JP2006308117A - 冷媒注入装置および冷媒注入方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】液状冷媒を冷却モジュールに注入する際に、効率良く短時間で注入できると共に、液状冷媒中の気泡を確実に除去し、注入中に吐き出された液状冷媒を回収し再利用することができる冷媒注入装置を提供する。
【解決手段】注入口と回収口とを有する冷却モジュールに液状冷媒を注入する冷媒注入装置において、液状冷媒を収容する冷媒供給タンクと、冷媒供給タンクから前記注入口に冷媒を注入する注入経路と、回収口から吐き出された液状冷媒を回収し前記冷媒供給タンクに戻す回収経路とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、冷媒注入装置および冷媒注入方法に係り、特に、冷却モジュールの内部に液状冷媒を注入する冷媒注入方法および冷媒注入方法に関する。
近年、パーソナルコンピュータ等の電子機器に用いられるCPU等の電子部品の性能向上は著しく、処理速度の向上に伴って発熱量も格段に増加してきている。CPU等の性能を維持するためには、適切な冷却技術が不可欠である。
このため、従来からCPU等の近傍に冷却用ファンを配設し、CPU等に熱的に接続されたヒートシンクを強制空冷することによってCPU等を冷却する方法がとられていた。
しかしながら、CPU等の発熱量のさらなる増大により従来の強制空冷方法によっても充分な冷却性能が確保できない状況が発生しつつある。
そこで、空気よりも遥かに比熱の高い液状冷媒を用いた液冷方式によってCPU等を冷却する方式が開発されてきている。
液冷方式による冷却モジュールは、液状冷媒を内部に収納し、液状冷媒を循環させると同時に熱交換することによりCPU等を冷却するものである。このため、冷却モジュールの製造段階では、液状冷媒を冷却モジュールの内部に注入しておく必要がある。
液状冷媒を冷却モジュール等の対象物に注入する場合、液状冷媒の注入位置やエアの抜出し位置を対象物の構造や特性に応じて適切に決定する必要がある。このため、対象物専用の冷媒注入装置や冷媒注入方法を用いることにより、効率良くかつ短時間で液状冷媒を注入できる場合が多い。
例えば、特許文献1は、冷却モジュールへの冷媒注入を直接の目的とするものではないが、対象物から冷媒を回収し、回収した冷媒とバージン冷媒とを用いて新たな冷媒を所定の容器に封入するための装置に関する技術を開示している。
特開2004−177069号公報
一般に、CPU等を液冷方式で冷却する冷却モジュールの構成は、CPU等に熱的に接続され熱を液状冷媒に受熱させる受熱部と、液状冷媒の熱を放熱させる放熱部と、受熱部と放熱部との間で液状冷媒を循環させる循環経路と、循環経路内の液状冷媒を強制循環させるポンプとを備えたものが多い。
特に、冷却モジュールを小型化・高密度実装化するために、受熱部とポンプとを兼用させ、ポンプ自体をCPU等に直接熱的に接続する熱交換型ポンプを備えた冷却モジュールも新たに開発されてきている。
このような冷却モジュールに液状冷媒を注入する冷媒注入装置および冷媒注入方法は、特に以下の要求を満足することが求められる。
まず、第1に、液状冷媒を効率良く短時間で冷却モジュール内に注入できることが求められる。一般に液状冷媒は、熱交換型ポンプ(受熱部兼用)と放熱部とを循環経路で閉じた後にこの閉経路内に設けた注入口から注入される。注入開始時は、閉経路内に空気が充満しているため、空気抜きを適切に行わないと閉経路内の空気圧によって液状冷媒の注入が妨げられ、注入に長時間を要することになる。
第2に、液状冷媒を冷却モジュールに注入する際に液状冷媒中に気泡が混入する場合があるが、この気泡を適切に除去することが求められる。
第3に、上記の気泡を除去する際に、液状冷媒を冷却モジュールに注入しつつ一方で液状冷媒を冷却モジュールから吐き出す工程をとるが、この場合吐き出した液状冷媒を廃棄することなく有効に再利用することがコスト低減の観点から求められる。
