JP2006318724A - 面状発光体 - Google Patents

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Abstract

【課題】
正面輝度向上性と輝度ムラ改善性(画面均斉度)に優れる光反射フィルムを提供する。具体的に、直下型バックライトに好適であって、より明るく、かつ照明効率に優れた面光源を得ることのできる面上発光体を提供する。
【解決手段】
少なくとも、複数の直線を有する光源と、Aの要件を満たす光反射板と、Bの要件を満たす異方拡散フィルムより構成される面状発光体。
A 直線状光源の長さ方向に対直交する方向の断面形状が、山形部と底面部から構成される連続形状である光反射フィルム。
B 基材の少なくとも一方の面に、下記の断面形状を有する複数のレンズ柱がフィルムの面方向に平行に設置されている異方拡散フィルム。
断面形状:レンズ柱の表面部分が、曲線からなり、かつ断面の高さLBが、レンズ柱が基材と接触する底部の長さLAの1/2よりも長い。
【選択図】 図14

Description

本発明は、面光源として直下型バックライトに好適な面状発光体関するものであり、特に液晶表示装置等の平面表示装置に用いられる面光源用の直下型バックライトに好適な面状発光体に関するものである。
近年、パソコン、テレビあるいは携帯電話などの表示装置として、液晶を利用したディスプレイが数多く用いられている。これらの液晶ディスプレイは、それ自体は発光体でないために、裏側から面光源を使用して光を照射することにより表示が可能となっている。また、面光源は、単に光を照射するだけでなく、画面全体を均一に照射せねばならないという要求に応えるため、サイドライト型バックライトもしくは直下型バックライトと呼ばれる面状発光体が採用されている。
これらのなかで、テレビなどに適用される直下型バックライトについて図1の概念図を用いて説明する。直下型バックライトでは、一般的に、並列に配置された複数の蛍光管3と、蛍光管3の上面側に乳白色の拡散板1が設置されており、さらに場合によっては拡散板1の上にその他の拡散シートやプリズムシートなどが適宜配置されることもある。また、蛍光管3の下面側には光反射フィルム2が敷設されている。
まず、蛍光管3は光源としての役割を果たす。これら光源を用いることにより液晶などの用途のバックライトを光らせることができる。蛍光管3には直線状の冷陰極管(蛍光管)が用いられることが多いが、他の光源例として有機ELやLED等が用いられることもある。
次に拡散板としては、アクリル樹脂等に拡散性の粒子を分散させた白色の拡散板等が代表的であり、直下型バックライトにおいて、背面に設置されたランプのイメージを低減し、均斉度を向上させる作用を有する。
一方で、面光源をより明るくする要求(高輝度化)は高まるばかりであり、その手段として、例えば、光源の数を増加させたり出力をアップする等の方法もあるが、これらの方法は大きなコストアップの要因となり、非効率でもある。
また、上記の高輝度化の要求に対して、拡散板について異方拡散フィルムに関する提案がなされている。具体的に、シリンドリカルレンズ部をストライプ状に備えたもの(特許文献1参照)や、棒状の気泡を分散させたもの(特許文献2参照)および縦割紡錘形状を備えたもの(特許文献3参照)等が提案されている。
次に、光反射フィルムとしては、薄膜であることと同時に高い反射機能が要求され、従来、白色顔料を添加したフィルムや内部に微細な気泡を含有させたフィルムが、単独で、もしくはこれらのフィルムと金属板、プラスチック板などとを張り合わせたものが使用されてきた。特に内部に微細な気泡を含有させたフィルムを使用した場合には、輝度の向上効果や均一性に優れることから広く使用されている。かかる微細な気泡は、樹脂にそれとは非相溶な成分(ボイド核剤)を含有せしめ、一方向以上に延伸させることにより得ることができる。このような内部に微細な気泡を含有したフィルムは特許公報などに開示されている(特許文献4)。
勿論、面光源の均斉度向上や高輝度化の要求に対しては、光反射フィルムを改良することによるアプローチもなされている。具体的には、白色顔料の添加量を増加させることにより光反射フィルムの光反射性を向上させ、高輝度化を狙ったものや、光反射フィルムを光源の配置に合わせて変形させ、光の光出射方向を制御することにより、均斉度の向上を狙ったものも提案されている(例えば特許文献5、6)。
特開2002−62528号公報(請求項1、請求項4−5、図1) 特開2002−98810号公報(請求項1、図1) 特開2002−107510号公報(請求項2−3、図1) 特開平6−322153号公報(第0010欄、実施例1) 特開2001−318614号公報(請求項1、第0012欄、第0013欄、第0037欄、図1) 特開平2002−82624号公報(請求項1、第0009欄、第0023欄、第0025欄、図1、図2)
しかしながら、従来技術においては以下の課題がある。
まず、光拡散板については、従来の乳白板や上記の提案のいずれにおいても、特に直下型バックライトにおいて十分に高い輝度と均斉度とを兼ね備えておらず、また生産性とコストを高度に両立させることができていないという課題がある。
次に、光反射フィルムについては、光反射性を単に向上せしめても面光源輝度は期待されていたほどは向上しないという課題がある。また、光反射フィルムを単に変形せしめても、輝度ムラを改善する効果が費用に対して低いことも問題となっている。
そこで本発明の目的は、これらの点を鑑み、光反射フィルムと光拡散フィルムの相互作用に着目し、高輝度かつ高均斉度を兼ね備えた新規な面状発光体を提供することにある
上記課題を解決するため、本発明は以下の構成からなる。
1.少なくとも、複数の直線を有する光源と、Aの要件を満たす光反射板と、Bの要件を満たす異方拡散フィルムとを有する面状発光体。
A 直線状光源の長さ方向に対直交する方向の断面形状が、山形部と底面部から構成される連続形状である光反射フィルムである。
B 基材の少なくとも一方の面に、下記の断面形状を有する複数のレンズ柱がフィルムの面方向に平行に設置されている異方拡散フィルムである。
断面形状:レンズ柱の表面部分が、曲線からなり、かつ断面の高さLBが、レンズ柱が基材と接触する底部の長さLAの1/2よりも長い。
2.異方拡散フィルムの断面形状が、略楕円形の一部であって、式(1)の関係にあることを特徴とする前記面状発光体。
/a+(y+k)/b=1 (1)
ただしy≧0,b/a>1,b>k≧0である。
ここで、(x,y)はレンズ柱の断面における表面の座標を表し、フィルムの厚み方向をy軸方向、フィルム面方向をx軸方向とする。またレンズ柱が基材と接触する部位の中心をx=0,基材との接触面をy=0とする。
3.LB/LAが0.75以上である異方拡散フィルムを用いたことを特徴とする前記いずれかの面状発光体。
4.山形部の頂角が70°〜110°である光反射フィルムを用いたことを特徴とする前記いずれかの面状発光体。
5.山形部の頂点高さHが以下の関係を満たす光反射フィルムを用いたことを特徴とする前記いずれかの面状発光体。
H≧L/2
ただしLは直線上光源の中心部と光反射板フィルムの底面部との距離
6.異方拡散フィルムのいずれかのレンズ柱の頂点同士の距離CLが、200μm以下である前記いずれかの面状発光体。
7.表示装置の直下型バックライトである前記いずれかの面状発光体。
本発明の面状発光体は、少なくとも、複数の直線状光源と、Aの要件を満たす光反射板と、Bの要件を満たす異方拡散フィルムより構成されるものであることから、正面輝度向上性と輝度ムラ改善性(画面均斉度)に優れており、液晶画面をるく照らし、液晶画像をより鮮明かつ見やすくすることができる。
本発明の面状発光体は、少なくとも、Aの要件を満たす光反射フィルムと、複数の直線形状を有する光源と、Bの要件を満たす異方拡散フィルムとにより構成されることが必要である。
A 光源が有する形態の直線に直交する方向の断面形状が、山形部と底面部から構成される連続形状である光反射フィルム。
B 基材の少なくとも一方の面に、下記の断面形状を有する複数のレンズ柱がフィルムの面方向に平行に設置されている異方拡散フィルム。
断面形状:レンズ柱の表面部分が、曲線からなり、かつ断面の高さLBが、レンズ柱が基材と接触する底部の長さLAの1/2よりも長い。
さらに、異方拡散フィルムの断面形状が、略楕円形の一部であって、式(1)の関係にあることを特徴とする面状発光体であることが好ましい。
/a+(y+k)/b=1 (1)
ただしy≧0,b/a>1,b>k≧0である。
