JP2006309011A - 撮像レンズおよびカメラモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶レンズを用いた小型の撮像レンズにおいて、マクロ撮影時にもオートフォーカス機能によるピント合わせを行うことと、収差を少なくすること。
【解決手段】撮像レンズ1は、被写体側から順に、凸レンズよりなる第1の光学レンズ2と、対向する透明基板間に封入された液晶層に印加する電圧に応じて液晶層の面内屈折率分布が変化する液晶レンズ3と、第2の光学レンズ4と、第3の光学レンズ5を備えている。これらのレンズ2〜5は、レンズ枠体7に固定されている。液晶レンズ3の透明基板の、光軸に垂直な面には、遮光性の膜よりなる絞り6が形成されている。絞り6は、液晶レンズ3の液晶層を温めるためのヒータを兼ねる。カメラモジュール9は、撮像レンズ1の後に赤外線カットフィルタ91とイメージセンサ素子92を取り付けた構成となっている。
【選択図】 図5

Description

この発明は、撮像レンズおよびカメラモジュールに関し、特に可変焦点レンズとして液晶レンズを用いた撮像レンズおよびカメラモジュールに関する。
近時、デジタルカメラ機能を備えた携帯電話機(以下、カメラ付き携帯電話機とする)が普及している。携帯性の点で、携帯電話機は、小型で、かつ軽量であることが望ましい。また、電源が電池であるので、携帯電話機の消費電力は少ない方がよい。従って、カメラ付き携帯電話機に搭載されるカメラモジュールにも、小型であることと、軽量であることと、消費電力が少ないことが要求される。一方、カメラ本来の機能も高機能化してきている。例えば、可変焦点機構によるオートフォーカス機能だけでなく、被写体に対して至近距離からの撮影、すなわちマクロ撮影を行う機能を備えたカメラ付き携帯電話機がある。
マクロレンズの一つとして、物体側から順に正の屈折力を有する第1の光学レンズ群と、正の屈折力を有する第2の光学レンズ群と、負の屈折力を有する第3の光学レンズ群より構成され、第2の光学レンズ群は前群と正の屈折力を有する後群とからなり、無限遠から至近距離に合焦する際に、第3の光学レンズ群を像面に対して固定し、第1の光学レンズ群と第2の光学レンズ群を物体方向へ繰り出しながら、第2の光学レンズ群の前群と後群との間隔を、中間倍率を境に減少から増加へと転じるようにするものが公知である(例えば、特許文献1参照。)。しかし、このマクロレンズのように、レンズを機械的に移動させる場合には、モータ等の駆動機構が必要である。
そのため、このレンズ駆動機構も含めると、カメラモジュールが大型化してしまう。また、レンズの駆動に多くの電力が消費されるため、消費電力が多くなってしまう。従って、レンズを移動させる構成は、カメラ付き携帯電話機等に搭載される小型カメラとしては適当でない。さらに、レンズを移動させると、光軸のずれや倒れが発生しやすくなり、それが原因で収差が発生するという問題点もある。特に、マクロ撮影を行う際には、レンズの移動範囲が大きくなるため、焦点を合わせる際に収差変動が発生し、レンズ性能の劣化が生じてしまう。上記特許文献1に開示されたレンズでは、無限遠から至近距離まで合焦時の収差補正を行うために、レンズの移動パターンが非常に複雑になっている。
このような不具合を解消するには、レンズを移動させずに、焦点距離を変えることができるようにすればよい。そのためには、レンズ自体の焦点距離を変えることができる可変焦点レンズを用いればよい。可変焦点レンズを用いた撮像装置として、例えば絞りと、絞りの近傍に配置されている液晶レンズ等の光学特性可変光学素子を含む前群と、この前群より後方に配置されている少なくとも凹面と凸面とを有する後群とよりなる光学系を備えた撮像装置が公知である(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−185916号公報(図1〜図4) 特開2000−81570号公報(図12)
