JP2006310145A - ランプソケットおよび照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】作動体21が可動する可動仕様と可動しない固定仕様とで部品を共通化できるとともに外観も共通化できるランプソケット13を提供する。
【解決手段】ボディ51の開口部60に作動体21を可動向きに嵌合し、ボディ51とカバー52とを組み合わせた場合、作動体21の軸方向への移動を許容する可動仕様とする。ボディ51の開口部60に作動体21を固定向きに嵌合し、ボディ51とカバー52とを組み合わせた場合、カバー52の軸方向規制部が作動体21に当接し、作動体21の軸方向への移動を規制する固定仕様とする。ランプソケット13の可動仕様と固定仕様とで各部品を共通化できるとともに外観も共通化できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、直管形蛍光ランプを接続するランプソケット、およびこのランプソケットを用いた照明器具に関する。
従来、直管形蛍光ランプを使用する照明器具では、器具本体の両端部に一対のランプソケットを互いに対向して配置し、これらランプソケット間に直管形蛍光ランプを着脱可能に接続するように構成されている。
ランプソケットは、直管形蛍光ランプの口金が接続される作動体を有し、この作動体がソケット本体から進退可能に突出付勢され、直管形蛍光ランプの着脱時に直管形蛍光ランプによって作動体をソケット本体内に押し込むことにより、一対のランプソケット間に直管形蛍光ランプを着脱できるようにしている。
また、例えば、直管形蛍光ランプの両端部の着脱順序を規定するために、対向する一方のランプソケットを作動体が可動する可動仕様とし、他方のランプソケットを作動体が可動しない固定仕様とする場合がある。可動仕様のランプソケットでは、作動体がソケット本体内に可動するように作動体の可動方向である軸方向の寸法が短い部品で構成され、また、固定仕様のランプソケットでは、作動体がソケット本体内に可動しないように作動体の軸方向の寸法が長い部品で構成され、これら可動仕様と固定仕様とでそれぞれ専用の部品を用いている。
また、ランプソケットの固定仕様では、作動体がソケット本体から突出せずソケット本体と略面一に形成される場合もある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−22313号公報(第4−6頁、図1−8)
しかしながら、従来のランプソケットでは、可動仕様と固定仕様とで作動体に専用の部品を用いており、各専用の部品の製造のために専用の金型を必要としたり、各専用の部品の管理が必要となる問題がある。
また、作動体がソケット本体から突出せずソケット本体と略面一に形成される固定仕様のランプソケットを用いる場合、ランプソケットの可動仕様と固定仕様とで外観が相違するので、器具本体に対向配置する一対のランプソケットの両方を可動仕様とする場合と一方を固定仕様とする場合とで一対のランプソケット間の間隔が異なり、そのために器具本体の全長が相違してくるので、器具本体の共通化できない問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、作動体が可動する可動仕様と可動しない固定仕様とで部品を共通化できるとともに外観も共通化できるランプソケット、およびこのランプソケットを用いた照明器具を提供することを目的とする。
請求項1記載のランプソケットは、直管形蛍光ランプが接続される作動体と;作動体の周方向の向きを可動向きおよびこの可動向きに対して異なった固定向きとしてそれぞれ突出状態に嵌合可能とする開口部、開口部に作動体を嵌合した組立状態で可動向きに嵌合した作動体の軸方向への移動を許容するとともに固定向きに嵌合した作動体の軸方向への移動を規制する軸方向規制部を有するソケット本体とを具備しているものである。
作動体は、直管形蛍光ランプの口金が係合可能とするとともに、その口金から突出するランプピンが電気的に接続される端子などが配置される。
作動体とソケット本体の開口部との嵌合形状は、円形、長円形、四角形など、作動体の周方向の向きを変えて嵌合可能であればどのような形状でもよい。
ソケット本体の開口部に可動向きで作動体を嵌合した場合には、作動体をコイルばねや板ばねなどの付勢手段でソケット本体から突出する方向に付勢するようにする。
軸方向規制部は、ソケット本体の開口部に固定向きで作動体を嵌合するのを許容し、固定向きで開口部から突出状態に作動体を嵌合したソケット本体の組立状態で作動体の軸方向の可動を規制する。
