JP2006318187A - 消防士活動支援システム - Google Patents

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Takashi Katayama
敬止 片山
Hiroshi Ishibashi
博 石橋
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Abstract

【課題】消防士が正常な活動を行っているか異常事態に遭遇しているかを、所定の判断基準に基づいてリアルタイムで迅速に判断し、当該判断結果に基づいて遠隔地より消防支援活動を即座に開始することのできる消防士活動支援システムを提供することである。
【解決手段】消防士活動支援システムは、作業者10に装着したセンサユニット(A)11、(B)12と、該センサユニット(A)11、(B)12からのデータを転送可能に設け、上記センサユニット(A)11、(B)12からのデータに基づいて上記作業者10の活動状態を判定するセンタ装置15とを有している。センサユニット(A)11、(B)12では、作業者10の行動に伴って生ずる加速度を検出する。センタ装置15では、センサユニット(A)11、(B)12から転送した加速度のデータにより、作業者10の活動状態に基づいて該作業者10に異常が発生しているか否かを判定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、加速度センサを用いて被検体の活動を管理して非常時にその活動を支援する消防士活動支援システムに関するものである。
被検体の活動を把握するために、被検体の体表面の所定の箇所にセンサを装着し、このセンサからの出力信号に所定の演算を行って人体の活動状態を判定する装置が、従来より知られている。
また、活動中の被検体の状況を判定し、異常発生時に救助活動を行うための各種の支援を行う種々のシステムが提案されている。例えば、消防士に加速度センサを装着し、異常時に自動的に警報を発する携帯警報機に関するもので、傾斜センサと共に使用され、身体にかかる加速度の値が閾値以上になると警報を発する加速度センサを用いた消防士活動支援システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、体勢検出器と温度センサを有し、これらにより被検者が緊急を要する異常事態に陥ったか否かを判定すると共に、異常事態に陥ったと判断したとき、緊急連絡先に報知する緊急救済システムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−109146号公報 特開2005−50290号公報
上述した特許文献1及び2に記載の技術では、消防活動中の消防士の活動をリアルタイムで追跡し、その活動が正常であるか否かを適宜判断し、遠隔地より当該判断結果に基づいた支援を行うという技術的思想については、示唆すらされてないものである。
したがって本発明は、消防士が正常な活動を行っているか異常事態に遭遇しているかを、予め定められた所定の判断基準に基づいてリアルタイムで迅速に判断し、当該判断結果に基づいて遠隔地より消防支援活動を即座に開始することのできる消防士活動支援システムを提供することを目的とする。
すなわち請求項1に記載の発明は、消防活動を行う消防士である作業者が装着するもので、少なくとも第1の加速度センサを有し、当該第1の加速度センサにより得られた第1の加速度データを出力する第1のセンサユニットと、消防活動を行う消防士である作業者が装着するもので、少なくとも第2の加速度センサを有し、当該第2の加速度センサにより得られた第2の加速度データを出力する第2のセンサユニットと、上記第1及び第2のセンサユニットと通信自在であり、上記第1の加速度データと上記第2の加速度データとの関係より上記作業者の姿勢を判定するもので、上記第1及び第2の加速度データが所定範囲内にあるか否かにより上記作業者に異常が発生しているか否かを判定するセンサデータ収集処理手段を有するセンタ装置と、具備することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、消防活動を行う消防士である作業者が第1及び第2のセンサユニットを装着しており、当該第1及び第2のセンサユニットとセンタ装置とが通信自在に構成された消防活動支援システムであって、上記第1のセンサユニットは、少なくとも第1の加速度データを出力する第1の加速度センサと、当該第1の加速度データをセンシング信号として上記センタ装置に送信する第1の通信手段と、を有し、上記第2のセンサユニットは、少なくとも第2の加速度データを出力する第2の加速度センサと、当該第2の加速度データをセンシング信号として上記センタ装置に送信する第2の通信手段と、を有し、上記センタ装置は、上記第1及び第2のセンサユニットと通信するための第3の通信手段と、上記センシング信号に係る第1の加速度データと上記第2の加速度データとの関係より上記作業者の姿勢を判定するもので、上記第1及び第2の加速度データが所定の第2の範囲内にある場合は、異常であると判定するセンサデータ収集処理手段を有する、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、消防