しかしながら、上記特許文献2に開示された撮像装置では、絞りがレンズ系の前、すなわち被写体とレンズ系の間に設けられているため、開口絞り径が大きくなり、液晶レンズの有効径が大きくなる。そのため、液晶レンズのレンズパワーが小さくなり、合焦範囲が狭くなるという問題点がある。また、マクロ撮影には大きなレンズパワーが必要であるが、レンズパワーが小さいため、マクロ撮影には適さない。
さらに、液晶レンズの有効径が大きいため、液晶レンズ自体により発生する収差が大きくなるという問題点もある。加えて、開口絞り径が大きいと、液晶レンズだけでなく、他のレンズの有効径も大きくなるため、収差係数が大きくなり、焦点調整の際の収差変動が大きくなるという問題点がある。また、特許文献2には、ヒータにより液晶を加熱することが記載されているが、ヒータの具体的な構成については開示されていない。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、レンズを移動させることなく、マクロ撮影時にもオートフォーカス機能によるピント合わせが可能な小型の撮像レンズおよびカメラモジュールを提供することを目的とする。また、この発明は、収差の少ない撮像レンズおよびカメラモジュールを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる撮像レンズは、外部から光が入射する凸レンズよりなる第1のレンズ系と、前記第1のレンズ系を通過した光が入射し、対向する透明基板間に封入された液晶層に印加する電圧に応じて液晶層の屈折率が変化する液晶レンズと、前記第1のレンズ系と前記液晶レンズの間に設けられた絞りと、前記液晶レンズを通過した光が入射する1枚以上のレンズよりなる第2のレンズ系と、前記第1のレンズ系、前記液晶レンズおよび前記第2のレンズ系を固定するレンズ枠体と、を備えることを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像レンズは、外部から光が入射する凸レンズよりなる第1のレンズ系と、前記第1のレンズ系を通過した光が入射し、対向する透明基板間に封入された液晶層に印加する電圧に応じて液晶層の面内屈折率分布が変化する液晶レンズと、前記液晶レンズの一方の透明基板の、光軸に垂直な面に形成された遮光性の膜よりなる絞りと、前記液晶レンズを通過した光が入射する1枚以上のレンズよりなる第2のレンズ系と、前記第1のレンズ系、前記液晶レンズおよび前記第2のレンズ系を固定するレンズ枠体と、を備えることを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像レンズは、上記記載の発明において、絞りを構成する前記遮光性の膜が、通電時に発熱するヒータを兼ねていることを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像レンズは、上記記載の発明において、前記液晶レンズの透明基板の、光軸に垂直な面に、通電時に発熱する膜よりなるヒータが形成されていることを特徴とする。
また、この発明にかかる撮像レンズは、上記記載の発明において、前記第1のレンズ系と前記第2のレンズ系は、前記レンズ枠体内に光軸方向から挿入されて固定されており、前記液晶レンズは、前記レンズ枠体の側部に設けられた貫通孔から前記レンズ枠体内の、前記第1のレンズ系と前記第2のレンズ系の間に挿入されて固定されていることを特徴とする。
また、この発明にかかるカメラモジュールは、上記に記載の撮像レンズと、前記撮像レンズを通過した光を受光して電気信号に変換するイメージセンサ素子と、を備えることを特徴とする。
また、この発明にかかるカメラモジュールは、上記記載の発明において、前記撮像レンズと前記イメージセンサ素子の間に、赤外線カットフィルタが設けられていることを特徴とする。
また、この発明にかかるカメラモジュールは、上記記載の発明において、前記レンズ枠体の外に、前記液晶レンズに印加する電圧を発生する駆動手段が設けられていることを特徴とする。
