JP2006307881A - 流体継ぎ手装置および流体継ぎ手ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、ソケットにプラグインされたプラグの飛び出し防止機構を不要とし、構成の簡素化を図り、係合、離脱作業性および取り扱い性に優れた小型の流体継ぎ手装置および流体継ぎ手ユニットを得る。
【解決手段】プラグ2が嵌合穴13に挿入されてソケット12にプラグイン接続されている。一対のOリング8a,8bが、プラグ2の嵌合穴13への挿入方向に所定距離離れて相対して配設されている。そして、プラグ側流路3が、一対のOリング8a,8b間の位置で、放射状流路5および環状流路6を介してソケット流路14に連通されている。
【選択図】図1
【解決手段】プラグ2が嵌合穴13に挿入されてソケット12にプラグイン接続されている。一対のOリング8a,8bが、プラグ2の嵌合穴13への挿入方向に所定距離離れて相対して配設されている。そして、プラグ側流路3が、一対のOリング8a,8b間の位置で、放射状流路5および環状流路6を介してソケット流路14に連通されている。
【選択図】図1
Description
この発明は、対象機器や対象配管などの装着対象部に装着されるソケットと該ソケットに対し、係合、離脱可能にプラグイン接続されるプラグとを備えた流体継ぎ手装置および流体継ぎ手ユニットに関し、特に残留流体圧によるプラグの飛び出しを防止する継ぎ手構造に関するするものである。
従来の流体継ぎ手装置は、プラグがソケットに対し、係合、離脱可能にプラグイン接続されている。そして、締結具がソケットに締着されてプラグをソケットに固定し、残留流体圧によるプラグの飛び出しを防止している(例えば、非特許文献1参照)。
また、他の従来の流体継ぎ手装置では、プラグとソケットとを結合索により結合し、プラグを離脱させる際の残留流体圧によるプラグの飛び出しを防止している(例えば、特許文献1参照)。
また、他の従来の流体継ぎ手装置では、プラグとソケットとを結合索により結合し、プラグを離脱させる際の残留流体圧によるプラグの飛び出しを防止している(例えば、特許文献1参照)。
「カプラカタログ」、日東工器(株)、p.53
特開平08−082394号公報
従来の流体継ぎ手装置は、残留流体圧によるプラグの飛び出しを防止するために、締結具をソケットに締着していた。そこで、プラグの係合、離脱の度に、締結具の着脱操作が必要となり、プラグの係合、離脱作業性が低下してしまうという課題があった。また、プラグの離脱の際に、残留流体圧によるプラグの飛び出しを防止するために、プラグを把持しながら締結具を緩めて外す必要があり、プラグの離脱作業性が低下してしまうという課題があった。さらに、流路断面積が大きくなると、残留流体圧も大きくなるので、締結具による締結力を大きくする必要があり、締結具、即ち装置が大型化してしまうという課題もあった。
また、他の従来の流体継ぎ手装置では、プラグとソケットとを結合索により結合しているので、結合索が他の構造物に引っ掛かりやすく、取り扱い性が低下してしまうという課題があった。
また、他の従来の流体継ぎ手装置では、プラグとソケットとを結合索により結合しているので、結合索が他の構造物に引っ掛かりやすく、取り扱い性が低下してしまうという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、残留流体圧によるプラグの飛び出し方向に作用する力を相殺するシール構造および流路構造を採用して、ソケットにプラグインされたプラグの飛び出し防止機構を不要とし、構成の簡素化を図り、係合、離脱作業性および取り扱い性に優れた小型の流体継ぎ手装置および流体継ぎ手ユニットを得ることを目的とする。
この発明に係る流体継ぎ手装置は、プラグイン用の嵌合穴およびソケット流路が設けられたソケットと、プラグ流路が設けられ、上記嵌合穴に挿入されて上記ソケットにプラグイン接続されるプラグと、上記プラグの上記嵌合穴への挿入方向に所定間隔を持って、該プラグの外周面と該嵌合穴の内周面との間に介装される一対のシール部材と、を備え、
上記プラグが上記ソケットにプラグイン接続された際に、上記ソケット流路と上記プラグ流路とが上記一対のシール部材間で連通されるように構成されているものである。
上記プラグが上記ソケットにプラグイン接続された際に、上記ソケット流路と上記プラグ流路とが上記一対のシール部材間で連通されるように構成されているものである。
この発明によれば、ソケット流路とプラグ流路とが一対のシール部材間で連通されているので、残留流体圧は一対のシール部材に該シール部材を互いに離間させる方向に作用する。そこで、残留流体圧により一対のシール部材にかかる力は逆向きとなり、相殺されるので、残留流体圧がプラグを嵌合穴から飛び出させるように作用しない。これにより、プラグの飛び出し防止機構が不要となり、構成が簡素化されるとともに、係合、離脱作業性および取り扱い性が向上された小型の流体継ぎ手装置が実現される。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による流体継ぎ手装置を示す断面図、図2はこの発明の実施の形態1による流体継ぎ手装置を示す上面図、図3はこの発明の実施の形態1による流体継ぎ手装置を示す底面図、図4はこの発明の実施の形態1による流体継ぎ手装置を構成するプラグを示す部分断面図、図5は図4のV−V矢視断面図、図6はこの発明の実施の形態1による流体継ぎ手装置を構成するソケットを示す断面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による流体継ぎ手装置を示す断面図、図2はこの発明の実施の形態1による流体継ぎ手装置を示す上面図、図3はこの発明の実施の形態1による流体継ぎ手装置を示す底面図、図4はこの発明の実施の形態1による流体継ぎ手装置を構成するプラグを示す部分断面図、図5は図4のV−V矢視断面図、図6はこの発明の実施の形態1による流体継ぎ手装置を構成するソケットを示す断面図である。