従来、熱交換型ポンプを備えた冷却モジュール自体の開発は進められて来ているものの、このような新たな冷却モジュールに対して効率良くかつ低コストで液状冷媒を注入することができる冷媒注入装置或いは冷媒注入方法は未だ実現されていない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、液状冷媒を冷却モジュールに注入する際に、効率良く短時間で注入できると共に、液状冷媒中の気泡を確実に除去し、注入中に吐き出された液状冷媒を回収し再利用することができる冷媒注入装置および冷媒注入方法を提供することを目的とする。
本発明に係る冷媒注入装置は、上記課題を解決するため、請求項1に記載したように、注入口と回収口とを有する冷却モジュールに液状冷媒を注入する冷媒注入装置において、液状冷媒を収容する冷媒供給タンクと、前記冷媒供給タンクから前記注入口に冷媒を注入する注入経路と、前記回収口から吐き出された液状冷媒を回収し前記冷媒供給タンクに戻す回収経路とを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る冷媒注入方法は、上記課題を解決するため、請求項6に記載したように、注入口と回収口とを有する冷却モジュールに液状冷媒を注入する冷媒注入方法において、液状冷媒を冷媒供給タンクに収容し、前記冷媒供給タンクから前記注入口に冷媒を注入し、前記回収口から吐き出された液状冷媒を回収し前記冷媒供給タンクに戻すことを特徴とする。
また、本発明に係る冷媒注入方法は、上記課題を解決するため、請求項9に記載したように、ポンプ室とリザーブ室とを具備し、前記ポンプ室に連通した回収口と前記リザーブ室に連通した注入口とが一方の側壁に隣接して配設され、前記一方の側壁と対向する他方の側壁には前記ポンプ室から液状冷媒を吐き出す吐出口と前記ポンプ室に液状冷媒を吸い込む吸込口とが隣接して配設されたポンプと、前記吐出口と前記吸込口との間を放熱部を介して接続する循環経路とを有する冷却モジュールに液状冷媒を注入する冷媒注入方法において、前記一方の側壁と前記他方の側壁とを鉛直にかつ前記注入口が前記回収口よりも上側になるように前記ポンプを設置し、前記注入口から前記リザーブ室に液状冷媒を注入すると共に前記ポンプ室から前記回収口を介して前記冷却モジュール内の空気を排出し、液状冷媒が前記リザーブ室の容積の略半分まで注入されたのち、前記一方の側壁が上側に前記他方の側壁が下側にそれぞれ水平になるように前記ポンプの姿勢を変更し、前記ポンプ室に内蔵されるロータを回転させ、前記注入口から液状冷媒を注入する共に前記回収口から前記冷却モジュール内の空気或いは空気と混合した液状冷媒を排出し、液状冷媒が前記ポンプ室、リザーブ室、および前記循環経路に略充満されたのち、前記ロータの回転を所定期間停止し、前記回収口から気泡を排出させ、所定期間経過後再度ロータを回転させ、前記回収口から気泡が排出されなくなるまで前記ロータの回転、停止を繰り返し、前記回収口から気泡が排出されなくなった後、前記液状冷媒の注入方向を切り替え、前記回収口から液状冷媒を注入し、前記注入口から前記リザーブ室に混入している気泡を排出することを特徴とする。
本発明に係る冷媒注入装置および冷媒注入方法によれば、液状冷媒を冷却モジュールに注入する際に、効率良く短時間で注入できると共に、液状冷媒中の気泡を確実に除去し、注入中に吐き出された液状冷媒を回収し再利用することができる。
本発明に係る冷媒注入装置および冷媒注入方法の実施形態について添付図面を参照して説明する。
最初に冷媒注入装置を用いて液状冷媒を注入する対象物である、冷却モジュールの一例についてその概要を説明する。
(1)冷却モジュール
図1は、液状冷媒の注入対象物である冷却モジュールが収容される電子機器の一例として、ノートブック型パーソナルコンピュータ1の外観例を示す斜視図である。ノートブック型パーソナルコンピュータ1は、本体ユニット2と表示ユニット3とを備えて構成されている。
本体ユニット2は、薄型の箱形状の第1の筐体4を有しており、第1の筐体4は上壁4a、底壁4b、左右の側壁4c、前壁4d、及び後壁4eを備えて構成される。
表示ユニット3は、第2の筐体8と液晶表示パネル9を有しており、液晶表示パネル9は、第2の筐体8が備える開口部10から第2の筐体8の前方に露出している。
第2の筐体8は、第1の筐体4の後端部にヒンジ(図示せず)を介して回動可能に支持されている。
図2は、ノートブック型パーソナルコンピュータ1に収容される冷却モジュール14の外観を示す図である。
ノートブック型パーソナルコンピュータ1は、第1の筐体4の底壁4cと平行にプリント基板10が配設されており、プリント基板10には発熱体であるCPU11が実装されている。
