JP2006314018A - 携帯通信端末 - Google Patents

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【課題】 定規や巻き尺等を常に携帯していなくても、地図上の距離の計測、胴回りや首周りの計測を簡単に実現する。
【解決手段】
設定キー23が押され、ジョグダイヤルの操作に応じてメニュー選択等が行われる動作モードから、ジョグダイヤルの回転ダイヤル部24を用いて測長対象物の長さを測るための動作モードへのモード切り替えの指示がなされた場合において、回転ダイヤル部24の外周部が測長対象物に接触した状態で、その回転ダイヤル部24が回転して外周部が測長対象物上を走行した時、携帯電話端末1は、その走行長を求めて表示部12のディスプレイ上に表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばいわゆるジョグダイヤル等の回転操作デバイスを備えた携帯電話端末等の携帯通信端末に関する。
携帯電話端末は、持ち運びが可能であり、基地局からの電波が届く範囲内であれば、好きなときに好きな場所で通話や電子メールの送受信、インターネットへの接続等を行うことができるため、非常に便利な携帯機器として広く普及している。
また近年は、いわゆるジョグダイヤルと呼ばれる操作デバイスを備えた携帯電話端末が販売されている。この携帯電話端末によれば、ユーザは、上記ジョグダイヤルの回転ダイヤル部を回転させる操作を行うことにより、例えばメニュー選択操作や文字入力時の変換候補の選択等のような一連の操作入力を容易に行うことが可能となる。
なお、例えば特開2001−202188号の公開特許公報(特許文献1)には、ジョグダイヤルを備えた装置が開示されている。この公報記載の装置によれば、ジョグダイヤルの回転型エンコーダ部が左右いずれかに回転されると、回転検出部がその回転が右回転であるか左回転であるか検出すると共にその回転パルスをエンベデットコントローラに送る。エンベデットコントローラは、回転パルスのカウントの変化量と、ジョグダイヤルが押下されたか否かを監視し、それら変化量或いは押下状態の変化を検出すると、それをCPUへ通知する。これにより、ジョグダイヤルを用いた簡単な操作により、CPUに所望の処理を実行させることができる。
特開2001−202188号公報(第13図)
ところで、従来より、日常生活においては、物の実際の長さを計測したい状況が多々ある。例えば洋服のサイズを決めるためなどの理由により、身体の胴回りや首周りを知りたい場合がある。この場合、通常は、巻き尺(いわゆるメジャー)を使用して、胴回りや首周りを実際に計測することになる。また例えば、地図上でA地点からB地点までの道なりの距離を知りたい場合がある。このような場合、通常は、定規などの長さを測るための道具を使用して、その地図上でA地点からB地点までの道なりの長さを実測し、さらに、その実測値に地図の縮尺を掛けて、実際の距離を算出している。
しかしながら、上述した携帯電話端末のようにユーザが常時携帯するものとは違い、上記定規や巻き尺をユーザが常に携帯していることは少ない。したがって、地図上の距離を測りたい状況や胴回りや首周りを図りたい状況になった場合に、ユーザは、直ぐにはそれらの測定を行うことができず、非常に不便である。
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、定規や巻き尺等を常に携帯していなくても、胴回りや首周りの計測、地図上の距離の計測を簡単に実現することを可能にする携帯通信端末を提供することを目的とする。
本発明の携帯通信端末は、無線通信を行う無線通信手段と、情報を表示する画面を備えた表示手段と、外周部の少なくとも一部が端末筐体壁面から突出した状態に配置された回転操作子を備えると共に当該回転操作子の回転に応じた信号を発生する回転操作手段と、回転操作子を利用者が回転操作することによる操作情報入力が行われる第1の動作モードと、回転操作子の外周部が所望の対象物に接触した状態で当該回転操作子の外周部が対象物上を走行した走行長の計測が行われる第2の動作モードとの二つの動作モードのうち、少なくとも第2の動作モードを設定するための動作モード設定手段と、第2の動作モードの設定がなされた場合に、回転操作子の外周部が対象物上を走行した走行長を演算すると共に少なくとも走行長の情報を表示手段の画面上に表示させる演算制御手段とを有することにより、上述した課題を解決する。