活動を行う消防士である作業者が第1及び第2のセンサユニットを装着しており、当該第1及び第2のセンサユニットとセンタ装置とが通信自在に構成された消防活動支援システムであって、上記第1のセンサユニットは、少なくとも第1の加速度データを出力する第1の加速度センサと、当該第1の加速度データをセンシング信号として上記センタ装置に送信する第1の通信手段と、を有し、上記第2のセンサユニットは、少なくとも第2の加速度データを出力する第2の加速度センサと、当該第2の加速度データをセンシング信号として上記センタ装置に送信する第2の通信手段と、を有し、上記センタ装置は、上記第1及び第2のセンサユニットと通信するための第3の通信手段と、上記センシング信号に係る第1の加速度データと上記第2の加速度データとの関係より上記作業者の姿勢を判定するもので、上記第1及び第2の加速度データが所定の第1の範囲内にある場合は、更に上記第1及び第2の加速度データの所定時間に於ける分散値を算出し、当該分散値が所定範囲内である場合には異常であると判定するセンサデータ収集処理手段を有する、ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、消防活動を行う消防士である作業者が第1及び第2のセンサユニットを装着しており、当該第1及び第2のセンサユニットとセンタ装置とが通信自在に構成された消防活動支援システムであって、上記第1のセンサユニットは、少なくとも第1の加速度データを出力する第1の加速度センサと、当該第1の加速度データをセンシング信号として上記センタ装置に送信する第1の通信手段と、を有し、上記第2のセンサユニットは、少なくとも第2の加速度データを出力する第2の加速度センサと、当該第2の加速度データをセンシング信号として上記センタ装置に送信する第2の通信手段と、を有し、上記センタ装置は、上記第1及び第2のセンサユニットと通信するための第3の通信手段と、上記センシング信号に係る第1の加速度データと上記第2の加速度データとの関係より上記作業者の姿勢を判定するもので、上記第1及び第2の加速度データが所定の第2の範囲内にある場合、及び、上記第1及び第2の加速度データが所定の第1の範囲内にある場合は、更に上記第1及び第2の加速度データの所定時間に於ける分散値を算出し、当該分散値が所定範囲内である場合には異常であると判定するセンサデータ収集処理手段を有する、ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の発明に於いて、上記センサデータ収集処理手段は、異常であると判定した場合には上記第3の通信手段を介して上記第1及び第2のセンサユニットの少なくとも何れか1つに所定の警告信号を送信し、当該第1及び第2のセンサユニットの少なくとも何れか1つは当該警告信号を受信すると、所定の通報を行うことを特徴とする。
本発明によれば、消防士が正常な活動を行っているか異常事態に遭遇しているかを、予め定められた所定の判断基準に基づいてリアルタイムで迅速に判断し、当該判断結果に基づいて遠隔地より消防支援活動を即座に開始することのできる消防士活動支援システムを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る消防士活動支援システムの概略構成を示す図である。
被検体としての作業者10、この場合消防士には、複数のセンサユニットが、該作業者10の体表面の所定箇所に装着される。この場合、2つのセンサユニットが装着されているもので、センサユニット(A)11が、消防士である作業者10の胸部付近に、センサユニット(B)12が大腿部の前側に、それぞれ装着される。これらセンサユニット(A)11及びセンサユニット(B)12は、それぞれ後述するセンサ本体21内に加速度センサ37及び温度センサ38を有しているもので、それぞれの加速度センサはモジュール化されている。上記センサユニット(A)11、(B)12内の加速度センサ37は、本実施形態に於いては1軸の加速度センサで構成されている。したがって、これらの加速度センサ37により、作業者10の身長方向となる上下方向の動きに伴って生ずる加速度が検出される。
また、装着の一例として、ここではアクリル系の両面接着テープ等により接着貼付される。アクリル系両面接着テープは、作業者10の皮膚にかぶれ等の炎症が起きにくい、センサユニット(A)11、センサユニット(B)12を作業者10から剥がした時にセンサユニット(A)11、センサユニット(B)12や作業者10の表面に接着のりが付着しにくい、接着層を薄くできる等の利点を有している。
上記センサユニット(A)11及び(B)12によって取得された加速度データは、センシング信号として無線ネットワーク等を経て、支援車両としてのセンタ装置15に、アンテナ部16を介して送信される。
ここで、無線ネットワークとしては、例えばBT(BlueTooth)(登録商標)等の近距離データ通信システムや、無線LAN(Local Area Network)、PHS(Personal Handyphone System)(登録商標)、携帯電話システム等が使用される。