図1乃至図6において、プラグ2は、例えばステンレスなどの金属材料で円柱状に作製されている。そして、プラグ側流路3がその軸心位置Aに所定深さを持つように形成されている。このプラグ側流路3の入口側に雌ねじがきられ、プラグ接続口4を形成している。また、穴方向を径方向とする4本の放射状流路5が、プラグ側流路3の底部側の所定位置で、等角ピッチに穿設されている。さらに、環状流路6が4本の放射状流路5を連通するようにプラグ2の外周面に凹設されている。なお、プラグ側流路3、放射状流路5、環状流路6がプラグ流路11を構成している。また、放射状流路5および環状流路6が連通流路に相当する。
また、一対のOリング装着溝7a,7bが環状流路6を挟んで軸心方向に所定距離離れてプラグ2の外周面に環状に凹設され、シール部材としてのOリング8a、8bが各Oリング装着溝7a,7bにそれぞれ装着されている。さらに、止め輪装着溝9がプラグ側流路3の入口側のプラグ2の外周面に環状に凹設され、止め輪10が止め輪装着溝9に装着されている。
また、一対のOリング装着溝7a,7bが環状流路6を挟んで軸心方向に所定距離離れてプラグ2の外周面に環状に凹設され、シール部材としてのOリング8a、8bが各Oリング装着溝7a,7bにそれぞれ装着されている。さらに、止め輪装着溝9がプラグ側流路3の入口側のプラグ2の外周面に環状に凹設され、止め輪10が止め輪装着溝9に装着されている。
ソケット12は、例えばステンレスなどの金属材料で作製され、プラグ2の外径とほぼ同径の内径を有する嵌合穴13がソケット12に穿設され、ソケット流路14が流路方向を嵌合穴13の穴方向と直交し、かつ、嵌合穴13と外部とを連通するようにソケット12に形成されている。そして、ソケット流路14の反嵌合穴側に雌ねじがきられ、ソケット接続口15を形成している。さらに、Oリング逃がし凹溝16が、ソケット流路14と嵌合穴13との交差部に、嵌合穴13の穴方向幅をソケット流路14の開口幅より広くして環状に凹設されている。このOリング逃がし凹溝16のエッジ部は、テーパー状に形成されている。
そして、プラグ2が、Oリング8a,8bをOリング装着溝7a,7bに装着し、止め輪10がソケット12の嵌合穴13の開口縁部に当接するまで嵌合穴13内に挿入されて、即ちプラグイン接続されて流体継ぎ手装置1を構成している。この時、止め輪10は、プラグ側流路3が放射状流路5および環状流路6を介してソケット流路14に連通するように位置調整されている。
このように構成された流体継ぎ手装置1では、一対のOリング8a,8bが環状流路6を挟んでプラグ2の軸心方向に所定距離離れて配設されている。そして、Oリング8a,8bが嵌合穴13の内壁面とOリング装着溝7a,7bの底面との間に加圧挟持されて、シール機能を発揮している。
この流体継ぎ手装置1は、例えば、ソケット接続口15を対象機器の接続口に螺着して取り付けられ、ホースなどの対象配管がプラグ接続口4に螺着されて、対象機器と対象配管とを連結する。
この流体継ぎ手装置1は、例えば、ソケット接続口15を対象機器の接続口に螺着して取り付けられ、ホースなどの対象配管がプラグ接続口4に螺着されて、対象機器と対象配管とを連結する。
この流体継ぎ手装置1では、一対のOリング8a,8bが環状流路6を挟んでプラグ2の軸心方向に所定距離離れて配設されているので、一対のOリング8a,8b間で、環状流路6およびソケット流路14側から嵌合穴13とプラグ2との隙間を通って一対のOリング8a,8bまで到達した流体は、一方のOリング8aを図1中上方に押圧し、他方のOリング8bを図1中下方に押圧する。この時、両Oリング8a,8bは同じ寸法・形状に形成されているので、両Oリング8a,8bに作用する力は等しくなり、かつ、作用する方向が逆向きとなる。そこで、両Oリング8a,8bを介してプラグ2に作用する流体の圧力は、相殺され、プラグ2の飛び出しが未然に回避される。そして、プラグ2は、Oリング8a,8bと嵌合穴13(Oリング装着溝7a,7b)の内壁面との間に発生する摩擦力によりプラグイン状態に保持される。
このように、この実施の形態1によれば、プラグ2の飛び出しを阻止するための締結具などが不要となり、残留流体圧によるプラグ2の飛び出しのない流体継ぎ手装置1を簡易な構成で実現することができる。
また、プラグ2の係合、離脱の度に、従来必要であった締結具の着脱操作が不要となり、プラグ2の係合、離脱作業性を向上させることができる。また、プラグ2の離脱の際に、残留流体圧によるプラグ2の飛び出しを防止するために、プラグ2を把持しながら締結具を緩めて外す必要がなく、プラグ2の離脱作業性を向上させることができる。さらに、流路断面積が大きくなり、残留流体圧も大きくなっても、大きな締結具を用いる必要がなく、装置の小型化が図られる。さらには、プラグ2とソケット12とを結合する結合索も不要となり、結合索が他の構造物に引っ掛かるという不具合がなく、取り扱い性が向上される。
また、プラグ2の係合、離脱の度に、従来必要であった締結具の着脱操作が不要となり、プラグ2の係合、離脱作業性を向上させることができる。また、プラグ2の離脱の際に、残留流体圧によるプラグ2の飛び出しを防止するために、プラグ2を把持しながら締結具を緩めて外す必要がなく、プラグ2の離脱作業性を向上させることができる。さらに、流路断面積が大きくなり、残留流体圧も大きくなっても、大きな締結具を用いる必要がなく、装置の小型化が図られる。さらには、プラグ2とソケット12とを結合する結合索も不要となり、結合索が他の構造物に引っ掛かるという不具合がなく、取り扱い性が向上される。