請求項2記載のランプソケットは、直管形蛍光ランプが接続される作動部、作動部の周面で軸方向に沿って形成されたガイド部、作動部の周面でガイド部に対して周方向の異なった位置に設けられた当接部を有する作動体と;作動体の周方向の向きを可動向きおよびこの可動向きに対して異なった固定向きとしてそれぞれ突出状態に嵌合可能とする開口部、開口部に嵌合した作動体のガイド部が係合して作動体の周方向への回動を規制する周方向規制部を有するボディと、ボディの開口部に可動向きで嵌合した作動体の軸方向への移動を許容するとともに固定向きで嵌合した作動体の軸方向への移動を当接部との当接によって規制する軸方向規制部を有するカバーとを備え、作動体を嵌合したボディにカバーを組み合わせて形成されたソケット本体とを具備しているものである。
作動体のガイド部とボディの周方向規制部との係合には、リブなどの凸条と凹溝との係合などが用いられる。
当接部は、作動部のボディ内に臨む端部に設けても、作動部の軸方向に沿って設けてもよく、作動部の軸方向に沿って設けた場合にはガイド部と同様の機能を備えることになる。
カバーが外れているボディの開口部に作動体の嵌合が可能で、ボディとカバーとを組み合わせることによってカバーの軸方向規制部が固定向きで開口部から突出状態に嵌合した作動体の当接部に当接し、この作動体の軸方向の可動を規制する。
請求項3記載の照明器具は、器具本体と;作動体が互いに対向するように器具本体に配設された請求項1または2記載のランプソケットとを具備しているものである。
器具本体に配設するランプソケットは、互いに対向するランプソケットの両方を作動体が可動する可動仕様とした組み合わせ、一方を作動体が可動しない固定仕様とした組み合わせとなる。
請求項1記載のランプソケットによれば、ソケット本体の開口部に作動体を可動向きに嵌合した場合には作動体の軸方向への移動を許容する可動仕様に構成でき、また、ソケット本体の開口部に作動体を固定向きに嵌合した場合にはソケット本体の軸方向規制部によって作動体の軸方向への移動を規制する固定仕様に構成でき、これら可動仕様と固定仕様とで部品を共通化できるとともに外観も共通化できる。
請求項2記載のランプソケットによれば、ボディの開口部に作動体を可動向きに嵌合してボディとカバーとを組み合わせた場合には、作動体の軸方向への移動を許容する可動仕様に構成でき、また、ボディの開口部に作動体を固定向きに嵌合してボディとカバーとを組み合わせた場合には、カバーの軸方向規制部が作動体の当接部に当接し、作動体の軸方向への移動を規制する固定仕様に構成でき、これら可動仕様と固定仕様とで部品を共通化できるとともに外観も共通化できる。
請求項3記載の照明器具によれば、可動仕様と固定仕様とで外観が共通な請求項1または2記載のランプソケットを用いたので、器具本体に対向配置するランプソケットの両方を可動仕様とする場合と一方を固定仕様とする場合とで器具本体の長手方向の寸法はかわらず、器具本体を共通化できる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1ないし図9に第1の実施の形態を示す。図1はランプソケットの斜視図である。図2はランプソケットの断面図である。図3はランプソケットのボディの可動仕様の斜視図である。図4はランプソケットのボディの固定仕様の斜視図である。図5はランプソケットのカバーの斜視図である。図6はランプソケットの可動仕様の正面図である。図7はランプソケットの固定仕様の正面図である。図8はランプソケットの作動体を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。図9はランプソケットを用いた照明器具の側面図である。
図9に示すように、照明器具11は、器具本体12およびこの器具本体12の両端に互いに対向して配設された一対のランプソケット13を有し、これら一対のランプソケット13間に直管形蛍光ランプ14が支持されているとともに電気的に接続されている。そして、器具本体12に配設される図示しない点灯装置によって一対のランプソケット13に電気的に接続された直管形蛍光ランプ14を点灯させる。
図1ないし図8に示すように、ランプソケット13は、直管形蛍光ランプ14の口金を接続する作動体21、およびこの作動体21を取り付けたソケット本体22などを備えている。
作動体21は、絶縁性を有する合成樹脂製で、円筒状に形成された作動部31を有し、この作動部31の軸方向の中間に仕切部32が形成され、この仕切部32より作動部31の一端側である先端側に直管形蛍光ランプ14の口金の端部を挿入する挿入口33が形成されている。作動部31の中心部にはガイド部34が形成され、このガイド部34の両側から仕切部32にかけて一対の溝部35が形成され、これら溝部35に直管形蛍光ランプ14の口金から突出する一対のランプピンとそれぞれ電気的に接続される一対のランプピン受金36が配置されている。仕切部32より作動部31の他端側である基端側には一対の溝部35が貫通形成されるとともにランプピン受金36が突出配置されており、これら溝部35およびランプピン受金36を囲むように一対の筒状部37が突出形成されている。
