JP2006305350A - 両側で引出すことのできる自立型ボックスのための引出し - Google Patents

両側で引出すことのできる自立型ボックスのための引出し Download PDF

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Abstract

【課題】両側から引出し可能な引出し装置において、収納物の重量に関係なく、大して力を費やさずに、全部を引出すことが出来るようにする。
【解決手段】ボックス1の両端部域にそれぞれ第一の覆い3、第二の覆い4を付る。それぞれの覆いに付けられた取外し可能なロック装置により、引出し2をボックス1から引出す際に覆いが引出される側の正面側端部域にロックでき、反対側で開口部を塞ぎボックス1にロックする。ロック装置は、各覆い3、4に取付けられた保持エレメント14と、これに垂直方向に摺動可能なロックエレメントからなる。 第1のカム8が引出し2に取付けら、第2のカム9がボックスに取付けらる。引出し2を引出すとロックエレメントが第2のカム9によって制御され第1のカム8のロック部域の中に達し、引出し2を対応する覆い3ないしは4から引離すとロックエレメントが第1のカム8によって制御され第2のカム9のロック部域の中に達する。
【選択図】図2

Description

本発明は、両側でリニアガイドに沿って引出し方向に引出すことのできる自立型ボックスのための引出しで、正面側の端部域にそれぞれ覆いを付けていて、この覆いに備え付けられた取外し可能なロック装置により、引出しをボックスから引出す際に覆いが一方の側で引出しの引出される側の正面側端部域にロックでき、反対側で開口部をふさぐためにボックスにロックできるようになっている自立型ボックスのための引出しに関するものである。
特に、例えば台所設備において間仕切り用家具として使用される自立型フロアキャビネットの場合、このボックスに嵌め込まれた引出しが両側で引出しでき、それで両側から接近できる必要がある。その場合、美観上の要求を満たし得るようにするため、両側で引出すことのできる引出しの両側に覆いを設けることが必要である。ここで、両側に覆いを付けた引出しの機能は、引出しの引出しされた側の覆いが引出しと共にロックされる一方、反対側の覆いが、引出しが引出されたことによって生じたボックス開口部をふさぐためにボックスと共にロックされるように設計されていなければならない。
解決策としては、両側で引出しできる引出しが引出され始めると直ぐに高さ位置を変え、この高さ位置変化により、相応の覆いロック機構が作動させられるような作りにすることが知られている。これはしかし、特に引出しの中に収納された物の重さが比較的大きいとき、この引出しの引出す動作が困難を伴うという欠点を持つ。更に、この方式は、引出しを単純に引出す場合にしか可能でなく、全部引出す場合には不可能である。
よって、本発明の課題は、収納物の重さに関係なく、大して力を費やすことなく両側で引出すことができ、加えて、全部引出すこともできる引出しを創作することにある。
この課題は、発明通り、各ロック装置が、覆いに取付けられた、引出し方向に対して横向きに褶動できるロックエレメントを保持する保持部品、引出しに取付けられた第1のカム、及び、ボックスに取付けることのできる第2のカムからなり、引出しを引出すとロックエレメントが第2のカムによって制御されながら第1のカムのロック部域の中に達し、引出しを覆いから引離すとロックエレメントが第1のカムによって制御されながら第2のカムのロック部域の中に達するように、第1のカムと第2のカムが形作られていることによって解決される。
この解決をもってすれば、引出しの中の収納物がどれだけの重さであるかに関係なく、引出しをリニアガイドに沿って両側で引出すときに最適の動きが達成される。
有利な仕方では、両方の覆いのためにそれぞれ2つのロック装置が設けられていて、これらがそれぞれ対応する覆いの側縁部域に配置されている。これにより、これらのロック装置は、引出しとボックス境界の間にある側面スペースの中に収納できる。この中にはリニアガイドも収納されており、これで、覆いにとって最適の保持が達成される。
