JP2006306401A - 二物質混合容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1容器と第2容器を簡易に一体化して収容された第1及び第2物質を変質させることなく安全に保管することができる二物質混合容器を提供する。第1容器から第2物質が混合された第1物質を簡易に取出すことができる二物質混合容器を提供する。
【解決手段】内部に第1物質が収容される第1容器と、内側へ押圧変形可能で、内部に突刺部を有し、内部に第2物質が収容される第2容器と、相対する第1及び第2容器のいずれかに対し、密着させられて容器の開口部を密閉する密閉シートと、一方の容器に対して他方の容器を密着して一体化する熱可塑性樹脂接着層とからなる。第2容器の上面部を押圧変形して第1容器側へ移動する突刺部により密閉シートを破断して第2容器内の第2物質を第1容器内に混入して第1物質と混合可能にする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば食品分野、薬剤分野、医療分野等の各種分野において、保管時には異なる物質を分離して一体化した状態で保管可能にすると共に使用時には簡易な作業で物質を混合することができる二物質混合容器に関する。
食品分野にあっては、例えば食材と調味料とを分離した状態で保管して食材の変質や風味の劣化を防止すると共に飲食時には食材に調味料を簡易、かつ手などを汚すことなく添加することが、また薬剤分野においては、例えば非使用時にA液とB液とを分離して保管することによりそれぞれの液が変質するのを防止すると共に使用時にはA液に対してB液を所定の混合比で簡易、かつ手などを汚すことなく混合することが、更に医療分野においては、例えば非使用時に脱脂綿とアルコールとを分離して保管してアルコールの蒸発を防止すると共に使用時には使用する数の脱脂綿に所定量のアルコールを簡易、かつ手等を汚すことなく含浸させてアルコール綿とすることが望まれている。
上記の用途に適した混合容器として、従来、例えば特許文献1に示す二成分混合容器が知られている。即ち、特許文献1に示す二成分混合容器は、有底筒状の第1の容器と、有天筒状の第2の容器と、上端部に押さえ部が内向きに突出形成された円筒状の固定用キャップとを備え、第1の容器の上端開口部を破断可能な薄膜部で封止し、上端開口部に第2の容器を冠着して上端開口部を密封し、その状態で第2の容器の下端開口部に形成された鍔部を押さえ部で上から押さえ付けるようにして固定用キャップを第1の容器に取付け、両容器1,2のいずれか一方に、栓体で着脱自在に栓された注出口を設け、第1の容器の底部もしくは第2の容器の天井部のいずれか一方を内向反転可能な可撓体で形成し、この可撓体の一部に、可撓体の内向反転時に薄膜部を破断させる凸部を設けた構造からなる。
そして保管時には、それぞれの成分を第1及び第2の容器に分離した状態で一体として保管することができる一方、使用時には一方の容器を変形して薄膜部を破断することにより容器内の成分を他方の容器内に混入させて二成分を所望の混合量で、かつ手等を汚すことなく混合できるようにしている。
しかし、特許文献1の二成分混合容器にあっては、それぞれの成分が収容された第1及び第2の容器を一体化するには、第1の容器の開口部に第2の容器を嵌めた状態で、固定用キャップの押さえ部を鍔部に押さえ付けて両者を固定する必要があり、一体化するための部品を必要とし、その結果、固定作業に手間がかかる問題を有している。
また、特許文献1の二成分混合容器は、主に液体等を分離して一体的に保管すると共に混合する用途に適しているが、例えば固形物である食材に液体である調味料を添加する用途にあっては、調味料が添加された食材を取出すには、固定用キャップを破断して第1及び第2の容器を分離して取出しできるようにする必要があり、その作業に手間がかかる問題をも有している。