すなわち、本発明によれば、第2の動作モードに設定された場合、回転操作手段の回転操作子の外周部が対象物上を走行した走行長を求めて画面上に表示可能となされているため、ユーザは、回転操作子の外周部を所望の対象物に接触させた状態で当該回転操作子の外周部を対象物上で走行させることにより、その対象物の長さ測ることができる。
本発明においては、第2の動作モードに設定した上で、回転操作子の外周部を所望の対象物に接触させた状態で当該回転操作子の外周部を対象物上で走行させることにより、当該対象物の長さを測ることができ、したがって、ユーザは、定規や巻き尺等を常に携帯していなくても、胴回りや首周りの計測、地図上の距離の計測を簡単に実現することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の携帯端末の一実施形態について説明する。
なお、本実施形態では、本発明の携帯端末の一例として、携帯電話端末を挙げているが、勿論、ここで説明する内容はあくまで一例であり、本発明はこの例に限定されないことは言うまでもない。
〔携帯電話端末の外観〕
図1には、本発明実施形態の携帯電話端末1の概略的な外観図を示す。
本実施形態の携帯電話端末1は、いわゆる折り畳み型の端末であり、上部筐体10と下部筐体20とがヒンジ部19を介して回転自在に連結されている。
下部筐体20は、主要な回路構成を内蔵し、また、その筐体上にはキー部21、マイクロホン22、ジョグダイヤル24等が配されている。
キー部21は、下部筐体20を構成する各筐体面のうち、本実施形態の携帯電話端末1を折り畳んだときに内側となる筐体面上に設置され、例えば電話番号の入力操作や電子メールの文字入力操作、発信操作、電源のオン/OFF操作などの各種操作を行うための複数のキー操作子からなる。当該キー部21に用意されているキー操作子としては、「0」〜「9」の数字や「あ」〜「ん」,「A」〜「Z」の各文字や「*」,「#」の記号等を入力するための各キー(いわゆる12キー)や、発信操作などを行うためのキー、その他、各種機能を設定するためのキー、本実施形態の携帯電話端末1の動作モードを、ジョグダイヤル24をユーザが回転操作することによるメニュー選択操作等のような操作情報入力が行われる第1の動作モードから、本発明にかかる第2の動作モードである後述する測長モードに設定する際に操作される設定キー23などがある。
上記ジョグダイヤル24は、下部筐体20の例えば側面部に設置され、回転操作と押下操作が可能な回転ダイヤル部を備えている。特に、上記回転ダイヤル部は、その外周部の少なくとも一部が下部筐体20の筐体壁面から突出した状態で配置されており、当該回転ダイヤル部の回転操作に応じた操作信号を発生するようになされている。なお、図1の指示符号24は、実際にはジョグダイヤルの回転ダイヤル部を示しており、以下の説明では、この指示符号24を当該回転ダイヤル部の指示符号として用いる。本実施形態の携帯電話端末1によれば、当該ジョグダイヤルが設けられているため、ユーザは、例えば、画面上に表示されたメニュー項目の選択操作や文字入力時に画面上に表示されている予測変換候補の選択操作、画面上に表示されたカーソルの移動操作、画面のスクロール操作、音量の調整操作、画像のズーム操作等のような一連の操作入力を容易に行うことが可能である。なお、詳細については後述するが、本実施形態の携帯電話端末1の動作モードが測長モードに設定された場合、当該ジョグダイヤルの回転ダイヤル部24は、測長対象物に実際に接触した状態で回転する部分となる。
マイクロホン22は、下部筐体20の例えば下端(ヒンジ部19が設けられている端部とは反対側の端部)に設置され、音声を電気信号に変換する。
一方、上部筐体10には、表示部12とスピーカ11、ホイップアンテナ13、クリアキー13や文字種変換キー15等が配置されている。なお、上記ディスプレイ12及びスピーカ11、クリアキー13、文字種変換キー15は、上部筐体10を構成する各筐体面のうち、本実施形態の携帯電話端末1を折り畳んだときに内側となる筐体面上に設置されている。