また、プラグ2が嵌合穴13の穴中心周りに回転可能にソケット12に装着されているので、接続された対象配管に負荷がかかりにくく、対象配管の耐久性を向上させることができる。
また、止め輪10は、プラグ側流路3が放射状流路5および環状流路6を介してソケット流路14に連通するように位置調整されてプラグ2に装着されているので、止め輪10がソケット12に当接するまでプラグ2を嵌合穴13に挿入するだけで、環状流路6とソケット流路14とを連通させることができ、プラグの装着作業性が向上される。
また、エッジ部をテーパー状に形成されたOリング逃がし凹溝16が嵌合穴13のソケット流路14の開口部に凹設されているので、ソケット流路14がOリング逃がし凹溝16の底部に開口している。そこで、プラグ2の着脱時に、Oリング8bは、Oリング逃がし凹溝16のテーパー状のエッジ部を摺動しつつOリング逃がし凹溝16に出入りし、ソケット流路14の直角の開口部との接触が回避される。これにより、ソケット流路14の直角の開口部との接触に起因するOリング8bの損傷が防止され、シール性が長期的に確保される。
また、止め輪10は、プラグ側流路3が放射状流路5および環状流路6を介してソケット流路14に連通するように位置調整されてプラグ2に装着されているので、止め輪10がソケット12に当接するまでプラグ2を嵌合穴13に挿入するだけで、環状流路6とソケット流路14とを連通させることができ、プラグの装着作業性が向上される。
また、エッジ部をテーパー状に形成されたOリング逃がし凹溝16が嵌合穴13のソケット流路14の開口部に凹設されているので、ソケット流路14がOリング逃がし凹溝16の底部に開口している。そこで、プラグ2の着脱時に、Oリング8bは、Oリング逃がし凹溝16のテーパー状のエッジ部を摺動しつつOリング逃がし凹溝16に出入りし、ソケット流路14の直角の開口部との接触が回避される。これにより、ソケット流路14の直角の開口部との接触に起因するOリング8bの損傷が防止され、シール性が長期的に確保される。
なお、上記実施の形態1では、4本の放射状流路5が等角ピッチで形成されているものとしているが、放射状流路5の本数は4本に限定されるものではなく、必要な流路断面積を確保できればよく、例えば1本でもよい。
また、上記実施の形態1では、Oリング装着溝7a,7bがプラグ2に形成されているものとして説明しているが、Oリング装着溝はソケット側に形成されてもよいし、プラグおよびソケットの両者に形成されてもよい。
また、上記実施の形態1では、Oリング装着溝7a,7bがプラグ2に形成されているものとして説明しているが、Oリング装着溝はソケット側に形成されてもよいし、プラグおよびソケットの両者に形成されてもよい。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2による流体継ぎ手装置を示す断面図、図8はこの発明の実施の形態2による流体継ぎ手装置を示す底面図である。
図7および図8において、プラグ2Aは、嵌合穴13を貫通する軸心方向長さを有し、貫通穴17が嵌合穴13からの延出部に軸心と直交するように穿設されている。また、スナップピン18が貫通穴17に装着されている。ここで、貫通穴17およびスナップピン18が抜け止め機構を構成している。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
図7はこの発明の実施の形態2による流体継ぎ手装置を示す断面図、図8はこの発明の実施の形態2による流体継ぎ手装置を示す底面図である。
図7および図8において、プラグ2Aは、嵌合穴13を貫通する軸心方向長さを有し、貫通穴17が嵌合穴13からの延出部に軸心と直交するように穿設されている。また、スナップピン18が貫通穴17に装着されている。ここで、貫通穴17およびスナップピン18が抜け止め機構を構成している。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された流体継ぎ手装置1Aでは、プラグ2Aがソケット12にプラグイン接続され、スナップピン18が貫通穴17に装着されて、構成されている。
そこで、外部からの力が、何らかの原因でプラグ2Aを抜く方向に作用しても、スナップピン18がソケット12に当接し、プラグ2Aの抜けが防止される。
また、抜け止め機構がプラグ2Aに穿設された貫通穴17と貫通穴17に抜き差しされるスナップピン18とにより構成されているので、プラグ2Aの係合、離脱の作業性が向上される。
そこで、外部からの力が、何らかの原因でプラグ2Aを抜く方向に作用しても、スナップピン18がソケット12に当接し、プラグ2Aの抜けが防止される。
また、抜け止め機構がプラグ2Aに穿設された貫通穴17と貫通穴17に抜き差しされるスナップピン18とにより構成されているので、プラグ2Aの係合、離脱の作業性が向上される。
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3による流体継ぎ手装置における抜け止め機構作動状態を示す上面図、図10はこの発明の実施の形態3による流体継ぎ手装置における抜け止め機構作動状態を示す断面図、図11はこの発明の実施の形態3による流体継ぎ手装置における抜け止め機構作動前の状態を示す断面図である。
