JP2006305668A - コレットチャック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ワーク外径部のチャッキングとワーク内径部のチャッキングを一つの装置で実現する。
【解決手段】 円筒内面7Aを有しその円筒内面の外側がテーパ面7Bとされた円錐体とされ、その円錐体の軸方向にすり割りが形成されてなる第1チャッキング部材2と、第1チャッキング部材のテーパ面7Bに摺接する同一傾斜角度の摺接テーパ面9Aを内側に有すると共に円環状の外周面9Bを備える円筒体とされ、その円筒体の軸方向にすり割りが形成されてなる第2チャ第2チャッキング部材3と、第1及び第2チャッキング部材の何れか一方を相対的に軸方向へ移動させるスライド手段5とを備える。そして、第1及び第2チャッキング部材の相対移動により、第1チャッキング部材の円錐体部7が縮径して該第1チャッキング部材の中心部に挿入されたピニオンギヤ1の外径部1Aを前記円筒内面7Aで把持してピニオンギヤ1をチャッキングする外径把持を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ワークをチャッキングするコレットチャック装置に関し、詳細には、ワークの外径部を把持してチャッキングする外径把持とワークの内径部を把持してチャッキングする内径把持とを、一つの装置で実現可能とするコレットチャック装置に関する。
例えば、研削盤などのような工作機械では、ワークの外径部をクランプして当該ワークをチャッキングするコレットチャック装置が使用されている(例えば、特許文献1など参照)。
かかるコレットチャック装置は、コレットチャック装置全体を交換することなく、基準キー、コレット及びコレットスリーブのみを交換することで、異なる外径寸法とされた数種類のワークをクランプ可能としている。
特開平6−312306号公報(第2頁及び第3頁、図1及び図2参照)
しかしながら、特許文献1に記載のコレットチャック装置は、径の異なるワークの外径部の把持を目的としたチャッキング装置であるから、ギヤなどのような内径部を把持してチャッキングするワークに対しては、当然のことながらチャッキングすることはできない。
そこで、本発明は、ワーク外径部のチャッキングとワーク内径部のチャッキングを一つの装置で実現することのできるコレットチャック装置を提供することを目的とする。
本発明に係るコレットチャック装置は、ワークの外径部または内径部を把持してワークをチャッキングする装置である。かかるコレットチャック装置は、円筒内面を有しその円筒内面の外側がテーパ面とされた円錐体とされ、その円錐体の軸方向にすり割りが形成されてなる第1チャッキング部材と、この第1チャッキング部材の外側に設けられ、該第1チャッキング部材のテーパ面に摺接する同一傾斜角度の摺接テーパ面を内側に有すると共に円環状の外周面を備える円筒体とされ、その円筒体の軸方向にすり割りが形成されてなる第2チャッキング部材と、前記第1チャッキング部材と前記第2チャッキング部材の何れか一方を相対的に軸方向へ移動させる手段とを備える。
また、このコレットチャック装置では、第1チャッキング部材と第2チャッキング部材の相対移動により、前記第1チャッキング部材の円錐体が縮径して該第1チャッキング部材の中心部に挿入されたワークの外径部を前記円筒内面で把持してワークをチャッキングする外径把持と、前記第2チャッキング部材の円筒体が拡径して該第2チャッキング部材の外側に挿入されたワークの内径部を前記円筒体の外周面で把持してワークをチャッキングする内径把持とが行われる。
本発明のコレットチャック装置によれば、第1チャッキング部材と第2チャッキング部材を相対移動させることで、第1チャッキング部材の円錐体を縮径させて該第1チャッキング部材の中心部に挿入されたワークの外径部を円筒内面で把持してワークをチャッキングする外径把持と、第2チャッキング部材の円筒体が拡径して該第2チャッキング部材の外側に挿入されたワークの内径部を円筒体の外周面で把持してワークをチャッキングする内径把持とを行うことができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
「第1の実施の形態」
第1の実施の形態のコレットチャック装置は、ワークの外径部を把持してチャッキングする外径把持での使用形態例である。本実施の形態では、ワークの一例としてピニオンギヤを使用し、このピニオンギヤをチャッキングするものとする。