これらの発明によれば、絞りを液晶レンズの近くに設けることによって、液晶レンズの有効径を小さくすることができるので、液晶レンズのレンズパワーを大きくすることができる。従って、合焦範囲が広くなるので、大きなレンズパワーを要するマクロ撮影時にもオートフォーカスによりピント合わせを行うことができる。また、液晶レンズの有効径が小さいので、液晶レンズ自体により発生する収差を小さくすることができる。また、レンズを機械的に移動させる必要がないので、小型で、収差の発生や変動の少ない撮像レンズが得られる。
さらに、凸レンズのすぐ後に液晶レンズを配置することによって、入射瞳径を大きくすることができるので、液晶レンズを一番前に配置した撮像レンズであって同一の明るさのものと比較して、液晶レンズの有効径を小さくすることができる。従って、より一層、上述した液晶レンズの有効径が小さいことによる効果が顕著となる。なお、本明細書においては、レンズに対して被写体側を前側とする。
また、絞りを撮像レンズの中心付近に配置することによって、絞りを撮像レンズの前に配置した撮像レンズであって同程度の光学長を有するものと比較して、液晶レンズ以外の他のレンズの有効径を小さくすることができるので、収差係数を小さくすることができる。従って、ピント合わせによる収差変動を小さくすることができる。さらに、絞りを挟んでその前後のレンズを対称に構成すれば、収差を低減することができる。
また、ヒータにより液晶層を加熱することによって、液晶レンズの応答が速くなるので、低温環境下においてもオートフォーカスによるピント合わせを迅速に行うことができる。また、レンズ枠体内に光軸方向から第1のレンズ系を嵌め入れ、レンズ枠体の内面に突き当てて接着剤等で固定し、レンズ枠体の側部から液晶レンズを挿入して接着剤等で固定し、さらにレンズ枠体内に光軸方向から第2のレンズ系を嵌め入れてレンズ枠体の内面または液晶レンズに突き当てて接着剤等で固定することによって、所定の位置に各レンズを固定することができるので、容易に撮像レンズを組み立てることができる。
本発明によれば、レンズを移動させることなく、マクロ撮影時にもオートフォーカス機能によるピント合わせが可能な小型の撮像レンズ、およびその撮像レンズを用いたカメラモジュールが得られるという効果を奏する。また、収差の少ない撮像レンズおよびカメラモジュールが得られるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる撮像レンズおよびカメラモジュールの好適な実施の形態を詳細に説明する。まず、本発明にかかる撮像レンズの一例について説明する。
図1は、本発明にかかる撮像レンズの一例を示す断面図である。図1に示すように、撮像レンズ1は、外部から光が入射する第1の光学レンズ2、第1の光学レンズ2を通過した光が入射する液晶レンズ3、液晶レンズ3を通過した光が入射する第2の光学レンズ4、および第2の光学レンズ4を通過した光が入射する第3の光学レンズ5を備えている。第1の光学レンズ2は、凸レンズよりなる第1のレンズ系を構成する。第2の光学レンズ4と第3の光学レンズ5は、第2のレンズ系を構成する。液晶レンズ3には、絞り6が設けられている。
これら光学レンズ2,4,5および液晶レンズ3は、有底筒状のレンズ枠体7内に収納されている。レンズ枠体7の底部の内側には、第1の光学レンズ2が丁度納まる大きさの凹部71が形成されている。その凹部71の中央部には、レンズ枠体7内に外光を取り込むための窓部72が形成されている。第1の光学レンズ2は、レンズ枠体7の凹部71に光軸方向の後方から嵌め込まれている。そして、第1の光学レンズ2の前側(被写体側)の面21の周縁部が、レンズ枠体7の底部の内面の、窓部72の外側部分に突き当てられた状態で、第1の光学レンズ2の側面と凹部71の側面とが、例えばUV硬化型接着剤により接着されている。
液晶レンズ3は、レンズ枠体7の側部に設けられた貫通孔73からレンズ枠体7内に差し込まれている。そして、液晶レンズ3の前側(被写体側)の面31の周縁部が、第1の光学レンズ2の後側の面22の周縁部に突き当てられた状態で、その突き当て部において例えばUV硬化型接着剤により接着されている。このように、液晶レンズ3を第1の光学レンズ2に突き当てて固定することにより、第1の光学レンズ2の後側の面22と液晶レンズ3の前側の面31の有効領域における間隔が所定の間隔となる。
