JP2017079423A - 放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】必要性の低いデータのダウンロードを回避し、処理負荷を軽減する放送受信装置を提供する。
【解決手段】放送受信装置は、第1の番組と、第1の番組に続いて同じチャンネルで放送される第2の番組に対応付けられたデータをダウンロードするための制御情報とを受信する受信部と、視聴履歴を記録する視聴履歴記録部と、制御情報を受信した場合にS100;YES、視聴履歴に基づいてデータをダウンロードするか否かを判定し、データをダウンロードすると判定した場合にS120;YES、制御情報に基づいてデータをダウンロードするS150ダウンロード処理部とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、放送受信装置に関する。
電波(放送信号)による放送とインターネットなどのネットワークを利用する通信との融合によるサービスの開発が進んでいる。このようなサービス体系の一つとしては、例えばHybridcast(登録商標)が挙げられる。これによれば、デジタル放送される番組に対応付けられたアプリケーションをインターネット経由で放送受信装置へダウンロードして画面上に当該アプリケーションによるサービス画像を合成することにより、例えば、SNS(Social Networking Service)などのインターネット上のサービス等を連携させた形態での放送が実現できる。
なお、アプリケーションをダウンロードするための情報と各アプリケーションの開始時刻および終了時刻とを含む複数のアプリケーション情報を受信し、ダウンロード実行手段は、現時刻では放送されていない番組の放送前に、当該放送前の番組に対応するアプリケーションに係る前記アプリケーション情報に含まれる開始時刻に従って、サーバから前記放送前の番組に対応するアプリケーションのダウンロードを実行する放送受信装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2014‐64210号公報
上述したような放送受信装置によるアプリケーションのダウンロードは、当該アプリケーションをダウンロード可能である旨等を知らせるアプリケーション情報を放送信号から受信したタイミングや、ユーザが視聴するチャンネルを切り替えたタイミング等で自動的に実行されていた。しかしながら、アプリケーションの配信元となるサーバやネットワークや放送受信装置の処理負荷を考慮すると、ユーザにとって必要性の低いアプリケーションのダウンロードは可能な限り避けるべきであると言える。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザにとって必要性の高いデータをダウンロードすることにより、前記負担を軽減させる放送受信装置を提供する。
本発明の態様の一つは、放送受信装置は、第1の番組と、前記第1の番組に続いて同じチャンネルで放送される第2の番組に対応付けられたデータをダウンロードするため制御情報とを受信する受信部と、視聴履歴を記録する視聴履歴記録部と、前記制御情報を受信した場合に、前記視聴履歴に基づいて前記データをダウンロードするか否かを判定し、前記データをダウンロードすると判定した場合に、前記制御情報に基づいて前記データをダウンロードするダウンロード処理部と、を備える。
本態様によれば、番組の視聴履歴に基づいてデータのダウンロードの要否を判定するため、ユーザにとって必要性の低いデータのダウンロードを回避し、前記負担を軽減することができる。
本発明の実施形態として、前記ダウンロード処理部は、前記視聴履歴に基づいて前記第2の番組を視聴する傾向がある場合に、前記データをダウンロードするとしてもよい。
当該構成によれば、第2の番組を視聴する傾向があると推測される場合に前記データをダウンロードすることができる。
また、本発明の実施形態として、前記ダウンロード処理部は、前記視聴履歴の前記第2の番組の視聴回数が、前記第2の番組と同じ時間帯に各チャンネルで放送される番組毎の視聴回数の中で最も多い場合に、前記第2の番組を視聴する傾向がある、としてもよい。
また、前記ダウンロード処理部は、前記視聴履歴の前記第2の番組の視聴回数が所定の基準回数を超えている場合に、前記第2の番組を視聴する傾向がある、としてもよい。
これら構成によれば、第2の番組を視聴する傾向が所定以上にある場合に前記データをダウンロードすることができる。
