JP2006310978A - 電子撮影装置 - Google Patents

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剛 萩原
Tatsuhiko Ikehata
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圭 田代
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豊一 相澤
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Abstract

【課題】 被写体の撮影前後の雰囲気音を撮影画像に対して記録することが可能な電子撮影装置を提供する。
【解決手段】 被写体の撮影を行い、撮影した被写体の画像信号を生成する撮影手段と、被写体の撮影前後の所定時間分の音声信号を生成して一時記憶する音声信号生成手段と、撮影手段にて生成した画像信号と、音声信号生成手段にて生成され一時記憶している音声信号とを記録可能な記録メディアのメモリカード22またはHDD23、撮像手段にて生成した画像信号を記録メディアに記録する際に、音声信号生成手段にて生成して一時記憶されている被写体撮影前後の音声信号を記録させる記録制御手段とからなる電子撮影装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、静止画及び動画像を電気的な撮影信号に変換して、撮影信号を画像データとして記録媒体に記録する電子撮影装置において、撮影前と撮影後の音声も記録可能な電子撮影装置に関する。
従来から被写体像を光電変換する固体撮像素子を用いて、静止画像及び動画像の電気画像信号を生成して、記録媒体に記録するデジタルスチールカメラやビデオカメラと称される電子カメラあるいは電子撮影装置(以下、単に電子カメラと称する)が実用化されている。また、1台の電子カメラで、動画像と静止画像とを共に撮影することのできる電子カメラも実用化されている。
電子カメラは、撮影した静止画と動画像の電気画像信号を高記録容量の半導体メモリをカード化した半導体メモリカードや大記録容量のハードディスクが記録媒体として用いられるようになっている。
電子カメラは、静止画と動画像の撮影による画像信号を記録すると共に、音声信号の記録も可能となっている。音声信号の記録は、一般に動画撮影中の周囲の音声を記録するもので、静止画撮影時には音声の記録は行われず、静止画撮影後に音声をアフレコ記録させるようになっている。
音声の記録を行うことにより、撮影画像と撮影場所の雰囲気音が共に再生されると撮影画像の臨場感が向上すると共に、撮影場所の記録情報として有益である。そこで、撮影前の音声記録を可能とするデジタルカメラが特許文献1に提案されている。
特許文献1に提案されているデジタルカメラは、画像取り込みモード及び音声取り込みモードのいずれも有するデジタルカメラであって、ユーザが操作して初期位置から音声取り込みを行う第1の位置へ、及び画像取り込みを行う第2の位置へ移動可能な制御部材と、第1の位置へ制御部材があるときに音声の取り込みを行い、第2の位置に制御部材があるときに画像の取り込みを行うようになっている。
つまり、制御部材を第1の位置に操作されると音声の取り込みが行われ、第1の位置から第2の位置に操作されると画像が取り込まれることから画像の取り込み前の音声の取り込みが行われる。
特開2004−104783号公報
上述した特許文献1に提案されているデジタルカメラは、ユーザが操作する制御部材を第1の位置に操作すると音声の取り込み記録が行われ、第1の位置から第2の位置に操作すると音声の取り込み記録が継続されると共に画像の取り込み記録が行われる。更に、制御部材を第1の位置に操作した状態を維持させるために制御部材をフレームに係止させる機構を備えている。
このデジタルカメラは、ユーザによって制御部材が初期位置から第1の位置、第1の位置から第2の位置へと時系列に操作される。従って、時系列に操作される制御部材の第1の位置で音声の取り込み記録が開始され、第2の位置で画像の取れ込み記録が行われるために、撮影前の音声と撮影開始後の音声と画像は時系列に記録されることになる。つまり、特許文献1のデジタルカメラは、記録媒体として磁気テープを想定していると思われる。