尚、センタ装置15とセンサユニット(A)11、センサユニット(B)12との間は必ずしも直接接続する必要はなく、例えば、図示されないが中継器を介して接続するようにしてもよい。この場合、センサユニット(A)11及び(B)12と中継器との間の無線通信方式としては、上述したBTや無線LAN等の微弱または小電力型の方式が、一方、中継器とセンタ装置15との間の無線通信方式としては携帯電話システム等の長距離通信が可能な方式が、それぞれ使用される。
また、センタ装置15は、アンテナ部16の他、受信部17と、センサデータ収集処理部18と、通報部19等を有して構成される。アンテナ部16は、センサユニット(A)11、(B)12からのセンシング信号を受信する受信アンテナ機能とを有している。
図2は、センサユニット(A)11及び(B)12が装着された作業者10の活動状態の例を示した図である。本実施形態に於いては、図2(a)に示されるように、立って歩行するまたは走行する状態や立ち止まった状態を「立ち状態」、図2(b)に示されるように、横になっている状態(伏臥状態を含む)を「横臥状態」と称することとする。
図3は、本発明の第1の実施形態によるセンサユニット(A)11及び(B)12の概略構成を示したブロック図である。尚、センサユニット(B)12の構成は、センサユニット(A)11と同じであるため、ここではセンサユニット(A)11を参照するものとして、各センサユニットの同一の部分には同一の参照番号を付して、図示及びその説明は省略する。
図3に示されるセンサユニット(A)11は、センタ装置15と送信のみ可能なもので、センサ本体21と、センサ駆動制御部22と、センシング信号送信部23と、アンテナ部25と、バッテリ27及び通報部としてのスピーカ28とを備えている。
センサ駆動制御部22は、このセンサユニット(A)11の制御動作を司るもので、上述した加速度センサを有するセンサ本体21で検出された加速度データをセンシング信号送信部23に出力する。それと共に、上記センサ本体21で検出された加速度データに基づいて、スピーカ28により警報音が発生されるように発音信号を出力する。また、上記加速度データは、センシング信号として、センシング信号送信部23からアンテナ部25を介して、センタ装置15に送信される。
図4は、図3のセンサ本体21及びセンサ駆動制御部22の構成を示したブロック図である。
図4に示されるように、センサ本体21は作業者10の行動状態を検出する加速度センサ37及び作業者10の体表面近傍の温度を検出する温度センサ38とから構成される。また、センサ駆動制御部22は、中央制御部(CPU)31と、サーバ・プログラミング・インターフェース(SPI)32と、記憶部33と、クロック信号発生部34と、A/D変換部35及び36と、を備えている。
クロック信号発生部34は、CPU31のクロック制御信号に基づいて所定周期のクロック信号を発生する。記憶部33は、CPU31により実行されるプログラムを記憶している。CPU31は、センサ本体21の加速度センサ37や温度センサ38を始めとして、図3に示されるセンシング信号送信部23を駆動制御するもので、上述したセンタ装置15から送られてくるセンシング開始やセンシング周期等の指令の内容を図示しないメモリに記憶する。そして、以後、この保存された指令と記憶部33に記憶された設定データに基づいてクロック制御信号を生成してクロック信号発生部34に出力する。クロック信号発生部34より発生されるクロック信号により、駆動信号として、センシング開始及びセンシング周期に関する信号を生成する。
A/D変換部35は、CPU31からの制御信号により駆動される加速度センサ37からの検出データをデジタル信号に変換するもので、CPU31よりSPI32を介してセンシング信号として出力する。同様に、A/D変換部36は、CPU31からの制御信号により駆動される温度センサ38からの検出データをデジタル信号に変換するもので、CPU31よりSPI32を介してセンシング信号として出力する。
尚、CPU31から加速度センサ37及び温度センサ38に供給する駆動信号としては、スタンバイ信号が用いられる。加速度センサ37は、スタンバイ信号が“H(ハイ)”レベル(例えば0.9mA)になるとセンシングを行う動作状態となり、”L(ロー)“レベル(例えば0.1μA以下)になると非動作状態、つまり電力消費量の少ないスタンバイ状態となる。
バッテリ27は、例えば釦型リチウム電池から成るもので、このバッテリ27から発生するDC電圧を、センサ本体21、センサ駆動制御部22、センシング信号送信部23に駆動電源として供給するようになっている。
図5は、図3に示されるセンサユニット(A)11内のセンシング信号送信部23の構成を示したブロック図である。
センシング信号送信部23は、SPI41と、デジタル信号制御部42と、信号変調部43と、混合部44と、電力増幅部45と、水晶発振器46と、位相安定化回路47及び電圧制御型発信器48とを備えている。
センシング信号送信部23は、センサ駆動制御部22からのセンシング信号を、SPI41を介してデジタル信号制御部42に取り込む。更に、信号変調部43でデジタル変調、例えばQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調し、混合部44を介して所定のフォーマットに変換してセンシングデータを作成する。そして、この作成されたセンシングデータを電力増幅部45にて電力増幅して、アンテナ部25を介して、センタ装置15に向け送信させる。