上記クリアキーは、上部筐体10のヒンジ部19側端部近傍に設置され、上記キー部21にて入力された電話番号のクリア指示操作、電子メール編集時における文字のクリア(削除)の指示操作や、本発明にかかる後述する測長モードを終了するための終了指示操作のために用いられる。
文字種変換キー15は、上部筐体10のヒンジ部19側端部近傍に設置され、電子メール編集やアドレス帳編集等の文字入力時における文字種の変換指示操作のために用いられる。この文字種変換キー15が操作されると、例えば、数字から英文字へ、英文字から仮名文字へ、仮名文字から数字へというように、文字種が切り替えられる。
ホイップアンテナ13は、上部筐体10のヒンジ部19側端部とは反対側の端面に設置されている。
スピーカ11は、上部筐体10の上端(ヒンジ部19側端部とは反対側の端部)に設置され、音声電気信号を可聴音声に変換する。
表示部12は、例えば液晶ディスプレイ等からなり、ディスプレイ画面上に文字が画像等の各種情報を表示する。
〔携帯電話端末の内部構成〕
図2には、本実施形態の携帯電話端末1の概略的な内部の機能ブロック構成を示す。
この図2において、データラインは、音声データや電子メールデータ、画像データなの各種データを伝送するための伝送ラインである。
制御ラインは、CPU(中央処理ユニット)により構成されている制御部30からの制御データなどの各種制御情報を伝送するための伝送ラインである。
アンテナ32は、図1のホイップアンテナ13であり、通信回路31に接続され、信号電波を送受信するのに用いられる。
通信回路31は、送受信信号の周波数変換、変調と復調等を行う。
ここで、上記アンテナ32及び通信回路31にて受信された通話音声データは音声処理部42へ送られ、それ以外の受信データは、制御部30へ送られて処理された後、必要に応じて当該制御部30から各部へ送られる。なお、通話音声以外の受信データは、パケット通信にかかるデータであり、例えば電子メールデータ、動画像や静止画の画像データ、音声データ、HTML(Hyper Text Markup Language)データ、プログラムデータ等を挙げることができる。
上記アンテナ32及び通信回路31から通話音声データが供給された時の音声処理部42は、当該通話音声データを復号化し、その復号化後の通話音声データをアナログ音声信号に変換し、そのアナログ音声信号をスピーカ38へ送る。
スピーカ38は、図1のスピーカ11に相当し、増幅器を含み、供給されたアナログ音声信号を増幅した後、その音声信号を可聴音声に変換して外部に出力する。これにより、スピーカ38からは通話音声が出力されることになる。
マイクロホン39は、図1のマイクロホン22に相当し、増幅器を含み、入力音声をアナログ音声信号に変換すると共に増幅し、さらにそのアナログ音声信号を音声処理部42に送る。
上記マイクロホン39から通話音声新が供給された時の音声処理部42は、その通話音声信号をディジタル音声データに変換した後に符号化し、さらにその符号化後の通話音声データを通信回路31へ送る。これにより、アンテナ32からは通話音声信号が送信されることになる。
表示部33は、図1の表示部12に相当し、例えば液晶ディスプレイ等の表示デバイスと、そのディスプレイの表示駆動回路とを含み、上記ディスプレイ上に画像や文字等を表示する。
画像処理部43は、内蔵メモリや図示しない外部メモリインターフェースを介して外部メモリから読み出された圧縮符号化されている画像データが供給された時には、その画像データの伸張復号化等の再生処理を行い、その伸張復号後の画像データをデータラインを介して表示部33へ送る。
キー操作部34は、図1の下部筐体20上のキー部21や上部筐体10のクリアキー14、文字種変換キー15等の各キー操作子と、それら各キー操作子が操作されたときの操作信号を発生する操作信号発生器とからなる。
ジョグダイヤル35は、図1のジョグダイヤルに相当し、実際にユーザにより操作される回転ダイヤル部24と、当該回転ダイヤル部24の回転軸に接続された回転型ロータリーエンコーダと、当該回転型ロータリーエンコーダの回転方向(回転ダイヤル部24の回転方向)を検出する回転方向検出部と、回転型ロータリーエンコーダからの回転パルスをカウントして回転ダイヤル部24の回転量を検出する回転量検出部と、回転ダイヤル部24の押下操作を検出する押下検出スイッチとを備えている。なお、上記回転量検出部が検出する回転量とは、回転ダイヤル部24が回転した回数、及び、回転ダイヤル部24が何分の何回転したかを示す量である。上記回転方向検出部により検出された回転方向データ及び上記回転量検出部により検出された回転量データと、押下検出スイッチにより検出された押下操作データは、制御部30に送られる。