一方、例えばレンズ枠体7の側部の内面に液晶レンズ3の角部が当たることによって、液晶レンズ3の、光軸に対して垂直な方向の位置決めがなされる。なお、撮像レンズ1を組み立てる際に治具を用いることによって、液晶レンズ3の、光軸に対して垂直な方向の位置決めを行ってもよい。あるいは、予め液晶レンズ3に位置決め用のパターンを形成しておき、そのパターンを所定の位置に光学的に合わせるようにしてもよい。
レンズ枠体7の、液晶レンズ3が差し込まれた貫通孔73は、液晶レンズ3から伸びる電気的な接続部32を挟むクリップ状のスプリングコネクタ8により塞がれている。そして、スプリングコネクタ8とレンズ枠体7の側部の間の隙間は、黒色に着色された接着剤等のシール剤74によりシールされている。スプリングコネクタ8には、この撮像レンズ1を用いたカメラモジュールに搭載される液晶レンズ駆動ICに電気的に接続される接続端子81が設けられている。
第2の光学レンズ4は、レンズ枠体7内に光軸方向の後方から嵌め込まれており、第2の光学レンズ4の前側(液晶レンズ3側)の面41の周縁部が、液晶レンズ3の後側の面33の周縁部に突き当てられている。このように、第2の光学レンズ4を液晶レンズ3に突き当てることにより、液晶レンズ3の後側の面33と第2の光学レンズ4の前側の面41の有効領域における間隔が所定の間隔となる。
また、レンズ枠体7の、第2の光学レンズ4の固定位置における内径は、第2の光学レンズ4の外径よりも僅かに大きくなっており、レンズ枠体7内に第2の光学レンズ4を挿入することによって、第2の光学レンズ4の、光軸に対して垂直な方向の位置決めがなされる。そして、第2の光学レンズ4の側面がレンズ枠体7の内面に例えばUV硬化型接着剤により接着されている。
第3の光学レンズ5は、第2の光学レンズ4と同様に、レンズ枠体7内に光軸方向の後方から嵌め込まれている。そして、第3の光学レンズ5の前側(第2の光学レンズ4側)の面51の周縁部を第2の光学レンズ4の後側の面42の周縁部に突き当てることによって、第3の光学レンズ5の前側の面51と第2の光学レンズ4の後側の面42の有効領域における間隔が所定の間隔となっている。
また、第3の光学レンズ5は、第2の光学レンズ4と同様に、レンズ枠体7内に挿入するだけで、光軸に対して垂直な方向の位置が決まるようになっている。そして、第3の光学レンズ5の側面がレンズ枠体7の内面に例えばUV硬化型接着剤により接着されている。なお、UV硬化型以外の接着剤を用いてもよい。
図2は、液晶レンズ3の一例を示す断面図である。図2に示すように、液晶レンズ3は、例えば3枚の対向する透明基板301,302,303を有している。前側、すなわち第1の光学レンズ2側に配置される透明基板301の後側の面には、透明な共通電極304が形成されている。中央の透明基板302の前側の面には、透明なパターン電極305と絞り6が形成され、中央の透明基板302の後側の面には、透明なパターン電極306が形成されている。
後側、すなわち第2の光学レンズ4側に配置される透明基板303の前側の面には、透明な共通電極307が形成されている。共通電極304とパターン電極305の間、およびパターン電極306と共通電極307の間には、それぞれ例えばホモジニアス配向の液晶層308,309が封入されている。つまり、液晶レンズ3は、共通電極304、液晶層308およびパターン電極305よりなる前側の液晶パネルと、パターン電極306、液晶層309および共通電極307よりなる後側の液晶パネルの2層構成となっている。
特に限定しないが、例えば前側の液晶パネルおよび後側の液晶パネルは、それぞれP波用液晶レンズ3aおよびS波用液晶レンズ3bを構成している。このように、液晶で光の位相変調を行って可変焦点レンズを実現するためには、P波用とS波用の2個の液晶レンズが必要となる。P波用液晶レンズ3aとS波用液晶レンズ3bの構成は同じであるが、液晶層308,309の配向方向が90°異なる。