図9乃至図11において、U字状の押さえ金具19が基部をピン20周りに回動自在にソケット12の上面の反嵌合穴13側の端部に取り付けられている。また、固定金具21が基部をピン22周りに回動自在にソケット12の嵌合穴13側の側面に取り付けられている。ここで、押さえ金具19および固定金具21が抜け止め機構を構成している。また、空気抜き穴23が嵌合穴13の底部と外部とを連通するようにソケット12に穿設されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
図9はこの発明の実施の形態3による流体継ぎ手装置における抜け止め機構作動状態を示す上面図、図10はこの発明の実施の形態3による流体継ぎ手装置における抜け止め機構作動状態を示す断面図、図11はこの発明の実施の形態3による流体継ぎ手装置における抜け止め機構作動前の状態を示す断面図である。
図9乃至図11において、U字状の押さえ金具19が基部をピン20周りに回動自在にソケット12の上面の反嵌合穴13側の端部に取り付けられている。また、固定金具21が基部をピン22周りに回動自在にソケット12の嵌合穴13側の側面に取り付けられている。ここで、押さえ金具19および固定金具21が抜け止め機構を構成している。また、空気抜き穴23が嵌合穴13の底部と外部とを連通するようにソケット12に穿設されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された流体継ぎ手装置1Bでは、図11に示されるように、プラグ2がソケット12にプラグイン接続される。この時、嵌合穴13内の空気は空気抜き穴23から排出される。そして、押さえ金具19を図11中ピン20周りに時計回りに回動させる。これにより、押さえ金具19は、プラグ2の頭部をU字状の切り欠き内に位置させ、該切り欠き縁部が止め輪10上に位置する。そこで、固定金具21を図11中ピン22周りに反時計回りに回動させる。これにより、図9および図10に示されるように、固定金具21の先端側のL字状の係合片21aが押さえ金具19の先端部に係合する。この固定金具21の係合力により、押さえ金具19が止め輪10を介してソケット12に押圧される。
そこで、外部からの力が、何らかの原因でプラグ2を抜く方向に作用しても、押さえ金具19のピン20周りの回動が固定金具21により阻止され、プラグ2の抜けが防止される。
また、抜け止め機構がソケット12にピン20,22周りに回動自在に取り付けられた押さえ金具19および固定金具21により構成され、固定金具21のピン22周りに回動によりプラグ2の抜け止め/解除を行うようになっているので、プラグ2の係合、離脱の作業性が向上される。
そこで、外部からの力が、何らかの原因でプラグ2を抜く方向に作用しても、押さえ金具19のピン20周りの回動が固定金具21により阻止され、プラグ2の抜けが防止される。
また、抜け止め機構がソケット12にピン20,22周りに回動自在に取り付けられた押さえ金具19および固定金具21により構成され、固定金具21のピン22周りに回動によりプラグ2の抜け止め/解除を行うようになっているので、プラグ2の係合、離脱の作業性が向上される。
実施の形態4.
図12はこの発明の実施の形態4による流体継ぎ手ユニットを示す正面図、図13はこの発明の実施の形態4による流体継ぎ手ユニットを示す上面図、図14は図12のXIV−XIV矢視断面図である。
図12乃至図14において、ソケット本体31は、例えばステンレスなどの金属材料で作製され、例えば6つの嵌合穴13が穴中心を平行にしてピッチpで一列に並んでソケット本体31に穿設されている。そして、6つのソケット流路14が流路方向を嵌合穴13の穴方向および嵌合穴13の配列方向と直交し、かつ、嵌合穴13と外部とを連通するようにピッチpでソケット本体31に形成されている。また、各ソケット流路14の反嵌合穴側に雌ねじがきられ、ソケット接続口15を形成している。
そして、各プラグ2が、図示していないが、上記実施の形態1と同様に、Oリング8a,8bをOリング装着溝7a,7bに装着し、止め輪10がソケット本体31の嵌合穴13の開口縁部に当接するまで嵌合穴13内に挿入される。このように、6つのプラグ2がプラグイン接続されて、6つの流体継ぎ手装置が並設されてなる流体継ぎ手ユニット30を構成している。
図12はこの発明の実施の形態4による流体継ぎ手ユニットを示す正面図、図13はこの発明の実施の形態4による流体継ぎ手ユニットを示す上面図、図14は図12のXIV−XIV矢視断面図である。
図12乃至図14において、ソケット本体31は、例えばステンレスなどの金属材料で作製され、例えば6つの嵌合穴13が穴中心を平行にしてピッチpで一列に並んでソケット本体31に穿設されている。そして、6つのソケット流路14が流路方向を嵌合穴13の穴方向および嵌合穴13の配列方向と直交し、かつ、嵌合穴13と外部とを連通するようにピッチpでソケット本体31に形成されている。また、各ソケット流路14の反嵌合穴側に雌ねじがきられ、ソケット接続口15を形成している。
そして、各プラグ2が、図示していないが、上記実施の形態1と同様に、Oリング8a,8bをOリング装着溝7a,7bに装着し、止め輪10がソケット本体31の嵌合穴13の開口縁部に当接するまで嵌合穴13内に挿入される。このように、6つのプラグ2がプラグイン接続されて、6つの流体継ぎ手装置が並設されてなる流体継ぎ手ユニット30を構成している。
このように構成された流体継ぎ手ユニット30においても、一対のOリング8a,8bが環状流路6を挟んでプラグ2の軸心方向に所定距離離れて配設されているので、両Oリング8a,8bを介してプラグ2に作用する流体の圧力は、相殺され、プラグ2の飛び出しが未然に回避される。そこで、締結具などのプラグの飛び出し防止機構が不要となり、6つの流体継ぎ手装置が並設されたユニットの小型化を図ることができる。
実施の形態5.