このため、ユーザが制御部材を初期位置から第1の位置を経て第2の位置まで一気に操作すると、音声の取り込み記録と画像の取り込み記録がほぼ同時点となることが想定され、画像の取り込み記録前の音声の取り込み記録ができなくなる。このような状態で記録した音声と画像を再生すると、画像の取り込み記録前の音声の記録が無いために、画像の撮影時の雰囲気が解らず、画像全体の臨場感が低下する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、被写体の撮影前または撮影後の所定期間の撮影場所の雰囲気音を撮影画像に対してランダムに記録することで、再生時の撮影雰囲気を知る情報となり、かつ、撮影時の撮影場所の臨場感を再現可能な電子撮影装置を提供することを目的としている。
本発明の電子撮影装置は、被写体の撮影を行い、撮影した被写体の画像信号を生成する撮影手段と、被写体の撮影前または撮影後の所定時間分の音声信号を生成して一時記憶する音声信号生成手段と、前記撮影手段にて生成した画像信号と、前記音声信号生成手段にて生成され一時記憶している音声信号とを記録可能な記録媒体手段と、前記撮像手段にて生成した画像信号を前記記録媒体手段に記録する際に、前記音声信号生成手段にて生成して一時記憶されている被写体撮影前または撮影後の音声信号を記録させる記録制御手段と、を具備することを特徴としている。
本発明の電子撮影装置の前記記録制御手段は、前記撮影手段にて静止画撮影を行い生成した静止画像信号と、前記撮影手段の静止画の撮影前または撮影後の前記音声信号生成手段にて生成した音声信号とを前記記録媒体手段記録する際に、前記静止画信号の静止画ファィルと前記音声信号の音声ファイルとを個別に生成して記録させることを特徴としている。
本発明の電子撮影装置の前記記録制御手段は、前記撮影手段にて動画撮影を行い生成した動画像信号と、前記撮影手段の動画の撮影前の前記音声信号生成手段にて生成した音声信号とを前記記録媒体手段に記録する際に、前記動画像信号の動画ファイルと前記音声信号の音声ファイルとを個別に生成して記録させることを特徴としている。
本発明の電子撮影装置の前記記録制御手段は、前記撮影手段にて動画撮影を行い生成した動画像信号と、前記撮影手段の動画の撮影前の前記音声信号生成手段にて生成された音声信号とを前記記録媒体手段に記録させる際に、前記動画像信号と前記音声信号とを同一ファイルとし、ファイルの先頭に撮影前の前記音声信号のみを記録し、音声信号の後に前記動画像信号を記録させることを特徴としている。
本発明の電子撮影装置の前記記録制御手段は、前記撮影手段にて動画撮影を行い生成した動画像信号と、前記撮影手段の動画の撮影前及び撮影後の前記音声信号生成手段にて生成された音声信号とを前記記録媒体手段に記録させる際に、前記動画像信号と前記音声信号とを同一ファイルとし、撮影前の音声信号のみをファィルの先頭に記録し、撮影前の音声信号の後に前記動画像信号を記録し、前記動画像信号の後に撮影後の音声信号のみを記録させることを特徴としている。
本発明の電子撮影装置の前記記録制御手段は、前記撮影手段にて動画撮影を行い生成した動画像信号と、前記撮影手段の動画の撮影前または撮影後の前記音声信号生成手段にて生成された音声信号とを前記記録媒体手段に同一ファイルとして記録させる際に、撮影前の音声信号から動画像信号にフェードインし、または動画信号から撮影後の音声信号にフェードインするように記録されたことを特徴としている。
本発明の電子撮影装置は、内蔵されている記録媒体に被写体の撮影前または撮影後の所定期間の音声信号が記録されるために、撮影画像の再生時に、撮影時の前後音の再現が可能となり、撮影時の雰囲気と撮影画像の臨場感が再現でき撮影画像の親和性が向上する効果を有している。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の実施形態の電子撮影装置の構成を示すブロック図、図2は本発明の実施形態の電子撮影装置における静止画撮影時の静止画像記録と、静止画の撮影前後の音声記録の動作を説明する説明図、図3は本発明の実施形態の電子撮影装置における動画撮影時の動画記録と、動画の撮影前後の音声記録の動作を説明する説明図、図4は本発明の実施形態の電子撮影装置における撮影時の画像と、撮影後または撮影後の音声の記録動作を説明するフローチャートである。