作動部31の周面には、その周方向に等間隔な複数位置であって例えば120°毎の3箇所にガイド部としての断面略半円状のリブ38が軸方向に沿って突出形成されている。1つのリブ38aは一対のランプピン受金36間に対応して形成されている。
作動部31の周面には、その作動部31の基端側でかつリブ38とは異なった位置であって一対のランプピン受金36間に対応して形成されている1つのリブ38aの両側近傍の2箇所に当接部39が突出形成されている。各当接部39には作動部31の先端方向に向けて作動部31の軸方向に沿って所定長さのリブ40が突出形成されている。また、作動部31の周面で、一対のランプピン受金36間に対応して形成されている1つのリブ38aに対して180°反対側の位置には、当接部39のリブ40と同様のリブ40が突出形成されている。
また、ソケット本体22は、絶縁性を有する合成樹脂製のボディ51とこのボディ51に着脱可能に組み合わされる絶縁性を有する合成樹脂製のカバー52とを備え、これらボディ51とカバー52とを組み合わせることによってボディ51とカバー52との間で複数の爪が係合して一体的に結合される。ソケット本体22には、器具本体12に取り付けられる器具取付部53およびこの器具取付部53から突出されていて作動体21が配置されるソケット部54が形成されている。
ボディ51の器具取付部53には、器具本体12の点灯装置から引き出された電線を挿入する複数の電線挿入口57が形成され、これら各電線挿入口57の内側に各端子取付部58がそれぞれ形成されている。各端子取付部58には、各電線挿入口57から挿入された各電線を接続する各端子59が取り付けられている。
ボディ51のソケット部54には、作動体21の作動部31が嵌合する円形の開口部60が形成されている。この開口部60には、作動体21の1つのリブ38aがソケット部54の先端側に向く可動向きとして、または、作動体21の1つのリブ38aが器具取付部53側に向く固定向きとして、それぞれ同じの突出状態に嵌合可能としている。したがって、開口部60の内縁には、可動向きで嵌合する作動体21の各リブ38の位置に、各リブ38が軸方向に移動可能に係合する周方向規制部としての断面略半円形状の溝部61が形成されているとともに、固定向きで嵌合する作動体21の各リブ38の位置に、各リブ38が軸方向に移動可能に係合する周方向規制部としての断面略半円形状の溝部62が形成されている。すなわち、開口部60の内縁には、開口部60の周方向に等間隔な複数位置であって例えば60°毎の6箇所に各溝部61,62が交互に形成されている。作動体21の周面から突出する当接部39が開口部60の縁部に当接することにより、作動体21がボディ51の開口部60から突出する突出位置が規制される。
ボディ51の内側には、開口部60の縁部の各溝部61の位置に対応して、各溝部61を軸方向に連続して形成する複数のガイド縁部63が形成されている。
また、カバー52の器具取付部53には、ボディ51の各端子取付部58に取り付けられた各端子59をボディ51との間に保持する端子保持部66が突出形成されている。
カバー52のソケット部54の内側には、ボディ51と組み合わせたときにボディ51の位置を規制するとともにボディ51に可動向きで嵌合した作動体21のボディ51内への押し込み位置を規制するストッパ部67が突出形成されている。
カバー52のソケット部54の内側には、ボディ51に嵌合した作動体21の周面の位置より外側に対向する位置であって、ボディ51に固定向きで嵌合したときの作動体21の各当接部39に対向する位置に、一対の軸方向規制部68が突出形成されている。これら軸方向規制部68により、ボディ51の開口部60に可動向きで嵌合した作動体21の軸方向への移動を許容するとともに、固定向きで嵌合した作動体21の軸方向への移動を当接部39との当接によって規制する。
カバー52のソケット部54の内側には、ボディ51に嵌合した作動体21の一対の筒状部37に対向する位置に、一対の断面略Y字形のコイルばね保持部69が突出形成され、このコイルばね保持部69に付勢手段および接続手段としてのコイルばね70のコイル状に巻回されたコイル部71の一端が嵌合装着されている。各コイルばね70のコイル部71の他端は、作動体21の各筒状部37の内側に嵌合して作動体21をボディ51の開口部60から突出する方向に付勢するとともに、各ランプピン受金36に当接して電気的に接続される。コイルばね70のコイル部71の一端から延設された端部72は、端子保持部66に配置され、ボディ51とカバー52とを組み合わせることによって端子59に自動的に結合して電気的に接続される。
