JP2006311526A - 画像復号装置、画像復号方法、画像復号プログラム、画像復号集積回路 - Google Patents

画像復号装置、画像復号方法、画像復号プログラム、画像復号集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】
MPEG4AVC規格のように、圧縮の際にマクロブロック単位での動き補償を行って圧縮されたデータを復号する画像復号装置において、動き補償を実行するプログラム、若しくは演算器の単一化を目的とする。
【解決手段】
画像復号装置は、画像を所定サイズ、例えば16画素×16画素のサイズのブロック単位で圧縮されているデータを、当該ブロックよりも小さいサイズで、本画像復号装置が動き補償演算を実行できるサイズのサブブロックに分割する。ブロックに割り当てられている動きベクトルを、分割して生成されたサブブロックの数だけ複製して、それぞれのサブブロック毎に複製した動きベクトルを用いての動き補償演算を実行する。各サブブロックごとの動き補償演算の結果得られるデータを統合して、復号画像を得る。
【選択図】図2

Description

本発明は、圧縮された画像を復号する技術に関する。
近年、動画像データのデジタル化が進み、大容量のデジタル画像データを通信によって伝送する際や、媒体に記録する際に、転送時間の短縮や伝送の帯域幅を圧迫しないために動画像データを圧縮することがある。当該圧縮においては、MPEG(Moving Picture Experts Group)2やMPEG4AVC等の規格に従う技術が用いられることが多い。MPEG2の規格については、以下の非特許文献1に、MPEG4AVCの規格については、以下の非特許文献2に記載されている。
MPEG規格の動画像データの圧縮の手法においては、所謂動き検出と呼ばれる技術が用いられている。
そして動き検出の逆処理に相当する動き補償処理と呼称される処理を行って画像を復号する。動き検出とは簡単に言うと、連続するフレーム間で写っている要素がどのように動いたかを検出して効率よく圧縮する方法である。動き検出においてはマクロブロック(例えば16画素×16画素のブロック)ごとに、そのマクロブロックが前後のフレームにおいて、どの方向へどの程度動いているかという動きベクトルを求める。そして動きベクトルと、それに対応するマクロブロックの各画素との差分データを求める。そして動き補償処理において画像を復元する際には、この動きベクトルと画素の差分データを合成して元の画像を再現する。差分データは本来の画素データと比較するとデータサイズがかなり小さくなるので、高圧縮が可能となっている。圧縮前に比して、データサイズを小さくできることから、データ転送の速度が、圧縮しない場合に比べて、かなり速くなるという効果を得られる。
ISO/IEC(International Organization for Standardization/International Electro-technical Commission)13818−2 ITU−T(International Telecommunications Union-Telecommunication standardization sector) H.264規格書
ところで、MPEG4AVCの規格においてはマクロブロックには16×16画素、8×16画素、16×8画素、8×8画素の画素サイズが存在する。更には、8×8画素サイズのマクロブロックの場合には、8×4画素、4×8画素、4×4画素のサブマクロブロックに分かれる場合がある。なお、サブマクロブロックには8×8画素のものもある。
一つの装置で、これら複数のマクロブロックタイプに対応できるようにするならば、ソフトウェアの場合には、各マクロブロックタイプ、それぞれのサイズに応じた処理プログラムを作成する必要がある。こうすると、画像復号装置の作成工数、即ちプログラムを七種類作成するという手間が発生する。また、それぞれの処理プログラムを画像復号装置が記憶しておく必要があり、記憶容量を圧迫するという問題がある。
一方、ハードウェアで全てのマクロブロックタイプに対応できるようにするならば、各マクロブロックサイズに応じて演算器を備える必要が出てくるのでコストの増大や設置スペースの増大を招くといった問題がある。
そこで、本発明においては、上記問題に鑑みて、より設計工数が少なくてすみ、従来よりも記憶容量を圧迫しない、あるいは、小型ですむ画像復号装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、画像を矩形のブロック毎に区切って各ブロックに対応する動きベクトルを含む、前記画像が符号化された画像データを、動きベクトルを用いての動き補償演算を行って、復号する画像復号装置であって、前記ブロックを、所定サイズの矩形であるサブブロックに分割して、各サブブロックの位置座標を求める分割手段と、前記位置座標に基づいて、サブブロックが参照する参照画像を特定する特定手段と、前記各サブブロックについて、前記動きベクトルと、前記特定手段で特定された当該サブブロックの参照画像の画素値とに基づいて所定演算を行って、当該サブブロックに対応する原画像を復号する復号手段と、前記復号手段で復号された各サブブロックの原画像を前記位置座標に基づいて統合して、前記ブロック分の画像を生成する統合手段とを備えることを特徴としている。
ここで、画素値とは、輝度信号若しくは色差信号、あるいはその両方を含む画素を特定する値のことである。
また、参照する参照画像の画素値に関しては、複数の画素の画素値を参照してもよい。
これにより、画像復号装置は、所定サイズのサブブロックのみの処理プログラム又は演算器のみで全てのマクロブロックタイプに対応して画像データの復号ができるようになる。よって、全てのマクロブロックタイプに対応したプログラムを作成したり、演算器を用意したりする必要がなくなる。これは同時に設計コストの軽減にもつながる。
また、前記符号化された画像データはMPEG4AVC規格に基づいて符号化されたデータであり、前記所定演算は、MPEG4AVCの規格に基づいて符号化された画像データを復号するための動き補償演算であり、前記ブロックは、当該規格におけるマクロブロック若しくはサブマクロブロックであることとしてもよい。
これにより、本発明は、MPEG4AVCの規格に対応して画像を復元することができるようになる。
また、前記分割手段は、4×4画素の画素サイズを前記所定サイズとするサブブロックに分割し、前記復号手段は、4×4画素の画像サイズのサブブロックを復号することとしてもよい。
