JP2006313073A - 冗長系回転検出器 - Google Patents

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Kenichi Tamura
健一 田村
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Abstract

【課題】本発明は、回転軸上を互いに異なる種類の回転検出器を複数設けることにより、冗長系の回転検出信号を得ることを目的とする。
【解決手段】本発明による冗長系回転検出器は、回転軸(3)上の互いに異なる種類の第1、第2回転検出器(13、24)を設け、各回転検出器(13、24)の種類を異ならせることにより回転検出信頼性を向上させるようにした構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、冗長系回転検出器に関し、特に、回転軸上に互いに異なる種類の回転検出器を複数設けることにより、冗長系の回転検出信号を得るようにするための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のエンコーダとしては、例えば、特許文献1及び2に開示された構成を挙げることができる。
すなわち、特許文献1に開示されたエンコーダは、図4に示されるように、基台1に軸受2を介して回転自在に設けられた回転軸3には、回転符号板4が回転自在に設けられている。
前記基台1の上部には、発光素子及び受光素子からなる光学式検出部5が設けられており、前記回転軸3及び光学式検出部5を覆うようにカバー6が設けられている。
また、図示していないが、特許文献2に開示されたエンコーダにおいては、モータに結合されたモータエンコーダの構造であり、モータの回転軸と結合される中空回転軸の回転符号板に対して光学式検出部が設けられている。
特開平9−101174号公報 特開平9−105643号公報
従来のエンコーダは、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、前述の各特許文献に開示されたエンコーダにおいては、何れも、光学式検出部は1個のみであるため、この光学式検出部の発光素子又は受光素子あるいはエンコーダ信号処理回路等に何らかの支障が生じた場合には、エンコーダ信号の出力が不能となっていた。
また、エンコーダを冗長系とするためには、図示していないが、例えば、図3で示されるエンコーダを2個直列に接続して用いるか、又は、他の回転検出センサを用いるかであったが、軸方向の容積を多く必要とすると共に、コストアップとなり、実用上では大きい支障が発生していた。
本発明による冗長系回転検出器は、基台に軸受を介して回転自在に設けられた回転軸と、前記回転軸の互いに異なる位置に設けられ互いに異なる種類の第1ロータ及び第2ロータと、前記基台側に設けられ前記各ロータと対応し互いに異なる種類の第1固定体及び第2固定体とを備え、前記第1ロータ及び第1固定体によって第1回転検出器を構成し、前記第2ロータ及び第2固定体によって第2回転検出器を構成し、前記第1、第2回転検出器で冗長系を構成すると共に、前記第1、第2回転検出器は互いに異なる種類よりなる構成であり、また、前記第1ロータはレゾルバロータからなり、前記第1固定体はレゾルバステータよりなり、前記第2ロータは光学式回転符号板よりなり、前記第2固定体は少なくとも発光素子および受光素子からなる構成であり、また、前記第1回転検出器はレゾルバよりなり、前記第2回転検出器は磁気式エンコーダよりなる構成であり、また、前記第1回転検出器は磁気式エンコーダよりなり、前記第2回転検出器は光学式エンコーダよりなる構成であり、また、前記第1回転検出器は光学式エンコーダよりなり、前記第2回転検出器は磁気式エンコーダよりなる構成であり、また、前記基台には、少なくとも3ケ所の取付用舌片を有する弾性板が設けられている構成であり、また、前記各回転検出器の第1、第2リード線は、前記基台に対して異なる方向へ導出されている構成である。
本発明による冗長系回転検出器は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、回転軸上に互いに異なる種類の回転検出器が設けられているため、コンパクトであるにも拘わらず高信頼性の回転検出機能を得ることができる。
また、回転軸上に複数の回転検出器が設けられているため、軸方向長さを最小限とし、1個の回転検出器と大差ない程の形状とすることができる。
本発明は、回転軸上に互いに異なる種類の回転検出器を複数設けることにより、冗長系の回転検出信号を得るようにした冗長系回転検出器を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明による冗長系回転検出器の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を用いて説明する。
図1において符号1で示されるものは基台であり、この基台1には1対の軸受2を介して回転軸3が回転自在に設けられている。
前記基台1の凹部1a内には、周知の励磁巻線及び出力巻線からなるステータ巻線10を有する輪状のレゾルバステータ11(第1固定体を構成する)が設けられており、前記回転軸3上には前記レゾルバステータ11に対応する状態で周知の鉄芯からなるレゾルバロータ12(第1ロータを構成する)が回転自在に設けられている。
前記レゾルバステータ11とレゾルバロータ12とによりレゾルバ13(第1回転検出器を構成する)を構成し、このレゾルバ13は、例えば、周知(米国特許第5,920,135号明細書及び米国特許第5757182号明細書に開示されている構成)のレゾルバにより構成されている。
前記回転軸3上の前記第1ロータ12とは異なる位置の段部3aには、第2ロータ4(周知の光学式回転符号板を構成する)が回転自在に設けられており、前記基台1側には前記第2ロータ4を挟む状態で1対の第1、第2基板20、21が図示しない支持部材を介して保持されている。
前記第1基板20は前記回転軸3の外周位置に配設されると共に受光素子22(第2固定体を構成する)を有し、前記第2基板21は前記回転軸3の端面3b側に位置すると共に発光素子23(第2固定体を構成する)を有している。
前記受光素子22、発光素子23及び光学式回転符号板4によって周知の光学式エンコーダ24(第2回転検出器を構成する)が構成され、前記第1、第2回転検出器13、24は前記回転軸3上の互いに異なる位置に配設されると共に、互いに異なる種類の回転検出器を構成している。
前記基台1には前記第2回転検出器24を覆う状態でキャップ型のカバー6が設けられており、前記第1回転検出器13の第1リード線30は図1の基台1の上方へ向けて導出され、前記第2回転検出器24の第2リード線31は図1の基台1の下方へ向けて導出され、各リード線30、31は基台1に対して互いに異なる方向へ導出されるように構成さけている。
前記基台1の一端側すなわち前記回転軸3が突出している側には、図2で示されるように、弾性金属よりなりかつ3ヶ所の取付用舌片40を有する弾性板41が複数のねじ42を介して取付けられ、この弾性板41により図1の冗長系回転検出器50は、図示しないモータに弾性的に接続され、このモータの回転軸が前記冗長系回転検出器50の回転軸3の軸孔3a内に挿入して接続されるように構成されている。
尚、図3は図1のカバー6の一部を除去した状態を示す断面図である。
従って、前述の構成において、回転軸3が駆動されると、第1ロータ12及び第2ロータ4が同時に回転し、この第1、第2ロータ12、4の回転は、前記第1、第2固定体11、22、23によって同時に2重系で検出され、何れか一方が検出不能な状態となった場合においても残りの1冗系によって回転検出機能を確保することができる。
尚、前述の構成においては、レゾルバと光学式エンコーダの組合せによる冗長系であったが、第2回転検出器24を磁気式エンコーダとした場合、第1回転検出器13を磁気式エンコーダ又は光学式エンコーダとした場合、第2回転検出器24をレゾルバとした場合等の他の形態とすることができる。
本発明は、モータに限らず全ての回転部材の回転検出を冗長系とすることが可能である。
本発明による冗長系回転検出器を示す断面図である。 図1の構成に弾性板を取付けた状態を示す側面図である。 図1の構成に弾性板を取付けた状態のカバーの一部を除去した状態を示す断面図である。 従来構成を示す断面図である。
符号の説明
1 基台
2 軸受
3 回転軸
4 第2ロータ(光学式回転符号板)
6 カバー
10 ステータ巻線
11 第1固定体(レゾルバステータ)

