JP2006309467A - 硬貨処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 投入口に投入された硬貨の現物返却と、内部に蓄積された硬貨の金種、枚数を自動的に精査できる硬貨処理装置を提供する。
【解決手段】 硬貨投入口3に投入された硬貨は、入金用の硬貨搬送機構10に送り込まれる。硬貨搬送機構10の硬貨は、一時保留部20に搬送されるか、あるいは硬貨払出口6に排出される。一時保留部20の硬貨は、硬貨振分機構30に送り込まれて選別されるか、あるいは現物返却される。硬貨振分機構30では、硬貨が金種別に選別され、金種別の収納庫40の6つの硬貨収納庫40a〜40fにそれぞれ収納され、出金指令あるいは精査の指令にもとづいて、出金用の硬貨搬送機構50に取り出される。出金用の硬貨搬送機構50に取り出された硬貨は、精査が指令されたときには一時保留部20に搬送され、出金指令であれば釣銭として硬貨払出口6に出金される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、投入口に投入された硬貨を一時保留してから金種別に収容するとともに払出口に釣銭として払い出すようにした硬貨処理装置に関し、特に受け取った硬貨を釣銭として再利用するなど、硬貨による釣銭を自動的に処理する釣銭払出機として使用可能な硬貨処理装置に関する。
近年、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどのレジには、POS(販売時点情報管理)システムのような上位装置に接続して、紙幣処理装置とともに受け取った硬貨を釣銭として再利用することができる硬貨処理装置(釣銭払出機)が導入されている。
硬貨処理装置とは、概略的には投入された硬貨を内部に自動的に取り込んで、それらを硬貨収納庫に収納するとともに、その入金情報を外部の上位装置に送信する硬貨保管機能と、また外部の上位装置からの釣銭払出要求に応じて該当する金額の釣銭を保管している硬貨によって払い出すリサイクル機能を持つものである。
このような硬貨処理装置は、紙幣処理装置などと同様に金銭の払い出しと収納作業を自動化して、レジ担当者の現金取り扱いの負担を軽減しつつ、精算業務の効率を上げること、および違算が生じないことを主目的として導入されている。その場合に、装置内部に蓄積された硬貨の金種、枚数を確認する精査の作業により、その現在高を自動的に計算することが必要となる。
一方、自動販売機でも硬貨の受け入れや釣銭の払い出しを行う硬貨処理装置が用いられている。ところが、自動販売機では偽貨を投入し、返却操作を行うことで正貨を得るといった犯罪が多発していることから、自動販売機の硬貨処理装置においては、市場で発生している偽造硬貨を用いた釣銭のすり替えを防止する必要があった。そのため、特許文献1に記載された硬貨識別装置では、自動販売機に投入された硬貨を一時保留しておき、返却レバーによる返却操作に対して、その保留しておいた硬貨そのものを返却(現物返却)するエスクロ(escrow)機能を付加した方式が採用されている。
特開2004−341792号公報
ところが、従来の釣銭払出機では、その内部に収納されている支払い可能な硬貨の在高を自動的に精査する機能を備えていなかった。そのため、スーパーマーケットなどでレジ担当者の交代時には、釣銭払出機から硬貨を別の計数装置に取り出して精査しなければならず、その引継ぎ作業が迅速に行えないという問題があった。
また、従来の釣銭払出機では、投入された硬貨を、その金種が判別されたものからそのまま収納庫に収納するようにしていたので、上述した自動販売機のような現物返却されなかった。