JP2006311217A - 投射型映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 この発明は、ワイヤリモコン端子と少なくとも1つの赤外線リモコン受信モジュールを備えた投射型映像表示装置において、ワイヤリモコン端子にワイヤリモコンが接続されている場合には、各赤外線リモコン受信モジュールからの信号入力を自動的に遮断することができる投射型映像表示装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 ワイヤリモコン端子と少なくとも1つの赤外線リモコン受信モジュールを備えた投射型映像表示装置において、ワイヤリモコン端子としてスイッチ付きのホーン・ジャックが設けられており、ワイヤリモコン端子にワイヤリモコンのプラグが挿入された状態においては、スイッチ付きのホーン・ジャックの外側切片と内側切片との接触が解除されることに基づいて、各赤外線リモコン受信モジュールからの信号入力を遮断させる回路が設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、投射型映像表示装置に関する。
プレゼンテーションや各種イベントに使用される液晶プロジェクタのように、装置本体とユーザまたは視聴者との位置関係が特定できない装置においては、どの位置から赤外線リモコン送信機が操作されるか不明であるため、複数の赤外線リモコン受信モジュールが装置本体の前後または左右等に設けられている。
ダブルスタックなどのように複数の液晶プロジェクタを同時に使用して1つの投射画像を生成する場合、ある液晶プロジェクタを制御するために赤外線リモコン送信機を使用すると、他の液晶プロジェクタも反応してしまう。そこで、液晶プロジェクタとして、ワイヤリモコンによって電気信号のリモコン信号をケーブルを介して液晶プロジェクタに直接入力できるようなものもある。
この種の液晶プロジェクタには、ワイヤリモコンを接続するためのワイヤリモコン端子が設けられている。一般に、ワイヤリモコンの入出力は、電源、信号、およびGNDから構成されているので、ワイヤリモコン端子としては、ケーブルおよび端子の両面から汎用性のあるステレオ・ホーン・ジャックが転用されている。赤外線リモコン送信機から赤外線リモコン受信モジュールを介して入力されるリモコン信号とワイヤレスリモコンから入力されるリモコン信号は、それらが加算されてCPUの同一端子に入力される。
図4は、ワイヤリモコン端子と2つの赤外線リモコン受信モジュールとを備えた液晶プロジェクタを示している。
液晶プロジェクタ1の前側と後側とにそれぞれ赤外線リモコン受信モジュール2、3が設けられている。また、液晶プロジェクタ1の後側に、ワイヤリモコン端子4が設けられている。
この例では、赤外線リモコン送信機10を、ワイヤリモコンとして使用できるようになっている。つまり、赤外線リモコン送信機10の後端には、ワイヤリモコン端子が設けられており、赤外線リモコン送信機10をワイヤリモコンとして使用する際には、赤外線リモコン送信機10のワイヤリモコン端子と液晶プロジェクタ1のワイヤリモコン端子4とを、両端にプラグを備えたワイヤリモコンケーブル11によって接続する。赤外線リモコン送信機10を操作すると、それに応じた電気信号からなるリモコン信号が、ワイヤリモコンケーブル11を介して液晶プロジェクタ1に入力される。
ところで、赤外線を利用したリモコン受信モジュールでは、リモコンに使用される赤外線以外の蛍光灯等の照明光などの光ノイズにより、リモコン受信モジュール内のフォトダイオードが反応する場合がある。そうすると、ランダムなノイズがリモコン受信モジュールから出力される。1つのリモコン受信モジュールから光ノイズが出力されると、他のリモコン受信モジュールまたはワイヤリモコンからの本来のリモコン信号に光ノイズが足し合わされるため、本来のリモコン信号が光ノイズに埋もれて、本来のリモコン信号を認識できなくなる。特に、液晶プロジェクタは、人の影が映らないように、天井から金具で固定されて設置される場合が多く、天井に設けられた照明の影響を受けやすい。
