JP2006308219A - ガス給湯機の熱交換器 - Google Patents

ガス給湯機の熱交換器 Download PDF

Info

Publication number
JP2006308219A
JP2006308219A JP2005132004A JP2005132004A JP2006308219A JP 2006308219 A JP2006308219 A JP 2006308219A JP 2005132004 A JP2005132004 A JP 2005132004A JP 2005132004 A JP2005132004 A JP 2005132004A JP 2006308219 A JP2006308219 A JP 2006308219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
fin
heat exchanger
water
fin pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005132004A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Miyoshi
大 三好
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005132004A priority Critical patent/JP2006308219A/ja
Publication of JP2006308219A publication Critical patent/JP2006308219A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Fluid Heaters (AREA)

Abstract

【課題】熱交換器の低温化による結露を減少させ熱交換器の長寿命化を図る。
【解決手段】フィンパイプ21を二重管構造とし内管20に冷水を、外管21に温水を流すことで、燃焼ガスと接する外管表面及び、外管に接続したフィン17の温度を上げ、結露を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガス給湯機の熱交換器のフィンパイプ構成に関するものである。
従来の技術として給湯器の構成図を図2に示す。ガス給湯機の筐体1内には、バーナ2が取り付けられている。前記バーナ2の上部には燃焼室3があり、さらにその上部に熱交換器4が、さらにその上部には排気通路5が取り付けられている。また、前記バーナ2の上流には燃料ガスの流量を調節する燃料調節弁6が、さらに上流には燃料ガスを止める燃料閉止弁7が取り付けられている。
また、前記バーナ2には、燃焼に必要な空気を送る給気ファン8、炎検知装置9、点火プラグ10がそれぞれ取り付けられている。これら燃料調節弁6、燃料閉止弁7、給気ファン8、炎検知装置9、点火プラグ10は各々、制御装置11に電気的に接続されている。また通水路の構成として、水入口12の下流に水量センサ13が接続され、その下流において分岐する形で一方は熱交換器のフィンパイプ14に接続され、もう一方は熱交換器をショートカットする形で、バイパスパイプ15につながり、バイパスパイプ15は熱交換器出口パイプ16とに接続されている。
次に、従来例の熱交換器のフィン部構造を図3に示し、(f)正面図、(g)上面図、(h)(i)側面図、(j)斜視図である。熱交換器4には水が流れるフィンパイプ14が複数(図中A〜Eの計5本)燃焼室3上部を横断しながら数回往復する形で配置され、そのフィンパイプ14には多数の薄板状のフィン17が接合されている。その形はフィン17にフィンパイプ14(A〜E)が貫通する形で接合されている。
ここで熱交換について図2を用いて説明する。水の流れを水量センサ13が検知すると制御装置11は燃焼運転を開始するにあたり前記給気ファン8を回転させる。それにより空気は筐体内に入り給気ファン8に吸入され、バーナ2内に吐出される。一方燃料は制御装置11によって燃料閉止弁7及び燃料調節弁6が開かれバーナ2内で空気の一部と混合されバーナ2から燃焼室3に噴出する。同時に制御装置11が点火プラグ10をスパークさせる事で燃料と空気の混合気に点火され燃焼室3内で燃焼する。燃焼した高温の排気ガスは、熱交換器4のフィン17およびフィンパイプ14に触れて吸熱されフィンパイプ14内を流れる水に熱交換され、温度が下がりその後排気通路5を通り排出される。次に図3を用いて、熱交換器フィンの温度の動きについて説明する。
フィンパイプ14を通る水は、先ず図中Aのフィンパイプから順にB〜Eへと流れ、流れる間に、複数のフィン17から吸熱し徐々に温度を上げながら出て行く。その間逆にフィンとフィンの間を流れる排気ガスは熱を奪われ温度を下げていく。また、そのフィン17の温度分布は、高温の排気ガスにさらされる下端部が最高温となり、フィンパイプ14のA〜B〜E、またはB〜C〜Dで囲まれた部位ならびにD、Eの排気方向下流側(フィン上端)の温度が低くなる(例えば、特許文献1参照)。
特開平08−121868号公報
