JP2006317482A - 撮像装置のレリ−ズスイッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】ユ−ザ−はレリ−ズスイッチのストロ−クを任意に調整できず、レリ−ズスイッチをカスタマイズできない。
【解決手段】第2の電気接片14bは本体上の台座222に片持ち梁状に支持され、その自由端に隣接する部分に側辺14b1が一体に成形されている。本体に形成した開口に収納されて開口底部のねじ孔に螺合された調整ねじ30が、第2の電気接片14bの側辺14b1の自由端の上方に設けられ、調整ねじのねじ込み量に対応して側辺14b1が押圧、変位され、側辺の変位に対応して第2の電気接片も変位する。本体の開口を介して調整ねじ30を外部から操作、調整すれば、レリ−ズスイッチの1stストロ−クに該当する第1、第2の電気接片14a、14bの間隔が任意に調整される。
【選択図】図1
【解決手段】第2の電気接片14bは本体上の台座222に片持ち梁状に支持され、その自由端に隣接する部分に側辺14b1が一体に成形されている。本体に形成した開口に収納されて開口底部のねじ孔に螺合された調整ねじ30が、第2の電気接片14bの側辺14b1の自由端の上方に設けられ、調整ねじのねじ込み量に対応して側辺14b1が押圧、変位され、側辺の変位に対応して第2の電気接片も変位する。本体の開口を介して調整ねじ30を外部から操作、調整すれば、レリ−ズスイッチの1stストロ−クに該当する第1、第2の電気接片14a、14bの間隔が任意に調整される。
【選択図】図1
Description
本発明は、ビデオディスクレコ−ダ、ビデオレコ−ダ、フィルムカメラ、デジタルカメラ、携帯電話などの撮像装置のレリ−ズスイッチに関する。
カメラなどの撮像装置のレリ−ズスイッチは、一般的に1stレリ−ズ(半押し)と2ndレリ−ズ(全押し)の2段スイッチとなっており、1stレリ−ズで撮影準備動作が開始され、2ndレリ−ズで撮影動作が開始される。たとえば、デジタルカメラにおいては、レリ−ズスイッチの1stレリ−ズがONされるまで、撮像素子(CCD)が所定周期で連続的に動作し、画像デ−タ(スル−画)が電子ビュ−ファインダ、背面LCDパネルに表示される。そして、1stレリ−ズがONされると、測光センサで測光し、その測光結果に基づいて測光演算がなされ、測距センサで測距してその測距結果に基づいて自動フォ−カシング(AF)がなされる。また、2ndレリ−ズがONされると、撮像素子を動作させて露光動作(撮影)がなされ、撮像素子に蓄積した電荷が光電変換され、CCD出力処理回路を介して画像デ−タが読み出され、所定の画像処理を施されて画像メモリに記憶される。
概略、レリ−ズスイッチは、本体表面の開口に押し込み可能に収納されたレリ−ズ釦と、レリ−ズ釦の下方にその平坦面を上下方向に所定間隔離間して重ねて配置された第1、第2、第3の3枚の短冊状の電気接片とを備えて構成され、3枚の電気接片は、本体に設けた台座に片持ち梁状に支持されている。その自由端で第1の電気切片の平坦面の上面はレリ−ズ釦の下端に当接して本体から突出する方向の付勢力をレリ−ズ釦に付与し、第2、第3の電気接片の自由端は、その平坦面の上面が本体に設けたストッパに当接することにより所定位置にいずれも保持され、それによって、第1、第2の電気接片の間隔と、第2、第3の電気接片の間隔とが所定長にそれぞれ維持されている。
第1の電気接片からの付勢力に抗してレリ−ズ釦を押し込み、レリ−ズ釦によって第1の電気接片を変形させて所定量変位させると、第1の電気接片が第2の電気接片に当接さされて、第1、第2の電気接片を含む電気回路が閉じられて、1stレリ−ズ(半押し)が設定され(ONとなり)、第1、第2の電気接片の間隔は1stレリ−ズのためのストロ−クS1に相当する。また、レリ−ズ釦をさらに押し込んでレリ−ズ釦によって第1の電気接片とともに第2の電気接片を変形させて所定量変位させると、第1、第2の電気接片が第3の電気接片に当接されて、第1、第2、第3の電気接片を含む電気回路が閉じられて、2ndレリ−ズ(全押し)が設定され(ONとなり)、第2、第3の電気接片の間隔は2ndのストロ−クに相当する。