これにより、サブブロックをMPEG4AVC規格における動き補償の最小単位としての4×4画素の動き補償演算を実行できる。4×4画素より大きいサイズに対しても、4×4画素のサイズに区分けして、最小単位である4×4画素の動き補償演算だけで対応できるようになっている。
また、前記符号化されたデータは、前記ブロックの画素サイズを特定する情報を含み、前記画像復号装置は更に、前記ブロックの画素サイズが8×8画素サイズ以上である場合に、8×8画素の画素サイズのサブブロックに分割して、各サブブロックの一座標を求める第2分割手段と、前記第2分割手段で生成されたサブブロックを前記動きベクトルと、前記特定手段で特定された当該サブブロックの参照画像の画素値とに基づいて所定演算を行って復号する第2復号手段を備え、前記分割手段は、前記ブロックの画素サイズが8×8画素サイズ未満である場合に、4×4画素の画素サイズを前記所定サイズとするサブブロックに分割することとしてもよい。
これにより、4×4の画素サイズのサブブロックに対応する動き補償演算と8×8の画素サイズのサブブロックに対応する動き補償演算とを選択的に実行できるようになり、画像復号装置としての利便性が高まる。また、ブロックのサイズが8×8の画素サイズだった場合には分割の処理を省略できるので、演算時間を短縮することができる。
また、前記画像復号装置は更に、前記ブロックの参照画像を取得し記憶するメモリを備え、前記分割手段で前記ブロックを分割する前に、前記メモリは、前記ブロックの参照画像を取得し、前記特定手段は、前記メモリ中の参照画像を特定し、前記復号手段は、前記メモリに記憶されている参照画像を用いてサブブロックを復号することとしてもよい。
これにより、動き補償演算においてサブブロックに対応した参照画像を取得するのではなく、ブロックに対応した参照画像を予めローカルメモリに格納しておく。サブブロック単位で画素を転送するよりも、より大きいブロック単位で画素を転送した方が、フレームメモリからのデータ転送量をより少なくすることができる。よって、動き補償演算における演算時間を多少なりとも短縮することができる。また、参照画像を転送するための転送バンド幅を小さくできる。
また、画像を矩形のブロック毎に区切って各ブロックに対応する動きベクトルを含む、前記画像が符号化された画像データを、動きベクトルを用いての動き補償演算を行って、復号する画像復号方法であって、前記ブロックを、所定サイズの矩形であるサブブロックに分割して、各サブブロックの位置座標を求める分割ステップと、前記位置座標に基づいて、サブブロックが参照する参照画像を特定する特定ステップと、前記各サブブロックについて、前記動きベクトルと、前記特定ステップで特定された当該サブブロックの参照画像の画素値とに基づいて所定演算を行って、当該サブブロックに対応する原画像を復号する復号ステップと、前記復号ステップで復号された各サブブロックの原画像を前記位置座標に基づいて統合して、前記ブロック分の画像を生成する統合ステップとを含むこととしてもよい。
この方法を画像復号装置が実行することにより、数種類のサイズの復号単位としてのブロックがあったとしても、その中でも最小サイズのブロックに対応した動き補償演算のみで、全てのブロックに対応して画像を復号できるようになる。
また、画像復号装置のコンピュータに、画像を矩形のブロック毎に区切って各ブロックに対応する動きベクトルを含む前記画像が符号化された画像データを、動きベクトルを用いての動き補償演算を行って、復号させるための処理手順を示した画像復号プログラムであって、前記処理手順は、前記ブロックを、所定サイズの矩形であるサブブロックに分割して、各サブブロックの位置座標を求める分割ステップと、前記位置座標に基づいて、サブブロックが参照する参照画像を特定する特定ステップと、前記各サブブロックについて、前記動きベクトルと、前記特定ステップで特定された当該サブブロックの参照画像の画素値とに基づいて所定演算を行って、当該サブブロックに対応する原画像を復号する復号ステップと、前記復号ステップで復号された各サブブロックの原画像を前記位置座標に基づいて統合して、前記ブロック分の画像を生成する統合ステップとを含むこととしてもよい。
このコンピュータプログラムを画像復号装置のコンピュータが実行することにより、数種類のサイズの復号単位としてのブロックがあったとしても、その中でも最小サイズのブロックのみに対応した動き補償演算を実行する記述だけで、全てのブロックに対応して画像を復号できるようになる。
また、画像を矩形のブロック毎に区切った場合の各ブロックに対応する動きベクトルを含む前記画像が符号化された画像データを、動きベクトルを用いての動き補償演算を行って、復号する画像復号装置に搭載される画像復号集積回路であって、前記ブロックを、所定サイズの矩形であるサブブロックに分割して、各サブブロックの位置座標を求める分割回路と、前記位置座標に基づいて、サブブロックが参照する参照画像を特定する特定回路と、前記各サブブロックについて、前記動きベクトルと、前記特定回路で特定された当該サブブロックの参照画像の画素値とに基づいて所定演算を行って、当該サブブロックに対応する原画像を復号する復号回路と、前記復号回路で復号された各サブブロックの原画像を前記位置座標に基づいて統合して、前記ブロック分の画像を生成する統合回路とを含むこととしてもよい。
この集積回路を搭載することで、画像復号装置は、数種類のサイズの復号単位としてのブロックがあったとしても、その中でも最小サイズのブロックのみに対応した動き補償演算だけで、全てのブロックに対応して画像を復号できるようになる。
以下、本発明の一実施形態である画像復号装置について図面を用いて説明する。なお、以下の説明においては、動き補償演算の対象となるブロックを動き補償ブロックと記述し、更にその中でも4×4画素サイズの場合を最小ブロックと記述することもある。
<実施の形態1>
<構成>
まず、本発明に係る画像復号装置の機能構成について図1及び図2を用いて説明する。
図1は、画像復号装置100の機能構成を示した機能ブロック図である。同図に示すように、画像復号装置100は、可変長復号部110と、逆量子化部120と、逆直行変換部130と、加算部140と、動き補償部150と、フレームメモリ160とを含んで構成される。各部は、基本的には従来におけるMPEG4AVCの規格に基づく復号を行うものとし、従来と同様の処理については説明を簡略化する。
可変長復号部110は、入力された可変長信号を復号して量子化係数や動きベクトルを算出する機能を有する。
