JP2006313997A - 騒音量推定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 処理量を軽減することができ、コスト低減が可能な「騒音量推定装置」を提供すること。
【解決手段】 騒音量推定装置100は、車室内に設置されたスピーカ10に入力されるオーディオ信号の周波数成分を解析するFFT処理部22と、車室内に設置されたマイクロホン12から出力される信号の周波数成分を解析するFFT処理部20と、これらのFFT処理部20、22によって解析された2種類の信号の周波数成分に基づいて振幅二乗コヒーレンス関数を算出することにより、マイクロホン12から出力される信号に含まれるオーディオ信号の割合を検出するコヒーレンス関数算出部30と、マイクロホン12から出力される信号とコヒーレンス関数算出部30の検出結果とに基づいてマイクロホン12に到達するオーディオ音以外の外来騒音の騒音量を算出する乗算部50、加算部52とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、走行中の自動車の車室内等においてマイクロホンによって観測される収集音に含まれる騒音量を推定する騒音量推定装置に関する。
カーオーディオ装置を用いて音楽再生を行いながら走行する自動車の車室内では、スピーカから出力されるオーディオ音の他にロードノイズ等の各種の騒音が含まれている。このような騒音は自動車の走行速度や路面状況、気象状態(風や雨の強さ等)によってその騒音量が大きく変化するため、オーディオ音の音量が一定であるものとすると、騒音量が大きい場合にはオーディオ音が聴きづらくなる。このため、騒音量に応じてオーディオ音の音量を自動的に調整することができればオーディオ音の聴きづらさを改善することができるが、その前提として、騒音量を正確に検出する必要がある。
一般には、車室内にマイクロホンを設置し、このマイクロホンによる観察音を用いて騒音量を検出することになるが、この観察音には騒音以外にオーディオ音も含まれるため、観察音からオーディオ音を除去して騒音のみを抽出する工夫が必要になる。例えば、マイクロホンによる観察音からオーディオ音を除去する手法としては、FIRフィルタを用いて車室内の伝達特性を模擬することにより、マイクロホンによる観察音からオーディオ音を除去する方法が用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−195085号公報(第2−8頁、図1−7)
ところで、上述した特許文献1に開示された従来手法を用いてマイクロホンによる観察音の中からオーディオ音を除去して騒音量を検出する場合には、信号処理系内で音響再生系(車室内)の伝達特性をFIRフィルタを用いて模擬する必要があり、処理の負担が大きいという問題があった。このFIRフィルタの次数Nは4000程度に設定する必要がある。例えば、N=4096とすると、入力されるオーディオデータの1サンプル時間あたりの平均積和演算回数は4096回になるため演算量が膨大になり、高価な処理装置(CPUやDSP)を用いる必要があるため、騒音量に基づいて各種の処理を行うシステムを構築しようとしたときにコストがかかるという問題があった。また、音響再生系の伝達特性は定常ではなく時間とともに変化するため、FIRフィルタの係数を逐次更新する必要があり、そのための処理(例えば適応アルゴリズムを用いたフィルタ係数の更新処理)を考慮すると、さらに処理の負担が大きくなってコスト増につながることになる。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、処理の負担を軽減することができ、コスト低減が可能な騒音量推定装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の騒音量推定装置は、車室内に設置されたスピーカに入力されるオーディオ信号の周波数成分を解析する第1の周波数成分解析手段と、車室内に設置されたマイクロホンから出力される信号の周波数成分を解析する第2の周波数成分解析手段と、第1および第2の周波数成分解析手段によって解析された2種類の信号の周波数成分に基づいて振幅二乗コヒーレンス関数を算出することにより、マイクロホンから出力される信号に含まれるオーディオ信号の割合を検出するコヒーレンス関数算出手段と、マイクロホンから出力される信号とコヒーレンス関数算出手段の検出結果とに基づいて、マイクロホンに到達するオーディオ音以外の外来騒音の騒音量を算出する騒音算出手段とを備えている。所定の演算式を用いて2種類の信号に対応する振幅二乗コヒーレンス関数を算出する処理を行っているため、FIRフィルタによる積和演算を繰り返す処理に比べて演算量を少なくすることができるため、処理の負担を軽減することが可能となる。また、これに伴って処理能力の低い安価な処理装置を用いることができるようになり、コストの低減が可能になる。