そのため、顧客から受け取った金額と表示された金額とが違っていた場合などに、「金額が違う」などの顧客の請求によって既に釣銭払出機に投入されている硬貨を現物返却することが必要となっても、容易には対応できないという問題があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、釣銭払出機能を有する硬貨処理装置において、内部に蓄積された硬貨の金種、枚数を自動的に精査できるようにし、より好ましくは、投入口に投入された硬貨を一時保留してから金種別に収容することで現物返却を可能にすることを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、投入口に投入された硬貨を金種別に収容するとともに払出口に釣銭として払い出すようにした硬貨処理装置において、前記硬貨の真偽および金種を識別する識別部を有する入金用搬送手段と、前記入金用搬送手段から正貨として識別された硬貨を受け入れて一時保留する硬貨保留手段と、前記硬貨保留手段から出金された硬貨を選別するとともに、それらの金種別の枚数を計数する計数部を有する硬貨振分手段と、前記硬貨振分手段で選別された硬貨を金種別に収容し、所定の出金指令に基づいて払い出す複数の硬貨収納払出部からなる硬貨収容手段と、前記硬貨収容手段から払い出された硬貨を、前記払出口および前記硬貨保留手段のいずれか一方を選択して出金する出金切換手段と、前記硬貨収容手段から払い出された硬貨を搬送し、前記出金切換手段の動作に応じて、前記硬貨保留手段又は前記払出口へ出金する硬貨払出手段と、を備えたことを特徴とする硬貨処理装置が提供される。
このような硬貨処理装置では、硬貨収容手段から払い出された硬貨を硬貨保留手段に戻し、再度硬貨収容手段に収容する循環路を形成することができる。
本発明の硬貨処理装置によれば、硬貨収納払出部から払い出された硬貨を硬貨保留手段に戻して循環させることによって、硬貨の在高を自動的に精査することができる。
以下、この発明の硬貨処理装置を釣銭払出機に適用した実施の形態について、図面を参照して説明する。
(釣銭払出機の外観構成)
図1は、実施の形態に係る釣銭払出機の外観構成を示す斜視図である。
釣銭払出機1には、筐体2の上面前方右側に、複数枚の硬貨が同時に投入可能な硬貨投入口3を備えており、この硬貨投入口3の左側にはディスプレイ4と複数の操作ボタンとを備えた操作パネル5が配置されている。また、筐体2の前面には、硬貨払出口6と投入硬貨の返却口7が設けられている。
ここで、硬貨投入口3から投入された硬貨は、筐体2の内部で一時保留され、その金額が確定された後に、内部の金種別収納庫などに収容される。そのとき、投入金額はディスプレイ4などで表示される。釣銭払出機1のディスプレイ4には、投入金額だけではなく、その動作状態や操作指示なども表示することができる。また、硬貨払出口6には釣銭として払い出される硬貨や回収される硬貨が搬送される。さらに、筐体2の内部に一時保留されている硬貨が現物返却されると、返却口7から取り出すことができる。
(ハードウェアの概略構成)
次に、釣銭払出機1のハードウェアの概略構成について説明する。
図2は、釣銭払出機の内部構成を示す平面断面図である。釣銭払出機1は、硬貨投入口3に投入された硬貨を搬送する入金用の硬貨搬送機構10と、正貨として識別された硬貨を一時保留する一時保留部20と、硬貨を選別する硬貨振分機構30と、硬貨を金種別に収容する6つの硬貨収納庫40a〜40fからなる収納庫40と、釣銭を硬貨払出口6に出金する出金用の硬貨搬送機構50とから構成されている。
入金用の硬貨搬送機構10には、硬貨投入口3から異なる金種の硬貨が複数枚同時に投入される。搬送ベルト機構11は、投入された硬貨を図の左手方向に搬送するもので、搬送ベルト機構12,13は、搬送ベルト機構11から搬送されてくる硬貨を順次、図の左手方向に搬送している。硬貨搬送機構10の中央部に配置された検銭部14は、投入された硬貨の真偽および金種を識別する識別部を構成し、硬貨をその識別結果に応じて硬貨払出口6あるいは一時保留部20のいずれかに送り出すように構成されている。なお、入金用の硬貨搬送機構10の詳細な構成および動作については後述する。
一時保留部20では、検銭部14で正貨として識別した硬貨が一時保留された後、硬貨振分機構30に出金される。この一時保留部20には、硬貨搬送機構10における搬送ベルト機構11,12,13の硬貨搬送方向と並行して搬送ベルト機構21が設けられている。搬送ベルト機構21は、硬貨を硬貨投入口3が位置する方向に搬送するものであって、搬送方向の後端部分には硬貨ストッパ機構22と硬貨返却機構23とが設けられている。硬貨ストッパ機構22は、一時保留部20の硬貨を一時保留するか、硬貨振分機構30に出金するかを決定するものである。また、硬貨返却機構23は、一時保留している硬貨を図1に示す返却口7に返却(現物返却)するための出金口を開閉制御するものである。