図6は、センタ装置15の構成を示したブロック図である。
図6に於いて、このセンタ装置15は、アンテナ部16と、受信部17と、センサデータ収集処理部18と、通報部19とを有して構成されたものである。通報部19は、表示部63とスピーカ64とを有する。
アンテナ部16は、センサユニット(A)11、(B)12からのセンシング信号を受信する受信アンテナ機能を有したものである。受信部17は、センサユニット(A)11、(B)12から無線ネットワーク、アンテナ部16を介して送信された無線信号を受信した後復調し、この復調により得られるセンシング信号をセンサデータ収集処理部18へ出力する。センサユニット(A)11、センサユニット(B)12からのセンシング信号は、時間的に重ならないようにタイミングをずらせてそれぞれ送信される。
センサデータ収集処理部18は、受信したセンシング信号に対して微分演算を行って作業者10の活動状態を判定する部分である。本実施形態では、消防士である作業者10の姿勢状態を検出することで、閉所に閉じこめられる等の緊急事態の発生を防止するべく追跡するのが目的であるので、センタ装置15は、消防活動中、センサユニット(A)11、(B)12からのセンシング信号を継続して受信する。このセンサデータ収集処理部18は、加速度データ識別部71と、加速度データA記憶部72a、加速度データB記憶部72bと、データ平均化処理部73a、73bと、温度データ識別部75と、温度データA記憶部76a、温度データB記憶部76bと、データ平均化処理部77a、77b及び作業者10の活動状態を判定する消防活動判定部74と、を有して構成される。
上記加速度データA記憶部72a、加速度データB記憶部72bと、データ平均化処理部73a、73bは、センサユニットの数に対応しており、同様に、温度データA記憶部76a、温度データB記憶部76bと、データ平均化処理部77a、77bは、センサユニットの数に対応している。本実施形態では、作業者に対してセンサユニットが2つ装着されているので、加速度データ記憶部と加速度用のデータ平均化処理部と、温度データ記憶部と温度用のデータ平均化処理部は、それぞれ2つずつ用意される。データ平均化処理部73a、73b、77a、77bは必須ではなく、データのばらつきが大きいときに有効であり、データのばらつきが小さいときは無くてもよい。
表示部63及びスピーカ64は、通報部として構成されるもので、後述するように、消防活動判定部74にて、作業者10が異常な状態にあると判定された場合に、その旨を通報するためのものである。例えば、表示部63としてはLED等の点灯、点滅、またスピーカ34としてはアラームによる発音等により、異常状態が通報される。
次に、消防活動判定部74による加速度データに基づいた判定基準について説明する。
図7(a)は、センサユニット(A)11内の加速度センサとセンサユニット(B)12内の加速度センサによる加速度データの出力値を示したグラフであり、縦軸に胸部の加速度であるセンサユニット(A)11内の加速度センサの出力値を、横軸に大腿部の加速度であるセンサユニット(B)12内の加速度センサの出力値を表している。
図示Aの領域は、センサユニット(A)11及び(B)12の何れの加速度センサも、センサ計測値0近傍となっている。つまり、この状態は、センサの向きが重力と直交する方向であり、作業者10の胸部及び大腿部が水平方向を向いている状態である。したがって、図2(b)に示されるような横臥状態であるとみなされる。
また、図示Bの領域は、センサユニット(A)11の加速度センサのセンサ計測値はマイナス(−)方向に最大の値となっている。この状態は、センサユニット(A)11の加速度センサが垂直方向を向いており、少なくとも胸部、すなわち上半身は起きている状態である。そして、この領域B内でセンサユニット(B)12の加速度センサの計測値がマイナス(−)方向に最大の値となっていれば、図2(a)に示される立ち状態であり、0近傍の値であれば中腰状態若しくは座っている座位状態となっているとみなされる。
図7(b)は、図7(a)の加速度データの出力値を基にして領域判定を行うための判定基準を示した図である。
図7(b)に示される警報発生領域Aは、図7(a)に示される領域Aに対応するものである。この領域A内に計測値がある場合は、消防活動中に作業者10が横臥状態となる、すなわち作業者10が倒れている状態とみなされる。
また、図7(b)に示される正常活動領域Bは、図7(a)に示される領域Bに対応するものである。この領域B内に計測値がある場合は、消防活動中で座位状態若しくは立ち状態であるとみなされる。但し、上記領域B内であっても、図7(a)にCで示される範囲は、上半身があまり動いていない状態と考えられる。このため、対応する図7(b)に示される範囲D内の警報発生領域C内で一定時間計測された場合は、危険な状態であるとみなされる。つまり、警報発生領域C内で一定時間以上計測された場合は、立ち状態或いは座位状態であっても危険であることが通報される。
センサデータ収集処理部18の動作について、図8のフローチャートを参照して説明する。
