、初期符号量として抽出する。
また、コンテンツ編集プログラムは、目標符号量抽出手段によって、符号化コンテンツから、部分符号化コンテンツにおける最終画像の次の画像の符号化データに多重化されている符号量を、目標符号量として抽出する。
そして、コンテンツ編集プログラムは、符号化手段によって、初期符号量抽出手段で抽出された初期符号量を初期値とし、目標符号量抽出手段で抽出された目標符号量を目標量として、差し替えを行うコンテンツを圧縮符号化することで、差し替え符号化コンテンツを生成する。このようにして生成された差し替え符号化コンテンツは、差し替え対象となる部分符号化コンテンツと発生符号量が同一となる。
そこで、コンテンツ編集プログラムは、更新手段によって、符号化コンテンツにおける部分符号化コンテンツを、符号化手段で生成された差し替え符号化コンテンツに差し替える。
さらに、請求項7に記載のコンテンツ編集装置は、請求項3に記載のコンテンツ符号化装置によって、当該コンテンツ符号化装置の蓄積手段に蓄積されている符号化データの符号量が画像毎に多重化されて、コンテンツが符号化された符号化コンテンツに、他のコンテンツを符号化して挿入するコンテンツ編集装置であって、符号量抽出手段と、符号化手段と、更新手段とを備える構成とした。
かかる構成において、コンテンツ編集装置は、符号量抽出手段によって、符号化コンテンツから、当該符号化コンテンツにおける挿入時点における画像の符号化データに多重化されている符号量を抽出する。
そして、コンテンツ編集装置は、符号化手段によって、符号量抽出手段で抽出された符号量を初期符号量及び目標符号量として、他のコンテンツを圧縮符号化して、挿入符号化コンテンツを生成する。これによって、挿入符号化コンテンツは、初期符号量を初期値として目標符号量を発生するように符号化される。
そして、コンテンツ編集装置は、更新手段によって、符号化コンテンツの挿入時点に、符号化手段で生成された挿入符号化コンテンツに挿入する。このように、符号化コンテンツの挿入を行っても、発生符号量に変化がなく、同一の転送レートで出力が可能になる。
また、請求項8に記載のコンテンツ編集プログラムは、請求項3に記載のコンテンツ符号化装置によって、当該コンテンツ符号化装置の蓄積手段に蓄積されている符号化データの符号量が画像毎に多重化されて、コンテンツが符号化された符号化コンテンツに、他のコンテンツを符号化して挿入するために、コンピュータを、符号量抽出手段、符号化手段、更新手段として機能させる構成とした。
かかる構成において、コンテンツ編集プログラムは、符号量抽出手段によって、符号化コンテンツから、当該符号化コンテンツにおける挿入時点における画像の符号化データに多重化されている符号量を抽出する。
そして、コンテンツ編集プログラムは、符号化手段によって、符号量抽出手段で抽出された符号量を初期符号量及び目標符号量として、他のコンテンツを圧縮符号化して、挿入符号化コンテンツを生成し、更新手段によって、符号化コンテンツの挿入時点に、符号化手段で生成された挿入符号化コンテンツに挿入する。
請求項1に記載の発明によれば、蓄積手段に蓄積されている符号化データの符号量を初期化するため、同一のコンテンツから同一の符号化コンテンツを生成することができる。これによって、本発明は、元のコンテンツを符号化して生成された複数の符号化コンテンツにおいてデータの同一性を、ビット単位で確認することができ、人手により視覚によって同一性の確認を行わなくても、コンピュータにより容易に比較を行うことができる。すなわち、符号化コンテンツを復号して、検査者が視覚によって同一性を判断する手間を省くことができる。
請求項2に記載の発明によれば、コンテンツに多重化されて入力されるリセット信号を検知するため、コンテンツの先頭において、符号量を初期化することができる。これによって、本発明は、元のコンテンツを符号化して生成された複数の符号化コンテンツにおいてデータの同一性を、ビット単位で確認することができ、人手により視覚によって同一性の確認を行わなくても、コンピュータにより容易に比較を行うことができる。
請求項3又は請求項4に記載の発明によれば、コンテンツを圧縮符号化する際に、蓄積手段内に蓄積される符号量(発生符号量)を、符号化データに多重化することができる。そして、その符号化されたコンテンツを解析することで、符号化データの生成時点における発生符号量を確認することが可能になる。これによって、符号化されたコンテンツを部分的に差し替える場合に、差し替えを行う前後の時点における発生符号量と同じになるように、差し替えコンテンツを符号化することで、符号量に矛盾を生じさせることなく、差し替えを行うことが可能になる。
請求項5又は請求項6に記載の発明によれば、符号化コンテンツを復号することなく、一部分の差し替えを行うことができる。
請求項7又は請求項8に記載の発明によれば、符号化コンテンツを復号することなく、他のコンテンツを符号化して挿入することができる。これによって、本発明は、コンテンツの編集作業の手間と時間を軽減させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[コンテンツ符号化装置の構成]