ここで、(x,y)はレンズ柱の断面における表面の座標を表し、フィルムの厚み方向をy軸方向、フィルム面方向をx軸方向とする。またレンズ柱が基材と接触する部位の中心をx=0、基材との接触面をy=0とする。
複数の直線形状を有する光源としては、図2に示すような直線状の光源4が複数並んでいる場合の他に、図3,図4に示すような2以上の直線形状を含んでU字状等の光源4によって構成されていてもよい。光源の形状がもつ複数の直線は平行となっていることが好ましい。
2以上の直線部がU字状等によって構成されている場合、直線部が2以上あれば一つの光源であっても、複数の直線の形状を有する光源に含まれる。尚、複数とは2以上のことである。
次に、本発明の面状発光体は光源が有する直線の形態の長さ方向に対して、垂直方向の断面形状が、山形部と底面部からなる基本単位の繰り返しよりなる光反射フィルムである光反射板を有していることが必要である。光源の長さ方向とは、先述した光源の直線部の長さ方向を指す。該方向に対して垂直方向の光反射フィルムの断面形状が上記の形状となる。
山形部とは、曲線もしくは直線から構成され、光源側に凸な形状を指す。図5は光源4の下に光反射フィルム2が配置された状態の斜視図であり、側面を観測したもの図6である。他にも図7.図8、図9の形態がありうる。なかでも、図6に示すように2つの直線から構成される形状、図7に示すように1つの曲線から構成される形状、図8に示すように2つの曲線から構成される形状、図9に示すように2つの直線と1つの曲線から構成される形状であることが生産性の面より好ましい。
また、最大の高さを有する点が頂点5となる。図6に示すような直線によって構成される形状の場合、頂角の角度は70°以上110°以下であることが好ましい。さらに好ましくは80°以上100°以下である。頂角の角度をかかる範囲にすることにより、光源からの出射光分布を効率良く制御できるためか、後述する異方拡散フィルムを組み合わせた場合、均斉度と面光源輝度を飛躍的に向上させることができる。
尚、折り曲げ加工し、光反射フィルムとするにあたり、山形部を作った場合、頂点部(折り曲げ部)は角とはならず僅かに丸みを帯びることがある。折り曲げ加工の場合、このような現象を避けることは困難であるため、図10に示すように山形部を構成する2つの直線・曲線を延長することにより頂角8を求められる。
図11に示すように、光反射フィルムにおける底面部7の断面長さTLは光源4の断面長さKN(蛍光管であれば太さに該当)以上であり、光源間距離KLの半分以下であることが好ましい。底面部の断面長さTLをかかる範囲にすることにより、光源からの出射光を効率に制御することができるためか、後述する異方拡散フィルムを組み合わせた場合、均斉度と面光源輝度を飛躍的に向上させることができる。
本発明のバックライトを構成する光反射フィルムの断面形状は一種類の山形部と一種類の底面部から構成される基本形状の繰り返しであること好ましい。異なる種類の山形部や底面部が存在すると、光源からの出射光の制御が一様ではなくなるため、画面均斉度が悪化することがあるためである。
従って、本発明において光反射フィルムは山形部の峰線や山形部と底面部がなす谷線が光源の直線部に平行であることが好ましい。 但し、表示装置の画面端部に相当する部分については必ずしもその必要はない。画面端部では画面側面部に近いため、上述した基本形状とすることが物理的に不可能な場合もあるためである。
さらに本発明において、山形部の頂点高さHは以下の関係を満たすことが好ましい。
H≧L/2
ここで図12に示すようにLは光源中心部と反射板底面部との距離である。さらに好ましくは
H≧L×3/4
である。上限は特に定められるものではない。図13には、光反射フィルム2、光源4、異方拡散フィルム9の順に構成された面発光体の断面を示しているが、光源4の上には異方拡散フィルム9が施設されるため、異方拡散フィルム9と接触しない程度の高さが上限となる。
山形部の頂点位置をかかる範囲内とすることにより、光源からの出射光を効率に制御することができるためか、後述する異方拡散フィルムを組み合わせた場合、均斉度と面光源輝度をさらに向上させることができる。
本発明で用いる光反射フィルムの光反射率は85%以上であることが好ましく、より好ましくは87%以上、特に好ましくは90%以上である。光反射率が低いと、光源から出射される光を十分に反射できず、画面輝度に著しく劣ることがある。
また、光反射フィルムの材料としては以下のものが例示される。
1)主たる構成成分に樹脂を用い、これに有機、無機の染料および微粒子などを添加したもの。
2)樹脂に当該樹脂成分とは非相溶性の樹脂、有機粒子無機粒子から選ばれる一以上の材料を混合して溶融押出しした後、少なくとも1方向に延伸し、内部に微細な気泡を形成させたもの。
3)溶融樹脂に炭酸ガスなどの気体を注入して押出、成形し、内部に気泡を有するもの。
これら見かけ上白色性を有するものであれば特に限定するものではない。特に本発明の用途においては、上記2のものが好ましい。
更に内部に微細な気泡を形成させたフィルムの少なくとも片面に、有機もしくは無機の微粒子を添加した熱可塑性樹脂を共押出などの方法によって積層、さらに延伸し、表層部に内層部よりも微細な気泡を形成させた複合フィルムが特に好ましい。
光反射フィルムを構成する樹脂としては、フィルムを形成し得るものであれば特に限定しないが、好ましいものとしては溶融押出可能な樹脂が好ましい。具体例として、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリウレタン、ポリフェニレンスルフィドなどを挙げることができる。特に本発明においては、寸法安定性や機械的特性が良好で、可視光線域における吸収がほとんどないなどの点からポリエステルが好ましい。
ポリエステルの具体例としては、ポリエチレンテレフタレート(以下、PETと略称する)、ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート(以下、PENと略称する)、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ−1,4−シクロヘキシレンジメチレンテレフタレートなどを挙げることができる。もちろん、これらのポリエステルはホモポリマーであってもコポリマーであってもよい。好ましくはホモポリマーである。コポリマーである場合の共重合成分としては、芳香族ジカルボン酸、脂肪族ジカルボン酸、脂環族ジカルボン酸、炭素数2〜15のジオール成分を挙げることができ、ジカルボン酸の例としては、たとえばイソフタル酸、アジピン酸、セバシン酸、フタル酸、スルホン酸塩基含有イソフタル酸、およびこれらのエステル形成性化合物、またジオール成分としてはジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ネオペンチルグリコール、分子量400〜2万のポリアルキレングリコールなどを挙げることができる。
これらのポリエステル中には本発明の効果を阻害しない範囲内で各種添加物、たとえば耐熱安定剤、耐酸化安定剤、有機の滑剤、有機、無機の微粒子、耐光剤、帯電防止剤、核剤、カップリンブ剤などが添加されていてもよい。
本発明に用いられる光反射フィルムは、長期に渡って安定に反射特性を発揮するために、光に対する耐性を付与する材料、すなわち光安定剤を含有することが好ましい。さらに、最表面層には、光安定剤を含有せしめることが好ましい。ここで、最表面層とは、光反射フィルムがフィルム厚み方向に積層構造をとっている場合、最もフィルム表面側に位置する層を指す。一方、フィルムが単層構造の場合は、該層を指す。また、フィルムには表面と裏面の二つの表面があるため、積層フィルムである場合は最表面層は二層存在し得るが、バックライトを製作する際は光源側(観察者側)に光安定剤を含有せしめた最表面層が存在するよう製作することが好ましい。光安定剤としては、紫外線を遮蔽、吸収する機能を有する材料、紫外線照射によって生じたヒドロペルオキシドを非ラジカル的に分解する材料、光による励起状態を消光する材料、紫外線照射によって生じたラジカルを補足する材料が例示される。例えばヒンダードアミン系、サリチル酸系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、シアノアクリレート系、トリアジン系、ベンゾエート系、蓚酸アニリド系などの有機系の光安定剤やそれらの光安定化構造を含む共重合ポリマー、あるいはゾルゲルなどの無機系の光安定剤を用いることができる。好適に用いられる光安定剤の具体例を以下に示すが、もちろんこれらに限定されるものではない。また、これらを併用して用いることも好ましい態様である。
