JP2006304429A - スイッチング電源回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 待機モードにおいて、2次側における少なくとも1つの出力電圧を一定に維持しながら他の出力電圧を低下させることができるスイッチング電源回路を提供する。
【解決手段】 このスイッチング電源回路は、1次側巻線及び複数の2次側巻線を有するトランス20と、駆動信号に従って1次側巻線に電流を流すスイッチング素子30と、第1及び第2の2次側巻線に発生する電圧を整流する第1及び第2の整流回路51、55と、第1の整流回路の出力電圧を検出してフィードバック信号を生成する2次側検出回路60と、第1の整流回路が通常モードにおいては第1の電圧を出力し待機モードにおいては第1の電圧よりも小さい第2の電圧を出力するように駆動信号を設定する1次側制御回路70と、第2の整流回路から出力電圧が供給されていずれのモードにおいても定電圧を出力する定電圧出力回路90とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一般に、インパクトプリンタ等の電子機器において用いられる電源回路に関し、特に、スイッチング動作によって昇圧又は降圧を行うスイッチング電源回路に関する。
近年においては、電子機器の小型軽量化に伴い、小型軽量で効率良く電力を取り出すことのできるスイッチング電源が広く使用されている。特に、インパクトプリンタにおいては、2次側において多種類の電圧出力を取り出すことのできるスイッチング電源が使用されることが多い。
インパクトプリンタの内部には、印字ヘッドを電磁的に駆動するプランジャのほか、パーソナルコンピュータ等との間のデータの送受信やプランジャの駆動制御等を行うための制御回路が含まれている。一般に、プランジャは42V〜24V程度の電圧で動作するが、制御回路は5V乃至3.3V程度の電圧で動作する。このような事情により、インパクトプリンタにおいては、2次側において複数の異なる電圧出力を取り出すことのできるスイッチング電源が用いられる。
ところで、電子機器の省エネルギー化の一環として、インパクトプリンタにおいても待機モードにおける消費電力の削減が求められている。複数の異なる電源電圧を用いるインパクトプリンタにおいては、5V程度の電圧で動作する制御回路系における電力を削減するよりも、高電圧で動作するプランジャ系における電力を削減することが効果的である。しかしながら、待機モードにおいて、プランジャ系の電源電圧を低下させるように、スイッチング電源の1次側においてスイッチング動作を行うスイッチング素子を制御すると、制御回路系の電源電圧も低下してしまうので、制御回路が正常に動作しなくなるという問題があった。
関連する技術として、下記の特許文献1には、画像形成装置の待機時における消費電力を低減することができる画像形成装置用電源が掲載されている。この画像形成装置用電源は、出力電圧を検出する検出回路と、検出された出力電圧を基準電圧と比較する比較回路と、比較回路による比較結果に基づいて出力電圧が一定となるようにPWM制御を行うPWM制御回路と、そのPWM制御回路の出力により駆動されるトランスとを備え、そのトランスの2次側に、定電圧出力される制御用出力、および従属出力される駆動用出力の複数出力を持つ構成にした画像形成装置用電源において、画像形成動作終了後から所定時間が経過したときに、画像形成装置の制御部からの省エネルギー信号に基づき、基準電圧変更手段から出力された基準電圧変更信号により比較回路の制御用出力電圧の基準電圧を変更して、制御用出力電圧および駆動用出力電圧を画像形成動作時の定格出力電圧より低く出力するようにし、復帰時には、画像形成装置の制御部からの省エネルギー信号に基づき、基準電圧変更手段から出力された基準電圧変更信号により比較回路の基準電圧を変更し、制御用出力電圧および駆動用出力電圧として画像形成動作時の定格出力電圧を出力する構成にしたことを特徴とする。
この画像形成装置用電源によれば、画像形成装置の待機時における駆動用出力電圧を画像形成装置の動作時における駆動用出力電圧より低くすることにより、消費電力を低減することができる。しかしながら、この画像形成装置用電源では、画像形成装置の待機時において、駆動用出力電圧を低くするためには制御用出力電圧を低くする必要がある。ここで、画像形成装置の制御回路内の全てのIC、素子等が低い電圧でも動作可能であれば良いが、画像形成装置の制御回路内のいずれかのIC等が低い電圧では動作不能である場合には、画像形成装置が正常に動作できないこととなる。
また、下記の特許文献2には、同じ巻数の二次巻線から任意の出力電圧を取り出すことができる多出力スイッチング電源装置が掲載されている。この多出力スイッチング電源装置は、トランスの一次巻線に入力電圧を断続的に印加する主スイッチング素子と、トランスの二次巻線に誘起される電圧を整流平滑する降圧出力回路とを備え、各々の降圧出力回路から二次巻線の誘起電圧よりも低い出力電圧を個別に取り出す多出力スイッチング電源装置において、二次巻線の誘起電圧よりも高い出力電圧を取り出せる昇圧出力回路を、降圧出力回路の代わりに設けたことを特徴とする。しかしながら、この多出力スイッチング電源装置は、負荷装置の待機時において消費電力を低減することができるものではない。