冷却モジュール14は、CPU11と熱的に接続され受熱部を兼ねるポンプ15と、放熱部16と、循環経路17を備えて構成される。
循環経路17は、ポンプ15の吐出口44に接続される第1の管路80と、ポンプ15の吸込口43に接続される第2の管路81と、第1及び第2の管路80、81と接続部77a、77bを介して接続される冷媒通路75により構成されている。冷媒通路75は、例えば扁平な銅パイプで形成され、略リング状の形状をなしている。
放熱部16は、ファン68、放熱ブロック66、及びファンケース69を備えて構成されている。ファン68はモータ(図示せず)によって回転し、吸気口71bから空気を吸い込みファンの外周方向に遠心力によって冷却風を吐き出す。
放熱ブロック66は、多数のフィン76が円周状に配列され、放熱ブロック66の下に配置される冷媒通路75と熱的に接続されている。ファン68によって生成された冷却風はフィン76の隙間を通る間にフィン76を冷却した後、ファンケース69の内面にそって流れ、ファンケース69が形成する排気口72から吐き出される。ファンケース69から吐き出された冷却風は、ノートブック型パーソナルコンピュータの第1の筐体4の後壁4eに設けられた排気出口6から第1の筐体4の外部に吐き出される。
ポンプ15と循環経路17の内部には液状冷媒が充填されており、受熱部を兼ねたポンプ15でCPU11の熱を受熱した液状冷媒は、循環経路17を流れる間に放熱部16で放熱される。液状冷媒の熱は放熱部16で熱交換された後、再びポンプ15に戻ってくる。このサイクルを繰り返すことによってCPU11の熱を継続的に第1の筐体4の外部に吐き出すことができる。
図3および図4は、ポンプ15を構成するポンプケーシング18の構造の詳細を示した図である。
ポンプケーシング18は、ケーシング本体19と受熱カバー20とから構成されている。ケーシング本体19はCPU11の外形よりも一回り大きな扁平な四角形の箱形状をなし、例えば耐熱性を有する合成樹脂で形成される。ケーシング本体19は第1乃至第4の側壁22a、22b、22c、及び22dを有している。
また、ケーシング本体19は凹部23を備えており、凹部23はケーシング本体19の下面に開口している。
受熱カバー20は、例えば銅やアルミニウムのような熱伝導率の高い金属材料で形成されている。受熱カバー20は凹部23の開口部を塞ぐようにケーシング本体19の下面に固定されている。受熱カバー20の下面は平坦な受熱面27となっており、受熱面27はCPU11と熱的に接続されCPU11の熱を受熱する。
受熱カバー20は4つの舌片28を備えており、舌片28に設けられた貫通口に取り付けネジ(図示せず)を貫通させ、CPU11をポンプ15とプリント基板10との間に挟みこんで固定する。
ケーシング本体19は円筒状の周壁30を備えている。周壁30はその下端が受熱カバー20の内面に接しており、周壁30により凹部23の内部はポンプ室31とリザーブ室32とに仕切られている。
リザーブ室32は、液状冷媒が蒸発等で減少した場合に補給するための液状冷媒を蓄えるためのものである。リザーブ室32は、第1の側壁22a、第2の側壁22b、及び第4の側壁22dの方向からポンプ室31を取り囲んでいる。
ポンプ室31には多数の羽根36が放射状に形成されたロータ35が収容されている。ロータ35は、ポンプ室31の裏側に配置された小型モータ(図示せず)によって駆動され回転する。
ケーシング本体19には、液状冷媒をポンプ室31に導く吸込口43と、液状冷媒をポンプ室31から吐き出す吐出口44とが設けられている。吸込口43と吐出口44とは、ケーシング本体19の第1の側壁22aからケーシング本体19の外側に突出するとともに互いに隣接して配設されている。
吸込口43は、第1の接続通路45を介してポンプ室31に連なっている。一方、吐出口44は第2の接続通路46を介してポンプ室31に連なっている。第1、及び第2の接続通路45、46は、リザーブ室32の内部を横切っている。
ロータ35の回転によってポンプ室31内の液状冷媒は吐出口44から吐き出され、循環経路17を循環してきた液状冷媒は吸込口43からポンプ室31に導かれる。