図1はワークの外径部を把持する外径把持での使用形態を示し、チャッキング前の状態を示すコレットチャック装置の断面図、図2はワークの外径部を把持する外径把持での使用形態を示し、チャッキング後の状態を示すコレットチャック装置の断面図である。
コレットチャック装置は、図1に示すように、ピニオンギヤ1の外径部1A(軸部)を把持する第1チャッキング部材2と、この第1チャッキング部材2の外側に設けられる第2チャッキング部材3と、ピニオンギヤ1の外径部1Aを挿入させてその上端にピニオンギヤ1を載置させると共に第2チャッキング部材3のスライドをガイドするスライド位置規制部材4と、第2チャッキング部材3を第1チャッキング部材2に対して下方へスライドさせるスライド手段5と、スライド位置規制部材4の径方向への移動を阻止する位置ずれ防止部材6とを備える。
第1チャッキング部材2は、挿入されるピニオンギヤ1の外径部1Aを把持する円筒内面7Aを有し、その円筒内面7Aの外側がテーパ面7Bとされた円錐体をなす円錐体部7と、その円錐体部7の下端側の薄肉円筒体部8とからなる。
第1チャッキング部材2は、後述する位置ずれ防止部材6の下端である底部6Aに対してその薄肉円筒体部8の下端側を一体化させている。つまり、第1チャッキング部材2と位置ずれ防止部材6とは、同一材料によって一体的に形成されている。これら第1チャッキング部材2と位置ずれ防止部材6は、例えば耐摩耗性に優れる鋼材を旋盤などで一体的に形成されている。
そして、この第1チャッキング部材2には、その先端側の円錐体部7から薄肉円筒体部8にかけて軸方向に複数のスリット(図示は省略する)が入れられることによりすり割りが形成されている。そのため、円錐体部7は、後述する第2チャッキング部材3のスライド操作に応じて、その外径寸法が縮径(外径が小さく)または拡径(外径が大きく)する。特に、円錐体部7の下端側に設けられる薄肉円筒体部8は、その厚みが薄いため、第2チャッキング部材3からの押圧力で容易に弾性変位し、その先端側の円錐体部7の外径寸法を可変させ易くしている。
第2チャッキング部材3は、第1チャッキング部材2のテーパ面7Bに摺接する同一傾斜角度の摺接テーパ面9Aを内側に有すると共に円環状の外周面9Bを備える円筒体をなす厚肉円筒体部(コレット)9と、その厚肉円筒体部9の下端側に一体化される薄肉円筒体部10とからなる。
この第2チャッキング部材3は、第1チャッキング部材2と同様、例えば耐摩耗性に優れる鋼材を旋盤などで一体的に形成されている。また、この第2チャッキング部材3は、第1チャッキング部材2をその内部に収容する形で第1チャッキング部材2の外側に設けられている。
そして、第2チャッキング部材3には、その先端側の厚肉円筒体部9から薄肉円筒体部10にかけて軸方向に複数のスリットが入れられることによりすり割が形成されている。そのため、厚肉円筒体部9は、第1チャッキング部材2のテーパ面7Bに対して摺接テーパ面9Aを摺接スライドさせることで、その外径寸法が縮径または拡径する。特に、厚肉円筒体部9の下端側に設けられる薄肉円筒体部10は、その厚みが薄いため、容易に弾性変位し、その先端側の厚肉円筒体部9の外径寸法を可変させ易くしている。
前記位置ずれ防止部材6は、第1チャッキング部材2及び第2チャッキング部材3をその内部に収容する形で取り囲むように形成された有底の円筒体として形成されている。この位置ずれ防止部材6の底部6Aは、コレットチャック装置の基盤11に位置決め固定されている。かかる位置ずれ防止部材6の先端側における外周面6Bは、後述するスライド位置規制部材4の径方向への移動を阻止する機能をする位置ずれ防止面とされている。
スライド位置規制部材4は、ピニオンギヤ1の軸部を挿入させてガイドする第1ガイド部4Aと、この第1ガイド部4Aから下方に向かって末広がりとされる、第2チャッキング部材3のスライドをガイドする第2ガイド部4Bとを有した、いわゆる漏斗形状とされている。
第1ガイド部4Aは、その内部にピニオンギヤ1の軸部を遊嵌状態で挿入させる円筒体として形成され、その円筒体の上端面12に該ピニオンギヤ1のギヤ部1Bを載置させるようになっている。
第2ガイド部4Bは、第1チャッキング部材2の円錐体部7と第2チャッキング部材3の厚肉円筒体部9を内部に嵌合収容する大径の円筒体として形成され、その厚肉円筒体部9の外周面9Bと摺接する円環状のガイド基準面13を有している。また、この第2ガイド部4Bには、前記した位置ずれ防止部材6の円筒部を嵌合させて、当該スライド位置規制部材4を径方向に移動不可能とするための位置ずれ防止部14が形成されている。
