JP2006318180A - ポータルサイト提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 それぞれ独立にコンテンツを出力可能な複数の出力コンポーネントが所定パターンで配置された個人用ポータルサイトを提供するシステムにおいて、一般の表示系コンテンツ(Webページ、画像、テレビ映像、携帯電話用コンテンツ等)が出力コンポーネントに正常に出力されるようにする。
【解決手段】 Webブラウザ17(クライアント)上のコマ185(出力コンポーネント)に表示するコンテンツとして外部サーバ13上にある一般のコンテンツが指定されている場合、ポータルサーバ12は、コンテンツ変換部34によりそのコンテンツを画像に変換してコマ185に送信する。コンテンツの表示イメージの中から一部を切り出した画像をコマ185に送信することもできる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ポータルサイト提供システムに関する。
いわゆるポータルサイト提供システムは、インターネット等のネットワーク上に存在する膨大な情報の中から所望の情報を効率よく利用できるようにするための様々な機能やサービス(リンク集、ディレクトリサービス、検索機能等)をユーザに提供するものである。最近では、ユーザが多数のポータル用コンテンツの中から所望のコンテンツを選択して自分専用のポータルサイト(以下、「個人ポータル」と呼ぶ)を構築することが可能なポータルサイト提供システムが多数登場してきている(例えば、非特許文献1、非特許文献2を参照)。
個人ポータルでは、ユーザ自身が所望のコンテンツを選択できるため、当然、一般のポータルを利用する場合よりも効率よく目的のコンテンツに到達できるわけであるが、それでも、コンテンツの数が多くなれば、ページ内に掲載される情報量は相当なものになる。特に、従来のポータルサイト提供システムは主に文字情報でページが構成されるため、多数のコンテンツがあると、目的のコンテンツ(例えば、未読コンテンツ)を探し出すのに少なからぬ手間がかかってしまう。
ポータルサイト提供システムに関する一般的な課題として、利用可能なコンテンツの充実が挙げられる。一方で、コンテンツの数が多くなると、ユーザが目的や好みに合ったコンテンツを見つけ出すのに時間がかかるようになり、特に初心者のユーザの場合、ポータル設計意欲が削がれることにもなりかねない。
ところで、インターネットでは多種多様なコンテンツが公開されているが、その中には、極めて短い時間間隔で更新したいものもあれば(例:株価の推移)、数時間間隔で十分なものもある(例:天気)。ところが、従来のポータルサイト提供システムには、個人ポータル全体の表示を一定時間間隔で更新(リフレッシュ)することができるものは存在するものの、コンテンツ毎に細かい更新設定ができるものは知られていない。
情報ソース毎にリフレッシュレートを設定可能な公知のシステムとして特許文献1に記載のものがある。しかし、同システムは、基本的にユーザのコンピュータ上に構築されるデスクトップシステムであり、多数のユーザにポータルサイトサービスを提供するものではない。
以上のような課題を解決するため、本願出願人は、
多数のコンテンツの中から所望のコンテンツを選択して自分専用のポータルサイトを構築することができるサービスをユーザに提供するポータルサイト提供システムにおいて、ユーザ端末上で動作するクライアントからネットワーク経由で送信されてくる要求に応じた処理を実行するサーバを備え、該サーバは、
多数のユーザの属性情報を保存したユーザデータベース、
前記クライアント上で互いに独立に動作する複数の出力コンポーネントが所定パターンで配置された情報出力領域を有する個人用ポータルサイトを構成するためのポータル設計情報をユーザ毎に保存した設計データベース、
前記出力コンポーネントへの出力用として登録された多数のコンテンツの属性情報を保存したコンテンツデータベース、
ユーザの端末上で動作するクライアントから所定の要求を受けた時に、該ユーザに対応するポータル設計情報を前記クライアントに送信する設計情報送信部、
前記クライアント上で動作する出力コンポーネントから所定の要求を受けた時に、該出力コンポーネントに対応するコンテンツを該出力コンポーネントに送信するコンテンツ送信部、及び、
各出力コンポーネントに出力すべきコンテンツを、該出力コンポーネントに対応するユーザの属性及び各コンテンツの属性に基づいて選択するコンテンツ選択部
を備えることを特徴とするポータルサイト提供システムを発明した(特願2004-379655)。
上記発明によれば、複数の出力コンポーネントをクライアント上で動作させるとともに、それらを個別に制御することができるため、コンテンツに応じたきめ細かい出力制御が可能である。また、ユーザの属性とコンテンツの属性を考慮して自動的にコンテンツを選択する仕組みが提供されているため、ユーザは、自分に適したコンテンツを含む個人ポータルを簡単に構築することができる。
特表2003-513350号公報(請求項1) 「My Yahoo!」,[online],[平成16年12月20日検索],インターネット<URL:http://my.yahoo.co.jp> 「マイニフティ」,[online],[平成16年12月20日検索],インターネット<URL:https://enter.nifty.com/my/>