図1を用いて本発明の実施形態の電子撮影装置の構成について説明する。本発明の実施形態の電子撮像装置は、光学レンズ11、固体撮像素子であるCCD(Charge Coupled Device)12、アナログ/デジタル変換部(以下、A/D変換部と称する)13、CCD信号処理部14、メモリコントローラー15、バッファメモリ16、画像圧縮・伸張処理部17、画像表示処理部18、表示装置19、マイクロコンピュータであるCPU20、記録メディアインターフェース21、メモリカード22、ハードディスク(以下、HDDと称する)23、音声入出力処理部24、スピーカー25、マイクロホン(以下、マイクと称する)26、及び操作部27から構成されている。
光学レンズ11は、被写体からの被写体光を透過してCCD12に照射する。CCD12は、光学レンズ11から照射された被写体光をアナログ電荷量に変換されたアナログCCD信号であるアナログ画像信号をA/D変換部13に出力する。A/D変換部13は、アナログ画像信号をデジタルCCD信号であるデジタル画像信号に変換してCCD信号処理部14に供給する。CCD信号処理部14は、A/D変換部13からのデジタル画像信号のノイズ除去、ホワイトバランス補正、輪郭補正等のデジタル信号処理を行いメモリコントローラ15に供給する。メモリコントローラ15は、CPU20による駆動制御の基で、デジタル画像信号をバッファメモリ16に一時記憶させる。
CPU20は、後述する操作部27からの各種操作指示入力によりCCD信号処理部14、メモリコントローラー15、画像圧縮・伸張処理部17、記録メディアインターフェース21、及び音声入出力処理部24の駆動を制御する各種制御プログラムを有している。
バッファメモリ16に一時記憶されたデジタル画像信号は、CPU20にて駆動制御されているメモリコントロール15により読み出されて、画像圧縮・伸張処理部17に供給されてデジタル画像データに変換される。画像圧縮・伸張処理部17は、動画像の場合は、MPEG方式による符号化と圧縮処理を行いデジタル動画像データを生成し、静止画像の場合は、JPEG方式による符号化と圧縮処理を行いデジタル静止画像データを生成する。
画像圧縮・伸張処理部17にて符号化と圧縮処理されたデジタル動画像または静止画像データは、CPU20による駆動制御の基で記録メディアインターフェース21を介して、メモリカード22またはHDD23に記録する。記録メディアインターフェース21は、メモリカード22またはHDD23と画像圧縮・伸張処理部17とのデジタル画像データの送受信用のインターフェースである。メモリカード22は、半導体メモリが内蔵されたカード形式の記録媒体で、図示してないが電子撮影装置に着脱自在に設けられる。HDD23は、小形で大容量のハードディスク型の記録媒体で、図示してないが電子撮影装置の内部に着脱不能に設けられている。
また、バッファメモリ16に一時記憶されたデジタル画像信号は、CPU20にて駆動制御されているメモリコントローラー15により読み出されて、画像表示処理部18に供給されて映像信号が生成される。画像表示処理部18は、バッファメモリ16に一時記憶されたデジタル画像信号を基に、表示装置19である、例えば液晶表示パネルに撮影した映像を表示させるための映像信号を生成する。つまり、撮影時の映像を表示装置19に表示させる。
また、画像表示処理部18には、メモリカード22またはHDD23に記録されたデジタル画像データをCPU20の駆動制御の基で、記録メディアインターフェース21により読み出し、その読み出したデジタル画像データを画像圧縮・伸張処理部17にて復号化と伸張処理されたデジタル画像信号がメモリコントローラー15を介して供給される。画像表示処理部18は、メモリコントローラー15から供給された復号化と伸張処理されたデジタル画像信号を基に表示装置19に撮影した映像を表示させる。つまり、メモリカード22またはHDD23に記録されたデジタル画像データによる撮影済みの映像を再生表示させる。
