JP2006311072A - 分波器及び多重送受信装置 - Google Patents

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Abstract


【技術課題】 送受一体型無線機との接続に適合した分波器及びその分波器を利用した多重送受信装置を提供する。
【解決手段】 送信波と受信波とを分離するバンドパスフィルター16〜24と、前記バンドパスフィルター16〜24からの送信波をアンテナ3側に伝送し、前記アンテナからの受信波を前記バンドパスフィルター側に伝送するアンテナ共用器(7〜15,24,25)とを有している。前記バンドパスフィルター16〜24は、アンテナ3側に2ポートを、無線機側に1ポートを有する構造である。そして、分波器4の無線機側ポートP1〜p4に送受一体型無線機1を接続する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、1台のアンテナを複数のスペクトラムで使用する分波器及びその分波器を利用した多重送受信装置に関する。
従来、特許文献1に示す分波器が開発されている。前記分波器は、信号を送受信するアンテナと、入力された信号を反射する反射手段と、複数の送受共用器と、これら複数の送受共用器と同数の数のサーキュレーターとを有している。そして、前記サーキュレーターのそれぞれが前記アンテナと前記反射手段との間に設けられ、アンテナからの受信信号が反射手段側に流れる向きに前記サーキュレーターの3つの端子のうちの特定の2つの端子が互いに異なった端子間で接続されるようにして直列に接続されている。前記複数の送受共用器のおのおのは、それらの共用端が前記特定の2つの端子を除いた1つの端子に接続されており、送信側端子に送信フィルターが、また受信側端子には受信フィルターが接続された構成になっている。
前記分波器は、上述した構成から明らかなように、送信フィルターと受信フィルターとからなるバンドパスフィルターは、アンテナ側の送信フィルターと受信フィルターとの端子が接続されて1ポートになっており、無線機側の送信フィルターと受信フィルターとの端子が2ポートになっている。
最近、マイクロ波回線などに使用される無線機のサイズが小型化されている。この種の無線機は、1台の筐体内に送信部と受信部とが組み込まれ、送信部からアンテナ側への送信信号と、アンテナ側から受信部への受信信号とが1ポートを通して送受信する送受一体型無線機の構成になっている。そして、前記送受一体型無線機による通信を行うにあたっては、図4に示すように、1台の送受一体型無線機1と1台のアンテナ2とを組み合わせており、その両者を1つのポートPにより接続していた。
特許第3178434号
ところで、マイクロ波回線を使用する通信では、信号を多重化して送受信することが行われている。この通信に前記送受一体型無線機1を用いる場合には、前記無線機1は、送信部からアンテナ側への送信信号と、アンテナ側から受信部への受信信号とを1ポートを通して送受信する構成になっているため、特許文献1に示された分波器と組み合わせて使用することが考えられる。
特許文献1に開示された分波器は、バンドパスフィルターを構成するアンテナ側の送信フィルターと受信フィルターとの端子が接続されて1ポートになっており、無線機側の送信フィルターと受信フィルターとの端子が2ポートになっている。
したがって、特許文献1に開示された分波器に送受一体型無線機を接続する場合、2ポートとなっている無線機側の送信フィルターと受信フィルターとの端子と、送受一体型無線機の1ポートとの間に、送信波と受信波を分離する分波器を新たに設置しなければならない。
本発明の目的は、送受一体型無線機との接続に適合した分波器及びその分波器を利用した多重送受信装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係る分波器は、送信波と受信波とを分離するバンドパスフィルターと、前記バンドパスフィルターからの送信波をアンテナ側に伝送し、前記アンテナからの受信波を前記バンドパスフィルター側に伝送するアンテナ共用器とを有し、
前記バンドパスフィルターは、アンテナ側に2ポートを、無線機側に1ポートを有する構造であることを特徴とするものである。
したがって、本発明によれば、バンドパスフィルターが無線機側に1ポートを有しているため、バンドパスフィルターの1ポートに送受一体型無線機の1ポートを1対1の関係で直接接続することとなる。
また前記バンドパスフィルターは、特定された送信周波数のみを通過させる送信フィルターと、特定された受信周波数のみを通過させる受信フィルターとを有し、前記送信フィルター及び前記受信フィルターは、無線機側の端子を接続してこれを1ポートとする構成とすることが望ましいものである。