RAM(Random Access Memory)36は、制御部30が各種のデータ処理を行う際の作業領域として、随時データを格納する。また、RAM36は、いわゆるNAND型フラッシュメモリ(NAND-type flash memory)のような書き換え可能なメモリを含み、送受信された電子メールデータ、ユーザにより設定される電話帳や電子メールアドレスのデータ、ユーザのスケジュールデータ、画像データ、ダウンロードされた画像データや音楽データ、ダウンロードされた着信音データ、文字データや予測変換の候補単語の登録データや予測変換の学習データ、当該携帯電話端末1の現在の動作モード、その他、各種の設定値等を保存することも可能となされている。
ROM(Read Only Memory)37は、OS(Operating System)、制御部30が各部を制御するための制御プログラムや各種の初期設定値、フォントデータ、辞書データ、デフォルトの着信音やキー操作音,アラーム音用の各種音データ、電子メールの作成や編集,送受信等を行うための電子メールアプリケーション用のプログラムコード、画像や音声の再生等の様々な処理を行うためのマルチメディアアプリケーション用プログラムコード、電子ゲームアプリケーション用のプログラムコード等の各種アプリケーション用プログラムコード、当該携帯電話端末1の識別情報(ID)などを記憶している。また、ROM37には、本実施形態にかかる後述する測長モード時の各機能を実現するためのプログラムコードと、上記ジョグダイヤル35の回転ダイヤル部24の外周長データと、当該回転ダイヤル部24の上記回転量に対応した回転パルスカウント値データ、すなわち例えば回転ダイヤル部24の1回転分に相当する回転量データ、若しくは、回転パルスの1カウント分に相当する回転ダイヤル部24の回転量データも記憶している。
LED(発光ダイオード)40は、キー照明用LED、着信LEDやカメラ撮影時の補助ライト用LED、表示部33のバックライト用LEDと、それら各LEDの駆動回路とからなる。
メール処理部41は、この携帯電話端末1に設けられている電子メール機能を実現するための処理部である。このメール処理部41は、電子メールの作成、削除など、電子メールに関する各種の編集を行うようになっている。勿論、この処理は、ROM37に記憶されたプログラムに基づいて実行されると共に、RAM36の電話帳データや電子メールデータと関連して処理されるのは言うまでもない。
制御部30は、CPUからなり、ROM37に記憶されているOSや各種プログラムに基づいて、携帯電話端末1の制御や各種演算等を行う。
その他、図2には図示を省略しているが、本発明の携帯電話端末1は、バッテリー及びそのバッテリーからの電力を各部に供給するパワーマネージメントICや、外部メモリインターフェース、外部ケーブル用コネクタ、カメラ機能、音楽や動画を再生するマルチメディアプレーヤ機能、赤外線通信機能、近距離無線通信機能、電子財布機能など、一般的な携帯電話端末が備えている各構成要素についても備えている。
〔測長モード時の機能と処理〕
次に、本発明実施形態の携帯電話端末1における測長モード時の機能について説明する。
本実施形態の携帯電話端末1において、当該端末1の動作モードが本発明にかかる測長モードに設定され、その測長モード時に上記ジョグダイヤル35の回転ダイヤル部24が測長対象物に実際に接触した状態で回転された場合、制御部30は、当該ジョグダイヤル35から供給される回転方向データ及び回転量データと、ROM37から読み出した上記回転ダイヤル部24の外周長データ及び上記回転ダイヤル部24の回転量に対応した回転パルスカウント値データ(回転ダイヤル部24の1回転分に相当する回転量データ、若しくは、回転パルスの1カウント分に相当する回転ダイヤル部24の回転量データ)とを用いて、上記ジョグダイヤル35の回転ダイヤル部24が測長対象物に接触した状態で回転した時の回転量、すなわち言い換えると、回転ダイヤル部24が回転することにより当該回転ダイヤル部24の外周部分が上記測長対象物上を走行した長さ(走行長)を算出する。具体的には、制御部30は、上記回転ダイヤル部24が測長対象物に接触した状態で回転した時の回転量と、当該回転ダイヤル部24の外周長とを掛け合わせることによって上記走行長を算出する。そして、制御部30は、上記走行長を表示部33のディスプレイ上に表示させる。