また、上述した第2の周波数成分解析手段によって解析された周波数成分毎のパワースペクトルを算出するパワースペクトル算出手段と、パワースペクトル算出手段によって算出されたパワースペクトルに、コヒーレンス関数算出手段によって算出されたオーディオ信号の割合を乗算することにより、オーディオ信号のパワースペクトルを算出する乗算手段とをさらに備えることが望ましい。これにより、外来騒音の騒音量の推定とともに、外来騒音以外のオーディオ信号のパワースペクトルを取得することが可能となる。
また、上述した騒音算出手段は、パワースペクトル算出手段によって算出されたパワースペクトルから、乗算手段によって算出されたオーディオ信号のパワースペクトルを減算することにより、外来騒音のパワースペクトルを騒音量として算出することが望ましい。これにより、騒音量として外来騒音のパワースペクトルを得ることができ、得られた外来騒音のパワースペクトルを用いた各種の処理、例えばオーディオ信号のゲイン補正等の処理を容易に実現することができる。
以下、本発明を適用した一実施形態の騒音量推定装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施形態の騒音量推定装置の構成を示す図である。図1に示す本実施形態の騒音量推定装置100は、オーディオ信号に対応するオーディオ音Aが車室内に設置されたスピーカ10から出力されたときに、同じ車室内に設置されたマイクロホン12を用いて収集した音に含まれる外来騒音Bのパワースペクトルを騒音量として推定する動作を行う。このために、騒音量推定装置100は、2つのFFT(高速フーリエ変換)処理部20、22、コヒーレンス関数算出部30、パワースペクトル算出部40、乗算部50、加算部52を含んで構成されている。
一方のFFT処理部20は、FFT演算を行って周波数成分を解析することにより、マイクロホン12から出力される信号(この信号を「観察信号」と称する)の周波数成分毎の複素スペクトルを算出する。同様に、他方のFFT処理部22は、FFT演算を行って周波数成分を解析することにより、スピーカ10に入力されるオーディオ信号の周波数成分毎の複素スペクトルを算出する。
コヒーレンス関数算出部30は、2つのFFT処理部20、22によって算出された2種類の複素スペクトルを用いて振幅二乗コヒーレンス関数を算出する。この振幅二乗コヒーレンス関数は、マイクロホン12から出力される観察信号に含まれるオーディオ信号の割合を周波数成分毎に示すものである。例えば、算出された振幅二乗コヒーレンス関数の値が0.8ということは、マイクロホン12から出力される観察信号の中で、オーディオ信号に基づく成分のパワーの割合が80%で、残りの20%が入力されたオーディオ信号と相関のない外来騒音成分であることを示している。
パワースペクトル算出部40は、FFT処理部20によって算出された観察信号の複素スペクトルに基づいて、この観察信号の周波数成分毎のパワースペクトルを算出する。乗算部50は、パワースペクトル算出部40によって算出された観察信号のパワースペクトルに、コヒーレンス関数算出部30によって算出された振幅二乗コヒーレンス関数の値を乗算することにより、観察信号中のオーディオ信号のパワースペクトル(オーディオパワースペクトルE)を算出する。この乗算処理は各周波数成分毎に行われる。加算部52は、パワースペクトル算出部40によって算出された観察信号のパワースペクトルから、乗算部50によって演算されたオーディオ信号のパワースペクトルを減算することにより、観察信号からオーディオ信号に対応する成分を除去した外来騒音のパワースペクトル(騒音パワースペクトルD)を算出する。
上述したFFT処理部22が第1の周波数成分解析手段に、FFT処理部20が第2の周波数成分解析手段に、コヒーレンス関数算出部30がコヒーレンス関数算出手段に、乗算部50、加算部52が騒音算出手段に、パワースペクトル算出部40がパワースペクトル算出手段に、乗算部50が乗算手段にそれぞれ対応する。
図2は、図1に示した騒音量推定装置100の適用例を示す図であり、騒音量推定装置100を用いて構成されるオーディオ信号補正システムの構成例を示す図である。図2に示すオーディオ信号補正システムは、図1に示した構成(騒音量推定装置100、スピーカ10、マイクロホン12)に聴感補正フィルタ110と聴感補正係数算出部112を追加した構成を有している。