第1の接続通路45には、気液分離孔47が設けられている。気液分離孔47はリザーブ室32の内部に開口するとともに、リザーブ室32に蓄えられる液状冷媒の液面下に常に位置するように設けられている。この気液分離孔47を介してリザーブ室32とポンプ室31とが互いに通じ合っている。ポンプ室31と循環経路17を循環する液状冷媒に気泡が発生した場合には、気泡は浮力により気液分離孔47を通ってリザーブ室32側に移動するため、液状冷媒から気泡を分離することができる。
ポンプケーシング18には、冷却モジュール14の製造最終段階において、液状冷媒を冷媒注入装置から冷却モジュール14に注入するための注入口51と、冷却モジュール14内の空気を排出すると共に液状冷媒の注入時にあふれ出る液状冷媒を回収するための回収口50を有している。
注入口51は第3の側壁22cを貫通してリザーブ室32に通じている。また、回収口50は第3の側壁22cを貫通してポンプ室31に通じている。
注入口51と回収口50とは共に第3の側壁22cに設けられており、隣接している。
注入口51は、リザーブ室32に開口する小径部51aと、第3の側壁22cに開口する大径部51bとを有している。同様に、回収口50は、ポンプ室31に開口する小径部50aと、第3の側壁22cに開口する大径部50bとを有している。
冷却モジュール14への液状冷媒の注入が完了すると、注入口51と回収口50にはそれぞれ封入ネジ(図示せず)がねじ込まれ、液状冷媒の漏れを防止する。この際、小径部51a、50aに封入ネジがねじ込まれ、大径部51b、50bにはOリング(図示せず)を介して封入ネジの頭部が収容される。Oリングによって冷却モジュール14内部の液密性が確保される。
上記のように構成された冷却モジュール14に液状冷媒を注入する冷媒注入装置および冷媒注入方法について説明する。なお、以下の説明では、冷却モジュール14のポンプ15と循環経路17とは予め接続されており、液状冷媒の注入開始前には冷却モジュール14の内部には空気が充満していることを前提として説明する。
(2)冷媒注入装置
図5は、本発明の実施形態に係る冷媒注入装置100の構成例を示した図である。
冷媒注入装置100は、冷媒回収タンク101、注入経路110、注入回収切換部116、回収経路120、脱泡処理器125、加圧機構130、およびアクチュエータ150を備えて構成される。
冷媒注入装置100を用いて冷却モジュール14に液状冷媒を注入する際には、冷媒注入装置100を冷却モジュール14のポンプ15が有する注入口51と回収口50とに接続する。ポンプ15の注入口51から冷却モジュール14に液状冷媒を注入しつつ、ポンプ15の回収口50からあふれた液状冷媒を回収する動作を基本として、冷却モジュール14に液状冷媒を充填させる。この際、必要に応じてアクチュエータ150を用いて冷却モジュール14の姿勢角を変更して液状冷媒を注入する。
冷媒回収タンク101は、回収タンク本体102と、開閉バルブ104と、冷媒受け部103とを備えて構成される。回収タンク本体102には、注入経路110を介して冷却モジュール14に注入する液状冷媒が所定量収容されている。冷媒受け部103は、冷却モジュール14から回収経路120を介して回収される液状冷媒を回収タンク本体102に導くために設けられている。開閉バルブ104は、注入動作時には開かれて回収された液状冷媒を回収タンク本体102に補給する。
加圧機構130は、加圧ポンプ131と、冷媒圧送用バルブ132と、圧力センサ133とを備えている。加圧ポンプ131は、所定の空気圧を発生させ、冷媒圧送用バルブ132を介して回収タンク本体102に空気圧を印加する。冷媒圧送用バルブ132を開くことで回収タンク本体102に空気圧が印加され、回収タンク本体102に収容されている液状冷媒が注入経路110に圧送される。圧力センサ133で回収タンク本体102内部の空気圧をモニタし、空気圧を所定の範囲に維持する。
注入経路110は、回収タンク本体102の出口で大流量用の経路と小流量用の経路の2つの経路に分岐される。大流量用の経路には、冷媒オン・オフ大流量バルブ105と大流量流量計106が設けられている。他方、小流量用の経路には、冷媒オン・オフ小流量バルブ107と小流量流量計108が設けられている。
注入経路110から小流量の液状冷媒を注入するときには、冷媒オン・オフ大流量バルブ105を閉パス105b側に設定し、冷媒オン・オフ小流量バルブ107を開パス107a側に設定する(図5の状態)。