レリ−ズスイッチの1stレリ−ズのストロ−ク、2ndのストロ−クはその設計仕様によって所定値とされ、所定値のストロ−クを持つレリ−ズスイッチ付の撮像装置が製造・出荷されている。しかし、1stレリ−ズのストロ−ク、2ndのストロ−クを任意の値に設定して好みの状態でレリ−ズスイッチを操作したいという要望が撮像装置のユ−ザ−から寄せられている。
従来においては、レリ−ズスイッチのカスタマイズを望むユ−ザ−が撮像装置をサ−ビスセンタ−に持ち込んで1stレリ−ズのストロ−ク、2ndのストロ−クの調整を依頼し、サ−ビスセンタ−ではこれを修理として取り扱って、出荷後でのストロ−ク調整に対処している。
たとえば、特開平09−325407号公報には、レリ−ズ釦を操作しない状態での第2の電気接片の位置(静止位置、初期位置)を調整ねじで調整する構成が開示されている。つまり、第2、第3の電気接片の自由端が当接されてその自由端を所定位置に保持するストッパに調整ねじが設けられ、調整ねじは、その下端が第2の電気接片の自由端で平坦面の上面に当接するように、ストッパに配置されている。
この構成では、調整ねじのねじ込みに対応して第2の電気接片の位置が調整され、それによって、第1、第2の電気接片の間隔(1stレリ−ズのストロ−ク)と第2、第3の電気接片の間隔(2ndのストロ−ク)とが同時に調整できる。
この構成では、調整ねじのねじ込みに対応して第2の電気接片の位置が調整され、それによって、第1、第2の電気接片の間隔(1stレリ−ズのストロ−ク)と第2、第3の電気接片の間隔(2ndのストロ−ク)とが同時に調整できる。
しかしながら、調整ねじは撮像装置の本体の内部に収納され、外部からの調整ねじの調整を考慮しておらず、調整ねじの調整のためには、本体を分解する必要がある。そのため、ユ−ザ−がレリ−ズスイッチのストロ−クを任意に調整、設定できず、ユ−ザ−は撮像装置をサ−ビスセンタ−に持ち込んでレリ−ズスイッチのカスタマイズを依頼せざるを得ない。そして、サ−ビスセンタ−での持込みによる修理期間中においては、当然ながら、ユ−ザ−は撮像装置を使用できない。また、レリ−ズスイッチのカスタマイズに対するユ−ザ−の好みは多種多様であり、ユ−ザ−の好みに合致したストロ−ク調整をサ−ビスセンタ−において行なうことは容易でない。
特開平09−324307号公報
ユ−ザ−はレリ−ズスイッチのストロ−クを任意に調整、設定できず、レリ−ズスイッチをカスタマイズできない。
本発明の撮像装置のレリ−ズスイッチは、レリ−ズ釦と、第1の電気切片と、上記レリ−ズ釦の押圧操作による所定量の変位に伴って上記第1の電気切片と電気的に導通する第2の電気切片と、上記レリ−ズ釦の押圧操作による上記所定量を超えた変位に伴って上記第1の電気切片およびに上記第2の電気切片と電気的に導通する第3の電気切片と、上記レリ−ズ釦の非操作 時の上記第2の電気切片の静止位置を上記撮像装置の外部より調整可能な調整手段と、を具備して構成されたことを特徴としている。
本発明によれば、レリ−ズ釦の非操作 時の第2の電気接片の静止位置を調整手段によって撮像装置の外部から調整でき、第2の電気接片の位置調整に対応して第1、第2の電気接片の間隔(1stレリ−ズのストロ−ク)と第2、第3の電気接片の間隔(2ndのストロ−ク)とが調整され、ユ−ザ−はレリ−ズのストロ−クを任意に調整、設定できる。
本発明では、たとえば、調整手段は第2の電気接片を押圧、変形させてその静止位置を調整する調整ねじとされ、ねじ部材は、撮像装置の本体に形成された開口底部のねじ孔に螺合され、開口を介して外部から操作可能とされる。
図1は本発明の一実施例に係る撮像装置のレリ−ズスイッチの概略斜視図を、図2はレリ−ズスイッチの配設される撮像装置の本体の部分斜視図を、図3は図1の矢視A−Aに沿ったレリ−ズスイッチの断面図を、図4は図1の線B−Bに沿ったレリ−ズスイッチの断面図をそれぞれ示す。