図3には、本実施形態の携帯電話端末1において、測長モードの設定と終了が行われる際の制御部30の処理の流れを示す。
この図3において、制御部30は、キー操作部34の何れかのキーが操作されることで割り込み処理が実行されると、ステップS1の処理として、その操作されたキーが図1の設定キー23であるか否か判断し、設定キー23が押下された時にはステップS2へ処理を進める。なお、図3では処理ステップの図示を省略しているが、上記操作されたキーが設定キー23でなかった場合には、その操作されたキーに対応した処理を実行する。
ステップS2の処理に進むと、制御部30は、RAM36にアクセスして現在の携帯電話端末1の動作モードを認識すると共に、当該携帯電話端末1の動作モードを設定するための設定メニューを表示部33のディスプレイ上に表示させ、ステップS3へ処理を進める。
ステップS3の処理に進むと、制御部30は、例えばジョグダイヤル35の操作を介してユーザから選択指示の入力がなされることで、上記設定メニューの中から本実施形態にかかる測長モードの設定メニューが選択されたか否か判断する。そして、当該ステップS3において、制御部30は、測長モードの設定メニューが選択されたと判断した場合にはステップS5へ処理を進め、一方、測長モード以外の設定メニューが選択されたと判断した場合にはステップS4へ処理を進める。
ステップS4の処理に進むと、制御部30は、ステップS3で選択された設定メニューに対応する動作モードの設定を行った後、この図3のフローチャートの処理を終了する。
一方、ステップS5の処理に進んだ場合、制御部30は、本実施形態の携帯電話端末1の動作モードを上記測長モードに設定する。
その後、制御部30は、クリアキー14(測長モードの終了キー)が押下されたか否か判断し、当該クリアキー14が押下されていない時には測長モードを維持し、一方、クリアキー14が押下された時には、測長モードを解除して当該図3のフローチャートの処理を終了し、例えば通常の待ち受けモードに戻る。
次に、図4には、上記図3のステップS5にて測長モードに設定された場合の制御部30の処理の流れを示す。
この図4において、携帯電話端末1の動作モードが測長モードに設定された後、上記ジョグダイヤル35から回転方向データ及び回転量データの供給が開始されると、制御部30は、ステップS11の処理として、上記ジョグダイヤル35から供給されている回転量データから、回転ダイヤル部24が何回転したか及び何分の何回転したかの回転量を求めると共に、次のステップS12の処理として、その求めた回転量により、回転ダイヤル部24の外周部分が上記測定対象物上を実際に走行した長さ(走行長)を算出する測長演算を行う。
そして、制御部30は、ステップS13の処理として、上記ステップS12にて求めた走行長のデータを表示部33のディスプレイ上に表示させる。
また、制御部30は、ステップS14の処理として、上記ジョグダイヤル35から供給される回転方向データにより、回転ダイヤル部24の回転方向が反転したか否かを判断しており、回転ダイヤル部24の回転方向が反転した時にはステップS15へ処理を進め、回転ダイヤル部24の回転方向が反転していない時にはステップS11へ処理を戻す。
ステップS14にて回転方向の反転検出がなされてステップS15の処理に進んだ場合、制御部30は、測長演算の反転処理を行う。すなわち、当該ステップS15の測長演算反転処理は、上記測長対象物に接触させた状態で回転ダイヤル24を或る一方向に走行させた後に、当該回転ダイヤル24を逆戻り方向に走行させたような場合に、上記一方向の走行時に求めた走行長から上記逆戻り方向の走行時の走行長を減算する処理を行うために行われる。具体的には、上記ステップS15にて測長演算反転処理がなされた場合、その後のステップS12において、先に上記一方向の走行時に求めた走行長から、上記逆戻り方向の走行時の走行長を減算する処理が行われる。このステップS15の処理後は、ステップS11へ処理を戻す。勿論、本実施形態の携帯電話端末1においては、上記回転ダイヤル24の回転方向が反転された場合(逆戻り方向に走行した場合)であっても、上述のような演算反転設定を行わずに、走行長をそのまま加算していくような走行長演算設定も可能である。