まず、図1を参照して、コンテンツ符号化装置の構成について説明する。図1は、本発明に係るコンテンツ符号化装置の構成を示すブロック図である。
図1に示したコンテンツ符号化装置1は、時系列に連続した画像で構成されるコンテンツ(映像信号)を符号化するとともに、その符号化されたデータ内に、逐次バッファ(蓄積手段)11内における符号量(発生符号量;バッファ占有量)を埋め込むものである。ここでは、コンテンツ符号化装置1は、ブロック分割手段2と、減算手段3と、変換手段4と、量子化手段5と、逆量子化手段6と、逆変換手段7と、加算手段8と、動き補償予測手段9と、可変長符号化手段10と、バッファ11と、出力手段12と、リセット信号検知手段13と、符号量初期化手段14と、レート制御手段15とを備えている。
ブロック分割手段2は、入力されたコンテンツ(映像信号)を所定の大きさのブロック単位に分割するものである。このブロック分割手段2で分割されたブロック(局所画像)は、逐次、減算手段3と動き補償予測手段9とに出力される。なお、このブロック分割手段2は、コンテンツの分割を、MPEG−2等の符号化規格に沿った16×16画素のマクロブロック単位で行ってもよいし、16×8、8×16、8×8、8×4画素等の種々の符号化規格に沿った大きさのブロック単位で行ってもよい。
減算手段3は、ブロック分割手段2で分割されたブロックと、後記する動き補償予測手段9において1単位時間前の当該ブロックに対応する画像に対して動き補償予測を行うことで予測された予測画像との差分により、予測誤差画像を生成するものである。この減算手段3で生成された予測誤差画像は、変換手段4に出力される。
変換手段4は、減算手段3で生成された予測誤差画像を周波数領域の情報に変換することで、変換係数を生成するものである。ここで生成された変換係数は、量子化手段5に出力される。
なお、この変換手段4で行われる周波数変換には、例えば、MPEG−2等で用いられている、8×8画素のブロック単位で行う離散コサイン変換(DCT)や、H.264/MPEG−4 AVCで用いられている、4×4画素のブロック単位の整数や小数精度の変換手法を用いることができる。なお、H.264/MPEG−4 AVCで用いられている周波数変換は、離散コサイン変換の浮動小数点計算を整数化(又は小数化)したものである。
量子化手段5は、後記するレート制御手段15から出力される量子化ステップ(量子化パラメータ)に基づいて、変換手段4で生成された変換係数を量子化し、量子化変換係数(量子化パラメータ)を生成するものである。この量子化手段5で生成された量子化変換係数は、逆量子化手段6と可変長符号化手段10とに出力される。
逆量子化手段6は、量子化手段5で生成された量子化変換係数に対して、逆量子化を行うことで、逆量子化変換係数を生成するものである。この逆量子化手段6で生成された逆量子化変換係数は、逆変換手段7に出力される。なお、この逆量子化手段6では、量子化手段5で使用した量子化ステップと同一の量子化ステップに基づいて、量子化変換係数を逆量子化する。
逆変換手段7は、逆量子化手段6で生成された逆量子化変換係数に対して、変換手段4で行った変換の逆変換を行うものである。この逆変換手段7で逆変換されて生成された画像(差分局所復号画像)は、加算手段8に出力される。
加算手段8は、逆変換手段7で生成された差分局所復号画像と、動き補償予測手段9で予測された予測画像とを、ブロック単位で加算することで、ブロック単位で復号された局所復号画像を生成するものである。この加算手段8で生成された局所復号画像は、動き補償予測手段9に出力される。
動き補償予測手段9は、ブロック分割手段2で分割されたブロック(局所画像)が、少なくとも1単位時間前に加算手段8で生成された局所復号画像に対してどれだけ移動したかを示す動きベクトルを生成するとともに、局所画像がその動きベクトル分動いたと予測される予測画像を生成するものである。この動き補償予測手段9で予測(動き補償予測)された予測画像は、減算手段3と加算手段8とに出力され、動きベクトルは、可変長符号化手段10に出力される。
可変長符号化手段10は、量子化手段5で生成された量子化変換係数(量子化データ)を可変長符号化(エントロピ符号化)し、符号化データを生成するものである。なお、ここでは、可変長符号化手段10は多重化手段10aを備えている。
多重化手段10aは、量子化手段5で生成された量子化変換係数(量子化データ)と、レート制御手段15が管理しているバッファ11に蓄積されている符号量(バッファ占有量)とを多重化するものである。
なお、多重化手段10aは、量子化変換係数や符号量以外にも、符号化データを復号するために必要な情報、例えば、量子化手段5で使用された量子化ステップ、動き補償予測手段9で生成された動きベクトル、符号化された画像がどのピクチャタイプであるか(Iピクチャ〔イントラ符号化画像〕、Pピクチャ〔フレーム間順方向予測符号化画像〕、Bピクチャ〔双方向予測符号化画像〕)等の情報も多重化する。