したがって、バンドパスフィルターは送信フィルター及び受信フィルターを備えているとしても、バンドパスフィルターの無線機側ポートが単一構造となる。
また前記バンドパスフィルターを複数備え、前記無線機側のポートを複数配置した構成としてもよい。この場合、複数の前記バンドパスフィルターは、チャンネル毎に特定された帯域で送信波と受信波とを分離することが望ましいものである。また前記バンドパスフィルターは、前記無線機側のポートにサーキュレータを有する構成としてもよいものである。
前記分波器を利用した本発明に係る多重送受信装置は、送信波と受信波とを分離するバンドパスフィルターと、前記バンドパスフィルターからの送信波をアンテナ側に伝送し、前記アンテナからの受信波を前記バンドパスフィルター側に伝送するアンテナ共用器とを有する分波器と、共用ポートに通して送信及び受信を行う送受一体型無線機とが組み合わされ、
前記分波器のバンドパスフィルターは、アンテナ側に2ポートを、無線機側に1ポートを有する構造とし、前記送受一体型無線機は、前記共用ポートが前記バンドパスフィルターの無線機側ポートに接続されたことを特徴とするものである。
また前記分波器は、前記無線機側のポートを複数備え、前記送受一体型無線機は、前記無線機側の各ポートに対応してそれぞれ接続される構成としてもよいものである。また前記分波器は、アンテナポートに1台のアンテナを接続した構成としてもよいものである。
以上説明したように本発明によれば、バンドパスフィルターが無線機側に1ポートを有しているため、バンドパスフィルターの1ポートに送受一体型無線機の1ポートを1対1の関係で直接接続することができ、バンドパスフィルターと送受一体型無線機との間に新たな分波器を介在させる必要性をなくすことができる。
さらに前記バンドパスフィルターの設置台数を増やすことにより、前記分波器の無線機側のポートの個数を増やすことができ、1台の分波器に接続する送受一体型無線機の台数を簡単に増やすことができる。
したがって本発明に係る分波器は、送受一体型無線機に対応した構成であり、この分波器と送受一体型無線機とを組み合わせることにより、簡単に多重送受信装置を構築することができる。しかも、その構築した多重送受信装置により、マイクロ回線などに必要な多重化信号を容易に得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1に示すように本発明の実施形態に係る多重送受信装置は、1台のアンテナ3と、前記アンテナ3を接続する1つのアンテナポート4a及び複数の送受信ポート4bを備えた分波器4と、複数の送受一体型無線機1とを有している。なお、図1に示す実施形態では、分波器4を送受一体型無線機1と組み合わせて多重送受信装置を構築しているが、本発明の実施形態に係る分波器4は、送受一体型無線機1以外の構成を備えた無線機と組み合わせてもよいものである。
前記送受一体型無線機1は図2に示すように、送信部1aと、受信部1bと、送信部1aと受信部1bとに共用する共用導波管5a,共用同軸線5bと、バンドパスフィルター(以下、BPFという)1c,1d,1e,1fとを有している。
送信部1aの出力側はBPF1cを介して一方の共用導波管5aに接続され、その入力側はBPF1dを介して他方の共用同軸線5bに接続されている。同様に受信部1bの出力側はBPF1eを介して一方の共用導波管5aに接続され、その入力側はBPF1fを介して他方の共用同軸線5bに接続されている。
バンドパスフィルター1c及び1dは、特定された送信周波数のみを通過させる送信フィルターを構成している。またバンドパスフィルター1e及び1fは、特定された受信周波数のみを通過させる受信フィルターを構成している。さらに複数のバンドパスフィルター1c,1d,1e,1fは、チャネル毎に特定された帯域で送信波と受信波とを分離するように設定されている。
前記分波器4は、アンテナ3との間が導波管6を介して接続されており、CH1〜CH4の4チャンネルを有し、CH1〜CH4の送信波の送信周波数がft1〜ft4に、CH1〜CH4の受信波の受信周波数がfr1〜fr4に、それぞれ割り当てられている。また、送受一体型無線機1は複数備えられている。これらの送受一体型無線機は、送信波の送信周波数がft1であって受信波の受信周波数がfr1である送受一体型無線機1と、送信波の送信周波数がftであって受信波の受信周波数がfrである送受一体型無線機1と、送信波の送信周波数がftであって受信波の受信周波数がfrである送受一体型無線機1と、送信波の送信周波数がftであって受信波の受信周波数がfrである送受一体型無線機1とが組み合わされている。