なお、図4の説明では、ジョグダイヤル35からの回転方向データ及び回転量データの供給開始により制御部30が測長演算を開始する例を挙げたが、例えば、キー操作部34の所定キーが押下された後、或いは、ジョグダイヤル34の回転ダイヤル部24が測長対象物に押し当てられることで押下検出スイッチから押下検出信号が出力された後に、制御部30が上記ジョグダイヤル35からの回転方向データ及び回転量データを用いた測長演算動作を開始し、その後、再度所定のキーが押下された時、或いは、回転ダイヤル部24が測長対象物に押し当てられることで押下検出スイッチから再度押下検出信号が出力された時に、制御部30がその測長演算動作を終了するようにしても良い。
〔測長データの使用例〕
上述のように、ジョグダイヤル35の回転ダイヤル部24により長さが測定される上記測長対象物としては、例えば、家具、人体の胴回りや首周り、腕など、どのような物であっても良い。本実施形態の携帯電話端末1によれば、それら測長対象物の実際の長さを測定することが可能である。
また、本実施形態の携帯電話端末1は、上記測長モードにおいて、例えば地図を測長対象物とし、その地図上での例えばA地点からB地点までの長さを上述同様にジョグダイヤル35を用いて測定すると共に、制御部30が、その地図上での測長データに当該地図の縮尺に応じた所定の演算処理(例えば地図の縮尺が1/3000の場合、「測長データ×3000」の演算(乗算))を行うことにより、上記A地点からB地点までの実際の距離を求め、その距離のデータをディスプレイ上に表示するようなことも可能となされている。なお、この場合、上記地図の縮尺の情報は、地図上で長さを測定する前に予めキー操作部34から入力しておいても良く、地図上で長さを測定した後にキー操作部34から入力しても良い。その他にも、例えば、当該地図に予め2次元バーコード等によりコード化された縮尺データが印刷されており、本実施形態の携帯電話端末1が2次元バーコードリーダを備えているような場合には、上記2次元バーコードにより印刷されている縮尺データを上記2次元バーコードリーダにより読み取っても良いし、上記地図に印刷されている2次元バーコード等のコードが縮尺データを提供する所定サイトのURL(Uniform Resource Locator)である場合には、そのコードから上記所定サイトへアクセスして、当該サイトから縮尺データを取得しても良い。
また本実施形態によれば、上記ジョグダイヤル35により測定した家具の寸法や人体の胴回り、首周り、腕の長さなどの測長データを、例えば所望のショップサーバに送信し、それら測長データに基づいて、家具や衣服のオーダーメードを行うことも可能である。
図5には、測長データを所望のショップサーバに送信してオーダーメードを行う場合のシステム構成例を示す。
この図5に示すシステムは、本実施形態の携帯電話端末58(1)のユーザが加入している携帯電話システムを運営する通信事業会社の通信網55と、その携帯電話システムの基地局57と、その通信事業会社の携帯電話システムに加入している本実施形態の携帯電話端末58と、当該携帯電話端末58による通話や電子メール等のデータ通信,加入者情報等を管理する携帯電話システム管理サーバ56と、回線交換機能やパケット交換機能,ゲートウェイ機能等を備え、他社の携帯電話通信網やインターネット53との間の接続制御を行うコアネットワークシステム54とを有して構成されている。
また、インターネット53には、例えば、携帯電話端末58から送られてくる測長データに基づいて家具や衣服のオーダーメードを行う各ショップのサーバ50〜52が接続可能となされている。
この図5のシステムにおいて、携帯電話端末58のユーザが例えば衣服のオーダーメードを行うような場合、当該携帯電話端末58のジョグダイヤル35により上述のようにして測定されたユーザの胴回りや首周り、腕の長さの測長データと共に、例えば色や柄等、素材、衣服のカテゴリ等のデータが、携帯電話システムとインターネット53を介して、所望のショップサーバに送信される。上記測長データと色,柄等のデータを受け取ったショップサーバは、それらに基づいて衣服を作成若しくは選択して、別途、携帯電話端末58のユーザに郵送等する。なお、代金の精算方法等については従来から存在する各種の精算方法を用いれば良い。
