JP2006319400A - 受信装置、コンテンツ配信システム、コンテンツ制作方法及びコンテンツ伝送方法 - Google Patents

受信装置、コンテンツ配信システム、コンテンツ制作方法及びコンテンツ伝送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 受信位置情報の取得や負荷の増大する処理を行うことなく、受信位置に応じた地域のコンテンツを受信することができる受信装置を提供すること。
【解決手段】 受信装置10は、地上デジタル放送波を受信し復調する放送受信復調部11と、DSRC信号を受信し復号するDSRC受信復号部12と、データ放送用のコンテンツを蓄積するメモリ部13と、放送受信復調部11及びメモリ部13からのデータをデコードするデコード部14と、デコード部14からの信号をモニタに表示させる表示部15と、装置全体の動作を制御する制御部16とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンテンツを受信する受信装置、コンテンツ配信システム、コンテンツ制作方法及びコンテンツ伝送方法に関する。
従来、この種の受信装置は、地上デジタル放送波に含まれる複数の地域情報を受信し、GPS受信機が取得した緯度及び経度情報を含む受信位置情報に基づいて受信位置に応じた地域情報を抽出するようになっている(例えば、特許文献1及び2参照。)。
特開2002−280983号公報 特開2004−32298号公報
しかしながら、従来の受信装置では、受信位置情報に基づいて受信位置に応じた地域情報を抽出する構成なので、受信位置情報の取得処理のための負荷が増大するという問題があった。
また、地上デジタル放送波のみで多くの地域情報を伝送するには、現状では伝送容量に限界があるので、従来の受信装置では、十分な地域情報が受信できない場合があった。仮に将来、伝送容量が十分増加された場合でも、受信機側において受信位置情報に基づいて地域情報の取得処理をすることは多大な処理負荷を伴うことになり、この処理負荷を軽減する必要がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、受信位置情報の取得や負荷の増大する処理を行うことなく、受信位置に応じた地域のコンテンツを受信することができる受信装置、コンテンツを配信するコンテンツ配信システム、コンテンツ制作方法及びコンテンツ伝送方法を提供するものである。
本発明の受信装置は、第1のエリアに向けて送信された第1のコンテンツを受信する第1のコンテンツ受信手段と、前記第1のエリアよりも狭い第2のエリアに向けて送信された第2のコンテンツを受信する第2のコンテンツ受信手段と、受信された前記第1のコンテンツと前記第2のコンテンツとを併合するコンテンツ併合手段とを備えた構成を有している。
この構成により、本発明の受信装置は、第1のコンテンツと第2のコンテンツとを併合することによって、自動的に更新処理を行うことができ、受信位置情報の取得や負荷の増大する処理を行うことなく、受信位置に応じた地域のコンテンツを受信することができる。
また、本発明の受信装置は、前記第1及び前記第2のコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、記憶された前記第1のコンテンツと前記第2のコンテンツとを同一化して更新処理を実行するコンテンツ更新処理手段とを備え、前記第1のコンテンツは、予め定められた名前空間を有し、前記第2のコンテンツは、前記第1のコンテンツの前記名前空間に基づいて前記第1のコンテンツと共に前記コンテンツ記憶手段に記憶される構成を有している。
この構成により、本発明の受信装置は、第1のコンテンツの名前空間に基づいて第2のコンテンツが第1のコンテンツと共にコンテンツ記憶手段に記憶され、第1のコンテンツと同様に第2のコンテンツの更新処理を行うことができるので、受信位置情報の取得や負荷の増大する処理を行うことなく、受信位置に応じた地域のコンテンツを受信することができる。
さらに、本発明の受信装置は、前記第1及び前記第2のコンテンツをモニタに表示させる表示部を備え、前記第1及び前記第2のコンテンツの少なくとも一方は、予め定められた優先度情報を有し、前記表示部は、前記優先度情報に基づいて前記第1及び前記第2のコンテンツのいずれかを優先的に表示する構成を有している。
この構成により、本発明の受信装置は、優先度に基づいて第1及び第2のコンテンツのいずれかを優先的に表示することができる。
さらに、本発明の受信装置は、前記第1のコンテンツは、地上デジタル放送のデータ放送コンテンツであり、前記コンテンツ更新処理手段は、前記地上デジタル放送で用いられる割り込み処理に基づいて前述の更新処理を実行する構成を有している。
この構成により、本発明の受信装置は、地上デジタル放送で用いられる割り込み処理に基づいて更新処理を容易に実行することができる。
本発明のコンテンツ配信システムは、受信装置と、前記第1のコンテンツを配信する第1のコンテンツ配信設備と、前記第2のコンテンツを配信する第2のコンテンツ配信設備とを備えた構成を有している。