逆量子化部120は、量子化されたデータを逆量子化して、データを直行変換した周波数成分に戻す機能を有する。
逆直行変換部130は、直行変換されて周波数成分になっているデータを直行変換される前の画素領域表現のデータに戻す機能を有する。画素領域表現とは、画素の輝度及び色差のことである。但し、ここで復号される画素値はフレームによっては前後のフレームとの要素の画素値間の差分値の場合も有る。
加算部140は、逆直行変換部130から出力されたデータと、動き補償部150から出力されたデータとを足し合わせて復号対象のマクロブロックの画素情報を復号する機能を有する。加算部140から出力されたデータは参照画像として利用するためにフレームメモリ160に格納されたり、あるいは、外部のモニタなどに出力されたりする。更なる詳細については図2を用いて後述する。
動き補償部150は、動きベクトルを用いて、既に復号済みの画像を参照画像とし、その参照画像から復号対象となるマクロブロックの画素情報を取り出す機能を有する。その詳細は、図2を用いて後述する。
フレームメモリ160は、復号した画像データを格納する機能を有する。格納されている画像データは、動き補償部150で復号する画像を得るために用いる参照画像となる。
次いで、本発明の主要となる動き補償を行う構成として、図1に示した加算部140並びに動き補償部150についてのより詳細な機能を図2の機能ブロック図を用いて説明する。
図2に示すように加算部140は、画素格納アドレス変換部141とローカルメモリ142とを含んで構成される。加算部140は、ローカルメモリ142に、動き補償部150で復号されて出力される画素データを所定位置に格納することで、マクロブロックの復号画像を得る機能を有する。
画素格納アドレス変換部141は、動き補償部150の演算の結果のデータをローカルメモリ142のどのアドレスに格納するかを決定する機能を有する。
ローカルメモリ142は、画素格納アドレス変換部141から得られた格納アドレスの情報に基づいて、4×4画素動き補償演算部155から伝達された復号画像データと、逆直行変換部130からのデータとを合成して、格納する。そして格納してあるデータを送出する機能を有する。
また、動き補償部150は、図2に示されるように、分割部151と、参照画素アドレス演算部152と、DMA(Direct Memory Access)153と、ローカルメモリ154と、4×4画素動き補償演算部155とを含んで構成される。
分割部151は、可変長復号部110からマクロブロックがどのサイズであるかを示すマクロブロックタイプ、マクロブロックの左上の画素の座標情報、当該マクロブロックの動きベクトルの情報、動き補償における参照が双方向であるか否かの情報、そして参照するピクチャ番号を受け取る。そしてマクロブロックタイプに基づいて、マクロブロックを4×4の最小ブロックに分割する。そして分割された最小ブロックの左上の画素の座標を求め、定められた順にこの座標とマクロブロックの動きベクトルとを4×4画素動き補償部155に伝達する機能を有する。また、最小ブロックの座標と参照するピクチャ番号の情報を参照画素アドレス演算部152にも伝達する機能も有する。
参照画素アドレス演算部152は、分割部151から伝達されたサブマクロブロックの左上の座標と参照するピクチャ番号に基づいて、当該サブマクロブロックが参照する画像の範囲を決定し、その範囲をDMA153に伝達する機能を有する。
DMA153は、参照画素アドレス演算部152から伝達された参照画素の範囲で示される画素成分をフレームメモリ160から取得する機能を有し、その画素成分をローカルメモリ154に書き込む機能を有する。ここでローカルメモリ154に格納される画素データは、分割部151から伝達された左上画素の座標値と、参照ピクチャ番号によって決定されるが、4×4の画素の参照画像は、9×9の画素サイズになる。これは、1画素の復号は6タップフィルタを用いており、小数精度(1/2画素の精度)で復号画素の演算を実行するために、横方向においては、復号したい画素の左2つ分の画素、右3つ分の画素の画素データが必要となるためである。上下方向についても同様で、上に2画素、下方向に3画素分の画素データが必要になる。
ローカルメモリ154は、DMA153がフレームメモリ160から読み出し、伝達された画素成分を一時的に記憶する。そして4×4画素動き補償演算部155に、記憶している画素データから復号に必要な画素データを伝達する機能を有する。
4×4画素動き補償演算部155は、分割部151から伝達された動きベクトルとサブマクロブロックの左上の座標、そしてローカルメモリ154から伝達された参照画素の画素成分に基づいて動き補償演算を実行する機能を有するプログラムもしくは演算器である。そして、動き補償演算によって復号された画像成分をローカルメモリ142に伝達する。
なお、上述の分割手段は分割部151で、特定手段は参照アドレス演算部152で、復号手段は4×4画素動き補償演算部155で、統合手段は加算部140で実現される。
<データ>
ここでは、画像復号装置100が関わるデータについて説明する。
まず、簡単にマクロブロックタイプについて、図3を用いて説明する。
MPEG4AVCにおいては、前述したようにマクロブロックタイプには、16×16画素サイズ、16×8画素サイズ、8×16画素サイズ、8×8画素サイズの4パターンがある。
更に、8×8画素サイズの場合にはそこから更に、8×4画素サイズ、4×8画素サイズ、4×4画素サイズのサブマクロブロックに分割されることがある。
このマクロブロックタイプ、サブマクロブロックタイプについて簡略的に示した図が図3である。
マクロブロックタイプとして、図3(a)は、16×16画素サイズ、図3(b)は、16×8画素サイズ、図3(c)は、8×16画素サイズ、図3(d)は、8×8画素サイズがあることを示している。
更にサブマクロブロックタイプとして、図3(e)は、8×8画素サイズ、図3(f)は、8×4画素サイズ、図3(g)は、4×8画素サイズ、図3(h)は、4×4画素サイズがあることを示している。
各マクロブロック、各サブマクロブロックにはそれぞれ1の動きベクトルが定められている。
なお、図中において、各ブロックに示している数値は、復号の際に処理される順序を示した数値である。
MPEG4AVCの規格においては、データを圧縮する際に、この7パターンのマクロブロックタイプのいずれかが選択され、マクロブロックごとにデータ圧縮を行うので、圧縮されたデータを復号する装置は、全てのマクロブロックタイプに対応しておく必要がある。