前記分波器4は、バンドパスフィルター(Band Pass Filter:以下、BPFという。)16〜24と、アンテナ共用器とを備え、マイクロ波無線信号の多重および分離を行う構成に構築されている。
前記アンテナ共用器は、送受共用器7と、前記送受共有器7を中心として対象に配置されたサーキュレータ8〜11,12〜15とを有している。具体的に説明すると、サーキュレータ8〜11は、CH1〜CH4の送信波に対応しており、サーキュレータ12〜15は、CH1〜CH4の受信波に対応している。
またBPF16は、複数の送受一体型無線機1のうち、チャネルCH1の送信波(送信周波数ft1)、BPF18は、複数の送受一体型無線機1のうち、チャネルCH2の送信波送信周波数ft)、BPF21は、複数の送受一体型無線機1のうち、チャネルCH3の送信波送信周波数ft)を、BPF23は、複数の送受一体型無線機1のうち、チャネルCH4の送信波送信周波数ft)をそれぞれ通過させる。またBPF17は、複数の送受一体型無線機1のうち、チャネルCH1の受信波(受信周波数fr)、BPF120は、複数の送受一体型無線機1のうち、チャネルCH2の受信信周波数fr)、BPF22は、複数の送受一体型無線機1のうち、チャネルCH3の受信波送信周波数fr)を、BPF24は、複数の送受一体型無線機1のうち、チャネルCH4の受信波送信周波数fr)をそれぞれ通過させる。
サーキュレータ8には、終端器25とチャネルCH1に対応のBPF16とサーキュレータ9とが接続されている。サーキュレータ8の回転方向は、終端器25からBPF16へ、BPF16からサーキュレータ9へ送信波が伝搬するように設定されている。サーキュレータ9には、チャネルCH2に対応のBPF18とサーキュレータ10が接続されている。サーキュレータ9の回転方向は、サーキュレータ8からBPF18へ、BPF18からサーキュレータ10へ送信波が伝搬するように設定されている。サーキュレータ10には、チャネルCH3に対応のBPF21とサーキュレータ11が接続されている。サーキュレータ10の回転方向は、サーキュレータ9からBPF21へ、BPF21からサーキュレータ11へ送信波が伝搬するように設定されている。サーキュレータ11には、チャネルCH4に対応のBPF23と送受共用器(サーキュレータ)7が接続されている。サーキュレータ11の回転方向は、サーキュレータ10からBPF23へ、BPF23からサーキュレータ7へ送信波が伝搬するように設定されている。
送受共用器7としてのサーキュレータ7の回転方向は、BPF23からの送信波をアンテナ3に伝搬するように設定されているともとに、アンテナ3からの受信波をサーキュレータ12側に伝搬するように設定されている。
サーキュレータ12には、送受共用器7とチャネルCH1に対応のBPF17とサーキュレータ13とが接続されている。サーキュレータ12の回転方向は、送受共用器7からBPF17へ、BPF17からサーキュレータ13へ受信波が伝搬するように設定されている。サーキュレータ13には、チャネルCH2に対応のBPF20とサーキュレータ14が接続されている。サーキュレータ13の回転方向は、サーキュレータ12からBPF20へ、BPF20からサーキュレータ14へ受信波が伝搬するように設定されている。サーキュレータ14には、チャネルCH3に対応のBPF22とサーキュレータ15が接続されている。サーキュレータ14の回転方向は、サーキュレータ13からBPF22へ、BPF22からサーキュレータ15へ送信波が伝搬するように設定されている。サーキュレータ15には、チャネルCH4に対応のBPF24と終端器26が接続されている。サーキュレータ15の回転方向は、サーキュレータ14からBPF24へ、終端器26からBPF24へ受信波が伝搬するように設定されている。
さらに、チャネル毎に組をなす送信用BPF16及び受信用BPF17、チャネル毎に組をなす送信用BPF18及び受信用BPF20、チャネル毎に組をなす送信用BPF21及び受信用BPF22、チャネル毎に組をなす送信用BPF23及び受信用BPF24は、サーキュレータ8〜11,サーキュレータ12〜15と接続された端子と反対側に位置する無線機側の端子が共通に接続されて1ポートとなっており、アンテナ側の端子が2ポートとなっている。
さらに組をなす送信用BPF16及び受信用BPF17、組をなす送信用BPF18及び受信用BPF20、組をなす送信用BPF21及び受信用BPF22、組をなす送信用BPF23及び受信用BPF24の共通接続された1ポートには、各送受一体型無線機1の導波管5aがそれぞれ接続されている。