この構成により、本発明のコンテンツ配信システムは、第1のコンテンツと第2のコンテンツとを併合することによって、受信装置に自動的に更新処理を行わせることができ、受信位置情報の取得や負荷の増大する処理を受信装置に行わせることなく、受信位置に応じた地域のコンテンツを受信装置に受信させることができる。
また、本発明のコンテンツ配信システムは、前記第2のコンテンツ配信設備は、互いに異なる前記第2のコンテンツを複数の前記第2のエリアに配信する際に、複数の前記第2のエリア毎の緯度及び経度情報を含む受信位置情報に基づいて前記第2のコンテンツを配信する構成を有している。
この構成により、本発明のコンテンツ配信システムは、地域毎のコンテンツを地域の緯度及び経度情報や、住所情報、郵便番号情報等の受信位置情報に基づいて配信することができる。
本発明のコンテンツ制作方法は、第1のエリアに向けて送信する第1のコンテンツを第1のフォーマットに基づいて制作するステップと、前記第1のエリアよりも狭い第2のエリアに向けて送信する第2のコンテンツを第2のフォーマットに基づいて制作するステップと、前記第1及び前記第2のフォーマットのいずれか一方から他方にフォーマットを変換することによって前記第1のコンテンツと前記第2のコンテンツとを併合するステップとを含む構成を有している。
この構成により、本発明のコンテンツ制作方法は、第1のコンテンツと第2のコンテンツとを併合することによって、受信位置情報の取得や負荷の増大する処理を受信装置に行わせることなく、受信位置に応じた地域のコンテンツを受信装置に受信させることができる。
また、本発明のコンテンツ制作方法は、前記第1のコンテンツは、地上デジタル放送のデータ放送コンテンツであり、前記第2のコンテンツは、局所的なエリアに係るデータ放送コンテンツである構成を有している。
この構成により、本発明のコンテンツ制作方法は、受信位置情報の取得や負荷の増大する処理を受信装置に行わせることなく、地上デジタル放送のデータ放送コンテンツと、受信位置に応じた局所的な地域のコンテンツとを受信装置に受信させることができる。
さらに、本発明のコンテンツ制作方法は、前記第1のコンテンツ及び前記第2のコンテンツを伝送する信号の少なくとも一方は、前記第1のコンテンツと前記第2のコンテンツとの併合に係る情報を有し、前記併合に係る情報は、前記第1及び前記第2のコンテンツをそれぞれ構成するコンポーネントに係る共有情報及び予め定められた優先度情報を含む構成を有している。
この構成により、本発明のコンテンツ制作方法は、第1のコンテンツと第2のコンテンツとの併合する際のコンポーネントの共用情報や優先度情報等を受信装置に伝送し、受信装置に併合を実行させることができる。
さらに、本発明のコンテンツ制作方法は、前記地上デジタル放送で用いられるデータ符号化方式記述子によって前記併合に係る情報を記述する構成を有している。
この構成により、本発明のコンテンツ制作方法は、データ符号化方式記述子の伝送フォーマットの値に特別な値を割り当てることにより、受信装置に併合を実行させることができる。
本発明のコンテンツ伝送方法は、コンテンツ制作方法によって制作された前記第1及び前記第2のコンテンツを伝送し、前記第1のコンテンツと前記第2のコンテンツとを併合する構成を有している。
この構成により、本発明のコンテンツ伝送方法は、第1のコンテンツと第2のコンテンツとを併合することによって、受信位置情報の取得や負荷の増大する処理を受信装置に行わせることなく、受信位置に応じた地域のコンテンツを受信装置に受信させることができる。
本発明は、受信位置情報の取得や負荷の増大する処理を行うことなく、受信位置に応じた地域のコンテンツを受信することができるという受信装置、コンテンツ配信システム、コンテンツ制作方法及びコンテンツ伝送方法を提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態の受信装置の構成について図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る受信装置のブロック図である。なお、本実施の形態の受信装置が、車両に搭載され、広範囲のエリアに向けて送信される地上デジタル放送波と、局所的なエリアに向けて送信されるDSRC(Dedicated Short Range Communication:狭域通信)の信号とを受信する例を挙げて説明する。
図1に示すように、本実施の形態の受信装置10は、地上デジタル放送波を受信し復調する放送受信復調部11と、DSRC信号を受信し復号するDSRC受信復号部12と、データ放送用のコンテンツ(以下「データ放送コンテンツ」という。)を蓄積するメモリ部13と、放送受信復調部11及びメモリ部13からのデータをデコードするデコード部14と、デコード部14からの信号をモニタ(図示省略)に表示させる表示部15と、装置全体の動作を制御する制御部16とを備えている。