そこで、各リモコン受信モジュールの出力側にアクティブLoのスリー・ステート・バッファを設け、照明に近いリモコン受信モジュールからの信号を遮断できるようにしている。
図5は、ワイヤリモコン端子と2つの赤外線リモコン受信モジュールとを備えた液晶プロジェクタの従来のリモコン信号入力回路の構成を示している。
ワイヤリモコン入力端子4としては、スイッチ無しのステレオ・ホーン・ジャックが使用されている。ワイヤリモコン入力端子4を介して入力されたリモコン信号は、抵抗R5、フォトカプラ23、抵抗R7およびR8を介して、図示しないCPUのリモコン入力端子に送られる。
一方の赤外線リモコン受信モジュール2からのリモコン信号は、アクティブLoのスリー・ステート・バッファ21および抵抗R9を介してトランジスタTr1に送られ、トランジスタTr1で反転された後に、抵抗R8を介してCPUのリモコン入力端子に送られる。他方の赤外線リモコン受信モジュール3からのリモコン信号は、アクティブLoのスリー・ステート・バッファ22および抵抗R10を介してトランジスタTr2に送られ、トランジスタTr2で反転された後に、抵抗R8を介してCPUのリモコン入力端子に送られる。各スリー・ステート・バッファ21、22は、CPUによって制御される。
ワイヤリモコン端子と少なくとも1つの赤外線リモコン受信モジュールを備えた従来の液晶プロジェクタでは、ワイヤリモコン端子にワイヤリモコンが接続されている場合でも、赤外線リモコン受信モジュールからの信号がワイヤリモコンからの信号に足し合わされるため、少なくとも1つの赤外線リモコン受信モジュールから光ノイズが入力された場合に、ワイヤレスリモコンからの信号が正常に認識されなくなるという問題がある。この問題を回避するためには、ワイヤリモコン端子にワイヤリモコンが接続された場合に、赤外線リモコン受信モジュール毎に設けられたスリー・ステート・バッファをディセーブルにするための設定をユーザまたはサービスマンが行なう必要がある。
また、2以上の赤外線リモコン受信モジュールを備えた従来の液晶プロジェクタでは、上述したように、1つの赤外線リモコン受信モジュールから光ノイズが入力した場合には、他の赤外線リモコン受信モジュールからの本来のリモコン信号が正常に認識されなくなるという問題がある。この問題を回避するためには、光ノイズを発生している赤外線リモコン受信モジュールに対応するスリー・ステート・バッファをディセーブルにするための設定をユーザまたはサービスマンが行なう必要がある。
この発明は、ワイヤリモコン端子と少なくとも1つの赤外線リモコン受信モジュールを備えた投射型映像表示装置において、ワイヤリモコン端子にワイヤリモコンが接続されている場合には、各赤外線リモコン受信モジュールからの信号入力を自動的に遮断することができる投射型映像表示装置を提供することを目的とする。
この発明は、2以上の赤外線リモコン受信モジュールを備えた投射型映像表示装置において、光ノイズを発生している赤外線リモコン受信モジュールからの信号入力を自動的に遮断することができる投射型映像表示装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、ワイヤリモコン端子と少なくとも1つの赤外線リモコン受信モジュールを備えた投射型映像表示装置において、ワイヤリモコン端子としてスイッチ付きのホーン・ジャックが設けられており、ワイヤリモコン端子にワイヤリモコンのプラグが挿入された状態においては、スイッチ付きのホーン・ジャックの外側切片と内側切片との接触が解除されることに基づいて、各赤外線リモコン受信モジュールからの信号入力を遮断させる回路が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、複数の赤外線リモコン受信モジュールを備えた投射型映像表示装置において、各赤外線リモコン受