ヒンダードアミン系: ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、コハク酸ジメチル・1−(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン重縮合物。
サリチル酸系: p−t−ブチルフェニルサリシレート、p−オクチルフェニルサリシレート。
ベンゾフェノン系:2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノン、2,2’−4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、ビス(2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5−ベンゾイルフェニル)メタン。
ベンゾトリアゾール系: 2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ・t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェノール)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ・t−アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2,2’−メチレンビス[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)フェノール]、2(2’ヒドロキシ−5’−メタアクリロキシフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−3’−(3″,4″,5″,6″−テトラヒドロフタルイミドメチル)−5’−メチルフェニル]ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5−アクリロイルオキシエチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メタクリロキシエチルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’−アクリロイルエチルフェニル)−5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール。
シアノアクリレート系: エチル−2−シアノ−3,3’−ジフェニルアクリレート。
上記以外: ニッケルビス(オクチルフェニル)サルファイド、[2,2’−チオビス(4−tーオクチルフェノラート)]−n−ブチルアミンニッケル、ニッケルコンプレックス−3,5−ジ・t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル・リン酸モノエチレート、ニッケル・ジブチルジチオカーバメート、2,4−ジ−t−ブチルフェニル−3’,5’−ジ・t−ブチル−4’−ヒドロキシベンゾエート、2,4−ジ・t−ブチルフェニル−3’,5’−ジ・t−ブチル−4’−ハイドロキシベンゾエート、2−エトキシ−2’−エチルオキザックアシッドビスアニリド、2−(4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−5−[(ヘキシル)オキシ]−フェノール。
本発明の面状発光体において、光反射フィルムを構成する素材は用途に合わせて複合して用いることが出来る。例えば、光反射フィルムの裏に光が漏れることを嫌う場合に、黒色などの着色フィルムや金属箔と貼り合わせることは好ましい態様である。好適に用いられる複合手段の具体例を以下に示すが、もちろんこれらに限定されるものではない。
複合相手素材:ポリエステルフィルム、ポリオレフィンフィルム、ポリアミドフィルム、ポリウレタンフィルム、ポリフェニレンスルフィドフィルム、アルミ箔、鉄箔、銅箔。
複合方法:粘着、接着、熱融着。
また、反射板を構成する素材の裏面側に印刷や蒸着によって遮光層や伝熱層、導電層を形成することも好ましい態様の一つである。
また、上記形状の光反射フィルムとする手段は特に制限されない。例えば、一枚の光反射フィルムを折り曲げ加工等によって上記形状としたり、光反射フィルムをアルミ板等と貼り合わせプレス加工によって上記形状とすることも好ましい加工態様の一つである。
本発明の面状発光体は上述の光反射フィルムと光源の他に、基材の少なくとも一方の面に、下記の断面形状を有する複数のレンズ柱が平行に、かつフィルムの面方向に設置されている異方拡散フィルムが設けられていることが必要である。
断面形状:レンズ柱の表面部分が、曲線からなり、かつ断面の高さLBが、レンズ柱が基材と接触する底部の長さLAの1/2よりも長い。
さらに、異方拡散フィルムの断面形状が、略楕円形の一部であって、式(1)の関係にあることが好ましい。
/a+(y+k)/b=1 (1)
ただしy≧0,b/a>1,b>k≧0である。
(ここで、(x,y)はレンズ柱の断面における表面の座標を表し、フィルムの厚み方向をy軸方向、フィルム面方向をx軸方向とする。またレンズ柱が基材と接触する部位の中心をx=0,基材との接触面をy=0とする。)
半楕円形である場合、a,bの距離は図14で図示されたものとなる。尚、本発明で用いられる異方拡散フィルムのレンズ柱の断面形状は、なるべく完全な半楕円であることがより好ましいが、略楕円形状であっても良い。ここで、略楕円の範囲については、理想形の楕円に対し、乖離率Sが10%以下、より好ましくは5%以下、さらに好ましくは3%以下であることが好ましい。乖離率Sが10%を超えると、所望の光拡散効果が得られないことがある。ここで、乖離率Sとは、次のようにして求られるものである。
まず、xy座標上にレンズ柱の断面形状をトレースする。このとき、レンズ柱が基材と接触する部位の中心をx=0,基材との接触面をy=0とする。
次いで、(1)式で示される曲線を同一座標上に描く。次いで、トレースしたレンズ柱のx軸方向のレンズ柱断面長さを100等分する。100等分した各々のx座標をxi(i=0〜100)とする。このxにおけるレンズ柱をトレースした曲線上のy値をy、(1)式より示される曲線のy値をy'iとする。乖離率Sは(2)式より求められる。
Figure 2006318724
かかる3変数を任意に調整して、最小の場合の乖離率Sを採用するものとする。
尚、最小の乖離率を効率よく求める方法として例えば以下のように、yとy'iについて絶対差の総和SSおよび、yとy'iにおける傾きの絶対差の総和KSを参照しながら乖離率Sを求める方法が挙げられる。尚、SSとKSはそれぞれ(3)式、(4)式より求めることができる。
Figure 2006318724
ここで(4)式においてydとyd’はそれぞれ(x,y)と(x,y'i)における傾きを示す。また、(4)式においてi=1から99までの総和を求めているのは、完全な半楕円の場合、i=0およびi=100に相当する点の傾きは無限大もしくは無限小となり求めることができないため、i=0およびi=100の点を除外したためである。
以下、最小の乖離率を求める手順の具体例について述べる。
(あ)変数はb/a、b、kとする。先の説明では変数はa,b,kとしたが、aの代わりにb/aを用いても、bとb/aよりaを求めることができるためである。従って、ここではb/aを変数として用いる。次に初期値としてb/aは3とし、kは0とする。
(い)y=0において、トレースした曲線と(1)式の曲線が接する(もしくは接点を有するように)bの値を調整する。
(う)SSが最小の値になるようkの値を調整する。尚、kは0以上b未満でなければならない。
(え)KSが最小の値となるようb/aの値を調整する。尚、b/aは1より大でなければならない。
(お)SSが最小の値になるようbの値を調整する。尚、このときのb/aは1より大でなければならない。
(か)(う)〜(お)を繰り返し、Sの最小値を見出す。ここで、(う)〜(お)を3回繰り返して有効桁数3桁(4桁目を四捨五入)の数値が変化しない場合、最小の乖離率Sが求まったものとする。
かかる異方拡散フィルムを敷設することにより、画面輝度と均斉度を向上せしめることができる。かような効果が発現される詳細な理由は未だ解明されていないが、発明者らは以下のように考えている。直下型バックライトには、直線蛍光管など直線状の光源が一般に用いられる。そのため、異方拡散フィルムを用いなければ直線状の光源のイメージがそのまま観察者により視認されることとなる。これを避けるため、乳白板等に光拡散板により光源からの光を四方八方へ散乱させ、画面輝度の均斉化を図っている。