図1〜図4に示すように、レリ−ズスイッチ10はレリ−ズ釦12と3枚の短冊状の電気接片14(14a〜14c)とを備えて構成され、レリ−ズ釦12は本体22の上面に形成された有底の開口221内に上下方向に押込み可能に収納されている。レリ−ズ釦12は開口221の底部の貫通孔221aを介して下方に伸び、3枚の電気接片14はレリ−ズ釦の下方にその平坦面を上下方向に所定間隔離間して重ねて配置され、撮像装置の本体22上の台座222にその一端をねじ止めされて片持ち梁状に支持されている。なお、本体22は、その内蔵部品を被覆して外部から遮蔽する外観部品(外装部品)ということができる。
片持ち梁状に支持された3枚の電気接片14のうち、上位に位置する第1の電気切片14aの平坦面の上面は、その自由端でレリ−ズ釦12の下端に当接して弾性変形することにより、本体から突出する方向の付勢力をレリ−ズ釦に付与している。
図4に示すように、中位に位置する第2の電気接片14bおよび下位に位置する第3の電気接片14cの自由端は、その平坦面の上面が本体22上のストッパ223の段部223a、223bに当接して所定位置に保持され、第1、第2の電気接片14a、14bの間隔と、第2、第3の電気接片14b、14cの間隔とが所定長に設定されている。第1、第2の電気接片14a、14bの間隔がレリ−ズスイッチの1stレリ−ズのストロ−クに、第2、第3の電気接片14b、14cの間隔S2が2ndレリ−ズのストロ−クにそれぞれ対応する。実施例では、レリ−ズ釦12および3枚の隣接する電気接片14が確実に当接するように、レリ−ズ釦12の軸中心と略直線上に整列する位置で第2、第3の電気接片14b、14cの平坦面の上面に球状突起14dがそれぞれ成形されている。そのため、具体的には、第1の電気接片14aの下面と第2の電気接片14bの球状突起14dとの間隔S1が1stレリ−ズのストロ−クとなり、第2の電気接片14bの下面と第3の電気接片14cの球状突起14dとの間隔S2が2ndレリ−ズのストロ−クとなる。
図4に示すように、台座222は3枚の台座片を重ねて構成され、台座片にそれぞれ形成した位置決め突起222aが電気接片14の対応する位置決め孔に嵌合されることにより、電気接片の長手方向および幅方向で電気接片が互いに位置決めされている。また、本体22の上面にも、台座片の位置決め突起222aと同様の位置決め突起222bが形成され、下位の台座片222の下面の対応する位置決め孔に嵌合されて取付け台座222を位置決めし、ねじ部材24が本体22のねじ孔22aに螺合されて台座を本体上に固着している。
なお、3枚の電気接片14が導電性材料から成形されているのに対して、台座222、ストッパ223は、本体22と同様に、非導電性材料から成形されている。
なお、3枚の電気接片14が導電性材料から成形されているのに対して、台座222、ストッパ223は、本体22と同様に、非導電性材料から成形されている。
図1に示すように、第2の電気接片14bは、球状突起14dの位置する部分から側方に伸びた短冊状の側辺14b1を一体に有しており、第2の電気接片を変位するための調整手段30が、側辺の自由端でその平坦面の上面を押圧可能に設けられている。調整手段30は、実施例では、調整ねじ(ねじ部材)とされ、その下端が側辺14b1の自由端でその平坦面の上面を押圧可能となっている。図2に示すように、レリ−ズ釦12の収納される開口221に隣接して別の有底の開口224が本体20の上面に形成され、調整ねじ(調整手段)30はこの開口内に収納されている。
図3に示すように、開口224の底部にねじ孔224aが形成され、このねじ孔に調整ねじ30が螺合されている。調整ねじ30は第2の電気接片の側辺14b1の自由端の上方に位置し、調整ねじをねじ込むことにより、そのねじ込み量に対応して側辺が押圧、変位され、側辺の変位に対応して第2の電気接片14bも変位する。