上記実施の形態4では、6つのソケットをソケット本体31に一体に形成し、6つのプラグ2をソケット本体31の各ソケットに装着するものとしているが、この実施の形態5では、6つのプラグをプラグ本体に一体に形成し、6つのソケットをプラグ本体の各プラグに装着するものである。
上記実施の形態4では、6つのソケットをソケット本体31に一体に形成し、6つのプラグ2をソケット本体31の各ソケットに装着するものとしているが、この実施の形態5では、6つのプラグをプラグ本体に一体に形成し、6つのソケットをプラグ本体の各プラグに装着するものである。
図15はこの発明の実施の形態5による流体継ぎ手ユニットを示す正面図、図16はこの発明の実施の形態5による流体継ぎ手ユニットを示す上面図である。
図15および図16において、プラグ本体33は、例えばステンレスなどの金属材料で作製され、例えば6つの円柱状のプラグ部34が軸心を平行にしてピッチpで一列に並んで平板状の基部35の下面から突設されている。そして、プラグ側流路3が各プラグ部34の軸心位置に所定深さを持つように基部35の上面からプラグ部34に形成されている。このプラグ側流路3の入口側に雌ねじがきられ、プラグ接続口4を形成している。また、図示していないが、上記実施の形態1と同様に、穴方向を径方向とする4本の放射状流路5が、プラグ側流路3の底部側の所定位置で、等角ピッチに穿設されている。さらに、図示していないが、環状流路6が4本の放射状流路5を連通するようにプラグ2の外周面に凹設されている。また、図示していないが、一対のOリング装着溝7a,7bが環状流路6を挟んで軸心方向に所定距離離れてプラグ2の外周面に環状に凹設され、Oリング8a、8bが各Oリング装着溝7a,7bにそれぞれ装着されている。
図15および図16において、プラグ本体33は、例えばステンレスなどの金属材料で作製され、例えば6つの円柱状のプラグ部34が軸心を平行にしてピッチpで一列に並んで平板状の基部35の下面から突設されている。そして、プラグ側流路3が各プラグ部34の軸心位置に所定深さを持つように基部35の上面からプラグ部34に形成されている。このプラグ側流路3の入口側に雌ねじがきられ、プラグ接続口4を形成している。また、図示していないが、上記実施の形態1と同様に、穴方向を径方向とする4本の放射状流路5が、プラグ側流路3の底部側の所定位置で、等角ピッチに穿設されている。さらに、図示していないが、環状流路6が4本の放射状流路5を連通するようにプラグ2の外周面に凹設されている。また、図示していないが、一対のOリング装着溝7a,7bが環状流路6を挟んで軸心方向に所定距離離れてプラグ2の外周面に環状に凹設され、Oリング8a、8bが各Oリング装着溝7a,7bにそれぞれ装着されている。
そして、各ソケット12の嵌合穴13の開口縁部が基部35の下面に当接するまで、プラグ部34を嵌合穴13内に挿入して、即ちプラグイン接続されて、6つの流体継ぎ手装置が並設されてなる流体継ぎ手ユニット32を構成している。
このように構成された流体継ぎ手ユニット32においても、一対のOリング8a,8bが環状流路6を挟んでプラグ部34の軸心方向に所定距離離れて配設されているので、両Oリング8a,8bを介してプラグ部34に作用する流体の圧力は、相殺され、プラグ部34(ソケット12)の飛び出しが未然に回避される。そこで、締結具などのプラグ(ソケット)の飛び出し防止機構が不要となり、6つの流体継ぎ手装置が並設されたユニットの小型化を図ることができる。
実施の形態6.