特開平7−223680号公報
解決しようとする問題点は、第1容器と第2容器を一体化するための部品を必要とし、固定作業に手間がかかる点にある。また、第1容器から第2成分が混合された第1成分を取出すのに手間がかかる点にある。
本発明は、内部に第1物質が収容される第1容器と、内側へ押圧変形可能で、内部に突刺部を有し、内部に第2物質が収容される第2容器と、相対する第1及び第2容器のいずれかに対し、密着させられて容器の開口部を密閉する密閉シートと、一方の容器に対して他方の容器を密着して一体化する熱可塑性樹脂接着層とからなり、第2容器の上面部を押圧変形して第1容器側へ移動する突刺部により密閉シートを破断して第2容器内の第2物質を第1容器内に混入して第1物質と混合可能にすることを特徴とする。
本発明は、第1容器と第2容器を簡易に一体化して収容された第1及び第2物質を変質させることなく安全に保管することができる。また、第1容器から第2物質が混合された第1物質を簡易に取出すことができる。
本発明は、第2容器の上面部を押圧変形して第1容器側へ移動する突刺部により密閉シートを破断して第2容器内の第2物質を第1容器内に混入して第1物質と混合可能にすることを最良の形態とする。
以下に実施例1を示す図に従って本発明を説明する。
図1〜図3において、二物質混合容器1は合成樹脂製のカップ形状からなる第1及び第2容器3・7を一体化した構造で、第1容器3の上部開口周縁には所望の幅で水平方向へ延出する第1鍔部5が一体形成されている。一方、第2容器7は可撓性を有した材質で、その下部開口周縁には第1鍔部5とほぼ一致して相対する第2鍔部9が一体形成され、該第2鍔部9の一部には所望の長さで放射方向へ突出する摘み片9aが一体に形成されている。尚、第2鍔部9に摘み片9aと共に、又は第1鍔部5のみに摘み片(図示せず)を設けてもよい。
そして第2容器7の上部中央部には第2容器7の上部を内側へ屈曲変形可能にする、例えばV字状またはU字状の凹所11が、第2容器7の高さより若干低い深さで、半径方向へ延出するように形成され、該凹所11の両側に位置する第2容器7の上部は、該第2容器7を屈曲変形させる際の押圧部7aとする。この凹所11は、図示する一文字状のほかに十文字状としてもよい。
上記凹所11の底部内面には突刺部13が、その先端が第2容器7の下端より若干上方に位置する長さで設けられている。この突刺部13は、下向き円錐形状、高さ直交方向断面が十字形状等のいずれであってもよい。
また、第2容器7の下部には樹脂シート、アルミニウム箔等の金属シート、紙やこれらの複合シートからなる密閉シート15が、下部開口を密封するように取付けられる。即ち、密閉シート15の上面には、熱可塑性樹脂層17がコーティング(ラミネート)され、該熱可塑性樹脂層17を第2鍔部9の下面に相対した状態で密閉シート15を重ね合せて加熱することにより熱可塑性樹脂層17を溶融硬化して融着して下部開口を密閉可能にさせる。
尚、密閉シート15に対する熱可塑性樹脂層17のコーティング態様としては、密閉シート15の上面全体、又は第2鍔部9の下面に相対する箇所のみのいずれであってもよい。
一方、上記した第1容器3における第1鍔部5の上面には、所望の厚さからなる熱可塑性樹脂接着層19が予め塗布され、第1鍔部5上面に第2容器7の第2鍔部9を重ね合せた状態で加熱することにより熱可塑性樹脂接着層19を溶融硬化して第1容器3及び第2容器7を、密閉シート15を介して融着して一体化させる。
次に、上記した二物質混合容器1の使用態様を説明する。
例えば第1物質としての脱脂綿21と第2物質としての消毒用のアルコール23とを分離した状態で一体に収容保管すると共に使用時に脱脂綿21にアルコール23を含浸させた消毒用アルコール綿とする二物質混合容器1を例に説明すると、先ず、第1容器3内に、所要の大きさで、球状に丸められた複数個の脱脂綿21を予め収容しておく。