また、釣銭払出機1の上蓋2aは、図1の矢印S方向にスライド可能に構成されている。したがって、予め釣銭を投入しておく場合、硬貨投入口3から入金用の硬貨搬送機構10を経由して釣銭を投入するのではなく、この上蓋2aをスライドさせることによって一時保留部20を開放し、そこに直接投入することもできる。あるいは、上蓋2aの部分を開いたり、又は内部装置を引き出すことにより一時保留部20を露出させて、釣銭を投入するようにしてもよい。なお、これらの詳細な構成および動作については後述する。
硬貨振分機構30は、一時保留部20から出金された硬貨を選別するものであって、釣銭払出機1の前面から後方に向かって、その筐体2の右側面に沿って配置されている。金種別の収納庫40は、たとえば1円、50円、5円、100円、10円、および500円硬貨をそれぞれ収容する6つの硬貨収納庫40a〜40fと、その硬貨振分機構30側に形成された入金口に図示しない計数器を有している。なお、この計数器は、収納庫40側に設けられていても、その手前(上流側)の搬送路に設けられていてもよい。
硬貨振分機構30には、一時保留部20からの硬貨を一枚ずつ硬貨収納庫40a〜40fの入金口に搬送するように、搬送ベルト機構31が設けられている。また、収納庫40のそれぞれの入金口は、金種ごとに異なる大きさで形成され、かつ搬送ベルト機構31の手前側から順に小さな径の硬貨を受け入れるように設計されている。そのため、搬送ベルト機構31により搬送される硬貨は、その直径に応じて各入金口で選別される。また、各入金口では投入される硬貨の枚数を金種別に計数してから、それぞれの硬貨収納庫40a〜40fに収容している。
これらの硬貨収納庫40a〜40fは、いずれも前段ベルト機構41、後段ベルト機構42、および出金用ベルト機構43を有し、さらに出金用ベルト機構43には、図示しない光学式センサ又は磁気センサが配置され、ここを通過する硬貨を検知して硬貨の繰出数を計数するように構成されている。なお、収納庫40の詳細な構成および動作については後述する。
出金用の硬貨搬送機構50は、収納庫40から釣銭を取り出して硬貨払出口6に出金するものであって、釣銭払出機1の筐体2の左側面に沿って配置され、釣銭となる硬貨を前方に搬送する搬送ベルト機構51と、この搬送ベルト機構51の前端で硬貨払出口6と一時保留部20とのいずれかを選択して出金する切換ゲート52とを有している。
なお、切換ゲート52の詳細な構成および動作については後述する。
(入金用の硬貨搬送機構)
次に、入金用の硬貨搬送機構10の構成と動作について、図3および図4によって説明する。
図3は、入金用の硬貨搬送機構を示す平面図、図4は、入金用の硬貨搬送機構の正面断面図である。
入金用の硬貨搬送機構10は、硬貨投入口3の開口部の下に配置された傾斜ベルト111を備えた搬送ベルト機構11と、ベルト121によって検銭部14に硬貨を搬送する搬送ベルト機構12と、ベルト131によって一時保留部20に硬貨を送り出す搬送ベルト機構13とを備えている。搬送ベルト機構11の傾斜ベルト111は、ローラ112,113に張設され、駆動モータM1によって駆動される。また、搬送ベルト機構12,13の各ベルト121,131は、それぞれローラ122,123、およびローラ132,133に張設されている。