信モジュール毎に、赤外線リモコン受信モジュールの出力信号に基づいて、当該赤外線リモコン受信モジュールからの信号入力を遮断するための制御回路が設けられており、各制御回路は、対応する赤外線リモコン受信モジュールの出力信号が本来のリモコン信号であるか光ノイズによるノイズ信号であるかを判別し、ノイズ信号であると判別した場合に、当該赤外線リモコン受信モジュールからの信号入力を遮断させる回路であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、各制御回路は、対応する赤外線リモコン受信モジュールの出力信号を平滑化するための平滑回路、ならびに平滑回路によって得られた信号と基準電圧とを比較し、平滑回路によって得られた信号が基準電圧より低いときに、当該赤外線リモコン受信モジュールの出力信号がノイズ信号であると判別する比較回路を備えていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ワイヤリモコン端子と少なくとも1つの赤外線リモコン受信モジュールを備えた投射型映像表示装置において、ワイヤリモコン端子にワイヤリモコンが接続されている場合には、各赤外線リモコン受信モジュールからの信号入力を自動的に遮断することができるようになる。
請求項2または3に記載の発明によれば、2以上の赤外線リモコン受信モジュールを備えた投射型映像表示装置において、光ノイズを発生している赤外線リモコン受信モジュールからの信号入力を自動的に遮断することができるようになる。
以下、図1〜図3を参照して、この発明を液晶プロジェクタに適用した場合の実施例について説明する。
図1は、ワイヤリモコン端子と2つの赤外線リモコン受信モジュールとを備えた液晶プロジェクタのリモコン信号入力回路の構成を示している。図1において、図5と同じものには、同じ符号を付してある。
一方の赤外線リモコン受信モジュール2は、アクティブLoのスリー・ステート・バッファ21、抵抗R9を介してトランジタスTr1のベースに接続されている。トランジタスTr1のコレクタは、抵抗R7および抵抗R6を介して5Vの直流電源端子Vcに接続されているとともに、抵抗R8を介して図示しないCPUのリモコン入力端子Inに接続されている。トランジタスTr1のベースは接地されている。
CPUからスリー・ステート・バッファ21を制御するために、CPUはダイオードD1および抵抗R11を介してスリー・ステート・バッファ21の制御端子に接続されている。ダイオードD1と抵抗R11との接続点は、抵抗R12を介して接地されている。
他方の赤外線リモコン受信モジュール3は、アクティブLoのスリー・ステート・バッファ22、抵抗R10を介してトランジタスTr2のベースに接続されている。トランジタスTr2のコレクタは、抵抗R7および抵抗R6を介して5Vの直流電源端子Vcに接続されているとともに、抵抗R8を介して図示しないCPUのリモコン入力端子Inに接続されている。トランジタスTr2のベースは接地されている。
CPUからスリー・ステート・バッファ22を制御するために、CPUはダイオードD3および抵抗R13を介してスリー・ステート・バッファ22の制御端子に接続されている。ダイオードD3と抵抗R13との接続点は、抵抗R14を介して接地されている。
ワイヤリモコン入力端子4としては、TVやラジオカセット等でよく用いられるスイッチ付きのステレオ・ホーン・ジャック(イヤホーン端子)が使用されている。ワイヤリモコン入力端子4は、外側切片41L、41Rと、内側切片42L、42Rとを備えている。ワイヤリモコンのプラグがワイヤリモコン入力端子4に挿入されていない場合には、外側切片41L、41Rはそれぞれ、内側切片42L、42Rと接触している。ワイヤリモコンのプラグがワイヤリモコン入力端子4に挿入された場合には、外側切片41L、41Rと、内側切片42L、42Rとの接触状態が解除される。