次に、分割部151が可変長復号部110から受け取るデータについて、図4を用いて説明する。
図4(a)は、復号する画像のマクロブロックタイプが8×8画素サイズ以外の場合のデータを示しており、図4(b)は、マクロブロックタイプが8×8画素サイズであった場合のデータを示している。
図4(a)に示すように、分割部151が受け取るデータは、mb_type 410、ref_idx0 402、ref_idx1 403、mv0 404、mv1 405を含んで構成される。ref_idx、mvの数は、それぞれマクロブロックタイプに応じて増減する。具体的には、16×16の場合は1つ、16×8及び8×16の場合は2つ、8×8の場合には4つとなる。
mb_type 410は、マクロブロックが、16×16、16×8、8×16、8×8のいずれのタイプのマクロブロックであるかを示す情報である。例えば、「0」が16×16、「1」が16×8、「2」が8×16、「3」が8×8を示す情報であるというように4bitのデータとして規定することができる。
ref_idx0 402と、ref_idx1 403は、マクロブロックを復号するのに参照する参照画像のピクチャ番号を示す情報で、DMA153は、この情報に基づいてフレームメモリ160から参照画像の画素を取得する。
mv0 404、mv1 405は、対応するマクロブロックの動きベクトルを表す情報である。mv0 404は、ref_idx0 402と対応しており、mv0 405は、ref_idx0 403と対応している。また、マクロブロックが8×16のタイプだった場合には、mv0 404は、図3(c)の「0」で示されるブロックに対応し、mv1 405は、図3(c)の「1」で示されるブロックに対応する。
ref_idxとmvは、一組で対となる情報であり、上述したようにマクロブロックタイプに応じて、この数は異なってくる。図4(a)には、8×16、若しくは16×8の場合を示している。
更にマクロブロックタイプが8×8であった場合には、分割部151が受け取るデータは、図4(b)に示すように、mb_type 411、sub_mb_type 412、ref_idx0 413、ref_idx1 414、ref_idx2 415、ref_idx3 416、mv0 417、mv1 418、mv0 419、mv1 420を含んで構成される。
mb_type 411は、マクロブロックタイプが8×8であることを示す情報である。
Sub_mb_type 411は、サブマクロブロックタイプが8×8、8×4、4×8、4×4のいずれのタイプであるかを示す情報である。例えば、「0」なら、8×8を、「1」なら8×4を、「2」なら4×8を、「3」なら4×4のタイプと4bitのデータで示すことができる。
ref_idxとmvについては、図4(a)の場合と基本的には同じであるが、ここでは、サブマクロブロックの参照画像のピクチャ番号と、その動きベクトルとの対応になっている情報である。
なお、mv0 417はref_idx0 413と、mv1 418はref_idx1 414と、mv2 419はref_idx2 415と、mv3 420はref_idx3 416と対応している。また、図4(b)が、図3(h)の4×4画素のサブマクロブロックタイプに対応している場合には、mv0 417は、図3(h)の「0」で示されるブロックに対応している。また、mv1 418は、図3(h)の「1」で示されるブロックに、mv2 419は、図3(h)の「2」で示されるブロックに、mv3 420は、図3(h)の「3」で示されるブロックにそれぞれ対応している。
サブマクロブロックの場合においても、マクロブロックの場合と同様に、ref_idxとmvの数は、それぞれサブマクロブロックタイプに応じて増減する。具体的には、8×8の場合は1つ、8×4及び4×8の場合は2つ、4×4の場合には4つとなる。
<動作>
次に、本実施の形態における画像復号装置100、特に動き補償における動作を図5〜7に示すフローチャートを用いて説明する。通常の復号装置におけるその他の復号に関する動作については従来の物に従うとして割愛する。
まず、図5を用いて、画像復号装置100の動き補償、特に動き補償部150の動作を示す。
画像復号装置100の分割部151は、まず、動きベクトルを必要な数だけ複製し、マクロブロックを最小ブロックに分割する処理を行う(ステップS501)。この処理の詳細については図6のフローチャートを用いて後述する。
分割部151で複製された動きベクトルは、4×4画素動き補償演算部155に転送される(ステップS503)。
また、分割部151で算出される最小ブロックの左上の座標と、複製された動きベクトルとに基づいて、参照画素アドレス演算部152は、参照する画像の画素データのフレームメモリ160におけるアドレスを算出する。具体的には伝達された左上座標と動きベクトルで指定される参照画像の画素座標を算出する。算出された画素座標のx座標、とy座標をそれぞれ2減算して、得られた座標を左上の座標とする9×9の画素サイズの矩形内の画素データのアドレスを算出する。なお、必要となる9×9の画素サイズの参照画像が、参照するピクチャの枠からはみ出る場合には、そのピクチャの端の画素値で補完する。
そして算出されたアドレスにしたがってDMA153は、フレームメモリ160から9×9サイズの画素データを読み出し、ローカルメモリ154に記録する(ステップS504)。
そして、ローカルメモリ154に記録された参照画像の画素データと、動きベクトルに基づいて、4×4画素動き補償演算部155が、6タップフィルタを用いて画像を復号する演算を実行する(ステップS505)。
4×4画素動き補償演算部155で復号された画素データは、ローカルメモリ142に記録される(ステップS506)。
そして、画像復号装置100は、ステップS501においてマクロブロックを分割して生成された最小ブロックの数と同じ回数の動き補償演算を実行したかどうかをみる(ステップS507)。本ステップの処理、つまり、実行回数に関する処理については図7のフローチャートを用いて詳細に後述する。
全ての最小ブロックの数だけ復号処理が終了していない場合には(ステップS507のNO)、ステップS503に戻り以降の処理を実行する。
全ての最小ブロックの数だけ演算を実行していたら(ステップS507のYES)、そのマクロブロックに関する処理を終了する。
次に、図6を用いて、図5のステップS501における動きベクトルの複製と分割の処理に関する詳細を説明する。