音声入出力処理部24は、CPU20の制御の基で、撮影時にマイク26にて集音して生成した音声信号を所定のデジタル音声データに変換して記録メディアインターフェース21からメモリカード22またはHDD23に記録させると共に、記録メディアインターフェース21にてメモリカード22またはHDD23から読み出されたデジタル音声データを所定の復調処理してスピーカー25から音声を出力する。
なお、CPU20は、電子撮影装置の動作電源が入力されいる状態において、詳細は後述するが、音声入出力処理部24の動作を制御して、マイク26にて生成した音声信号をデジタル音声データ化して所定期間メモリコントローラ15を介してバッファメモリ16に一時記憶させる。
操作部27は、ユーザが撮影時に操作する電源スイッチやシャッタボタン等の電子撮影装置に設けられている各種スイッチやボタンによりCPU20に備えられている各種制御プログラムの駆動の入力指示を行う。なお、表示装置19には、タッチパネルが併設されており、表示装置19に表示させる各種動作モード画面をユーザがタッチすることで、CPU20に対して各種操作モードの入力指示も行われる。
このような構成の本発明の実施形態の電子撮影装置は、CPU20により音声入出力処理部24の動作を制御して撮影動作前後の所定期間の音声をバッファメモリ16に一時記憶させると共に、撮影した画像をメモリカード22またはHDD23等の記録メディアに記録する際に、一時記憶されている撮影前または撮影後の音声を記録メディアに記録する記録制御手段を設けている。
CPU20に設けられる記録制御手段について、図2と図3を用いて説明する。最初に、静止画撮影時の静止画と音声との関係について、図2を用いて説明する。CPU20は、音声入出力処理部24の動作を制御して、マイク26にて生成された音声信号を所定のデジタル音声データに変換させると共に、そのデジタル音声データをメモリコントローラ15を介して、バッファメモリ16に一時記憶させる。バッファメモリ16には、予め設定した一定時間分のデジタル音声データが一時記憶され、一定時間を経過したデジタル音声データは消去される。つまり、電子撮影装置は、撮影操作を可能とする電源を入力する電源スイッチがオンされて、静止画撮影の撮影モードにおいて、CPU20の制御の基で、バッファメモリ16には、図2に示すように、時間Tの経過と共に、デジタル音声データが更新されて一定時間分のデジタル音声データが記録される。
なお、バッファメモリ16には、デジタル音声データ以外にCCD信号処理部14からのデジタル画像信号等も一時記録されるが、それら記憶される信号やデータは、メモリコントローラー15にて制御管理される。
バッファメモリ16にデジタル音声データが順次更新されて記憶されている経過時間Tnにおいて、ユーザが操作部27のシャッターボタンを操作して静止画撮影操作を行うと、CPU20は、CCD信号処理部14、メモリコントローラ15、画像圧縮・伸張処理部17、及び記録メディアインターフェース21の動作を制御して経過時間Tnの時点のデジタル静止画像データを静止画ファイルとしてメモリカード22またはHDD23に記録させると共に、バッファメモリ16に記憶されているデジタル音声データから静止画撮影された時間Tnの前後の時間Tn−1からTn+1の予め設定された指定時間分のデジタル音声データを音声ファイルとしてメモリカード22またはHDD23に記録する。
すなわち、静止画撮影した時点Tnのデジタル静止画像データを静止画ファイルとし、静止画の撮影前Tn−1から静止画の撮影後のTn+1までの指定された時間分のデジタル音声データを音声ファイルとしてそれぞれメモリカード22またはHDD23のいずれかの記録メディアに記録する。