しかし、光源は直線状であることを考慮すると、拡散方向を制御し、光源の長さ方向と垂直方向へ拡散光を多く出射させることができれば、より効率的に画面輝度の均斉化が図れると考えられる。
本発明に用いられる異方拡散フィルムは、フィルム表面に形成されている曲線の柱(以下、レンズ柱)を直線状光源と平行になるように敷設することにより、光源の長さ方向に対して垂直方向に多く光を拡散させることができる。従って、極めて効率的に光源光を拡散させることができ、高輝度かつ均斉度の高い面光源が得られるものと考えられる。
ここで、変数aは400μm以下であることが好ましい。より好ましくは200μm以下、さらに好ましくは100μm以下である。本発明の発光体は面光源であるため、人間の目によって観察される。そのため、異方拡散フィルムのレンズ柱は人間の目によって視認されないことが好ましく、できるだけ小さいことが好ましいためである。下限は特に限定されるものではないが1μm以上であることが好ましい。1μmより小さくなると、レンズへ入射した光線は幾何光学には従わず、波動光学によって散乱する成分が多くなり、所望の光拡散性が得られないことがあるためである。
尚、本発明の異方拡散フィルムは、透明体であっても良いし、乳白色であっても良く、フィルム濁度によって制限されるものではない。
また、従来、レンズ柱の表面部分が、曲線からなり、かつ断面の高さLBが、レンズ柱が基材と接触する底部の長さLAの1/2よりも短くした部材(例えばレンズ柱の断面形状を半円としたり、式(1)においてb/aが1未満の半楕円とした部材)の開発も行われてきたが、本発明で特定されるレンズ柱(レンズ柱の表面部分が、曲線からなり、かつ断面の高さLBが、レンズ柱が基材と接触する底部の長さLAの1/2よりも長い)を有する異方拡散フィルムは、これら従来品以上の異方拡散性を有するため、均斉度を著しく高めることができる。さらに、本発明に用いられる異方拡散フィルムを用いることにより、正面輝度を従来品以上に高めることも可能である。
本発明に用いられる異方拡散フィルムがこのような特異な効果を発現する詳細な理由は不明であるが、本発明者らは以下のように考えている。レンズ柱の表面部分を曲線とし、かつ断面の高さLBをレンズ柱が基材と接触する底部の長さLAの1/2よりも長くすることによって、該曲線に対する接線とx軸がなす角度が大(概ね45°以上)となる部分、即ち急峻な角度を有する部分を多くすることができる。そして急峻な角度を持たせることにより、入射光線の出射角度を大とすることができ、良好な光拡散能を示させることができるものと考えられる。
かかる観点から、LB/LAは0.75以上とすることが好ましい。より好ましくは1.0以上である。LB/LAをかかる範囲とすることにより上記の急峻な角度を有する部分をより大とすることができる。尚、上限は特に規定されるものではないが、10以下であることが好ましい。LA/LBが10より大となると、急峻な角度を有する部分が大となり過ぎて、光線透過性に劣り、輝度特性に劣ることがあるためである。
ここで、LAは400μm以下であることが好ましい。より好ましくは200μm以下、さらに好ましくは100μm以下である。本発明の発光体は面光源であるため、人間の目によって観察される。そのため、異方拡散フィルムのレンズ柱は人間の目によって視認されないことが好ましく、できるだけ小さいことが好ましいためである。下限は特に限定されるものではないが1μm以上であることが好ましい。1μmより小さくなると、レンズへ入射した光線は幾何光学には従わず、波動光学によって散乱する成分が多くなり、所望の光拡散性が得られないことがあるためである。
また、断面の形状をb/aが1より大である略半楕円状の曲線とすることにより、該曲線に対する接線とx軸がなす角度が大となる部分の該曲線上に占める割合を効率良く多くすることができる。
かかる点、従来のレンズ柱の断面形状を半円としたり、式(1)においてb/aが1未満の半楕円とした部材では、該曲線に対する接線とx軸がなす角度が大となる部分があっても、その部分の曲線上に占める割合は小さく、そのため十分な効果が得られなかったと考えられる。
本発明で用いられる異方拡散フィルムのレンズ柱の断面形状は式(1)においてb/aは1.2以上であることが好ましく、さらに好ましくは1.5以上、より好ましくは2.0以上である。先に述べたように、異方拡散性は、レンズ柱の断面形状の急峻な部分で主に発現されると考えられるため、b/a(いわゆるアスペクト比)は大であることが好ましいためである。尚、b/aの上限は特に規定されるものではないが、製造の容易さから10.0以下であることが好ましい。
本発明で用いられる異方拡散フィルムのレンズ柱のフィルム断面において、図15に示すようにレンズ柱の頂点12同士の距離CLは400μm以下であることが好ましい。より好ましくは200μm以下、さらに好ましくは100m以下である。本発明の発光体は面光源であるため、人間の目によって観察される。そのため、異方拡散フィルムのレンズ柱は人間の目によって視認されないことが好ましく、できるだけ小さいことが好ましいためである。下限は特に限定されるものではないが1μm以上であることが好ましい。1μmより小さくなると、レンズへ入射した光線は幾何光学には従わず、波動光学によって散乱する成分が多くなり、所望の光拡散性が得られないことがあるためである。
ここで、図16に示すように一つのレンズ柱とそれに隣接するレンズ柱との間に間隙13があった場合でも、頂点12同士の距離CLは一つの半楕円の頂点とそれに隣接する半楕円の頂点の間の距離である。尚、このような間隙はできるだけ小さいことが好ましく、より好ましくはないことである。具体的には間隙は10μm以下であることが好ましい。かような間隙があると、間隙部分より光が入射角を変化させることなく出射するため、均斉度を低くせしめるためである。
また、本発明の異方拡散フィルムの、全光線透過率は50%以上であることが好ましい。さらに好ましくは65%以上であり、より好ましくは80%以上である。ここで全光線透過率は凸状断面が付与されていない面から入射させた場合の値である。全光線透過率が50%未満であると、輝度特性に劣ることがある。
以上のような観点から、本発明に用いられる異方拡散フィルムの構成成分としては透明性や加工性に優れているポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等が好適に用いられ、中でもポリエステル樹脂が好適に用いられる。
ここでポリエステルとは、主鎖中の主要な結合をエステル結合とする高分子化合物の総称であって、通常、ジカルボン酸成分とグリコール成分を重縮合反応させることによって得ることができる。ここでジカルボン酸成分としては、例えば、テレフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、イソフタル酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェノキシエタンジカルボン酸、5−ナトリウムスルホンジカルボン酸、フタル酸などの芳香族ジカルボン酸、シュウ酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、ダイマー酸、マレイン酸、フマル酸などの脂肪族ジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸などの脂環族ジカルボン酸およびパラオキシ安息香酸などのオキシカルボン酸などを挙げることができる。また、グリコール成分としては、例えば、エチレングリコール、プロパンジオール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコールなどの脂肪族グリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコールやポリプロピレングリコールなどのポリオキシアルキレングリコール、シクロヘキサンジメタノール、スピログリコールなどの脂環族グリコール、ビスフェノールA、ビスフェノールSなどの芳香族グリコールなどが挙げられる。
また、本発明で用いられるポリエステルは、上記のようなジカルボン酸成分または/およびグリコール成分を2種以上用いたポリエステル共重合体であってもよい。
本発明の異方拡散フィルムが、実質的にポリエステルから構成される場合、フィルムに占めるポリエステルの割合は90重量%以上であることが好ましく、より好ましくは95重量%以上である。ポリエステルの割合が90重量%以上であることにより、高透明性を備えつつ、耐熱性と長期安定性により優れたフィルムとすることができる。以下、このような実質的にポリエステルから構成されるフィルムを、単にポリエステルフィルムということがある。