まず、分割部151は、可変長復号部110から転送されてきたデータを解析して、今から4×4動き補償演算部155で演算対象となるマクロブロックがどのタイプのマクロブロックタイプであるかを検出する(ステップS601)。
そして検出されたマクロブロックタイプがどのタイプであるかに基づいて、x軸方向の最小ブロックの数、y軸方向の最小ブロックの数を算出して当該マクロブロックを4×4画素のサイズに分割していく。なお、分割とは、分割して生成される最小ブロックの数と、各最小ブロックの左上画素の座標値を算出することをいう(ステップS602)。
そして分割部151は、各最小ブロックの左上画素と対応させるために生成された最小ブロックの数と同数の動きベクトルを複製して処理を終了する(ステップS603)。
最後に、マクロブロックに分割された各最小ブロックを順に処理していくことを図7のフローチャートを用いて説明する。まず、前提として、マクロブロックを分割した際に生成される最小ブロックを区別するためにA[i][j]の形で最小ブロックを表記する。iはx軸方向の番号であり、jはy軸方向の番号である。
一つのマクロブロックのデータを分割部151が受け取った時点からそのマクロブロックに関する処理が終了するまでの過程を説明する。つまり、マクロブロックを最小ブロックに分割した後に、分割して生成された全ての最小ブロックの処理を順々に行うことを図7のフローチャートを用いて説明する。
図7に示すように、分割部151は、まずiとjを0に初期化する(ステップS701)。そして、マクロブロックタイプに基づいて、x軸方向の画素数を4で割った数値をiの上限値mに設定する。また、y軸方向の画素数を4で割った数値をjの上限値nに設定する(ステップS702)。
そして、参照画素アドレス演算部152は、まず、A[i][j]の最小ブロックの参照画像を取得する(ステップS703)。取得した参照画像のデータはローカルメモリ142に記録される。4×4画素動き補償演算部155は、ローカルメモリ142に格納されている参照画像の画素データと、分割部151から伝達された動きベクトルに基づいて、A[i][j]の動き補償演算を実行する(ステップS704)。4×4動き補償演算部155は、動き補償演算を実行して得られたA[i][j]の復号データをローカルメモリ142に格納する(ステップS705)。
A[i][j]の動き補償演算後に、分割部151は、iに1加算して新たなるiとする(ステップS706)。そして、そのiがmと同値であるかどうかを判定する(ステップS707)。iがmと同値であった場合には(ステップS707のYES)、jを1加算する(ステップS708)。1加算されたjがnと同値であるかどうかを判定する(ステップS709)。
jがnと同値であった場合には(ステップS709のYES)、当該マクロブロックに関する処理を終了する。jがnと同値でなかった場合には(ステップS709のNO)、iを0に初期化し(ステップS710)、ステップS703に戻って以降の処理を実行する。また、ステップS707において、iがmと同値でなかった場合にも(ステップS707のNO)、ステップS703に戻って以降の処理を実行する。
最後に従来の場合と本発明との差異を分かりやすくするために、図8と図9とを用意した。図8が従来における動き補償の参照画像と復号画像の対応を示しており、図9が本発明の動き補償の参照画像と復号画像の対応を示している。
まず従来の場合について説明する。
図8において、復号する画像が画像800であり、これを再現するために参照する画像が画像810であるとする。
動き補償ブロック801の参照画像は、参照画像ブロック811である。そして動き補償ブロック801の動きベクトルに相当するのがベクトル831である。また、動き補償ブロック802の参照画像は、参照画像ブロック812である。そして動き補償ブロック802の動きベクトルに相当するのがベクトル813である。なお動き補償ブロック801及び802は共に8×16画素のサイズであるとする。
従来の場合だと、動き補償ブロック801あるいは802の単位で動き補償演算を実行して、画像を復元する。
しかし、本発明の場合は、従来の場合とは異なり、動き補償ブロックが801あるいは802のように定められていたとしても、図9のように4×4の画像サイズの動き補償ブロックに分割して、それぞれの動き補償ブロックで動き補償演算を実行し、画像を復元する。
では具体的に図9を見てみる。例えば動き補償ブロック802に注目する。本発明において、8×16の動き補償ブロック802が与えられた場合には、図9に示すように、4×4の動き補償ブロック901〜908に分割される。そして、動き補償ブロック802は8の動き補償ブロックに分割されたので、8の動きベクトル931〜938が複製される。そして、それぞれの動きベクトルごとに動き補償演算を実行する。
以上に述べてきたように全てのマクロブロックタイプに対応できるように、マクロブロックの中でも最小の画像サイズである4×4画素サイズに分割する機能を備えることで、本発明に係る画像復号装置は、全てのマクロブロックタイプに対応できるようになり、1つの動き補償演算プログラムのみで、全てのマクロブロックタイプの復号が可能となる。よって、1つのプログラムで全てのマクロブロックタイプに対応できているので、不要なプログラムを搭載していないのでメモリを圧迫することなく、画像複合装置を製作する際の手間も軽くなる。
<実施の形態2>
実施の形態2においては、実施の形態1における画像復号装置の利便性を高めるために、4×4画素だけでなく、8×8画素のサブマクロブロックタイプにも対応できるようにしている。
こうすることで、8×8画素サイズ以上の場合には8×8画素動き補償演算部で対応し、8×4画素サイズ、4×8画素サイズ、4×4画素サイズの3パターンについては4×4画素動き補償演算部で対応するようになるので、復号装置としての利便性が高まる。また、特に、マクロブロックタイプが8×8画素サイズの場合には、分割部における分割の処理を省略できるので処理が早まるという効果も得ることができる。
<構成>
まず、図10を用いて、実施の形態1と異なる説明について説明する。説明しない機能部については、実施の形態1と同様の働きをするものとする。実施の形態1と異なる構成は、動き補償部の内容であるので、ここでは実施の形態2に係る画像復号装置の動き補償部の構成について述べる。
図10は、動き補償部1050と加算部1040の詳細な機能構成を示すブロック図であり、実施の形態1の図2と対応する。