メモリカード22またはHDD23のいずれかの記録メディアに記録したデジタル静止画像データと音声データを再生する際には、CPU20は、記録メディアインターフェース21の動作を制御して、記録メディアの音声ファイルから静止画の撮影前Tn−1から静止画の撮影後Tn+1までのデジタル音声データを読み出して音声入出力処理部24にて復調処理させてスピーカ25から静止画の撮影前後の音声を出力させると共に、静止画ファイルからデジタル静止画像データを読み出して画像圧縮・伸張処理部17にて復号と伸張処理して、画像表示処理部18から表示装置19に撮影した静止画像を表示させる。これにより、静止画の撮影時の周囲の雰囲気を示す音声が再生されて、静止画の撮影時の雰囲気と臨場感が再現できる。
次に、動画撮影時の動画像と音声との関係について、図3を用いて説明する。CPU20は、前述した静止画撮影時と同様に、音声入出力処理部24の動作を制御して、マイク26にて生成された音声信号を所定のデジタル音声データに変換させると共に、そのデジタル音声データをメモリコントローラ15を介して、バッファメモリ16に一時記憶させる。バッファメモリ16には、予め設定した一定時間分のデジタル音声データが一時記憶され、一定時間を経過したデジタル音声データは消去される。つまり、電子撮影装置は、撮影操作を可能とする電源を入力する電源スイッチがオンされて動画撮影の撮影モードにおいて、CPU20の制御の基で、バッファメモリ16には、図3に示すように、時間Tの経過と共に、デジタル音声データが更新されて一定時間分のデジタル音声データが記録される。
バッファメモリ16にデジタル音声データが順次更新されて記憶されている時間Tmにおいて、ユーザが操作部27のシャッターボタンをオン操作して動画撮影操作を行うと、CPU20は、CCD信号処理部14、メモリコントローラ15、画像圧縮・伸張処理部17、及び記録メディアインターフェース21の動作を制御して時間Tmからシャッタボタンがオフ操作される時間Tnまでの間動画撮影されたデジタル動画像信号をバッファメモリ16に一時記憶させると共に、動画撮影開始時間Tmの前の予め設定されている指定時間Tm−1からのデジタル音声データをバッファメモリ16に一時記憶させる。更に動画撮影期間(Tm〜Tn)が終了するとCPU20は、動画撮影終了時間Tnの後の予め設定されている時間Tn+1までのデジタル音声データをバッファメモリ16に一時記録する。なお、動画撮影時には、被写体の動画像の撮影と共に、動画撮影期間の音声も同時に一時記憶される。
このように、バッファメモリ16に一時記憶された動画撮影期間Tm〜Tnの動画撮影のデジタル動画像信号と、動画の撮影前の指定時間分Tm−1〜Tmのデジタル音声データと、動画の撮影後の指定時間分Tn〜Tn+1のデジタル音声データは、CPU20の制御の基で、記録メディアインターフェース21を介して記録メディアのメモリカード22またはHDD23に記録する。
これらデジタル動画像データと動画撮影前後のデジタル音声データの記録メディアであるメモリカード22またはHDD23への記録方法としては、次の4の方法が考えられる。第1の方法として、図中aで示すように、動画撮影前の音声データと動画像データは、それぞれ別のファィルとして記録する。
第2の方法として、図中bで示すように、音声データを1つの動画ファィルの中に記録する。動画ファイルに記録する際、記録ファィルの先頭部分に動画撮影前の音声データのみを記録し、その記録した音声データから動画像データへとフェードインされるように動画像データを記録する。この第2の方法にて記録すると、再生時には、再生当初は撮影前の音声のみが再生されて動画像は再生表示されないが、撮影前の音声再生から動画像の再生へとフェードインすることができる。なお、第2の方法は、記録ファイルの後部に動画撮影後の音声データを記録し、動画データから動画撮影後の音声データへとフェードインできるようにしても良い。
第3の方法として、図中cで示すように、音声データを1つの動画ファィルの中に記録する。動画ファイルに記録する際、記録ファィルの先頭部分に動画撮影前の音声データのみを記録し、その記録した音声データの後に動画像データを記録する。この第3の方法にて記録すると、再生当初は、撮影前音声のみの再生で再生画像は無画面状態となり、撮影前の音声データの再生終了後に動画が再生開始される。