一方、第2容器7内に、脱脂綿21に含浸される所定量のアルコール23を溜めた後、図4に示すように第2容器7の第2鍔部9下面に対し、密閉シート15を重ね合せた状態で加熱して熱可塑性樹脂層17を溶融硬化させて融着し、下部開口を密閉して第2容器7内にアルコール23を密封する。
次に、脱脂綿21が収容された第1容器3に対し、アルコール23が収容された第2容器7を、第1及び第2鍔部5・9相互が一致するように重ね合せた状態でこれら鍔部5・9を加熱して第1鍔部5に塗布された熱可塑性樹脂接着層19を溶融硬化させて第1容器3及び第2容器7を、密閉シート15を介して密着させて一体化することにより第1容器3の上部開口を密閉して二物質混合容器1とする。
これにより1個の二物質混合容器1に対し、消毒用アルコール綿を構成する脱脂綿21と、これに含浸されるアルコール23とを密封した状態で一体に収容保管することができ、脱脂綿21が汚染されたり、アルコール23が蒸発するのを防止することができる。
そして消毒用アルコール綿とする場合には、図5に示すように二物質混合容器1における第2容器7の押圧部7aを押圧し、凹所11により上部を内側へ屈曲変形させることにより突刺部13を下方へ移動して密閉シート15を破断させる。これにより第2容器7内のアルコール23を第1容器3内へ流入させて脱脂綿21に含浸されることにより消毒用アルコール綿とする。
次に、第1容器3内の消毒用アルコール綿を取出すには、図6に示すように第2容器7の掴み片9aを把持して第1容器3から第2容器7を切離することにより第1容器3の上部開口を開放して第1容器3内の消毒用アルコール綿を取出し可能にする。
本実施例は、保管時においては、消毒用アルコール綿を構成する脱脂綿21とこれに含浸される消毒用アルコール23とを分離した状態で一体に保管することができ、消毒用アルコール綿として使用する際の利便性に優れている。また、アルコール23を含浸させた状態で保管する場合に比べてアルコール23が蒸発したりするのを防止することができると共に別々に保管する場合に比べて保管場所の省スペース化を図ることができる。
更に、脱脂綿21を消毒用アルコール綿として使用する際には、第2容器7の上部を内側へ屈曲変形させて密閉シート15を破断する簡易な作業で内部に溜められた所定量のアルコール23を第1容器3内に流入させて消毒用アルコール綿にすることができ、その際に手等を汚すおそれがない。
上記説明は、第2容器7の第2鍔部9に密閉シート15を取付ける構成としたが、本発明は、第1容器3の第1鍔部5に密閉シートを取付けて上部開口を密封する構成であってもよい。
図7及び図8において、実施例2に係る二物質混合容器31は、実施例1と同様の第1容器33及び第2容器35を一体に固定した構造で、第1容器33の上部開口周縁に一体形成された第1鍔部37の上面には、実施例1の密閉シート15と同様の上密閉シート39が融着されて上部開口を密閉可能にしている。
また、第2容器35の下部開口周縁に一体形成された第2鍔部41の外周縁には所定の高さで下方に延出する係合部としてのフランジ43が一体形成され、該フランジ43の内周面には第1鍔部37の外周縁が係合する突部45が一体形成されている。該突部45としては、フランジ43の内周面全体に亘る単一の突部、または周方向へ適宜の間隔をおいて設けられる複数個の突部であってもよい。
そして第2鍔部41の下面には実施例1の密閉シート15と同様の下密閉シート47が融着され、その下部開口を密閉可能にしている。また、第2容器35の上部には実施例1の凹所11及び突刺部13と同様の凹所49及び突刺部51が一体形成されている。