本発明において、異方拡散フイルムの厚さFLは、フィルムの腰や加工性などの点で、75〜1000μmであることが好ましく、より好ましくは100〜700μmであり、特に好ましくは150〜500μmである。ここで、フィルムの厚さFLとは、一方の面にのみレンズ柱が設けられている場合は、図17に示すようにレンズ柱の頂点から、レンズ柱が設けられていない面の表面までの厚みをいう。両面にレンズ柱が設けられている場合は、図18に示すように一方の面のレンズ柱の頂点から、もう一方の面のレンズ柱の頂点までの厚みをいう。
また、本発明の異方拡散フィルム中には、本発明の効果が損なわれない範囲内で、各種の添加剤、例えば、酸化防止剤、耐熱安定剤、耐候安定剤、紫外線吸収剤、有機の易滑剤、顔料、染料、充填剤、帯電防止剤および核剤などが配合されていてもよい。
本発明において、フィルム表面に多数のレンズ柱を平行に形成する方法は、フィルムを必要に応じて加熱し、金型と平板とで圧着し、金型の面を転写させる方法、あるいは金型ロールとロールの間で加熱、加圧することにより形状を付与する方法が好ましい。
また、基材フィルム上に光硬化性樹脂を塗布し、金型で形状を転写し、光によって該形状を硬化せしめる方法も好ましい方法の一つである。
本発明の面状発光体は、上述した光反射フィルムと異方拡散フィルムを有することが必要である。これらのフィルムを組み合わせることにより、それぞれ単体で用いた場合を遥かに凌駕する高い均斉度と輝度を得ることができる。このような効果が得られる詳細な理由は不明であるが、本発明者らは次のように考えている。
本発明の異方拡散フィルムは、いかなる入射角を有する入射光に対しても一定の異方拡散性を示すが、60°以下、特に45°以下の入射角を有する入射光線に対し、極めて優れた異方拡散性を示す。
通常、線状光源からの光は四方八方に出射されているため、異方拡散フィルムへ入射する光線の入射角も0°から90°まで様々である。
しかし、光源の下に敷設されている光反射フィルムを上記のような形状とすることにより、異方拡散フィルムへ入射される光の方向を制御することが可能となる。特に本発明で用いられる光反射フィルムの形状とすることにより、異方拡散フィルムへ入射する光の多くを、入射角45°以下の光とすることが可能となる。
そのため、本発明の光反射フィルムと異方拡散フィルムを用いることにより、これら単体での使用時からは想像できなかったような高い均斉度と輝度特性が得られるものと考えられる。
尚、本発明の面上発光体には、本発明の効果を損なわない範囲で、その他の拡散フィルム、輝度向上フィルム、プリズムシート、偏光分離シート、色調補正フィルム等の各種光学フィルムを用いることができる。
次に、本発明の面状発光体の製造方法について述べるが、本発明はこれに限定されるものではない。
まず、光反射フィルムの製造方法について述べる。
主押し出し機、副押し出し機を有する複合製膜装置において、必要に応じて十分な真空乾燥を行った樹脂チップとボイド核剤を混合したものを加熱された主押し出し機に供給する。ボイド核剤の添加は、事前に均一に溶融混練して配合させて作製されたマスターチップを用いても、もしくは直接混練押し出し機に供給するなどしてもよい。また、フィルム強度を付与する熱可塑性樹脂層を積層するために、必要に応じて十分な真空乾燥を行った熱可塑性樹脂のチップ、無機粒子および蛍光増白剤を加熱された副押し出し機に供給する。
このようにして各押し出し機に原料を供給し、Tダイ複合口金内で主押し出し機のポリマー(B)の片面に副押し出し機のポリマー(A)が来るように積層(A/BもしくはA/B/A)してシート状に共押し出し成形し、溶融積層シートを得る。
この溶融積層シートを、冷却されたドラム上で密着冷却固定化し、未延伸積層フィルムを作製する。この時、均一なフィルムを得るために静電気を印加してドラムに密着させることが望ましい。その後、必要により延伸工程、熱処理工程等を経て目的の光反射フィルムを得る。
延伸の方法は特に問われないが、長手方向の延伸と巾方向の延伸を分離して行う逐次二軸延伸法や長手方向の延伸と巾方向の延伸を同時に行う同時二軸延伸法がある。逐次二軸延伸の方法としては、例えば、上記の未延伸積層フィルムを加熱したロール群に導き、長手方向(縦方向、すなわちフィルムの進行方向)に延伸し、次いで冷却ロール群で冷却する。
続いて長手方向に延伸したフィルムの両端をクリップで把持しながら加熱されたテンターに導き、長手方向に垂直な方向(横方向あるいは幅方向)に延伸を行うことができる。
同時二軸延伸の方法としては、例えば、上記の未延伸積層フィルムの両端をクリップで把持しながら加熱されたテンターに導き、巾方向に延伸を行うと同時にクリップ走行速度を加速していくことで、長手方向の延伸を同時に行う方法がある。この同時二軸延伸法は、フィルムが加熱されたロールに接触することがないため、フィルム表面に光学的な欠点となるキズが入らないという利点を有する。
こうして得られた二軸延伸積層フィルムに平面安定性、寸法安定性を付与するため、引き続いてテンター内で熱処理(熱固定)を行い、均一に徐冷後、室温付近まで冷却した後、巻き取ることにより、微細な気泡を有する光反射フィルムを得ることができる。
かかる光反射フィルムの折り目部分にボールペン等で直線状に押し跡をつけて溝を形成した後、山形部と底面部が形成されるように折り曲げ、反射フィルム底面全体と補強材を貼り付けて補強した。
次に異方拡散フィルムの製造方法について述べる。
必要に応じて十分な真空乾燥を行った樹脂チップを加熱された主押し出し機に供給する。その後、口金よりシート状に押し出し、静電印可法により鏡面のキャストドラムにて冷却し、未延伸シートを得る。該シートを、長手方向と横方向に二軸延伸し、熱処理し、フィルムを得る。得られたフィルムに、多数のレンズ柱が多数形成されるように、金型を用いて、加熱転写成形後、冷却し異方拡散フィルムを得ることができる。
以上で得られた光反射フィルムを直線の形状を有する光源の下に敷設し、拡散フィルムを上に敷設することにより、本発明の面状発光体を得ることができる。
[特性の測定方法および評価方法]
以下の各測定は室温下(20℃〜30℃)で、高湿条件下(相対湿度80%以上)を避け、大気圧下、かつ大気中で行うものとする。
(1)光反射率
分光光度計U−3410((株)日立製作所)にφ60積分球130−0632((株)日立製作所)および10°傾斜スペーサーを取りつけた状態で560nmの光反射率を求めた。尚、光反射率は光反射フィルムの両面について求め、より高い数値を当該光反射フィルムの光反射率とする。標準白色板には(株)日立計測器サービス製の部品番号210−0740(アルミナ)を用いた。
(2)全光線透過率
直読ヘーズコンピューターHGM−2DP(C光源用)を用いて全光線透過率を測定した。尚、全光線透過率は異方拡散フィルムの両面について求め、より高い数値を当該異方拡散フィルムの全光線透過率とする。
(3)頂点間距離CLの測定
まず、ミクロトームを用いて、フィルム断面を厚み方向に潰すことなく、レンズ柱の長さ方向に対して垂直に切断する。切断した断面を走査型電子顕微鏡S−2100A型((株)日立製作所)を用いて、1画面中に断面形状が2〜5個程度入るように、適当な倍率(目安として500〜10000倍)に拡大観察する。得られた断面画像より、頂点間距離CLを求める。尚、n数は50以上とする。
(4)異方拡散フィルム断面形状の測定
(3)にて得られた断面画像より断面形状をトレースする。該断面形状に対して、(1)式で示される曲線を近似させる。最小の乖離率Sが10%以下となった場合、(1)式で示される曲線を有するものとした。また、かかる近似化によって、a、b、kの値も併せて求めた。
(5)バックライト正面輝度と均斉度
まず、図19に示すように長さ39cmの直線蛍光管を蛍光管の長さ方向に対して光源間距離KL(蛍光管の中心間距離)が26mmとなるよう平行に12本設置する。蛍光管の断面厚みKN(直径)は2mmである。次いで、形状が長方形(長辺が40cm、短辺が30cm)の光反射フィルムを、図20に示すように光源中心部と反射板底面部との距離Lが10mmとなるよう蛍光管の下に設置する。次いで形状が長方形(長辺が40cm、短辺が30cm)の異方拡散フィルム9を、それぞれの蛍光管3の中心と光拡散フィルムである異方拡散フィルム9の表面部との距離が10mmとなるように設置する。
すべての蛍光管を点灯させ、1時間経過後に下記方法に従って輝度測定を行った。