また、本発明の実施形態として、前記ダウンロード処理部は、前記視聴履歴に基づいて前記第1の番組と同じチャンネルと異なる他のチャンネルで前記第2の番組と同じ時間帯に放送される第3の番組を視聴する傾向がある場合、前記第2の番組の放送開始時刻の所定時間前になっても前記第1の番組と同じチャンネルから前記他のチャンネルへの切り替えが実行されなければ、前記データをダウンロードするとしてもよい。
当該構成によれば、ほぼ確実に第2の番組を視聴すると言える状態になってから前記データをダウンロードすることができる。
また、本発明の実施形態として、放送受信装置は、視聴予約の情報を記録する視聴予約情報記録部を備え、前記ダウンロード処理部は、前記視聴予約の情報に基づいて前記第1の番組と同じチャンネルと異なる他のチャンネルで前記第2の番組と同じ時間帯に放送される第4の番組の視聴予約がされている場合には、前記視聴履歴にかかわらず前記データをダウンロードしないと判定するとしてもよい。
当該構成によれば、前記データの無駄なダウンロードを回避できる。
また、本発明の実施形態として、前記ダウンロード処理部は、所定時間内でのチャンネルの切り替えを繰り返している期間は、前記データをダウンロードしないと判定するとしてもよい。
当該構成によれば、第2の番組を視聴するか否か判らない状況で前記データをダウンロードすることを回避できる。
本発明の技術的思想は、放送受信装置以外の態様によっても実現される。つまり、放送受信装置が実行する各工程を含む方法(データ取得方法)や、このような方法をハードウェア(放送受信装置)に実行させるためのプログラムや、当該プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体を、それぞれ発明として捉えることができる。
放送受信装置の概略を例示するブロック図。 第1実施形態にかかるフローチャート。 各チャンネルの時間帯毎の番組の放送スケジュールの一部を例示する図。 第2実施形態にかかるフローチャート。 第3実施形態にかかるフローチャート。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を更に説明する。
図1は、実施形態にかかる放送受信装置11の概略を例示するブロック図である。放送受信装置11を、デジタルテレビジョンと称してもよい。図1に示すように、放送受信装置11は、アンテナ12で受信したデジタルテレビジョン放送信号を、入力端子13を介してチューナ部14に供給することにより、所望のチャンネルの放送信号(番組を放送するための放送信号)を選局して受信する。
放送受信装置11は、チューナ部14で選局された放送信号を、復調部15に供給して復調し、デスクランブラ部16で必要に応じて暗号を復号した後、分離(Demux)部17に出力する。分離(Demux)部17は、デスクランブラ部16から出力された放送信号を種別ごとに分離し、分離された映像信号及び音声信号を映像/音声デコーダ18に出力する。映像/音声デコーダ18は、分離された映像信号及び音声信号(番組を構成する映像および音声)を復号し、映像信号を合成処理部19に出力し、音声信号を音声処理部20に出力する。合成処理部19は、映像/音声デコーダ18から供給される映像信号に、後述するブラウザ21を介して入力される映像データまたは画像データを重畳して出力している。
放送受信装置11は、合成処理部19から出力した映像信号を、映像処理部22に供給する。映像処理部22は、入力された映像信号を、例えば液晶パネル等を有する映像表示部23で表示可能なフォーマットのアナログ映像信号に変換している。放送受信装置11は、映像処理部22から出力されたアナログ映像信号を、映像表示部23に供給して映像表示に供する。音声処理部20は、入力された音声信号を、スピーカ24で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換している。そして、この音声処理部20から出力されたアナログ音声信号が、スピーカ24に供給されることにより音声再生に供される。これにより、ユーザは所望の番組を放送受信装置11を用いて視聴することができる。
また、映像信号及び音声信号の他に、放送信号にはメディア情報や番組情報など番組関連情報(SI/PSI)が含まれている。この番組関連情報(SI/PSI)は、分離(Demux)部17より分離され、SI/PSI取得部25により解釈され、RAM(Random Access Memory)26に格納される。さらに、放送信号には放送受信装置11で実行されるアプリケーションに関するアプリケーション情報(番組に対応付けられたアプリケーションをダウンロードするためのアプリケーション情報)が重畳されている。このアプリケーション情報は、分離(Demux)部17により分離され、アプリダウンローダ27に出力される。すなわち、チューナ部14、復調部15、分離(Demux)部17等が「受信部」として機能することになる。本実施形態で言うアプリケーションは、特許請求の範囲における「番組に対応付けられたデータ」の一種である。また、アプリケーション情報は、特許請求の範囲における「データをダウンロードするための制御情報」の一種である。
