JP2006311524A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被写体の色を忠実に再現した画像を得る。
【解決手段】R,Bに応じた色要素R0、B0と、Gに相関する色要素X、Zとが市松状に配列されたカラーフィルタをCCD16の受光面に配置する。そして、マトリクス回路18において、CCD16から読み出された4つの色信号をsRGB空間に基づく色変換処理としマトリクス演算する。マトリクス演算によって生成された4つの色信号Rout,Bout、G1out、G2outのうち、色信号Rout、Boutから被写体の分光分布特性(反射率特性)を検知、推定し、色信号G1out、G2outのうち被写体の分光分布特性に応じた、すなわち等色関数のGに応じた分光感度曲線に適合する色信号を選択、演算し、R,G,Bの原色信号を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像素子から読み出される画像信号に基いてカラー画像を生成する撮像装置に関し、特に色再現性に関する。
デジタルカメラなどの撮像装置では、撮像素子の受光面に対して原色カラーフィルタあるいは補色カラーフィルタが配置されており、各画素位置に対応するようにR,G,Bなど色要素がモザイク状に配列されている。被写体からの反射光がカラーフィルタを通ると、各色要素に応じた色信号から構成される画像信号が発生し、撮像素子から読み出される。読み出された画像信号は、測色学に基づいて規格化された色空間に従う画像信号を生成するため、マトリクス演算などによって色変換処理される。そして、NTSC信号、R,G,Bコンポーネント信号など所定の映像信号としてモニタ等の外部装置へ出力される。
デジタルカメラにおいては、より忠実な色再現性を図るため、様々なカラーフィルタの配列方法、および色変換処理方法が適用されている。例えば、等色関数の中で赤色(R)の分光感度曲線が負になるスペクトル領域の情報を得るため、緑色(G)に近い分光感度特性をもつ色要素(G’)を配列させたフィルタが使用され、補正された赤色(R’)の信号が生成される(特許文献1参照)。色要素(G’)に基いて新たな赤色(R’)の信号へ変換することにより、色域の広い範囲が再現される。また、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)のほかに、異なる分光透過特性をもつ色要素を加えた4色フィルタが使用され、4×3のマトリクス演算によって三刺激値に応じたR,G,Bの原色信号が生成される(特許文献2参照)。4色フィルタを使用することによって、ノイズを低減しながら色が再現される。
特許第2872759号公報(第6頁〜第7頁、第2図) 特開2003−284084号公報(第5頁右欄第2行〜第11行、図18)
上記特許文献1、2の撮像装置においても、カラーフィルタの分光透過特性は理想的な視感度分布特性に完全に一致しないため、色再現性に問題がある。特許文献1では、緑色、青色の中間色の再現性を向上させるフィルタの色要素が用意されているが、それ以外の中間色については十分な色再現をすることが難しい。また、特許文献2では、あらかじめ定められたマトリクス係数に基づいてR,G,Bの原色信号が生成されるため、ある特定の分光分布特性をもつ被写体(例えば青味を帯びた被写体)に対しては色を適切に再現できるが、他の分光分布特性をもつ被写体(例えば赤味を帯びた被写体)に対して適切な色再現を実現することができない。
本発明の撮像装置は、デジタルカメラ等に適用可能であって、どのような被写体であっても色再現性の優れた画像を提供可能な撮像装置であり、少なくとも4色以上の色要素を配列したフィルタを使用し、人間の視感度に適したR,G,Bの原色信号を生成する。
本発明の撮像装置は、撮像素子と、少なくとも4種類の色要素から構成されて撮像素子の受光面上に配置されるカラーフィルタと、撮像素子から少なくとも4種類の色要素に応じた一連の色信号を読み出す信号読み出し手段とを備える。カラーフィルタの色要素の分光透過特性はそれぞれ異なっており、所定の波長をピークとする連続的な分光分布曲線によって表される。また、色要素の分光透過特性は、等色関数を考慮して波長ピーク、スペクトル分布が定められており、この分光透過特性は、撮像素子、赤外線カットフィルタを含めて撮像系(入力系)の分光感度特性を特徴づける。撮像方式としては、単板式や3板式などが適用可能であり、単板同時式の場合、色要素が市松状に配置された1枚のカラーフィルタ(オンチップカラーフィルタ)が適用される。カラーフィルタは少なくとも4種類の色要素から構成すればよく、等色関数に応じたR,G,Bを含む原色フィルタ、あるいはY、Cy、Mg、Gなどの補色フィルタいずれによって構成してもよい。一連の色信号は、各色要素に応じた色成分信号によって構成される。例えば、4種類の色要素をモザイク状に配列した場合、隣接する4つの画素をブロックと定め、第1乃至第4の色成分信号によって構成される画像信号を単位として信号処理される。