本発明の更なる有利な形態では、各保持部品が、覆いに締結された1つの締結ピースから作られており、その一方の脚が覆いから引出し方向に突き出ており、これに、互いに間隔をあけた2枚のプレートから作られた保持エレメントが調整可能な形で締結されており、そのプレートのそれぞれに設けられた縦スリットの中に、ピンの形をなすロックエレメントが挿入できるようになっている。これにより、覆いは、ボックスを基準として、一方で引出しの引出し方向において、他方で隣接する正面覆いを基準として覆いの高さ位置と横方向位置に関しても最適の仕方で調整できることになる。加えて、それぞれ縦スリットを付けた2枚のプレートによって作られた保持エレメントの作りが、ロックエレメントとして働くピンにとって最適のガイドを作っている。
保持エレメントの両プレートの縦スリット内部におけるピンのガイドは、ピンの両方の端部域にプレートで支えられるガイド面を設けることによって改良される。
有利な仕方では、第1のカムと第2のカムは、引出しがボックスに押込まれた状態のときに重なり合って両プレートの間に立つように配置されている。省スペースに加えて、こうした配置であることにより、ロックエレメントが最適の形で作動できることにもなる。
有利な仕方では、第1のカムは、覆いに向かって開いたロックエレメントのための軌道カムとして働く第1のスリット状凹部を有し、これが覆いと反対側の部域に向かって下り、その真下に向かって下る端部域がロック部域を作るプレートからなり、第2のカムは、同じく覆いに向かって開いたロックエレメントのための軌道カムとして働く第2のスリット状凹部を有し、これが覆いと反対側の部域に向かって上り、その真上に向かって上る端部域がロック部域を作るプレートからなる。この両方のカムはこれで極めて簡単に製造でき、これにより、ロックエレメントの制御は最適の仕方で可能となる。
本発明の更なる有利な形態では、リニアガイドが引出しの両側に配置されており、各リニアガイドが、引出しに締結された第1のレールと、ボックスに締結できる第2のレールからなり、この両方のレールがガイドエレメントにより互いに縦方向に褶動できるように連結されており、第1のカムが第1のレールに、第2のカムが第2のレールに締結されている。この配置により、このユニットを工場側で製造し、組立てることが可能であり、これにより、現場でボックスに組込むことが容易となる。
有利な仕方では、保持エレメントにストッパが取付けられていて、第2のカムに取付けられた止まりエレメントと協働し、これにより、覆いがボックスの中に入り込む運動は制限される。これにより、ボックスにおける覆いに厳密な位置決めが可能である。
有利な仕方では、引出しは、底板、2つの側壁及び2つの正面壁から作られており、ここで、側壁は、リニアガイドとカムを覆う覆板からなり、覆いは、引出しを引出すときその都度対応する正面側に接している。こうして単純な構造が出来上がり、加えて、ガイドとカムは汚れからも保護されている。
以下、本発明の一実施例を添付図面に則して詳細に説明する。
図1に描かれているのは、例えば、間仕切りに使用されるような、台所設備の自立型フロアキャビネットを構成するボックス1である。その上部域にボックス1は引出し2を具備する。この引出し2は、ボックス1の両側で引出すことができ、この引出し2の引出された状態が実線で描かれ、他方側で引出されたときの引出し2が1点鎖線で描かれている。それぞれの側で引出し2を引出すとき、第1の覆い3は引出し2と共にロックされており、他方、第2の覆い4と共にロックされており、これで、こちらの側で引出しを引出すことによって生じることになる開口部を覆う。
図2から分かる通り、引出し2には両側でそれぞれ1つのリニアガイド5が取付けられている。このリニアガイド5は各々、引出し2に締結された第1のレール6からなる。更に、このリニアガイド5は各々、ボックス1に締結できる第2のレール7を包含する。この両方のレール6及び7は、従来公知の仕方でガイドエレメント、例えば、第1のレール6が第2のレール7を基準として引出し方向にガイドされながら褶動するのを可能にするボールガイドにより互いに連結されている。
第1のレール6の各々にはそれぞれ1つの第1のカム8が締結されている。この第1のカム8は、これで、引出し2をボックス1(図1)から引出すとき、引出し2と共に移動する。第2のレール7の各々には、その端部域でそれぞれ1つの第2のカム9が締結されている。この第2のカム9は、これで、ボックス側で動かないように保持されている。