しかしながら、従来の熱交換器の構成では、冷水が最初にフィン部に達する下段のフィンパイプ部では流水の温度が低いため、その近傍のフィンパイプ外周及びその周囲のフィンの部位は温度が低く、その部位で燃焼ガスと接触すると燃焼ガス中に含まれる水蒸気が結露してしまい、燃焼ガス中の窒素酸化物と結露水から硝酸などを生成し、熱交換器を傷めて寿命を短くしてしまう課題が有った。
本発明は、熱交換器の小型化と結露防止、熱効率の維持向上を目的とする。
本発明は前記課題を解決するために、フィンパイプを二重構造とし、内側に冷水を、外側に温水を流す構成として、外側フィンパイプとその外周に取り付けられたフィンの温度を上げ、結露を減少させる機能を備えている。
本発明のガス給湯機の熱交換器によれば、従来に比べ、燃焼ガスと接するフィンパイプ及びフィンの温度が上がり、結露の発生を低減させることができる。
第1の発明は、水を流すパイプの構造が軸方向に大径と小径の二重構造となって、内側のパイプを温度の低い水が流れ、外側のパイプを温度が高い水が流れる構造としたことを特徴とするものであり、フィンパイプ及びフィンの温度の低下を防ぎ結露の低減を図ることができる。
第2の発明は、複数のプレートフィンを貫通して設けられ一端を閉塞した複数のフィンパイプ外管と、前記フィンパイプ外管に内通させ一端を開放したフィンパイプ内管と、前記フィンパイプ外管の他端を集合させ1つの出水経路を形成する集合管と、前記フィンパイプ内管の他端を集合させ1つの入水経路を形成する分岐管とを備えたガス給湯機の熱交換器であって、前記フィンパイプは受熱部に対してフィンパイプ外管とフィンパイプ内管で構成した二重管構造とするとともに、前記分岐管及び集合管を介して並列の熱交換経路を形成したことを特徴とするものであり、受熱部における通水経路を二重管構造とするための具体的構成を加工性に重点をおいて限定するとともに、結露防止を図りつつ通水経路の抵抗を低減するための構成を提供するものである。
第3の発明は、フィンパイプ外管とフィンパイプ内管で構成した二重管構造は、分岐管より供給される水がフィンパイプ内管を通った後、開放端より折り返してフィンパイプ外管とフィンパイプ内管で形成された隙間を通って集合管に流れるようにしたことを特徴とするものであり、受熱部における通水経路を二重管構造とするためにフィンパイプ外管とフィンパイプ内管で折り返し経路を形成することで実現したもので、安価で加工性のよい熱交換器を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1における給湯機の本体構成、燃焼の仕組みは背景技術の項に記載の例と同じであるため説明を省略する。
図1は実施の形態1の熱交換部形状を示し、(a)正面図、(b)上面図、(c)(d)側面図、(e)一部を破断面として内部構造を示す斜視図である。入口パイプ18は、分岐管19に接続されて複数のフィンパイプ内管20と接続される。フィンパイプ内管20はフィンパイプ外管21の中にあり、フィンパイプ内管20の他端は開放されている。一方フィンパイプ外管21は、フィンパイプ内管20の外側にあり二重構造の外側を構成する。フィンパイプ内管20の開放側におけるフィンパイプ外管21の端は閉じていて、二重構造の流水通路の折り返し地点22を構成する。フィンパイプ外管21の他端は、集合管23に繋がり、他の二重管と合流して出口パイプ16に接続される。
次に、水の流れと伝熱の仕組みについて、図1を用いて説明する。
水は、分岐管19で分岐してそれぞれのフィンパイプ内管20に入る。ここまでは水の温度は低い状態にある。フィンパイプ内管20を通過する間にフィンパイプ外管21からの温度を吸熱し、徐々に温度は上昇する。折り返し地点22においてフィンパイプ内管20を出た水はフィンパイプ内管20とフィンパイプ外管21の間を通り、集合管23へと流れていく。フィンパイプ外管21内を通過する間に、フィンパイプ外管21の外周と外周に接触しているフィンから伝熱された熱が水に伝わりさらに高温になる。こうして高温になってフィンパイプ外管21を流れ出た湯は、集合管23で合流して出口へ向かって流れる。
以上のように、本実施の形態においては、直接燃焼ガスと接触する部分には比較的高温の温水が流れ、温度の低い内管部は高温の外管部によって隔たれるため、燃焼ガスと接触する部分の結露の低減を図ることができる。
また、本実施の形態における熱交換経路は、分岐管19と集合管23によりそれぞれのフィンパイプ内管20とフィンパイプ外管21を独立して流れるため、全体の湯水の流れとしては並列に流れることになり、通路抵抗を低減することができ、低水圧時の流量低下という問題も軽減できる。
本発明の熱交換器は、燃焼ガスと接するフィンパイプ及びフィンの温度が上がり、結露の発生を低減させることができるため、石油・ガス給湯機全般に適用できる。
(a)(b)(c)(d)(e)本発明の実施の形態1におけるフィンパイプ形状の図 従来の給湯機の構成図 (f)(g)(h)(i)(j)従来のフィンパイプ形状の図
符号の説明
14 フィンパイプ
17 プレートフィン
19 分岐管
20 フィンパイプ内管
21 フィンパイプ外管
23 集合管