本発明の撮像装置は、三刺激値に応じたR,G,B原色信号を生成する信号処理手段を備え、信号処理手段は、一連の色信号のうち非選択色信号に含まれる被写体の分光分布特性(分光反射率)の情報に基き、残りの複数の選択色信号から適正色信号を定め、非選択色信号と適正色信号とに基づいて三刺激値に応じたR,G,B原色信号を生成する。非選択色信号は、等色関数を考慮し、色空間に基づいた標準の分光感度分布曲線のうち、所定の分光感度分布曲線に応じた信号であり、例えば、カラーフィルタがR,G,Bを含む原色フィルタである場合、R,Bに応じた分光透過特性を有する色要素から得られる色信号が、標準的分光感度分布曲線のR,Bの分光感度曲線に応じた色信号、すなわち非選択色信号として定められる。一方、等色関数のうち残りの分光感度分布曲線に相関する分光透過特性(例えばG)を有する色要素によって得られる色信号が、複数の選択色信号として定められる。例えば、Gに相関する分光透過特性を有する少なくとも2種類の色要素から得られる色信号が選択色信号となる。例えば、色要素はGに相関する分光透過特性をもつ場合、GとBの間に波長ピークを有する分光透過特性をもつ色要素と、GとRの間に波長ピークを有する分光透過特性をもつ色要素とから構成される。適用される色空間は、側色学的に規格化された色空間、例えばXYZ系、L空間、L空間、sRGB色空間などが適用される。色空間に基づいた標準分光感度分布曲線は、等色関数に相当する。
生成される色信号は、色要素の分光透過特性と被写体の分光分布特性とに影響を受ける。非選択色信号には、被写体の分光分布特性、すなわち反射率特性の情報が含まれており、非選択色信号の値を検知すること等によって、被写体の分光分布特性が明らかになる。例えば、青味を帯びた被写体を撮影する場合、青色に応じた波長領域のスペクトルが相対的に大きい分光分布特性になる。一方、赤味を帯びた被写体を撮影する場合、赤色に応じた波長領域のスペクトルが相対的に大きい分光分布特性になる。色要素の透過する光の波長領域が、その被写体の分光分布特性におけるスペクトルの大きい波長領域と共通する場合、その色要素から得られる色信号は被写体の色情報を十分含む。被写体の色情報を判断するため、例えば、赤色(R),青色(B)に応じた色信号の値が所定値(閾値)より大きい、あるいは小さいことによって判断される。あるいは、赤色(R),青色(B)に応じた色信号の比によって判断してもよい。
本発明では、非選択色信号は、上記所定の分光感度分布曲線の全体に渡って対応する。すなわち、撮像系の感度分布特性のうち非選択色信号に対応する分光感度曲線が、その所定の分光感度分布曲線(例えば、R,B)のスペクトル分布全体に渡ってほぼ一致、あるいは線形関係をもつ。一方、選択色信号は、残りの分光感度分布曲線の一部において対応する。すなわち、撮像系の感度分布特性のうち選択色信号に対応する分光感度曲線(例えば、G)が、残りの分光感度分布曲線の一部において(例えば短波長領域のみ、あるいは長波長領域のみ)一致、あるいは線形関係をもつ。さらに、本発明では、信号処理手段が、撮影対象である被写体の分光分布特性におけるスペクトルの相対的に大きい波長領域において、残りの分光感度曲線に適合する色信号を定める。すなわち、等色関数のうち残りの分光感度曲線に略沿った撮像系の分光感度特性を導く色信号を、複数の選択色信号に基づいて定める。例えば、青味を帯びた被写体の場合、短波長領域付近において分光感度分布曲線にできるだけ近い色信号を適合色信号と定める。原色信号生成手段は、複数の選択色信号のうち一つを選択色信号として選択し、あるいは、複数の選択色信号を演算して定めてもよい。例えば、被写体が青味を帯びている場合、短波長領域の光を相対的に透過させる分光透過特性を有する色要素から得られる色信号を適合色信号として選択し、被写体が赤味を帯びている場合、長波長領域の光を相対的に透過する分光透過特性を有する色要素から得られる色信号を適合色信号として選択すればよい。
被写体の分光分布特性の情報を撮像素子から読み出される所定の色信号から直接的に取得するため、その被写体の分光分布特性に適した色信号に基づいてR,G,Bの原色信号が得られる。