Claims (7)

  1. 基台(1)に軸受(2)を介して回転自在に設けられた回転軸(3)と、前記回転軸(3)の互いに異なる位置に設けられ互いに異なる種類の第1ロータ(12)及び第2ロータ(4)と、前記基台(1)側に設けられ前記各ロータ(12、4)と対応し互いに異なる種類の第1固定体(11)及び第2固定体(22、23)とを備え、
    前記第1ロータ(12)及び第1固定体(11)によって第1回転検出器(13)を構成し、前記第2ロータ(4)及び第2固定体(22、23)によって第2回転検出器(24)を構成し、前記第1、第2回転検出器(13、24)で冗長系を構成すると共に、前記第1、第2回転検出器(13、24)は互いに異なる種類よりなることを特徴とする冗長系回転検出器。
  2. 前記第1ロータ(12)はレゾルバロータからなり、前記第1固定体(11)はレゾルバステータよりなり、前記第2ロータ(4)は光学式回転符号板よりなり、前記第2固定体(22、23)は少なくとも発光素子および受光素子からなることを特徴とする請求項1記載の冗長系回転検出器。
  3. 前記第1回転検出器(13)はレゾルバよりなり、前記第2回転検出器(24)は磁気式エンコーダよりなることを特徴とする請求項1記載の冗長系回転検出器。
  4. 前記第1回転検出器(13)は磁気式エンコーダよりなり、前記第2回転検出器(24)は光学式エンコーダよりなることを特徴とする請求項1記載の冗長系回転検出器。
  5. 前記第1回転検出器(13)は光学式エンコーダよりなり、前記第2回転検出器(24)は磁気式エンコーダよりなることを特徴とする請求項1記載の冗長系回転検出器。
  6. 前記基台(1)には、少なくとも3ケ所の取付用舌片(40)を有する弾性板(41)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載の冗長系回転検出器。
  7. 前記各回転検出器(13、24)の第1、第2リード線(30、31)は、前記基台(1)に対して異なる方向へ導出されていることを特徴とする請求項1ないし6の何れかに記載の冗長系回転検出器。
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