上記発明のシステムで提供される個人ポータルでは、例えば、複数の矩形状の出力コンポーネントがWebブラウザ上にマトリックス状に配置される。このような構成を採用すると、各出力コンポーネントが画面上で占める領域は限られたものとならざるを得ない。出力されるコンテンツが音声系コンテンツであれば問題ないが、それがWebページ、画像、ストリーム動画、テレビ映像等の表示系コンテンツである場合、コンテンツの表示サイズが大きすぎて出力コンポーネントに正常に出力(表示)されなくなる恐れがある。
本発明は以上のような課題を解決するために成されたものであり、その目的は、多数のコンテンツの中から所望のコンテンツを選択して自分専用のポータルサイトを構築することができるサービスをユーザに提供するポータルサイト提供システムにおいて、それぞれ独立にコンテンツを出力可能な複数の出力コンポーネントが所定パターンで配置された情報表示領域を個人用ポータルサイトに設けるとともに、各出力コンポーネントに表示系コンテンツが正常に出力されるようにすることである。
上記課題を解決するために成された本発明に係るポータル提供システムは、多数のコンテンツの中から所望のコンテンツを選択して自分専用のポータルサイトを構築することができるサービスをユーザに提供するポータルサイト提供システムにおいて、ユーザ端末上で動作するクライアントからネットワーク経由で送信されてくる要求に応じた処理を実行するサーバを備え、該サーバは、
多数のユーザの属性情報を保存したユーザデータベース、
前記クライアント上で互いに独立に動作する複数の出力コンポーネントが所定パターンで配置された情報出力領域を有する個人用ポータルサイトを構成するための情報であるポータル設計情報をユーザ毎に保存した設計データベースであって、前記ポータル設計情報には各出力コンポーネントに出力すべきコンテンツを指定した情報を含む設計データベース、
ユーザの端末上で動作するクライアントから所定の要求を受けた時に、該ユーザに対応するポータル設計情報を前記クライアントに送信する設計情報送信部、
表示コンポーネントから所定の要求を受けたとき、前記設計データベースにおいて該出力コンポーネントに出力すべきものとして指定されたコンテンツを所定の場所から取得するコンテンツ取得部、
前記コンテンツが表示系コンテンツであり、且つ、出力コンポーネントの表示仕様に従ったものでない場合は、該コンテンツを前記表示仕様に従った表示用画像に変換するコンテンツ変換部、及び、
前記コンテンツ変換部により生成された表示用画像を前記出力コンポーネントに送信するコンテンツ送信部
を備えることを特徴としている。
本発明において、サーバは、例えばインターネットを通じて他の端末上のWebブラウザから送信されてくる各種要求に応じた処理を実行するWebサーバや、該Webサーバと連携するデータベースサーバを含む構成とすることができる。この場合、Webブラウザが本発明のクライアントに相当することになる。
出力コンポーネントとは、クライアント上で視覚情報の表示や音声の再生を行うコンポーネントのことをいう。例えば、クライアントとしてWebブラウザを用いる場合、出力コンポーネントは、Webブラウザのプラグインを利用して構成することができる。
情報出力領域とは、コンピュータの画面上におけるクライアントの表示領域(ウィンドウ)内に定義された視覚的な情報出力領域のことをいう。例えば、Webページ全体又はその内部に定義された出力領域がこれに該当する。
ポータル設計情報とは、クライアントがその表示領域内に情報出力領域を生成するために必要な一切の情報のことをいう。例えば、HTML文書、画像、アプレット、スクリプト等のファイルがこれに該当する。また、アプレットやスクリプトの動作(例えば、リフレッシュレート)を制御するためのパラメータや変数等もポータル設計情報に含まれる。
本発明に係るシステムにおいて、ユーザの端末上で動作するクライアントから所定の要求がサーバに送信されると、サーバの設計情報送信部が該ユーザに対応するポータル設計情報を前記クライアントに送信する。ポータル設計情報を受け取ったクライアントは、その情報を用いて、複数の出力コンポーネントが所定パターン(例えばマトリックス状)で配置された情報出力領域を有する個人用ポータルページを画面上に生成する。前記複数の出力コンポーネントはそれぞれ、自身が出力すべきコンテンツの取得要求をサーバに送信する。この要求を受けたサーバ側では、コンテンツ送信部がその出力コンポーネントに対応するコンテンツを該コンポーネントに送信する。
上記コンテンツ送信処理において、送信しようとするコンテンツが、Webページ、画像、ストリーム動画、テレビ映像、携帯電話用コンテンツ等の表示系コンテンツであり、且つ、出力コンポーネントの表示仕様(縦横の表示サイズ、色数、色深度等)に従ったものでない場合、コンテンツ変換部が該コンテンツを前記表示仕様に従った表示用画像に変換し、コンテンツ送信部はその表示用画像を出力コンポーネントに送信する。画像の形式は、例えばJPEG形式等、一般的な形式でよい。一方、送信しようとするコンテンツの表示仕様に従って設計されたものである場合、コンテンツ送信部はそのコンテンツをそのまま出力コンポーネントに送信する。
本発明の一態様においては、前記ポータル設計情報が、ユーザにより出力コンポーネント毎に指定された表示条件を示す情報を含み、前記コンテンツ変換部が、前記表示条件に従ってコンテンツを表示用画像に変換する。表示条件としては、例えば以下のようなものが挙げられる。
・コンテンツ全体の表示イメージのうちユーザにより指定された所定の範囲だけを切り出して表示用画像とする。
・クライアント上における出力コンポーネントの表示領域のサイズに応じて表示用画像を拡大/縮小する。