両方の覆い3及び4にはそれぞれ保持部品10が締結されており、後からなお見る通り、そこでロックエレメントが保持されている。この保持部品10は、同じく後からなお述べる通り、第1のカム8及び第2のカム9と協働するように覆い3及び4に配置されている。
各保持部品10は締結ピース11から作られており、本実施例では、これは、一方の脚12でそれぞれの覆い3ないしは4に締結されたアングル11として形作られている。それぞれの覆い3ないしは4から引出し方向に突き出ている他方の脚13には、保持エレメント14が調整可能な形で締結されている。この保持エレメントについては、後でなお詳細に述べる。
この図解から分かる通り、引出し2は、底板15、2つの正面壁16及び17、及び、覆板18及び19(図1)から作られた2つの側壁からなり、この側壁が、リニアガイド5とカム8及び9を覆う。
図3は、先に述べた通り、引出し2のために多様な作りで配置された通りのロック装置を示す。保持エレメント14は、それぞれ縦スリット22を付けた、互いに間隔をあけた2つのプレート20及び21からなる。縦スリット22は、引出し方向に対して垂直に配置されている。この縦スリット22の中に、ピン24の形をなすロックエレメント23が挿入される。このピン24は、両方の端部域にそれぞれ1つのガイド面25を備えている。ロックエレメント23が縦スリット22に挿入された状態のとき、この両方のガイド面25はプレート20及び21で支えられ、これにより、このロックエレメント23は最適の形でガイドされることになる。このロックエレメント23は、縦スリット22に沿って褶動できるようになっている。
第1のレール6に締結された第1のカム8は、プレート26からなる。プレート26は、ロックエレメント23のための軌道カムとして働く第1のスリット状凹部27を有する。この第1のスリット状凹部27は、覆い3に向かって開いている。覆い3と反対側の部域に向かって、この第1のスリット状凹部は下り、その真下に向かって下る端部域28の中で終わり、これがロック部域を作る。
第2のカム9は、第2のレール7に締結されたプレート29からなり、これが、同じくロックエレメント23のための軌道カムとして働く第2のスリット状凹部30を有する。この第2のスリット状凹部も覆い3に向かって開いており、覆いと反対側の部域に向かって上り、その真上に向かって上る端部域31の中で終わり、これがロック部域を作る。
図4は、リニアガイド5の第1のレール6と第2のレール7を示す断面図である。第1のレール6には第1のカム8が締結され、第2のレール7の方には第2のカム9が締結されている。この両方のカム8及び9は、保持エレメント14のプレート20と21の間に立つように配置されている。この図では、プレート20及び21の縦スリット22に挿入されたロックエレメント23も見られる。ここでは、後でなお述べる通り、ロックエレメント23の外部域が両方のプレート20及び21の縦スリット22の中に通されていて、このロックエレメント23の第1のカム8と第2のカム9がこの縦スリット22の中を垂直に移動できることが分かる。
図5から分かる通り、引出し2が引出されたとき、ロックエレメント23は第1のカム8の垂直部域28にある。これで、保持エレメント14の両方のプレート20及び21は、縦スリット22の下部域にあるロックエレメント23を介してこの第1のカム8に対してロックされている。覆い3は、これでこの引出し2で保持されている。両方のプレート20及び21は、ここで第1のレール6で支えられ、加えて、第1のカム8に取付けられた止まりエレメント32によって保持される。止まりエレメントは、保持エレメント14の凹部と協働し、ここでストッパ33として働く。
覆い3が引出し2を基準としてこの固定位置にあるとき、覆い3は、先に述べた通り、保持エレメント14とアングル11(図2)の間で調節できることにより、ボックス1の正面34に合わせて調整することができる。
図5に示す通り、引出し2をその引出された位置から押込むと、第1のカム8は第2のカムを越えて褶動させられる。これは、両方のカムが並んで立つ形で配置されているからである。ロックエレメント23は、ここで第2のカム9の第2のスリット状凹部30の上り部域に接近する。