図17はこの発明の実施の形態6による流体継ぎ手ユニットを示す正面図、図18はこの発明の実施の形態6による流体継ぎ手ユニットを示す上面図である。
図17および図18において、流体継ぎ手ユニット36は、6つのソケットを一体に形成されたソケット本体31と、6つのプラグを一体に形成したプラグ本体33と、を備えている。
なお、ソケット本体31およびプラグ本体33の具体的構成は、上記実施の形態4,5と同様である。
図17はこの発明の実施の形態6による流体継ぎ手ユニットを示す正面図、図18はこの発明の実施の形態6による流体継ぎ手ユニットを示す上面図である。
図17および図18において、流体継ぎ手ユニット36は、6つのソケットを一体に形成されたソケット本体31と、6つのプラグを一体に形成したプラグ本体33と、を備えている。
なお、ソケット本体31およびプラグ本体33の具体的構成は、上記実施の形態4,5と同様である。
この流体継ぎ手ユニット36は、Oリング8a,8bを各プラグ部34のOリング装着溝7a,7bに装着し、基部35の下面がソケット本体31の嵌合穴13の開口縁部に当接するまで6つのプラグ部34を各嵌合穴13内に同時に挿入して、即ちプラグイン接続されて構成されている。
この流体継ぎ手ユニット36においても、一対のOリング8a,8bが環状流路6を挟んで各プラグ部34の軸心方向に所定距離離れて配設されているので、両Oリング8a,8bを介してプラグ部34に作用する流体の圧力は、相殺され、プラグ部34の飛び出しが未然に回避される。そこで、締結具などのプラグの飛び出し防止機構が不要となり、6つの流体継ぎ手装置が並設されたユニットの小型化を図ることができる。
この流体継ぎ手ユニット36においても、一対のOリング8a,8bが環状流路6を挟んで各プラグ部34の軸心方向に所定距離離れて配設されているので、両Oリング8a,8bを介してプラグ部34に作用する流体の圧力は、相殺され、プラグ部34の飛び出しが未然に回避される。そこで、締結具などのプラグの飛び出し防止機構が不要となり、6つの流体継ぎ手装置が並設されたユニットの小型化を図ることができる。
実施の形態7.
図19はこの発明の実施の形態7による流体継ぎ手ユニットを示す上面図である。
図19において、ソケット本体31Aは、連続する5つの嵌合穴13がピッチpで配列され、残りの1つの嵌合穴13がピッチpより広い間隔p1をあけて配列されている点を除いて、上記実施の形態6におけるソケット本体31と同様に構成されている。
プラグ本体33Aは、連続する5つのプラグ部34がピッチpで配列され、残りの1つのプラグ部34がピッチpより広い間隔p1をあけて配列されている点を除いて、上記実施の形態6におけるプラグ本体33と同様に構成されている。
図19はこの発明の実施の形態7による流体継ぎ手ユニットを示す上面図である。
図19において、ソケット本体31Aは、連続する5つの嵌合穴13がピッチpで配列され、残りの1つの嵌合穴13がピッチpより広い間隔p1をあけて配列されている点を除いて、上記実施の形態6におけるソケット本体31と同様に構成されている。
プラグ本体33Aは、連続する5つのプラグ部34がピッチpで配列され、残りの1つのプラグ部34がピッチpより広い間隔p1をあけて配列されている点を除いて、上記実施の形態6におけるプラグ本体33と同様に構成されている。
このように構成された流体継ぎ手ユニット36Aは、嵌合穴13およびプラグ部34の配列方向の一側端部の嵌合穴13およびプラグ部34の間隔のみが広く形成されているので、プラグ本体33Aを所定の方向からのみ、ソケット本体31Aにプグイン接続できるようになる。従って、プラグ本体33Aを誤った方向からソケット本体31Aにプラグイン接続させるような誤組付けが確実に防止される。
この実施の形態7によれば、嵌合穴13およびプラグ部34の配列ピッチを一部変えるという簡易な誤組み付け防止機構をとることで、プラグ本体33Aとソケット本体31Aとの誤組付けを確実に防止できる。
この実施の形態7によれば、嵌合穴13およびプラグ部34の配列ピッチを一部変えるという簡易な誤組み付け防止機構をとることで、プラグ本体33Aとソケット本体31Aとの誤組付けを確実に防止できる。
実施の形態8.
図20はこの発明の実施の形態8による流体継ぎ手ユニットを示す上面図である。
図20において、ソケット本体31Bは、6つの嵌合穴13がピッチpで配列されており、そのうちの連続する5つの嵌合穴13が一列に配列され、残りの1つの嵌合穴13が5つの嵌合穴13の配列方向と直交する方向に間隔hだけずれて設置されている点を除いて、上記実施の形態6におけるソケット本体31と同様に構成されている。
プラグ本体33Bは、6つのプラグ部34がピッチpで配列されており、そのうちの連続する5つのプラグ部34が一列に配列され、残りの1つのプラグ部34が5つのプラグ部34の配列方向と直交する方向に間隔hだけずれて設置されている点を除いて、上記実施の形態6におけるプラグ本体33と同様に構成されている。
図20はこの発明の実施の形態8による流体継ぎ手ユニットを示す上面図である。
図20において、ソケット本体31Bは、6つの嵌合穴13がピッチpで配列されており、そのうちの連続する5つの嵌合穴13が一列に配列され、残りの1つの嵌合穴13が5つの嵌合穴13の配列方向と直交する方向に間隔hだけずれて設置されている点を除いて、上記実施の形態6におけるソケット本体31と同様に構成されている。
プラグ本体33Bは、6つのプラグ部34がピッチpで配列されており、そのうちの連続する5つのプラグ部34が一列に配列され、残りの1つのプラグ部34が5つのプラグ部34の配列方向と直交する方向に間隔hだけずれて設置されている点を除いて、上記実施の形態6におけるプラグ本体33と同様に構成されている。
このように構成された流体継ぎ手ユニット36Bは、嵌合穴13およびプラグ部34の配列方向の一側端部の嵌合穴13およびプラグ部34のみが配列方向と直交する方向に間隔hだけずれているので、プラグ本体33Bを所定の方向からのみ、ソケット本体31Bにプグイン接続できるようになる。従って、プラグ本体33Bを誤った方向からソケット本体31Bにプラグイン接続させるような誤組付けが確実に防止される。
この実施の形態8によれば、特定の嵌合穴13およびプラグ部34を嵌合穴13およびプラグ部34の配列方向からずらすという簡易な誤組み付け防止機構をとることで、プラグ本体33Bとソケット本体31Bとの誤組付けを確実に防止できる。
この実施の形態8によれば、特定の嵌合穴13およびプラグ部34を嵌合穴13およびプラグ部34の配列方向からずらすという簡易な誤組み付け防止機構をとることで、プラグ本体33Bとソケット本体31Bとの誤組付けを確実に防止できる。
実施の形態9.