聴感補正フィルタ110は、例えばFIRフィルタであって、入力されるオーディオ信号の特性を調整する。聴感補正係数算出部112は、騒音量推定装置100によって推定された外来騒音の各周波数成分毎のパワースペクトルに基づいて、聴感補正フィルタ110のフィルタ係数を設定する。例えば、最も簡単には、外来騒音の各周波数成分毎のパワースペクトルが大きくなったときに、対応する周波数成分のゲインが高くなるように聴感補正フィルタ110のフィルタ係数が設定される。また、外来騒音の変化分だけゲインを調整するのではなく、騒音下において静寂下と同じ大きさの音に感じるために静寂下のオーディオ信号に対してどれだけゲインを高くする必要があるかを示す補正ゲイン特性をあらかじめ求めておいて、騒音量推定装置100によって推定された騒音量とこの補正ゲイン特性とに基づいて、聴感補正フィルタ110のフィルタ係数を聴感補正係数算出部112によって設定するようにしてもよい。なお、このようにしてオーディオ信号の補正ゲインを設定する方法は、特開2001−136039号公報などに開示されている。
次に、コヒーレンス関数算出部30を用いることによって外来騒音の騒音量を推定する基本原理について説明する。
(1.出力端に雑音源がある場合の伝達関数の推定)
図3は、車室内の音響伝達系の伝達関数をH(k)としたときにこの音響伝達系に入出力される信号の関係をモデル化した図である。図3に示すように、入力x(n)に対する伝達関数H(k)の出力z(n)には、音響伝達系の出力端(図1に示すシステムの場合にはマイクロホン12)で入力x(n)に無相関な騒音成分(外来騒音)n(n)が加わり、それらの和y(n)が実際に観測可能な信号となる。このとき、入力と出力の関係は次式で表される。ここで、演算子「*」は畳み込み演算を示す。
Figure 2006313997
いま、x(n)、y(n)が得られており、かつ音響伝達系H(k)が定常であると仮定してクロススペクトル法を用いた音響伝達系の推定を行うものとする。
入出力信号x(n)、y(n)をN点からなるM個のブロック{xi(n)}、{yi(n)}(i=0,1,…,M)に分割する。それぞれのブロックのスペクトルをXi(k)、Yi(k)とすると音響伝達系の入出力の関係は周波数領域で次式で表すことができる。なお、同様にi番目の雑音信号{ni(n)}のスペクトルをNi(k)とする。
Figure 2006313997
入力Xi(k)と伝達関数H(k)から推定される雑音を含まない音響伝達系の応答Zi^(k)=H(k)Xi(k)と実際の出力Yi(k)の差のパワーのiに関する平均error2(差の二乗値)は次式で表すことができる。なお、明細書中では「^」を文字の上に重ねることができないため、右にずらして表記するものとする。なお、式中における上付文字としての「*」は複素共役を、Ei[]は加算平均処理を表す。
Figure 2006313997
このerror2をH(k)に関して偏微分し、結果を0とおくと次式を得る。
Figure 2006313997
この結果より、推定誤差パワーの平均を最小にする伝達関数H(k)の最適な推定値H(k)^、および雑音がない場合の音響伝達系の応答の推定値Zi(k)^が次式で示すように与えられる。
Figure 2006313997
(2.振幅二乗コヒーレンス関数)
雑音成分を含まない応答のパワースペクトルの平均値と雑音を含んだ応答のパワースペクトルの平均値の比|γ(k)|2は次式で表すことができる。
Figure 2006313997
この|γ(k)|2を振幅二乗コヒーレンス関数という。|γ(k)|2は0から1の間の値をとる。振幅二乗コヒーレンス関数は、出力系列の中で入力系列と線形な関係にある成分のパワーの比を表している。例えば、|γ(k)|2=0.8は、出力の中で入力に基づく成分のパワーが80%で、残りの20%は入力の線形伝搬では説明できない(入力と相関のない)雑音成分であることを示す。
(3.振幅二乗コヒーレンス関数を用いた雑音成分の平均パワーの推定)
上述したように、振幅二乗コヒーレンス関数は出力系列の中で入力系列と線形な関係にある成分のパワーの比を表しており、これを用いることで、ある音響伝達系の出力に混入する雑音成分のパワーを推定することができる。
(5)式に示した伝達関数の推定値H(k)^を用いて伝達関数の推定誤差のパワーの最小値を表すと次式のようになる。
Figure 2006313997
このerrorminは、入力と無相関な雑音の平均パワー|Ni(k)|2に相当する。γ(k)=1であれば入力と出力は完全に相関し、雑音のパワーは0である。反対に、γ(k)=0のときは入力と出力の間にはまったく相関がなく、出力のパワーEi[Yi(k)]は雑音のパワー|Ni(k)|2に等しい。このことから、ある音響伝達系の出力に混入する雑音成分の平均パワーは、系の入力系列と出力系列から求めることができることがわかる。
図4〜図6は、図1に示した騒音量推定装置100を用いて騒音量の推定を行った場合のシミュレーション結果を示す図である。これらの図に示すA〜Eの各符号は、図1に含まれるA〜Eの各符号に対応しており、スピーカ10から出力されるオーディオ音がAで、外来騒音がBで、マイクロホン12から出力される観察信号がCで、騒音パワースペクトルがDで、オーディオパワースペクトルがEでそれぞれ示されている。
