JP2006311698A - 配電盤 - Google Patents
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Abstract
【課題】 配電盤内を停電させず、又動作を停止させないで換気口を追加したり、あるいは換気口の大きさを変更することができるようにするとともに、現場における作業時間を短くすることができる配電盤を得る。
【解決手段】 配電盤の箱体1の上部に開口部3を設け、箱体1の上部に設けられた取り付け金具4に換気口5Aが設けられたパネル5bをボルト6及びパッキン7a、7bによって取付け、更に箱体1の上部にはパネル5bを囲むようにして、通気口12が設けられた屋根10bをアイボルト11によって取付ける。
【選択図】 図2
【解決手段】 配電盤の箱体1の上部に開口部3を設け、箱体1の上部に設けられた取り付け金具4に換気口5Aが設けられたパネル5bをボルト6及びパッキン7a、7bによって取付け、更に箱体1の上部にはパネル5bを囲むようにして、通気口12が設けられた屋根10bをアイボルト11によって取付ける。
【選択図】 図2
Description
この発明は、配電盤に関するものであり、特にその換気構造に関するものである。
従来の屋外型配電盤においては、屋根部を箱体部に対し屋根支持部により一体に結合することにより、風洞状の天井部を形成したものがあった(特許文献1)。
従来の配電盤は上記のように構成されており、屋根部と箱体部が一体的に構成されているので、配電盤内に発生した熱を放出するために換気口が必要になったり、更に換気口の大きさを変える必要が生じたような場合、箱体に穴を開けなければならず、従って配電盤内を停電させ、動作を停止させなければならないという問題点があった。更には現場に於ける作業時間が長くなってしまうという問題もあった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、配電盤内を停電させず、又動作を停止させないで換気口を追加したり、あるいは換気口の大きさを変更することができるとともに、現場における作業時間を短くすることができる配電盤を提供することを目的とする。
この発明に係る配電盤は、上面に開口部を設けた箱体と、この箱体内の換気が可能なように開口部を塞ぐとともに、箱体に着脱可能に取り付けられたパネルと、箱体の上部を覆うように箱体に着脱可能に取り付けられ、かつ通気口が設けられた屋根を備えたものである。
この発明に係る配電盤は、上面に開口部を設けた箱体と、この箱体内の換気が可能なように開口部を塞ぐとともに、箱体に着脱可能に取り付けられたパネルと、箱体の上部を覆うように箱体に着脱可能に取り付けられ、かつ通気口が設けられた屋根を備えたので、配電盤内を停電させず、又動作を停止させないで換気口を追加したり、あるいは換気口の大きさを変更することができる。
実施の形態1.
以下この発明の一実施形態を図に基づいて説明する。図1、図2はこの発明の実施の形態1による配電盤の上部を示す側面断面図、図3は図2におけるA−A線平面断面図、図4は図1におけるX部拡大断面図である。図1は換気口を設けていない場合を示し、図2、図3は換気口を設けた場合を示している。図1、図4において、箱体1の天井部の4隅には防水加工が施されたねじ座2が設けられるとともに、箱体1の上面には長方形の開口部3が設けられている。尚開口部3の形状は長方形に限られるものではなく、その他どのような形状であっても良い。
以下この発明の一実施形態を図に基づいて説明する。図1、図2はこの発明の実施の形態1による配電盤の上部を示す側面断面図、図3は図2におけるA−A線平面断面図、図4は図1におけるX部拡大断面図である。図1は換気口を設けていない場合を示し、図2、図3は換気口を設けた場合を示している。図1、図4において、箱体1の天井部の4隅には防水加工が施されたねじ座2が設けられるとともに、箱体1の上面には長方形の開口部3が設けられている。尚開口部3の形状は長方形に限られるものではなく、その他どのような形状であっても良い。
開口部3は短い側壁3aと、開口部3に対して外側に所定の長さだけ突出したフランジ3bを有している。そしてパネル5を固定するための取り付け金具4は側壁3aに溶接により取り付けられており、取り付け金具4の上面とフランジ3bの上面とは一致するように構成されている。又取り付け金具4は、図3に示すように、開口部3の左右両側面における4隅に近い位置4ヶ所に取り付けられるとともに、上下両側面の中央部2ヶ所に取り付けられ、合計6個の取り付け金具4が設けられている。更にこの取り付け金具4には、所定径を有するねじ穴4aが設けられている。
換気口が設けられていないパネル5aが取り付け金具4に対しボルト6及びパッキン7a、7bによって密閉されて固定されている。パッキン7aはボルト6の周囲にあるものであり、パッキン7bはフランジ3bとパネル5aによって挟まれているものである。そして上部に雌ねじ、下部に雄ねじが施されている4つの角柱8がねじ座2に取付けられ、上部4ヶ所に貫通穴9が施されている屋根10aが角柱8の上に載置され、アイボルト11を屋根10aに設けられた貫通穴9に貫通させることにより、屋根10aが角柱8に取付けられる。図5はパネル5aを示す側面断面図、図6は屋根10aを示す側面断面図である。尚図示されていないが、箱体1の内部には、様々な熱を発生させる電気機器が設置されている。
次に配電盤内において発生した熱により換気口が新たに必要になったり、あるいは換気口の大きさを変更する必要が生じた場合について説明する。この場合には、先ずアイボルト11が外され、屋根10aが箱体1から外される。そしてボルト6とパッキン7a、7bが外され、パネル5aが箱体1から取り外される。
次に図2、図3に示すように、換気口5Aが設けられたパネル5bがボルト6及びパッキン7a、7bにより、取り付け金具4に取り付けられる。屋根10bの下面部には、取り外し可能な通気口12が設けられており、この通気口12にフィルター13が取付けられ、更にフィルター13は皿ねじ14によって屋根10bに固定される。