R,G,Bの原色信号を生成する処理としては、はじめに色変換用のマトリクス演算を実行し、その後選択色信号から適合色信号を定めてもよい。あるいは、はじめに適合色信号を定めた後、マトリクス演算を行ってもよい。前者の場合、信号処理手段は、一連の色信号を、色変換のためマトリクス演算する色変換処理手段と、一連の色信号のうちマトリクス演算された非選択色信号に含まれる被写体の分光分布特性の情報に基いて、マトリクス演算された複数の選択色信号から適合色信号を定め、マトリクス演算された非選択色信号および適合色信号とに基づいて、R,G,B原色信号を出力する原色信号生成手段とを備える。後者の場合、信号処理手段は、一連の色信号のうち非選択色信号に含まれる被写体の分光分布特性の情報に基いて、複数の選択色信号から適合色信号を定める適合色信号決定手段と、非選択色信号と適性色信号を色変換のためマトリクス演算し、R,G,Bの原色信号を出力する色変換処理手段とを備える。
可視光の波長領域の中で短波長領域から長波長領域までさまざまな被写体の分光分布特性に対応できるようにするため、少なくとも4種類の色要素に応じた分光透過特性が、可視光の波長領域において略等間隔でピーク値をもつスペクトル分布となるように定めるのがよい。赤味を帯びた被写体、青味を帯びた被写体、その中間色の被写体に対してもその分光分布特性に応じた色信号が得られる。
本発明の撮像方法は、それぞれ異なった分光透過特性を有する少なくとも4種類の色要素から構成されるカラーフィルタが受光面上に配置される撮像素子から少なくとも4種類の色要素に応じた一連の色信号を読み出し、一連の色信号の中で、色空間に基づいた標準的分光感度分布曲線のうち所定の分光感度分布曲線に応じた非選択色信号に含まれる被写体の分光分布特性の情報に基き、残りの分光感度分布曲線に相関する少なくとも2つの選択色信号から適正色信号を定め、非選択色信号と適正色信号とに基づいて三刺激値に応じたR,G,B原色信号を生成する撮像方法であって、分光透過特性が、撮像系の分光感度特性を特徴付け、非選択色信号が、所定の分光感度分布曲線の波長領域全体に渡って対応する一方、選択色信号が、残りの分光感度分布曲線の一部の波長領域において対応し、その被写体の分光分布特性におけるスペクトルが相対的に大きい波長領域において残りの分光感度分布曲線に適合する色信号を適合色信号として定めることを特徴とする。
本発明の原色信号生成処理装置は、それぞれ異なった分光透過特性を有する少なくとも4種類の色要素から構成されるカラーフィルタが受光面上に配置される撮像素子から読み出される少なくとも4種類の色要素に応じた一連の色信号に対し信号処理を施す原色信号生成処理装置であって、一連の色信号の中で、色空間に基づいた標準的分光感度曲線のうち所定の分光感度分布曲線に応じた非選択色信号に含まれる被写体の分光分布特性の情報に基き、残りの分光感度分布曲線に相関する少なくとも2つの選択色信号から適正色信号を定め、非選択色信号と適正色信号とに基づいて三刺激値に応じたR,G,B原色信号を生成する信号処理手段を備え、分光透過特性が、撮像系の分光感度特性を特徴付け、非選択色信号が、所定の分光感度分布曲線の波長領域全体に渡って対応する一方、選択色信号が、残りの分光感度分布曲線の一部の波長領域において対応し、信号処理手段が、その被写体の分光分布特性におけるスペクトルが相対的に大きい波長領域において残りの分光感度分布曲線に適合する色信号を適合色信号として定めることを特徴とする。
本発明によれば、被写体の色を忠実に再現した画像を得ることができる。
以下では、図面を参照して本実施形態であるデジタルカメラについて説明する。
図1は、デジタルカメラのブロック図である。
デジタルカメラ10は、撮影光学系12およびCCD16を備え、被写体において反射した光が撮影光学系を通り、CCD16の受光面に到達する。これにより、被写体像がCCD16の受光面に形成される。ここでは撮像方式として単板同時式が適用されており、CCD16の受光面には、4つの色要素が市松状に配列された色フィルタ14が設けられている。被写体からの光がCCD16の受光面に到達すると、色フィルタ14の各色要素に応じた画素信号が発生し、画素信号はCCD駆動回路(図示せず)からのクロックパルス信号に従ってCCD16から読み出される。読み出された画素信号は初期回路(図示せず)において増幅され、所定の処理が施されるとマトリクス回路18へ送られる。