〔まとめ〕
以上説明したように、本発明実施形態の携帯電話端末によれば、例えばメニュー選択操作や文字入力時の予測変換候補の選択等のような一連の操作入力を容易に行うための操作デバイスとして元々備えられているジョグダイヤル35を使用し、測長対象物の長さを測定することが可能となされているため、別途、定規や巻き尺等を携帯していなくても、胴回りや首周りの計測、地図上の距離の計測を簡単に実現することが可能となっている。
なお、上述した実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
本発明実施形態の携帯電話端末の概略的な外観斜視図である。 本発明実施形態の携帯電話端末の概略的な内部回路構成を示すブロック図である。 本実施形態の携帯電話端末において、測長モードの設定と終了が行われる際の制御部の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態の携帯電話端末において、測長モードに設定された場合の制御部の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態において、測長データを所望のショップサーバに送信してオーダーメードを行う場合のシステム構成例を示す図である。
符号の説明
1,58 携帯電話端末、10 上部筐体、11,38 スピーカ、12,33 表示部、13,32 ホイップアンテナ、14 クリアキー(測長モードの終了キー)、15 文字種変換キー、19 ヒンジ部、20 下部筐体、21 キー部、22,39 マイクロホン、23 測長モードの設定キー、24 ジョグダイヤルの回転ダイヤル部、30 制御部、31 通信回路、34 キー操作部、35 ジョグダイヤル、36 RAM、37 ROM、40 LED、41 メール処理部、42 音声処理部、43 画像処理部、50〜52 ショップサーバ、53 インターネット、54 コアネットワークシステム、55 携帯電話システムの通信網、56 携帯電話システム管理サーバ、57 基地局

Claims (3)

  1. 無線通信を行う無線通信手段と、
    情報を表示する画面を備えた表示手段と、
    外周部の少なくとも一部が端末筐体壁面から突出した状態に配置された回転操作子を備え、当該回転操作子の回転に応じた信号を発生する回転操作手段と、
    上記回転操作手段の回転操作子を利用者が回転操作することによる操作情報入力が行われる第1の動作モードと、上記回転操作手段の回転操作子の外周部が所望の対象物に接触した状態で上記回転操作子が回転した時に当該回転操作子の外周部が上記対象物上を走行した走行長の計測が行われる第2の動作モードとの二つの動作モードのうち、少なくとも上記第2の動作モードを設定するための動作モード設定手段と、
    上記動作モード設定手段にて上記第2の動作モードの設定がなされている場合に、上記回転操作子の外周部が上記対象物上を走行した走行長を演算すると共に、少なくとも上記走行長の情報を上記表示手段の画面上に表示させる演算制御手段とを有する
    ことを特徴とする携帯通信端末。
  2. 請求項1記載の携帯通信端末であって、
    縮尺の情報を取得する縮尺情報取得手段を有し、
    上記演算制御手段は、上記回転操作子の外周部が上記対象物上を走行した走行長に、上記縮尺情報取得手段にて取得された縮尺に応じた演算を行い、その演算結果の情報を上記表示手段の画面上に表示させることを特徴とする携帯通信端末。
  3. 請求項1記載の携帯通信端末であって、
    上記無線通信手段は、上記走行長の情報を所望の相手先へ送信することを特徴とする携帯通信端末。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7278224B2 (en) * 2005-05-24 2007-10-09 Benq Corporation Portable electronic device
CN104807423A (zh) * 2014-01-23 2015-07-29 中兴通讯股份有限公司 一种移动终端及基于移动终端的测量方法

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