逆に、注入経路110から大流量の液状冷媒を注入するときには、冷媒オン・オフ大流量バルブ105を開パス105a側に設定し、冷媒オン・オフ小流量バルブ107を閉パス107b側に設定する。
大流量用の経路と小流量用の経路は一旦合流した後、再度2つの経路に分離する。一方の経路は、第1の三方弁114に接続され、他方の経路は第2の三方弁115に接続される。
さらに第1の三方弁114は、ポンプ15の注入口51に接続され、第2の三方弁115はポンプ15の回収口50に接続されている。
第1、第2の三方弁114、115は液状冷媒の注入方向と回収方向とを切り換える注入回収切換部116を構成するものである。第1の三方弁114は、注入パス114aと回収パス114bを有しており相互に切換可能に構成されている。同様に、第2の三方弁115は、注入パス115aと回収パス115bを有しており相互に切換可能に構成されている。
図5に示した状態は、第1の三方弁114が注入パス114a側に設定されており、第2の三方弁115が回収パス115b側に設定されている。この設定の場合、液状冷媒は第1の三方弁114を介してポンプ15の注入口51に注入され、ポンプ15の回収口50から吐き出された液状冷媒は第2の三方弁115を通って回収経路120に流れることになる。
逆に、第1の三方弁114を回収パス114b側に設定し、第2の三方弁115を注入パス115a側に設定した場合には、液状冷媒は第2の三方弁115を介してポンプ15の回収口50に注入され、ポンプ15の注入口51から吐き出されることになる。このように、第1、第2の三方弁114、115の設定を切り換えることにより、ポンプ15側の配管接続を変更することなく短時間で注入方向と回収方向とを切り換えることができる。
回収経路120には、サックバックバルブ113、冷媒回収バルブ111、112、冷媒受け容器118、および脱泡処理器125が設けられている。
サックバックバルブ113は、冷却モジュール14を他の冷却モジュール14に交換する場合等に発生することのある液ダレを防止するために設けられている。
冷媒回収バルブ111、112は、注入回収切換部116と整合して液状冷媒の注入と回収の方向を切り換えるものである。第1の三方弁114に接続される冷媒回収バルブ112を閉パス112b側に設定し、第2の三方弁115に接続される冷媒回収バルブ111を開パス111a側に設定することで(図5の状態)、ポンプ15の回収口50から吐き出される液状冷媒を回収経路120に導くことができる。
回収された液状冷媒は一旦冷媒受け容器118に蓄積させた後、回収経路120を介して冷媒回収タンク101に回収される。この際、回収経路120に脱泡処理器125を設ける形態としても良い。ポンプ15から吐き出される液状冷媒には気泡が含まれることがある。冷却モジュール14の内部に気泡が残存する状態では、冷却性能が低下するほか、リザーブ室32に貯蔵される液状冷媒の量が実質的に低下することになる。このため、液状冷媒の注入作業完了時には、冷却モジュール14内に残存する気泡を可能な限り排除することが求められている。
回収経路120に脱泡処理器125を設けることで回収経路120を通過する液状冷媒の気泡を除去することが可能であり、冷媒回収タンク101に気泡が除去された液状冷媒を収容することができる。
(3)冷媒注入方法
上記のように構成された冷媒注入装置100を用いて冷却モジュール14に液状冷媒を注入する方法の具体例について説明する。
図6は、本実施形態に係る冷媒注入方法における冷媒注入方向と冷却モジュール14(主としてポンプ15)の姿勢等を説明する図である。
本実施形態に係る冷媒注入方法は、工程1、工程2、および工程3の3つの工程を有している。図6(a)は工程1、図6(b)は工程2、また図6(c)は工程3における液状冷媒の注入方向および冷却モジュール14の姿勢を示したものである。
まず、工程1では、冷却モジュール14のポンプ15を第1、第3の側壁22a、22cが地面に対して垂直になるように設定する。この際、注入口51が回収口50の上側に位置するように設定する。
また、ポンプ15の注入口51を冷媒注入装置100の第1の三方弁114に配管接続し、ポンプ15の回収口50を冷媒注入装置100の第2の三方弁115に配管接続する。