図21はこの発明の実施の形態9による流体継ぎ手ユニットを示す正面図である。
図21において、ソケット本体31Cは、連続する6つの嵌合穴13がピッチpで一列に配列されており、配列方向の一側端部の嵌合穴13の穴径L2が残る5つの嵌合穴13の穴径L2より大きく形成されている点を除いて、上記実施の形態6におけるソケット本体31と同様に構成されている。
プラグ本体33Cは、連続する6つのプラグ部34がピッチpで一列に配列されており、配列方向の一側端部のプラグ部34の直径L2が残る5つのプラグ部34の直径L1より大きく形成されている点を除いて、上記実施の形態6におけるプラグ本体33と同様に構成されている。
図21はこの発明の実施の形態9による流体継ぎ手ユニットを示す正面図である。
図21において、ソケット本体31Cは、連続する6つの嵌合穴13がピッチpで一列に配列されており、配列方向の一側端部の嵌合穴13の穴径L2が残る5つの嵌合穴13の穴径L2より大きく形成されている点を除いて、上記実施の形態6におけるソケット本体31と同様に構成されている。
プラグ本体33Cは、連続する6つのプラグ部34がピッチpで一列に配列されており、配列方向の一側端部のプラグ部34の直径L2が残る5つのプラグ部34の直径L1より大きく形成されている点を除いて、上記実施の形態6におけるプラグ本体33と同様に構成されている。
このように構成された流体継ぎ手ユニット36Cは、嵌合穴13およびプラグ部34の配列方向の一側端部の嵌合穴13の穴径およびプラグ部34の直径のみが大きく形成されているので、プラグ本体33Cを所定の方向からのみ、ソケット本体31Cにプグイン接続できるようになる。従って、プラグ本体33Cを誤った方向からソケット本体31Cにプラグイン接続させるような誤組付けが確実に防止される。
この実施の形態9によれば、特定の嵌合穴13の穴径およびプラグ部34の直径を他の嵌合穴13の穴径およびプラグ部34の直径と異ならせるという簡易な誤組み付け防止機構をとることで、プラグ本体33Cとソケット本体31Cとの誤組付けを確実に防止できる。
この実施の形態9によれば、特定の嵌合穴13の穴径およびプラグ部34の直径を他の嵌合穴13の穴径およびプラグ部34の直径と異ならせるという簡易な誤組み付け防止機構をとることで、プラグ本体33Cとソケット本体31Cとの誤組付けを確実に防止できる。
なお、上記各実施の形態では、プラグ接続口4およびソケット接続口15が雌ねじ部により形成されるものとしているが、プラグ接続口およびソケット接続口は雄ねじ部により形成してもよい。
また、上記各実施の形態では、プラグ側流路3の流路方向とソケット流路14の流路方向とが互いに直交するように構成されているものとして説明しているが、この発明は、プラグ側流路3およびソケット流路14の流路方向が互いに直交する構成に限定されるものではなく、一対のOリング8a,8bがプラグ2の嵌合穴13への挿入方向に離れて相対して配設され、プラグ側流路3とソケット流路14とが一対のOリング8a,8bの間の位置で連通されていればよい。
また、上記各実施の形態では、プラグ側流路3の流路方向とソケット流路14の流路方向とが互いに直交するように構成されているものとして説明しているが、この発明は、プラグ側流路3およびソケット流路14の流路方向が互いに直交する構成に限定されるものではなく、一対のOリング8a,8bがプラグ2の嵌合穴13への挿入方向に離れて相対して配設され、プラグ側流路3とソケット流路14とが一対のOリング8a,8bの間の位置で連通されていればよい。
また、上記実施の形態4〜9では、6つのソケットおよびプラグが一列に配列されているものとして説明しているが、ソケットおよびプラグは、必ずしも一列に配列されている必要はなく、ソケットおよびプラグは、装着される装着対象物が互いに干渉しないように配置されていればよい。
また、上記実施の形態4〜9では、6つのソケット(プラグ)がソケット本体(プラグ本体)に一体に構成されているものとしているが、ソケット本体(プラグ本体)に一体に構成されるソケット(プラグ)の個数は6つに限定されるものではない。
また、上記実施の形態4〜9では、6つのソケット(プラグ)がソケット本体(プラグ本体)に一体に構成されているものとしているが、ソケット本体(プラグ本体)に一体に構成されるソケット(プラグ)の個数は6つに限定されるものではない。
1,1A,1B 流体継ぎ手装置、2,2A プラグ、3 プラグ側流路(プラグ流路)、5 放射状流路(プラグ流路、連通流路)、6 環状流路(プラグ流路、連通流路)、8a,8b Oリング(シール部材)、12 ソケット、13 嵌合穴、14 ソケット流路、17 貫通穴(抜け止め機構)、18 スナップピン(抜け止め機構)、19 押さえ金具(抜け止め機構)、21 固定金具(抜け止め機構)、30,32,36,36A,36B,36C 流体継ぎ手ユニット、31,31A,31B,31C ソケット本体、33,33A,33B,33C プラグ本体、34 プラグ部、35 基部。