なお、スライド位置規制部材4は、位置ずれ防止部材6の円筒部に対して図示を省略するボルトで固定される。
スライド手段5は、基盤11に設けられた略T字形状をなすドローバー15と、このドローバー15と第2チャッキング部材3とを連結するための連結部材16とからなる。ドローバー15は、図示を省略する駆動手段によって上下動され、連結部材16で連結させた第2チャッキング部材3を上方に押し上げ、または、下方へと引き下げるようになされている。
以上のようにして構成されたコレットチャック装置を使用してピニオンギヤ1の軸部である外径部1Aをチャッキングする方法について説明する。
先ず、図1に示すように、スライド位置規制部材4を位置ずれ防止部材6に取り付ける。すなわち、位置ずれ防止部材6の円筒部先端に、第2ガイド部4Bに形成した位置ずれ防止部14を嵌合させる。これによって、スライド位置規制部材4は、位置ずれ防止部材6の円筒部先端の外周面6Bにガイドされてギヤ部1Bを加工するときの加工圧力によって径方向に振れないように移動不可能とされる。したがって、切削加工時において、ギヤ部1Bの加工精度を高めることができる。
次に、ピニオンギヤ1の軸部をスライド位置規制部材4の第1ガイド部4Aの中心孔に挿入し、ギヤ部1Bをこの第1ガイド部4Aの上端面12に載置させる。すると、ピニオンギヤ1は、スライド位置規制部材4に保持されると共に、第1チャッキング部材2の円錐体部7の中心孔部に挿入される。
次に、ドローバー15を下方へ引き下げる。すると、図2に示すように、連結部材16で連結された第2チャッキング部材3が下方へ引き下げられる。このとき、第2チャッキング部材3の厚肉円筒体部9は、スライド位置規制部材4の第2ガイド部4Bに形成された外径を拘束するガイド基準面13をガイドとして、その摺接テーパ面9Aを第1チャッキング部材2の円錐体部7に形成されたテーパ面7Bに沿ってスライドせしめられる。
その結果、厚肉円筒体部9に押されて円錐体部7が縮径し、その押圧力で、前記ピニオンギヤ1の外径部1Aがチャッキングされる。第2チャッキング部材3を引き下げるときに、第2ガイド部4Bには厚肉円筒体部9から外側へ向かう力が作用するが、位置ずれ防止部材6の円筒部先端に前記位置ずれ防止部14が嵌合しているため、当該スライド位置規制部材4が径方向に振れるのを防止できる。そのため、ギヤ部1Bに対して高精度に切削加工などを行うことができる。
「第2の実施の形態」
第2の実施の形態のコレットチャック装置は、ワークの内径部を把持してチャッキングする内径把持での使用形態例である。本実施の形態では、ワークの一例としてリングギヤを使用し、このリングギヤをチャッキングするものとする。なお、第2の実施の形態では、第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明するものとし、また、第1の実施の形態と同一構成部分には同一の符号を付し、その構成部品に関しては説明を省略するものとする。
図3はワークの内径部を把持する内径把持での使用形態を示し、チャッキング前の状態を示すコレットチャック装置の断面図、図4はワークの内径部を把持する内径把持での使用形態を示し、チャッキング後の状態を示すコレットチャック装置の断面図である。
第2の実施の形態のコレットチャック装置では、リングギヤ17の内径部17Aを第2チャッキング部材3の厚肉円筒体部9で把持してチャッキングするため、第1の実施の形態で使用したスライド位置規制部材4に代えて第1チャッキング部材2の中心部に挿入固定される円筒形状の位置規制部材18を、前記した位置ずれ防止部材6の底部中央に形成した環状凹部19に嵌合させてボルト20にて固定する。
位置規制部材18は、先端部に鍔部21を有しており、この鍔部21で第1チャッキング部材2の円錐体部7の上端面を上から押さえ付けるようになっている。また、この位置規制部材18の外周面18Aは、円錐体部7がそれ以上縮径しないようにするためのガイド基準面となっている。
なお、位置ずれ防止部材6は、第1の実施の形態ではスライド位置規制部材4をその先端に取り付け固定させると共にスライド位置規制部材4の径方向への振れを防止する役目に使用したが、第2の実施の形態では、その円筒状の上端面にリングギヤ17を載置させるワーク載置部材として機能する。