第4の方法として、図中dで示すように、音声データを1つの動画ファィルの中に記録する。動画ファイルに記録する際、記録ファイルの先頭部分に動画撮影前の音声データのみを記録し、動画撮影前の音声データの後に動画像データを記録し、更に、動画データの後に動画撮影後の音声データのみを記録する。この第4の方法にて記録すると、再生時には、再生当初は撮影前の音声のみの再生で再生画像は無画面状態となり、撮影前の音声データの再生終了後に動画が再生開始される。動画の再生が終了すると撮影後の音声データが再生される。
メモリカード22またはHDD23のいずれかの記録メディアに記録したデジタル動画像データとデジタル音声データを再生する際には、CPU20は、記録メディアインターフェース21の動作を制御して、記録メディアの音声ファイル、または動画ファイルから動画撮影前Tm−1からの音声データを読み出して音声入出力処理部24にて復調処理させてスピーカ25から動画撮影前の音声を出力させる。次に、動画像データを読み出して画像圧縮・伸張処理部17にて復号と伸張処理して、画像表示処理部18から表示装置19に撮影した動画像を表示させる。これにより、動画の撮影時の撮影雰囲気を示す音声が再生されて、動画撮影時点の雰囲気と臨場感が再現できる。
このように、CPU20の制御の基で、撮影前後の音声を一時記憶させて、撮影画像データと組み合わせて記録メディアに記録する記録制御手段の動作について、図4を用いて説明する。
本発明の実施形態の電子撮影装置は、基本的には、動作用の電源スイッチがオンされている状態において、マイク26からの音声信号は、音声入出力処理部24にて所定の信号処理が行われて音声データとしてバッファメモリ16に予め設定されている指定時間分の音声データを一時記憶されるものとする。なお、この指定時間分の音声データのバッファメモリ16への一時記憶の実行の有無は、ユーザにより操作部27からの入力により選択できるものとする。
CPU20は、ステップS1にて、音声入出力処理部24を駆動させてマイク26からの音声信号を所定の音声データに変換させて、メモリコントローラー15を介してバッファメモリ16に一時記憶させる。
次に、CPU20は、ステップS2にて、バッファメモリ16に事前設定されている音声データの記憶容量値に対して、ステップS1においてバッファメモリ16に一時記憶した音声データの量が設定記憶容量を満たしているか判定する。つまり、バッファメモリ16に事前に設定した指定時間分の音声データが記憶されたか判定する。
ステップS2の判定の結果、バッファメモリ16に事前設定されている記憶容量を満たす音声データが記憶されたと判定されると、CPU20は、ステップS3にて、設定記憶容量を超える先頭部分の音声データ、つまり、指定時間を経過した音声データを消去してステップS4に移動する。
ステップS2の判定の結果、バッファメモリ16に一時記憶された音声データは事前設定されている記録容量を満たして無く、記録容量に空きがあると判定されたり、あるいはステップS3にて、指定時間を超える先頭の音声データが消去されると、CPU20は、ステップS4において、操作部27からユーザが撮影操作の入力、例えば、シャッタボタンが操作されたかチェック判定する。
ステップS4の判定の結果、撮影操作のシャッタボタンが操作されてないと判定されると、記録制御手段の処理ループからステップS1へと戻る。
ステップS4の判定の結果、撮影操作のシャッタボタンが操作された入力があると判定されると、CPU20は、ステップS5にて、操作部27からユーザが入力している撮影動作は、静止画撮影または動画撮影のいずれであるか判定する。
ステップS5の判定の結果、静止画撮影の撮影動作であると判定すると、CPU20は、ステップS6において、CCD信号処理部14、メモリコントローラ15、画像圧縮・伸張処理部17等の動作を制御して静止画撮影処理を行い、静止画像データを生成させる。