次に、ランプソケット13の作用について説明する。
図3および図6に示すように、ランプソケット13を可動仕様とする場合には、作動体21の1つのリブ38aがソケット部54の先端側に向く可動向きとして、作動体21をボディ51の開口部60の内側から嵌合する。このとき、作動体21の各リブ38を開口部60の各溝部61に嵌合する。また、作動体21の各リブ40は開口部60の各溝部62に嵌合する。
この作動体21および複数の端子59を組み込んだボディ51と、一対のコイルばね70を組み込んだカバー52とを組み合わせて一体的に結合し、ソケット本体22を形成する。
ボディ51とカバー52とを組み合わせることにより、各コイルばね70のコイル部71が、作動体21の各筒状部37の内側に嵌合して作動体21をボディ51の開口部60から突出する方向に付勢するとともに、各ランプピン受金36に当接して電気的に接続する。カバー52の端子保持部66が、ボディ51の各端子取付部58に取り付けられた各端子59をボディ51との間に保持するとともに、コイルばね70のコイル部71の一端から延設された端部72を端子59に結合させて電気的に接続する。
カバー52の一対の軸方向規制部68は、ボディ51の開口部60に可動向きで嵌合した作動体21の周面より外側に位置し、この作動体21の軸方向への移動を許容する。すなわち、直管形蛍光ランプ14の着脱時に、作動体21がソケット本体22の内側にコイルばね70の付勢に抗して押し込まれるのを許容する。
また、図4および図7に示すように、ランプソケット13を固定仕様とする場合には、作動体21の1つのリブ38aが器具取付部53側に向く固定向きとして、作動体21をボディ51の開口部60の内側から嵌合する。このとき、作動体21の各リブ38を開口部60の各溝部62に嵌合する。また、作動体21の各リブ40は開口部60の各溝部61に嵌合する。
この作動体21および複数の端子59を組み込んだボディ51と、一対のコイルばね70を組み込んだカバー52とを組み合わせて一体的に結合し、ソケット本体22を形成する。
ボディ51とカバー52とを組み合わせることにより、各コイルばね70のコイル部71が、作動体21の各筒状部37の内側に嵌合して作動体21をボディ51の開口部60から突出する方向に付勢するとともに、各ランプピン受金36に当接して電気的に接続する。カバー52の端子保持部66が、ボディ51の各端子取付部58に取り付けられた各端子59をボディ51との間に保持するとともに、コイルばね70のコイル部71の一端から延設された端部72を端子59に結合させて電気的に接続する。
カバー52の一対の軸方向規制部68は、ボディ51の開口部60に固定向きで嵌合した作動体21の当接部39の位置に対応して当接し、この作動体21の軸方向への移動を規制する。すなわち、直管形蛍光ランプ14の着脱時に、作動体21がソケット本体22の内側に押し込まれるのを規制する。
そして、図9に示すように、器具本体12の一端に可動仕様のランプソケット13を配設し、他端に固定仕様のランプソケット13を配設した場合、直管形蛍光ランプ14の装着時には、直管形蛍光ランプ14の一端の口金を可動仕様のランプソケット13の作動体21に接続して、その作動体21をソケット本体22内に押し込むように直管形蛍光ランプ14を一端側に寄せながら、直管形蛍光ランプ14の他端の口金を固定仕様のランプソケット13に接続し、また、直管形蛍光ランプ14の取外時には、可動仕様のランプソケット13の作動体21をソケット本体22内に押し込むように直管形蛍光ランプ14を一端側に寄せながら、直管形蛍光ランプ14の他端の口金を固定仕様のランプソケット13から外した後、直管形蛍光ランプ14の一端の口金を可動仕様のランプソケット13から外す。これにより、直管形蛍光ランプ14の着脱順序を規定できる。
このように、ランプソケット13は、ボディ51の開口部60に作動体21を可動向きに嵌合してボディ51とカバー52とを組み合わせた場合には、作動体21の軸方向への移動を許容する可動仕様に構成でき、また、ボディ51の開口部60に作動体21を固定向きに嵌合してボディ51とカバー52とを組み合わせた場合には、カバー52の軸方向規制部68が作動体21の当接部39に当接し、作動体21の軸方向への移動を規制する固定仕様に構成でき、これら可動仕様と固定仕様とで各部品を共通化できるとともに外観も共通化できる。