実施例2に係る二物質混合容器31は上記した構造からなり、先ず第1容器33内に第1物質53を、また第2容器35内に第2物質55(図においては、第1及び第2物質53・55とも、液体の場合として示す。)を収容した後、第1容器33の第1鍔部37に上密閉シート39を融着して、また第2容器35の第2鍔部41に下密閉シート47を融着してそれぞれの開口部を密閉させる。
そして第1容器33の第1鍔部37に対して第2容器35のフランジ43を挿嵌すると、第1容器33の第1鍔部37外周縁は突部45との摺接に伴って弾性変形しながら乗り越えて係合し、第1容器33と第2容器35を一体に連結して1個の二物質混合容器31において第1物質53と第2物質55を別々に収容保管することができる。
尚、第1容器33に密閉状態で収容された第1物質53と第2容器35に密閉状態で収容保管された第2物質55とを混合させる作用については、実施例1と同様であるため、その詳細な説明を省略する。
また、上記説明は、第1容器33の上部開口を上密閉シート39により、また第2容器35の下部開口を下密閉シート47によりそれぞれ密閉するものとしたが、第1容器33及び第2容器35の内、一方の容器、望ましくは鍔部にフランジが設けられていない第1容器33の上部開口のみを密閉シートで密閉する構成であってもよい。
図9及び図10において、実施例3に係る二物質混合容器61は、実施例1と同様の第1容器63及び第2容器65を一体に固定した構造で、第1容器63の上部開口周縁に一体形成された第1鍔部67の外周縁には所定の高さで下方に延出する係合部としてのフランジ69が一体形成され、該フランジ69の内周面には第1鍔部67の外周縁が係合する突部71が一体形成されている。該突部71としては、フランジ69の内周面全体に亘る単一の突部、または周方向へ適宜の間隔をおいて設けられる複数個の突部であってもよい。また、第1鍔部67の上面には、実施例1の密閉シート15と同様の上密閉シート73が融着されて上部開口を密閉可能にしている。
第2容器65の下部開口周縁に一体形成された第2鍔部75の下面には実施例1の密閉シート15と同様の下密閉シート77が融着され、その下部開口を密閉可能にしている。そして第2容器65の上部には実施例1に係る凹所11及び突刺部13と同様の凹所79及び突刺部81が一体形成されている。
実施例3に係る二物質混合容器61は、第1容器63の第1鍔部67に係合部を設けた点において実施例2と相違し、第1容器63と第2容器65とを一体的に連結して固定する際に、第2容器65の第2鍔部75を第1容器63のフランジ69内に挿嵌して突部71に係合して固定する点においてのみ実施例2と相違するものであり、他の構成及び作用については、実施例1及び2とほぼ同様であるため、図に実施例2に示す符号を付して詳細な説明を省略する。
また、上記説明は、第1容器63の上部開口を上密閉シート73により、また第2容器65の下部開口を下密閉シート77によりそれぞれ密閉するものとしたが、第1容器63及び第2容器65の内、一方の容器、望ましくは鍔部にフランジが設けられていない第2容器65の下部開口のみを密閉シートで密閉する構成であってもよい。
図11及び図12において、実施例4に係る二物質混合容器91は、実施例1と同様の第1容器93及び第2容器95を一体に固定した構造で、第1容器93の上部開口周縁に一体形成された第1鍔部97の上面には、実施例1の密閉シート15と同様の上密閉シート99が融着されて上部開口を密閉可能にしている。
また、第2容器95の下部開口周縁に一体形成された第2鍔部101の下面には実施例1の密閉シート15と同様の下密閉シート103が融着され、その下部開口を密閉可能にしている。該第2容器95の他の構成は、実施例2と同様であるため、図に実施例2に示す符号を付して詳細な説明を省略する。
