JP2006314664A - 入れ歯安定具 - Google Patents
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Abstract
【課題】上顎用と下顎用の入れ歯を弾性的に連結して、上顎用入れ歯の移動を防止して安定化させる入れ歯安定具を提供するものである。
【解決手段】上顎用と下顎用の入れ歯2、3の、上下の第2および第3大臼歯4、4にそれぞれ横方向の凹溝5、5を形成し、この凹溝5、5に、線状のスプリング6を湾曲して形成した連結部材7の端部をそれぞれ挿着して、上下顎用の両入れ歯2、3を連結し、上顎用入れ歯2の移動を防止したことを特徴とするものである。
【選択図】 図2
【解決手段】上顎用と下顎用の入れ歯2、3の、上下の第2および第3大臼歯4、4にそれぞれ横方向の凹溝5、5を形成し、この凹溝5、5に、線状のスプリング6を湾曲して形成した連結部材7の端部をそれぞれ挿着して、上下顎用の両入れ歯2、3を連結し、上顎用入れ歯2の移動を防止したことを特徴とするものである。
【選択図】 図2
Description
本発明は、入れ歯の移動を防止した入れ歯安定具に関するものである。
一般に歯が抜けた時に、これを補うため入れ歯を装着することが行なわれている。1〜3本程度歯が抜けた時には、ブリッジ方式の入れ歯を装着したり、人工の歯冠と人工の歯根を備えたインプラントを顎の骨に埋め込むことが行なわれている。また3本以上歯が抜けた時には、部分入れ歯を装着し、全ての歯が抜けた時には、総入れ歯を装着することが行なわれている。この部分入れ歯や総入れ歯を装着した時に、上顎用の入れ歯がずり落ちたり動くことがある。
このような状態になると食べ物が良く噛めなかったり、話せなくなることがある。このため接着性の入れ歯安定剤を塗って上顎用の入れ歯を固定することも行なわれているが、長期間に亘って繰り返し使用していると、歯ぐきが痛んできて、その保持時間が次第に短くなり、遂には入れ歯自体を装着できなくなる問題がある。
本発明は上記問題を改善し、上顎用と下顎用の入れ歯を弾性的に連結して、上顎用入れ歯の移動を防止して安定化させ、現在使用中のものにも簡単に取り付けることができる入れ歯安定具を提供するものである。
本発明の請求項1記載の入れ歯安定具は、上顎用と下顎用の入れ歯の、上下の大臼歯にそれぞれ凹溝を形成し、この凹溝に、線状のスプリングまたは板バネを湾曲して形成した連結部材の端部をそれぞれ挿着して、上下顎用の両入れ歯を連結し、上顎用入れ歯の移動を防止したことを特徴とするものである。
本発明の請求項2記載の入れ歯安定具は、上顎用と下顎用の入れ歯の、上下の大臼歯にそれぞれ凹溝を形成し、この凹溝に、スプリングを内蔵して上下の突起部が弾性的に支持された連結部材の前記突起部をそれぞれ挿着して、上下顎用の両入れ歯を連結し、上顎用入れ歯の移動を防止したことを特徴とするものである。
請求項1記載の入れ歯安定具によれば、上顎用の入れ歯と下顎用の入れ歯の上下の大臼歯が線状のスプリングまたは板バネで形成された連結部材で弾性的に連結されているので、上顎用の入れ歯を常時上方に押し上げる力が作用して、上顎用の入れ歯のずれや落下など移動を阻止して安定させることができ、食べ物を良く噛めると共に、通常に話すことができる。また大臼歯に凹溝を形成して、ここに連結部材を嵌合させるだけなので、現在使用中の入れ歯にも簡単に取り付けることができる。
また請求項2記載の入れ歯安定具によれば、スプリングを内蔵して、上下の突起部が弾性的に支持された連結部材の突起部を、大臼歯に形成した凹溝に挿着して、上下顎用の両入れ歯を連結したので、上顎用入れ歯の移動を確実に防止することができる。
以下本発明の実施の一形態を図1ないし図4を参照して詳細に説明する。図1において1は入れ歯安定具を示すもので、上顎用の入れ歯2と、下顎用の入れ歯3の上下の第2および第3大臼歯4、4の左右に、図3および図4に示すようにそれぞれ凹溝5、5を横方向に形成し、この凹溝5に、線状のスプリング6をε状に湾曲して形成した連結部材7の端部をそれぞれ挿着して、上顎用の入れ歯2と、下顎用の入れ歯3を連結したものである。
上記構成の入れ歯安定具1は、上顎用の入れ歯2と下顎用の入れ歯3の上下の第2および第3大臼歯4、4が線状のスプリング6で形成された連結部材7で弾性的に連結されているので、上顎用の入れ歯2を常時上方に押し上げる力が作用して、上顎用の入れ歯2のずれや落下など移動を阻止して安定させることができる。