このように構成されたコレットチャック装置を使用してリングギヤ17の内径部17Aをチャッキングする方法について説明する。
先ず、図3に示すように、位置規制部材18を位置ずれ防止部材6の底部中心に形成した円環状の嵌合凹部19に嵌合させボルト20にて固定させる。すると、この位置規制部材18の鍔部21の下端が第1チャッキング部材2の円錐体部7の上端面に当接する。
次に、リングギヤ17を位置ずれ防止部材6の円筒部上面に載置させる。すると、このリングギヤ17の中心孔に臨む第2チャッキング部材3の厚肉円筒体部9が、当該リングギヤ17の内径部17Aと対応する位置に配置される。
そして、ドローバー15を下方へ引き下げる。すると、図4に示すように、連結部材16で連結された第2チャッキング部材3は下方へ引き下げられる。このとき、第2チャッキング部材3の厚肉円筒体部9は、位置規制部材18によって内径を拘束された第1チャッキング部材2の円錐体部7に形成されたテーパ面7Bに沿ってその摺接テーパ面9Aが摺接しスライドせしめられる。その結果、厚肉円筒体部9の外径寸法が拡径され、その拡径される厚肉円筒体部9の外側へ広がる押圧力で、リングギヤ17の内径部17Aがチャッキングされる。
「コレットチャック装置による作用・効果」
第1及び第2の実施の形態のコレットチャック装置によれば、いわゆるくさび形状とした第1チャッキング部材2と第2チャッキング部材3の軸方向への相対移動によって、これら何れかのチャッキング部材2、3の外径を拡径または縮径させることでピニオンギヤ1の外径部1Aを把持してチャッキングする外径把持と、リングギヤ17の内径部17Aを把持してチャッキングする内径把持とを、スライド位置規制部材4及び位置規制部材18の部品を取り替える作業だけで、一台のコレットチャック装置で行うことができる。したがって、チャッキングするワークに応じて外径把持専用のコレットチャック装置と内径把持専用のコレットチャック装置を使用する必要が無くなり、装置コストの大幅な低減並びに作業工数を削減することができる。
また、外径把持をする場合に使用するスライド位置規制部材4は、第2チャッキング部材3の外側に設けられた位置ずれ防止部材6の先端部に嵌合して径方向への移動が不可能とされるため、ピニオンギヤ1を切削加工する際の加工圧力に対して強くなり、第1チャッキング部材2でピニオンギヤ1を確実にチャッキングすることができる。その結果、ピニオンギヤ1を高精度に加工することが可能となる。
また、内径把持をする場合に使用する位置規制部材18は、位置ずれ防止部材6の底部中央に形成された嵌合凹部19にその下端部を挿入嵌合させて径方向に移動不可能とされているので、リングギヤ17を切削加工する際の加工圧力に対して強くなり、第2チャッキング部材3でリングギヤ17を確実にチャッキングすることができ、当該リングギヤ17を高精度に加工することが可能となる。
以上、本発明を適用した具体的な実施の形態について説明したが、上述の実施の形態は本発明の一例であり、この実施の形態に制限されることはない。
前記した第1及び第2の実施の形態では、第2チャッキング部材3をドローバー15で引き下げるようにしたが、第1チャッキング部材2と第2チャッキング部材3を相対的に軸方向に移動させることで、これら第1チャッキング部材2または第2チャッキング部材3を拡径または縮径させることでワークの外径部または内径部を把持してチャッキングするようにしてもよい。
ワークの外径部を把持する外径把持での使用形態を示し、チャッキング前の状態を示すコレットチャック装置の断面図である。 ワークの外径部を把持する外径把持での使用形態を示し、チャッキング後の状態を示すコレットチャック装置の断面図である。 ワークの内径部を把持する内径把持での使用形態を示し、チャッキング前の状態を示すコレットチャック装置の断面図である。 ワークの内径部を把持する内径把持での使用形態を示し、チャッキング後の状態を示すコレットチャック装置の断面図である。
符号の説明
1…ピニオンギヤ
1A…ピニオンギヤの外径部(軸部)
2…第1チャッキング部材
3…第2チャッキング部材
4…スライド位置規制部材
5…スライド手段
6…位置ずれ防止部材(ワーク載置部材)
7…円錐体部
7A…円筒内面
7B…テーパ面
9…厚肉円筒体部
9A…摺接テーパ面
9B…外周面
11…基盤
12…上端面
14…位置ずれ防止部
15…ドローバー(スライド手段)
16…連結部材(スライド手段)