放送受信復調部11は、地上デジタル放送波を受信するアンテナと、受信された放送波を選局するチューナと、選局された放送波を復調する復調回路と、複数の多重化されたトランスポートストリームから所定のストリームを取り出すフィルタ等とを備え、地上デジタル放送波に含まれるデータ放送コンテンツのファイルをダウンロードしてメモリ部13に蓄積し、映像信号及び音声信号のデータをデコード部14に出力するようになっている。なお、放送受信復調部11は、本発明の第1のコンテンツ受信手段を構成している。
DSRC受信復号部12は、DSRC信号を受信するアンテナや、DSRC信号を復号する復号回路等で構成され、DSRC信号に含まれるデータ放送コンテンツのファイルをダウンロードしてメモリ部13に蓄積するようになっている。なお、DSRC受信復号部12は、本発明の第2のコンテンツ受信手段を構成している。
メモリ部13は、例えば半導体メモリで構成され、放送受信復調部11及びDSRC受信復号部12からそれぞれ出力されるデータ放送コンテンツを蓄積するようになっている。なお、メモリ部13は、本発明のコンテンツ記憶手段を構成している。
デコード部14は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read−Only Memory)、RAM(Random−Access Memory)等で構成され、ビデオデコーダ、オーディオデコーダ及びデータレコーダを含む。ビデオデコーダ及びオーディオデコーダは、放送受信復調部11から出力された映像信号及び音声信号のデータをそれぞれデコードし、データレコーダは、メモリ部13から出力されたデータをデコードするようになっている。
表示部15は、例えばCPU、ROM、RAM、フレームメモリ、映像信号処理回路、音声増幅回路等で構成され、デコード部14から出力される映像信号、音声信号及びデータ放送コンテンツをモニタに出力するようになっている。
制御部16は、例えばCPU、ROM、RAM等で構成され、受信装置10の各構成を統括的に制御するようになっている。また、制御部16のROMには、後述するBML文書を再生するBMLブラウザのプログラムが記憶されており、CPUによってBML文書が再生されるようになっている。なお、制御部16は、本発明のコンテンツ併合手段及びコンテンツ更新手段を構成している。
なお、図示を省略したが、本実施の形態の受信装置10は、地上デジタル放送波を送信する地上デジタル放送局設備と、DSRC信号を送信するDSRC放送局設備とを含めてコンテンツ配信システムを構成する。この場合、地上デジタル放送局設備及びDSRC放送局設備は、それぞれ、本発明の第1のコンテンツ配信設備及び第2のコンテンツ配信設備を構成する。
次に、DSRC及び地上デジタル放送におけるデータ放送コンテンツについて説明し、本発明のデータ放送コンテンツの制作方法及び伝送方法について具体的に述べると共に、本実施形態に係る受信装置10の特徴について説明する。
DSRCは、ITS(Intelligent Transport System:高度道路交通システム)の1つであり、電波又は光による路車間通信に用いられる通信方式である。具体的には、5.8GHz帯のASK(Amplitude Shift Keying)変調方式又は4相位相変調方式による無線通信によって、1〜4Mbpsの通信速度で双方向通信が行える狭い範囲を対象とした通信方式であり、通信可能な範囲は一般に数mから数百mである。本実施形態に係る受信装置10は、DSRCによって伝送される局所的な地域に係る地域独自のデータ放送コンテンツを受信するようになっている。地域独自のデータ放送コンテンツの例を挙げれば、特定地域の気象情報やニュース等がある。
本実施形態に係るDSRC信号を送信するDSRCシステムは、例えば図2に示すように構成される。図2において、DSRCシステム20は、地域独自のデータ放送コンテンツを放送する放送局設備21と、この放送局設備21に接続された通信ネットワーク22と、通信ネットワーク22を介し、グループAの地域にデータを配信するデータ配信設備23aと、グループBの地域にデータを配信するデータ配信設備23bと、グループAの地域に信号を送出する複数のアンテナ24aと、グループBの地域に信号を送出する複数のアンテナ24bとを備え、地域独自のデータ放送コンテンツをグループ単位で、走行中の車両に配信するものである。
また、DSRCシステムは、図3に示すように構成することもできる。図3において、DSRCシステム30は、グループA及びBの地域にデータを配信するデータ配信設備31aを含む放送局設備31と、この放送局設備31に接続された通信ネットワーク32と、通信ネットワーク32を介し、グループAの地域に信号を送出する複数のアンテナ33aと、グループBの地域に信号を送出する複数のアンテナ33bとを備え、グループ全体のコンテンツを一元管理しながら、グループからの要求に応じて、地域独自のデータ放送コンテンツを走行中の車両に配信するものである。