本発明の一態様においては、前記ポータル設計情報がユーザにより出力コンポーネント毎に指定されたリフレッシュレートを示す情報を含み、前記コンテンツ変換部が、前記リフレッシュレートで指定される時間間隔毎に最新のコンテンツを表示用画像に変換する。これにより、例えば、テレビ映像から一定時間間隔で連続的に取得した一連の静止画像をコマ送り形式で出力コンポーネントに表示させることができる。
本発明によれば、多数のコンテンツの中から所望のコンテンツを選択して自分専用のポータルサイトを構築することができるサービスをユーザに提供するポータルサイト提供システムにおいて、それぞれ独立にコンテンツを出力可能な複数の出力コンポーネントが所定パターンで配置された情報表示領域を個人用ポータルサイトに設けた場合でも、各出力コンポーネントに、Webページ、画像、ストリーム動画、テレビ映像、携帯電話用コンテンツ等の表示系コンテンツが正常に出力されるようになる。
図1に本発明の一実施形態であるポータルサイト提供システムの概略構成を示す。本実施形態のポータルサイト提供システム1(以下、「本システム1」と呼ぶ)は、インターネット10に接続されたコンピュータであるポータルサーバ12(以下、「サーバ12」と呼ぶ)を備えている。サーバ12は、同じくインターネット10に接続されたコンピュータであるコンテンツ提供者端末14及びユーザ端末16から各種要求を受け取り、その要求に応じた処理を実行する。なお、図1ではコンテンツ提供者端末14及びユーザ端末16をそれぞれ1台だけ描いているが、実際にはいずれの端末も複数台ずつインターネット10に接続される。
サーバ12は、所定のプログラムを実行することよりソフトウェア的に構成された機能部であるWebサーバ20、データベースサーバ22(以下、「DBサーバ22」と呼ぶ)、コンテンツ提供者登録受付部24、コンテンツ登録受付部26、コンテンツ設定支援部28、ユーザ登録受付部30、ポータル設計支援部32、コンテンツ選択部33、コンテンツ変換部34、コンテンツ紹介支援部35及びコンテンツ評価支援部36を備えている。また、サーバ12は、ハードディスクや半導体メモリ等で構成されたデータ記憶部40を備えている。
データ記憶部40には、本システム1を利用するためのWebサイト42が作成されている。Webサイト42は、HTML文書、画像、スクリプト、アプレット、CGIプログラム等のファイルから構成される。Webサーバ20は、ユーザ端末16からの要求に応じて、HTML文書や画像ファイル、あるいは、スクリプトやCGIプログラムの実行結果を含むデータを端末に送信する。
また、データ記憶部40には、本システム1に必要な各種データを保存するための各種データベースが構築されている。各データベースの概要は以下の通りである(図2参照)。
コンテンツ提供者DB(50): コンテンツ提供者ID、コンテンツ提供者名、業種、連絡先、担当者名、ログインパスワード等、本システム1のコンテンツ提供者に関する情報を保存したデータベース。
コンテンツDB(52): コンテンツID、コンテンツ提供者ID、コンテンツ種別、コンテンツの場所、アイコンの場所、更新日時、コンテンツ設定データ等、本システム1に登録されたコンテンツに関する情報を保存したデータベース。「コンテンツ種別」には、コンテンツの種別を示す値(例えばMIMEタイプ)が格納される。コンテンツの本体(通常、ファイル)は、予めサーバ12の所定の場所にアップロードしておく。この場合、「コンテンツの場所」には、サーバ12上に保存されたコンテンツファイルへのパスが書き込まれる。あるいは、コンテンツ提供者が独自に運営するサーバ上に予め用意しておいたコンテンツを利用することも可能である。この場合、「コンテンツの場所」には、該当コンテンツのURLが書き込まれる。「アイコン」及び「コンテンツ設定データ」については後述する。
ユーザDB(54): ユーザID、ハンドル名、電子メールアドレス、ユーザ属性、ログインパスワード等、本システム1でポータルサービスを利用するユーザに関する情報を保存したデータベース。「ユーザ属性」の項目としては、氏名、性別、住所、生年月日、血液型、職業、趣味、資格等がある。
ポータル設計DB(56): ポータルID、ユーザID、ページIDのリスト等、個人ポータルの全体設計データをユーザ毎に保存したデータベース。「ページIDのリスト」には、該当する個人ポータルに含まれる一又は複数のページのIDが、個人ポータル内における表示順に保持される。また、個人ポータルのうち、ページに依存せず常に表示される共通部分の設定データがあれば、そのデータもこのデータベースに保存される。
ページ設計DB(58): ページID、対応するユーザID、コマの配列、コマのサイズ、配色、ユニットIDのリスト等、ポータルを構成する各ページの設計データを保存したデータベース。「コマ」とは、個人ポータルのページ内に配置される矩形状のコンテンツ表示コンポーネントであって、Webブラウザ(以下、「ブラウザ」と呼ぶ)上におけるユニットの視覚的表現に相当する。「ユニットIDのリスト」には、該当ページに含まれる一又は複数のユニットのIDが、ページ内での表示順に保持される。
ユニット設計DB(60): ユニットID、コンテンツID、外部コンテンツ情報(URL、表示範囲、表示条件、フォントサイズ)、リフレッシュレート、未読/既読フラグ、カテゴリ設定、ユーザ属性項目指定、スケジュール設定等、各ユニットに関する情報を保存したデータベース。このデータベースに保存される情報の詳細については後述する。
コンテンツ表示履歴DB(62): 履歴ID、表示日時、コンテンツID、ユニットID等、コンテンツの表示履歴に関する情報を保存したデータベース。