また上記入れ歯安定具は、上顎用の入れ歯2と下顎用の入れ歯3を作製する時に連結部材7を一体に取付けても良いが、現在使用中の入れ歯が不具合になった時にも、第2および第3大臼歯に凹溝5を形成して、ここに連結部材7を嵌合させるだけなので、使用中の入れ歯にも簡単に取り付けることができる。
図5は本発明の他の実施の形態を示すもので、連結部材7が板バネ8をV形状に湾曲して形成され、この両端部を上顎用の入れ歯2と下顎用の入れ歯3の上下の第2および第3大臼歯4、4に横方向に形成した凹溝5、5にそれぞれ挿着して、上顎用の入れ歯2と、下顎用の入れ歯3を連結して、上顎用の入れ歯2を安定させたものである。
図6は本発明の他の実施の形態を示すもので、連結部材7が線状のスプリング6をケース9に内蔵して、ケース9の上下の突起部10、10が弾性的に支持された構成をなしている。上顎用の入れ歯2と下顎用の入れ歯3の上下の第3大臼歯4に形成した縦方向の凹溝5、5にそれぞれ突起部10、10を挿着して連結し、上顎用の入れ歯2を常時上方に押し上げて、上顎用の入れ歯2のずれや落下など移動を阻止して安定させることができる。
なお上記説明では、第2および第3大臼歯に連結部材を取付けた場合について示したが、第3大臼歯だけ、あるいは第1から第3大臼歯に連結部材を取付けた構造でも良い。また上記説明では、総入れ歯に適用した場合について示したが、大臼歯がある、部分入れ歯にも適用することができる。
1 入れ歯安定具
2 上顎用の入れ歯
3 下顎用の入れ歯
4 大臼歯
5 凹溝
6 スプリング
7 連結部材
8 板バネ
9 ケース
10 突起部
2 上顎用の入れ歯
3 下顎用の入れ歯
4 大臼歯
5 凹溝
6 スプリング
7 連結部材
8 板バネ
9 ケース
10 突起部
Claims (2)
- 上顎用と下顎用の入れ歯の、上下の大臼歯にそれぞれ凹溝を形成し、この凹溝に、線状のスプリングまたは板バネを湾曲して形成した連結部材の端部をそれぞれ挿着して、上下顎用の両入れ歯を連結し、上顎用入れ歯の移動を防止したことを特徴とする入れ歯安定具。
- 上顎用と下顎用の入れ歯の、上下の大臼歯にそれぞれ凹溝を形成し、この凹溝に、スプリングを内蔵して上下の突起部が弾性的に支持された連結部材の前記突起部をそれぞれ挿着して、上下顎用の両入れ歯を連結し、上顎用入れ歯の移動を防止したことを特徴とする入れ歯安定具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005142169A JP2006314664A (ja) | 2005-05-16 | 2005-05-16 | 入れ歯安定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005142169A JP2006314664A (ja) | 2005-05-16 | 2005-05-16 | 入れ歯安定具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006314664A true JP2006314664A (ja) | 2006-11-24 |
Family
ID=37535850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005142169A Pending JP2006314664A (ja) | 2005-05-16 | 2005-05-16 | 入れ歯安定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006314664A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110711041A (zh) * | 2018-07-13 | 2020-01-21 | 门洪帅 | 一种防止假牙脱落方法 |
-
2005
- 2005-05-16 JP JP2005142169A patent/JP2006314664A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110711041A (zh) * | 2018-07-13 | 2020-01-21 | 门洪帅 | 一种防止假牙脱落方法 |
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