調整ねじ30のねじ込み量を調整することにより、レリーズ釦12の非操作時における側片14b1への調整ねじの当接前の位置(静止位置)から第2の電気接片14bは変位し、第2の電気接片の変位を調整して、第1、第2の電気接片14a、14bの間隔S1(第1の所定量)が調整される。つまり、調整ねじ30がねじ込まれると、第2の電気接片の側片14b1に当接して(図3(A)、図4(A)参照)、側片を押圧、変位させ、側片の変位によって、第2の電気接片14bが静止位置から変位される(図3(B)、図4(B)参照)。調整ねじ30による側片14b1の押圧、変位を介した第2の電気接片14bの変位によって、第2の電気接片は第1の電気接片から離反され、レリーズ釦12の非操作時における第1、第2の電気接片14a、14bの間隔S1は、図3(A)、図4(A)に示すS1aから図3(B)、図4(B)に示すS1b(S1a<S1b)に変化し調整される。
このように、上下方向に重ねて配置された3つの電気接片14a〜14cのうち、中位の第2の電気接片の側辺が14b1を介して調整ねじ30によって押圧、変位されることにより、第2の電気接片14bも変位して、第1、第2の電気接片14a、14bの間隔S1が調整される。
本体20の開口224に収納、螺着された調整ねじ30は本体の外部から操作され、調整ねじの操作による第2の電気接片14bの押圧、変位によって、第1、第2の電気接片14a、14bの間隔S1、つまりは、レリ−ズスイッチの1stレリ−ズのストロ−クが調整できる。
本体20の開口224に収納、螺着された調整ねじ30は本体の外部から操作され、調整ねじの操作による第2の電気接片14bの押圧、変位によって、第1、第2の電気接片14a、14bの間隔S1、つまりは、レリ−ズスイッチの1stレリ−ズのストロ−クが調整できる。
ここで、レリ−ズスイッチの1stレリ−ズのストロ−ク(第1、第2の電気接片14a、14bの間隔S1:第1の所定量)と、2ndレリ−ズのストロ−ク(第2、第3の電気接片14b、14cの間隔S2:第2の所定量)との和であるレリ−ズスイッチの総ストロ−クは変わらないから、レリ−ズスイッチの1stレリ−ズのストロ−ク調整に連動して2ndレリ−ズのストロ−クも同時に調整される。
たとえば、調整ねじ30は、六角孔付ねじ、プラス溝付ねじ(プラスねじ)、マイナス溝付ねじ(マイナスねじ)のような汎用性のあるねじ(ねじ部材)とされ、身近に位置する六角レンチ、プラスドライバ−などによって必要に応じて容易に操作される。そのため、撮像装置20のユ−ザ−は、必要に応じて、レリ−ズスイッチのストロ−クを自己の好みに応じて任意に調整でき、レリ−ズスイッチを自由にカスタマイズできる。そして、従来のようにサ−ビスセンタ−に持ち込む必要がないため、修理期間のような撮像装置を使用できない期間は存在しない。そして、ユ−ザ−は自己の好みに合わせて自らがストロ−ク調整を行なうことにより、世の中でただ1つのレリ−ズスイッチを獲得できる。
たとえば、調整ねじ30は第2の電気接片の側片14b1に当接しない離反した位置に初期設定され、ユ−ザ−が調整ねじ30を操作してねじ込まない限り、第2の電気接片14bは変位のないその静止位置に維持される。
第2の電気接片14bを押圧、変位させる調整手段が調整ねじ(ねじ部材)30であるため、第2の電気接片14bの変位、つまりは、レリ−ズスイッチの1stレリ−ズ、2ndレリ−ズのストロ−クが連続的に調整される。そのため、1stレリ−ズ、2ndレリ−ズのストロ−クの微調整が可能となり、ユ−ザ−の多種多様な要求にも十分に対応できる。
第2の電気接片14bに側片14b1を設けて、調整ねじ30が側片を押圧、変位させて第2の電気接片を変位させる構成では、レリ−ズ釦12から十分に離反した位置に調整ねじを配置でき、調整ねじの配置位置が自由に設定できる。なお、実施例では、側片14b1は第2の電気接片14bの本体から直角に側方に伸びているとはいえ、その伸びる方向は直角に限定されない。