マトリクス回路18では、色フィルタ14の4つの色要素に応じた一連の画素信号に対して色変換処理が実行され、4つの色、すなわち赤色(R)、緑色(G)に準じた第1選択色および第2選択色、青色(B)に応じた一連の色信号が生成される。そして、G信号出力回路20では、赤色(R),青色(B)に応じた色信号に基づいて、第1選択色、第2選択色に応じた色信号から緑色(G)に応じた色信号が決定される。これにより、三刺激値に応じたR,G,Bの原色信号が生成され、画像信号処理回路22へ送信される。
画像信号処理回路22では、ホワイトバランス調整、ガンマ補正などの処理がR,G,Bの原色信号に対して施され、sRGB色空間に従った映像信号が生成される。ここでは、標準モニタと標準視環境において規定される色を測色的に正しく再現するように色変換処理されている。映像信号がLCDドライバ24へ送られると、LCDドライバ24は映像信号に基いてLCD26を駆動する。これにより、撮影画像が動画像としてLCD26に表示される。
レリーズボタン(図示せず)が半押しされて半押しスイッチ42がON状態になると、測距センサ30によって被写体までの距離が測定されるとともに、測光センサ32によって被写体の明るさが検出される。そして、システムコントロール回路34では、測定された被写体情報に基いてシャッタスピード、絞り値が演算される。また、計測された被写体までの距離に従い、レンズ駆動回路28によって撮影光学系12が焦点調整のため駆動される。レリーズボタンが全押しされて全押しスイッチ44がON状態になると、図示しないシャッタ、絞りが駆動され、1フレーム分の画素信号が生成される。CCD16から読み出された1フレーム分の画素信号は、マトリクス回路18、G信号出力回路20、画像信号処理回路22において処理される。そして、システムコントロール回路34において圧縮処理された後、メモリカード36に記録される。さらに、送信ボタン(図示せず)が操作されて送信スイッチ46がON状態になると、メモリカード36に記録された画像データがインターフェイス回路(I/F)38を介して外部のコンピュータ40へ出力される。
図2は、色フィルタ14の一部を示した図であり、図3は、デジタルカメラにおける入力系の分光感度特性を示した図である。図2、図3を用いて、フィルタの色配列について説明する。
図2に示すように、色フィルタ14は、4種類の色要素から成るブロックを規則的に配列させたベイヤ−配列型フィルタである。また、4種類の色要素は、青色光を含む短波長領域の色要素(以下、B0とする)、青色(B)の波長領域から緑色(G)の波長領域に範囲に渡って光を透過する色要素(以下、Xと表す)、緑色(G)の波長領域から赤色(R)の波長領域に渡って光を透過する色要素(以下、Zと表す)、赤色光を含む長波長領域の光を透過する色要素(以下、R0と表す)によって構成されている。4つの色要素(B0、X、Z、R0)は市松状に並べられ、各色要素がCCD16における受光面の各画素に対向するように配置されている。
図3は、色フィルタ14の分光透過特性、撮影光学系12あるいは赤外線カットフィルタの分光感度特性、CCD16の分光感度特性を総合したデジタルカメラ10の入力系における分光感度特性を表す。色要素B0、X、Z、R0の分光透過特性によって特徴付けられる入力系の分光感度特性は、いずれも略ガウス分布に近い曲線で表され、それぞれ「L1」、「L2」、「L3」、「L4」とする。分光感度曲線L1、L2、L3、L4は、それぞれピーク波長λ1(450nm)、λ2(500nm)、λ3(550nm)、λ4(590nm)をもつスペクトル分布で表される。
分光感度曲線L1は、主に青色(B)の光に対応する分光感度曲線であり、スペクトル分布(分光感度)領域は360nm〜540nmの範囲になる。分光感度曲線L4は主に赤色(R)の光に対応する分光感度曲線であり、スペクトル分布領域は約520nm〜680nmの範囲になる。分光感度曲線L2、分光感度曲線L3は、分光感度曲線L1と分光感度曲線L4との間においてほぼ均等間隔になるようなラインを描き、ピーク波長λ1、λ2、λ3、λ4が略等間隔になるように分光感度曲線L1、L2、L3、L4が定められている。
図4は、理想的な撮像システム、すなわち入力系の分光感度特性を示した図である。図5は、マトリクス演算により得られる色信号のうち色フィルタR0,B0に応じた色信号の分光感度特性を示した図である。図6は、マトリクス演算により得られる色信号のうち色フィルタX,Zに応じた色信号の分光感度特性を示した図である。図4〜図6を用いて、分光感度特性について説明する。