これは、P波用液晶レンズ3aの屈折率分布を変化させた場合、P波用液晶レンズ3aの配向方向と同じ方向の偏光面を有する光は、屈折率分布の変化の影響を受けるが、P波用液晶レンズ3aの配向方向に対して直交する方向の偏光面を有する光は、屈折率分布の変化の影響を受けないようにするためである。S波用液晶レンズ3bについても同様である。P波用液晶レンズ3aとS波用液晶レンズ3bは、同じ波形の駆動電圧によって駆動される。ここで用いる駆動電圧は、例えばパルス高さ変調(PHM)またはパルス幅変調(PWM)された交流電圧である。
また、前側の透明基板301の周縁部および後側の透明基板303の周縁部と中央の透明基板302の前側の面および後側の面とは、それぞれシール部材310,311により封止されている。各液晶層308,309の厚さは、それぞれスペーサ部材312,313により一定に保たれている。スプリングコネクタ8により挟み込まれる接続部32は、中央の透明基板302の延長部分に設けられている。
図3は、液晶レンズ3のパターン電極305と絞り6が形成された透明基板302を示す正面図である。図3に示すように、パターン電極305は、特に限定しないが、例えば円形状の中心部電極の回りに、半径の異なる複数の同心円の円周に沿って複数のC字状の輪帯電極が配置されたパターンを有する。中心部電極と最も内側の輪帯電極の間、および隣り合う輪帯電極の間は、絶縁された空間となっている。そして、中心部電極と最も内側の輪帯電極、および隣り合う輪帯電極は、それぞれ輪帯接続部を介して互いに接続されている。
中心部電極および最も外側の輪帯電極は、それぞれ引き出し電極321,322を介して、接続部32に形成された電極パッド323,324に接続されている。また、接続部32には、パターン電極305に対向する図には現れていない共通電極304が引き出し電極を介して接続される電極パッド325が設けられている。この電極パッド325には、コモン電圧が印加される。
一方、パターン電極305に接続された2個の電極パッド323,324には種々の電圧が印加されるが、その印加電圧に応じて、パターン電極305の中心部電極および各輪帯電極のそれぞれの電圧値が異なる状態となる。つまり、パターン電極305によって液晶層308に電圧分布が生じる。この電圧分布を変化させることによって、P波用液晶レンズ3aの屈折率の分布が変化し、P波用液晶レンズ3aのレンズパワーを変えることができる。S波用液晶レンズ3bについても同様である。
絞り6は、クロム等の遮光性の膜でできており、パターン電極305の外側で、かつシール部材310の内側の領域を被覆するようにパターン形成されている。絞り6とパターン電極305は、絶縁されている。絞り6は、通電時に発熱して液晶レンズ3を温めるヒータを兼ねている。図2および図3に示す例では、絞り6は、P波用液晶レンズ3aに設けられており、S波用液晶レンズ3bには設けられていないが、絞り6に通電することによってP波用液晶レンズ3aとS波用液晶レンズ3bの両方が同じように温められる。
透明基板302の接続部32には、絞り6に通電するための電極パッド326,327が設けられている。絞り6の両端がそれぞれ接続部32まで伸びており、それぞれ電極パッド326,327に接続されている。これらの電極パッド326,327にヒータ駆動電圧が印加されることによって、絞り6が発熱してヒータとなる。上述したスプリングコネクタ8には5個の接続端子81が設けられており、この5個の接続端子81は、それぞれ5個の電極パッド323〜327に1対1で接続される。
次に、本発明にかかるカメラモジュールの一例について説明する。図4は、本発明にかかるカメラモジュールの一例を示す正面図であり、図5は、図4の切断線A−Aにおける断面図であり、図6は、カメラモジュールの分解斜視図である。これらの図に示すように、カメラモジュール9は、上述した撮像レンズ1に、赤外線カットフィルタ91と、CCD素子やCMOS素子よりなるイメージセンサ素子92を組み合わせた構成となっている。なお、図6では、赤外線カットフィルタ91とイメージセンサ素子92は、センサーフレーム93に隠れているため、見えていない。