図10にあるように、図2とは異なり、4×4画素動き補償演算部1055のほかに、8×8画素動き補償演算部1056を備える構成となっている。
8×8画素動き補償演算部1056は、8×8画素サイズのブロックを対象とする動き補償演算を実行する機能を有し、分割部1051から動きベクトルと、動き補償ブロックの情報を与えられた場合に動き保障演算を実行する。
4×4画素動き補償演算部1055は、分割部1051から動きベクトルと動き補償ブロックの情報を与えられた場合に動き補償演算を実行する。
また、分割部1051は、実施の形態1とは異なり、マクロブロックタイプのサイズによって、分割サイズを変え、そのサイズに応じて動き補償演算を実行する動き補償演算部を決定し、データを伝達する機能を有する。具体的には、マクロブロックタイプがどのサイズであるかを検出する。当該検出においてマクロブロックタイプが16×16、16×8、8×16のサイズである場合には、マクロブロックを8×8画素サイズに分割し、分割して生成されるサブブロックの数でけ動きベクトルを複製する。そして、マクロブロックタイプが16×8、8×16、16×8、8×8の場合には、動きベクトルと動き補償ブロックの左上の座標を8×8画素動き補償演算部1056に伝達する。なお、マクロブロックタイプが8×8画素の場合で、サブマクロブロックに含まない場合には、1の8×8画素の動き補償ブロックとして扱う。また、マクロブロックタイプが、8×8で、4×8、8×4のサブマクロブロックを含む場合には、4×4画素サイズの最小ブロックに分割し、分割して生成される最小ブロックの数だけ動きベクトルを複製する。そして、ブロックが4×8、8×4、4×4の場合に動きベクトルと、最小ブロックの左上画素の座標値とを4×4画素動き補償演算部1055に伝達する。なお、4×4画素のサブマクロブロックの場合には、分割する必要はない。
その他の機能部は、実施の形態1と同等の機能を有するものとする。
<動作>
実施の形態2の画像復号装置に特有の動作について、図11のフローチャートを用いて説明する。
本動作においてはマクロブロックタイプに応じて処理を4×4対象にするか、8×8対象にするかを決定することを示す。
図11に示すように、まず分割部1051は、可変長復号部から受け取ったデータのマクロブロックタイプを読み出し、どのマクロブロックタイプであるかを判定する(ステップS1101)。
分割部1051は、マクロブロックタイプが8×8画素以上であった場合、つまり、16×16、16×8、8×16、8×8の画素サイズだった場合には(ステップS1101のYES)、マクロブロックのサイズを8×8のサイズになるように分割する(ステップS1103)。ただし、画素サイズが8×8の場合には分割する必要はない。
そして各8×8画素のブロックの左上の画素の座標値を算出する。そして、算出した座標値と動きベクトルとを所定の順序で8×8画素動き補償演算部1056に伝達する。また、参照画像の画素を得るために、分割部1051は、左上座標を参照画素アドレス演算部1052に伝達する。
8×8画素動き補償演算部1056は、分割部1051から伝達された左上座標の座標値と動きベクトルと、この動きベクトルに対応する参照画像の画素データとに基づいて、8×8画素を対象にした動き補償演算を実行し、画像データを復号する(ステップS1103)。以下、生成された8×8画素サイズのブロックの分だけ動き補償演算を行って復号データを生成し、生成されたデータを統合して、そのブロックの原画像データを得る。
一方、マクロブロックサイズが8×8未満、つまり、マクロブロックタイプが8×8でサブマクロブロックが8×8画素サイズ以外の場合には(ステップS1101のNO)、分割部1051は、ブロックを4×4の画像サイズの最小ブロックに分割する(ステップS1104)。そして、分割して生成されたそれぞれの最小ブロックごとに4×4画素のブロックを対象として動き補償演算を実行する(ステップS1105)。
4×4画素の動き補償演算1055により得られた画像は加算部1040で統合され、演算を実行しているマクロブロックの画像として復元される。
以上が実施の形態2に係る画像復号装置に特有の動作である。
ここで従来の場合と実施の形態2に係る画像復号装置について具体例を用いて比較する。
図12は、従来の方式に従って動き補償演算を実行する場合の復号画像1200と参照画像1210との対応を示している。動き補償ブロック1201の参照画像は画像ブロック1211で、その動きベクトルは、1211である。また、動き補償ブロック1202の参照画像は画像ブロック1212で、その動きベクトルは、1212である。
従来の方式に従うと、動き補償ブロック1201は、4×8画素サイズ用の動き補償プログラムが実行され、動き補償演算を実行する。また、動き補償ブロック1202を対象とする動き補償演算を実行する場合には、8×8画素サイズ用の動き補償プログラムが実行され、補償演算を実行することになる。
一方、本発明の方式に従うと図13のようになる。図13には復号画像1300と参照画像1310における動き補償ブロック1301〜1303とそれに対応する参照する画像ブロック1311〜1313、及び動きベクトル1311〜1313が示されている。図13に示すように、動き補償ブロック1302は実施の形態1に示したように分割されず8×8画素サイズ用の動き補償演算のプログラムが実行され、動き補償を行う。
しかし、動き補償ブロック1201は、動き補償ブロック1301と動き補償ブロック1303に分割されており、それぞれの動き補償演算は4×4画素動き補償演算部1055で実行されることになる。
<実施の形態3>
実施の形態3においては、実施の形態1とは異なり、動き補償を行う際に、まず予め一つの動きベクトルの対象となる参照画像の画素データをフレームメモリからローカルメモリに移しておく点が異なる。
こうすると、4×4画素動き補償演算の度にDMAはフレームメモリから参照する画素データを取得せずに、より検索範囲が小さくて済むローカルメモリから取得してくるようになるので、処理の高速化を実現することが可能となる。
<構成>
図14に示すように、実施の形態3においては、実施の形態1や2とは異なり、参照画素アドレス演算部を2つ備えていることを特徴とする。
参照画素アドレス演算部1452は、実施の形態1における参照画素アドレス演算部154や実施の形態2における参照画素アドレス演算部1052と同様の機能を有するものである。但し、参照画素アドレス演算部1452は、ローカルメモリ1454に参照画素のアドレスを指定して、そのアドレスにある画素データを出力させる機能を有する。