図4に示す分光感度特性は、測色学的に適正に色再現を実現できる分光感度特性であり、等色関数によって表され、人間の視感度に合わせて測色学的に規定された分光感度特性に対応する。ここでは、等色関数に相当する分光感度曲線を、標準分光感度曲線としてRs、Gs、Bsと表す。ただし、Rs、Gs、Bsは、色空間としてsRGB色空間に基づいた分光感度曲線を示す。
図3に示す入力系の分光感度特性に基いて得られた4色の色信号(以下では、それぞれBin、Xin、Zin、Rinとする)は、図4に示したsRGB色空間による分光感度曲線に基いた測色値(機器独立色)を得るため、以下の式に従い、マトリクス回路18においてマトリクス演算される。以下の数式からわかるように、第1行第3列のマトリクス係数が相対的に小さい値に設定され、第3行第2列のマトリクス係数は相対的に大きい値に設定される。上式においてマトリクスの各係数は、出来る限りルータ条件を満たすように定められている。

Figure 2006311524
4色の色信号Rin、Xin、Zin、Rinは色変換処理され、4つの色信号Rout、G1out、G2out、Boutが生成される。ここでは、色信号Rout、Boutは、等色関数から得られる三刺激値X,Y,ZのうちX,Zに対応し、そのままR,Bの原色信号として出力される。一方、色信号G1out、G2outは、三刺激値のうちYに対応し、色信号G1out、G2outに基づいてGの原色信号が出力される。以下では、色信号G1out、G2outをそれぞれ第1選択色信号、第2選択色信号という。
図5に示すように、マトリクス演算後の分光感度曲線R’s、B’sは、sRGB空間に従う標準的分光感度曲線Rs,Bsと概して一致する。すなわち、図3に示す入力系の分光感度特性の分光感度分布曲線L1、L4が、分光感度曲線R’s、B’sと略線形関係にあることを示す。一方、図6に示すように、第1選択色信号G1out、第2選択色信号G2outに応じたマトリクス演算後の分光感度曲線G1s、G2sは、ピーク波長λを境にして異なる。すなわち、ピーク波長λより波長の短い領域では、第1選択色信号G1outの分光感度曲線G1sがsRGB空間に従う標準の分光感度曲線Gsと略一致する一方、ピーク波長λより波長の長い領域では、第2選択色信号G2outの分光感度曲線G2sが分光感度曲線Gsと略一致する。これは、短波長領域では分光感度曲線G1sが標準の分光感度曲線Gsと線形関係にあり、長波長領域では分光感度曲線G2sが分光感度曲線Gsと線形関係にあることを意味する。本実施形態では、以下に示すように、マトリクス演算後の色信号Rout,Boutに含まれる被写体の分光分布特性(反射率特性)の情報に基づいて、sRGB空間に基づく分光感度曲線Gsに適合した色信号Gを定める。
図7は、Gに応じた色信号を定める処理を示したフローチャートである。
ステップS101では、色信号Boutの値が境界値B0以上であり、かつ色信号Routの値が境界値R0より小さいか否かが判断される。青色に応じた短波長領域のスペクトル成分が相対的に大きい分光分布特性をもつ被写体の場合、色信号Boutの値が色信号Routの値に比べて相対的に大きくなる。逆に、赤色に応じた長波長領域のスペクトル成分が相対的に大きい分光分布特性をもつ被写体の場合、色信号Rの値Routが色信号Bの値Boutに比べて相対的に大きい。ここでは、青色光を含む短波長領域のスペクトルが大きい分光分布特性をもつ被写体、赤色光を含む長波長領域のスペクトルが大きい分光分布特性をもつ被写体、それ以外の分光分布特性をもつ被写体とに分類し、その識別のための境界値B0、R0があらかじめ定められている。境界値B0、R0は、分光感度曲線Rs,Bs、マトリクス係数等に基づき、所定の値に定められている。
ステップS101において、色信号Boutの値が境界値B0以上であり、かつ色信号Routの値が境界値R0より小さいと判断された場合、ステップS102へ進み、分光感度曲線G1sに応じた色信号G1outが選択される。その結果、色信号Rout,G1out,BoutがR,G,Bの原色信号として出力される。
一方、ステップS101において、色信号Boutの値が境界値B0以上ではない、又は色信号Routの値が境界値R0より小さくないと判断された場合、ステップS103へ進む。ステップS103では、色信号Boutの値が境界値B0より小さく、かつ色信号Routの値が境界値R0以上であるか否かが判断される。
ステップS103において、色信号Boutの値が境界値B0より小さく、かつ色信号Routの値が境界値R0以上であると判断された場合、ステップS104へ進み、分光感度曲線G2sに応じた色信号G2outが選択される。その結果、色信号Rout,G2out,BoutがR,G,Bの原色信号として出力される。