まず送信時における動作について説明する。このような構成の分波器4と組み合わせたチャンネルCH1の送受一体型無線機1は、送信用の信号が同軸線5bに入力すると、BPF1dを通して送信部1aに入力される。送信部1aは、前記信号に基づいて送信周波数ft1の送信波をBPF1cを介して導波路5aから分波器4に送信する。
チャンネルCH1用送受一体型無線機1から送信されたCH1の送信周波数ft1を有する送信波は、送信BPF16を通過し、サーキュレータ8方向に伝播する。サーキュレータ8の回転方向は、送信BPF16からのサーキュレータ9の方向へ伝播するようになっている。サーキュレータ9は、CH1の送信波を送信BPF18の方向へ伝播する。しかし、送信周波数ft1は送信BPF18の通過阻止帯域である。そこで、このCH1の送信波を反射し、サーキュレータ9を介してサーキュレータ10の方向に伝播させる。しかし、送信周波数ft1は各送信BPF21,23の通過阻止帯域であるため、送信BPF21,23で反射される。このようにしてサーキュレータ7に到達したCH1の送信波は、このサーキュレータ7によりアンテナ6の方向へ伝播することになる。
チャンネルCH2の送受一体型無線機1は、送信用の信号が同軸線5bに入力すると、BPF1dを通して送信部1aに入力される。送信部1aは、前記信号に基づいて送信周波数ftの送信波をBPF1cを介して導波路5aから分波器4に送信する。
チャンネルCH2用送受一体型無線機1から送信されたCH2の送信周波数ft2を有する送信波は、送信BPF18を通過し、サーキュレータ9に伝播する。サーキュレータ9の回転方向は、送信BPF18からサーキュレータ10の方向へ伝播するようになっている。サーキュレータ10は、CH2の送信波を送信BPF21の方向へ伝播する。しかし、周波数ft2は送信BPF21の通過阻止帯域である。そこで、このCH2の送信波を反射し、サーキュレータ10を介してサーキュレータ11に伝播させる。しかし、送信周波数ftは各送信BPF21,23の通過阻止帯域であるため、送信BPF21,23で反射される。このようにしてサーキュレータ7に到達したCH2の送信波は、このサーキュレータ7によりアンテナ6の方向へ伝播することになる。
チャンネルCH3の送受一体型無線機1は、送信用の信号が同軸線5bに入力すると、BPF1dを通して送信部1aに入力される。送信部1aは、前記信号に基づいて送信周波数ftの送信波をBPF1cを介して導波路5aから分波器4に送信する。
チャンネルCH3用送受一体型無線機1から送信されたCH3の送信周波数ftを有する送信波は、送信BPF21を通過し、サーキュレータ10に伝播する。サーキュレータ10の回転方向は、送信BPF21からサーキュレータ11の方向へ伝播するようになっている。サーキュレータ11は、CH3の送信波を送信BPF23の方向へ伝播する。しかし、周波数ftは送信BPF23の通過阻止帯域である。そこで、このCH3の送信波を反射し、サーキュレータ11を介してサーキュレータ7に伝播させる。このようにしてサーキュレータ7に到達したCH3の送信波は、このサーキュレータ7によりアンテナ6の方向へ伝播することになる。
チャンネルCH4の送受一体型無線機1は、送信用の信号が同軸線5bに入力すると、BPF1dを通して送信部1aに入力される。送信部1aは、前記信号に基づいて送信周波数ftの送信波をBPF1cを介して導波路5aから分波器4に送信する。
チャンネルCH4用送受一体型無線機1から送信されたCH4の送信周波数ftを有する送信波は、送信BPF23を通過し、サーキュレータ11に伝播する。サーキュレータ11の回転方向は、送信BPF23からサーキュレータ7の方向へ伝播するようになっている。このようにしてサーキュレータ7に到達したCH4の送信波は、このサーキュレータ7によりアンテナ6の方向へ伝播することになる。
次に受信時における動作について説明する。アンテナ3で受信した受信波は導波管6を介してサーキュレータ7に伝播する。サーキュレータ7は、その回転方向が導波管6からサーキュレータ12の方向へ伝播するように接続されているため、アンテナ3からの受信波はサーキュレータ12の方向に伝播する。
サーキュレータ12は、その受信波を受信BPF17に伝搬する。受信BPF17は、アンテナ3による受信波のうち受信周波数fr1のCH1受信波のみを通過させる特性を有しているため、受信BPF17は、受信周波数fr1のCH1受信波のみを通過させ、それ以外の受信波を反射させる。
チャンネルCH1の送受一体型無線機1は、分波器4の受信BPF17を通過した受信周波数fr1のCH1受信波が導波管5aに入力すると、BPF1eを通して受信部1bに入力される。受信部1bは、前記信号に基づいて受信周波数fr1の受信波をBPF1fを介して同軸線5bから出力する。
