JP2006314720A - かみそり - Google Patents
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Abstract
【解決手段】かみそりヘッド(2)は、真っ直ぐなフロント切断エッジ(8)を備えた互いに離間した刃部材(7)を有し、切断エッジ(8)は互いに平行でかつ切断平面(12)内に存在する。刃部材(7)の仮想中央面は、切断エッジ(8)からリアエッジに向って、切断平面(12)から離れるよう同じ方向に連続的に湾曲している。柄(1)は一対のフォークアーム(6)を有し、その末端部は、ヘッド(2)の個々の端部に隣接するポジションにおいてヘッドに連結されている。各フォークアーム(6)は溝(49)を有し、この溝は、ヘッド軸線と平行な回動軸線を中心とする末端部の回動を可能にする。
【選択図】図28
Description
2 ヘッド
3 シャンク
4 二又フロント端部
6 フォークアーム
7 刃部材
8 フロント切断エッジ
9 リアエッジ
11 鋭利部分
12 切断平面
13 外面
14 内面
16 仮想中央面
17 下側ヘッド部品
18 上側ヘッド部品
19,21 湾曲刃端部サポート
22 開口部
23 案内要素
24 摩擦面
26 追従要素
27,28 溝
29 ダクト
31 そり
32 シェービング面
33 フロント部品
34 リア部材
36 サイド部材
37,38 架橋部材
39 スペーサ
40 ピン
41 刃サポート
42 アンダーカット開口
43 リア当接面
44 爪要素
46 フロント当接面
47 ショルダー
48 アンダーカット面
49 横方向溝
51 一体ヒンジ
52 アーム部
53 スタブ
54 弾性変形可能な材料
56 フロント壁
57 リア壁
58 ベース
59 把持領域
61 隆起部
Claims (32)
- 複数の刃部材(7)を具備してなるかみそりヘッドであって、前記刃部材(7)は、その間を廃物が通過するのを可能とするため離間されており、各刃部材(7)は真っ直ぐなフロント切断エッジ(8)およびリアエッジ(9)を有し、前記切断エッジ(8)は切断平面(12)内に存在し、各刃部材(7)は、前記切断平面(12)の方を向く外面(13)および反対側の内面(14)を、前記外面および内面(13,14)間の中間の仮想中央面(16)と共に有し、前記刃部材(7)の前記中央面(16)は、前記切断エッジ(8)から前記リアエッジ(9)に向って、前記切断平面(12)から離れるよう同じ方向に連続的に湾曲していることを特徴とするかみそりヘッド。
- 各中央面(16)と前記切断平面(12)との間の角度は、前記切断エッジ(8)において、少なくとも15°であることを特徴とする請求項1に記載のかみそりヘッド。
- 各中央面(16)は、筒体、好ましくは円筒体のセグメントであり、前記セグメント角度(β)は好ましくは60°から75°までの範囲にあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のかみそりヘッド。
- 前記切断エッジ(8)は互いに平行であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のかみそりヘッド。
- 前記刃部材(7)のリアエッジ(9)間の間隔は、前記切断エッジ(8)間の間隔と少なくとも同じ大きさであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のかみそりヘッド。
- 前記刃部材(7)の少なくとも一つは、素材、たとえば金属、セラミック、またはメタロセラミック素材の単一薄板からなることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のかみそりヘッド。
- 前記刃部材(7)の少なくとも一つは、一つに接合された別個の部品からなることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のかみそりヘッド。
- 前記刃部材(7)の端部間で、前記刃部材同士の間に延在する刃スペーサ(39)を具備し、前記刃スペーサ(39)は好ましくはフレキシブルであり、前記刃スペーサ(39)は好ましくは長尺な要素すなわちフィンガーであることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のかみそりヘッド。