液状冷媒の注入を開始する前は冷却モジュール14のポンプ15及び循環経路17は空の状態(空気が充満している状態)である。
工程1では、冷媒注入装置100の各バルブや三方弁は図5に示した状態に設定する。即ち、冷媒オン・オフ大流量バルブ105は閉パス105b側、冷媒オン・オフ小流量バルブ107を開パス107a側、第1の三方弁114は注入パス114a側、第2の三方弁115は回収パス115b側、冷媒回収バルブ112は閉パス112b側、冷媒回収バルブ111は開パス111a側にそれぞれ設定する。
これらの設定により、回収タンク本体102に収容された液状冷媒は小流量でポンプ15の注入口51に注入され始める。
注入口51から注入された液状冷媒はリザーブ室32の下側に溜まっていく。一方、液状冷媒の注入に伴ってリザーブ室32にあった空気は気液分離孔47、吸込口43、循環経路17、吐出口44を介して順次押し出され、最終的にはポンプ室31の回収口50から冷媒注入装置100側に吐き出される。冷媒注入装置100側では第2の三方弁115から冷媒受け容器118までの間は通過可能の状態に設定されているため、回収口50からは妨げられることなく空気が吐き出される。この結果、スムーズに短時間で液状冷媒を注入することができる。
液状冷媒がリザーブ室32の略半分まで満たされた状態(図6(a)の状態)になった段階で工程1から工程2に進む。
工程2では、ポンプ15の姿勢を工程1から変更する。即ち、図6(b)に示したように第1の側壁22aを下側に、第3の側壁22cを上側にしてそれぞれ水平に設定する。
他方、冷媒注入装置100側の各バルブ、三方弁の設定は、図7の状態に変更する。工程1に対応する図5の状態との相違点は、冷媒オン・オフ大流量バルブ105は開パス105a側に、冷媒オン・オフ小流量バルブ107を閉パス107b側に変更している点である。ポンプ15に対する液状冷媒の注入、回収の方向は工程1と同じである。
図7の状態の設定により、回収タンク本体102に収容された液状冷媒は工程1よりも流量の大きな大流量でポンプ15の注入口51に注入され始める。
また、工程2では、それまで回転させていなかったポンプ15のロータ35を回転させながら液状冷媒を注入する。
図6(b)は工程2を開始した直後の状態を示している。リザーブ室32には一部空気が残留しているものの、大流量で液状冷媒が注入されるため、短時間でリザーブ室32は液状冷媒で満たされる。併せて、気液分離孔47から循環経路17に液状冷媒が流れ込み始める。注入口51からは液状冷媒が圧送されて流入してくるため、この圧力によって液状冷媒は短時間で循環経路17を充満し、最終的にはポンプ室31にいきわたり回収口50から吐き出され始める。
ロータ35の回転により、循環経路17に残存している空気の吐き出しが促進され、注入時間をさらに短縮することができる。
図6(c)は液状冷媒がリザーブ室32、循環経路17、およびポンプ室31の総てにほぼ充満された状態を示している。この段階で液状冷媒は冷却モジュール14の内部に充満されるものの、冷却モジュール14内の液状冷媒には注入過程で生じた気泡が混入している場合が多い。そこで、気泡を除去する処理が必要となってくる。
具体的には、冷却モジュール14内に液状冷媒が行き渡り冷却モジュール14と冷媒注入装置100との間を液状冷媒が循環するようになった段階で一旦ロータ35の回転を停止し、循環経路17、ポンプ室31に留まっている気泡を回収口50から排出させる。次にロータ35を再度回転させた後、再び回転を停止して気泡を排出させる。このサイクルを回収口50から気泡が排出されなくなるまで繰り返す。小さな気泡の場合、ロータ35を回転させていると気泡がポンプ室31と循環経路17との間を循環するため回収口50からはなかなか排出しない傾向がある。ロータ35の回転を一旦止めることで小さな気泡が回収口50から排出されやすくなる。
なお、回収口50から排出された気泡は、冷媒注入装置100が備える脱泡処理器125によって液状冷媒から除去される。このため、冷媒注入装置100から順次注入される液状冷媒は気泡の含まれていない液状冷媒となっている。
回収口50から気泡が排出されなくなった段階で工程3に進む。
工程3では、図6(d)に示したように、ポンプ15に対する液状冷媒の注入と回収の方向を工程1、2に対して切り換えている。