17…リングギヤ
17A…リングギヤの内径部
18…位置規制部材
19…嵌合凹部
20…バンパー

Claims (5)

  1. ワークの外径部または内径部を把持してワークをチャッキングするコレットチャック装置において、
    円筒内面を有しその円筒内面の外側がテーパ面とされた円錐体とされ、その円錐体の軸方向にすり割りが形成されてなる第1チャッキング部材と、
    前記第1チャッキング部材の外側に設けられ、該第1チャッキング部材のテーパ面に摺接する同一傾斜角度の摺接テーパ面を内側に有すると共に円環状の外周面を備える円筒体とされ、その円筒体の軸方向にすり割りが形成されてなる第2チャッキング部材と、
    前記第1チャッキング部材と前記第2チャッキング部材の何れか一方を相対的に軸方向へ移動させる手段とを備え、
    前記第1チャッキング部材と前記第2チャッキング部材の相対移動により、前記第1チャッキング部材の円錐体が縮径して該第1チャッキング部材の中心部に挿入されたワークの外径部を前記円筒内面で把持してワークをチャッキングする外径把持と、前記第2チャッキング部材の円筒体が拡径して該第2チャッキング部材の外側に挿入されたワークの内径部を前記円筒体の外周面で把持してワークをチャッキングする内径把持とが行われる
    ことを特徴とするコレットチャック装置。
  2. 挿入されたワークの外径部を把持する円筒内面を有し、その円筒内面の外側がテーパ面とされた円錐体とされ、その円錐体の軸方向にすり割りが形成されてなる第1チャッキング部材と、
    前記第1チャッキング部材の外側に設けられ、該第1チャッキング部材のテーパ面に摺接する同一傾斜角度の摺接テーパ面を内側に有すると共に円環状の外周面を備える円筒体とされ、その円筒体の軸方向にすり割りが形成されてなる第2チャッキング部材と、
    前記ワークの軸部を挿入させてその上端にワークを載置させると共に、前記第2チャッキング部材の円筒体を内部に嵌合収容し該円筒体の外周面と摺接するガイド基準面を有したスライド位置規制部材と、
    前記第2チャッキング部材を前記第1チャッキング部材に対して軸方向にスライドさせることにより、該第1チャッキング部材のテーパ面と該第2チャッキング部材の摺接テーパ面との摺接によって前記円錐体を縮径させ、前記ワークの外径部をこの円錐体で把持しチャッキングするスライド手段とを備えた
    ことを特徴とするコレットチャック装置。
  3. 請求項2に記載のコレットチャック装置であって、
    前記スライド位置規制部材は、前記第2チャッキング部材の外側に設けられた位置ずれ防止部材に嵌合して径方向に移動不可能とされる
    ことを特徴とするコレットチャック装置。
  4. 円筒内面を有し、その円筒内面の外側がテーパ面とされた円錐体とされ、その円錐体の軸方向にすり割りが形成されてなる第1チャッキング部材と、
    前記第1チャッキング部材の外側に設けられ、該第1チャッキング部材のテーパ面に摺接する同一傾斜角度の摺接テーパ面を内側に有すると共に円環状の外周面を備える円筒体とされ、その円筒体の軸方向にすり割りが形成されてなる第2チャッキング部材と、
    前記第2チャッキング部材の外側に設けられ、上端面にワークを載置させるワーク載置部材と、
    前記第1チャッキング部材の中心部に挿入され、前記円筒内面と接触するガイド基準面を有した円筒状の位置規制部材と、
    前記第2チャッキング部材を前記第1チャッキング部材に対して軸方向にスライドさせることにより、該第1チャッキング部材のテーパ面と該第2チャッキング部材の摺接テーパ面との摺接によって前記円筒体を拡径させ、前記ワークの内径部をこの円筒体で把持しチャッキングするスライド手段とを備えた
    ことを特徴とするコレットチャック装置。
  5. 請求項4に記載のコレットチャック装置であって、
    前記位置規制部材は、前記ワーク載置部材に形成された嵌合凹部にその下端部を挿入嵌合させて径方向に移動不可能とされる
    ことを特徴とするコレットチャック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102454471B1 (ko) * 2021-10-20 2022-10-14 베스트모션 주식회사 외경 및 내경용 콜렛 척

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