次に、CPU20は、ステップS7にて、操作部27からユーザが静止画撮影後の音声データを記録メディアに記録する設定入力が行われているか判定する。ステップS7の判定の結果、静止画撮影後の音声データを記録メディアに記録する設定入力が行われていると判定されると、CPU20は、ステップS8にて、静止画撮影後の音声入出力処理部24からの音声データを静止画撮影前の音声データに継続して、バッファメモリ16に一時記憶させる。
ステップS7の判定の結果、静止画撮影後の音声データを記録メディアに記録する設定入力が行われてない、またはステップS8の静止画撮影後の音声データが継続一時記憶されると、CPU20は、ステップS9にて、図2にて説明したように、記録メディアのメモリカード22またはHDD23のいずれかに静止画撮影した静止画データの静止画ファイルと、バッファメモリ16に一時記憶されている音声データの音声ファィルを作成して記録する。なお、ステップS7において、静止画撮影後の音声データの記録メディアへの記憶設定が行われてない場合は、静止画撮影時間Tnの前の指定時間分Tn−1からの音声データが音声ファィルとして記録される。
ステップS5の判定の結果、動画撮影の撮影動作であると判定すると、CPU20は、ステップS10において、CCD信号処理部14、メモリコントローラ15、画像圧縮・伸張処理部17等の動作を制御して動画撮影処理を行い、動画像データを生成させる。
次に、CPU20は、ステップS11にて、操作部27からユーザが動画撮影後の音声データを記録メディアに記録する設定入力が行われているか判定する。ステップS11の判定の結果、動画撮影後の音声データを記録メディアに記録する設定入力が行われていると判定されると、CPU20は、ステップS12にて、動画撮影後の音声入出力処理部24からの音声データを動画撮影直前の音声データに継続して、バッファメモリ16に一時記憶させる。
ステップS11の判定の結果、動画撮影後の音声データを記録メディアに記録する設定入力が行われてない、またはステップS12の動画撮影後の音声データが継続して一時記憶されると、CPU20は、ステップS13にて、図3にて説明したように、記録メディアのメモリカード22またはHDD23のいずれかに動画撮影した動画データと、バッファメモリ16に一時記憶されている音声データとからなるファイルを作成して記録する。なお、ステップS13において、動画撮影前または動画撮影後の音声データの記録メディアへの記憶は、図3を用いて説明した第1〜第4の方法であるが、これらのいずれの記録方法を用いるかは、ユーザが操作部27から選択入力し、その入力に応じてCPU20がファィル作成を行う。
ステップS9またはステップS13の処理が終了すると処理ループへと戻り、次の撮影操作に備える。
以上説明したように、本発明の電子撮影装置は、撮影前後の周囲音を記録することで、撮影画像の再生時に撮影映像と共に音声の再生が可能となり、撮影時の雰囲気と臨場感が再現でき、ユーザは撮影映像に対する親和性が向上する。また、撮影画像データや音声データは、電子撮影装置に着脱されるメモにカード22または電子撮影装置に内蔵されているHDD23に必要に応じて記録させることができるために音声データの記録操作の操作性も向上する。
なお、前述した本発明の実施形態において、音声入出力処理部24は、CPU20の制御の基で、マイク26からの音声信号を所定のデジタル音声データに変換して記録メディアインターフェース21からメモリカード22またはHDD23に記録させると共に、記録メディアインターフェース21にてメモリカード22またはHDD23から読み出されたデジタル音声データを所定の復調処理してスピーカー25から音声を出力すると説明した。しかし、音声入出力処理部21は、マイク26からのアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換し、デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換してスピーカー25に供給する機能とし、デジタル音声信号からデジタル音声データへの変換及び復調は、画像圧縮・伸張処理部17に設けても良い。この場合、バッファメモリ16に一時記憶される撮影前後の音声信号は、音声入出力処理部21にて生成されたデジタル音声信号となる。