コンテンツ紹介履歴DB(64): 紹介ID、紹介日時、紹介元ユーザID、紹介先ユーザID、紹介コンテンツのID、紹介結果等、ユーザ間でのコンテンツ紹介履歴を保存したデータベース。なお、コンテンツ紹介の詳細については後述する。
コンテンツ評価DB(66): 評価ID、対象コンテンツのID、評価ユーザのID、評価データ等、コンテンツ評価に関する情報を保存したデータベース。コンテンツ評価の詳細については後述する。
一方、ユーザ端末16にはブラウザ17が搭載されており、これを用いて本システム1にログインすると、Webサーバ20が、Webサイト42に保存されたスクリプトやCGIプログラムを実行することにより前記ユーザ専用のポータルページ、すなわち個人ポータル18を生成するためのコンテンツデータをブラウザ17に送信する。前記コンテンツデータには、HTML文書、画像等の他にアプレットが含まれており、このアプレットをブラウザ17に組み込まれた仮想マシン上で実行することにより、個人ポータル18が生成される。個人ポータル18は、タブ181で切り替え可能な複数のページ182を有する。各ページ182にはタイトルバー183及びコンテンツ領域184を備えるコマ185がマトリックス状に配置されている。その他、個人ポータル18の詳細な構成及び設計手順については後述する。
次に、本システム1の動作について説明する。まず、コンテンツ提供者の作業に関連する動作について説明する。
(コンテンツ提供者登録)
本システム1のコンテンツ提供者となることを希望する者は、以下のような手順でコンテンツ提供者登録を行う。まず、コンテンツ提供者端末14のブラウザ(図示せず)でコンテンツ提供者登録ページのURLを指定してアクセス要求を送信する。この要求を受けて、コンテンツ提供者登録受付部24が、Webサイト42のデータを用いてコンテンツ提供者登録ページを生成し、前記ブラウザに送信する。コンテンツ提供者登録ページ(図示せず)には、登録に必要な情報(氏名又は会社名、連絡先等)を入力するためのフォームが設けられている。このフォームに必要情報を入力して送信操作を実行すると、ブラウザが入力データをコンテンツ提供者登録受付部24に送信する。入力データを受け取ったコンテンツ提供者登録受付部24は、DBサーバ22と連携して新しいコンテンツ提供者ID及びログインパスワードを発行し、前記データをコンテンツ提供者DB50に保存するとともに、前記コンテンツ提供者ID及びログインパスワードを通知するページをブラウザに送信する。これでコンテンツ提供者登録は完了である。
(コンテンツ登録)
コンテンツ提供者は、コンテンツ提供者IDの取得後、以下のような手順で随時コンテンツを登録することができる。
まず、本システム1側で予め指定されたユニット用コンテンツ仕様に従ってコンテンツやアイコンを製作しておく。前記仕様には、例えば、コンテンツの表示サイズ(幅、高さ)や利用可能なデータ形式(HTML文書、画像、プラグイン用ファイル、スクリプト、映像、音声等。例えば、MIMEタイプで指定)、アイコンのサイズや画像形式等の指定が含まれる。
次に、コンテンツ提供者端末14のブラウザを用いてコンテンツ登録ページを開く。コンテンツ登録ページの例を図3に示す。このページでは、「ファイルアップロード」又は「URL指定」のいずれかの方法でコンテンツ登録を行う。
「ファイルアップロード」の場合、「コンテンツファイル」欄及び「アイコンファイル」欄に、端末14上におけるコンテンツファイルへのパス及びアイコン画像ファイルへのパスをそれぞれ入力して「送信」ボタンを押す。この操作を受けて、ブラウザが、コンテンツファイル及びアイコンファイルをコンテンツ登録受付部26に送信する。ファイルを受け取ったコンテンツ登録受付部26は、DBサーバ22と連携して新たなコンテンツIDを発行し、受け取ったファイルをデータ記憶部40に保存するとともに、2つのファイルの保存先をコンテンツDB52の「コンテンツの場所」及び「アイコンの場所」に書き込む。
「URL指定」の場合、自社サーバ上に用意したコンテンツファイルのURL及びアイコンファイルのURLを「コンテンツのURL」欄及び「アイコンのURL」欄に、それぞれ入力して「送信」ボタンを押す。この操作を受けて、ブラウザが、入力データをコンテンツ登録受付部26に送信する。入力データを受け取ったコンテンツ登録受付部26は、DBサーバ22と連携して新たなコンテンツIDを発行し、コンテンツ及びアイコンのURLをコンテンツDB52の「コンテンツの場所」及び「アイコンの場所」に書き込む。
なお、コンテンツDB52の「コンテンツ種別」については、コンテンツ登録受付部26がブラウザから受け取ったファイル名又はURLの拡張子等に基づいて自動的に判別する。
(コンテンツ設定)
コンテンツ提供者は、コンテンツ提供者端末14のブラウザを用いて登録済みコンテンツの設定を行うことができる。コンテンツ提供者がブラウザでコンテンツ設定ページのURLを指定してアクセス要求を送信すると、コンテンツ設定支援部28が、Webサイト42のデータを用いてコンテンツ設定ページを生成し、前記ブラウザに送信する。
コンテンツ設定ページの例を図4に示す。図4のコンテンツ設定ページでは、コンテンツ提供者が自ら登録した各コンテンツに対して以下のような設定を行うことができる。
カテゴリ設定: コンテンツのカテゴリを設定することができる。
対象ユーザ属性設定: コンテンツの主な利用者として想定されるユーザの属性を設定する。ユーザ属性の項目としては、性別、住所、年齢、血液型、職業、趣味、資格等が挙げられる。