輝度測定は、(株)アイ・システムのEyeScale−3を用いて行った。附属のCCDカメラをバックライトの中心から1mの地点に、バックライト面に対し正面となるように設置した。ここでバックライトの中心とは、異方拡散フィルムの面の重心点を指す。
バックライト正面輝度は、バックライトの中央部10cm×10cmの範囲の平均輝度とした。
また、均斉度はバックライトの中央部10cm×10cmの範囲の除することにより求めた尚、均斉度は2.0以下であることが好ましく、より好ましくは1.5以下、さらに好ましくは1.2以下である。均斉度が大きいと輝度ムラにより見づらい画面となることがあるからである。
(6)スジ視認性
光反射フィルムおよび拡散フィルムを組み込んだバックライトを1m離れた地点から正面観察し、異方拡散フィルム表面のレンズ柱がスジとして視認されるかを判定した。判定は◎、○、△、×で行い、◎はスジが全く視認されないことを、○はスジが僅かに視認されることを、△はスジが若干視認されることを、×はスジが明らかに視認されることを示す。△でも実用上使用可能である。
[実施例と比較例]
光反射フィルム;主押出し機に、光反射フィルムを構成する主たる樹脂成分としてPETを89重量%、ボイド核剤としてポリメチルペンテンを10重量%、分散剤としてポリエチレングリコールを1重量%混合したペレットを供給し、また、主押出し機とは別に副押出し機を用い、この副押出し機に、ポリエチレンテレフタレート(PET)を86重量%、炭酸カルシウムを14重量%を混合したペレットを供給した。次いで主押出し機に供給した成分層の両側表層に副押出し機に供給した成分層を有するよう溶融3層積層共押出しを行い、静電印加法により鏡面のキャストドラム上で冷却して3層積層シートを作成した。この積層シートを温度87℃で長手方向に3.2倍に延伸し、続いてテンターにて95℃の予熱ゾーンを通して110℃で巾方向に3.4倍に延伸した。さらに222℃にて30秒間熱処理することにより、膜厚188μmの積層フィルムからなる微細な気泡を多量に含む光反射フィルムを得た。この光反射フィルムの反射率は97%であった。
拡散フィルム用基材;副押出機から平均粒径0.3μmの球状シリカを0.05重量%含有し、スピログリコールをグリコール単位に対し30モル共重合したポリエチレンテレフタレート(以下「SPG−PET」と言う。)、ガラス転移温度105℃、固有粘度0.71dl/g)を、また主押出機から平均粒径0.3μmの球状シリカを0.1重量%含有するポリエチレンテレフタレート(以下「PET」という。)、ガラス転移温度75℃)を、積層厚み比がSPG−PET/PET=1/2となるように溶融2層共押出を行ない、静電印可法により鏡面のキャストドラム上で冷却して、2層積層シートを作製した。このようにして得られた2層積層シートを、110℃の温度にて長手方向と横方向に3倍同時二軸延伸し、その後230℃の温度で18秒間熱処理し、全膜厚250μmのポリエステルフィルムを得た。
[実施例1]
上に示した方法で得られた光反射フィルムにボール径0.5mmのボールペンで直線状に押し跡をつけて細溝を形成し、さらに頂角が120°、高さHが3.3mm(H=L/3)で各面が平面で構成される反射板形状になるように折り曲げ、頂点をなす辺が蛍光管と蛍光管の真ん中に位置するように設置した。その際、形状が固定されるように上記光反射フィルムを、厚み188μmの二軸延伸ポリエステルフィルム(東レ(株)社製“ルミラー”S10)に両面接着テープ(日東電工(株)製#500)を貼り付けた。
拡散フィルム用基材のSPG−PET積層面に、断面形状が(1)式においてb/a=1.3である形状の半楕円状ストライプ形状レンズを、対応した形状の金型を使用し、温度130℃で加熱、さらに20℃にて冷却することにより転写成形した。得られた異方拡散フィルムのレンズ柱の断面形状、LA、LB、LB/LA、a、b、b/a、k、S、CLは表1に示すとおりであり、全光線透過率は82%であった。
かかる異方拡散フィルムをレンズ柱を設けた面が観察者方向(レンズ柱を設けていない面が光源側)になるよう(以下の実施例・比較例でも拡散フィルムの設置方向は同様とする)にバックライトを組み立てたところ、均斉度は2.0、平均正面輝度は5600cd/m2、スジ視認性は△と良好な性能を示した。
[実施例2]
光反射フィルムにボール径0.5mmのボールペンで直線状に押し跡をつけて細溝を形成することによって、頂角が60°、高さHが3.3mm(H=L/3)で各面が平面で構成される反射板形状になるように折り曲げ、頂点をなす辺が蛍光管と蛍光管の真ん中に位置するように設置した。その際、形状が固定されるように上記光反射フィルムを厚み188μmの二軸延伸ポリエステルフィルム(東レ(株)社製“ルミラー”S10)に両面接着テープ(日東電工(株)製#500)を貼り付けた。
拡散フィルム用基材のSPG−PET積層面に、断面形状がb/a=1.3の(1)式
(y≧0)で示される形状の半楕円状ストライプ形状レンズを、対応形状の金型を使用し、加熱温度130℃、冷却温度20℃にて転写成形した。頂点間距離CL350μmであり、全光線透過率は82%である。
かかる異方拡散フィルムを光反射フィルムを組み込んだバックライトに搭載したところ、均斉度は1.9、平均正面輝度は6000cd/m2、スジ視認性は△と良好な性能を示した。
[実施例3]
光反射フィルムにボール径0.5mmのボールペンで直線状に押し跡をつけて細溝を形成することによって、頂角が75°、高さHが3.3mm(H=L/3)で各面が平面で構成される反射板形状になるように折り曲げ、頂点をなす辺が蛍光管と蛍光管の真ん中に位置するように設置した。その際、形状が固定されるように上記光反射フィルムを厚み188μmの二軸延伸ポリエステルフィルム(東レ(株)社製“ルミラー”S10)に両面接着テープ(日東電工(株)製#500)を貼り付けた。
拡散フィルム用基材のSPG−PET積層面に、断面形状がb/a=1.3の(1)式
(y≧0)で示される形状の半楕円状ストライプ形状レンズを、対応形状の金型を使用し、加熱温度130℃、冷却温度20℃にて転写成形した。頂点間距離CLは350μmであり、全光線透過率は82%である。
かかる異方拡散フィルムを光反射フィルムを組み込んだバックライトに搭載したところ、均斉度は1.7、平均正面輝度は6600cd/m2、スジ視認性は△と優れた性能を示した。
[実施例4]
光反射フィルムにボール径0.5mmのボールペンで直線状に押し跡をつけて溝を形成することによって、頂角が90°、高さHが3.3mm(H=L/3)で各面が平面で構成される反射板形状になるように折り曲げ、頂点をなす辺が蛍光管と蛍光管の真ん中に位置するように設置した。その際、形状が固定されるように上記光反射フィルムを厚み188μmの二軸延伸ポリエステルフィルム(東レ(株)社製“ルミラー”S10)に両面接着テープ(日東電工(株)製#500)を貼り付けた。
拡散フィルム用基材のSPG−PET積層面に、断面形状がb/a=1.3の(1)式
(y≧0)で示される形状の半楕円状ストライプ形状レンズを、対応形状の金型を使用し、加熱温度130℃、冷却温度20℃にて転写成形した。頂点間距離CLは350μmであり、全光線透過率は82%である。
かかる異方拡散フィルムを光反射フィルムを組み込んだバックライトに搭載したところ、均斉度は1.6、平均正面輝度は6900cd/m2、スジ視認性は△と良好な性能を示した。
[実施例5]
光反射フィルムにボール径0.5mmのボールペンで直線状に押し跡をつけて溝を形成することによって、頂角が60°、高さHが5mm(H=L/2)で各面が平面で構成される反射板形状になるように折り曲げ、頂点をなす辺が蛍光管と蛍光管の真ん中に位置するように設置した。その際、形状が固定されるように上記光反射フィルムを厚み188μmの二軸延伸ポリエステルフィルム(東レ(株)社製“ルミラー”S10)に両面接着テープ(日東電工(株)製#500)を貼り付けた。
拡散フィルム用基材のSPG−PET積層面に、断面形状がb/a=1.3の(1)式
(y≧0)で示される形状の半楕円状ストライプ形状レンズを、対応形状の金型を使用し、加熱温度130℃、冷却温度20℃にて転写成形した。頂点間距離CLは350μmであり、全光線透過率は82%である。
かかる異方拡散フィルムを光反射フィルムを組み込んだバックライトに搭載したところ、均斉度は1.4、平均正面輝度は7000cd/m2、スジ視認性は△と良好な性能を示した。
[実施例6]