この可変長符号化手段10で生成された符号化データは、レート制御手段15で管理されているバッファ11の書き込みアドレスに基づいて、バッファ11に逐次蓄積される。なお、可変長符号化手段10が、このバッファ11に書き込んだデータ量をレート制御手段15に出力することで、レート制御手段15で管理されるバッファ11の書き込みアドレスが更新される。
ここで、図2を参照して、可変長符号化手段10が生成する符号化データの構造について、具体例を示して説明する。図2は、符号化方式としてMPEG−2を用いた場合の符号化データの構造を示す構造図であって、(a)はMPEG−2の符号化データ全体の構造(ストリーム構造)を示し、(b)はGOPヘッダの構造を示している。
図2(a)に示すように、MPEG−2は、「シーケンス層」、「GOP(Group of Pictures)層」、「ピクチャ層」、「スライス層」、「マクロブロック層」及び「ブロック層」の6層の階層で構成されている。なお、量子化手段5で生成された量子化変換係数は、ブロック層のDCT符号化データとして多重化される。
また、図2(b)に示すように、画面(ピクチャ)単位の符号化データを示すGOP層の先頭に含まれるGOPヘッダは、「GOP開始コード(GSC)」、「タイムコード(TC)」、「独立性フラグ(CG)」、「正当性フラグ(BL)」、「ユーザデータ開始コード(UDSC)」及び「ユーザデータ(UD)」等を含んで構成されている。
このGOPヘッダで、「GOP開始コード(GSC)」はGOPの開始を示すコード、「タイムコード(TC)」は先頭ピクチャからの時間(時、分、秒)やピクチャタイプ(Iピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャ)を示すコード、「独立性フラグ(CG)」は当該GOPが他のGOPから独立して再生可能であるかどうかを示すフラグ、「正当性フラグ(BL)」は当該GOP内の最初のIピクチャより時間的に前のBピクチャが正確に復号できないことを示すフラグである。また、「ユーザデータ開始コード(UDSC)」は、以下に「ユーザデータ(UD)」が続くことを示すコードで、「ユーザデータ(UD)」には、任意のデータを挿入することができる。
そこで、ここでは、多重化手段10a(図1参照)によって、「ユーザデータ(UD)」に、符号量(バッファ占有量)を書き込むこととする。
図1に戻って、コンテンツ符号化装置1の構成について説明を続ける。
バッファ(蓄積手段)11は、可変長符号化手段10で生成された符号化データを蓄積するものであって、一般的な半導体メモリ等の記憶手段である。このバッファ11に蓄積された符号化データは、後記する出力手段12から逐次読み出される。
出力手段12は、予め設定された転送レートに基づいて、バッファ11に蓄積されている符号化データを読み出して外部に出力するものである。なお、出力手段12が、レート制御手段15で管理されている読み出しアドレスから符号化データを読み出し、その読み出したデータ量をレート制御手段15に出力することで、バッファ11の読み出しアドレスが更新される。
リセット信号検知手段13は、コンテンツに多重化されて入力されるリセット信号を検知するものである。このリセット信号検知手段13は、コンテンツからリセット信号を検知した段階で、後記する符号量初期化手段14にリセット信号を出力する。
具体的には、リセット信号検知手段13は、コンテンツが映像信号(例えば、HD−SDI信号〔ハイビジョン−シリアルディジタル伝送信号〕)である場合、その映像信号に多重化されているタイムコードを抽出し、特定の時刻(例えば、9時59分00秒00フレーム)をリセット信号として検知する。もちろん、タイムコードのみならず、リセットのタイミングを示す信号を直接映像信号に多重化されている場合、その信号を検知することとしてもよい。
符号量初期化手段14は、リセット信号によって、符号量を初期化(“0”クリア)する制御を行うものである。ここでは、符号量初期化手段14は、リセット信号検知手段13からリセット信号が入力された段階で、レート制御手段15に初期化の指示を示す初期化指示信号を出力する。
なお、ここでは、符号量初期化手段14は、リセット信号検知手段13からリセット信号入力することとしたが、外部から直接入力される形態であっても構わない。
レート制御手段15は、バッファ11を占有している符号化データの符号量を管理し、その符号量と予め定めた符号量の目標となる目標量とに基づいて、量子化の度合いを示す量子化ステップを制御することで、符号量の調整を行うものである。ここでは、レート制御手段15は、バッファ管理手段15aと、量子化パラメータ制御手段15bとを備えている。
バッファ管理手段15aは、バッファ11を占有している符号化データの符号量を管理するものである。
具体的には、バッファ管理手段15aは、バッファ11への書き込みアドレスと読み出しアドレスを管理し、更新を行うことで、バッファ11をリングバッファとして構成させるものである。なお、バッファ11の書き込みアドレスは、可変長符号化手段10から入力されるバッファ11に書き込んだデータ量によって更新される。また、読み出しアドレスは、出力手段12から入力されるバッファ11から読み出したデータ量によって更新される。