ここで、地域独自のデータ放送コンテンツは、各グループの地域と関連付けるため、緯度及び経度情報による位置情報を含む構成とするのが好ましい。この場合、DSRCシステムとしては、位置情報に基づき、どのグループにどのデータ放送コンテンツを配信するかを決定する必要がある。そのため、例えば担当するエリアの緯度及び経度情報のテーブルを放送局設備21又は31にグループ単位で持たせ、位置情報とグループとの関連付けを行う構成とすることによって、放送局設備21又は31は、地域独自のデータ放送コンテンツをどのグループに配信すればよいかを容易に判断できることとなる。
位置情報とグループとの関連付けを行う手法としては、位置情報とグループとを直接関連付けるものだけでなく、ある中間フォーマット、例えば住所情報や郵便番号情報等を介して関連付けを行うものでもよい。なお、位置情報を用いないで、地域独自のデータ放送コンテンツをグループ毎に別個に制作して伝送する構成としてもかまわない。
一方、地上デジタル放送波は、UHF(UltraHigh Frequency)帯の電波を利用し、伝送方式にはOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)−64QAM(Quadrature Amplitude Modulation)変調が使用されている。地上デジタル放送波は、放送域全体に送信される映像信号及び音声信号のデータと、放送域全体に送信されるデータ放送コンテンツと、これらを表示装置に表示するための制御情報とを含んでいる。地上デジタル放送のデータ放送コンテンツの記述言語としては、ARIB(Association of Radio Industries and Businesses:電波産業会)によって策定された、XML(eXtensible Markup Language)ベースのページ記述言語であるBML(Broadcast Markup Language)が使用される。このBMLで記述されたファイルをBML文書という。なお、BML文書の再生時において、コンテンツが更新される際には、所定の割り込み事象が発生するようになっている。
地上デジタル放送においては、データ放送コンテンツの伝送としてMPEG(Moving Picture Experts Group)−2のデータカルーセル伝送方式が用いられている。ここで、データカルーセル伝送方式とは、データ放送のある帯域において、所定のデータ放送コンテンツを一定期間繰り返して伝送することによって、視聴者がどのタイミングで視聴を開始したとしても、所定の待ち時間でコンテンツを取得することができる伝送方式である。この方式により、例えば、全国各地の天気予報、予想気温、週間天気予報の各データ放送コンテンツを一組として周期的に繰り返して伝送し表示することによって、最新の天気予報の情報を視聴者に提供することができる。
なお、データカルーセル伝送方式において、繰り返し伝送される複数のデータの集合をカルーセルと呼び、各々のデータをモジュールと呼ぶ。これらのモジュールを一意に特定するために名前空間という概念が用いられる。また、1つのカルーセルは1つのコンポーネントに対応している。
以上のように、地上デジタル放送によるデータ放送コンテンツ(以下「放送コンテンツ」という。)の伝送方式は、DSRCによるデータ放送コンテンツ(以下「DSRCコンテンツ」という。)の伝送方式と異なっているので、両者のデータ放送コンテンツを構成するモジュールのバージョン管理方法や更新処理も異なっている。したがって、両者のデータ放送コンテンツを受信機側の負荷を増大させることなく処理するには、両者のモジュールのバージョン管理方法や更新処理を両者間で同一化するのが好ましい。
そこで、モジュールのバージョン管理方法や更新処理を放送コンテンツとDSRCコンテンツとで同一化する手法について説明する。
本実施の形態に係る受信装置10は、DSRC受信復号部12によって受信されたDSRCコンテンツをメモリ部13に展開するとき、放送受信復調部11によって受信されたデータカルーセル伝送方式による放送コンテンツと同じ名前空間にマッピングされるようDSRCコンテンツを変換し、放送コンテンツが更新される場合と同等の割り込み事象を発生させることによって、アプリケーションレベルにおいて、放送コンテンツとDSRCコンテンツとのモジュールの更新処理を同一に行うことができる構成となっている。
具体的には、地上デジタル放送において、BML文書のデータをエントリーコンポーネントであるES(Elementary Stream)で伝送し、放送域全体に関連するデータはコンポーネントをまたがって参照可能な別のESで伝送する。また、DSRCシステムで伝送される地域独自のDSRCコンテンツは、コンポーネントをまたがって参照可能な別のESで伝送されたものとして変換をかけてメモリ部13に展開する。どのESで伝送されたものとして変換をかけるかは、例えばPMT(Program Map Table)のデータ符号化方式記述子の伝送フォーマットの値に特別な値を割り当てることにより、特別なコンポーネントとして認識できるようにするのが好ましい。なお、PMTのデータ符号化方式記述子の伝送フォーマットの値に関する解説は、文献「ARIB STD−B24(4.0版)第二編 9.3.2 データ符号化方式記述子の付加識別情報領域に記述すべき情報」に記載されている。