赤外線カットフィルタ91は、フレキシブルプリント配線基板94の前側(第3の光学レンズ5側)の面に台座95を介して取り付けられている。この台座95は、赤外線カットフィルタ91とイメージセンサ素子92を所定の距離だけ離すために設けられている。イメージセンサ素子92は、フレキシブルプリント配線基板94の後側の面に取り付けられている。赤外線カットフィルタ91を通過した光がイメージセンサ素子92の受光面に当たるように、フレキシブルプリント配線基板94に受光窓部96が設けられている。
レンズ枠体7は、第1の光学レンズ2から第3の光学レンズ5までを収納しているレンズ収納部75の後側に、赤外線カットフィルタ91およびイメージセンサ素子92を収納するセンサ収納部76を有している。このセンサ収納部76内に赤外線カットフィルタ91とイメージセンサ素子92が収納された状態で、それらの後側から被せられたセンサーフレーム93により、センサ収納部76が塞がれている。これによって、外光がレンズ枠体7の前端部の窓部72のみからレンズ枠体7内に入射し、各レンズ2〜5および赤外線カットフィルタ91を経て、イメージセンサ素子92で受光される。
フレキシブルプリント配線基板94の一部は、レンズ枠体7に沿って折り曲げられて、スプリングコネクタ8の接続端子81に接続されている。また、フレキシブルプリント配線基板94は、このカメラモジュール9が搭載される携帯電話機等の電子機器に接続されるために十分な長さを有している。フレキシブルプリント配線基板94には、液晶レンズ3を駆動するための液晶駆動電圧および絞り6を発熱させるためのヒータ駆動電圧を発生させる液晶レンズ駆動IC97が取り付けられている。
この液晶レンズ駆動IC97は、このカメラモジュール9が搭載される携帯電話機等の電子機器側に設けられていてもよい。また、イメージセンサ素子92から出力される電気信号を処理するIC等は、電子機器側に設けられているが、このICをカメラモジュール9に搭載してもよい。
一例としてカメラモジュール9の寸法を挙げると、図4に示すように、カメラモジュール9を前側、すなわち被写体側から見たときの大きさは、例えば9.5mm×9.5mmである。また、図5に示すように、カメラモジュール9の奥行き、すなわちレンズ枠体7の前端面からセンサーフレーム93の後端面までの長さは、例えば8mmである。
次に、絞り6が液晶レンズ3に設けられていることによる作用について説明する。図7は、本実施の形態と同じ構成の撮像レンズを透過する光線の軌跡をシミュレーションした結果を示す図である。図8は、絞りを撮像レンズの前に配置した構成の撮像レンズを透過する光線の軌跡をシミュレーションした結果を示す図である。なお、図7および図8では、光線の軌跡の一部を示した。
図7に示す実施例と、図8に示す比較例とでは、絞りの位置が異なるだけであり、その他のレンズ構成等は同じである。従って、実施例および比較例において、対応するレンズには同じ符号を付している。ただし、各例で、イメージセンサ素子92で最適に受光されるようにレンズの形状や大きさ等が最適化されているので、レンズの形状や大きさ等は適宜異なる。
実施例および比較例について、シミュレーションに用いた数値をそれぞれ表1および表2に示す。これらの表において、曲率半径、面間隔およびレンズ有効径の単位はミリメートル(mm)である。また、面間隔は、光軸の中心における間隔である。また、第1の光学レンズ2については、前側の面も後側の面も非球面とした。第2の光学レンズ4および第3の光学レンズ5についても同様である。これらの非球面の形状は、次の式で表される。ただし、hは、光線の高さ、すなわち光軸の中心からの距離である。また、xとyは、光軸に垂直な面における2次元座標である。この非球面を表す式のコーニック係数Kと、非球面係数A、B、CおよびDの値は、表1および表2に示す通りである。
Figure 2006309011
Figure 2006309011
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表1および表2より、実施例の方が比較例よりも、もっとも有効径の大きい第3の光学レンズ5の有効径が小さくなることがわかる。これは、実施例では、絞り6(図7においては図示を省略)が液晶レンズ3に設けられているからである。つまり、実施例のように絞り6をレンズ系の中心に配置したカメラモジュール9の方が、レンズ系の前に配置したカメラモジュール109よりも、小型化するのに有効である。また、実施例の方が比較例よりも、液晶レンズ3の有効径が小さくなることがわかる。