光反射フィルムにボール径0.5mmのボールペンで直線状に押し跡をつけて溝を形成することによって、頂角が60°、高さHが10mm(H=L)で各面が平面で構成される反射板形状になるように折り曲げ、頂点をなす辺が蛍光管と蛍光管の真ん中に位置するように設置した。その際、形状が固定されるように上記光反射フィルムを厚み188μmの二軸延伸ポリエステルフィルム(東レ(株)社製“ルミラー”S10)に両面接着テープ(日東電工(株)製#500)を貼り付けた。
拡散フィルム用基材のSPG−PET積層面に、断面形状がb/a=1.3の(1)式
(y≧0)で示される形状の半楕円状ストライプ形状レンズを、対応形状の金型を使用し、加熱温度130℃、冷却温度20℃にて転写成形した。頂点間距離CLは350μmであり、全光線透過率は82%である。
かかる異方拡散フィルムを光反射フィルムを組み込んだバックライトに搭載したところ、均斉度は1.3、平均正面輝度は7400cd/m2、スジ視認性は△と良好な性能を示した。
[実施例7]
光反射フィルムにボール径0.5mmのボールペンで直線状に押し跡をつけて溝を形成することによって、頂角が60°、高さHが15mm(H=1.5×L)で各面が平面で構成される反射板形状になるように折り曲げ、頂点をなす辺が蛍光管と蛍光管の真ん中に位置するように設置した。その際、形状が固定されるように上記光反射フィルムを厚み188μmの二軸延伸ポリエステルフィルム(東レ(株)社製“ルミラー”S10)に両面接着テープ(日東電工(株)製#500)を貼り付けた。
拡散フィルム用基材のSPG−PET積層面に、断面形状がb/a=1.3の(1)式
(y≧0)で示される形状の半楕円状ストライプ形状レンズを、対応形状の金型を使用し、加熱温度130℃、冷却温度20℃にて転写成形した。頂点間距離CLは350μmであり、全光線透過率は82%である。
かかる異方拡散フィルムを光反射フィルムを組み込んだバックライトに搭載したところ、均斉度は1.2、平均正面輝度は8100cd/m2、スジ視認性は△と良好な性能を示した。
[実施例8]
光反射フィルムにボール径0.5mmのボールペンで直線状に押し跡をつけて溝を形成することによって、頂角が60°、高さHが3.3mm(H=L/3)で各面が平面で構成される反射板形状になるように折り曲げ、頂点をなす辺が蛍光管と蛍光管の真ん中に位置するように設置した。その際、形状が固定されるように上記光反射フィルムを厚み188μmの二軸延伸ポリエステルフィルム(東レ(株)社製“ルミラー”S10)に両面接着テープ(日東電工(株)製#500)を貼り付けた。
拡散フィルム用基材のSPG−PET積層面に、断面形状がb/a=1.5の(1)式
(y≧0)で示される形状の半楕円状ストライプ形状レンズを、対応形状の金型を使用し、加熱温度130℃、冷却温度20℃にて転写成形した頂点間距離CLは350μmであり、全光線透過率は81%である。
かかる異方拡散フィルムを光反射フィルムを組み込んだバックライトに搭載したところ、均斉度は1.04、平均正面輝度は9200cd/m2、スジ視認性は△と良好な性能を示した。
[実施例9]
光反射フィルムにボール径0.5mmのボールペンで直線状に押し跡をつけて溝を形成することによって、頂角が60°、高さHが3.3mm(H=L/3)で各面が平面で構成される反射板形状になるように折り曲げ、頂点をなす辺が蛍光管と蛍光管の真ん中に位置するように設置した。その際、形状が固定されるように上記光反射フィルムを厚み188μmの二軸延伸ポリエステルフィルム(東レ(株)社製“ルミラー”S10)に両面接着テープ(日東電工(株)製#500)を貼り付けた。
拡散フィルム用基材のSPG−PET積層面に、断面形状がb/a=2.0の(1)式
(y≧0)で示される形状の半楕円状ストライプ形状レンズを、対応形状の金型を使用し、加熱温度130℃、冷却温度20℃にて転写成形した。頂点間距離CLは350μmであり、全光線透過率は80%である。
かかる異方拡散フィルムを光反射フィルムを組み込んだバックライトに搭載したところ、均斉度は1.03、平均正面輝度は9500cd/m2、スジ視認性は△と良好な性能を示した。
[実施例10]
光反射フィルムにボール径0.5mmのボールペンで直線状に押し跡をつけて溝を形成することによって、頂角が60°、高さHが3.3mm(H=L/3)で各面が平面で構成される反射板形状になるように折り曲げ、頂点をなす辺が蛍光管と蛍光管の真ん中に位置するように設置した。その際、形状が固定されるように上記光反射フィルムを厚み188μmの二軸延伸ポリエステルフィルム(東レ(株)社製“ルミラー”S10)に両面接着テープ(日東電工(株)製#500)を貼り付けた。
拡散フィルム用基材のSPG−PET積層面に、断面形状がb/a=1.3の(1)式
(y≧0)で示される形状の半楕円状ストライプ形状レンズを、対応形状の金型を使用し、加熱温度130℃、冷却温度20℃にて転写成形した。頂点間距離CLは200μmであり、全光線透過率は82%である。
かかる異方拡散フィルムを光反射フィルムを組み込んだバックライトに搭載したところ、均斉度は1.1、平均正面輝度は8400cd/m2、スジ視認性は○と良好な性能を示した。
[実施例11]
光反射フィルムにボール径0.5mmのボールペンで直線状に押し跡をつけて溝を形成することによって、頂角が60°、高さHが3.3mm(H=L/3)で各面が平面で構成される反射板形状になるように折り曲げ、頂点をなす辺が蛍光管と蛍光管の真ん中に位置するように設置した。その際、形状が固定されるように上記光反射フィルムを厚み188μmの二軸延伸ポリエステルフィルム(東レ(株)社製“ルミラー”S10)に両面接着テープ(日東電工(株)製#500)を貼り付けた。
拡散フィルム用基材のSPG−PET積層面に、断面形状がb/a=1.3の(1)式
(y≧0)で示される形状の半楕円状ストライプ形状レンズを、対応形状の金型を使用し、加熱温度130℃、冷却温度20℃にて転写成形した。頂点間距離CLは100μmであり、全光線透過率は82%である。
かかる異方拡散フィルムを光反射フィルムを組み込んだバックライトに搭載したところ、均斉度は1.1、平均正面輝度は8500cd/m2、スジ視認性は◎と良好な性能を示した。
[実施例12]
光反射フィルムにボール径0.5mmのボールペンで直線状に押し跡をつけて溝を形成することによって、頂角が90°、高さHが10mm(H=L)で各面が平面で構成される反射板形状になるように折り曲げ、頂点をなす辺が蛍光管と蛍光管の真ん中に位置するように設置した。その際、形状が固定されるように上記光反射フィルムを厚み188μmの二軸延伸ポリエステルフィルム(東レ(株)社製“ルミラー”S10)に両面接着テープ(日東電工(株)製#500)を貼り付けた。
拡散フィルム用基材のSPG−PET積層面に、断面形状がb/a=1.3の(1)式
(y≧0)で示される形状の半楕円状ストライプ形状レンズを、対応形状の金型を使用し、加熱温度130℃、冷却温度20℃にて転写成形した。頂点間距離CLは350μmであり、全光線透過率は82%である。
かかる異方拡散フィルムを光反射フィルムを組み込んだバックライトに搭載したところ、均斉度は1.2、平均正面輝度は8200cd/m2、スジ視認性は△と良好な性能を示した。
[実施例13]
光反射フィルムにボール径0.5mmのボールペンで直線状に押し跡をつけて溝を形成することによって、頂角が60°、高さHが3.3mm(H=L/3)で各面が平面で構成される反射板形状になるように折り曲げ、頂点をなす辺が蛍光管と蛍光管の真ん中に位置するように設置した。その際、形状が固定されるように上記光反射フィルムを厚み188μmの二軸延伸ポリエステルフィルム(東レ(株)社製“ルミラー”S10)に両面接着テープ(日東電工(株)製#500)を貼り付けた。
拡散フィルム用基材のSPG−PET積層面に、断面形状がb/a=2.0の(1)式
(y≧0)で示される形状の半楕円状ストライプ形状レンズを、対応形状の金型を使用し、加熱温度130℃、冷却温度20℃にて転写成形した。頂点間距離CLは100μmであり、全光線透過率は80%である。
かかる異方拡散フィルムを光反射フィルムを組み込んだバックライトに搭載したところ、均斉度は1.0、平均正面輝度は9400cd/m2、スジ視認性は◎と優れた性能を示した。
[実施例14]
光反射フィルムにボール径0.5mmのボールペンで直線状に押し跡をつけて溝を形成することによって、頂角が90°、高さHが10mm(H=L)で各面が平面で構成される反射板形状になるように折り曲げ、頂点をなす辺が蛍光管と蛍光管の真ん中に位置するように設置した。その際、形状が固定されるように上記光反射フィルムを厚み188μmの二軸延伸ポリエステルフィルム(東レ(株)社製“ルミラー”S10)に両面接着テープ(日東電工(株)製#500)を貼り付けた。