図3に示すように、調整ねじ30のヘッドと本体の有底の開口224との間に圧縮コイルばね32のような付勢手段が介在されている。圧縮コイルばね32の上端部は調整ねじのヘッド下面に、下端部は開口224の底部にそれぞれ接触、押圧して接触摩擦を生じ、接触摩擦は振動や衝撃などによる調整ねじ30の予期しない回動を阻止するため、調整後のストロ−ク変動が防止される。
付勢手段は圧縮コイルばね32に限定されず、たとえば、竹の子ばねや板ばねを付勢手段としてもよい。
付勢手段は圧縮コイルばね32に限定されず、たとえば、竹の子ばねや板ばねを付勢手段としてもよい。
図2、図3に示すように、調整ねじ30、圧縮コイルばね32の収納される本体20の開口224を閉塞するカバ−(蓋部材)34が本体22に設けられている。カバ−34は、開口224を密着、封止するカバ−本体34aと、カバ−本体を本体22に連結、係止する連結片34bとを一体に有して、ゴム、プラスチックなどの弾性材料から成形されている。連結片34bは、その末端が下段となった上下方向の段付形状とされ、末端の下段部は本体内部に挿入され、本体22の内部で上方に伸びた係合突起225の係合される係合孔34b1が末端下段部に形成されている。
カバ−34は、調整ねじ30の操作時以外においては、開口224を密着、封止するため、開口が調整ねじを操作するために本体上面に形成されているにもかかわらず、この開口を介した本体内への塵芥の侵入が防止できる。
図5はカバ−34を開口224から取り除いて開口を開放した状態での本体22の部分断面図を示し、この開放状態で、たとえば、六角レンチを開口に挿入し、調整ねじ30の頭部に設けられた六角孔に嵌合させ調整ねじを回転操作してレリ−ズスイッチのストロ−クが調整される。
連結片34bの係合孔34b1に本体の係合突起225を係合して、カバ−34が本体20に連結、係止されているため、開口224からカバ−34を取り除いて調整ねじ30を調整する間も、カバ−は本体から分離されず、カバ−の紛失が防止される。
図5はカバ−34を開口224から取り除いて開口を開放した状態での本体22の部分断面図を示し、この開放状態で、たとえば、六角レンチを開口に挿入し、調整ねじ30の頭部に設けられた六角孔に嵌合させ調整ねじを回転操作してレリ−ズスイッチのストロ−クが調整される。
連結片34bの係合孔34b1に本体の係合突起225を係合して、カバ−34が本体20に連結、係止されているため、開口224からカバ−34を取り除いて調整ねじ30を調整する間も、カバ−は本体から分離されず、カバ−の紛失が防止される。
また、レリ−ズ釦12の軸部は径方向に弾性変形可能な形状に成形されている。つまり、図1、図3に示すように、レリ−ズ釦12の軸部に切り込み121が設けられるとともに一対の突起122が軸部の側面に成形されている。切り込み121は半径方向の水平な切り込み121aと軸線方向の垂直な切り込み121bとを交差させた略L字形状とされ、水平、垂直の切り込みによってレリ−ズ釦12の軸部の一部であって軸線方向に沿った弾性部分12aは片持ち梁となり、この片持ち梁12aに一対の突起122が設けられている。
このように、レリ−ズ釦12の軸部に片持ち梁部12aを成形し、一対の突起122が片持ち梁に180°離反して設けられているため、レリ−ズ釦12を本体の開口221に収納して開口底部の貫通孔221aに押し込めば、片持ち梁部12aの弾性によって、一対の突起122が半径方向内方に逃げながらレリ−ズ釦の軸部が貫通孔を通過し、貫通孔を抜けると一対の突起が初期位置に復帰する。ここで、第1の電気接片14aはレリ−ズ釦12に当接して上方への予圧としての付勢力をレリ−ズ釦に付与するように配置されている。そのため、初期位置に復帰した突起122が第1の電気接片14aからの付勢力によって開口221の底部下面に押圧されることにより、レリ−ズ釦12は所定位置に保持される。