工程2の気泡除去の処理により、循環経路17とポンプ室31の気泡は除去できるものの、リザーブ室32には気泡が残存する。このリザーブ室32に残存している気泡を除去するためである。
工程3では、ポンプ15に対する液状冷媒の注入と回収の方向を切り換えるため、冷媒注入装置100のバルブ及び三方弁の設定を図8に示した状態に変更する。
具体的には、第1の三方弁114は回収パス114b側、第2の三方弁115は注入パス115a側、冷媒回収バルブ112は開パス112a側、冷媒回収バルブ111は閉パス111b側にそれぞれ設定する。なお、冷媒オン・オフ大流量バルブ105と冷媒オン・オフ小流量バルブ107は工程2と同じ大流量がながれるように設定する。
これらの設定により、回収タンク本体102に収容された液状冷媒は大流量でポンプ15の回収口50から注入され、注入口51から回収されることになり、ポンプ15に対する注入と回収の方向をポンプ15の配管接続を変更することなく逆転させることができる。
工程3において、リザーブ室32に残留した気泡は注入口51から排出され徐々に減少していく。注入口51から気泡が排出されなくなった段階で工程3が終了する。この後、ポンプ15の注入口51および回収口50に接続されている配管を取り外し、注入口51および回収口50を封入ネジで封入することにより冷却モジュール14への冷媒注入が完了する。
本実施形態に係る冷媒注入装置100および冷媒注入方法によれば、冷却モジュール14に液状冷媒を注入しつつ排出される液状冷媒を廃棄することなく再利用することができるため、経済性に優れる。
また、冷媒注入装置100の回収経路120に脱泡処理器125を設けることで、回収された液状冷媒に含まれる気泡を除去することができるため、再度冷却モジュール14に注入する液状冷媒に気泡が含まれることが無い。冷却モジュール14内の液状冷媒に気泡が残留していると冷却性能の低下をもたらす。また、リザーブ室32に気泡が残像している場合はリザーブ室32内の液状冷媒の容量が実質的に減少し、液状冷媒の補給量が低下することになる。液状冷媒の気泡を除去することでこのような問題を排除することができる。
また、本実施形態に係る冷媒注入装置100および冷媒注入方法によれば、注入流量やポンプ15の姿勢を変えることにより、効率良く短時間で液状冷媒を注入することができる。
さらに、ロータ35の回転・停止サイクルを繰り返すことで、循環経路17およびポンプ室31に残存する気泡を効率良く排出することができる。
また、注入最終段階でポンプ15に対する注入、回収方向を逆転させることで、リザーブ室32に残存する気泡も効率良く除去することもできる。注入、回収方向の逆転は三方弁を含む注入回収切換部116によって簡易に行えるため、配管の取替え作業が不要であり作業性が向上する。
なお、本発明は上記の実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
本発明に係る冷媒注入装置および冷媒注入方法の対象物である冷却モジュールが収容される電子機器の一例を示す図。 本発明に係る冷媒注入装置および冷媒注入方法の対象物である冷却モジュールの一例を示す図。 本発明に係る冷媒注入装置および冷媒注入方法の対象物である冷却モジュールの構成品であるポンプの構造例を示す第1の図。 本発明に係る冷媒注入装置および冷媒注入方法の対象物である冷却モジュールの構成品であるポンプの構造例を示す第2の図。 本発明の実施形態に係る冷媒注入装置の構成例を示す第1の図であり、本発明の実施形態に係る冷媒注入方法の工程1に対応する図。 本発明の実施形態に係る冷媒注入方法を説明する図であり、(a)は工程1、(b)及び(c)は工程2、(d)は工程3の冷媒注入方法を説明する図。 本発明の実施形態に係る冷媒注入装置の構成例を示す第2の図であり、本発明の実施形態に係る冷媒注入方法の工程2に対応する図。 本発明の実施形態に係る冷媒注入装置の構成例を示す第3の図であり、本発明の実施形態に係る冷媒注入方法の工程3に対応する図。
符号の説明
1 電子機器(ノートブック型パーソナルコンピュータ)
11 CPU
14 冷却モジュール
15 ポンプ
16 放熱部
17 循環経路
31 ポンプ室
32 リザーブ室
43 吸込口
44 吐出口
50 回収口
51 注入口
100 冷媒注入装置
101 冷媒回収タンク
110 注入経路
114、115 三方弁