表示回数上限設定: コンテンツに対して表示回数の上限を設定することができる。この設定は、例えば有料コンテンツの視聴回数を制限したい場合に利用できる。
期間設定: コンテンツに表示可能期間を設定することができる。
時間設定: コンテンツに表示可能時間を設定することができる。
以上のようにしてコンテンツ設定を行った後、「送信」ボタンを押すと、ブラウザが、入力データをコンテンツ設定支援部28に送信する。入力データを受け取ったコンテンツ設定支援部28は、該当するコンテンツIDに対応するコンテンツ設定データとして前記入力データをコンテンツDB52に保存する。
次に、コンテンツを利用するユーザの作業に関連する本システム1の動作について説明する。
(ユーザ登録)
本システム1が提供するサービスのユーザとなることを希望する者は、以下のような手順でユーザ登録を行う。まず、ユーザ端末16のブラウザ17でユーザ登録ページのURLを指定してアクセス要求を送信する。この要求を受けて、ユーザ登録受付部30が、Webサイト42のデータを用いてユーザ登録ページを生成し、ブラウザ17に送信する。ユーザ登録ページ(図示せず)には、登録に必要な情報を入力するためのフォームが設けられている。登録情報には、氏名、ハンドル名、生年月日、性別、血液型、住所、電子メールアドレス、趣味等を含めることが考えられるが、個人情報保護の観点から、入力必須項目を一部(例えば、ハンドル名、生年、都道府県、電子メールアドレスのみ)に制限するようにしてもよい。フォームに必要情報を入力して送信操作を実行すると、ブラウザ17が入力データをユーザ登録受付部30に送信する。入力データを受け取ったユーザ登録受付部30は、DBサーバ22と連携して新しいユーザID及びログインパスワードを発行し、前記データをユーザDB54に保存するとともに、前記ユーザID及びログインパスワードを通知するページをブラウザ17に送信する。これでユーザ登録は完了である。
(個人ポータルの設計)
先に述べたように、ユーザがユーザ端末16のブラウザ17を用いて本システム1にログインすると、ブラウザ17に個人ポータル18が表示される。この個人ポータル18の設計について以下に説明する。
先に述べたように、個人ポータル18は、タブ181のクリックで切り替え可能な複数のページ182を有する。各ページ182には複数のコマ185がマトリックス状に配置されている。各コマ185は、タイトルバー183及びコンテンツ領域184を備えている。タイトルバー183は、コンテンツの簡単な説明(タイトル)を表示するだけでなく、後述する「更新」操作の入力コンポーネントとしても機能する。コマ185の下部には「紹介」タブ187及び「評価」タブ188がある。これらのタブに割り当てられた機能については後述する。
個人ポータル18の設計はブラウザ17を用いて行う。すなわち、ユーザがブラウザ17を用いてポータル設計ページのURLを指定してアクセス要求を送信すると、ポータル設計支援部32が、ポータル設計ページを生成するためのコンテンツデータ(HTML文書、画像、アプレット等)をブラウザ17に送信する。
ポータル設計ページの例を図5に示す。図5のポータル設計ページには、コンテンツ一覧セクション70、ページ設計セクション80、ユニット設計セクション90及び共通セクション100がある。これらの各セクションについて以下に説明する。
コンテンツ一覧セクション70は、コンテンツを複数のカテゴリに分類した複数のタブ72を備えており、目的のカテゴリのタブ72をクリックすると、そのカテゴリに属するコンテンツのアイコン74が一覧が表示される。この一覧は、左右の矢印マーク76を押して横方向にスクロールさせることができる。一覧内では、ユーザの属性に最も適合したコンテンツのアイコン74が優先的に表示される(優先順位は、例えば左から右の方向に順位が下がるものとする)。「おすすめ」タブ78には、ユーザ属性に応じてコンテンツ選択部33が自動的に選択したコンテンツの一覧が表示される。
ページ設計セクション80では、個人ポータル18の各ページ182に対して以下のような設定を行うことができる。
コマの配列: マトリックスの行数と列数を設定できる(例:2行×3列)。
コマのサイズ: コマのサイズ(縦、横)を、仕様で定められた標準サイズを基準とした%値で設定することができる。標準サイズは「コマの配列」毎に予め定めておく。
配色: ページの背景色とタイトルバーの色を設定することができる。
未読優先表示: このオプションを有効にすると、ページ内の未読ユニットが既読ユニットよりも優先的に表示されるようになる。優先順位は、例えばマトリックスの上段から下段の方向及び左から右の方向に順位が下がるものとする。
未読のみ表示: このオプションを有効にすると、ページ182内には未読ユニットだけが表示されるようになる。更に「全ページを対象」オプションを有効にすると、全ページの未読ユニットが1ページに表示されるようになる。
ページ設計セクション80の「タブ追加」ボタン82を押すと、全てのユニットが未設定になった空白ページが追加される。「リセット」ボタン84を押すと、表示中のページに含まれる全ユニットの設定が消去され、空白ページに戻る。
ユニット設計セクション90では、各コマ(すなわちユニット)185に対してコンテンツを指定することができる。コンテンツを指定するには、ページ設計セクション80で目的のユニット185をクリックして選択した後、「特定のコンテンツを指定」及び「ランダム指定」のいずれかを選択する。
「特定のコンテンツを指定」の場合には、ユーザが選択した特定のコンテンツがコマ185に表示されるようになる。コンテンツを指定する方法には、「一覧から選択」と「外部コンテンツ選択」の2通りがある。