- かみそりヘッド(2)は開口部を形成するフレームを構成し、前記開口部を経て前記切断エッジ(8)は接触可能であることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のかみそりヘッド。
- 第1のヘッド部品(17)および第2のヘッド部品(18)をさらに具備し、両者の間に前記刃部材(7)が保持され、前記第1および第2のヘッド部品(17,18)は好ましくは、湾曲した刃端サポート(19,21)を有し、この湾曲した刃端サポート(19,21)は、その間に前記刃部材(7)の個々の端部をクランプすることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載のかみそりヘッド。
- 前記第1のヘッド部品(17)は開口部(22)を形成するフレームを構成し、この開口部(22)を経て前記切断エッジ(8)は接触可能であり、前記フレームは、それに向って前記切断エッジ(8)が方向付けられた案内要素(23)と、この案内要素の反対側にある追従要素(26)と、側方要素(31)とを具備することを特徴とする請求項10に記載のかみそりヘッド。
- 前記要素(23,26,31)に接する平面(32)は、前記刃部材(7)に関する前記切断平面(12)を越えて存在することを特徴とする請求項11に記載のかみそりヘッド。
- 前記案内および追従要素(22,23)の少なくとも一つは長手方向溝(27,28)を具備し、前記追従要素(23)は好ましくは長手方向溝(28)、およびこの溝(28)と前記第1のヘッド部品(17)の前記フレームによって形成された前記開口部(22)との間を連絡するダクト(29)を有することを特徴とする請求項11または請求項12に記載のかみそりヘッド。
- 前記案内要素(23)は、前記フレームの残りの面よりも高い摩擦係数を持つ摩擦面(24)を有することを特徴とする請求項11ないし請求項13のいずれか1項に記載のかみそりヘッド。
- 前記第2のヘッド部品(18)は、前記刃部材(7)を支えるフレキシブル刃サポート(39)を保持することを特徴とする請求項10ないし請求項14のいずれか1項に記載のかみそりヘッド。
- 前記第2のヘッド部品(18)はフロントおよびリア部材(33,34)およびサイド部材(36)を有するフレームの形態であり、かつ前記フロントおよびリア部材(33,34)間に延在する架橋部材(37,38)を任意にさらに具備することを特徴とする請求項10ないし請求項15のいずれか1項に記載のかみそりヘッド。
- 前記サイド部材(36)の前記リア端部は、二又柄の対応する端部を受けるための開口(42)を有することを特徴とする請求項16に記載のかみそりヘッド。
- 前記第1および第2のヘッド部品(17,18)のそれぞれは単一の一体成形部品によって構成され、前記第1および第2のヘッド部品は一体ヒンジによって任意に連結されることを特徴とする請求項10ないし請求項17のいずれか1項に記載のかみそりヘッド。
- 前記第1および第2のヘッド部品(17,18)の少なくとも一つは、熱可塑性エラストマーからなることを特徴とする請求項10ないし請求項18のいずれか1項に記載のかみそりヘッド。
- 柄(1)と、請求項1ないし請求項19のいずれか1項に記載のかみそりヘッド(2)とを具備してなることを特徴とするかみそり。
- 前記かみそりヘッド(2)は、それに沿って前記切断エッジ(8)が延在しかつ柄軸線と交差するヘッド軸線を有し、前記かみそり柄(1)はフロント端部(4)を有し、その末端部は前記かみそりヘッドに連結可能であるかあるいは連結され、前記フロント端部(4)は前記ヘッド軸線に対して平行な回動軸線を中心とする前記末端部の回動を可能にする溝(49)を有し、この溝は弾性変形可能な材料(54)、たとえば熱可塑性エラストマーを含み、前記弾性変形可能な材料(54)は、シェービング中に前記かみそりヘッドによって回動力が前記末端部に加えられた際に変形させられ、かつ前記力が作用しなくなったときに前記末端部を通常ポジションへと復帰させることを特徴とする請求項20に記載のかみそり。
- 回動力が加えられた際、前記溝内の前記弾性変形可能な材料は引っ張り作用を受けることを特徴とする請求項21に記載のかみそり。