本発明の実施形態の電子撮影装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態の電子撮影装置における静止画撮影時の静止画像記録と、静止画の撮影前後の音声記録の動作を説明する説明図。 本発明の実施形態の電子撮影装置における動画撮影時の動画記録と、動画の撮影前後の音声記録の動作を説明する説明図。 本発明の実施形態の電子撮影装置における撮影時の画像と、撮影直後または撮影直後の音声の記録操作を説明するフローチャート。
符号の説明
11 光学レンズ、12 固体撮像素子(CCD)、13 アナログ/デジタル変換部(A/D変換部)、14 CCD信号処理部、15 メモリコントローラー、16 バッファメモリ、17 画像圧縮・伸張処理部、18 画像表示処理部、19 表示装置、20 マイクロコンピュータ(CPU)、21 記録メディアインターフェース、22 メモリカード、23 ハードディスク(HDD)、24 音声入出力処理部、25 スピーカ、26 マイクロホン(マイク)、27 操作部。

Claims (6)

  1. 被写体の撮影を行い、撮影した被写体の画像信号を生成する撮影手段と、
    被写体の撮影前または撮影後の所定時間分の音声信号を生成して一時記憶させる音声信号生成手段と、
    前記撮影手段にて生成した画像信号と、前記音声信号生成手段にて生成されて一時記憶された音声信号とを記録可能な記録媒体手段と、
    前記撮像手段にて生成した画像信号を前記記録媒体手段に記録する際に、前記音声信号生成手段にて生成して一時記憶されている被写体撮影前または撮影後の音声信号を記録させる記録制御手段と、
    を具備することを特徴とした電子撮影装置。
  2. 前記記録制御手段は、前記撮影手段にて静止画撮影を行い生成した静止画像信号と、前記撮影手段の静止画の撮影前または撮影後の前記音声信号生成手段にて生成した音声信号とを前記記録媒体手段記録する際に、前記静止画信号の静止画ファィルと前記音声信号の音声ファイルとを個別に生成して記録させることを特徴とした請求項1に記載の電子撮影装置。
  3. 前記記録制御手段は、前記撮影手段にて動画撮影を行い生成した動画像信号と、前記撮影手段の動画の撮影前の前記音声信号生成手段にて生成した音声信号とを前記記録媒体手段に記録する際に、前記動画像信号の動画ファイルと前記音声信号の音声ファイルとを個別に生成して記録させることを特徴とした請求項1に記載の電子撮影装置。
  4. 前記記録制御手段は、前記撮影手段にて動画撮影を行い生成した動画像信号と、前記撮影手段の動画の撮影前の前記音声信号生成手段にて生成された音声信号とを前記記録媒体手段に記録させる際に、前記動画像信号と前記音声信号とを同一ファイルとし、ファイルの先頭に撮影前の前記音声信号のみを記録し、音声信号の後に前記動画像信号を記録させることを特徴とした請求項1に記載の電子撮影装置。
  5. 前記記録制御手段は、前記撮影手段にて動画撮影を行い生成した動画像信号と、前記撮影手段の動画の撮影前及び撮影後の前記音声信号生成手段にて生成された音声信号とを前記記録媒体手段に記録させる際に、前記動画像信号と前記音声信号とを同一ファイルとし、撮影前の音声信号のみをファィルの先頭に記録し、撮影前の音声信号の後に前記動画像信号を記録し、前記動画像信号の後に撮影後の音声信号のみを記録させることを特徴とした請求項1に記載の電子撮影装置。
  6. 前記記録制御手段は、前記撮影手段にて動画撮影を行い生成した動画像信号と、前記撮影手段の動画の撮影前または撮影後の前記音声信号生成手段にて生成された音声信号とを前記記録媒体手段に同一ファイルとして記録させる際に、撮影前の音声信号から動画像信号にフェードインし、または動画信号から撮影後の音声信号にフェードインするように記録されたことを特徴とした請求項4または5のいずれかに記載の電子撮影装置。
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