BML文書内においては、関数lockModuleOnMemoryEx()により、コンポーネントをまたがって参照可能なES内のモジュールをロックして参照する。その際、制御部16は、前述の関数によってロックされるデータ放送コンテンツのモジュールバージョンの更新を常に監視するようになっており、更新があった場合には、ModuleUpdated割り込み事象が発生し、当該モジュールが一度アンロックされ、再びロックされる。ここで、データカルーセルのそれぞれのコンポーネントでは、DII(Download Info Indication)という制御情報が送られており、この制御情報に含まれるtransaction_idを監視することによって、制御部16は、コンポーネント内のコンテンツの更新状況を取得することができる。なお、関数lockModuleOnMemoryEx()に関する解説は、文献「ARIB TR−B14(2.2版)第三編 5.12.6.9 動作制御機能の運用(6)lockModuleOnMemoryEx(),unlockModuleOnMemoryEx()の運用」に記載されている。
したがって、本実施の形態に係る受信装置10は、DSRCで伝送されたモジュールがDSRC受信復号部12によってメモリ部13に展開されたとき、前述のModuleUpdated割り込み事象と同等の制御を発生させることにより、放送コンテンツにおけるモジュールが更新されたときと同様の処理をDSRCコンテンツに対して行うことができる。モジュールのバージョン情報は、一般に、放送コンテンツ及びDSRCコンテンツのそれぞれの制作システム毎に別々に管理されているので、受信装置10においても各々のモジュールのバージョン情報を保持し、このバージョン情報に基づいて更新の判断を行う構成とするのが好ましい。この結果、受信装置10において、放送コンテンツ及びDSRCコンテンツは、コンポーネントをまたがって参照可能なES内のモジュールの内容が変化する毎に、割り込み事象が発生し、コンテンツの表示を自動的に更新することが可能となる。
ここで、モジュールの更新処理の同一化について具体例を挙げ、図4を用いてさらに具体的に説明する。図4は、放送コンテンツの構成の一例を示したものである。
図4に示された放送コンテンツは、コンポーネントタグ値が「40」、「50」及び「60」の3つのカルーセル(以下「カルーセル40、50及び60」という。)で構成されている。カルーセル40、50及び60は、換言すれば、それぞれ、固有のタグ値を有するコンポーネントである。
カルーセル40は、モジュールID(Identification)が「0000」、「0001」、「1000」及び「ff00」のモジュールを有している。モジュールIDが「0000」のモジュールは、リソース名が「startup.bml」、「2ndPage.bml」、「back.jpg」及び「button.png」のファイルを有している。ここで、「startup.bml」は、BMLブラウザによって最初に再生されるBML文書のファイルである。なお、モジュールIDが「0000」以外のモジュールの構成は、図示を省略している。
カルーセル50は、モジュールIDが「0000」及び「0001」のモジュールを有している。モジュールIDが「0000」のモジュールは、リソース名が「weather.bml」のファイルを有し、モジュールIDが「0001」のモジュールは、リソース名が「data.btb」のファイルを有している。ここで、「weather.bml」は、全国の天気予報を表示するためのBML文書のファイルとし、「data.btb」は、全国のニュース記事を表示するためのバイナリテーブルのファイルとする。
なお、カルーセル60の構成は、図示を省略している。また、図4に示された放送コンテンツにおいて、前述した「エントリーコンポーネントであるES」とは、コンポーネントタグ値が「40」であるカルーセル40のことをいう。また、前述した「コンポーネントをまたがって参照可能な別のES」とは、例えばカルーセル40を基準とした場合、カルーセル50又は60のことをいう。また、以下の説明において、例えば「startup.bml」のファイルを示す場合、「40/0000/startup.bml」という名前空間を用いた表現とする。
地上デジタル放送においては、通常、1つのカルーセル内のファイルのみで放送コンテンツを構成する。しかし、複数のカルーセルに含まれるファイルを利用した放送コンテンツを構成することもできる。例えば、図4に示された放送コンテンツの構成において、「40/0000/startup.bml」が、コンポーネントをまたがって「50/0001/data.btb」を参照する構成とすることができる。
そこで、放送コンテンツと同様に、DSRC受信復号部12によって受信された所定のDSRCコンテンツが例えば「50/0001/data.btb」という名前空間になるようメモリ部13に展開することによって、地上デジタル放送で用いられているデータ放送コンテンツの更新処理と全く同一に、所定のDSRCコンテンツの更新処理を扱うことが可能となり、両者のモジュールの更新処理の同一化が実現できる。