- 回動力が加えられた際、前記溝内の前記弾性変形可能な材料は圧縮作用を受けることを特徴とする請求項21に記載のかみそり。
- 前記弾性変形可能な材料(54)は実質的に前記溝(49)を満たし、前記弾性変形可能な材料は好ましくは、前記溝(49)を含む前記フロント端部(4)の一部を包み込むことを特徴とする請求項21ないし請求項23のいずれか1項に記載のかみそり。
- 前記フロント端部は一対のフォークアーム(6)を備えた二又フロント端部(4)であり、その末端部は、前記かみそりヘッド(21)の個々の端部に隣接するポジションで前記かみそりヘッドに連結されており、各フォークアーム(6)は前記ヘッド軸線に対して平行な回動軸線を中心とする前記末端部の回動を可能にする溝(49)を有し、前記溝(49)は前記柄の前記二又端部(4)の同じ側に互いに整列しており、各溝(49)は弾性変形可能な材料(54)を含み、この材料は、シェービング中に前記かみそりヘッドによって前記末端部に対して回動力が加えられた際に変形させられると共に、前記力が作用しなくなったとき前記末端部を通常ポジションへと復帰させることを特徴とする請求項21ないし請求項24のいずれか1項に記載のかみそり。
- 前記フォークアーム(6)の前記末端部は、前記かみそりヘッド(2)のアンダーカット開口(42)内に係合可能な爪要素(44)を有し、前記フォークアーム(6)の前記末端部は、前記爪要素(44)を係合解除し、それを前記アンダーカット開口(42)から取り外すことを可能とするため互いの方向に向って移動可能であることを特徴とする請求項25に記載のかみそり柄。
- 各フォークアーム(6)は、相対的に剛性の高い基部と、この基部に固定されかつ前記溝(49)を含む相対的にフレキシブルな末端部とを具備してなることを特徴とする請求項26に記載のかみそり柄。
- 前記かみそりヘッド(2)は柄軸線と交差するヘッド軸線を有し、前記柄(1)は一対のフォークアーム(6)を備えた二又フロント端部(4)を有し、その末端部は、前記かみそりヘッドの個々の端部に隣接するポジションにおいて前記かみそりヘッドに連結され、前記かみそりヘッドはリア当接面(43)にアンダーカット開口(42)を有し、前記フォークアーム(6)の前記末端部はフロント当接面(46)から前方に突出する爪要素(44)を有し、前記フロントおよびリア当接面は互いに当接し、かつ前記爪要素(44)は、前記かみそりヘッド(2)が前記フォークアーム(6)の前記末端部に対して固定されるように前記アンダーカット開口(42)内に係合し、前記末端部は前記爪要素(44)を前記アンダーカット開口(42)から外しかつ前記かみそりヘッド(2)を前記柄(1)から取り外すことを可能とするために互いの方向に向って移動可能であり、前記末端部は、シェービング中に前記かみそりヘッド(2)に対して回動力が加えられた際、前記ヘッド軸線に対して平行な軸線を中心として回動可能であることを特徴とする請求項20に記載のかみそり。
- 各フォークアーム(6)は溝(49)を有し、この溝(49)は前記ヘッド軸線に対して平行な回動軸線を中心とする前記末端部の回動を可能とし、前記溝(49)は前記柄(1)の前記二又端部(4)の同じ側に互いに整列していることを特徴とする請求項28に記載のかみそり。
- 前記かみそりヘッド(2)は65°までの角度の間で、前記柄(1)に対して回動可能であることを特徴とする請求項20ないし請求項29のいずれか1項に記載のかみそり。
- 前記かみそりヘッド(2)はシェービング面(32)およびこのシェービング面(32)の反対側に位置する裏面を形成し、前記シェービング面(32)に向って前記切断エッジ(8)が方向付けられ、前記柄(1)は、前記シェービング面(32)と前記裏面との間で前記かみそりヘッド(2)に連結されたフロント端部(4)を有し、前記柄(1)は前記シェービング面(32)に接する平面から離れるように曲がっていることを特徴とする請求項20ないし請求項30のいずれか1項に記載のかみそり。
- 前記フロント端部(4)は前記シェービング面(32)に接する前記平面から離れるように湾曲していることを特徴とする請求項31に記載のかみそり。
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