ローラ133のシャフト134は、駆動モータM2によって伝導ベルトV1を介して回転駆動されていて、搬送ベルト機構13のベルト131が駆動される。また、ベルト131が駆動されると、ローラ132と同じシャフト124に取付けられたローラ123が回転駆動され、ベルト121も駆動される。図3、図4において、硬貨搬送機構10の最左端には返却シュート15が形成されている。また、搬送ベルト機構13のベルト131の下側には、ベルト131の左右に位置するゲート板16a,16bを備えた転送ゲート16と、この転送ゲート16を制御するソレノイド17が配置されている。この転送ゲート16は、ゲート板16a,16b、およびこれらに直交するアーム161がシャフト160を軸にして一体に回動するように構成され、アーム161がソレノイド17の制御軸171と結合され、搬送ベルト機構13による硬貨の搬送方向を制御するように構成される。すなわち、ソレノイド17がオフにされていると、硬貨はゲート板16a,16bの上を通って返却シュート15へ導かれる。一方、ソレノイド17がオンにされると、転送ゲート16が回動してゲート板16a,16bが持ち上げられるため、硬貨はこれらのゲート板の下面に形成された開口部に落下して一時保留部20へと導かれる。
なお、硬貨投入口3におけるローラ113の近傍の位置には、傾斜ベルト111と対向するように規制ローラ18が設けられている。この規制ローラ18は、硬貨の搬送方向とは逆向きに回転しており、傾斜ベルト111に搬送された硬貨が複数枚重なっているときに、上側の硬貨を後方に振り落とすためのものである。これにより、硬貨投入口3に投入された硬貨が一枚ずつ搬送プレート19側へ搬送されるようにしている。
ソレノイド17は、通常、図4に示すようにオンしており、ベルト131によって搬送プレート19上を搬送されてきた硬貨が転送ゲート16のゲート板16a,16bに当って、一時保留部20の方向(図3の上方)に押し出される。しかし、検銭部14に搬送された硬貨が不適正硬貨と識別されると、ソレノイド17がオフになり、硬貨CNはゲート板16a,16bの上を通過する。すなわち、硬貨CNは転送ゲート16のゲート板16a,16bに妨げられないで直進するので、搬送プレート19から返却シュート15に送り出されるようになる。
(一時保留部)
次に、一時保留部の構成と動作について、図5および図6により説明する。
図5は、一時保留部の構成を示す平面図、図6は、一時保留部の正面断面図である。
一時保留部20は、筐体2内で入金用の硬貨搬送機構10と硬貨振分機構30との間に配置されるものであって、硬貨振分機構30と同様に、平面矩形形状をなしている。ここでは、一時保留部20における硬貨収納部20aの底面が、搬送ベルト機構21の傾斜ベルト211上面によって規定され、その両側面が側板201,202により規定される。そして、この硬貨収納部20aには、入金用の硬貨搬送機構10の検銭部14で正貨として識別された硬貨が一時保留される。
搬送ベルト機構21の傾斜ベルト211は、1対のローラ212,213に張設され、その上に載置された硬貨を図5および図6の左から右に搬送するように駆動される。硬貨ストッパ機構22と硬貨返却機構23は、傾斜ベルト211の搬送方向終端側に設けられていて、硬貨ストッパ機構22を解除したときは、ここに一時保留された硬貨が硬貨振分機構30に出金され、硬貨ストッパ機構22を動作させた状態で硬貨返却機構23が動作したときには返却口7に現物返却される。
硬貨ストッパ機構22は、軸220回りでアーム221と直交するガイド兼用ストッパ222を備えている。この硬貨ストッパ機構22は、アーム221がストッパソレノイド25により回動し、ガイド兼用ストッパ222と傾斜ベルト211面とが接離すると、傾斜ベルト211によって搬送される硬貨CNを、硬貨振分機構31側に移動制御するように構成されている。硬貨返却機構23は、図5に示すように、キャンセルソレノイド26により上下方向で往復駆動されるキャンセルゲート231から構成され、この硬貨収納部20aの側板202に穿設された開口(図示せず)を開閉するように構成されている。
また、硬貨ストッパ機構22の直前には、傾斜ベルト211の上面から硬貨一枚分の距離だけ離れて規制ローラ24が配置されている。この規制ローラ24は、硬貨の搬送方向とは逆向きに回転しており、傾斜ベルト211に搬送された硬貨が複数枚重なっているときに、上側の硬貨を後方に振り落とすためのものである。これにより、硬貨収納部20aの硬貨が一枚ずつ硬貨ストッパ機構22側へ搬送されるようにしている。