Claims (3)

  1. 水を流すパイプの構造が軸方向に大径と小径の二重構造となって、内側のパイプを温度の低い水が流れ、外側のパイプを温度が高い水が流れる構造を特徴とするガス給湯機の熱交換器。
  2. 複数のプレートフィンを貫通して設けられ一端を閉塞した複数のフィンパイプ外管と、前記フィンパイプ外管に内通させ一端を開放したフィンパイプ内管と、前記フィンパイプ外管の他端を集合させ1つの出水経路を形成する集合管と、前記フィンパイプ内管の他端を集合させ1つの入水経路を形成する分岐管とを備えたガス給湯機の熱交換器であって、
    前記フィンパイプは受熱部に対してフィンパイプ外管とフィンパイプ内管で構成した二重管構造とするとともに、前記分岐管及び集合管を介して並列の熱交換経路を形成したことを特徴とするガス給湯機の熱交換器。
  3. フィンパイプ外管とフィンパイプ内管で構成した二重管構造は、分岐管より供給される水がフィンパイプ内管を通った後、開放端より折り返してフィンパイプ外管とフィンパイプ内管で形成された隙間を通って集合管に流れるようにした請求項2記載のガス給湯機の熱交換器。
JP2005132004A 2005-04-28 2005-04-28 ガス給湯機の熱交換器 Pending JP2006308219A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005132004A JP2006308219A (ja) 2005-04-28 2005-04-28 ガス給湯機の熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005132004A JP2006308219A (ja) 2005-04-28 2005-04-28 ガス給湯機の熱交換器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006308219A true JP2006308219A (ja) 2006-11-09

Family

ID=37475304

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005132004A Pending JP2006308219A (ja) 2005-04-28 2005-04-28 ガス給湯機の熱交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006308219A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101039290B1 (ko) 2011-03-31 2011-06-13 (주)미디어씨에이씨 이중관 열교환기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101039290B1 (ko) 2011-03-31 2011-06-13 (주)미디어씨에이씨 이중관 열교환기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106537059B (zh) 翅片管式换热器及具有该翅片管式换热器的供热水装置
US10890356B2 (en) Heat exchange device and heat source machine
WO2006041244A1 (en) Heat exchanger for common use for boiler and hot water supply
JP2010007912A (ja) 給湯装置
JP2006275367A (ja) 逆燃焼式温水装置
JP2006308219A (ja) ガス給湯機の熱交換器
KR100392597B1 (ko) 가스보일러의 콘덴싱 방식 열교환기
JP2007010245A (ja) 温水機器
CN206755603U (zh) 燃气热水器的换热器和具有其的燃气热水器
KR0132742B1 (ko) 열교환장치
KR200315197Y1 (ko) 급기예열케이싱을 구비한 콘덴싱보일러의 열교환기
JP2006349234A (ja) ガス給湯機の熱交換器
JP7256525B2 (ja) 給湯器
KR100406132B1 (ko) 상향 연소식 콘덴싱 가스보일러
CN110567157A (zh) 一种火管式冷凝换热器
JP3841081B2 (ja) 燃焼装置
JP7131968B2 (ja) 燃焼装置
JP2006284040A (ja) 給湯装置
KR100406133B1 (ko) 상향 연소식 콘덴싱 가스보일러
JP2004163059A (ja) 給湯用熱交換器
KR100409155B1 (ko) 샹향 연소식 콘덴싱 가스보일러
KR100392596B1 (ko) 가스보일러의 콘덴싱 방식 열교환기
CN102147196A (zh) 铜管带式换热器及其应用
JP2006349212A (ja) 温水機器
KR100392595B1 (ko) 가스보일러의 콘덴싱 방식 열교환기