しかし、実施の形態3においては更に参照画素アドレス演算部1456が備えられている。参照画素アドレス演算部1456は、予めローカルメモリに参照画像の画素データを分割して生成した最小ブロックの参照画像だけではなく、演算対象となるマクロブロック全体の参照画像を予め取得しておくことにある。
<動作>
実施の形態3においては、参照画像を獲得するタイミングが少々異なる。
ここでは、実施の形態3に係る画像復号装置の動作を図15のフローチャートを用いて説明する。ここでは動き補償部1450の動作を中心に記述する。
図15のフローチャートに示すように、まず可変長復号部から送信されてきたマクロブロックのデータと、動きベクトルのデータを受信した参照画素アドレス演算部1456は、そのマクロブロックの動き補償で必要となる参照画像の画素データが格納されているアドレスを算出する。そして算出されたアドレスをDMA1453に出力する。DMA1453は算出されたアドレスにあるデータをフレームメモリ1460から読み出し、ローカルメモリ1454に格納する(ステップS1501)。
ここでローカルメモリ1454に格納されるデータは、実施の形態1とは異なり、最小ブロックの参照画像ではなく、マクロブロックの参照画像である。
次に分割部1451は、可変長復号部から送信されてきたマクロブロックデータに基づいて、4×4画素サイズの最小ブロック単位に分割する(ステップS1502)。分割の手法に関しては、実施の形態1と同様なので説明を割愛する。
そして、分割部1451は、4×4画素動き補償演算部1455に対して動きベクトルと、演算対象となる最小ブロックの左上画素の座標値を伝達する(ステップS1503)。
一方で分割部1451は、最小ブロックの左上画素と動きベクトルの情報を参照画素アドレス演算部1452に伝達する。そして伝達された情報に基づいて参照画素アドレス演算部1452は、参照する画素が格納されているローカルメモリ1454のアドレスを算出する。参照画素アドレス演算部1452は、算出したアドレスのデータをローカルメモリ1454に出力させる。ローカルメモリ1454が出力したデータは、4×4画素動き補償演算部1455に伝達される(ステップS1504)。
そして4×4画素動き補償演算部1455は与えられた動きベクトルと参照画像の画素値に基づいて演算対象の最小ブロックの画素値を復号する(ステップS1505)。
4×4画素動き補償演算部1455は、算出した画素値をローカルメモリ1442に格納する。ステップS1503〜ステップS1506を最小ブロックの数だけ繰り返すことで、マクロブロックの復号画像を得る。
<補足>
上記実施の形態に基づいて、本発明に係る画像復号装置について説明してきたが本発明はこれに限定されるものではない。
以下、その変形例について述べていく。
(1)上記実施の形態においては、MPEG4AVCの規格に基づいて圧縮されたデータを復号する装置を開示したが、これはMPEG4AVCの規格のみに限定されるものではない。例えばMPEG2の規格に基づいて圧縮されたものでもよく、複数のマクロブロックタイプを有する圧縮規格であるならばなんでもよい。
(2)本発明は、上記実施の形態に基づいて画像復号装置が画像を復号する復号方法であってもよく、当該方法の処理手順を画像復号装置のコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであってもよい。
当該コンピュータプログラムは、FD(Flexible Disc)、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray Disc)、MO(Magneto Optical-Disc)、ハードディスク装置などに代表される記録媒体に記録されていてもよい。
(3)上記実施の形態においては、分かりやすくするために動きベクトルを複製すると記述したが、これは複製である必要は無く、同じ動きベクトルを、サブブロックの数だけ繰り返し利用するという構成にしてもよい。
(4)上記実施の形態において、各機能部は一又は複数のLSI(Large Scale Integration)やVLSI(Very Large Scale Integration)によって実現されても良い。また、一のLSIが複数の機能部の機能を実行できてもよい。
(5)上記実施の形態においては、過去の既に復号された画像を参照画像とするとしたが、時間軸において未来の画像を参照することもある。この場合、参照する画像が動き補償演算の前に復号されている必要がある。
さらに、一枚の復号画像を得るために過去、及び未来、の両方の画像を参照して復号することもある。この場合、分割部が得る情報には、更に双方向参照であるかどうかの情報も含まれることになる。そして双方向の場合には参照ピクチャ番号が二つ、動きベクトルも二つ必要になる。なお、双方向参照については従来からも行われている技術である。
本発明に係る画像復号装置は、MPEG4AVCあるいはMPEG2の規格にしたがって圧縮された動画ストリームを復号する装置として活用することができる。
画像復号装置の機能構成を示したブロック図である。 動き補償部及び、加算部の詳細を示したブロック図である。 (a)〜(h)は、マクロブロック及びサブマクロブロックの種類を示した図である。 (a)、(b)は、動き補償部が可変長復号部から受けるデータについての概念図である。 実施の形態1に係る画像復号装置の動き補償部の動作を示すフローチャートである。 図5におけるステップS501の詳細な処理を示したフローチャートである。 マクロブロックを動き補償ブロックに分割した場合に分割された各ブロックを順に処理することを示したフローチャートである。 従来において復号される画像のマクロブロックと参照画像との対応を示した図である。 本発明において復号される画像のマクロブロックと参照画像との対応を示した図である。 実施の形態2に係る画像復号装置の動き補償部及び加算部の機能構成を示したブロック図である。 実施の形態2に係る画像復号装置の動き補償において動き補償演算手段の選択動作を示したフローチャートである。 従来において復号される画像のマクロブロックと参照画像との対応を示している。 実施の形態2において復号される画像のマクロブロックと参照画像との対応を示している。 実施の形態3に係る画像復号装置の動き補償部の機能構成を示したブロック図である。 実施の形態3に係る画像復号装置の動き補償における動作を示したフローチャートである。