また、バッファ管理手段15aは、符号量初期化手段14から入力される初期化指示信号に基づいて、バッファ管理手段15a内で管理している符号量を初期化する。
量子化パラメータ制御手段15bは、バッファ管理手段15aで管理されている符号量に基づいて、量子化の度合いを示す量子化パラメータ(量子化ステップ)を制御するものである。この量子化パラメータ制御手段15bで制御される量子化ステップは、量子化手段5に出力される。
具体的には、量子化パラメータ制御手段15bは、目標量をT、1ピクチャ内のマクロブロック数をMBcnt、バッファ11における初期符号量をd0、ピクチャの先頭から(j−1)番目のマクロブロックまでのビット(符号)量をBj-1としたとき、j番目のマクロブロック符号化前のバッファ11の符号量djは、以下の式(4)により算出する。
j=d0+Bj-1−T×(j−1)/MBcnt …式(4)
なお、ピクチャ符号化後のバッファ11の符号量は、次のピクチャのバッファ11の初期符号量d0として用いられる。
また、量子化パラメータ制御手段15bは、j番目のマクロブロックに対する量子化ステップQjを以下の式(5)により算出する。
j=dj×31/r …式(5)
ここで、rは、量子化を行う際の応答速度を制御する係数(リアクションパラメータ)であって、転送レートをBr、映像信号の1秒間に含まれるピクチャ数をPrとしたとき、以下の式(6)により算出される値である。
r=2×Br/Pr …式(6)
そして、量子化手段5が、前記式(5)で算出された量子化ステップに従い、マクロブロック単位で量子化を行うことで、発生符号量が目標量に変更されることになる。
なお、量子化パラメータ制御手段15bは、符号量初期化手段14から初期化指示信号を入力した場合、前記式(4)に示した初期符号量d0を初期化する。
このように、コンテンツを符号化する際にコンテンツ符号化装置1にリセット信号が入力されることで、初期符号量が初期化され、同じコンテンツは、同一のデータとなる符号化コンテンツとして生成されることになる。
以上説明したように、コンテンツ符号化装置1は、符号化データの中に符号量(バッファ占有量)を埋め込むことで、ピクチャ毎の発生符号量を確認することができる符号化コンテンツを生成することができる。これによって、コンテンツ符号化装置1で符号化された符号化コンテンツを部分的に差し替える場合、その差し替えを行うコンテンツの発生符号量を、差し替え先の発生符号量に調整することで、差し替え可能な符号化コンテンツを生成することができ、符号化コンテンツを再符号化せずに、コンテンツの差し替えを行うことが可能になる。
また、コンテンツ符号化装置1は、一般的なコンピュータを、バッファ11以外の前記した各手段として機能させることで実現することができる。このプログラム(コンテンツ符号化プログラム)は、通信回線を介して配布することも可能であるし、CD−ROM等の記録媒体に書き込んで配布することも可能である。
以上、本発明に係るコンテンツ符号化装置の構成について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、コンテンツ符号化装置1では、符号量初期化手段14は、リセット信号によって、初期符号量を初期化(“0”クリア)することとしたが、リセット信号によって、指定された値に初期符号量を初期化することとしてもよい。また、リセット信号によって、指定された値に初期符号量及び目標量を初期化することとしてもよい。
[コンテンツ符号化装置の動作]
次に、図3を参照(適宜図1参照)して、コンテンツ符号化装置1の動作について説明する。図3は、本発明に係るコンテンツ符号化装置の動作を示すフローチャートである。
まず、コンテンツ符号化装置1は、リセット信号検知手段13によって、入力されたコンテンツ(映像信号)にリセット信号が多重化されているかどうかを判定する(ステップS1)。そして、入力されたコンテンツからリセット信号が検知された場合(ステップS1でYes)、コンテンツ符号化装置1は、符号量初期化手段14によって、バッファ11に蓄積されている符号量を初期化する(ステップS2)。
そして、符号量を初期化した後(ステップS2後)、又は、リセット信号が検知されなかった場合(ステップS1でNo)、コンテンツ符号化装置1は、ブロック分割手段2によって、入力されたコンテンツを特定の大きさのブロック単位に分割する(ステップS3)。また、コンテンツ符号化装置1は、減算手段3によって、ステップS3で分割されたブロックと、動き補償予測手段9によって、1単位時間前の当該ブロックに対応する画像に対して動き補償予測を行うことで生成された予測画像との差分をとった予測誤差画像を生成する(ステップS4)。さらに、コンテンツ符号化装置1は、変換手段4によって、予測誤差画像を周波数領域の情報に変換することで、変換係数を生成する(ステップS5)。
また、コンテンツ符号化装置1は、レート制御手段15によって、バッファ11に蓄積されている符号化データの符号量に基づいて、その符号量が目標量となるように量子化ステップを決定し(ステップS6)、量子化手段5によって、その量子化ステップにより変換係数を量子化することで、量子化変換係数を生成する(ステップS7)。
