JP2006317021A - 雪氷ブロックの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下部が開放された載置台1の上に載置された鋼板製の型枠2内に水4あるいは雪及び水を投入し、吹き払い枠3により載置台1の下部に冷風Wを送り込む。型枠2内の水4あるいは雪及び水は、低温外気からの冷熱により型枠2に接した周辺部から氷結し始めるが、吹き払い枠3により載置台1の下部に冷風Wを導入するため、型枠2の底部からも氷結が促進され、効率よく重量1000kg程度の雪氷ブロックの製造を行うことができる。
【選択図】図1
Description
また、製氷用水を収容した製氷缶を製氷槽内に浸漬させる方法では、例えば重量1000kg程度のブロック状の氷を製造しようとすると、製氷槽内のブラインからの冷熱を直接受けやすい周辺部は短時間で氷結するものの、ブラインから離れた製氷用水の上部や中心部においては氷結しにくく、ブロック状の氷を製造するのにかなりの長時間を要する、あるいは中心部まで氷結した氷ブロックを得ることが困難であった。
この発明は、重量1000kg程度の雪氷ブロックを製造することも特徴としている。
実施の形態1
図1に実施の形態1に係る雪氷ブロックの製造方法を示す。寒冷地等の低温外気中に載置台1を設置する。載置台1の下部は地面Gとの間に例えば高さ50cm程度の空隙が形成されるように開放されている。この載置台1の上に雪氷ブロックの型枠2を載置する。型枠2は、木材あるいは金属から形成することができるが、内部に収容する水の氷結時の膨張に耐えうる構造を有する必要があり、鋼板で構成することが好ましい。例えば、厚さ2.3mmの薄鋼板により縦210cm、横120cm、深さ45cmの型枠2が形成される。
また、載置台1の近傍には、風向きを調整するための吹き払い枠3が設置されている。
なお、型枠2を底部に位置する底枠と側部を覆う横枠とが分離できるように構成しておき、型枠2に接した周辺部に厚さ2cm程度以上の氷が形成された時点で横枠を取り外して氷を成長させることもできる。
図2に実施の形態2に係る雪氷ブロックの製造方法を示す。この実施の形態2は、上述した実施の形態1で用いた型枠2内に水4あるいは雪及び水を投入し、ヒートパイプ5の下端5aを型枠2内の水4あるいは雪及び水の中に浸漬させると共に上端5bを低温外気中に晒す方法である。
なお、図2では2本のヒートパイプ5が使用されているが、2本に限るものではなく、外気温度や型枠2の大きさ等に応じて適宜本数を選択すればよい。
図3に実施の形態3に係る雪氷ブロックの製造方法を示す。この実施の形態3は、上述した実施の形態1において載置台1の上に載置された型枠2に実施の形態2で使用したヒートパイプ5を適用したものである。
吹き払い枠3により載置台1の下部に冷風Wを送り込んで型枠2の底部から氷結を促進すると共にヒートパイプ5の使用により型枠2の内部からも氷結を促進する。これにより、さらに効率のよい雪氷ブロックの製造が可能となる。
図4に実施の形態4に係る雪氷ブロックの製造方法を示す。この実施の形態4は、上述した実施の形態1で用いた型枠2内に水4あるいは雪及び水を投入し、撹拌機6によって水4あるいは雪及び水を撹拌すると共にバイブレータ7により型枠2に振動を加えながら氷結させる方法である。
なお、図4では2台の撹拌機6が使用されているが、2台に限るものではなく、外気温度や型枠2の大きさ等に応じて適宜台数を選択すればよい。
図5に実施の形態5に係る雪氷ブロックの製造方法を示す。この実施の形態5は、上述した実施の形態1において載置台1の上に載置された型枠2に実施の形態4で使用した撹拌機6とバイブレータ7を適用したものである。
吹き払い枠3により載置台1の下部に冷風Wを送り込んで型枠2の底部から氷結を促進すると共に撹拌機6による撹拌とバイブレータ7による型枠2の振動を加える。これにより、効率のよい雪氷ブロックの製造が可能となる。
図6に実施の形態6に係る雪氷ブロックの製造方法を示す。この実施の形態6は、上述した実施の形態2においてヒートパイプ5を使用した型枠2に実施の形態4で使用した撹拌機6とバイブレータ7を適用したものである。
ヒートパイプ5の下端5aを型枠2内の水4あるいは雪及び水の中に浸漬させるによって型枠2の内部から氷結を促進すると共に撹拌機6による撹拌とバイブレータ7による型枠2の振動を加える。これにより、効率のよい雪氷ブロックの製造が可能となる。
図7に実施の形態7に係る雪氷ブロックの製造方法を示す。この実施の形態7は、上述した実施の形態1において載置台1の上に載置された型枠2に実施の形態2で使用したヒートパイプ5と実施の形態4で使用した撹拌機6及びバイブレータ7を適用したものである。
吹き払い枠3により載置台1の下部に冷風Wを送り込んで型枠2の底部から氷結を促進すると共にヒートパイプ5の使用により型枠2の内部からも氷結を促進し、さらに撹拌機6による撹拌とバイブレータ7による型枠2の振動を加えることにより、効率の高い雪氷ブロックの製造が可能となる。
Claims (6)
- 低温外気中に晒された型枠の中に水あるいは雪及び水を投入して氷結させることにより雪氷ブロックを製造する方法であって、
その下部が開放された載置台の上に型枠を載置し、
風向きを調整するための吹き払い枠を設置することにより載置台の下部に冷風を送り込む
ことを特徴とする雪氷ブロックの製造方法。 - 低温外気中に晒された型枠の中に水あるいは雪及び水を投入して氷結させることにより雪氷ブロックを製造する方法であって、
ヒートパイプの下端を型枠内の水あるいは雪及び水の中に浸漬させると共に上端を低温外気中に晒す
ことを特徴とする雪氷ブロックの製造方法。 - 低温雰囲気中に載置された型枠の中に水あるいは雪及び水を投入して氷結させることにより雪氷ブロックを製造する方法であって、
型枠内の水あるいは雪及び水を撹拌すると共に型枠に振動を加えながら氷結させる
ことを特徴とする雪氷ブロックの製造方法。 - ヒートパイプの下端を型枠内の水あるいは雪及び水の中に浸漬させると共に上端を低温雰囲気中に晒す
ことを特徴とする請求項3に記載の雪氷ブロックの製造方法。 - その下部が開放された載置台の上に型枠を載置し、
風向きを調整するための吹き払い枠を設置することにより載置台の下部に冷風を送り込む
ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の雪氷ブロックの製造方法。 - 重量1000kg程度の雪氷ブロックを製造する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の雪氷ブロックの製造方法。
Priority Applications (1)
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JP2005137049A JP2006317021A (ja) | 2005-05-10 | 2005-05-10 | 雪氷ブロックの製造方法 |
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Family
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2005
- 2005-05-10 JP JP2005137049A patent/JP2006317021A/ja active Pending
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