アプリダウンローダ27は「ダウンロード処理部」としても機能する。アプリダウンローダ27は、分離(Demux)部17で分離されて取得したアプリケーション情報に従って、ネットワークインターフェース28を介してネットワーク29上のサーバ30からアプリケーションをダウンロードし、RAM26もしくはFlashMemory31等の記憶媒体へ記録する。
アプリケーションは、例えばHTMLによって記述されている。アプリケーションとしては、例えば、選挙や自然災害(台風、地震、水害など)発生の際などに、放送画面に字幕情報を表示するアプリケーションが挙げられる。また、アプリケーションとしては、放送局が作成する情報だけではなく、例えば、番組内容に関連してSNSなどに一般視聴者が投稿した情報を一覧表示するアプリケーションが挙げられる。本実施形態が想定するアプリケーションには、これら具体例に限らず、ユーザが視聴する番組と何らかの関連付けや対応付けがされたアプリケーションの全てが含まれる。
ダウンロードされたアプリケーションは、ユーザの指示もしくはアプリケーション情報に記載された起動条件に従ってブラウザ21上で実行されて映像データまたは画像データとして映像/音声デコーダ18から供給される映像信号に重畳される。
放送受信装置11は、上記した受信動作を含むその全ての動作を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)32を備える。CPU32は、上述したRAM26やCPU32が実行する制御プログラムを格納したFlashMemory31とともに制御部33を構成する。むろん、制御部33は、ユーザが操作する不図示のリモートコントローラ(以下、リモコン)からの制御信号に応じた処理を実行可能である。
制御部33には、ネットワークインターフェース28が接続されている。ネットワークインターフェース28は、入出力端子を介して外部のネットワーク29に接続されている。そして、ネットワーク29には、当該ネットワーク29を介した通信機能を利用して各種のアプリケーションを提供するためのサーバ30が接続されている。このため、制御部33は、ネットワークインターフェース28及びネットワーク29を介して、サーバ30にアクセスして情報通信を行なうことにより、サーバ30が提供しているアプリケーションを利用することができる。
次に、放送信号によるアプリケーション情報の伝送方式について説明する。アプリケーション情報には、例えば、アプリケーション名(番組に対応付けられたアプリケーションを識別するための名称)、アプリケーションを表すアイコンのイメージ、アプリケーションの取得先(例:インターネット等)、アプリケーション位置(URI(Uniform Resource Identifier)で取得するファイルの位置)が含まれている。なお、アプリケーション情報に含まれる情報は、これらに限られない。
アプリケーション情報の放送信号による伝送方式としては、トランスポートストリーム中のAITテーブルを用いる方式、XML形式を用いてAIT情報を表現(XML−AIT)し、放送中のカルーセル(DSM−CC:Digital Storage Media-Command and Control:サーバ−端末間制御プロトコル)を用いてXML−AITファイルを伝送する方式、ネットワーク29上のサーバ30からXML−AITファイルを取得する方法がある。AITテーブルで表現する際には、上記の情報を記述子の形で表現する。
次に、アプリダウンローダ27によるアプリケーションのダウンロードの実行について説明する。基本的には、アプリダウンローダ27は、分離(Demux)部17により分離されたアプリケーション情報を受信した場合に、ネットワークインターフェース28を介してネットワーク29上のサーバ30からアプリケーションのダウンロードを試みる。
第1実施形態:
図2は、第1実施形態にかかるフローチャートを示している。当該フローチャートは、制御部33やアプリダウンローダ27が協働して実現する処理の一部分(データ取得方法)を示している。当該フローチャートが実行される前提として、ユーザは、放送受信装置11により選局中の或るチャンネル(例えば、図3に示すチャンネル1)で現在受信されている番組(例えば、番組A)を視聴中であるとする(後述の図4,5のフローチャートに関しても同様)。番組Aは、第1の番組の一例である。図3は各チャンネルの時間帯毎の番組の放送スケジュールの一部を例示しており、知られているように放送受信装置11は、このような情報を放送信号から得られるEPG情報等に基づいて認識可能である。