また、コンテンツ符号化装置1は、逆量子化手段6によって、ステップS7において生成された量子化変換係数に対して、逆量子化を行うことで、量子化変換係数から逆量子化変換係数を生成する(ステップS8)。さらに、コンテンツ符号化装置1は、逆変換手段7によって、逆量子化変換係数に対して、ステップS5で行った変換の逆変換を行うことで、差分局所復号画像(ブロック)を生成する(ステップS9)。
そして、コンテンツ符号化装置1は、加算手段8によって、ステップS9で生成された差分局所復号画像と、動き補償予測手段9において1単位時間前の当該ブロックに対応する画像に対して動き補償予測を行うことで予測された予測画像とを、ブロック単位で加算することで、ブロック単位で復号された局所復号画像を生成する(ステップS10)。
さらに、コンテンツ符号化装置1は、動き補償予測手段9によって、ステップS10で生成された局所復号画像に対して動き補償予測を行った予測画像と動きベクトルとを生成する(ステップS11)。なお、ステップS11で生成された予測画像は、1単位時間後のステップS4において使用される。
また、コンテンツ符号化装置1は、可変長符号化手段10によって、ステップS11で生成された動きベクトルと、ステップS7で生成された量子化変換係数と、レート制御手段15が管理しているバッファ11に蓄積されている符号化データの符号量とを、それぞれ可変長符号化(エントロピ符号化)し多重化することで、コンテンツを符号化した符号化データを生成し(ステップS12)、バッファ11に蓄積する(ステップS13)。さらに、コンテンツ符号化装置1は、出力手段12によって、予め設定された転送レートに基づいて、バッファ11に蓄積されている符号化データを読み出して外部に出力する(ステップS14)。
なお、コンテンツ符号化装置1は、以上の動作をコンテンツの入力が終了するまで、継続することで、コンテンツを符号化した符号化コンテンツを生成する。
[コンテンツ編集装置の構成]
次に、図4を参照して、コンテンツ編集装置の構成について説明する。図4は、本発明に係るコンテンツ編集装置の構成を示すブロック図である。
図4に示したコンテンツ編集装置20は、図1で説明したコンテンツ符号化装置1で符号化された符号化コンテンツの一部分を、他の符号化コンテンツに部分的に差し替えるものである。ここでは、コンテンツ編集装置20は、コンテンツ符号化手段1Bと、符号量抽出手段21と、更新手段22とを備えている。
コンテンツ符号化手段(符号化手段)1Bは、外部から入力されるバッファ(蓄積手段)11内における初期符号量と、符号量の目標となる目標符号量とに基づいて、時系列に連続した画像で構成されるコンテンツ(映像信号;差し替え用コンテンツ)を、所望の発生符号量となるように圧縮符号化するものである。このコンテンツ符号化手段1Bは、図1で説明したコンテンツ符号化装置1から、リセット信号検知手段13を省き、符号量初期化手段14の機能を変更した符号量初期化手段14Bとすることで構成している。他の構成については、コンテンツ符号化装置1と同一であるので、同一の符号を付し説明を省略する。
符号量初期化手段14Bは、バッファ11を占有している符号化データのデータ量(符号量)の初期値を初期符号量と、目標となる符号量を目標符号量とを含んだリセット信号を外部から入力されることで、符号量が、初期符号量から目標符号量になるように、量子化の度合いを示す量子化ステップを制御することで、差し替え用コンテンツを圧縮符号化するものである。
すなわち、符号量初期化手段14Bは、初期符号量と目標符号量とを初期化指示信号として、レート制御手段15に出力する。これによって、レート制御手段15が、前記した式(4)における初期符号量をd0と目標量Tとを、初期化指示信号に含まれる初期符号量と目標符号量とに初期化することで、量子化ステップを演算する。
ここでは、初期符号量と目標符号量とを含んだリセット信号は、符号量抽出手段21から入力されるものとする。
符号量抽出手段21は、外部から入力される差し替え時刻で示される差し替えの開始時刻と終了時刻に基づいて、符号化コンテンツに多重化されている符号量を探索し、初期符号量と目標符号量とを抽出するものである。ここでは、符号量抽出手段21は、初期符号量抽出手段21aと、目標符号量抽出手段21bとを備えている。
初期符号量抽出手段21aは、符号化コンテンツの差し替え対象となる部分符号化コンテンツにおける先頭画像の符号化データに多重化されている符号量を、初期符号量として抽出するものである。ここでは、初期符号量抽出手段21aは、図2に示したGOPヘッダを解析し、開始時刻に対応するタイムコードを持つGOPヘッダに多重化されている符号量を抽出し、初期符号量とする。
目標符号量抽出手段21bは、符号化コンテンツの差し替え対象となる部分符号化コンテンツにおける最終画像の次の画像の符号化データに多重化されている符号量を、目標符号量として抽出するものである。ここでは、目標符号量抽出手段21bは、図3に示したGOPヘッダを解析し、終了時刻の次の時刻に対応するタイムコードを持つGOPヘッダに多重化されている符号量を抽出し、目標符号量とする。