以上のように構成することにより、図2の矢印で示されるように、配電盤内で発生した熱は開口部3及び通気口12を介して外部に放出される。尚、換気口5Aの大きさは配電盤における発熱量に応じて決められるものであり、又通気口12は屋根10bの下面部以外に設けても良い。
上記のように本発明によれば、パネルを取り替えることにより容易に換気口を追加したり、あるいは変更することができ、従って配電盤内を停電させず、又動作を停止させないで作業を行うことができ、又現場における作業時間を短縮させることができる。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2による配電盤の上部を示す側面断面図、図8は図7におけるB−B線平面断面図である。本実施形態においては、屋根10cの前後下面部に通気口12b、12cを設けたものである。
図7はこの発明の実施の形態2による配電盤の上部を示す側面断面図、図8は図7におけるB−B線平面断面図である。本実施形態においては、屋根10cの前後下面部に通気口12b、12cを設けたものである。
上記のように構成することにより、矢印Yで示される直射日光が屋根10cに当たり、屋根10c内部において、熱が発生し、直射日光により箱体1内の温度が上昇するようなことがあっても、通気口12b、12cを設けることにより、外からの風が箱体1の内部を通り易くなり、熱を外部へ排出することができるので、配電盤内における温度が上昇するのを抑制することができる。尚通気口は屋根10cの下面部以外に設けても良く、又パネル5aの代わりに、換気口5Aを有するパネル5bを使用しても良い。
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3による配電盤の上部を示す側面断面図である。本実施形態においては、箱体1の上部に設けられた取り付け金具4と、図1に示されたパネル5aとの間に、垂直方向において伸縮することのできる伸縮金具31を設置したものである。
図9はこの発明の実施の形態3による配電盤の上部を示す側面断面図である。本実施形態においては、箱体1の上部に設けられた取り付け金具4と、図1に示されたパネル5aとの間に、垂直方向において伸縮することのできる伸縮金具31を設置したものである。
そして屋根としては、図2に示された屋根10bが用いられる。即ち、屋根10bの下面部には通気口12が設けられており、そしてフィルター13は皿ねじ14によって屋根10bに固定されている。屋根10bはアイボルト11によって箱体1に固定される。尚屋根としては、図7に示された屋根10cを用いても良い。
伸縮金具31の長さを調整することにより、換気口の大きさを変えることができ、配電盤内で発生した熱量により、換気口の大きさを調整することができるようになる。即ちパネル5aを開口部3と所定の間隔を持たせて取り付けるための取り付け具として伸縮金具31を利用したものである。
上記のように構成することにより、容易に換気口を追加し、あるいは変更することができ、従って配電盤内を停電させず、又動作を停止させないで作業を行うことができ、現場における作業時間を短縮させることができる。
1 箱体、3 開口部、5 パネル、10 屋根、12 通気口、31 伸縮金具。
Claims (5)
- 上面に開口部を設けた箱体と、この箱体内の換気が可能なように前記開口部を塞ぐとともに、前記箱体に着脱可能に取り付けられたパネルと、前記箱体の上部を覆うように前記箱体に着脱可能に取り付けられ、かつ通気口が設けられた屋根を備えることを特徴とする配電盤。
- 前記パネルに換気口を設けることを特徴とする請求項1記載の配電盤。
- 前記パネルを前記開口部と所定の間隔を持たせて取り付けるための取り付け具を備えることを特徴とする請求項1記載の配電盤。
- 前記取り付け具が前記パネルと前記開口部との間隔を調整することができることを特徴とする請求項3記載の配電盤。
- 前記屋根に設けられた前記通気口を前記箱体の前後に設けることを特徴とする請求項1記載の配電盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005130756A JP2006311698A (ja) | 2005-04-28 | 2005-04-28 | 配電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006311698A true JP2006311698A (ja) | 2006-11-09 |
Family
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101092174B1 (ko) * | 2011-08-24 | 2011-12-13 | 한선화 | 공기 순환 하이브리드 수배전반 |
JP2013247759A (ja) * | 2012-05-25 | 2013-12-09 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 配電盤及びその冷却方法 |
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2005
- 2005-04-28 JP JP2005130756A patent/JP2006311698A/ja active Pending
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US9142940B2 (en) | 2012-05-25 | 2015-09-22 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation | Switchboard and cooling method thereof |
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