図4には、シミュレーションで用いたオーディオ音A、外来騒音B、観察信号Cのそれぞれについて周波数成分毎のパワーの真値が示されている。また、図5には振幅二乗コヒーレンス関数を用いて推定された騒音パワースペクトルDとオーディオパワースペクトルEの推定値がそれぞれ示されている。図6には推定された騒音パワースペクトルD、オーディオパワースペクトルEのそれぞれに含まれる誤差の値が示されている。これらの図に示すように、振幅二乗コヒーレンス関数を用いることにより、高い精度で騒音量(騒音パワースペクトル)を推定できていることがわかる。
このように、本実施形態の騒音量推定装置100では、(7)式で示される演算式を用いて2種類の信号に対応する振幅二乗コヒーレンス関数を算出する処理を行っているため、FIRフィルタによる積和演算を繰り返す処理に比べて演算量を少なくすることができ、処理の負担を軽減することが可能となる。具体的には、データ点数をNとすると、(7)式を用いて演算を行った場合の積和演算回数は以下のようになる。
2×N+2×Nlog2N+4×(N/2)+2×2×(N/2)
+2×(N/2)+(N/2)+2×24×(N/2)
=2Nlog2N+31.5N
例えば、N=4096とすると、1サンプル時間当たりの平均積和演算量は上式から、(2Nlog2N+31.5N)/N=2log24096+31.5=55.5回となる。これは、FIRフィルタを用いた従来手法の4096回と比べて1/74になっており、演算量を大幅に削減することができたことがわかる。また、演算量の減少に伴って処理能力の低い安価な処理装置を用いることができるようになるため、コストの低減も可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。上述した実施形態では、FFT演算を行うことによって信号の周波数解析を行っているが、各周波数成分を抽出する複数のバンドパスフィルタによって構成されるフィルタバンクを用いて周波数成分を解析するようにしてもよい。
一実施形態の騒音量推定装置の構成を示す図である。 図1に示した騒音量推定装置を用いて構成されるオーディオ信号補正システムの構成例を示す図である。 車室内の音響伝達系の伝達関数をH(k)としたときにこの音響伝達系に入出力される信号の関係をモデル化した図である。 図1に示した騒音量推定装置を用いて騒音量の推定を行った場合のシミュレーション結果を示す図である。 図1に示した騒音量推定装置を用いて騒音量の推定を行った場合のシミュレーション結果を示す図である。 図1に示した騒音量推定装置を用いて騒音量の推定を行った場合のシミュレーション結果を示す図である。
符号の説明
10 スピーカ
12 マイクロホン
20、22 FFT処理部
30 コヒーレンス関数算出部
40 パワースペクトル算出部
50 乗算部
52 加算部
100 騒音量推定装置
110 聴感補正フィルタ
112 聴感補正係数算出部

Claims (3)

  1. 車室内に設置されたスピーカに入力されるオーディオ信号の周波数成分を解析する第1の周波数成分解析手段と、
    車室内に設置されたマイクロホンから出力される信号の周波数成分を解析する第2の周波数成分解析手段と、
    前記第1および第2の周波数成分解析手段によって解析された2種類の信号の周波数成分に基づいて振幅二乗コヒーレンス関数を算出することにより、前記マイクロホンから出力される信号に含まれる前記オーディオ信号の割合を検出するコヒーレンス関数算出手段と、
    前記マイクロホンから出力される信号と前記コヒーレンス関数算出手段の検出結果とに基づいて、前記マイクロホンに到達する前記オーディオ音以外の外来騒音の騒音量を算出する騒音算出手段と、
    を備えることを特徴とする騒音量推定装置。
  2. 請求項1において、
    前記第2の周波数成分解析手段によって解析された周波数成分毎のパワースペクトルを算出するパワースペクトル算出手段と、
    前記パワースペクトル算出手段によって算出されたパワースペクトルに、前記コヒーレンス関数算出手段によって算出された前記オーディオ信号の割合を乗算することにより、前記オーディオ信号のパワースペクトルを算出する乗算手段と、
    をさらに備えることを特徴とする騒音量推定装置。
  3. 請求項2において、
    前記騒音算出手段は、前記パワースペクトル算出手段によって算出されたパワースペクトルから、前記乗算手段によって算出された前記オーディオ信号のパワースペクトルを減算することにより、前記外来騒音のパワースペクトルを前記騒音量として算出することを特徴とする騒音量推定装置。
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