この初期符号量抽出手段21aで抽出された初期符号量、及び、目標符号量抽出手段21bで抽出された目標符号量は、コンテンツ符号化手段1Bの符号量初期化手段14Bに出力される。
更新手段22は、符号化コンテンツにおける差し替え対象となる部分符号化コンテンツを、コンテンツ符号化手段1Bで符号化された差し替え用の符号化コンテンツ(差し替え符号化コンテンツ)に差し替えるものである。
ここでは、更新手段22は、外部から入力される差し替え時刻で示される差し替えの開始時刻と終了時刻とに基づいて、符号化コンテンツから差し替え対象となる部分符号化コンテンツを削除し、その削除した領域にコンテンツ符号化手段1Bで符号化された差し替え符号化コンテンツを埋め込む。
以上説明したように、コンテンツ編集装置20は、符号化コンテンツの一部分を差し替える場合に、元の符号化コンテンツを復号する必要がない。また、差し替えを行った符号化コンテンツにおいて、発生符号量に不整合が生じていないため、復号装置においてバッファの占有量が所定量を超過することがないため、正常に復号することができる。
以上、本発明に係るコンテンツ編集装置の構成について説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。例えば、入力される差し替え時刻の開始時刻に、符号化コンテンツより早い時間が設定された場合、初期符号量抽出手段21aは、初期符号量を“0”とし、目標符号量抽出手段21bは、目標符号量を符号化コンテンツの先頭画像の符号化データに多重化されている符号量とする。これによって、コンテンツ編集装置20は、符号化コンテンツの前に他のコンテンツを付加することができる。
また、開始時刻に、符号化コンテンツの最終画像の時刻より遅い時刻が設定された場合、初期符号量抽出手段21aは、初期符号量を符号化コンテンツの最終画像の符号化データに多重化されている符号量とし、目標符号量抽出手段21bは、目標符号量を符号化コンテンツを生成したときの目標符号量と同じ符号量とする。これによって、コンテンツ編集装置20は、符号化コンテンツの後にコンテンツを追加することができる。
さらに、入力される差し替え時刻の開始時刻及び終了時刻が同じ場合(あるいは、時刻が1つだけの場合)、符号量抽出手段21は、符号化コンテンツから、指定時刻(差し替え時刻)における画像の符号化データに多重化されている符号量を抽出する。そして、符号量抽出手段21は、その抽出された符号量を初期符号量及び目標符号量とし、コンテンツ符号化手段1Bの符号量初期化手段14Bに出力する。これによって、コンテンツ符号化手段1Bは、初期符号量と目標符号量とが同一となる符号化コンテンツ(挿入符号化コンテンツ)を生成する。そして、更新手段22が、指定時刻を挿入時点として、符号化コンテンツに符号化手段で生成された挿入符号化コンテンツを挿入する。
これによって、コンテンツ編集装置20は、符号化コンテンツを復号することなく、他の符号化コンテンツを挿入することができる。
なお、コンテンツ編集装置20は、一般的なコンピュータを、前記した各手段として機能させることで実現することができる。このプログラム(コンテンツ編集プログラム)は、通信回線を介して配布することも可能であるし、CD−ROM等の記録媒体に書き込んで配布することも可能である。
[コンテンツ編集装置の動作]
次に、図5を参照(適宜図4参照)して、コンテンツ編集装置20の動作について説明する。図5は、本発明に係るコンテンツ編集装置の動作を示すフローチャートである。なお、ここでは、コンテンツ編集装置20の動作の一例として、コンテンツの差し替え動作について説明を行うこととする。
まず、コンテンツ編集装置20は、符号量抽出手段21の初期符号量抽出手段21aによって、差し替え時刻の開始時刻に対応する符号化コンテンツのGOPヘッダに多重化されている符号量を、初期符号量として抽出する(ステップS20)。
また、コンテンツ編集装置20は、符号量抽出手段21の目標符号量抽出手段21bによって、差し替え時刻の終了時刻の次の時刻に対応する符号化コンテンツのGOPヘッダに多重化されている符号量を、目標符号量として抽出する(ステップS21)。
そして、コンテンツ編集装置20は、コンテンツ符号化手段1Bによって、ステップS20及びステップS21で抽出された初期符号量及び目標符号量を初期値として、差し替え用コンテンツを圧縮符号化することで、差し替え符号化コンテンツを生成する(ステップS22)。
なお、このステップS22におけるコンテンツの圧縮符号化処理の動作については、図2で説明したコンテンツ符号化装置1の動作に対して、初期符号量及び目標符号量の値が異なるだけであるため、説明を省略する。
そして、コンテンツ編集装置20は、更新手段22によって、差し替え時刻で示される差し替えの開始時刻と終了時刻とに基づいて、符号化コンテンツから差し替え対象となる部分符号化コンテンツを削除し、その削除した領域に、ステップS22で生成された差し替え符号化コンテンツを埋め込むことで、新しい符号化コンテンツ(差し替え後符号化コンテンツ)を生成する(ステップS23)。