先ず、ステップS1にてセンサユニット(A)11、(B)12からの加速度データ及び温度データが受信されると、続くステップS2に於いてその種類が識別される。そして、受信されたデータが加速度データの場合は、ステップS3に移行して、受信された加速度データの識別が行われる。例えば、加速度データ識別部71にて、センサユニット(A)11及び(B)12の2箇所のデータが識別される。ここで、識別されたデータがセンサユニット(A)11からの加速度データAであった場合はステップS4へ、識別されたデータがセンサユニット(B)12からの加速度データBであった場合はステップS5へ、それぞれ移行する。
ステップS4では、加速度データAが加速度データA記憶部72aに一旦記憶される。同様に、ステップS5では、加速度データBが加速度データB記憶部72bに一旦記憶される。次いで、ステップS6及びS7にて、上記加速度データ記憶部72a及び72bに記憶されているそれぞれの加速度データA及びBに対し、データ平均化処理部73a及び73bにて、移動平均等の手法により平均化が行われる。
次に、平均化された加速度データについて、ステップS8にて消防活動判定部74による判定がなされる。
上記ステップS8では、計測された加速度データ(計測値)が領域A内にあるか否かが判定される。ここで、計測値が領域A内であると判定された場合は、ステップS11へ移行して、危険である旨の通報が行われる。この通報は、表示部63による表示でもよいし、スピーカ64からアラームを発音させるようにしてもよい。或いは、表示部63の表示とスピーカ64による発音の両方を用いるようにしてもよい。
上記ステップS8にて、計測値が領域A内ではないと判定された場合は、次にステップS9にて計測値が領域B内であるか否かが判定される。ここで、計測値が領域B内にあると判定された場合はステップS10へ移行し、そうでなければ上記ステップS1へ移行する。
ステップS10では、上記計測値が一定時間、領域C内にあるか否かが判定される。その結果、上記計測値が一定時間、領域C内にあると判定された場合は、ステップS11へ移行して危険である旨の通報がなされる。このステップS11の後、及び上記ステップS10にて領域Cの外であると判定された場合は、上記ステップS1へ移行する。
また、上記ステップS2にて、受信されたデータが温度データの場合は、ステップS12に移行して、受信された温度データの識別が行われる。例えば、温度データ識別部75にて、センサユニット13の2箇所のデータが、多重通信方式により識別される。ここで、識別されたデータが、センサユニット(A)11の加速度センサからの温度データAであった場合はステップS13へ、識別されたデータがセンサセンサユニット(B)12の加速度センサからの温度データBであった場合はステップS14へ、それぞれ移行する。
ステップS13では、温度データAが温度データA記憶部76aに一旦記憶される。同様に、ステップS14では、温度データBが温度データB記憶部76bに一旦記憶される。次いで、ステップS15及びS16にて、上記温度データ記憶部76a及び76bに記憶されているそれぞれの温度データA及びBに対し、データ平均化処理部77a及び77bにて、移動平均等の手法により平均化が行われる。
次に、平均化された温度データについて、ステップS17にて消防活動判定部74による判定がなされる。この場合、作業者が作業可能な温度として、予め設定された所定温度と計測された温度データが比較される。ここで、温度データが所定値以下であったならば、ステップS18へ移行して、表示部63による表示及び/またはスピーカ64からの発音による通報が行われる。そして、このステップS18の後、及び上記ステップS17にて温度データが所定値より低いと判定された場合は、上記ステップS1へ移行する。
このようにして、2つの加速度センサ及び温度センサによって、作業者の活動状態を把握することができる。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、消防士である作業者10がセンシング領域に入った場合直ちに警報を発生する警報発生領域Aと、領域に入っていれば正常な活動であるとみなす正常活動領域Bと、領域に一定時間入っていると警報を発生する警報発生領域Cとを設定し、センタ装置15にて、作業者10である消防士が上記領域A〜Cの何れに入っているかを判定するようにしている。したがって、監視者が、作業者である消防士の活動状況をリアルタイムで監視して、危険な状態(異常状態)であるか否かを逐次把握することができるので、その消防支援活動に迅速な対応を図ることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
上述した第1の実施形態は、センサユニット(A)11及び(B)12からセンタ装置15へ送信のみ可能な構成としていたが、これに限られるものではない。本第2の実施形態では、センサユニット(A)11′及び(B)12′とセンタ装置15との間で送受信可能な構成としている。
図9は、本発明の第2の実施形態に係る消防士活動支援システムのセンサユニット(A)11′及び(B)12′の概略構成を示したブロック図である。尚、センサユニット(B)12′の構成は、センサユニット(A)11′と同じであるため、ここではセンサユニット(A)11′を参照するものとして、センサユニットの同一の部分には同一の参照番号を付して、図示及びその説明は省略する。