Claims (7)
- プラグイン用の嵌合穴およびソケット流路が設けられたソケットと、
プラグ流路が設けられ、上記嵌合穴に挿入されて上記ソケットにプラグイン接続されるプラグと、
上記プラグの上記嵌合穴への挿入方向に所定間隔を持って、該プラグの外周面と該嵌合穴の内周面との間に介装される一対のシール部材と、を備え、
上記プラグが上記ソケットにプラグイン接続された際に、上記ソケット流路と上記プラグ流路とが上記一対のシール部材間で連通されるように構成されていることを特徴とする流体継ぎ手装置。 - 上記ソケット流路が上記嵌合穴の穴中心と直交する方向から該嵌合穴に接続するように上記ソケットに形成され、
上記プラグ流路は、流路方向を上記プラグの上記嵌合穴への挿入方向として上記プラグに形成され、
連通流路が、上記一対のシール部材間で上記ソケット流路と上記プラグ流路とを連通するように上記プラグに形成されていることを特徴とする請求項1記載の流体継ぎ手装置。 - 上記プラグが、上記嵌合穴の穴中心周りに回転自在にプラグイン接続されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の流体継ぎ手装置。
- 上記プラグが上記嵌合穴から抜けるのを防止する抜け止め機構を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の流体継ぎ手装置。
- プラグイン用の嵌合穴が穴方向を平行にして複数形成され、かつ、ソケット流路が流路方向を上記嵌合穴の穴方向と直交にして、上記複数の嵌合穴の対応する嵌合穴に接続するように複数形成されたソケット本体と、
それぞれプラグ流路が形成され、対応する上記嵌合穴に挿入されてプラグイン接続される複数のプラグと、
それぞれのプラグイン接続部で、上記プラグの上記嵌合穴への挿入方向に所定間隔を持って、該プラグの外周面と該嵌合穴の内周面との間に介装される一対のシール部材と、を備え、
上記プラグが上記ソケット本体にプラグイン接続された際に、上記ソケット流路と上記プラグ流路とがそれぞれのプラグイン接続部の上記一対のシール部材間で連通されるように構成されていることを特徴とする流体継ぎ手ユニット。 - 円柱状のプラグ部が軸心を平行にして基部の一面から複数突設され、かつ、プラグ流路が流路方向を上記プラグ部のそれぞれの軸心に一致させて上記基部の他面から上記プラグ部のそれぞれに至るように形成されたプラグ本体と、
それぞれプラグイン用の嵌合穴およびソケット流路が形成され、対応する上記プラグ部を該嵌合穴に挿入してプラグイン接続される複数のソケットと、
それぞれのプラグイン接続部で、上記プラグ部の上記嵌合穴への挿入方向に所定間隔を持って、該プラグ部の外周面と該嵌合穴の内周面との間に介装される一対のシール部材と、を備え、
上記プラグ本体の上記プラグ部が上記ソケットにプラグイン接続された際に、上記ソケット流路と上記プラグ流路とがそれぞれのプラグイン接続部の上記一対のシール部材間で連通されるように構成されていることを特徴とする流体継ぎ手ユニット。 - プラグイン用の嵌合穴が穴方向を平行にして複数形成され、かつ、ソケット流路が流路方向を上記嵌合穴の穴方向と直交にして、上記複数の嵌合穴の対応する嵌合穴に接続するように複数形成されたソケット本体と、
対応する上記嵌合穴に挿入されてプラグイン接続される円柱状のプラグ部が軸心を平行にして基部の一面から複数突設され、かつ、プラグ流路が流路方向を上記プラグ部のそれぞれの軸心に一致させて上記基部の他面から上記プラグ部のそれぞれに至るように形成されたプラグ本体と、
それぞれのプラグイン接続部で、上記プラグ部の上記嵌合穴への挿入方向に所定間隔を持って、該プラグ部の外周面と該嵌合穴の内周面との間に介装される一対のシール部材と、を備え、
上記プラグ本体の上記プラグ部が上記ソケット本体にプラグイン接続された際に、上記ソケット流路と上記プラグ流路とがそれぞれのプラグイン接続部の上記一対のシール部材間で連通されるように構成されていることを特徴とする流体継ぎ手ユニット。
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JP2005127806A JP2006307881A (ja) | 2005-04-26 | 2005-04-26 | 流体継ぎ手装置および流体継ぎ手ユニット |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2005-04-26 JP JP2005127806A patent/JP2006307881A/ja active Pending
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