図7から分かる通り、引出し2を更にボックス1に押込むと、ロックエレメント23は、第2のカム9の第2のスリット状凹部30の上り部域を通って徐々に保持エレメント14の縦スリット22の中を上っていく。但し、ロックは未だ解除されない。
図8に示す通り、引出し2がボックス1に完全に押込まれた状態のとき、ロックエレメント23は、第2のスリット状凹部30の輪郭に沿って更に上っていく。ここに、ロックエレメント23は、第1のカム8の第1のスリット状凹部27の垂直部域28から到達する。だが、ロックエレメントは同時に、第2のカム9の第2のスリット状凹部30の垂直部域31に到達する。これにより、覆い3は、図8に示す通り、第2のカム9を基準としてボックス1に接する位置で保持される。これで、引出し2はボックスに押込まれた状態に達したことになる。
今、引出し2を他方側で引出すと、すなわち覆い3から離れる方向に引出すと、ロックエレメント23は、制御されながら第1のカム8の第1のスリット状凹部27の上り部域を通って上っていき、第2のカム9の第2のスリット状凹部30の垂直部域31に到達する。これにより、保持エレメント14は、また、これと共に覆い3は、ボックス1を基準として固定位置にある第2のカム9でロックされる。
引出し2を更に覆い3から離れる方向に引出すと、第1のカム8は第2のカム9の部域から出ていき、ロックエレメント23は上位置で第2のカムのスリット状凹部の垂直部域31で立ったままとなり、ばねエレメント35により保持される。ロックエレメント23は、これで第1のカム8の第1のスリット状凹部27から出ていく。覆い3は、これで、ボックス1の引出し開口部をふさぐ位置に保持される。
逆の動作の場合、先に述べたロック操作ステップは逆の順序で行われる。引出しの反対側では同時にロック操作ステップがそれぞれ逆の順序で行われるのである。
この装置をもってすれば、覆いをそれぞれ褶動可能な引出し2ないしはボックス1と共に最適の仕方でロックし、ロック解除することができる。引出しの動き特性が損なわれることはない。
有利な、知られている仕方で、この引出しに緩衝エレメント及び引入れ補助具を取付けることができる。それぞれ勝手違いで二重に作られるこのエレメントをもってすれば、引出しを閉めたときに端位置緩衝が行われ、同時に引出しは正しい引込み位置におさめられる。これにより、強く閉めたときに引出しが走り抜けて他方側から飛び出ることは回避される。
両側で引出すことのできる引出しを嵌め込んだボックスの立体図である。 覆いロック装置を備えた、両側で引出すことのできる引出しの構造を示す立体図である。 図2に示したロック装置の拡大立体図である。 カムを隣接配置した縦ガイドの断面図である。 引出しが引出され、覆いがその引出しにロックされた状態におけるロック装置を示す概略図である。 押込まれる状態に向かって褶動するときの引出しのロック装置を示す図である。 押込まれる状態に向かって褶動するときの引出しのロック装置を示す図である。 引出しが完全にボックスの中に入り込んだ状態にあるときのロック装置を示す図である。 引出しがボックスの他方側で引出され、覆いが第2のカムでロックされた状態にあるときのロック装置を示す図である。 引出しが、図9に示した状態と比べて更に引出された状態にあるときのロック装置を示す図である。 引出しが更に引出された状態にあるときのロック装置を示す図である。
符号の説明
1 ボックス
2 引出し
3 第1の覆い
4 第2の覆い
5 リニアガイド
6 第1のレール
7 第2のレール
8 第1のカム
9 第2のカム
10 保持部品
11 アングル
14 保持エレメント
22 縦スリット
23 ロックエレメント
24 ピン
27 第1のスリット状凹部
30 第2のスリット状凹部

Claims (10)