受信BPF17で反射された受信波は、サーキュレータ12からサーキュレータ13に伝搬される。サーキュレータ13は、その回転方向がサーキュレータ12から受信BPF20の方向へ伝播するように接続されているため、受信BPF17で反射された受信波は受信BPF20の方向に伝播する。受信BPF20は、受信BPF17で反射された受信波のうち受信周波数frのCH2受信波のみを通過させる特性を有しているため、受信BPF20は、受信周波数frのCH2受信波のみを通過させ、それ以外の受信波を反射させる。
チャンネルCH2の送受一体型無線機1は、分波器4の受信BPF17を通過した受信周波数frのCH2受信波が導波管5aに入力すると、BPF1eを通して受信部1bに入力される。受信部1bは、前記信号に基づいて受信周波数frの受信波をBPF1fを介して同軸線5bから出力する。
受信BPF20で反射された受信波は、サーキュレータ13からサーキュレータ14に伝搬される。サーキュレータ14は、その回転方向がサーキュレータ13から受信BPF22の方向へ伝播するように接続されているため、受信BPF20で反射された受信波は受信BPF22の方向に伝播する。受信BPF22は、受信BPF20で反射された受信波のうち受信周波数frのCH3受信波のみを通過させる特性を有しているため、受信BPF22は、受信周波数frのCH3受信波のみを通過させ、それ以外の受信波を反射させる。
チャンネルCH3の送受一体型無線機1は、分波器4の受信BPF22を通過した受信周波数frのCH3受信波が導波管5aに入力すると、BPF1eを通して受信部1bに入力される。受信部1bは、前記信号に基づいて受信周波数frの受信波をBPF1fを介して同軸線5bから出力する。
受信BPF22で反射された受信波は、サーキュレータ14からサーキュレータ15に伝搬される。サーキュレータ15は、終端器25が接続され、かつその回転方向がサーキュレータ14から受信BPF24の方向へ伝播するように接続されているため、受信BPF22で反射された受信波は受信BPF24の方向に伝播する。受信BPF24は、受信BPF22で反射された受信波のうち受信周波数frのCH4受信波のみを通過させる特性を有しているため、受信BPF24は、受信周波数frのCH4受信波のみを通過させ、それ以外の受信波を反射させる。
チャンネルCH4の送受一体型無線機1は、分波器4の受信BPF24を通過した受信周波数frのCH4受信波が導波管5aに入力すると、BPF1eを通して受信部1bに入力される。受信部1bは、前記信号に基づいて受信周波数fr1の受信波をBPF1fを介して同軸線5bから出力する。
以上説明したように図2に示す実施形態によれば、バンドパスフィルターが無線機側に1ポートを有しているため、バンドパスフィルターの1ポートに送受一体型無線機の1ポートを1対1の関係で直接接続することができ、バンドパスフィルターと送受一体型無線機との間に新たな分波器を介在させる必要性をなくすことができる。さらに前記バンドパスフィルターの設置台数を増やすことにより、前記分波器の無線機側のポートの個数を増やすことができ、1台の分波器に接続する送受一体型無線機の台数を簡単に増やすことができる。
したがって本発明の実施形態に係る分波器は、送受一体型無線機に対応した構成であり、この分波器と送受一体型無線機とを組み合わせることにより、簡単に多重送受信装置を構築することができる。しかも、その構築した多重送受信装置により、マイクロ回線などに必要な多重化信号を容易に得ることができる。
図3に示す本発明の実施形態は、図2に示す実施形態の変形例を示すものである。図2に示す実施形態は、送受一体型無線機1の導波管5aを分波器4の組をなす送信BPF16及び受信BPF17、組をなす送信BPF18及び受信BPF20、組をなす送信BPF21及び受信BPF22、組をなす送信BPF23及び受信BPF24のそれぞれ1ポートP1,P2,P3及びP4に直接接続しているが、これに限られるものではない。図3に示す実施形態のように、組をなすBPFの1ポートにサーキュレータを配置し、それらのサーキュレータの入力側に送受一体型無線機1を接続するようにしてもよいものである。その構成を具体的に説明する。
図3に示す実施形態は、分波器4の組をなす送信BPF16及び受信BPF17、組をなす送信BPF18及び受信BPF20、組をなす送信BPF21及び受信BPF22、組をなす送信BPF23及び受信BPF24のそれぞれ1ポートP1,P2,P3及びP4にサーキュレータ27〜30をそれぞれ接続している。そして、チャンネルが異なる送受一体型無線機1の導波管5aを各サーキュレータ27〜30の入力側にそれぞれ接続している。