そして第1及び第2容器93・95は、第1及び第2鍔部97・101相互を重ね合せた状態で、熱可塑性接着剤、粘着テープ、粘着ラベル、熱収縮性フィルム等の固定手段105により両者を連結して一体化することにより二物質混合容器91を構成している。図11及び図12は、固定手段105として熱収縮性フィルムを使用した場合を示す。
固定手段105を熱可塑性接着剤とする場合には、上密閉シート99及び下密閉シート103の少なくともいずれか一方の面に熱可塑性接着剤を所定の厚さで予め塗布しておき、第1及び第2容器93・95相互を重ね合わせた状態で加熱して熱可塑性接着剤を溶融硬化させることにより固定して一体化する。また、固定手段105を粘着テープ又は粘着ラベルとする場合には、相互が重ね合された第1及び第2容器93・95の第1及び第2鍔部97・101の周囲に粘着テープ又は粘着ラベルを囲巻して粘着することにより固定して一体化する。更に、固定手段105を熱収縮性フィルムとする場合には、相互が重ね合された第1及び第2容器93・95の少なくとも第1及び第2鍔部97・101の周囲に熱収縮性フィルムを囲巻したり、第1及び第2容器93・95に対して帯状の熱収縮性フィルムを巻き付けたり、第1及び第2容器93・95のほぼ全体を覆うように熱収縮性フィルムを取付けた後に、該フィルムを加熱収縮させて第1及び第2容器93・95を強固に固定して一体化させる。
尚、二物質混合容器91による第1及び第2物質を一体に収容保管する作用及びこれら第1及び第2物質を混合する作用については、実施例1及び2と同様であるため、図に実施例2と同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
また、上記説明は、第1容器93の上部開口を上密閉シート99により、また第2容器95の下部開口を下密閉シート103によりそれぞれ密閉するものとしたが、第1容器93及び第2容器95の内、一方の容器の開口のみを密閉シートで密閉する構成であってもよい。
上記した実施例1の説明においては、第1物質を脱脂綿21、第2物質を消毒用のアルコール23とし、これらを分離した状態で一体に保管すると共に使用時には第2容器7の上部を内側へ屈曲変形させることにより密閉シート15を破断して脱脂綿21にアルコール23を含浸させて消毒用アルコール綿とする場合を例に説明したが、本発明においては、第1容器に収容される第1物質及び第2容器に収容される第2物質は、上記例に限定されるものではなく、使用する用途に応じて適宜選択されるものである。例えば食材と調味料、調味料と調味料、例えば二液硬化型接着剤にあっては主剤と硬化剤、発泡樹脂にあっては主剤と発泡剤等のように、固形物、液体(粘性液体を含む。)、粒状物、粉体物等のいずれであってもよいことは勿論である。
二物質混合容器の全体斜視図である。 図1の中央縦断面図である。 第2容器の内部を示す斜視図である。 第2容器内に第2物質を密封した状態を示す説明図である・ 密閉シートの破断状態を示す説明図である。 第1容器から第2容器を切り離す状態を示す説明図である。 実施例2に係る二物質混合容器の分解斜視図である。 図7の中央縦断面図である。 実施例3に係る二物質混合容器の分解斜視図である。 図9の中央縦断面図である。 実施例4に係る二物質混合容器の分解斜視図である。 図11の中央縦断面図である。
符号の説明
1 二物質混合容器
3 第1容器
5 第1鍔部
7 第2容器
9 第2鍔部
11 凹所
13 突刺部
15 密閉シート
17 熱可塑性樹脂層
19 熱可塑性接着層
21 第1物質としての脱脂綿
23 第2物質としての消毒用アルコール

Claims (7)

  1. 開口部周縁に第1鍔部が一体形成され、第1物質を収容する第1容器と、
    開口部周縁に、第1鍔部にほぼ一致して第2鍔部が一体形成され、内側へ屈曲変形可能で、内部に突刺部を有し、第2物質を収容する第2容器と、