なお、特許請求の範囲に記載の「第1のコンテンツと第2のコンテンツとを併合する」とは、前述のようにコンポーネントをまたがって放送コンテンツとDSRCコンテンツとを併合することをいう。ここで、併合という文言は、ソフトウェア用語のマージ(merge)に対応するものであり、融合、合併、統合等と換言される場合がある。また、コンポーネントをまたがって放送コンテンツとDSRCコンテンツとを併合することは、放送コンテンツを基準として見れば、放送コンテンツの所定のモジュールとDSRCコンテンツの所定のモジュールとを差し替える、又は交換する等と表現することもできる。
次に、本実施の形態に係る受信装置10の動作について図5を用いて説明する。図5は、データ放送コンテンツの表示更新例を示すフローチャートである。なお、受信装置10は、優先度を設定する設定手段を有し、データ放送コンテンツをモニタに表示する際に、優先度に基づいて表示する例を挙げて説明する。この優先度は、例えば放送局設備において設定されるものであり、PMTのデータ符号化方式記述子の上記伝送フォーマットの値に応じた記述領域に「放送コンテンツを優先」、「DSRCコンテンツを優先」、「受信機の優先度設定に準拠」等と記述される情報である。また、図5において、「地上デジタル放送」を「地上デジタル」又は「地上」と、「DSRC信号」を「DSRC」と、それぞれ、略記している。
まず、放送受信復調部11及びDSRC受信復号部12によって、地上デジタル放送波及びDSRC信号が受信される(ステップS11、12)。
具体的には、放送受信復調部11によって受信された地上デジタル放送波は、音声信号及び映像信号のデータと、放送コンテンツのデータとに分離される。そして、放送受信復調部11によって、映像信号及び音声信号のデータはデコード部14に出力され、放送コンテンツのデータはメモリ部13に蓄積される。また、DSRC受信復号部12が受信して復号したDSRCコンテンツは、DSRC受信復号部12によってメモリ部13に蓄積される。
ここで、DSRC受信復号部12は、受信状態が変化するたびにメモリ部13に蓄積されたDSRCコンテンツを更新する。受信状態の変化は、例えば、DSRC信号の取得可能エリアに車両が入ったときや、異なるDSRC信号の取得可能エリアに車両が入ったとき、又はDSRC信号の取得可能エリアから車両が出たとき等に生じる。
DSRC受信復号部12によって受信されたDSRCコンテンツは、一旦メモリ部13に蓄積されるが、既にメモリ部13にDSRCコンテンツが存在する場合は最新のバージョンのものに更新される。さらに、DSRCコンテンツが受信できなくなった場合は、所定の時間経過後にメモリ部13に蓄積されたDSRCコンテンツは消去される。
放送コンテンツ又はDSRCコンテンツのモジュールが更新された場合は、制御部16によって、モジュールのアップデートが検出される(ステップS13)。次いで、DSRC受信復号部12によって、放送コンテンツ又はDSRCコンテンツのモジュールがメモリ部13に展開される(ステップS14)。
続いて、制御部16によって、優先度が判定される(ステップS15)。ステップS15において、優先度が受信機の優先度設定に準拠する設定となっている場合は、制御部16によって、受信機設定判定が実行される(ステップS16)。
また、ステップS15において、放送コンテンツの優先度がDSRCコンテンツの優先度よりも高いと判断された場合は、地上デジタルモジュール(放送コンテンツ)を優先して放送コンテンツとDSRCコンテンツとが併合される(ステップS17)。なお、ステップS16において、受信機の設定が地上デジタル優先(放送コンテンツ優先)となっている場合もステップS17の処理が実行される。
一方、ステップS15において、DSRCコンテンツの優先度が放送コンテンツの優先度よりも高いと判断された場合は、制御部16によって、DSRCコンテンツのモジュールがメモリ部13において消去されているか否かが判定される(ステップS18)。なお、ステップS16において、受信機の設定がDSRCコンテンツ優先となっている場合もステップS18が実行される。
ステップS18において、DSRCコンテンツのモジュールが消去されていると判定された場合、例えばDSRCコンテンツが受信できなくなってから所定時間が経過した場合は、前述のステップS17に進む。一方、ステップS18において、DSRCコンテンツのモジュールが消去されていると判定されなかった場合、例えばDSRC信号の取得可能エリアを車両が走行中の場合は、DSRCモジュール(DSRCコンテンツ)を優先して放送コンテンツとDSRCコンテンツとが併合される(ステップS19)。
そして、デコード部14によって、併合されたデータ放送コンテンツがデコードされ、表示部15によって、更新されたデータ放送コンテンツがモニタに表示される(ステップS20)。