まず送信時における動作について説明する。このような構成の分波器4と組み合わせたチャンネルCH1の送受一体型無線機1は、送信用の信号が導波管5bに入力すると、BPF1dを通して送信部1aに入力される。送信部1aは、前記信号に基づいて送信周波数ft1の送信波をBPF1cを介して導波管5aから出力する。
導波管5aから出力された送信周波数ft1の送信波は、サーキュレータ27に入力する。サーキュレータ27は、その回転方向が送受一体型無線機1のBPF1cから分波器4の通信BPF16へ伝搬する方向になっている。そのため、チャンネルCH1用送受一体型無線機1から送信されたCH1の送信周波数ft1を有する送信波は、送信BPF16を通過し、サーキュレータ8方向に伝播する。サーキュレータ8の回転方向は、送信BPF16からのサーキュレータ9の方向へ伝播するようになっている。サーキュレータ9は、CH1の送信波を送信BPF18の方向へ伝播する。しかし、送信周波数ft1は送信BPF18の通過阻止帯域である。そこで、このCH1の送信波を反射し、サーキュレータ9を介してサーキュレータ10の方向に伝播させる。しかし、送信周波数ft1は各送信BPF21,23の通過阻止帯域であるため、送信BPF21,23で反射される。このようにしてサーキュレータ7に到達したCH1の送信波は、このサーキュレータ7によりアンテナ6の方向へ伝播することになる。
チャンネルCH2の送受一体型無線機1は、送信用の信号が導波管5bに入力すると、BPF1dを通して送信部1aに入力される。送信部1aは、前記信号に基づいて送信周波数ftの送信波をBPF1cを介して導波管5aから出力する。
導波管5aから出力された送信周波数ftの送信波は、サーキュレータ28に入力する。サーキュレータ28は、その回転方向が送受一体型無線機1のBPF1cから分波器4の通信BPF18へ伝搬する方向になっている。そのため、チャンネルCH2用送受一体型無線機1から送信されたCH2の送信周波数ft2を有する送信波は、送信BPF18を通過し、サーキュレータ9に伝播する。サーキュレータ9の回転方向は、送信BPF18からサーキュレータ10の方向へ伝播するようになっている。サーキュレータ10は、CH2の送信波を送信BPF21の方向へ伝播する。しかし、周波数ft2は送信BPF21の通過阻止帯域である。そこで、このCH2の送信波を反射し、サーキュレータ10を介してサーキュレータ11に伝播させる。しかし、送信周波数ftは各送信BPF21,23の通過阻止帯域であるため、送信BPF21,23で反射される。このようにしてサーキュレータ7に到達したCH2の送信波は、このサーキュレータ7によりアンテナ6の方向へ伝播することになる。
チャンネルCH3の送受一体型無線機1は、送信用の信号が導波管5bに入力すると、BPF1dを通して送信部1aに入力される。送信部1aは、前記信号に基づいて送信周波数ftの送信波をBPF1cを介して導波路5aから分波器4に送信する。
導波管5aから出力された送信周波数ftの送信波は、サーキュレータ29に入力する。サーキュレータ29は、その回転方向が送受一体型無線機1のBPF1cから分波器4の通信BPF21へ伝搬する方向になっている。そのため、チャンネルCH3用送受一体型無線機1から送信されたCH3の送信周波数ftを有する送信波は、送信BPF21を通過し、サーキュレータ10に伝播する。サーキュレータ10の回転方向は、送信BPF21からサーキュレータ11の方向へ伝播するようになっている。サーキュレータ11は、CH3の送信波を送信BPF23の方向へ伝播する。しかし、周波数ftは送信BPF23の通過阻止帯域である。そこで、このCH3の送信波を反射し、サーキュレータ11を介してサーキュレータ7に伝播させる。このようにしてサーキュレータ7に到達したCH3の送信波は、このサーキュレータ7によりアンテナ6の方向へ伝播することになる。
チャンネルCH4の送受一体型無線機1は、送信用の信号が導波管5bに入力すると、BPF1dを通して送信部1aに入力される。送信部1aは、前記信号に基づいて送信周波数ftの送信波をBPF1cを介して導波路5aから分波器4に送信する。
チャンネルCH4の送受一体型無線機1は、送信用の信号が導波管5bに入力すると、BPF1dを通して送信部1aに入力される。送信部1aは、前記信号に基づいて送信周波数ftの送信波をBPF1cを介して導波管5aから出力する。
導波管5aから出力された送信周波数ftの送信波は、サーキュレータ30に入力する。サーキュレータ30は、その回転方向が送受一体型無線機1のBPF1cから分波器4の通信BPF24へ伝搬する方向になっている。そのため、チャンネルCH4用送受一体型無線機1から送信されたCH4の送信周波数ftを有する送信波は、送信BPF23を通過し、サーキュレータ11に伝播する。サーキュレータ11の回転方向は、送信BPF23からサーキュレータ7の方向へ伝播するようになっている。このようにしてサーキュレータ7に到達したCH4の送信波は、このサーキュレータ7によりアンテナ6の方向へ伝播することになる。