可動仕様と固定仕様とで外観が共通なランプソケット13を用いて照明器具11を構成することができるので、器具本体12に対向配置するランプソケット13の両方を可動仕様とする場合と一方を固定仕様とする場合とで器具本体12の長手方向の寸法はかわらず、器具本体12を共通化できる。
次に、図10に第2の実施の形態を示し、図10はカバーの斜視図である。
コイルばね70のコイル部71の一端をカバー52のコイルばね保持部69の外側に嵌合して保持するが、寸法ばらつきによって、コイル部71とコイルばね保持部69との嵌合がきつくコイルばね70が装着しにくかったり、逆に、コイル部71とコイルばね保持部69との嵌合が緩く組立時にコイルばね70が外れやすいことがある。
そこで、カバー52のコイルばね保持部69の外径はコイルばね70の内径より寸法ばらつきを考慮しても多少小さく形成し、コイルばね保持部69の側方であって端子保持部66側にばね端部保持リブ81を突出形成する。また、コイルばね70には、コイル部71の一端から延設された端部72に、コイル部71に対向するように折曲されてばね端部保持リブ81に係合する係合部82を形成し、図10に2点鎖線で示すように、この係合部82の折曲角度を90°よりも小さくして先端側がコイル部71に対して斜めに突出するように形成する。すなわち、係合部82の先端側とコイル部71との間隔がコイルばね保持部69とばね端部保持リブ81との間隔より広くなるように傾斜状に形成する。
そして、コイルばね70をカバー52に装着するとき、コイルばね70のコイル部71をコイルばね保持部69に嵌合するとともに、係合部82を弾性変形させながらばね端部保持リブ81との間に圧入することにより、コイル部71と係合部82との間隔が弾性的に狭まり、その反発作用によってコイルばね保持部69とばね端部保持リブ81との間で突っ張った状態にコイルばね70を保持することができる。したがって、コイルばね70の装着性がよく、コイルばね70を確実に保持できる。
なお、前記各実施の形態では、1灯用のランプソケットについて説明したが、2つの作動体を1つのソケット本体に備えた2灯用のソケットにも適用でき、同様の作用効果が得られる。
本発明の第1の実施の形態を示すランプソケットの斜視図である。 同上ランプソケットの断面図である。 同上ランプソケットのボディの可動仕様の斜視図である。 同上ランプソケットのボディの固定仕様の斜視図である。 同上ランプソケットのカバーの斜視図である。 同上ランプソケットの可動仕様の正面図である。 同上ランプソケットの固定仕様の正面図である。 同上ランプソケットの作動体を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。 同上ランプソケットを用いた照明器具の側面図である。 第2の実施の形態を示すカバーの斜視図である。
符号の説明
11 照明器具
12 器具本体
13 ランプソケット
14 直管形蛍光ランプ
21 作動体
22 ソケット本体
31 作動部
38 ガイド部としてのリブ
39 当接部
51 ボディ
52 カバー
60 開口部
61,62 周方向規制部としての溝部
68 軸方向規制部

Claims (3)

  1. 直管形蛍光ランプが接続される作動体と;
    作動体の周方向の向きを可動向きおよびこの可動向きに対して異なった固定向きとしてそれぞれ突出状態に嵌合可能とする開口部、開口部に作動体を嵌合した組立状態で可動向きに嵌合した作動体の軸方向への移動を許容するとともに固定向きに嵌合した作動体の軸方向への移動を規制する軸方向規制部を有するソケット本体と;
    を具備していることを特徴とするランプソケット。
  2. 直管形蛍光ランプが接続される作動部、作動部の周面で軸方向に沿って形成されたガイド部、作動部の周面でガイド部に対して周方向の異なった位置に設けられた当接部を有する作動体と;
    作動体の周方向の向きを可動向きおよびこの可動向きに対して異なった固定向きとしてそれぞれ突出状態に嵌合可能とする開口部、開口部に嵌合した作動体のガイド部が係合して作動体の周方向への回動を規制する周方向規制部を有するボディと、ボディの開口部に可動向きで嵌合した作動体の軸方向への移動を許容するとともに固定向きで嵌合した作動体の軸方向への移動を当接部との当接によって規制する軸方向規制部を有するカバーとを備え、作動体を嵌合したボディにカバーを組み合わせて形成されたソケット本体と;
    を具備していることを特徴とするランプソケット。
  3. 器具本体と;
    作動体が互いに対向するように器具本体に配設された請求項1または2記載のランプソケットと;
    を具備していることを特徴とする照明器具。
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