5Vの直流電源端子Vcは、ワイヤリモコン入力端子4の外側切片41Lに接続されているとともに、抵抗R2を介してスイッチングトランジスタTr3のコレクタに接続されている。スイッチングトランジスタTr3のエミッタは接地されている。ワイヤリモコン入力端子4の外側切片41Lに対応する内側切片42Lは、抵抗R1を介してスイッチングトランジスタTr3のベースに接続されている。スイッチングトランジスタTr3のベースは、コンデンサC1を介して接地されている。
スイッチングトランジスタTr3のコレクタは、抵抗R3およびタイオードD2を介して、抵抗R11とダイオードD1との接続点に接続されている。また、スイッチングトランジスタTr3のコレクタは、抵抗R3およびタイオードD4を介して、抵抗R13とダイオードD3との接続点に接続されている。
ワイヤリモコン入力端子4の外側切片41Rに対応する内側切片42Rの一端は開放されている。ワイヤリモコン入力端子4の外側切片41Rは、抵抗R5、フォトカプラ23を介して、抵抗R6と抵抗R7の接続点に接続されているとともに、抵抗R4を介して接地されている。
ワイヤリモコンのプラグがワイヤリモコン入力端子4に挿入されていない場合の動作について説明する。CPUからスリー・ステート・バッファ21、22の制御端子に与えられている電圧はLレベルであるとする。
この場合には、スイッチングトランジスタTr3のベース電圧はHレベルであるので、スイッチングトランジスタTr3はオンとなるため、スイッチングトランジスタTr3のコレクタ電圧はLレベルとなっている。スイッチングトランジスタTr3のコレクタ電圧は、スリー・ステート・バッファ21、22の制御端子に与えられているが、スイッチングトランジスタTr3のコレクタ電圧はLレベルであるため、スリー・ステート・バッファ21、22はアクティブ状態となる。
したがって、一方の赤外線リモコン受信モジュール2から得られるリモコン信号は、スリー・ステート・バッファ21、抵抗R9およびトランジタスTr1に送られ、トランジタスTr1によって反転された後に抵抗R8を介してCPUのリモコン入力端子Inに入力される。他方の赤外線リモコン受信モジュール3から得られるリモコン信号は、スリー・ステート・バッファ22、抵抗R10およびトランジタスTr2に送られ、トランジタスTr2によって反転された後に抵抗R8を介してCPUのリモコン入力端子Inに入力される。つまり、両赤外線リモコン受信モジュール2、3によって得られるリモコン信号は、反転された後に合成されてCPUのリモコン入力端子Inに入力される。
次に、ワイヤリモコンのプラグがワイヤリモコン入力端子4に挿入されている場合の動作について説明する。CPUからスリー・ステート・バッファ21、22の制御端子に与えられている電圧はLレベルであるとする。
ワイヤリモコンのプラグがワイヤリモコン入力端子4に挿入された場合には、外側切片41L、41Rと、内側切片42L、42Rとの接触状態が解除される。外側切片41L、内側切片42Lとの接触状態が解除されると、スイッチングトランジスタTr3のベース電圧はLレベルとなるので、スイッチングトランジスタTr3はオフとなるため、スイッチングトランジスタTr3のコレクタ電圧はHレベルとなる。スイッチングトランジスタTr3のコレクタ電圧は、スリー・ステート・バッファ21、22の制御端子に与えられているので、スイッチングトランジスタTr3のコレクタ電圧がHレベルになると、スリー・ステート・バッファ21、22はディセーブルとなる。この結果、両赤外線リモコン受信モジュール2、3によって得られるリモコン信号は、スリー・ステート・バッファ21、22によって遮断される。
一方、ワイヤリモコンからワイヤリモコン入力端子4に送られたリモコン信号は、抵抗R5、フォトカプラ23、抵抗R7およびR8を介して、CPUのリモコン入力端子Inに入力される。