  1. 両側でリニアガイド(5)に沿って引出すことのできる自立型ボックス(1)のための引出し(2)で、正面側の端部域にそれぞれ覆い(3、4)を付けていて、前記覆い(3、4)に備え付けられた取外し可能なロック装置により、引出し(2)をボックス(1)から引出す際に前記覆いが一方の側で引出しの引出される側の正面側端部域にロックでき、反対側で開口部をふさぐために前記ボックス(1)にロックできるようになっている引出しであって、各ロック装置が、前記覆い(3、4)に取付けられた、引出し方向に対して横向きに褶動できるロックエレメント(23)を保持する保持部品(10)、引出し(2)に取付けられた第1のカム(8)、及び、ボックス(1)に取付けることのできる第2のカム(9)からなり、前記第1のカム(8)と第2のカム(9)は、引出し(2)を引出すとロックエレメント(23)が第2のカム(9)によって制御されながら第1のカム(8)のロック部域の中に達し、引出し(2)を前記覆い(3、4)から引離すと前記ロックエレメント(23)が第1のカム(8)によって制御されながら第2のカム(9)のロック部域の中に達するように形作られていることを特徴とする引出し。
  2. 前記両方の覆い(3、4)のためにそれぞれ2つのロック装置が設けられており、これらがそれぞれ対応する前記覆い(3、4)の側縁部域に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の引出し。
  3. 前記保持部品(10)が各々、前記覆い(3、4)に締結された1つの締結ピース(11)から作られており、その一方の脚(13)が前記覆い(3、4)から引出し方向に突き出ており、これに、互いに間隔をあけた2枚のプレート(20、21)から作られた保持エレメント(14)が調整可能な形で締結されており、前記プレートのそれぞれに設けられた縦スリット(22)の中に、ピン(24)の形をなす前記ロックエレメント(23)が挿入できるようになっていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の引出し。
  4. 前記ピン(24)が両端部域にガイド面(25)を備えており、これが前記プレート(20、21)で支えられていることを特徴とする、請求項3に記載の引出し。
  5. 前記第1のカム(8)と第2のカム(9)は、引出し(2)がボックス(1)に押込まれた状態のときに重なり合って前記両プレート(20、21)の間に立つように配置されていることを特徴とする、請求項3又は4に記載の引出し。
  6. 前記第1のカム(8)は、前記覆い(3、4)に向かって開いたロックエレメント(23)のための軌道カムとして働く第1のスリット状凹部(27)を有し、これが前記覆い(3、4)と反対側の部域に向かって下り、その真下に向かって下る端部域(28)がロック部域を作るプレート(26)からなることを特徴とする、請求項1〜5の1項に記載の引出し。
  7. 前記第2のカム(9)は、前記覆い(3、4)に向かって開いたロックエレメント(23)のための軌道カムとして働く第2のスリット状凹部(30)を有し、これが前記覆い(3、4)と反対側の部域に向かって上り、その真上に向かって上る端部域(31)がロック部域を作るプレート(29)からなることを特徴とする、請求項1〜6の1項に記載の引出し。
  8. リニアガイド(5)が引出し(2)の両側に配置されており、前記リニアガイド(5)が各々、引出し(2)に締結された第1のレール(6)と、ボックス(1)に締結できる第2のレール(7)からなり、この両方のレール(6、7)がガイドエレメントにより互いに縦方向に褶動できるように連結されており、第1のカム(8)が前記第1のレール(6)に、第2のカム(9)が前記第2のレール(7)に締結されていることを特徴とする、請求項1〜7の1項に記載の引出し。
  9. 保持エレメント(14)にストッパ(33)が取付けられていて、前記第1のカム(8)に取付けられた止まりエレメント(32)と協働し、これにより、前記覆い(3、4)がボックス(1)の中に入り込む運動が制限されることを特徴とする、請求項1〜8の1項に記載の引出し。
  10. 引出し(2)が、底板(15)、2つの側壁及び2つの正面壁(16、17)からなり、前記側壁がリニアガイド(5)とカム(8、9)を覆い、引出し(2)を引出すとき、前記覆い(3、4)がそれぞれ対応する正面壁(16、17)に接していることを特徴とする、請求項1〜9の1項に記載の引出し。
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