前述のように、優先度を設定し、例えば放送コンテンツよりもDSRCコンテンツの優先度を上げておけば、DSRC信号の取得可能エリアでない場合には、地上デジタル放送によって放送域全体に送信される放送コンテンツを表示するが、DSRC信号の取得可能エリアにおいては、地域独自のDSRCコンテンツを表示するというように、受信装置10は自動的に表示内容を更新することが可能となる。
また、緊急時などにおいては、放送コンテンツの優先度を上げることで、DSRC信号の取得可否に関わらず、放送コンテンツを強制的に表示させることも可能となる。
次に、図6を用いて、本実施の形態に係る受信装置10によるコンテンツの表示例を説明する。図6は、本実施の形態の受信装置10が受信したコンテンツをモニタに表示させたときのイメージ図である。なお、図中の「TV」は、テレビジョン放送の映像が表示される領域を示している。
図6に示すように、地上デジタル放送では、テレビジョン放送の映像信号及び音声信号と、例えば全国のニュース記事及び日本地図の放送コンテンツとを含むコンテンツが伝送される。また、DSRC信号では、地域独自のニュース記事、地域の地図、広告等が伝送される。
受信装置10は、通常、地上デジタル放送波を受信し、テレビジョン放送と、放送コンテンツ、例えば全国のニュース記事及び日本地図とをモニタに表示する。受信装置10を搭載した車両が移動し、例えば世田谷のDSRC信号取得可能エリアに入ったとき、例えば世田谷ニュース、地域の広告、世田谷区の地図等が、それまで表示されていた放送コンテンツに代わって自動的にモニタに表示される。世田谷のDSRC信号取得可能エリアから車両が出て一定時間経過すると、再び全国のニュース記事及び日本地図の放送コンテンツがモニタに表示される。
同様に、車両が例えば八王子のDSRC信号取得可能エリアに入ったとき、例えば八王子ニュース、地域のお知らせ等が、それまで表示されていた放送コンテンツに代わって自動的にモニタに表示される。八王子のDSRC信号取得可能エリアから車両が出て一定時間経過すると、再び全国のニュース記事及び日本地図の放送コンテンツがモニタに表示される。
以上のように、本実施の形態の受信装置10によれば、放送コンテンツとDSRCコンテンツとを併合することによって、DSRCコンテンツの更新処理を自動的に行うことができる構成としたので、受信位置情報の取得や負荷の増大する処理を行うことなく、受信位置に応じた地域のコンテンツを受信することができる。
また、本発明のコンテンツ配信システムは、放送コンテンツとDSRCコンテンツとを併合することによって、受信装置10に自動的に更新処理を行わせることができ、受信位置情報の取得や負荷の増大する処理を受信装置10に行わせることなく、受信位置に応じた地域のコンテンツを受信装置10に受信させることができる。
また、本発明のコンテンツ制作方法は、放送コンテンツとDSRCコンテンツとを併合することによって、受信位置情報の取得や負荷の増大する処理を受信装置10に行わせることなく、受信位置に応じた地域のコンテンツを受信装置10に受信させることができる。
また、本発明のコンテンツ伝送方法は、放送コンテンツとDSRCコンテンツとを併合することによって、受信位置情報の取得や負荷の増大する処理を受信装置10に行わせることなく、受信位置に応じた地域のコンテンツを受信装置10に受信させることができる。
なお、前述の実施の形態において、受信装置10が、第1のコンテンツとしての放送コンテンツと、第2のコンテンツとしてのDSRCコンテンツとを受信する構成を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、広範囲のエリアと局所的なエリアとに向けて送信されるコンテンツを受信する構成であれば同様の効果を得ることができる。
また、前述の実施の形態において、データカルーセル伝送方式による放送コンテンツと同じ名前空間にマッピングされるようDSRCコンテンツを変換する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、どちらか一方のフォーマットに他方のフォーマットを変換して両者を併合する構成であれば同様の効果を得ることができる。
また、前述の実施の形態において、受信装置10を車両に搭載する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、移動体に搭載される構成であれば同様の効果を得ることができる。
また、前述の実施の形態において、PMTのデータ符号化方式記述子の上記伝送フォーマットの値に応じた記述領域に優先度を設定する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば放送コンテンツとDSRCコンテンツとを併合する際に共有するコンポーネントを示す情報を前述の記述領域に設定する構成であってもよい。
本実施の形態の受信装置のブロック図 本実施の形態の受信装置が受信するDSRC信号を送信するDSRCシステムの構成例を示す図 本実施の形態の受信装置が受信するDSRC信号を送信するDSRCシステムの構成例を示す図 本実施の形態の受信装置が受信する放送コンテンツの構成の一例を示す図 本実施の形態の受信装置の各ステップのフローチャート 本実施の形態の受信装置が受信したコンテンツをモニタに表示させたときのイメージ図