番組Aの視聴中、アプリダウンローダ27は、現在選局されているチャンネル1により番組Aの次に放送される番組(番組C、図3参照。)に対応するアプリケーション情報を取得できたか否か判定する(ステップS100)。番組Cは、チャンネル1で第1の番組に続いて放送される第2の番組の一例である。図2(および図4,5)では、番組Cを次番組と表記している。アプリダウンローダ27は、番組Cに対応するアプリケーション情報、つまり番組Cに対応付けられたアプリケーションをダウンロードするためのアプリケーション情報を取得済みか否かを、例えば、取得済みのアプリケーション情報のアプリケーション名やEPG情報等に基づいて判定する。アプリダウンローダ27は、番組Cに対応するアプリケーション情報を取得済みと判定するまでステップS100の判定を繰り返し、そのようなアプリケーション情報を取得済みと判定した場合は、ステップS110へ進む。
アプリダウンローダ27は、ステップS110において過去の番組の視聴履歴を参照し、ステップS120では、当該視聴履歴に基づいて、番組Cに対応付けられたアプリケーションをダウンロードするか否かを判定する。そして、当該判定の結果に基づいて、ステップS150へ進む。つまりステップS120からは、アプリケーションをダウンロードすると判定した場合にステップS150へ進み、一方、アプリケーションをダウンロードしないと判定した場合にステップS130へ進む。
制御部33は、過去(例えば、過去数か月間)における番組の視聴履歴を所定の記憶媒体(例えば、FlashMemory31や不図示のハードディスク等)へ、随時更新しながら記録している。例えば、視聴履歴としては、ユーザが放送受信装置11で視聴した番組のタイトルや放送日時を始めとした情報が記録されている。この意味で、当該所定の記憶媒体は、視聴履歴を記録する「視聴履歴記録部」に該当する。
ステップS120における視聴履歴に基づく具体的な判定方法として、アプリダウンローダ27は、視聴履歴に基づいて、番組Cを視聴する傾向(番組Cの視聴傾向)がある(所定以上の視聴傾向がある)と判定した場合に、番組Cに対応付けられたアプリケーションをダウンロードすると判定する。番組Cの視聴傾向があるとは、例えば、視聴履歴の番組Cの放送時間帯における他チャンネルの番組の視聴回数との比較で、番組Cの視聴回数が最も多い場合が挙げられる。つまり、番組Cと同じ時間帯に各チャンネルで放送される番組毎の視聴履歴に記録されている視聴回数の中で、番組Cの視聴回数が最も多い場合に、番組Cの視聴傾向があると言える。あるいは、視聴履歴の番組Cの視聴回数が所定の基準回数を超えている場合に、番組Cの視聴傾向があると判定してもよい。
ステップ150では、アプリダウンローダ27は、番組Cに対応するアプリケーション情報に基づいて、番組Cに対応付けられたアプリケーションをダウンロードする。つまり、取得済みの番組Cに対応するアプリケーション情報にはアプリケーション位置等の情報が含まれているため、当該アプリケーション位置等に基づいて番組Cに対応付けられたアプリケーションの配信元(サーバ30)へアクセスし、サーバ30から、当該番組Cに対応付けられたアプリケーションをダウンロードする。
一方、ステップ120からステップS130へ進んだということは、アプリダウンローダ27は、視聴履歴に基づいて、ユーザによる視聴傾向が高い別の番組(番組Cではない別の番組)の存在を認知したと言える。ステップS120,S130,S140の流れを説明する場面においては、番組Bを現在放送中のチャンネル2で番組Cと同じ時間帯に放送される番組D(図3参照)が、アプリダウンローダ27が視聴履歴に基づいて視聴傾向が番組Cよりも高い(視聴傾向が所定の基準よりも高い)と判定した番組であると仮定する。番組Dは、チャンネル1と異なる他のチャンネル(チャンネル2)で第2の番組と同じ時間帯に放送される第3の番組の一例である。