(コンテンツ差し替えの具体例)
ここで、図6を参照(適宜図4参照)して、コンテンツ編集装置20において行われる符号化コンテンツの差し替え動作について、具体例を示して説明する。図6は、符号化方式としてMPEG−2を用いた場合の符号化コンテンツの差し替え動作を説明するための説明図である。
まず、図6(a)では、Iピクチャ、Pピクチャ及びBピクチャで構成された符号化コンテンツのデータ例を示している。この符号化コンテンツは、図1で説明したコンテンツ符号化装置1で生成されるものである。
ここでは、符号化コンテンツの各Iピクチャに、符号量(A〜D)が多重化され、符号量Bが多重化されているIピクチャから、符号量Cが多重化されているIピクチャの前までのピクチャ(部分符号化コンテンツCCT)を差し替えの対象とする。すなわち、コンテンツ編集装置20の符号量抽出手段21によって、符号量Bが初期符号量、符号量Cが目標符号量として抽出されることになる。
そして、図6(b)に示すように、コンテンツ符号化手段1Bによって、初期符号量をB、目標符号量をCとして、差し替え用コンテンツを符号化する。
そして、図6(c)に示すように、更新手段22によって、符号化コンテンツの差し替えが行われ、符号化コンテンツの一部が、差し替え符号化コンテンツCCSに差し替えられた、差し替え後符号化コンテンツが生成されることになる。
この差し替え動作後の差し替え後符号化コンテンツにおいても、符号量(A〜D)に変化はない。これによって、差し替え後符号化コンテンツを復号装置で復号する場合に、使用する符号量がバッファを超過してしまうような問題も発生しない。
本発明に係るコンテンツ符号化装置の構成を示すブロック図である。 符号化方式としてMPEG−2を用いた場合の符号化データの構造を示す構造図であって、(a)はMPEG−2の符号化データ全体の構造(ストリーム構造)を示し、(b)はGOPヘッダの構造を示している。 本発明に係るコンテンツ符号化装置の動作を示すフローチャートである。 本発明に係るコンテンツ編集装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係るコンテンツ編集装置の動作を示すフローチャートである。 符号化方式としてMPEG−2を用いた場合の符号化コンテンツの差し替え動作を説明するための説明図である。 従来の符号量制御を行う符号量制御装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 コンテンツ符号化装置
1B コンテンツ符号化手段(符号化手段)
2 ブロック分割手段
3 減算手段
4 変換手段
5 量子化手段
6 逆量子化手段
7 逆変換手段
8 加算手段
9 動き補償予測手段
10 可変長符号化手段
10a 多重化手段
11 バッファ(蓄積手段)
12 出力手段
13 リセット信号検知手段
14、14B 符号量初期化手段
15 レート制御手段
15a バッファ管理手段
15b 量子化パラメータ制御手段
20 コンテンツ編集装置
21 符号量抽出手段
21a 初期符号量抽出手段
21b 目標符号量抽出手段
22 更新手段

Claims (8)

  1. 時系列に連続した画像で構成されるコンテンツを圧縮符号化する際に、逐次符号化された符号化データを一時的に蓄積する蓄積手段内における符号量が、予め設定された目標量となるように制御するコンテンツ符号化装置において、
    外部から入力されるリセット信号に基づいて、前記符号量を初期化する符号量初期化手段と、
    前記コンテンツを量子化の度合いを示す量子化パラメータに基づいて量子化し、量子化データを生成する量子化手段と、
    この量子化手段で生成された量子化データを可変長符号により符号化し、前記符号化データを生成する可変長符号化手段と、
    この可変長符号化手段で生成された符号化データを蓄積する前記蓄積手段と、
    この蓄積手段に蓄積されている符号化データの符号量と、前記目標量とに基づいて、前記量子化パラメータを制御するレート制御手段と、
    前記蓄積手段に蓄積されている符号化データを転送レートに基づいて出力する出力手段と、
    を備えていることを特徴とするコンテンツ符号化装置。
  2. 前記コンテンツに多重化されて入力されるリセット信号を検知するリセット信号検知手段を備え、
    前記符号量初期化手段が、前記リセット信号検知手段で検知されたリセット信号に基づいて、前記符号量を初期化することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ符号化装置。
  3. 前記可変長符号化手段は、前記蓄積手段に蓄積されている符号化データの符号量を前記量子化データに多重化して、前記符号化データを生成する多重化手段を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンテンツ符号化装置。