また、レンズ系の中に絞り6を配置し、絞り6を挟んだ2つのレンズ面の非球面係数を同じ符号にすると、コマ収差と歪曲収差に大きな影響を与えることなく、球面収差と非点収差を小さくすることができる。その逆に、絞り6を挟んだ2つのレンズ面の非球面係数を異なる符号にすると、球面収差と非点収差に大きな影響を与えることなく、コマ収差と歪曲収差を小さくすることができる。さらに、中央に絞り6を設け、個の絞り6を挟んでレンズ構成を対称な配置とすることによって、画角の奇数次に比例するコマ収差や歪曲収差等をなくすことができる。
以上説明したように、実施の形態によれば、液晶レンズ3の有効径が小さくなり、液晶レンズ3のレンズパワーが大きくなるので、合焦範囲が広くなり、大きなレンズパワーを要するマクロ撮影時にもオートフォーカスによりピント合わせを行うことができる。また、液晶レンズ3のレンズパワーが大きくなることによって、液晶レンズ3のセルギャップを狭くすることができ、液晶レンズ3の応答性の向上と、液晶レンズ3の薄型化を図ることができる。
また、液晶レンズ3自体により発生する収差が小さくなる。さらに、液晶レンズ3の前に第1の光学レンズ2があることによって、入射瞳径が大きくなるので、液晶レンズを一番前に配置した同一の明るさの撮像レンズと比較して、液晶レンズ3の有効径を小さくすることができる。従って、より一層、上述した液晶レンズ3の有効径が小さいことによる効果が顕著となる。
また、レンズの有効径が小さくなるので、収差係数を小さくすることができる。従って、ピント合わせによる収差変動を小さくすることができる。以上のように種々の理由により収差の低減効果が大きいので、同じ収差補正量で光路長が短くなる。また、液晶レンズ3に絞り6が形成されていることによって、液晶レンズ3と絞り6の偏芯量を低減することができ、また、部品点数を減らすことができる。さらに、ヒータ(絞り6)が設けられていることによって、液晶レンズ3の応答が速くなるので、低温環境下においてもオートフォーカスによるピント合わせを迅速に行うことができる。
また、レンズ枠体7内に光軸方向の後方から第1の光学レンズ2を嵌め入れ、レンズ枠体7の内面に突き当てて接着剤等で固定した後に、レンズ枠体7の側部から液晶レンズ3を挿入して接着剤等で固定する。さらに、レンズ枠体7内に光軸方向の後方から第2の光学レンズ4を嵌め入れて液晶レンズ3に突き当てて接着剤等で固定する。さらに、レンズ枠体7内に光軸方向の後方から第3の光学レンズ5を嵌め入れて第2の光学レンズ4に突き当てて接着剤等で固定する。このように組み立てることによって、容易に所定の位置に各レンズ2〜5を固定することができる。
以上において本発明は、上述した実施の形態に限らず、種々変更可能である。例えば、実施の形態中に記載した寸法などは一例であり、本発明はそれらの値に限定されるものではない。また、第1のレンズ系が2枚以上の光学レンズで構成されていてもよいし、第2のレンズ系が1枚または3枚以上の光学レンズで構成されていてもよい。さらに、絞りが、第1の光学レンズ2と液晶レンズ3の間に設けられていてもよい。その場合には、絞りを液晶レンズ3に近接して設けるのがよい。また、ヒータを兼ねる絞り6をS波用液晶レンズ3bに設けてもよい。あるいは、P波用液晶レンズ3aに絞り6を設け、S波用液晶レンズ3bにヒータを設けてもよいし、その逆でもよい。
またさらに、上述した実施の形態における液晶レンズでは、液晶層に印加する電圧に応じて液晶層の面内屈折率分布が変化する液晶レンズの構成例を示したが、本発明の撮像レンズ1に搭載する液晶レンズの形態は、この構成例に限定されるものではなく、例えば、液晶層を挟持する、少なくとも一方の透明基板にR形状の凹部または凸部を用いてレンズ効果を持たせ、その液晶層に印加する電圧によりレンズパワーを可変とする方式等、他の構成としても、上記したと同様な効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる撮像レンズおよびカメラモジュールは、無限遠から至近距離に至るまで撮影可能なオートフォーカス機能を有する撮像装置に有用であり、特に、カメラ付き携帯電話機や内視鏡のカメラ部などのような小型のカメラに適している。また、本発明は、通常の銀塩写真用のカメラ、デジタルカメラ、ムービーカメラまたは車等の後方確認用カメラなどの比較的大型のカメラにも適用可能である。