一方、ステップS103において、色信号Boutの値が境界値B0より小さくなく、又は色信号Routの値が境界値R0以上ではないと判断された場合、ステップS105へ進む。ステップS105では、色信号G1out、G2outを加算して2で割り算することによって色信号G’が算出され、Gの原色信号として色信号G’が出力される。
このように本実施形態によれば、R,Bに応じた色要素R0、B0と、Gに相関する色要素X、Zとが市松状に配列されたカラーフィルタがCCD16の受光面に配置される。そして、マトリクス回路18において、CCD16から読み出された4つの色信号が、sRGB空間に基づく色変換処理としてマトリクス演算される。マトリクス演算によって生成された4つの色信号Rout,Bout、G1out、G2outのうち、色信号Rout、Boutから被写体の分光分布特性(反射率特性)が検知される。すなわち、色信号Rout、Boutが所定値R0、B0と比較され、青色の短波長領域においてスペクトルが相対的に大きい分光分布特性を有する被写体、あるいは赤色の長波長領域においてスペクトルが相対的に大きい分光分布特性を有する被写体であるか推定される。そして、色信号G1out、G2outのうち被写体の分光分布特性に応じた、すなわち等色関数のGに応じた分光感度曲線に適合する色信号が選択、あるいは演算され、R,G,Bの原色信号が生成される。
色信号G1out,G2outについては、演算せずに選択のみで処理するように構成してもよい。色フィルタ14の色要素R0、X、Z、B0の分光透過特性は図3以外の特性でもよい。Gに応じた色信号を設定する代わりに、R、Gに応じた色信号に含まれる被写体の分光分布特性の情報に基づいてBの色信号を設定し、あるいは、G,Bに応じた色信号に含まれる被写体の分光分布特性の情報に基づいて、Rの色信号を設定してもよい。また、補色系フィルタを使用してマトリクス演算によりR,G,Bに応じた原色色信号を生成してもよい。
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、始めに4つの色信号のうち緑色(G)に応じた2つの色信号から1つの色信号を選択し、その後マトリクス演算処理が施され、R,G,Bの原色信号が生成される。それ以外の構成については、第1の実施形態と同じである。
図8は、第2の実施形態であるデジタルカメラのブロック図である。第1の実施形態のデジタルカメラと共通する構成については同一符号で表す。
デジタルカメラ10’は、選択回路19、第1マトリクス回路21A、第2マトリクス回路21Bとを備える。システムコントロール回路34は、選択回路19からの信号に基づき、第1マトリクス回路21A、第2マトリクス回路21Bとを制御する。
CCD16から読み出された4つの色要素R0、X、Z、B0に応じた色信号のうち、R0、B0に応じた2つの色信号R’in、B’inが選択回路19へ送られる。選択回路19では、R0、B0に応じた色信号に基づいて、2つの色要素X、Zに応じた色信号X’in、Z’inのうちいずれか一方の色信号が選択される。
第1マトリクス回路21Aでは、3つの色要素R0、X、B0に応じた色信号がマトリクス変換され、R,G,Bの原色信号が生成される。一方、第2マトリクス回路21Bでは、3つの色要素R0、Z、B0に応じた色信号がマトリクス変換され、R,G,Bの原色信号が生成される。システムコントロール回路34は、選択回路19から送られてくる信号に基づき、第1マトリクス回路21A、第2マトリクス回路21Bを切り替える。選択された信号を含むR,G,Bの原色信号は、画像信号処理回路22、LCDドライバ24及びシステムコントロール回路34へ送信される。
図9は、第2の実施形態におけるGに応じた色信号を選択する処理を示したフローチャートである。
ステップS201では、色信号B’inの値が境界値B0’以上であり、かつ色信号R’inの値が境界値R0’より小さいか否かが判断される。ただし、境界値B0’、R0’は、分光感度曲線等によって定められる。ステップS201において、色信号B’inの値が境界値B0’以上であり、かつ色信号R’inの値が境界値R0’より小さいと判断された場合、ステップS202へ進み、色要素Xに応じた色信号X’inが選択される。これにより、第1マトリクス回路21Aにおいて、次式により、色信号Rout,Gout,BoutがR,G,Bの原色信号として生成される。ただし、第1マトリクス回路21Aに入力される色信号をR’in、X’in、B’inと表す。