次に受信時における動作について説明する。アンテナ3で受信した受信波は導波管6を介してサーキュレータ7に伝播する。サーキュレータ7は、その回転方向が導波管6からサーキュレータ12の方向へ伝播するように接続されているため、アンテナ3からの受信波はサーキュレータ12の方向に伝播する。
サーキュレータ12は、その受信波を受信BPF17に伝搬する。受信BPF17は、アンテナ3による受信波のうち受信周波数fr1のCH1受信波のみを通過させる特性を有しているため、受信BPF17は、受信周波数fr1のCH1受信波のみを通過させ、それ以外の受信波を反射させる。
受信BPF17を通過した受信周波数fr1のCH1受信波は、サーキュレータ27に入力する。サーキュレータ27は、その回転方向が分波器4のBPF17から送受一体型無線機1のBPF1eへ伝搬する方向である。そのため、チャンネルCH1の送受一体型無線機1は、分波器4の受信BPF17を通過した受信周波数fr1のCH1受信波が導波管5aに入力すると、BPF1eを通して受信部1bに入力される。受信部1bは、前記信号に基づいて受信周波数fr1の受信波をBPF1fを介して同軸線5bから出力する。
受信BPF17で反射された受信波は、サーキュレータ12からサーキュレータ13に伝搬される。サーキュレータ13は、その回転方向がサーキュレータ12から受信BPF20の方向へ伝播するように接続されているため、受信BPF17で反射された受信波は受信BPF20の方向に伝播する。受信BPF20は、受信BPF17で反射された受信波のうち受信周波数frのCH2受信波のみを通過させる特性を有しているため、受信BPF20は、受信周波数frのCH2受信波のみを通過させ、それ以外の受信波を反射させる。
受信BPF20を通過した受信周波数frのCH2受信波は、サーキュレータ28に入力する。サーキュレータ28は、その回転方向が分波器4のBPF20から送受一体型無線機1のBPF1eへ伝搬する方向である。そのため、チャンネルCH2の送受一体型無線機1は、分波器4の受信BPF17を通過した受信周波数frのCH2受信波が導波管5aに入力すると、BPF1eを通して受信部1bに入力される。受信部1bは、前記信号に基づいて受信周波数frの受信波をBPF1fを介して同軸線5bから出力する。
受信BPF20で反射された受信波は、サーキュレータ13からサーキュレータ14に伝搬される。サーキュレータ14は、その回転方向がサーキュレータ13から受信BPF22の方向へ伝播するように接続されているため、受信BPF20で反射された受信波は受信BPF22の方向に伝播する。受信BPF22は、受信BPF20で反射された受信波のうち受信周波数frのCH3受信波のみを通過させる特性を有しているため、受信BPF22は、受信周波数frのCH3受信波のみを通過させ、それ以外の受信波を反射させる。
受信BPF22を通過した受信周波数frのCH3受信波は、サーキュレータ29に入力する。サーキュレータ29は、その回転方向が分波器4のBPF22から送受一体型無線機1のBPF1eへ伝搬する方向である。そのため、チャンネルCH3の送受一体型無線機1は、分波器4の受信BPF22を通過した受信周波数frのCH3受信波が導波管5aに入力すると、BPF1eを通して受信部1bに入力される。受信部1bは、前記信号に基づいて受信周波数frの受信波をBPF1fを介して同軸線5bから出力する。
受信BPF22で反射された受信波は、サーキュレータ14からサーキュレータ15に伝搬される。サーキュレータ15は、終端器25が接続され、かつその回転方向がサーキュレータ14から受信BPF24の方向へ伝播するように接続されているため、受信BPF22で反射された受信波は受信BPF24の方向に伝播する。受信BPF24は、受信BPF22で反射された受信波のうち受信周波数frのCH4受信波のみを通過させる特性を有しているため、受信BPF24は、受信周波数frのCH4受信波のみを通過させ、それ以外の受信波を反射させる。
受信BPF24を通過した受信周波数frのCH4受信波は、サーキュレータ30に入力する。サーキュレータ30は、その回転方向が分波器4のBPF24から送受一体型無線機1のBPF1eへ伝搬する方向である。そのため、チャンネルCH4の送受一体型無線機1は、分波器4の受信BPF24を通過した受信周波数frのCH4受信波が導波管5aに入力すると、BPF1eを通して受信部1bに入力される。受信部1bは、前記信号に基づいて受信周波数fr1の受信波をBPF1fを介して同軸線5bから出力する。