本発明にかかる撮像レンズの一例を示す断面図である。 本発明にかかる撮像レンズを構成する液晶レンズの一例を示す断面図である。 本発明にかかる撮像レンズを構成する液晶レンズの一例を示す正面図である。 本発明にかかるカメラモジュールの一例を示す正面図である。 図4の切断線A−Aにおける構成を示す断面図である。 本発明にかかるカメラモジュールの構成を示す分解斜視図である。 実施例の撮像レンズを透過する光線の軌跡を示す図である。 比較例の撮像レンズを透過する光線の軌跡を示す図である。
符号の説明
1 撮像レンズ
2 第1のレンズ系
3 液晶レンズ
4,5 第2のレンズ系
6 絞り兼ヒータ
7 レンズ枠体
9 カメラモジュール
73 レンズ枠体の側部に設けられた貫通孔
91 赤外線カットフィルタ
92 イメージセンサ素子
97 液晶レンズ駆動IC(駆動手段)
301,302,303 透明基板
308,309 液晶層

Claims (8)

  1. 外部から光が入射する凸レンズよりなる第1のレンズ系と、
    前記第1のレンズ系を通過した光が入射し、対向する透明基板間に封入された液晶層に印加する電圧に応じて液晶層の屈折率が変化する液晶レンズと、
    前記第1のレンズ系と前記液晶レンズの間に設けられた絞りと、
    前記液晶レンズを通過した光が入射する1枚以上のレンズよりなる第2のレンズ系と、
    前記第1のレンズ系、前記液晶レンズおよび前記第2のレンズ系を固定するレンズ枠体と、
    を備えることを特徴とする撮像レンズ。
  2. 外部から光が入射する凸レンズよりなる第1のレンズ系と、
    前記第1のレンズ系を通過した光が入射し、対向する透明基板間に封入された液晶層に印加する電圧に応じて液晶層の面内屈折率分布が変化する液晶レンズと、
    前記液晶レンズの一方の透明基板の、光軸に垂直な面に形成された遮光性の膜よりなる絞りと、
    前記液晶レンズを通過した光が入射する1枚以上のレンズよりなる第2のレンズ系と、
    前記第1のレンズ系、前記液晶レンズおよび前記第2のレンズ系を固定するレンズ枠体と、
    を備えることを特徴とする撮像レンズ。
  3. 絞りを構成する前記遮光性の膜が、通電時に発熱するヒータを兼ねていることを特徴とする請求項2に記載の撮像レンズ。
  4. 前記液晶レンズの透明基板の、光軸に垂直な面に、通電時に発熱する膜よりなるヒータが形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像レンズ。
  5. 前記第1のレンズ系と前記第2のレンズ系は、前記レンズ枠体内に光軸方向から挿入されて固定されており、前記液晶レンズは、前記レンズ枠体の側部に設けられた貫通孔から前記レンズ枠体内の、前記第1のレンズ系と前記第2のレンズ系の間に挿入されて固定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の撮像レンズ。
  6. 上記請求項1〜5のいずれか一つに記載の撮像レンズと、
    前記撮像レンズを通過した光を受光して電気信号に変換するイメージセンサ素子と、
    を備えることを特徴とするカメラモジュール。
  7. 前記撮像レンズと前記イメージセンサ素子の間に、赤外線カットフィルタが設けられていることを特徴とする請求項6に記載のカメラモジュール。
  8. 前記レンズ枠体の外に、前記液晶レンズに印加する電圧を発生する駆動手段が設けられていることを特徴とする請求項6または7に記載のカメラモジュール。

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