Figure 2006311524
一方、ステップS201において、色信号B’inの値が境界値B0’以上ではない、又は色信号R’inの値が境界値R0’より小さくないと判断された場合、ステップS203へ進み、色要素Zに応じた色信号Z’inが選択される。これにより、第2マトリクス回路21Aにおいて、次式により、色信号Rout,Gout,BoutがR,G,Bの原色信号として生成される。
Figure 2006311524
図10は、第1マトリクス回路21Aによって得られるR,G,Bの原色信号による分光感度分布曲線を示した図である。図11は、第2マトリクス回路21Bによって得られるR,G,Bの原色信号による分光感度分布曲線を示した図である。
図10に示すように、青色に応じた波長領域においてスペクトルの大きい分光分布特性をもつ被写体の場合、忠実に被写体の色が再現される。一方、図11に示すように、赤色に応じた波長領域においてスペクトルの大きい分光分布特性をもつ被写体の場合、忠実に被写体の色が再現される。
第1の実施形態と同じように、色信号X,Zの一方を選択するだけでなく、演算によって色信号を設定してもよい。
被写体の色情報を判断するのに際し、図7、図9に示したように赤色、青色に応じた色信号をそれぞれ所定の値と比較する代わりに、色信号の比によって判断してもよい。例えば、図7のステップS101では、Bout/Routが所定の値(例えば、1.1)より大きいか否か判断してもよい。また、ステップS103において、Bout/Routが所定の値(例えば、0.59)より小さいか否か判断してもよい。同様に、図9のステップS201においては、B’in/R’inの比に基づいて判断してもよい。
デジタルカメラのブロック図である。 色フィルタの一部を示した図である。 入力系の分光感度特性を示した図である。 理想的な撮像システムの分光感度特性を示した図である。 マトリクス演算により得られる色信号のうち色フィルタR0,B0に応じた色信号の分光感度特性を示した図である。 マトリクス演算により得られる色信号のうち色フィルタX,Zに応じた色信号の分光感度特性を示した図である。 Gに応じた色信号を定める処理を示したフローチャートである。 第2の実施形態であるデジタルカメラのブロック図である。 第2の実施形態におけるGに応じた色信号を定める処理を示したフローチャートである。 第1マトリクス回路によって得られるR,G,Bの原色信号による分光感度分布曲線を示した図である。 第2マトリクス回路によって得られるR,G,Bの原色信号による分光感度分布曲線を示した図である。
符号の説明
10、10’ デジタルカメラ
14 色フィルタ
16 CCD(撮像素子)
18 マトリクス回路
19 選択回路
20 G信号出力回路
21A 第1マトリクス回路
21B 第2マトリクス回路

Claims (10)

  1. 撮像素子と、
    それぞれ異なった分光透過特性を有する少なくとも4種類の色要素から構成され、前記撮像素子の受光面上に配置されるカラーフィルタと、
    前記撮像素子から前記少なくとも4種類の色要素に応じた一連の色信号を読み出す信号読み出し手段と、
    前記一連の色信号の中で、色空間に基づいた標準的分光感度分布曲線のうち所定の分光感度曲線に応じた非選択色信号に含まれる被写体の分光分布特性の情報に基き、残りの分光感度分布曲線に相関する複数の選択色信号から適正色信号を定め、前記非選択色信号と前記適正色信号とに基づいて三刺激値に応じたR,G,B原色信号を生成する信号処理手段とを備え、
    前記分光透過特性が、撮像系の分光感度特性を特徴付け、
    前記非選択色信号が、前記所定の分光感度分布曲線の全体に渡って対応する一方、前記選択色信号が、前記残りの分光感度分布曲線の一部において対応し、
    前記信号処理手段が、その被写体の分光分布特性におけるスペクトルの相対的に大きい波長領域において前記残りの分光感度分布曲線に適合する色信号を、適合色信号として定めることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記信号処理手段が、
    前記一連の色信号を、色変換のためマトリクス演算する色変換処理手段と、
    前記一連の色信号のうちマトリクス演算された非選択色信号に含まれる被写体の分光分布特性の情報に基いて、マトリクス演算された複数の選択色信号から適合色信号を定め、マトリクス演算された非選択色信号および適合色信号とに基づいて、R,G,B原色信号を出力する原色信号生成手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記信号処理手段が、