ステップS130では、アプリダウンローダ27は、ユーザによるリモコンの操作等により、チューナ部14が選局するチャンネルがチャンネル1からチャンネル2へ切り替えられたか否か判定する。チャンネル2への切り替えが実行されていない場合には、アプリダウンローダ27は、ステップS140において、番組Cの放送開始時刻(例えば、20時)の所定時間前(例えば、3分前)に達したか否か判定し、番組Cの放送開始時刻の所定時間前に達するまでステップS130,S140の判定を繰り返す。ステップS140において“Yes”と判定した場合、つまり番組Cの放送開始時刻の所定時間前になってもチャンネル2への切り替えが実行されなければ、アプリダウンローダ27は、番組Cに対応付けられたアプリケーションをダウンロードすると判定し、ステップS150へ進む。
このように第1実施形態によれば、放送受信装置11は、過去の番組の視聴履歴に応じて、現在よりも後に放送される番組に対応付けられたアプリケーションをダウンロードするか否かを分岐することができる。特に、視聴履歴に基づいて視聴傾向が所定の基準よりも高いと判定される番組に対応付けられたアプリケーションをダウンロードするようにしたため、ユーザにとって必要性の低いアプリケーションのダウンロードを回避できる。これにより、サーバ30やネットワーク29や放送受信装置11の処理負荷を軽減することができる。
また、ステップS120,S130,S140の流れによれば、視聴履歴から現在視聴中の番組Aと同じチャンネル1で次に放送される番組Cの視聴傾向は高いとは言えないが、チャンネルの切り替えが実行されないために、そのまま番組Cが視聴される可能性が高いと推測される場合にも、番組Cに対応付けられたアプリケーションがダウンロードされる。そのため、ユーザの利便性が向上する。
ただし、第1実施形態において、ステップS130,S140は必須ではなく、ステップS120で“No”と判定した場合は、そのまま、番組Cに対応付けられたアプリケーションをダウンロードせずに当該フローチャートを終えてもよい。仮にその後、過去の視聴傾向に反してユーザが番組Cを視聴した場合、番組Cに対応付けられたアプリケーションはダウンロードされていないため放送受信装置11上で当該アプリケーションを実行できないが、番組Cの視聴に際して当該アプリケーションは絶対に必要なものではないため、ユーザの大きな損失とはならない。むろん、当該フローチャートとは別に、放送受信装置11は、ユーザの任意の操作に応じて、番組Cに対応付けられたアプリケーションをダウンロードすることは可能である。また、当該フローチャートでは、番組Dの視聴傾向が高いと判定した状況でチャンネル2への切り替えがされた(ステップS130において“Yes”の判定をした)場合の処理は特に記載していないが、むろんこの場合、放送受信装置11は、番組Dに対応付けられたアプリケーションをダウンロードすることが可能である。
本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば後述するような実施形態も採用可能である。以下の実施形態の説明においては、第1実施形態と共通する事項は説明を省略する。複数の実施形態を適宜組み合わせた構成も本発明の開示範囲に入る。
第2実施形態:
図4は、第2実施形態にかかるフローチャートを示している。当該フローチャートは、制御部33やアプリダウンローダ27が協働して実現する処理の一部分(データ取得方法)を示している。ステップS200,S210は、図2のステップS100,S110と同じである。
ステップS220では、アプリダウンローダ27は、番組のいわゆる視聴予約の情報を参照して、今後放送される番組であって視聴予約されている番組を特定する。視聴予約は、ユーザにより任意に設定された予約であり、制御部33は、視聴予約の情報を所定の記憶媒体(例えば、FlashMemory31や不図示のハードディスク等)に記録している。この意味で、当該所定の記憶媒体は、視聴予約の情報を記録する「視聴予約情報記録部」にも該当する。
ステップS230では、アプリダウンローダ27は、視聴履歴および視聴予約に基づいて、番組Cに対応付けられたアプリケーションをダウンロードするか否か判定する。ステップS230からは、アプリケーションをダウンロードすると判定した場合にステップS240へ進み、一方、アプリケーションをダウンロードしないと判定した場合に当該フローチャートを終える。ステップS240は、図2のステップS150と同じである。