「一覧から選択」の場合、表示したいコンテンツをコンテンツ一覧セクション70から選択してコマ185に設定する。これは、例えば、コンテンツ一覧セクション70に表示されたコンテンツのアイコン74をユニット設計セクション90内のコマ185にドラッグ・アンド・ドロップで移動する、という操作により実行される。なお、ページ設計セクション80内の目的のコマ185にコンテンツのアイコン74をドラッグ・アンド・ドロップで移動することにより予めコマ185にコンテンツを設定しておくことも可能である。なお、この一覧に登録されたコンテンツは、コンテンツ提供者がコマ185の表示仕様に従って設計したものである。従って、サーバ12は、原則としてコンテンツを特に加工せずにそのままコマ185に送信することができる。
「外部コンテンツ指定」の場合、コンテンツ一覧セクション70に表示されたコンテンツの代わりに、任意の外部サーバ13上のコンテンツを表示コンテンツとして指定する。外部コンテンツは、基本的にコマ185の表示仕様には適合していないものと考える必要がある。従って、外部コンテンツに対しては、コマ185への表示方法に関する設定を行う必要がある。この設定作業は、例えば以下のような手順で行われる。
(S10)「指定」ボタン92押して、外部コンテンツ指定ページを表示する(図6)。
(S12)外部コンテンツ指定ページの「URL」欄202に所望のコンテンツのURLを入力し、「読み込み」ボタン204を押す。
(S14)サーバ12が指定のURLからコンテンツを取得し、そのコンテンツをコンテンツ変換部34によって画像(表示イメージ)に変換する。
・通常のWebページ、掲示板(BBS)、ウェブログ(ブログ)等、文字情報を中心として構成されたコンテンツは、その表示イメージをサーバ12のメモリ上に形成。
・静止画像はそのまま利用。
・ストリーム動画やテレビ映像は、一場面(フレーム)を静止画像として抽出。
・スクリプトによるアニメーションは、そのスクリプトの実行により得られる動画の一場面を静止画像として抽出。
・携帯電話用コンテンツは、その表示イメージをサーバ12のメモリ上に形成。
(S16)変換後のコンテンツの画像が画像表示領域206に表示される。画像は、必要に応じて、画像表示領域206に合わせて拡大/縮小表示する。例えば縦長に表示されるコンテンツの場合は、横方向のみ画像表示領域206に合わせ、縦方向はスクロールで表示するようにしてもよい。
(S18)ユーザが画像表示領域206でポインタ208をドラッグすることにより、コマ185に出力する範囲を指定する。指定された範囲は矩形フレーム210で表示される。この矩形フレーム208の位置、幅及び高さは、更にポインタ操作で調節することができる。範囲指定を行わない場合は、全範囲を指定したものとみなす。
(S20)画像の表示条件(拡大/縮小方法)を指定する。ここでは、ラジオボタン211を用いて以下の選択肢から条件を選択するものとする。
・画像の幅(横方向のサイズ)をコマ185の幅に合わせる。
・画像の縦横比を維持したまま、画像全体をコマ185に表示する。
・縦横に異なる変倍率を適用し、画像全体をコマ185にぴったり合わせる。
(S22)必要に応じて、「リフレッシュレート」欄212でリフレッシュレートを設定する。
(S24)必要に応じて、「フォントサイズ」欄214でフォントサイズを指定する。指定されたフォントサイズは、サーバ12のメモリ上にコンテンツの表示イメージを生成する処理に適用される。
(S26)OKボタン216を押すと、設定データがサーバ12に送信される。このデータはユニット設計DB60に保存される。
「ランダム指定」の場合、コンテンツ選択部33がランダムに選択したコンテンツがコマ185に表示されるようになる。ユーザは、コンテンツ選択部33によるコンテンツの選択に関して、以下のような条件を指定することができる。
カテゴリ指定: ドロップダウンリスト94でコンテンツのカテゴリを指定することができる。「未指定」の場合、すべてのコンテンツが選択対象となる。
ユーザ属性項目指定: 「指定」ボタン95をクリックすると、コンテンツの選択で考慮すべきユーザ属性項目をユーザ自身が指定するためのページが表示される(図7)。このページでユーザは、コンテンツの選択において考慮して欲しい一又は複数のユーザ属性項目を指定することができる。
以上のようにして指定されたカテゴリやユーザ属性項目の内容は、ユニット設計DB60に保存される(図2参照)。
以上のように「ランダム指定」されたコマ185が個人ポータル18に表示されるとき、コンテンツ選択部33は、指定されたカテゴリに属するコンテンツの中から、指定されたユーザ属性項目毎に、ユーザDB54に登録された該当ユーザの属性値と、コンテンツDB52に登録された各コンテンツの対象ユーザ属性設定を比較する。そして、コンテンツの対象ユーザ属性設定がユーザの属性値と合わない場合、そのコンテンツを選択対象から除外する。こうして残ったコンテンツの中から、コンテンツ選択部33は、所定のルールに従って所定の数だけコンテンツを選択する。コンテンツの選択数は、1つでもよいし、複数でも良い。複数のコンテンツが選択された場合、コマ185には各コンテンツが順次表示されることになる。
以上の他に、各ユニットに対して以下のような設定を行うことができる。
スケジュール設定: コンテンツグループを指定した場合、日付や時間に応じてコンテンツの内容が切り替わるようにスケジュールを設定することができる。例えば、複数のニュースコンテンツを所定のスケジュールに従って順次切り替えるような設定が可能である。これを更に発展させれば、多数のコンテンツをテレビ放送のように編成することも可能である。