図9に示されるセンサユニット(A)11′は、センタ装置15と送受信可能なもので、センサ本体21と、センサ駆動制御部22と、センシング信号送信部23と、送受信信号分配部24と、アンテナ部25と、センサ駆動信号受信部26と、バッテリ27及び通報部としてのスピーカ28とを備えている。
このセンサユニット(A)11′の場合、センサ駆動制御部22は、このセンサユニット(A)11′の制御動作を司るもので、上述した加速度センサを有するセンサ本体21で検出された加速度データをセンシング信号送信部23に出力すると共に、上記センサ本体21で検出された加速度データに基づいて、スピーカ28により警報音が発生されるように発音信号を出力する。センシング信号送信部23から出力された加速度データは、センシング信号として、送受信信号分配部24及びアンテナ部25を介して、センタ装置15に送信される。
一方、センシング開始やセンシング周期等の指令と共に警報指示信号がセンタ装置15から送信されると、アンテナ部25でこれらを受信し、送受信信号分配部24で分配されてセンサ駆動信号受信部26に入力される。このセンサ駆動信号受信部26に入力された制御信号に基づいて、センサ駆動制御部22がセンシング信号送信部23の駆動を制御すると共に、スピーカ28を介して通報を行わせるようになっている。
図10は、本発明の第2の実施形態によるセンサ本体21及びセンサ駆動部22の構成を示したブロック図である。尚、センサ本体21及びセンサ駆動制御部22内の構成及び動作は、図4に示される上述した第1の実施形態と同じであるため、同一の部分には同一の参照番号を付して、図示及びその説明は省略する。
図10に於いて、CPU31は、センサ本体21の加速度センサ37や温度センサ38を始めとして、図9に示されるセンシング信号送信部23、センサ駆動信号受信部26を駆動制御するもので、上述したセンタ装置15から送られてくるセンシング開始やセンシング周期等の指令の内容を図示しないメモリに記憶する。
バッテリ27は、発生するDC電圧を、センサ本体21、センサ駆動制御部22、センシング信号送信部23及びセンサ駆動信号受信部26に駆動電源として供給するようになっている。
図11は、図9に示されるセンサユニット(A)11′内のセンシング信号送信部23及びセンサ駆動信号受信部26の構成を示したブロック図である。
センシング信号送信部23は、SPI41と、デジタル信号制御部42と、信号変調部43と、混合部44及び電力増幅部45とを備えている。また、センサ駆動信号受信部26は、水晶発振器51と、位相安定化回路52と、電圧制御型発振器53と、低雑音増幅部54と、混合部55と、信号復調部56と、デジタル信号制御部57及びSPI58とを備えている。
センシング信号送信部23は、センサ駆動制御部22からのセンシング信号を、SPI41を介してデジタル信号制御部42に取り込む。更に、信号変調部43でデジタル変調、例えばQPSK変調し、混合部44を介して所定のフォーマットに変換してセンシングデータを作成する。そして、この作成されたセンシングデータを電力増幅部45にて電力増幅して、送受信信号分配部24よりアンテナ部25を介して、センタ装置15に向け送信させる。
一方、センサ駆動信号受信部26は、センタ装置15から送られた無線信号をアンテナ部25で受信すると、送受信信号分配部24、低雑音増幅部54を介して混合部55に取り込む。この混合部55で、無線信号を電圧制御型発振器53の出力と混合した所定周波数に変換した後、信号復調部56でデジタル復調する。更に、このデジタル復調により得られた制御信号を、デジタル信号制御部57よりSPI58を介してセンサ駆動制御部22に供給する。
図12は、センタ装置15′の構成を示したブロック図である。
図12に於いて、このセンタ装置15′は、アンテナ部16と、信号分配部61と、受信部17と、センサデータ収集処理部18と、表示部63及びスピーカ64と、センサ制御部65及び送信部66とを有して構成されたものである。
アンテナ部16は、センサ制御部65からの制御信号を送信する送信アンテナ機能と、センサユニット(A)11′、(B)12′からのセンシング信号を受信する受信アンテナ機能とを有したものである。このアンテナ部16の機能の切り替えは、アンテナ部16に接続されたサーキュレータ等の信号分配部61により行われる。
送信部66は、センサ制御部65から出力された制御信号を変調した後、無線信号に変換し、この無変換した線信号をアンテナ部16からセンサユニット(A)11′、(B)12′に向けて送信するようになっている。センサ制御部65は、例えばCPUやDSPを備えたもので、センサユニット(A)11′、(B)12′によるセンシング開始やセンシング周期に関する指令を含む制御信号を出力する。
その他のアンテナ部16、受信部17、センサデータ収集処理部18、表示部63及びスピーカ64については、図6に示されるセンサ装置15と同じであるので、同一の部分に同一の参照番号を付してその構成及び動作の説明は省略する。
そして、センサデータ収集処理部18の動作については、上述した第1の実施形態と同じであるので、ここでの説明は省略する。