ステップS230における具体的な判定方法として、アプリダウンローダ27は、視聴履歴に基づいて番組Cの視聴傾向が所定の基準よりも高いと判定した場合であっても、ステップS220で特定した番組(視聴予約されている番組)に番組Cと同じ時間帯に放送される番組(例えば、番組D)が含まれている場合には、番組Cに対応付けられたアプリケーションをダウンロードしないと判定する。なお、視聴履歴に基づいて番組Cの視聴傾向が所定の基準よりも高いと判定した場合であって、ステップS220で特定した番組(視聴予約されている番組)に番組Cと同じ時間帯に放送される番組が含まれていなければ、番組Cに対応付けられたアプリケーションをダウンロードすると判定する。つまり、アプリダウンローダ27は、番組の視聴予約の情報に基づいて、現在視聴中のチャンネル1と異なる他のチャンネルで第2の番組(番組C)と同じ時間帯に放送される第4の番組(第2実施形態の説明の便宜上、例えば、チャンネル2で放送される番組D)の視聴予約がされていると判定した場合には、視聴履歴(番組Cの視聴傾向)にかかわらず、番組Cに対応付けられたアプリケーションをダウンロードしないと判定する。
このように第2実施形態によれば、放送受信装置11は、視聴履歴から見て視聴傾向が高い番組であっても、視聴予約の状況からその番組を視聴しないと判断できる番組については、対応付けられたアプリケーションをダウンロードしないため、ユーザにとって必要性の低いアプリケーションのダウンロードを回避できる。
第2実施形態ではフローチャートに表現していないが、アプリダウンローダ27は、ステップS230において“No”の判定をした後、視聴予約されている番組(前記の例では番組D)について、その放送前のタイミングでその番組に対応付けられたアプリケーションをダウンロードすることが可能である。また、ステップS230において、視聴履歴に基づいて番組Cの視聴傾向が所定の基準よりも高いと判定しなかった場合は、番組Cに対応付けられたアプリケーションをダウンロードしない判定となるが(ステップS230において“No”)、ステップS220で特定した番組(視聴予約されている番組)に番組Cと同じ時間帯に放送される番組が含まれておらず、かつ、図2のステップS130,S140の判定を経た上であれば、ステップS240へ進むとしてもよい。つまり、現在視聴中のチャンネル1で後に放送される番組Cの視聴傾向が低く、番組Cと同じ放送時間帯に他チャンネルで放送される番組に視聴予約がされておらず、かつ、視聴傾向が高い番組を放送する他チャンネルへの切り替え(チャンネル1からチャンネル2への切り替え等)が番組Cの放送開始時刻の所定時間前になっても実行されなければ、番組Cに対応付けられたアプリケーションをダウンロードするとしてもよい(第1実施形態と第2実施形態との組み合わせ)。
第3実施形態:
図5は、第3実施形態にかかるフローチャートを示している。当該フローチャートは、制御部33やアプリダウンローダ27が協働して実現する処理の一部分(データ取得方法)を示している。ステップS300,S310,S320,S330,S340は、図2のステップS100,S110,S120,S130,S140と同じである。
ステップS320における“Yes”の判定に従ってステップS325へ進んだアプリダウンローダ27は、現在、所定時間内でのチャンネルの切り替えを繰り返している期間(ザッピング期間)であるか否か判定する。アプリダウンローダ27は、ユーザによるリモコンの操作等によりチューナ部14が選局するチャンネルが所定時間内(例えば、30秒以内)に切り替わる状態が継続している間はザッピング期間であると判定し、ザッピング期間ではないと判定したときに、ステップS325からステップS350へ進む。ステップS350は、図2のステップS150と同じである。
このように第3実施形態によれば、放送受信装置11は、視聴履歴に基づいて視聴傾向が所定の基準よりも高いと判定される番組(番組C)に対応付けられたアプリケーションをダウンロードする場合であっても、視聴する番組が定まらないザッピング期間中は、当該アプリケーションをダウンロードしないと判定する。つまり、当該視聴傾向が高い番組Cを視聴する状況が整うまで(ザッピング期間が終わるまで)は番組Cに対応付けられたアプリケーションのダウンロードを保留するため、結果的に、真に必要なアプリケーションのみダウンロードすることができる。なお第3実施形態ではフローチャートに表現していないが、アプリダウンローダ27は、ステップS325において“No”の判定をしたときに選局されているチャンネルが、ステップS320で視聴傾向が高いと判定した番組Cの放送チャンネル(チャンネル1)と異なる場合は、その後に番組Cが視聴されるとは言えないため、ステップS350へは進まない。この場合、ステップS130(図2)で“Yes”の判定をした後と同様に、放送受信装置11は、現在選局されているチャンネル(例えば、チャンネル2)で放送される番組に対応付けられたアプリケーションをダウンロードすることが可能である。