リフレッシュレート: コンテンツ表示を更新(リフレッシュ)させる時間間隔を設定することができる。なお、上記外部コンテンツ指定ページでリフレッシュレートを設定済みの場合、その値がここに反映される。
常時表示: このオプションを有効にすると、ページ182の切り替えに関わらず常にユニットが同じ位置に表示されるようになる。このオプションは、例えば株価の推移等、常時監視したいコンテンツに好適である。
以上のようにユニットを設計した後、「ユニット設定完了」ボタン96を押すと、ページ設計セクション80内の該当ユニットに設計内容が反映される。
共通セクション100では、カレンダーの設定、天気表示の対象となる地域の設定及びログイン設定(自動/手動の選択)を行う。カレンダー及び天気表示は、ページ182の切り替えに関わらず常に画面上に表示されるコンテンツである。
以上のようにして個人ポータル18の設計を行い、「全設定完了」ボタン102をクリックすると、設定データがブラウザ17からポータル設計支援部32に送信される。ポータル設計支援部32は、DBサーバ22と連携して、各設定データをポータル設計DB56、ページ設計DB58及びユニット設計DB60の該当フィールドに保存する。
(外部コンテンツの表示)
外部コンテンツは、例えば以下のような手順で表示される(図7参照)。
(S30)コマ185がサーバ12にコンテンツを要求する。
(S32)サーバ12がユニット設計DB60を参照し、前記コマ185(すなわちユニット)の設計情報を確認する。そして、そのユニットに対して「外部コンテンツ情報URL」が指定されていたら、その情報に含まれるURLにより示された場所にあるコンテンツを取得する。
(S34)次にサーバ12は、取得したコンテンツをコンテンツ変換部34によって静止画像に変換する。この処理は、先のステップS14の処理と同様である。
(S36)該当のコンテンツに範囲指定がある場合、コンテンツ変換部34は、前記静止画像から指定の範囲を切り出して新たな画像を生成する。
(S38)更にコンテンツ変換部34は、指定された表示条件に従って画像のサイズ(縦、横)を変更する。
(S40)サーバ12は、サイズ変更後の画像をコマ185に送信する。
該当コンテンツにリフレッシュレートが指定されている場合、以上の処理が指定の時間間隔で繰り返される。この繰り返し処理は、例えばコマ185がサーバ12に最新コンテンツを繰り返し要求する形態(クライアント・プル)にしてもよいし、サーバ12がコマ185に最新コンテンツを繰り返し送信する形態(サーバ・プッシュ)にしてもよい。
個人ポータル18のその他の機能を以下に列挙する。
(コンテンツ表示の手動更新)
コマ185のタイトルバー183をクリックすると、そのコマ185のコンテンツ表示が最新の状態に更新される。
(コンテンツ紹介)
コマ185の「紹介」タブ187をクリックすると、コンテンツ紹介支援部35がWebブラウザ17にメッセージ作成ページを送信する(図8)。このページにある「アドレス帳」ボタン110を押すと、アドレス帳ページ112が表示される。このページで、メッセージを送りたい相手にチェックを入れて「OK」ボタン114を押すと、メッセージ作成ページの宛先欄に宛先が設定される。更に必要に応じてコメントを入力した後、「送信」ボタン116を押すと、対象コンテンツID、発信者のユーザID、受信者のユーザID及び紹介日時を含むコンテンツ紹介履歴情報がサーバ12に送信される。サーバ12側では、コンテンツ紹介支援部35がDBサーバ22と連携して、前記コンテンツ紹介履歴情報をコンテンツ紹介履歴データベース64に保存する。一度に複数のユーザに紹介した場合は、宛先ユーザの数だけ履歴情報が保存される。
宛先となったユーザが自分の端末16のブラウザ17で自分の個人ポータル18にログインすると、メインページの所定箇所に新着メッセージの通知がリンク付きで表示される(図1の符号189)。そして、そのリンクをクリックすると、メッセージの内容が表示される(図9)。メッセージには、日時、差出人、件名及び本文(コメント)が含まれている。更に、そのメッセージがコンテンツ紹介のメッセージである場合は、「おすすめコンテンツ」欄に、紹介対象のコンテンツの簡単な説明がリンク付きで表示される。このリンクをクリックすると、該当のコンテンツが表示される。図8のページで「登録」ボタン120を押すと、そのコンテンツを配置すべきページやコマを指定する画面が表示される(図示せず)。ここで任意のコマを選択して所定の承認操作を実行すると、上記コンテンツが上記ユーザの個人ポータル18のコンテンツとしてユニット設計DB60に登録される。
以上のように、あるユーザが他のユーザから紹介されたコンテンツを自分のポータルに登録した場合、コンテンツ紹介履歴データベース64の該当履歴に登録完了の事実が記録される。
なお、ユーザによっては他者からのコンテンツ紹介は不要という人もいることが考えられる。そこで、本システム1において、コンテンツ紹介の受け取りを完全に又は部分的に拒否することをユーザが選択できるようにしてもよい。部分的に拒否する場合は、例えば受け取りを許可したいユーザのIDを指定するようにする。
(コンテンツ評価)