このように、第2の実施形態によっても、監視者が、作業者である消防士の消防活動状況をリアルタイムで監視して、危険な状態(異常状態)であるか否かを逐次把握することができるので、その消防士支援活動に迅速な対応を図ることができる。加えて、センシング開始やセンシング周期等の指令と共に警報指示信号が、センタ装置15′側からセンサユニット(A)11′、(B)12′に送信可能であるので、状況に応じて取得するデータのパラメータを変更する等、細かな状況把握も可能となる。
尚、上述した実施形態では、センサユニットは加速度センサと温度センサを有しているが、これに限られるものではない。例えば、加速度センサのみ使用してセンサユニットを構成してもよい。また、温度センサは、胸部と大腿部のセンサユニットの何れか一方、または両方に装着するようにする。
更に、上述した実施形態では、作業者10の上下方向の動きを検出する1軸の加速度センサを用いた例を説明したが、これに限られるものではなく、被検体10の上下、左右、前後方向の何れか2方向、或いは3方向の動きを検出する2軸の加速度センサ、或いは3軸の加速度センサを用いてもよい。
また、上述した実施形態では、各センサユニット(A)11、(B)12とセンタ装置15とを、無線ネットワーク等により直接通信している例を述べたが、これに限られずに中継器を介して通信することも可能である。中継器を介して、各センサユニット(A)11、(B)12とセンタ装置15とが通信する場合には、センサユニット(A)11、(B)12は2つには限定されないことは勿論である。
また、3箇所以上に設置された中継器を介してセンタ装置と各センサユニットとの間の通信が中継される場合には、中継器同士の連携により、三角測量の原理を用いて、センサユニットの位置情報、つまりは作業者の位置情報を求め、センタ装置に併せて送信するようにすることも可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、加速度センサを作業者の胸部と大腿部に装着する例を示したが、これに限定されることなく、作業者の腕や肩等、上記計測に関わる種々の箇所に装着可能である。
また、上述した実施形態に於いて、センタ装置及びセンサユニットの構成については、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。要するに本発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
更に、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示されている複数の構成要件に於ける適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出できる。例えば、実施形態に示されている全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題を解決することができ、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出することができる。
本発明の第1の実施形態に係る消防士活動支援システムの概略構成を示す図である。 図1のセンサユニット(A)11及び(B)12が装着された作業者10の活動状態の例を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る消防士活動支援システムのセンサユニット(A)11及び(B)12の概略構成を示したブロック図である。 、図3のセンサ本体21及びセンサ駆動部22の構成を示したブロック図である。 図3に示されるセンサユニット(A)11内のセンシング信号送信部23の構成を示したブロック図である。 図1のセンタ装置15の構成を示したブロック図である。 (a)は、センサユニット(A)11内の加速度センサとセンサユニット(B)12内の加速度センサによる加速度データの出力値を示したグラフ、(b)は(a)の加速度データの出力値を基にして領域判定を行うための判定基準を示した図である。 図6のセンタ装置15内のセンサデータ収集処理部18の動作について説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る消防士活動支援システムのセンサユニット(A)11′及び(B)12′の概略構成を示したブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る消防士活動支援システムのセンサ本体21及びセンサ駆動部22の構成を示したブロック図である。 図9に示されるセンサユニット(A)11′内のセンシング信号送信部23及びセンサ駆動信号受信部26の構成を示したブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る消防士活動支援システムのセンタ装置15′の構成を示したブロック図である。
符号の説明
10…作業者、11…センサユニット(A)、12…センサユニット(B)、15…センタ装置、16…アンテナ部、17…受信部、18…センサデータ収集処理部、19…通報部、21…センサ本体、22…センサ駆動制御部、23…センシング信号送信部、24…送受信信号分配部、25…アンテナ部、26…センサ駆動信号受信部、27…バッテリ、28…スピーカ、31…中央制御部(CPU)、32…サーバ・プログラミング・インターフェース(SPI)、33…記憶部、34…クロック信号発生部、37…加速度センサ、38…温度センサ、71…加速度データ識別部、72a…加速度データA記憶部、72b…加速度データB記憶部、73a、73b…データ平均化処理部、74…消防活動判定部、75…温度データ識別部、76a…温度データA記憶部、76b…温度データB記憶部、77a、77b…データ平均化処理部。