そのため、レリ−ズ釦12を開口221に収納して貫通孔221aに押し込めば、レリ−ズ釦は自動的に所定位置に設定、保持され、レリ−ズ釦は迅速、容易に所定位置に配置される。また、レリ−ズ釦12にストッパを設ける必要がなく、レリ−ズスイッチ10の構成が簡単化される。
そのため、レリ−ズ釦12を開口221に収納して貫通孔221aに押し込めば、レリ−ズ釦は自動的に所定位置に設定、保持され、レリ−ズ釦は迅速、容易に所定位置に配置される。また、レリ−ズ釦12にストッパを設ける必要がなく、レリ−ズスイッチ10の構成が簡単化される。
上記のように本発明によれば、調整ねじ(調整手段)30を外部から操作して調整すれば、第2の電気接片14bの変位が調整され、第2の電気接片の変位に対応してレリ−ズスイッチの1stレリ−ズのストロ−クおよび2ndレリ−ズのストロ−クが調整される。そのため、ユ−ザ−はレリ−ズスイッチのストロ−クを任意に設定でき、レリ−ズスイッチを自己の好みに合わせて自由に設定することができる。
本発明は、1stレリ−ズ(半押し)と2ndレリ−ズ(全押し)の2段スイッチからなるレリ−ズスイッチを用いた撮像装置に広範囲に応用できる。
10 レリ−ズスイッチ
12 レリ−ズ釦
14(14a、14b、14c) 電気接片
14b1 第2の電気接片の側片
14d 球状突起
20 撮像装置
22 本体(外観部品)
221 レリ−ズ釦収納用開口
222 台座
223 ストッパ
224 調整ねじ収納用開口
30 調整ねじ(調整手段)
32 圧縮コイルばね
34 カバ−
12 レリ−ズ釦
14(14a、14b、14c) 電気接片
14b1 第2の電気接片の側片
14d 球状突起
20 撮像装置
22 本体(外観部品)
221 レリ−ズ釦収納用開口
222 台座
223 ストッパ
224 調整ねじ収納用開口
30 調整ねじ(調整手段)
32 圧縮コイルばね
34 カバ−
Claims (5)
- 撮像装置のレリ−ズスイッチにおいて、
レリ−ズ釦と、
第1の電気切片と、
上記レリ−ズ釦の押圧操作による所定量の変位に伴って上記第1の電気切片と電気的に導通する第2の電気切片と、
上記レリ−ズ釦の押圧操作による上記所定量を超えた変位に伴って上記第1の電気切片およびに上記第2の電気切片と電気的に導通する第3の電気切片と、
上記レリ−ズ釦の非操作時での上記第2の電気切片の静止位置を上記撮像装置の外部より調整可能な調整手段と、
を具備することを特徴とする撮像装置のレリ−ズスイッチ。 - 上記第2の電気接片は側方に伸びた側片を有して成形され、上記調整手段は上記第2の電気切片の側片を押圧、変位して上記第2の電気切片の静止位置を調整することを特徴とする請求項1記載の撮像装置のレリ−ズスイッチ。
- 上記調整手段は、上記第2の電気切片を変位させて該静止位置の調整を可能とする調整部材を有し、上記撮像装置の外観部品に設けられた開口を介して該調整手段が操作可能であることを特徴とする請求項1または2記載の撮像装置のレリ−ズスイッチ。
- 上記調整部材はねじ部材であることを特徴とする請求項3記載の撮像装置のレリ−ズスイッチ。
- 上記開口を封止するカバ−をさらに具備し、該カバ−は上記開口を封止する本体を上記外観部品に連結する連結片を有して弾性材料から成形されていることを特徴とする請求項1乃至4記載の撮像装置のレリ−ズスイッチ。
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2005
- 2005-05-10 JP JP2005136899A patent/JP2006317482A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015056621A (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-23 | リコーイメージング株式会社 | ねじ隠し蓋 |
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