拡散フィルム用基材のSPG−PET積層面に、断面形状がb/a=2.0の(1)式
(y≧0)で示される形状の半楕円状ストライプ形状レンズを、対応形状の金型を使用し、加熱温度130℃、冷却温度20℃にて転写成形した。頂点間距離CLは100μmであり、全光線透過率は80%である。
かかる異方拡散フィルムを光反射フィルムを組み込んだバックライトに搭載したところ、均斉度は1.0、平均正面輝度は10100cd/m2、スジ視認性は◎と極めて優秀な性能を示した。
[比較例1]
光反射フィルムの代わりに、平板のケンラン黒紙(反射率3%)を敷設し、拡散フィルムの代わりに、厚み2mmの透明アクリル板(全光線透過率90%)をバックライトに搭載したところ、スジ視認性は◎であったが、均斉度は計算不能なほど大きく、また、平均正面輝度は1500cd/m2であった。
[比較例2]
光反射フィルムにボール径0.5mmのボールペンで直線状に押し跡をつけて溝を形成することによって、頂角が90°、高さHが10mm(H=L)で各面が平面で構成される反射板形状になるように折り曲げ、頂点をなす辺が蛍光管と蛍光管の中点に位置するように設置した。その際、形状が固定されるように上記光反射フィルムを厚み188μmの二軸延伸ポリエステルフィルム(東レ(株)社製“ルミラー”S10)に両面接着テープ(日東電工(株)製#500)を貼り付けた。
拡散フィルム用基材のSPG−PET積層面に、断面形状が半円となるようなの半円状ストライプ形状レンズを、対応形状の金型を使用し、加熱温度130℃、冷却温度20℃にて転写成形した。頂点間距離CLは100μmであり、全光線透過率は80%である。
かかる拡散フィルムを光反射フィルムを組み込んだバックライトに搭載したところ、スジ視認性は◎であったが、均斉度は2.5、平均正面輝度は3300cd/m2であった。
[比較例3]
光反射フィルムにボール径0.5mmのボールペンで直線状に押し跡をつけて溝を形成することによって、頂角が90°、高さHが10mm(H=L)で各面が平面で構成される反射板形状になるように折り曲げ、頂点をなす辺が蛍光管と蛍光管の真ん中に位置するように設置した。その際、形状が固定されるように上記光反射フィルムを厚み188μmの二軸延伸ポリエステルフィルム(東レ(株)社製“ルミラー”S10)に両面接着テープ(日東電工(株)製#500)を貼り付けた。
拡散フィルム用基材のSPG−PET積層面に、断面形状が頂角が90°となるようなプリズム状ストライプ形状レンズを、対応形状の金型を使用し、加熱温度130℃、冷却温度20℃にて転写成形し、プリズムレンズ柱を有する異方拡散フィルム10を得た(図21)。頂点間距離CLは50μmであり、全光線透過率は30%である。
かかる拡散フィルムを光反射フィルムを組み込んだバックライトに搭載したところ、スジ視認性は◎であったが、均斉度は計算不能なほど大きく、平均正面輝度は3400cd/m2であった。
[比較例4]
拡散フィルム用基材のSPG−PET積層面に、断面形状がb/a=2.0の(1)式
(y≧0)で示される形状の半楕円状ストライプ形状レンズを、対応形状の金型を使用し、加熱温度130℃、冷却温度20℃にて転写成形した。頂点間距離CLは100μmであり、全光線透過率は80%である。
光反射フィルムの代わりに、平板のケンラン黒紙(反射率3%)を敷設し、拡散フィルムをケンラン黒紙を組み込んだバックライトに搭載したところ、スジ視認性は◎、均斉度は1.2であったが、平均正面輝度が4000cd/m2であった。
[比較例5]
光反射フィルムにボール径0.5mmのボールペンで直線状に押し跡をつけて溝を形成することによって、頂角が90°、高さHが10mm(H=L)で各面が平面で構成される反射板形状になるように折り曲げ、頂点をなす辺が蛍光管と蛍光管の真ん中に位置するように設置した。その際、形状が固定されるように上記光反射フィルムを厚み188μmの二軸延伸ポリエステルフィルム(東レ(株)社製“ルミラー”S10)に両面接着テープ(日東電工(株)製#500)を貼り付けた。
光反射フィルムをバックライトに組み込み、拡散フィルムの代わりに厚み2mmの透明アクリル板(全光線透過率90%)を搭載したところ、スジ視認性は◎であったが、均斉度は計算不能なほど大きく、平均正面輝度は4200cd/m2であった。
Figure 2006318724
本発明の面状発光体は、パソコン、テレビあるいは携帯電話などの表示装置、特に液晶表示装置等の平面表示装置に用いられる面光源用として好適であり、有用である。

面状発光体の構造を例示説明するための斜視図である。 直線状光源構造を例示説明するための鳥瞰図である。 直線状光源構造を例示説明するための鳥瞰図である。 直線状光源構造を例示説明するための鳥瞰図である。 山形部と底面部から構成される連続形状を有する光反射フィルムの構造を例示説明するための斜視図である。 山形部と底面部から構成される連続形状を有する光反射フィルムの構造を例示説明するための断面図である。 山形部と底面部から構成される連続形状を有する光反射フィルムの構造を例示説明するための断面図である。 山形部と底面部から構成される連続形状を有する光反射フィルムの構造を例示説明するための断面図である。 山形部と底面部から構成される連続形状を有する光反射フィルムの構造を例示説明するための断面図である。 丸みを帯びた山形部の頂点と頂角の関係を例示説明するための断面図である。 底面部の断面長さTL、光源の断面長さKN、光源管距離KLを例示説明するための断面図である。 山形部の頂点位置H、光源中心部と反射板底面部との距離Lを例示説明するための断面図である。 光源中心部と反射板底面部との距離Lと異方拡散フィルムとの関係を例示説明するための断面図である。 式(1)で示される曲線とx−y座標の関係を例示説明するための図である。 異方拡散フィルムの頂点間距離CLを例示説明するための断面図である。 間隙がある場合の異方拡散フィルムの頂点間距離CLを例示説明するための断面図である。 異方拡散フィルムのフィルム厚みFLを例示説明するための断面図である。 異方拡散フィルムのフィルム厚みFLを例示説明するための断面図である。 実施例で使用した蛍光管の配置を説明するための図である。 実施例で使用した蛍光管、異方拡散フィルム、光反射フィルムの配置の説明図である。 レンズ柱の断面形状が直線から構成されプリズムレンズ柱となっている拡散フィルムの断面図である。
符号の説明
1:拡散板
2:光反射フィルム
3:蛍光管
4:光源
5:光反射フィルムの頂点
6:山形部
7:底面部
8:頂角
9:異方拡散フィルム
10:プリズムレンズ柱を有する異方拡散フィルム

12:異方拡散フィルムの頂点
13:間隙

Claims (7)

  1. 少なくとも、下記Aの要件を満たす光反射板と、複数の直線形状を有する光源と、下記Bの要件を満たす異方拡散フィルムとを有する面状発光体。
    A 光源が有する形態の直線に直交する方向の断面形状が、山形部と底面部から構成される連続形状である光反射フィルムである。
    B 基材の少なくとも一方の面に、下記の断面形状を有する複数のレンズ柱がフィルムの面方向に平行に設置されている異方拡散フィルム。
    断面形状:レンズ柱の表面部分が、曲線からなり、かつ断面の高さLBが、レンズ柱が基材と接触する底部の長さLAの1/2よりも長い。
  2. 異方拡散フィルムの断面形状が、略楕円形の一部であって、式(1)の関係にある請求項1記載の面状発光体。
    /a+(y+k)/b=1 (1)
    ただしy≧0,b/a>1,b>k≧0である。
    (ここで、(x,y)はレンズ柱の断面における表面の座標を表し、フィルムの厚み方向をy軸方向、フィルム面方向をx軸方向とする。またレンズ柱が基材と接触する部位の中心をx=0,基材との接触面をy=0とする。)
  3. 異方拡散フィルムのLB/LAが0.75以上である請求項1または2に記載の面状発光体。
  4. 光反射フィルムの山形部の頂角が70°〜110°である請求項1〜3いずれかに記載の面状発光体。
  5. 光反射フィルムの山形部の頂点高さHが下記のの関係を満たす請求項1〜4いずれかに記載の面状発光体。
    H≧L/2
    (ただしLは直線上光源の中心部と光反射フィルムの底面部との距離)
  6. 異方拡散フィルムのいずれかのレンズ柱の頂点同士の距離CLが、200μm以下である請求項1〜5いずれかに記載の面状発光体。
  7. 表示装置の直下型バックライトである請求項1〜6いずれかに記載の面状発光体。
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