Claims (5)

  1. 消防活動を行う消防士である作業者が装着するもので、少なくとも第1の加速度センサを有し、当該第1の加速度センサにより得られた第1の加速度データを出力する第1のセンサユニットと、
    消防活動を行う消防士である作業者が装着するもので、少なくとも第2の加速度センサを有し、当該第2の加速度センサにより得られた第2の加速度データを出力する第2のセンサユニットと、
    上記第1及び第2のセンサユニットと通信自在であり、上記第1の加速度データと上記第2の加速度データとの関係より上記作業者の姿勢を判定するもので、上記第1及び第2の加速度データが所定範囲内にあるか否かにより上記作業者に異常が発生しているか否かを判定するセンサデータ収集処理手段を有するセンタ装置と、
    を具備することを特徴とする消防士活動支援システム。
  2. 消防活動を行う消防士である作業者が第1及び第2のセンサユニットを装着しており、当該第1及び第2のセンサユニットとセンタ装置とが通信自在に構成された消防活動支援システムであって、
    上記第1のセンサユニットは、少なくとも第1の加速度データを出力する第1の加速度センサと、当該第1の加速度データをセンシング信号として上記センタ装置に送信する第1の通信手段と、を有し、
    上記第2のセンサユニットは、少なくとも第2の加速度データを出力する第2の加速度センサと、当該第2の加速度データをセンシング信号として上記センタ装置に送信する第2の通信手段と、を有し、
    上記センタ装置は、上記第1及び第2のセンサユニットと通信するための第3の通信手段と、上記センシング信号に係る第1の加速度データと上記第2の加速度データとの関係より上記作業者の姿勢を判定するもので、上記第1及び第2の加速度データが所定の第2の範囲内にある場合は、異常であると判定するセンサデータ収集処理手段を有する、
    ことを特徴とする消防士活動支援システム。
  3. 消防活動を行う消防士である作業者が第1及び第2のセンサユニットを装着しており、当該第1及び第2のセンサユニットとセンタ装置とが通信自在に構成された消防活動支援システムであって、
    上記第1のセンサユニットは、少なくとも第1の加速度データを出力する第1の加速度センサと、当該第1の加速度データをセンシング信号として上記センタ装置に送信する第1の通信手段と、を有し、
    上記第2のセンサユニットは、少なくとも第2の加速度データを出力する第2の加速度センサと、当該第2の加速度データをセンシング信号として上記センタ装置に送信する第2の通信手段と、を有し、
    上記センタ装置は、上記第1及び第2のセンサユニットと通信するための第3の通信手段と、上記センシング信号に係る第1の加速度データと上記第2の加速度データとの関係より上記作業者の姿勢を判定するもので、上記第1及び第2の加速度データが所定の第1の範囲内にある場合は、更に上記第1及び第2の加速度データの所定時間に於ける分散値を算出し、当該分散値が所定範囲内である場合には異常であると判定するセンサデータ収集処理手段を有する、
    ことを特徴とする消防士活動支援システム。
  4. 消防活動を行う消防士である作業者が第1及び第2のセンサユニットを装着しており、当該第1及び第2のセンサユニットとセンタ装置とが通信自在に構成された消防活動支援システムであって、
    上記第1のセンサユニットは、少なくとも第1の加速度データを出力する第1の加速度センサと、当該第1の加速度データをセンシング信号として上記センタ装置に送信する第1の通信手段と、を有し、
    上記第2のセンサユニットは、少なくとも第2の加速度データを出力する第2の加速度センサと、当該第2の加速度データをセンシング信号として上記センタ装置に送信する第2の通信手段と、を有し、
    上記センタ装置は、上記第1及び第2のセンサユニットと通信するための第3の通信手段と、上記センシング信号に係る第1の加速度データと上記第2の加速度データとの関係より上記作業者の姿勢を判定するもので、上記第1及び第2の加速度データが所定の第2の範囲内にある場合、及び、上記第1及び第2の加速度データが所定の第1の範囲内にある場合は、更に上記第1及び第2の加速度データの所定時間に於ける分散値を算出し、当該分散値が所定範囲内である場合には異常であると判定するセンサデータ収集処理手段を有する、
    ことを特徴とする消防士活動支援システム。
  5. 上記センサデータ収集処理手段は、異常であると判定した場合には上記第3の通信手段を介して上記第1及び第2のセンサユニットの少なくとも何れか1つに所定の警告信号を送信し、当該第1及び第2のセンサユニットの少なくとも何れか1つは当該警告信号を受信すると、所定の通報を行うことを特徴とする請求項3に記載の消防士活動支援システム。
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