  4. 時系列に連続した画像で構成されるコンテンツを圧縮符号化する際に、逐次符号化された符号化データを一時的に蓄積する蓄積手段内における符号量が、予め設定された目標量となるように制御するコンテンツ符号化装置において、前記符号量を逐次前記符号化データに多重化するために、コンピュータを、
    外部から入力されるリセット信号に基づいて、前記符号量を初期化する符号量初期化手段と、
    前記コンテンツを量子化の度合いを示す量子化パラメータに基づいて量子化し、量子化データを生成する量子化手段、
    この量子化手段で生成された量子化データと、前記蓄積手段に蓄積されている符号化データの符号量とを可変長符号により符号化し、多重化することで前記符号化データを生成し、前記蓄積手段に蓄積する可変長符号化手段、
    前記蓄積手段に蓄積されている符号化データの符号量と、前記目標量とに基づいて、前記量子化パラメータを制御するレート制御手段、
    前記蓄積手段に蓄積されている符号化データを転送レートに基づいて出力する出力手段、
    として機能させることを特徴とするコンテンツ符号化プログラム。
  5. 請求項3に記載のコンテンツ符号化装置によって、当該コンテンツ符号化装置の蓄積手段に蓄積されている符号化データの符号量が画像毎に多重化されて、コンテンツが符号化された符号化コンテンツを部分的に差し替えるコンテンツ編集装置であって、
    前記符号化コンテンツから、当該符号化コンテンツにおける差し替え対象となる部分符号化コンテンツの先頭画像の符号化データに多重化されている前記符号量を、初期符号量として抽出する初期符号量抽出手段と、
    前記符号化コンテンツから、前記部分符号化コンテンツにおける最終画像の次の画像の符号化データに多重化されている前記符号量を、目標符号量として抽出する目標符号量抽出手段と、
    前記初期符号量を初期値とし、前記目標符号量を目標量として、差し替えを行うコンテンツを圧縮符号化して、差し替え符号化コンテンツを生成する符号化手段と、
    前記符号化コンテンツにおける前記部分符号化コンテンツを、前記符号化手段で生成された差し替え符号化コンテンツに差し替える更新手段と、
    を備えていることを特徴とするコンテンツ編集装置。
  6. 請求項3に記載のコンテンツ符号化装置によって、当該コンテンツ符号化装置の蓄積手段に蓄積されている符号化データの符号量が画像毎に多重化されて、コンテンツが符号化された符号化コンテンツを部分的に差し替えるために、コンピュータを、
    前記符号化コンテンツから、当該符号化コンテンツにおける差し替え対象となる部分符号化コンテンツの先頭画像の符号化データに多重化されている前記符号量を、初期符号量として抽出する初期符号量抽出手段、
    前記符号化コンテンツから、前記部分符号化コンテンツにおける最終画像の次の画像の符号化データに多重化されている前記符号量を、目標符号量として抽出する目標符号量抽出手段、
    前記初期符号量を初期値とし、前記目標符号量を目標量として、差し替えを行うコンテンツを圧縮符号化して、差し替え符号化コンテンツを生成する符号化手段、
    前記符号化コンテンツにおける前記部分符号化コンテンツを、前記符号化手段で生成された差し替え符号化コンテンツに差し替える更新手段、
    として機能させることを特徴とするコンテンツ編集プログラム。
  7. 請求項3に記載のコンテンツ符号化装置によって、当該コンテンツ符号化装置の蓄積手段に蓄積されている符号化データの符号量が画像毎に多重化されて、コンテンツが符号化された符号化コンテンツに、他のコンテンツを符号化して挿入するコンテンツ編集装置であって、
    前記符号化コンテンツから、当該符号化コンテンツにおける挿入時点における画像の符号化データに多重化されている前記符号量を抽出する符号量抽出手段と、
    この符号量抽出手段で抽出された符号量を初期符号量及び目標符号量として、前記他のコンテンツを圧縮符号化して、挿入符号化コンテンツを生成する符号化手段と、
    前記符号化コンテンツの前記挿入時点に、前記符号化手段で生成された挿入符号化コンテンツに挿入する更新手段と、
    を備えていることを特徴とするコンテンツ編集装置。
  8. 請求項3に記載のコンテンツ符号化装置によって、当該コンテンツ符号化装置の蓄積手段に蓄積されている符号化データの符号量が画像毎に多重化されて、コンテンツが符号化された符号化コンテンツに、他のコンテンツを符号化して挿入するために、コンピュータを、
    前記符号化コンテンツから、当該符号化コンテンツにおける挿入時点における画像の符号化データに多重化されている前記符号量を抽出する符号量抽出手段、
    この符号量抽出手段で抽出された符号量を初期符号量及び目標符号量として、前記他のコンテンツを圧縮符号化して、挿入符号化コンテンツを生成する符号化手段、
    前記符号化コンテンツの前記挿入時点に、前記符号化手段で生成された挿入符号化コンテンツに挿入する更新手段、
    として機能させることを特徴とするコンテンツ編集プログラム。
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