符号の説明
100 画像復号装置
110 可変長復号部
120 逆量子化部
130 逆直行変換部
140、1040、1440 加算部
141、1041、1441 画素格納アドレス演算部
142、1042、1442 ローカルメモリ
150、1050、1450 動き補償部
151、1051、1451 分割部
152、1052、1452 参照アドレス演算部
153、1053、1453 DMA
154、1054、1454 ローカルメモリ
155、1055、1455 4×4画素動き補償演算部
160、1060 フレームメモリ
1056 8×8画素動き補償演算部
1456 参照画素アドレス演算部

Claims (8)

  1. 画像を矩形のブロック毎に区切って各ブロックに対応する動きベクトルを含む、前記画像が符号化された画像データを、動きベクトルを用いての動き補償演算を行って、復号する画像復号装置であって、
    前記ブロックを、所定サイズの矩形であるサブブロックに分割して、各サブブロックの位置座標を求める分割手段と、
    前記位置座標に基づいて、サブブロックが参照する参照画像を特定する特定手段と、
    前記各サブブロックについて、前記動きベクトルと、前記特定手段で特定された当該サブブロックの参照画像の画素値とに基づいて所定演算を行って、当該サブブロックに対応する原画像を復号する復号手段と、
    前記復号手段で復号された各サブブロックの原画像を前記位置座標に基づいて統合して、前記ブロック分の画像を生成する統合手段とを備える
    ことを特徴とする画像復号装置。
  2. 前記符号化された画像データはMPEG4AVC規格に基づいて符号化されたデータであり、
    前記所定演算は、MPEG4AVCの規格に基づいて符号化された画像データを復号するための動き補償演算であり、
    前記ブロックは、当該規格におけるマクロブロック若しくはサブマクロブロックである
    ことを特徴とする請求項1記載の画像復号装置。
  3. 前記分割手段は、4×4画素の画素サイズを前記所定サイズとするサブブロックに分割し、
    前記復号手段は、4×4画素の画像サイズのサブブロックを復号する
    ことを特徴とする請求項2記載の画像復号装置。
  4. 前記符号化されたデータは、前記ブロックの画素サイズを特定する情報を含み、
    前記画像復号装置は更に、
    前記ブロックの画素サイズが8×8画素サイズ以上である場合に、8×8画素の画素サイズのサブブロックに分割して、各サブブロックの一座標を求める第2分割手段と、
    前記第2分割手段で生成されたサブブロックを前記動きベクトルと、前記特定手段で特定された当該サブブロックの参照画像の画素値とに基づいて所定演算を行って復号する第2復号手段を備え、
    前記分割手段は、前記ブロックの画素サイズが8×8画素サイズ未満である場合に、4×4画素の画素サイズを前記所定サイズとするサブブロックに分割する
    ことを特徴とする請求項3記載の画像復号装置。
  5. 前記画像復号装置は更に、
    前記ブロックの参照画像を取得し記憶するメモリを備え、
    前記分割手段で前記ブロックを分割する前に、前記メモリは、前記ブロックの参照画像を取得し、
    前記特定手段は、前記メモリ中の参照画像を特定し、
    前記復号手段は、前記メモリに記憶されている参照画像を用いてサブブロックを復号する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像復号装置。
  6. 画像を矩形のブロック毎に区切って各ブロックに対応する動きベクトルを含む、前記画像が符号化された画像データを、動きベクトルを用いての動き補償演算を行って、復号する画像復号方法であって、
    前記ブロックを、所定サイズの矩形であるサブブロックに分割して、各サブブロックの位置座標を求める分割ステップと、
    前記位置座標に基づいて、サブブロックが参照する参照画像を特定する特定ステップと、
    前記各サブブロックについて、前記動きベクトルと、前記特定ステップで特定された当該サブブロックの参照画像の画素値とに基づいて所定演算を行って、当該サブブロックに対応する原画像を復号する復号ステップと、
    前記復号ステップで復号された各サブブロックの原画像を前記位置座標に基づいて統合して、前記ブロック分の画像を生成する統合ステップとを含む
    ことを特徴とする画像復号方法。
  7. 画像復号装置のコンピュータに、画像を矩形のブロック毎に区切って各ブロックに対応する動きベクトルを含む前記画像が符号化された画像データを、動きベクトルを用いての動き補償演算を行って、復号させるための処理手順を示した画像復号プログラムであって、前記処理手順は、
    前記ブロックを、所定サイズの矩形であるサブブロックに分割して、各サブブロックの位置座標を求める分割ステップと、
    前記位置座標に基づいて、サブブロックが参照する参照画像を特定する特定ステップと、
    前記各サブブロックについて、前記動きベクトルと、前記特定ステップで特定された当該サブブロックの参照画像の画素値とに基づいて所定演算を行って、当該サブブロックに対応する原画像を復号する復号ステップと、
    前記復号ステップで復号された各サブブロックの原画像を前記位置座標に基づいて統合して、前記ブロック分の画像を生成する統合ステップとを含む
    ことを特徴とする画像復号プログラム。
  8. 画像を矩形のブロック毎に区切った場合の各ブロックに対応する動きベクトルを含む前記画像が符号化された画像データを、動きベクトルを用いての動き補償演算を行って、復号する画像復号装置に搭載される画像復号集積回路であって、
    前記ブロックを、所定サイズの矩形であるサブブロックに分割して、各サブブロックの位置座標を求める分割回路と、
    前記位置座標に基づいて、サブブロックが参照する参照画像を特定する特定回路と、
    前記各サブブロックについて、前記動きベクトルと、前記特定回路で特定された当該サブブロックの参照画像の画素値とに基づいて所定演算を行って、当該サブブロックに対応する原画像を復号する復号回路と、
    前記復号回路で復号された各サブブロックの原画像を前記位置座標に基づいて統合して、前記ブロック分の画像を生成する統合回路とを含む
    ことを特徴とする画像復号集積回路。
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