    前記一連の色信号のうち非選択色信号に含まれる被写体の分光分布特性の情報に基いて、前記複数の選択色信号から適合色信号を定める適合色信号決定手段と、
    前記非選択色信号と適合色信号とを色変換のためマトリクス演算し、R,G,Bの原色信号を出力する色変換処理手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記カラーフィルタが、4種類の色要素から成ることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記少なくとも4種類の色要素に応じた分光透過特性が、可視光の波長領域において略等間隔でピーク値をもつスペクトル分布となるように定められていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記カラーフィルタが、等色関数のR,G,Bのうちいずれか2つに応じた分光透過特性を有する2種類の非選択用色要素と、残りの1つに相関する少なくとも2種類の色要素とから成り、
    前記信号処理手段が、前記2種類の非選択用色要素に含まれる被写体の分光分布特性の情報に基づき、前記少なくとも2種類の色要素に応じた選択色信号から前記適合色信号を定めることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記カラーフィルタが、等色関数のR,G,BのうちR,Bに応じた分光透過特性を有する2種類の非選択用色要素と、Gに相関する2種類の色要素とから成り、
    前記信号処理手段が、前記2種類の非選択用色要素に含まれる被写体の分光分布特性の情報に基づき、前記Gに相関する2種類の色要素から前記適合色信号を定めることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記信号処理手段が、前記複数の選択色信号のうち一つを前記適合色信号として選択することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  9. それぞれ異なった分光透過特性を有する少なくとも4種類の色要素から構成されるカラーフィルタが受光面上に配置される撮像素子から前記少なくとも4種類の色要素に応じた一連の色信号を読み出し、
    前記一連の色信号の中で、色空間に基づいた標準的分光感度分布曲線のうち所定の分光感度分布曲線に応じた非選択色信号に含まれる被写体の分光分布特性の情報に基き、残りの分光感度分布曲線に相関する複数の選択色信号から適正色信号を定め、前記非選択色信号と前記適正色信号とに基づいて三刺激値に応じたR,G,B原色信号を生成する撮像方法であって、
    前記分光透過特性が、撮像系の分光感度特性を特徴付け、
    前記非選択色信号が、前記所定の分光感度分布曲線の波長領域全体に渡って対応する一方、前記選択色信号が、前記残りの分光感度分布曲線の一部の波長領域において対応し、
    その被写体の分光分布特性におけるスペクトルの相対的に大きい波長領域において前記残りの分光感度分布曲線に適合する色信号を、適合色信号として定めることを特徴とする撮像方法。
  10. それぞれ異なった分光透過特性を有する少なくとも4種類の色要素から構成されるカラーフィルタが受光面上に配置される撮像素子から読み出される前記少なくとも4種類の色要素に応じた一連の色信号に対し信号処理を施す原色信号生成処理装置であって、
    前記一連の色信号の中で、色空間に基づいた標準的分光感度分布曲線のうち所定の分光感度分布曲線に応じた非選択色信号に含まれる被写体の分光分布特性の情報に基き、残りの分光感度分布曲線に相関する複数の選択色信号から適正色信号を定め、前記非選択色信号と前記適正色信号とに基づいて三刺激値に応じたR,G,B原色信号を生成する信号処理手段を備え、
    前記分光透過特性が、撮像系の分光感度特性を特徴付け、
    前記非選択色信号が、前記所定の分光感度分布曲線の波長領域全体に渡って対応する一方、前記選択色信号が、前記残りの分光感度分布曲線の一部の波長領域において対応し、
    前記信号処理手段が、その被写体の分光分布特性におけるスペクトルの相対的に大きい波長領域において前記残りの分光感度分布曲線に適合する色信号を、適合色信号として定めることを特徴とする原色信号生成処理装置。
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