また、このような第3実施形態に第2実施形態を組み合わせることも可能である。つまり、アプリダウンローダ27は、図5のフローチャートの中でも視聴予約の情報を参照し、現在視聴しているチャンネル1で後に放送される番組(番組C)が、視聴履歴から見て視聴傾向が高い番組であっても、視聴予約の状況から番組Cを視聴しないと判断できる場合には、この番組Cに対応付けられたアプリケーションをダウンロードしないようにする。また、放送受信装置11は、ニュースや天気予報等の放送時間が比較的短い(例えば、放送時間が5分以内である)番組については、番組に対応付けられたアプリケーションをダウンロードする対象から除外するとしてもよい。このように放送時間が短い番組については、そもそも関連するアプリケーションの実行が望まれない傾向があるからである。
なお、放送受信装置11はデジタルテレビジョンに限定されない。放送受信装置11は、放送信号を受信し、またネットワークを介して外部からデータ(例えば、アプリケーション)をダウンロード可能な機能を有する装置によって具現化される。放送受信装置11は、例えば、HDDレコーダ、チューナ、セットトップボックス等であってもよい。本発明における、番組に対応付けられたデータには、これまで説明したようなアプリケーションには該当しないデータ、例えば、単に放送画面に重畳されて表示されるデータ等も含まれる。
また、放送受信装置11が番組に対応付けらたデータ(例えば、アプリケーション)をダウンロードするという概念には、ネットワークを介した通信によりサーバからデータを取得する処理以外に、放送局から放送される放送信号を受信し、当該放送信号に重畳されているデータを抽出する処理も含むものとする。この場合、放送局がデータの配信元となる。
11…放送受信装置、14…チューナ部、27…アプリダウンローダ、29…ネットワーク、30…サーバ

Claims (7)

  1. 第1の番組と、前記第1の番組に続いて同じチャンネルで放送される第2の番組に対応付けられたデータをダウンロードするため制御情報とを受信する受信部と、
    視聴履歴を記録する視聴履歴記録部と、
    前記制御情報を受信した場合に、前記視聴履歴に基づいて前記データをダウンロードするか否かを判定し、前記データをダウンロードすると判定した場合に、前記制御情報に基づいて前記データをダウンロードするダウンロード処理部と、
    を備えることを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記ダウンロード処理部は、前記視聴履歴に基づいて前記第2の番組を視聴する傾向がある場合に、前記データをダウンロードする、ことを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記ダウンロード処理部は、前記視聴履歴の前記第2の番組の視聴回数が、前記第2の番組と同じ時間帯に各チャンネルで放送される番組毎の視聴回数の中で最も多い場合に、前記第2の番組を視聴する傾向があるとする、ことを特徴とする請求項2に記載の放送受信装置。
  4. 前記ダウンロード処理部は、前記視聴履歴の前記第2の番組の視聴回数が所定の基準回数を超えている場合に、前記第2の番組を視聴する傾向があるとする、ことを特徴とする請求項2に記載の放送受信装置。
  5. 前記ダウンロード処理部は、前記視聴履歴に基づいて前記第1の番組と同じチャンネルと異なる他のチャンネルで前記第2の番組と同じ時間帯に放送される第3の番組を視聴する傾向がある場合、前記第2の番組の放送開始時刻の所定時間前になっても前記第1の番組と同じチャンネルから前記他のチャンネルへの切り替えが実行されなければ、前記データをダウンロードする、ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の放送受信装置。
  6. 視聴予約の情報を記録する視聴予約情報記録部を備え、
    前記ダウンロード処理部は、前記視聴予約の情報に基づいて前記第1の番組と同じチャンネルと異なる他のチャンネルで前記第2の番組と同じ時間帯に放送される第4の番組の視聴予約がされている場合には、前記視聴履歴にかかわらず前記データをダウンロードしないと判定する、ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の放送受信装置。
  7. 前記ダウンロード処理部は、所定時間内でのチャンネルの切り替えを繰り返している期間は、前記データをダウンロードしないと判定する、ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の放送受信装置。
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