ここでは、ストッパソレノイド25がオフしていると、硬貨ストッパ機構22のガイド兼用ストッパ222は傾斜ベルト211面から浮き上がった状態に保持され、搬送されてくる硬貨は、硬貨振分機構30に送り込まれる。また、図5および図6に示すように、ストッパソレノイド25がオン状態であれば、ガイド兼用ストッパ222が傾斜ベルト211面に接するようになって、硬貨CNがガイド兼用ストッパ222のガイド壁面に沿ってキャンセルゲート231の方向(図5の下方向)に押し出される。このとき、キャンセルソレノイド26も同時にオンすることで、硬貨CNは側板202に穿設された開口から返却シュート27に落とし込まれる。
ガイド兼用ストッパ222の出口側のローラ213上には、揺動アーム281に支持された転送ローラ28が設けられている。この転送ローラ28は、一時保留部20から硬貨振分機構30の搬送ベルト機構31に硬貨を転送するためのものである。なお、図5および図6の搬送ベルト機構31は、ベルト311とその一端側のローラ312だけが示されている。
このように、一時保留されていた硬貨は、2つのソレノイド25,26がともにオフであれば、搬送ベルト機構21によって硬貨振分機構30に送られ、反対に2つともオンしているときは返却口7に現物返却される。そして、ストッパソレノイド25だけがオン状態であれば、引き続き一時保留部20の硬貨は硬貨収納部20aに保留されつづけることになる。
(収納払出部)
次に、硬貨振分機構30から各入金口で選別された硬貨を、金種別にそれぞれ6つの硬貨収納庫に収納するようにした収納払出部の構成と動作について、図7により説明する。
図7は、収納払出部を構成する硬貨収納庫を示す正面断面図である。なお、図2に示す釣銭払出機1では、6つの硬貨収納庫40a〜40fのいずれも同じ構成となっている。
ここでは、収納庫40は側板401によって、隣接する収納庫40と区画された収納スペースが形成されている。この収納庫40の右側の仕切板402の上部には、直径の異なる複数の入金口が形成された硬貨振分機構30が配置され、各硬貨収納庫40a〜40fの収納スペースに硬貨を金種別に振分けて投入できる。
前段ベルト機構41は傾斜ベルト411がローラ412,413に張設されて構成され、傾斜ベルト411の上面に載置された硬貨を、仕切板402側のローラ412から、やや上方に位置するローラ413側に搬送している。また、後段ベルト機構42でも傾斜ベルト421がローラ422,423に張設されて構成されている。この後段ベルト機構42の傾斜ベルト421は、傾斜ベルト411の傾斜より大きな角度で硬貨を上方に搬送するように構成され、その表面には硬貨係合用の突起(図示せず)が複数形成されている。また、これらの傾斜ベルト411,421は、いずれもモータ44によって駆動されている。
出金用ベルト機構43は収納庫40の出口に配置されており、傾斜ベルト431がローラ432,433に張設されて構成されている。ここでは、傾斜ベルト431の下面に沿って硬貨CNの搬送路が構成され、この搬送路に対向して計数用のセンサ45が配置されている。また、後段ベルト機構42の中間位置には、規制板46と規制ローラ47が配置され、傾斜ベルト421から出金用ベルトに向けて硬貨CNが一枚ずつ搬送されるように規制している。
(出金用の硬貨搬送機構)
次に、出金用の硬貨搬送機構50の構成と動作について、図8、図9および図10によって説明する。
図8は、出金用の硬貨搬送機構50の出口部分を示す斜視図、図9は、図8の切換ゲートを示す斜視図である。
出金用の硬貨搬送機構50は、搬送ベルト機構51と切換ゲート52とソレノイド53とを備えており、収納されている硬貨を搬送ベルト機構51により釣銭払出機1の硬貨払出口6に搬送する。切換ゲート52は、ベルト511と側板50a,50bによって構成された搬送路の終端部分に配置されている。切換ゲート52は、図9に示すように、シャフトが挿通可能な軸孔520と、ソレノイド53の制御軸と係合する溝部521aが形成されたアーム521と、ベルト511からの硬貨CNを受け取る硬貨載置面522と、受け取った硬貨CNを90°横方向に送り出すように形成された曲面523が形成されている。