以上のように図3に示す実施形態によれば、組をなす送信BPF及び受信BPFと送受一体型無線機1との間にサーキュレータを配置することで、送信BPFと受信BPFそれぞれの帯域外反射特性を考慮することなく接続することが可能となる。このことについて具体的に説明する。
図2に示す送受一体型無線機1と送信BPF及び受信BPFとの間にサーキュレータを介在させない構造では、通過帯域と反射帯域の位相を合わせて、影響しあわないようにしておく必要があった。
これに対して、図3に示すようにサーキュレータを配置することにより、送信BPFと受信BPFを周波数変更のために交換する際、あらかじめ送信BPFと受信BPFの帯域外反射特性を合わせて調整しておく必要がなくなり、無線周波数の変更が容易になるというメリットがある。
なお以上の説明では、分波器4及び送受一体型無線機1が4チャンネルの場合について説明したが、これに限定されるものではない。また、分波器4とアンテナ4、分波器4と送受一体型無線機1とを導波管により接続したが、導波管に代えて同軸線により接続してもよいものである。また導波管と同軸線とを混在して接続するようにしてもよいものである。
また、以上の説明では、送受一体型無線機1は、2チャンネル分の送信系及び受信系としたが、このチャンネル数に限られるものではない。また同様に分波器4の組をなす通信BPFと受信BPFとを4チャンネルとしたが、これに限られるものではない。
以上説明したように本発明によれば、送信波と受信波を分離するバンドパスフィルターを内蔵しているので、送受一体型無線機を一箇所の接続ポートで分波器に接続できる。さらにアンテナ共用器を内蔵しているので、アンテナ接続は一箇所で行うことができる。さらに複数の無線機接続ポートを有しているので、複数の送受一体型無線機を接続することができる。
本発明の一実施形態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示す回路図である。 本発明の他の実施形態を示す回路図である。 従来例を示す斜視図である。
符号の説明
1 送受一体型無線機
1c,1d 通信BPF
1e,1f 受信BPF
3 アンテナ
4 分波器
5a,5b 導波管
6 導波管
7〜15 サーキュレータ
16,18,21,23 通信BPF
17,20,22,24 受信BPF
27〜30 サーキュレータ

Claims (8)

  1. 送信波と受信波とを分離するバンドパスフィルターと、
    前記バンドパスフィルターからの送信波をアンテナ側に伝送し、前記アンテナからの受信波を前記バンドパスフィルター側に伝送するアンテナ共用器とを有し、
    前記バンドパスフィルターは、アンテナ側に2ポートを、無線機側に1ポートを有する構造であることを特徴とする分波器。
  2. 前記バンドパスフィルターは、特定された送信周波数のみを通過させる送信フィルターと、特定された受信周波数のみを通過させる受信フィルターとを有し、
    前記送信フィルター及び前記受信フィルターは、無線機側の端子を接続してこれを1ポートとしたことを特徴とする請求項1に記載の分波器。
  3. 前記バンドパスフィルターを複数備え、前記無線機側のポートを複数配置したことを特徴とする請求項2に記載の分波器。
  4. 複数の前記バンドパスフィルターは、チャンネル毎に特定された帯域で送信波と受信波とを分離することを特徴とする請求項3に記載の分波器。
  5. 前記バンドパスフィルターは、前記アンテナ側のポートにサーキュレーターを有することを特徴とする請求項1に記載の分波器。
  6. 送信波と受信波とを分離するバンドパスフィルターと、前記バンドパスフィルターからの送信波をアンテナ側に伝送し、前記アンテナからの受信波を前記バンドパスフィルター側に伝送するアンテナ共用器とを有する分波器と、
    共用ポートに通して送信及び受信を行う送受一体型無線機とを組み合わせ、
    前記分波器のバンドパスフィルターは、アンテナ側に2ポートを、無線機側に1ポートを有する構造であり、
    前記送受一体型無線機は、前記共用ポートが前記バンドパスフィルターの無線機側ポートに接続されたことを特徴とする多重送受信装置。
  7. 前記分波器は、前記無線機側のポートを複数備え、
    前記送受一体型無線機は、前記無線機側の各ポートに対応してそれぞれ接続されたことを特徴とする請求項6に記載の多重送受信装置。
  8. 前記分波器は、アンテナポートに1台のアンテナを接続したことを特徴とする請求項7に記載の多重送受信装置。
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