符号の説明
10 受信装置
11 放送受信復調部(第1のコンテンツ受信手段)
12 DSRC受信復号部(第2のコンテンツ受信手段)
13 メモリ部(コンテンツ記憶手段)
14 デコード部
15 表示部
16 制御部(コンテンツ併合手段、コンテンツ更新手段)
20、30 DSRCシステム
21、31 放送局設備
22、32 通信ネットワーク
23a、23b、31a データ配信設備
24a、24b、33a、33b アンテナ

Claims (11)

  1. 第1のエリアに向けて送信された第1のコンテンツを受信する第1のコンテンツ受信手段と、前記第1のエリアよりも狭い第2のエリアに向けて送信された第2のコンテンツを受信する第2のコンテンツ受信手段と、受信された前記第1のコンテンツと前記第2のコンテンツとを併合するコンテンツ併合手段とを備えたことを特徴とする受信装置。
  2. 前記第1及び前記第2のコンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、記憶された前記第1のコンテンツと前記第2のコンテンツとを同一化して更新処理を実行するコンテンツ更新処理手段とを備え、前記第1のコンテンツは、予め定められた名前空間を有し、前記第2のコンテンツは、前記第1のコンテンツの前記名前空間に基づいて前記第1のコンテンツと共に前記コンテンツ記憶手段に記憶されることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記第1及び前記第2のコンテンツをモニタに表示させる表示部を備え、前記第1及び前記第2のコンテンツの少なくとも一方は、予め定められた優先度情報を有し、前記表示部は、前記優先度情報に基づいて前記第1及び前記第2のコンテンツのいずれかを優先的に表示することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記第1のコンテンツは、地上デジタル放送のデータ放送コンテンツであり、前記コンテンツ更新処理手段は、前記地上デジタル放送で用いられる割り込み処理に基づいて前述の更新処理を実行することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の受信装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の受信装置と、前記第1のコンテンツを配信する第1のコンテンツ配信設備と、前記第2のコンテンツを配信する第2のコンテンツ配信設備とを備えたことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  6. 前記第2のコンテンツ配信設備は、互いに異なる前記第2のコンテンツを複数の前記第2のエリアに配信する際に、複数の前記第2のエリア毎の緯度及び経度情報を含む受信位置情報に基づいて前記第2のコンテンツを配信することを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ配信システム。
  7. 第1のエリアに向けて送信する第1のコンテンツを第1のフォーマットに基づいて制作するステップと、前記第1のエリアよりも狭い第2のエリアに向けて送信する第2のコンテンツを第2のフォーマットに基づいて制作するステップと、前記第1及び前記第2のフォーマットのいずれか一方から他方にフォーマットを変換することによって前記第1のコンテンツと前記第2のコンテンツとを併合するステップとを含むことを特徴とするコンテンツ制作方法。
  8. 前記第1のコンテンツは、地上デジタル放送のデータ放送コンテンツであり、前記第2のコンテンツは、局所的なエリアに係るデータ放送コンテンツであることを特徴とする請求項7に記載のコンテンツ制作方法。
  9. 前記第1のコンテンツ及び前記第2のコンテンツを伝送する信号の少なくとも一方は、前記第1のコンテンツと前記第2のコンテンツとの併合に係る情報を有し、前記併合に係る情報は、前記第1及び前記第2のコンテンツをそれぞれ構成するコンポーネントに係る共有情報及び予め定められた優先度情報を含むことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のコンテンツ制作方法。
  10. 前記地上デジタル放送で用いられるデータ符号化方式記述子によって前記併合に係る情報を記述することを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ制作方法。
  11. 請求項7から請求項10までのいずれか1項に記載のコンテンツ制作方法によって制作された前記第1及び前記第2のコンテンツを伝送し、前記第1のコンテンツと前記第2のコンテンツとを併合することを特徴とするコンテンツ伝送方法。
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