切換ゲート52は、通常はソレノイド53がオフしていて、ベルト511上の硬貨CNが硬貨載置面522の下側を通過して、硬貨払出口6に搬送される。この切換ゲート52はソレノイド53によって切換え駆動される。すなわち、ソレノイド53がオンしたときには、その硬貨載置面522がローラ512に張設されたベルト511の上面位置に一致し、ベルト511の上面から硬貨CNを受け取ることができる。また、出金用の硬貨搬送機構50と一時保留部20との間は、側板50bによって区画されているが、この側板50bの切換ゲート52の近傍には、図8に示すように、硬貨CNを一時保留部20側へ排出する硬貨排出口54が形成されている。
図10は、図9の切換ゲートの開閉動作を示す斜視図である。
同図(A)には、硬貨CNを一時保留部20側へ排出する様子を示している。ここで、切換ゲート52は、軸孔520に挿通されたシャフト55によって回動自在に保持されている。いま、ソレノイド53がオンすると、切換ゲート52がシャフト55回りで右回転して、その硬貨載置面522がシュート56に当接する。これにより、ベルト511の上面位置と切換ゲート52の硬貨載置面522とが一致して、硬貨CNが一時保留部20側に排出される。
図10(B)では、シュート56から硬貨CNが硬貨払出口6に出金される様子を示している。このとき、ソレノイド53はオフして、その制御軸531に係合するアーム521がシャフト55回りで左回転する。そのため、切換ゲート52の硬貨載置面522がベルト511の上面より高く持ち上がって、硬貨載置面522の下面のシュート56に硬貨CNが送り込まれて、硬貨払出口6まで搬送される。
このように、収納庫40から出金された硬貨CNは、搬送ベルト機構51のベルト511により切換ゲート52まで搬送されたとき、通常はソレノイド53がオフして硬貨払出口6に搬送され、ソレノイド53がオンしていれば、切換ゲート52に形成された曲面523と当接して、硬貨排出口54から一時保留部20に戻される。
(硬貨の現物返却)
図11は、返却シュートの構成を示す斜視図である。
返却シュート27は、硬貨投入口3の下に配置されていて、筐体2の前面右側に返却口7が設けられている。一時保留部20では、キャンセルソレノイド26によってキャンセルゲート231が開いて、硬貨CNが送り出されると、この返却シュート27によって返却口7に現物返却される。図11では、筐体2の前面に配置された入金用の硬貨搬送機構10を省略している。
釣銭払出機1には、入金用の硬貨搬送機構10と一時保留部20とが、筐体2の前方で、互いに並行に配置され、かつ硬貨の搬送路が左右方向に折り返す形で設けられている。また、釣銭払出機1の一時保留部20から現物返却される硬貨CNは、図5および図6に示したように、搬送ベルト機構21の傾斜ベルト211によって一時保留部20の高い位置まで持ち上げられている。したがって、硬貨返却機構23から一時保留された硬貨CNを返却口7に現物返却する場合、返却シュート27を短く構成できる。また、釣銭払出機1の筐体2を高く構成しなくても、釣銭払出機1の前面に設けられた返却口7まで、硬貨CNの自重だけで返却シュート27を落下して排出できる。
このように、一般に釣銭払出機においては、自動販売機とは異なり、硬貨の処理枚数が多く、現物返却するための一時保留部の構成が難しいところ、釣銭払出機1では、硬貨搬送機構10と一時保留部20とを折り返して配置するなどして、これを省スペースで実現している。
(変形例)
図12は、一時保留部からのシュートの変形例を示す斜視図である。
ここでは、一時保留部20から返却口7に到る返却シュート27に代えて、キャンセルゲート231の直下で硬貨CNを受け取る受領部228と、受領部228の硬貨CNを回転させて搬送する転動搬送路29とが設けられている。キャンセルゲート231がキャンセルソレノイド26によって開放されると、硬貨CNは横向きで送り出されるが、キャンセルゲート231の直下に設けられた受領部228では、硬貨CNを90°回転して縦位置で受け取る。転動搬送路29は、受領部228と硬貨払出口6との間に配置され、硬貨CNが縦位置のままで転動しながら搬送されるように所定の角度に傾斜している。