    一方の面に熱可塑性樹脂層が設けられ、該熱可塑性樹脂層に相対する第1及び第2容器のいずれかの鍔部に対して溶融する熱可塑性樹脂層により融着し、該容器の開口部を密閉する密閉シートと、密閉シートが取付けられていない他方の容器の鍔部に設けられ、一方の容器に対して他方の容器を、密閉シートを介して密着させる熱可塑性樹脂接着層と、
    を備え、第2容器の上面部を内側へ屈曲変形させることにより第1容器側へ移動する突刺部により密閉シートを破断して第2容器内の第2物質を第1容器内に混入して第1物質と混合可能にする二物質混合容器。
  2. 開口部周縁に第1鍔部が一体形成され、第1物質を収容する第1容器と、
    開口部周縁に、第1鍔部にほぼ一致する第2鍔部及び第2鍔部の外周縁にて第1鍔部に挿嵌して係合する係合部が一体形成され、上部が内側へ屈曲変形可能で、内部に突刺部を有し、第2物質を収容する第2容器と、
    一方の面に熱可塑性樹脂層が設けられ、該熱可塑性樹脂層に相対する第1及び第2容器の少なくともいずれか一方の鍔部に対し、溶融した熱可塑性樹脂層によりそれぞれ融着して各容器の開口部を密閉する密閉シートと、
    を備え、第1容器の鍔部に対して第2容器の係合部を挿嵌して係合させることにより両容器を一体化可能にすると共に第2容器を内側へ屈曲変形して第1容器側へ移動する突刺部により密閉シートを破断して第2容器内の第2物質を第1容器内に混入して第1物質と混合可能にする二物質混合容器。
  3. 開口部周縁に第1鍔部及び該第1鍔部の外周縁に係合部が一体形成され、第1物質を収容する第1容器と、
    開口部周縁に、第1鍔部にほぼ一致する第2鍔部が一体形成され、上部が内側へ屈曲変形可能で、内部に突刺部を有し、第2物質を収容する第2容器と、
    一方の面に熱可塑性樹脂層が設けられ、該熱可塑性樹脂層に相対する第1及び第2容器少なくともいずれか一方の鍔部に対し、溶融した熱可塑性樹脂層によりそれぞれ融着して容器の開口部をそれぞれ密閉する密閉シートと、
    を備え、第1容器の係合部を第2容器の第2鍔部に挿嵌して係合させることにより両容器を一体化可能にすると共に第2容器を内側へ屈曲変形して第1容器側へ移動する突刺部により密閉シートを破断して第2容器内の第2物質を第1容器内に混入して第1物質と混合可能にする二物質混合容器。
  4. 開口部周縁に第1鍔部が一体形成され、第1物質を収容する第1容器と、
    開口部周縁に、第1鍔部にほぼ一致する第2鍔部が一体形成され、上部が内側へ屈曲変形可能で、内部に突刺部を有し、第2物質を収容する第2容器と、
    一方の面に熱可塑性樹脂層が設けられ、該熱可塑性樹脂層に相対する第1及び第2容器の各鍔部に対し、溶融した熱可塑性樹脂層によりそれぞれ融着して各容器の開口部をそれぞれ密閉する第1及び第2密閉シートと、
    第1容器の第1鍔部上に第2容器の第2鍔部を重ね合せた状態で、少なくとも第1及び第2鍔部を一体に固定する固定部材と、
    を備え、第2容器を内側へ屈曲変形して第1容器側へ移動する突刺部により第1及び第2密閉シートを破断して第2容器内の第2物質を第1容器内に混入して第1物質と混合可能にする二物質混合容器。
  5. 請求項4の固定部材は、熱可塑性接着剤、粘着材、熱収縮性フィルムのいずれかとした二物質混合容器。
  6. 請求項1乃至4の第2容器は、上部に凹所を形成すると共に該凹所内面に先端鋭利な突刺部を設け、凹所により上部を内側へ屈曲変形させることにより移動する突刺部により第1及び第2密閉シートを破断可能にする二物質混合容器。
  7. 請求項1乃至4において、第1及び第2物質は、固体、液体、粉体のいずれか、またはこれらの組合せとした二物質混合容器。
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