つまり、ワイヤリモコンのプラグがワイヤリモコン入力端子4に挿入されている場合には、両赤外線リモコン受信モジュール2、3によって得られるリモコン信号が自動的に遮断されるため、ワイヤリモコンからリモコン信号のみがCPUのリモコン入力端子Inに入力される。このため、赤外線リモコン受信モジュール2、3によって光ノイズが発生したとしても、ワイヤリモコンからリモコン信号にその影響が及ばないので、ワイヤリモコンからリモコン信号が正常に認識されるようになる。
図2は、ワイヤリモコン端子と2つの赤外線リモコン受信モジュールとを備えた液晶プロジェクタのリモコン信号入力回路の構成を示している。図2において、図1と同じものには、同じ符号を付してその説明を省略する。
図2の回路と図1の回路との違いは、各赤外線リモコン受信モジュール2、3毎に、赤外線リモコン受信モジュール2、3の出力信号が本来のリモコン信号であるか光ノイズによるノイズ信号であるかを判別するためのノイズ判別回路31、32が設けられている点と、ノイズ判別回路31、32の判別結果に応じてスリー・ステート・バッファ21、22を制御するための回路が付加されている点にある。
赤外線リモコン受信モジュール2の出力信号は、スリー・ステート・バッファ21に送られるとともにノイズ判別回路31にも送られる。ノイズ判別回路31の出力端子は、ダイオードD5を介して、ダイオードD1と抵抗R11との接続点に接続されている。
赤外線リモコン受信モジュール3の出力信号は、スリー・ステート・バッファ22に送られるとともにノイズ判別回路32にも送られる。ノイズ判別回路32の出力端子は、ダイオードD6を介して、ダイオードD3と抵抗R13との接続点に接続されている。
図3は、主としてノイズ判別回路31の構成を示している。なお、ノイズ判別回路32の構成もノイズ判別回路31の構成と同様なので、ここでは、ノイズ判別回路31についてのみ説明する。
ノイズ判別回路31は、抵抗R21、エミッタホロワ回路51、平滑回路52、抵抗R24、R25、R26、コンデンサC12、オペアンプOP1および抵抗R27を備えている。エミッタホロワ回路51は、トランジスタQ1と抵抗R22とから構成されている。平滑回路52は、抵抗R23とコンデンサC11とから構成されている。
赤外線リモコン受信モジュール2の出力信号は、抵抗R21を介してエミッタホロワ回路51に送られ、エミッタホロワ回路51でバッファされた後に平滑回路52によって平滑される。平滑回路52によって得られた信号は、抵抗R24を介してオペアンプOP1の反転入力端子(−)に入力される。
オペアンプOP1の非反転入力端子(+)には、抵抗R25および抵抗R26からなる分圧回路によって生成された基準電圧が入力されている。オペアンプOP1の非反転入力端子(+)はコンデンサC12を介して接地されている。
本来のリモコン信号はHレベルの比率が多く、光ノイズは本来のリモコン信号より低い電圧となる。赤外線リモコン受信モジュール2から本来のリモコン信号が出力されている場合には、オペアンプOP1の反転入力端子(−)に入力される電圧は基準電圧より高くなり、赤外線リモコン受信モジュール2からノイズ信号が出力されている場合には、オペアンプOP1の反転入力端子(−)に入力される電圧は基準電圧より低くなる。
オペアンプOP1の出力電圧は、反転入力端子(−)に入力される電圧が基準電圧より高いときにはLレベルとなり、反転入力端子(−)に入力される電圧が基準電圧より低いときにはHレベルとなる。
オペアンプOP1の出力電圧は、抵抗R27、ダイオードD5および抵抗R11を介してスリー・ステート・バッファ21の制御端子に送られる。赤外線リモコン受信モジュール2から本来のリモコン信号が出力されている場合には、オペアンプOP1の出力電圧はLレベルとなるので、スリー・ステート・バッファ21はアクティブとなる。一方、赤外線リモコン受信モジュール2からノイズ信号が出力されている場合には、オペアンプOP1の出力電圧はHレベルとなるので、スリー・ステート・バッファ21はディセーブルとなる。
ワイヤリモコンのプラグがワイヤリモコン入力端子4に挿入されている場合の動作は第1実施例と同じである。つまり、両赤外線リモコン受信モジュール2、3によって得られるリモコン信号が自動的に遮断され、ワイヤリモコンからリモコン信号のみがCPUのリモコン入力端子Inに入力される。