この場合は、図11の返却口7に到る返却シュート27とは異なり、現物返却された硬貨CNを硬貨払出口6で受け取ることができるから、返却口7が不要になる。
(硬貨の流れ)
次に、釣銭払出機1の内部における硬貨の流れについて説明する。
図13は、釣銭払出機に投入された硬貨の流れを示す説明図である。ここでは、釣銭払出機1の主要な構成部分だけを示しており、図2の内部構成を示す平面断面図に対応する。
硬貨投入口3に投入された硬貨は、矢印Aに示すように、入金用の硬貨搬送機構10に送り込まれる。硬貨搬送機構10の硬貨は、一時保留部20に搬送される(矢印B)か、あるいは硬貨払出口6に排出される(矢印C)。一時保留部20の硬貨は、硬貨振分機構30に送り込まれて選別される(矢印D)か、あるいは現物返却される(矢印E)。硬貨振分機構30では、硬貨が金種別に選別され、金種別の収納庫40の6つの硬貨収納庫40a〜40fにそれぞれ収納され(矢印F1〜F6)、出金指令あるいは精査の指令にもとづいて、出金用の硬貨搬送機構50に取り出される(矢印G1〜G6)。出金用の硬貨搬送機構50に取り出された硬貨は、精査が指令されたときには一時保留部20に搬送され(矢印H)、出金指令であれば釣銭として硬貨払出口6に出金される(矢印I)。
したがって、レジ担当者が受け取った硬貨は、硬貨投入口3から矢印A、矢印B、矢印D、および矢印F1〜F6の経路で入金され、硬貨振分機構30から収納庫40に投入される。このとき、硬貨収納庫40a〜40fの各入金口では、投入される硬貨の枚数を金種別に計数している。
また、顧客に支払う釣銭を釣銭払出機1から出金する場合には、それぞれ金種別の収納庫40から指定された枚数の硬貨を出金用の硬貨搬送機構50から出金して(矢印G1〜G6)、矢印Iの経路で硬貨払出口6に出金することができる。
さらに、収納庫40に収納された硬貨を精査する場合には、6つの硬貨収納庫40a〜40fに収納された硬貨について金種ごとに精査を実施する。すなわち、まず、いずれかの硬貨収納庫に収納された全ての硬貨を一時保留部20に移動する(矢印H)。各硬貨収納庫内の硬貨が空になったことは、計数用のセンサ45により所定時間出金硬貨が検出されなかったことをもって判断することができる。
そして、該当する硬貨収納庫の硬貨が空になると、一時保留部20の硬貨を硬貨振分機構30へ搬出する。搬出された硬貨は再び該当する硬貨収納庫に収納されるが、その際、その硬貨収納庫の入金口に設けられた計数器により入金される硬貨の枚数が計数される。このような操作を、6つの硬貨収納庫40a〜40fの全てについて行うことにより、収納庫40に収納された硬貨の精査が完了する。このように、各硬貨収納庫と一時保留部20との間で金種ごとに硬貨を循環させることによって、金種ごとの在高を把握することができる。
なお、以下のようにすることで、金種ごとの在高ではなく、全金種のトータルの在高を精査するようにしてもよい。すなわち、6つの硬貨収納庫40a〜40fから順に硬貨を出金する(矢印G1〜G6)。このとき、計数用のセンサ45により、当該金種の在高を計数するとともに、一時保留部20に硬貨収納庫40a〜40fの硬貨が空になるまで出金を続ける(矢印H)。そして、一時保留部20から矢印D、および矢印F1〜F6の経路で、出金された同じ硬貨収納庫40a〜40fに硬貨を戻すようにしてもよい。
以上のように、一時保留部20を利用して、釣銭払出機1の内部で金種ごとに硬貨を循環させることによって、外部に硬貨を取り出すことなく、自動的に精査を実行できるため、レジ担当者の交代時での作業を迅速に行える。
実施の形態に係る釣銭払出機の外観構成を示す斜視図である。 釣銭払出機の内部構成を示す平面断面図である。 入金用の硬貨搬送機構を示す平面図である。 入金用の硬貨搬送機構の正面断面図である。 一時保留部の構成を示す平面図である。 一時保留部の正面断面図である。 収納払出部を構成する硬貨収納庫を示す正面断面図である。 出金用の硬貨搬送機構の出口部分を示す斜視図である。 図8の切換ゲートを示す斜視図である。 図9の切換ゲートの開閉動作を示す斜視図である。 返却シュートの構成を示す斜視図である。 一時保留部からのシュートの変形例を示す斜視図である。 釣銭払出機に投入された硬貨の流れを示す説明図である。