116 注入回収切換部
120 回収経路
125 脱泡処理器
130 加圧機構

Claims (9)

  1. 注入口と回収口とを有する冷却モジュールに液状冷媒を注入する冷媒注入装置において、
    液状冷媒を収容する冷媒供給タンクと、
    前記冷媒供給タンクから前記注入口に冷媒を注入する注入経路と、
    前記回収口から吐き出された液状冷媒を回収し前記冷媒供給タンクに戻す回収経路と、
    を備えたことを特徴とする冷媒注入装置。
  2. 前記回収経路には、液状冷媒に混入した気泡を除去する脱泡処理器が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の冷媒注入装置。
  3. 前記注入経路と前記回収経路とには、前記冷却モジュールへの液状冷媒の流れの方向を逆転させ、前記回収口に液状冷媒を注入し前記注入口から液状冷媒を吐き出させる三方弁が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の冷媒注入装置。
  4. 前記液状冷媒の注入時に前記冷却モジュールの姿勢角を変更するアクチュエータをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の冷媒注入装置。
  5. 前記冷媒供給タンク内の空気を加圧し前記液状冷媒を圧送する加圧機構をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の冷媒注入装置。
  6. 注入口と回収口とを有する冷却モジュールに液状冷媒を注入する冷媒注入方法において、
    液状冷媒を冷媒供給タンクに収容し、
    前記冷媒供給タンクから前記注入口に冷媒を注入し、
    前記回収口から吐き出された液状冷媒を回収し前記冷媒供給タンクに戻す、
    ことを特徴とする冷媒注入方法。
  7. 前記回収口から吐き出された液状冷媒を前記冷媒供給タンクに戻す前に、前記液状冷媒に混入した気泡を除去することを特徴とする請求項6に記載の冷媒注入方法。
  8. 前記冷媒供給タンク内の空気を加圧し、前記液状冷媒を前記冷却モジュールに圧送して注入することを特徴とする請求項6に記載の冷媒注入方法。
  9. ポンプ室とリザーブ室とを具備し、前記ポンプ室に連通した回収口と前記リザーブ室に連通した注入口とが一方の側壁に隣接して配設され、前記一方の側壁と対向する他方の側壁には前記ポンプ室から液状冷媒を吐き出す吐出口と前記ポンプ室に液状冷媒を吸い込む吸込口とが隣接して配設されたポンプと、
    前記吐出口と前記吸込口との間を放熱部を介して接続する循環経路と、
    を有する冷却モジュールに液状冷媒を注入する冷媒注入方法において、
    前記一方の側壁と前記他方の側壁とを鉛直にかつ前記注入口が前記回収口よりも上側になるように前記ポンプを設置し、
    前記注入口から前記リザーブ室に液状冷媒を注入すると共に前記ポンプ室から前記回収口を介して前記冷却モジュール内の空気を排出し、
    液状冷媒が前記リザーブ室の容積の略半分まで注入されたのち、前記一方の側壁が上側に前記他方の側壁が下側にそれぞれ水平になるように前記ポンプの姿勢を変更し、
    前記ポンプ室に内蔵されるロータを回転させ、前記注入口から液状冷媒を注入する共に前記回収口から前記冷却モジュール内の空気或いは空気と混合した液状冷媒を排出し、
    液状冷媒が前記ポンプ室、リザーブ室、および前記循環経路に略充満されたのち、前記ロータの回転を所定期間停止し、前記回収口から気泡を排出させ、所定期間経過後再度ロータを回転させ、前記回収口から気泡が排出されなくなるまで前記ロータの回転、停止を繰り返し、
    前記回収口から気泡が排出されなくなった後、前記液状冷媒の注入方向を切り替え、前記回収口から液状冷媒を注入し、前記注入口から前記リザーブ室に混入している気泡を排出することを特徴とする冷媒注入方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103185429A (zh) * 2011-12-30 2013-07-03 上海微电子装备有限公司 载冷剂回收循环装置及其使用方法

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