コマ185の「評価」タブ188をクリックすると、コンテンツ評価支援部36がWebブラウザ17にコンテンツ評価ページを送信する。このページには、コンテンツを5段階(大変良い、良い、普通、悪い、大変悪い)で評価するためのラジオボタン、件名、及び、任意のコメントを入力するためのテキストエリアを備えている。ユーザがいずれかの評価を選択し、必要に応じてコメントを入力した後、送信操作を実行すると、評価の対象となるコンテンツのID、選択された評価値、並びに、入力された件名及びコメントを含むコンテンツ評価データがサーバ12に送信される。サーバ12側では、コンテンツ評価支援部36がDBサーバ22と連携して、前記評価データをコンテンツ評価DB66に保存する。
サーバ12のその他の機能を以下に挙げる。
(データ分析機能)
データベースに収集された各種データを用いてマーケティングに役立つ様々なデータ分析を行い、分析結果をコンテンツ提供者に提供する機能。分析の内容としては、例えば以下のようなものが考えられる。
・個人ポータルの設計内容とユーザ属性との関連性分析
・コンテンツ表示履歴の時系列分析
・コンテンツ評価の分析
・コンテンツ紹介履歴の分析(例えば、ユーザの人的ネットワークの形態分析、特定の期間における各ユーザの紹介回数ランキング、各コンテンツの紹介履歴の時系列分析、特定の期間における各コンテンツの紹介人数ランキング、ユーザ毎の紹介コンテンツのカテゴリ分析等)
(ポイント付与機能)
各ユニットによるコンテンツの表示回数や、コンテンツ紹介やコンテンツ評価の回数に応じたポイントをユーザに付与する。付与されたポイントは、本システムと連携した別のシステム(例えば、電子ショッピングモールサイト)で利用できるようにすることが考えられる。また、ポイントが高いユーザに対して、人気の有料コンテンツを特別料金で配信したり、前評判の高いコンテンツを優先配信してコンテンツ紹介の機会を先取りできるようにするなど、本システム内部でのポイント活用も当然可能である。
以上、本発明の一実施形態について詳細に説明したが、上記実施形態はあくまで一例に過ぎず、上記の他にも、本発明の精神及び範囲内で様々な実施例が考えられる。
本発明の一実施形態であるポータルサイト提供システムの概略構成図。 図1のシステムの各データベースの概要。 コンテンツ登録ページの例。 コンテンツ設定ページの例。 ポータル設計ページの例。 外部コンテンツ指定ページの例。 外部コンテンツ表示手順の例。 ユーザ属性項目指定ページの例。 メッセージ作成ページの例。 メッセージ表示ページの例。
符号の説明
1…ポータルサイト提供システム
10…インターネット
12…ポータルサーバ
20…Webサーバ
22…データベースサーバ
24…コンテンツ提供者登録受付部
26…コンテンツ登録受付部
28…コンテンツ設定支援部
30…ユーザ登録受付部
32…ポータル設計支援部
33…コンテンツ選択部
34…コンテンツ変換部
35…コンテンツ紹介支援部
36…コンテンツ評価支援部
13…外部サーバ
40…データ記憶部
50…コンテンツ提供者DB
52…コンテンツDB
54…ユーザDB
56…ポータル設計DB
58…ページ設計DB
60…ユニット設計DB
62…コンテンツ表示履歴DB
64…コンテンツ紹介履歴DB
66…コンテンツ評価DB
14…コンテンツ提供者端末
16…ユーザ端末
17…Webブラウザ

Claims (4)

  1. 多数のコンテンツの中から所望のコンテンツを選択して自分専用のポータルサイトを構築することができるサービスをユーザに提供するポータルサイト提供システムにおいて、ユーザ端末上で動作するクライアントからネットワーク経由で送信されてくる要求に応じた処理を実行するサーバを備え、該サーバは、
    多数のユーザの属性情報を保存したユーザデータベース、
    前記クライアント上で互いに独立に動作する複数の出力コンポーネントが所定パターンで配置された情報出力領域を有する個人用ポータルサイトを構成するための情報であるポータル設計情報をユーザ毎に保存した設計データベースであって、前記ポータル設計情報には各出力コンポーネントに出力すべきコンテンツを指定した情報を含む設計データベース、
    ユーザの端末上で動作するクライアントから所定の要求を受けた時に、該ユーザに対応するポータル設計情報を前記クライアントに送信する設計情報送信部、
    表示コンポーネントから所定の要求を受けたとき、前記設計データベースにおいて該出力コンポーネントに出力すべきものとして指定されたコンテンツを所定の場所から取得するコンテンツ取得部、
    前記コンテンツが表示系コンテンツであり、且つ、出力コンポーネントの表示仕様に従ったものでない場合は、該コンテンツを前記表示仕様に従った表示用画像に変換するコンテンツ変換部、及び、
    前記コンテンツ変換部により生成された表示用画像を前記出力コンポーネントに送信するコンテンツ送信部
    を備えることを特徴とするポータルサイト提供システム。
  2. 前記ポータル設計情報は、ユーザにより出力コンポーネント毎に指定された表示条件を示す情報を含み、前記コンテンツ変換部が、前記表示条件に従ってコンテンツを表示用画像に変換することを特徴とする請求項1記載のポータルサイト提供システム。
  3. 前記表示条件を示す情報は、コンテンツ全体の表示イメージのうち前記出力コンポーネントに出力すべき範囲を示す情報を含むことを特徴とする請求項2記載のポータルサイト提供システム。
  4. 前記ポータル設計情報がユーザにより出力コンポーネント毎に指定されたリフレッシュレートを示す情報を含み、前記コンテンツ変換部は、前記リフレッシュレートで指定される時間間隔毎に最新のコンテンツを表示用画像に変換することを特徴とする請求項1記載のポータルサイト提供システム。
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