符号の説明
1 釣銭払出機
2 筐体
3 硬貨投入口
4 ディスプレイ
5 操作パネル
6 硬貨払出口
7 返却口
10 入金用の硬貨搬送機構
11,12,13 搬送ベルト機構
14 検銭部
20 一時保留部
21 搬送ベルト機構
22 硬貨ストッパ機構
23 硬貨返却機構
30 硬貨振分機構
31 搬送ベルト機構
40 収納庫
40a〜40f 硬貨収納庫
41 前段ベルト機構
42 後段ベルト機構
43 出金用ベルト機構
50 出金用の硬貨搬送機構
51 搬送ベルト機構
52 切換ゲート

Claims (9)

  1. 投入口に投入された硬貨を金種別に収容するとともに払出口に釣銭として払い出すようにした硬貨処理装置において、
    前記硬貨の真偽および金種を識別する識別部を有する入金用搬送手段と、
    前記入金用搬送手段から正貨として識別された硬貨を受け入れて一時保留する硬貨保留手段と、
    前記硬貨保留手段から出金された硬貨を選別するとともに、それらの金種別の枚数を計数する計数部を有する硬貨振分手段と、
    前記硬貨振分手段で選別された硬貨を金種別に収容し、所定の出金指令に基づいて払い出す複数の硬貨収納払出部からなる硬貨収容手段と、
    前記硬貨収容手段から払い出された硬貨を、前記払出口および前記硬貨保留手段のいずれか一方を選択して出金する出金切換手段と、
    前記硬貨収容手段から払い出された硬貨を搬送し、前記出金切換手段の動作に応じて、前記硬貨保留手段又は前記払出口へ出金する硬貨払出手段と、
    を備えたことを特徴とする硬貨処理装置。
  2. 前記硬貨収容手段の硬貨を、前記硬貨保留手段を介して循環させることにより精査するように構成されたことを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置。
  3. 前記硬貨保留手段に一時保留された硬貨を、前記硬貨収容手段を経由せずに直接返却することを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置。
  4. 前記硬貨保留手段は、前記硬貨振分手段への第1の出金口とは別の第2の出金口、および前記第1、第2の出金口を選択して前記硬貨を排出する切換ゲートを有しており、
    前記硬貨保留手段に一時保留された硬貨を、前記第2の出金口から現物返却するように構成されたことを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置。
  5. 前記硬貨保留手段には、前記入金用搬送手段から受け入れた硬貨を、前記入金用搬送手段における硬貨搬送方向と並行であって、かつ前記投入口の方向に搬送する搬送路を備えていることを特徴とする請求項1記載の硬貨処理装置。
  6. 前記入金用搬送手段に設けられた第1の硬貨搬送路と、前記硬貨保留手段に設けられた第2の硬貨搬送路とが互いに並行に設けられ、前記第1の硬貨搬送路を搬送された硬貨が、前記第2の硬貨搬送路で折り返して搬送されるように構成されたことを特徴とする請求項5記載の硬貨処理装置。
  7. 前記投入口に投入された硬貨が、前記硬貨保留手段から前記第2の出金口を介して前記払出口に現物返却されるように構成したことを特徴とする請求項4記載の硬貨処理装置。
  8. 投入口に投入された硬貨を金種別に収容するとともに払出口に釣銭として払い出すようにした硬貨処理装置において、
    前記硬貨の真偽および金種を識別する識別部を有する入金用搬送手段から、正貨として識別された硬貨を受け入れて一時保留する硬貨保留手段を有し、
    一時保留している硬貨を一括して、金種別にそれぞれ設けられた硬貨収納庫へ導くとともに前記払出口又は別に設けた返却口に払い出すことを特徴とする硬貨処理装置。
  9. 前記硬貨保留手段に一時保留された硬貨を、前記硬貨収容手段を経由せずに直接返却することを特徴とする請求項8記載の硬貨処理装置。
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