JP2006313023A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 冷房運転における過負荷状態の軽減、暖房運転における能力の増大を図ることが可能な空気調和機を提供する。
【解決手段】 冷房運転においては昇圧型力率改善装置の昇圧比の増大により回転速度を増大させる事によりブラシレスモータの損失による発熱増大を抑制して冷凍サイクルの空調負荷増大を抑制する。暖房運においてはブラシレスモータの弱め界磁制御を行って回転速度を増大させることによりブラシレスモータの損失による発熱を増大させて、この熱により冷凍サイクルの暖房能力を増大させる。
【選択図】 図1
【解決手段】 冷房運転においては昇圧型力率改善装置の昇圧比の増大により回転速度を増大させる事によりブラシレスモータの損失による発熱増大を抑制して冷凍サイクルの空調負荷増大を抑制する。暖房運においてはブラシレスモータの弱め界磁制御を行って回転速度を増大させることによりブラシレスモータの損失による発熱を増大させて、この熱により冷凍サイクルの暖房能力を増大させる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、空気調和機の制御に関するものである。
空気調和機において、圧縮機の負荷が重い状態で回転数を上昇させようとしたとき、従来用いられていた手段としては、昇圧型力率改善装置を具備し、圧縮機への印加電圧を上昇させることにより回転数を上昇させる方法、または、ブラシレスモータの弱め界磁制御により回転数を上昇させる方法がとられている。
しかしながら、昇圧型力率改善装置は、ブラシレスモータへの印加電圧が上昇することによりブラシレスモータに流れる電流が低減、すなわち損失が低減されるため、暖房運転においては、ブラシレスモータの損失による発熱が冷媒に伝わることによる冷凍サイクルの暖房能力増大に寄与しない方向になってしまう。一方、ブラシレスモータの弱め界磁制御は、ブラシレスモータの印加電圧を変えずに回転数を上昇させることができるが、ブラシレスモータの損失により発熱が増大し、冷媒の温度を上げてしまうため、冷房運転においては過負荷状態を助長してしまう、という問題がある。
かかる課題を解決するため、本発明では、冷房運転においては昇圧型力率改善装置の昇圧比の増大により回転速度を増大させる事によりブラシレスモータの損失による発熱増大を抑制して冷凍サイクルの空調負荷増大を抑制する。暖房運転においてはブラシレスモータの弱め界磁制御を行って回転速度を増大させることによりブラシレスモータの損失による発熱を増大させて、この熱により冷凍サイクルの暖房能力を増大させる。
本発明を適用することにより、冷房運転における過負荷状態の軽減、暖房運転における能力の増大を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1において、1は電源でブリッジダイオード2で整流され、昇圧型力率改善回路3に入力される。4はインバータ回路で、3相ブリッジ回路を構成しており、圧縮機ブラシレスモータ11に接続している。マイクロコンピュータ5は、昇圧型力率改善回路3の昇圧指令、インバータ回路4の通常/弱め界磁の制御を行っており、室内機7からの運転指令8を受信し冷房/暖房等の動作を行う。
従来は、室内機7からの運転指令8と、昇圧型力率改善回路3、インバータ回路4の制御方法との間には何ら関連が無かったが、本発明による実施例では、運転指令8を受けて昇圧型力率改善装置の制御指令を切り替える制御切替手段9とインバータ回路の制御指令を切り替える制御切替手段10とを有し、運転指令8が冷房の場合は、制御切替手段9により昇圧型力率改善回路3の昇圧指令を大にすると共に、制御切替手段10によりインバータ回路4を通常制御し、弱め界磁制御は行わない。こうすることで、弱め界磁制御による圧縮機ブラシレスモータの損失増大を抑えられるので、冷房運転の空調負荷増大を抑制することができる。また、運転指令8が暖房の場合は、制御切替手段9により昇圧型力率改善回路3の昇圧指令を小にすると共に、制御切替手段10によりインバータ回路4を弱め界磁制御する。こうすることで、圧縮機ブラシレスモータ11の損失が増加し圧縮機12を経て冷媒を加熱するので、冷凍サイクルの暖房能力を増大させることができる。以上の実施例により、請求項1の空気調和機を構成することができる。
また、昇圧型力率改善回路3、インバータ回路4、運転指令8を受けて昇圧型力率改善装置の制御指令を切り替える制御切替手段9とインバータ回路の制御指令を切り替える制御切替手段10とを具備するマイクロコンピュータ5をまとめて請求項2のインバータパワーモジュール13を構成することで、様々な空気調和機に本発明を適用することができる。
1…商用電源、2…整流回路、3…昇圧型力率改善装置、4…インバータ回路、5…マイクロコンピュータ、6…空気調和機室外機、7…空気調和機室内機、8…冷房/暖房運転指令、9…昇圧型力率改善装置3の制御切替手段、10…インバータ回路4の制御切替手段、11…圧縮機ブラシレスモータ、12…圧縮機。
Claims (2)
- 昇圧比可変の昇圧型力率改善装置と弱め界磁制御により回転速度を増大可能なブラシレスモータ駆動装置を具備した空気調和機において、昇圧型力率改善装置の昇圧比を略1としてブラシレスモータの変調率により回転速度を制御し、該条件において運転可能な回転速度を超える回転速度で運転する場合、冷房運転においては力率改善装置の昇圧比を増大させて回転速度を増大させ、暖房運転においてはブラシレスモータの弱め界磁制御を行って回転速度を増大させることを特徴とする空気調和機。
- 請求項1の、昇圧比可変の昇圧型力率改善装置と弱め界磁制御により回転速度を増大可能なブラシレスモータ駆動装置を具備し、冷房・暖房の運転指令を受けて、冷房運転においては力率改善装置の昇圧比を増大させて回転速度を増大させ、暖房運転においてはブラシレスモータの弱め界磁制御を行って回転速度を増大させる制御を具備する、空気調和機に使用されるインバータパワーモジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005134721A JP2006313023A (ja) | 2005-05-06 | 2005-05-06 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005134721A JP2006313023A (ja) | 2005-05-06 | 2005-05-06 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006313023A true JP2006313023A (ja) | 2006-11-16 |
Family
ID=37534579
Family Applications (1)
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JP2005134721A Pending JP2006313023A (ja) | 2005-05-06 | 2005-05-06 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006313023A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009151033A1 (ja) | 2008-06-09 | 2009-12-17 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機、空気調和機の製造方法及び、圧縮機 |
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2005
- 2005-05-06 JP JP2005134721A patent/JP2006313023A/ja active Pending
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