ワイヤリモコンのプラグがワイヤリモコン入力端子4に挿入されていない場合の動作は、第1実施例と異なる。つまり、第1実施例では、CPUによってスリー・ステート・バッファ21、22の少なくとも一方がディセーブルにされない限りは、両赤外線リモコン受信モジュール2、3によって得られるリモコン信号は、反転された後に合成されてCPUのリモコン入力端子Inに入力される。
これに対して、第2実施例では、ノイズ判別回路31によって光ノイズが検出されている場合には、スリー・ステート・バッファ21が自動的にディセーブルとされ、赤外線リモコン受信モジュール2の出力信号が遮断される。また、ノイズ判別回路32によって光ノイズが検出されている場合には、スリー・ステート・バッファ22が自動的にディセーブルとされ、赤外線リモコン受信モジュール3の出力信号が遮断される。
つまり、複数の赤外線リモコン受信モジュールのうち、ノイズ信号を出力している赤外線リモコン受信モジュールについては、その出力信号が自動的に遮断される。このため、本来のリモコン信号を出力している赤外線リモコン受信モジュールのみの信号が、CPUのリモコン入力端子Inに入力されるようになる。
第1実施例を示し、ワイヤリモコン端子と2つの赤外線リモコン受信モジュールとを備えた液晶プロジェクタのリモコン信号入力回路の構成を示す電気回路図である。 第2実施例を示し、ワイヤリモコン端子と2つの赤外線リモコン受信モジュールとを備えた液晶プロジェクタのリモコン信号入力回路の構成を示す電気回路図である。 主として図2のノイズ判別回路31の構成を示す電気回路図である。 ワイヤリモコン端子と2つの赤外線リモコン受信モジュールとを備えた液晶プロジェクタを示す模式図である。 ワイヤリモコン端子と2つの赤外線リモコン受信モジュールとを備えた液晶プロジェクタの従来のリモコン信号入力回路の構成を示す電気回路図である。
符号の説明
1 液晶プロジェクタ
2、3 赤外線リモコン受信モジュール
4 ワイヤリモコン端子
21、22 スリー・ステイト・バッファ
31、32 ノイズ判別回路
Tr3 トランジスタ
41L 外側切片
42L 内側切片

Claims (3)

  1. ワイヤリモコン端子と少なくとも1つの赤外線リモコン受信モジュールを備えた投射型映像表示装置において、
    ワイヤリモコン端子としてスイッチ付きのホーン・ジャックが設けられており、ワイヤリモコン端子にワイヤリモコンのプラグが挿入された状態においては、スイッチ付きのホーン・ジャックの外側切片と内側切片との接触が解除されることに基づいて、各赤外線リモコン受信モジュールからの信号入力を遮断させる回路が設けられていることを特徴とする投射型映像表示装置。
  2. 複数の赤外線リモコン受信モジュールを備えた投射型映像表示装置において、
    各赤外線リモコン受信モジュール毎に、赤外線リモコン受信モジュールの出力信号に基づいて、当該赤外線リモコン受信モジュールからの信号入力を遮断するための制御回路が設けられており、各制御回路は、対応する赤外線リモコン受信モジュールの出力信号が本来のリモコン信号であるか光ノイズによるノイズ信号であるかを判別し、ノイズ信号であると判別した場合に、当該赤外線リモコン受信モジュールからの信号入力を遮断させる回路であることを特徴とする投射型映像表示装置。
  3. 各制御回路は、対応する赤外線リモコン受信モジュールの出力信号を平滑化するための平滑回路、ならびに平滑回路によって得られた信号と基準電圧とを比較し、平滑回路によって得られた信号が基準電圧より低いときに、当該赤外線リモコン受信モジュールの出力信号がノイズ信号であると判別する比較回路を備えていることを特徴とする請求項2に記載の投射型映像表示装置。
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