特開2002−199729号公報(第2、3頁、図1) 特開2005−73402号公報(第2、3頁、図1)
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、待機モードにおいて、2次側における複数の出力電圧の内の少なくとも1つの出力電圧を一定に維持しながら他の出力電圧を低下させることができるスイッチング電源回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るスイッチング電源回路は、1次側巻線及び複数の2次側巻線を有するトランスと、トランスの1次側巻線に直列に接続され、パルス状の駆動信号に従ってトランスの1次側巻線に電流を流すスイッチング素子と、トランスの第1の2次側巻線に発生する電圧を整流する第1の整流回路と、トランスの第2の2次側巻線に発生する電圧を整流する第2の整流回路と、第1の整流回路から出力される電圧を検出してフィードバック信号を生成する2次側検出回路と、通常動作モードと待機モードとの内のいずれかを表す待機制御信号に従って、通常動作モードにおいては、第1の整流回路が第1の電圧を出力するようにフィードバック信号に基づいて駆動信号のパルス幅を設定し、待機モードにおいては、第1の整流回路が第1の電圧よりも小さい第2の電圧を出力するようにフィードバック信号に基づいて駆動信号のパルス幅を設定する1次側制御回路と、第2の整流回路から出力される電圧が供給され、通常動作モードと待機モードとにおいて所定の定電圧を出力するように動作する定電圧出力回路とを具備する。
本発明によれば、通常動作モードと待機モードとにおいて所定の定電圧を出力するように動作する定電圧出力回路を設けたことにより、待機モードにおいて、2次側における複数の出力電圧の内の少なくとも1つの出力電圧を一定に維持しながら他の出力電圧を低下させることができる。これにより、消費電力の低減を図るとともに、負荷装置の制御回路等の正常動作を維持することが可能となる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るスイッチング電源回路の構成を示す図である。このスイッチング電源回路は、交流電圧の入力端子1及び2に接続された整流平滑回路10と、1次側の交流電圧を昇圧又は降圧して2次側に出力するトランス20と、トランスの1次側巻線21に直列に接続され、パルス状の駆動信号に従ってトランスの1次側巻線に電流を流すスイッチング素子30とを有している。
さらに、このスイッチング電源回路は、トランスの第1の2次側巻線22に発生する電圧を半波整流するダイオード51及び整流された電圧を平滑するコンデンサ52と、コンデンサ52の両端における整流及び平滑された電圧を検出して光信号(フィードバック信号)を生成する2次側検出回路60と、トランスの第2の2次側巻線25に発生する電圧を半波整流するダイオード55及び整流された電圧を平滑するコンデンサ56と、コンデンサ56の両端における整流及び平滑された電圧を一定の電圧に変換して出力する定電圧出力回路90と、フィードバック信号及び待機制御信号(省エネ信号)に基づいて駆動信号におけるパルス幅を設定することにより、トランスの1次側巻線21に流れる電流を制御する1次側制御回路70とを有している。
なお、整流用のダイオード51、55に替えて、同期整流を行うためのMOSFETを用いるようにしても良い。また、待機制御信号は、外部から供給されるようにしても良いし、スイッチング電源回路内で生成するようにしても良い。
整流平滑回路10は、例えば、ダイオードブリッジとコンデンサとを含んでおり、入力端子1と入力端子2との間に印加される交流電圧をダイオードブリッジによって全波整流し、コンデンサによって平滑する。
トランス20は、磁性体のコア24と、コア24に回巻された1次側巻線21、第1及び第2の2次側巻線22、25、補助巻線23とを有している。1次側巻線21の巻数をN0とし、第1の2次側巻線22の巻数をN1とすると、損失がないとした場合に、1次側と2次側との間の昇圧比は、N1/N0となる。同様に、第2の2次側巻線25の巻数をN2とすると、損失がないとした場合に、1次側と2次側との間の昇圧比は、N2/N0となる。また、補助巻線23は、1次側制御回路70に電源電圧を供給するために使用される。なお、トランス20に付されたドットの記号は、巻線の極性を示している。
本実施形態においては、スイッチング電源回路の負荷装置がインパクトプリンタであるものとし、第1の2次側電圧がインパクトプリンタ内のヘッドを動作させるためのソレノイド等に供給されるものとし、第2の2次側電圧がインパクトプリンタ内の制御回路に供給されるものとする。
また、待機制御信号(省エネ信号)は、このインパクトプリンタから供給され、ローレベルの場合にはインパクトプリンタが通常動作モードにあることを表し、ハイレベルの場合にはインパクトプリンタが待機モードにあることを表している。
インパクトプリンタ内のプランジャは、通常動作モードにおいては、印字ヘッドを駆動するために42Vの電圧を必要とするものとし、待機モードにおいては、印字ヘッドを固定するために20Vの電圧を必要とするものとする。また、インパクトプリンタ内の制御回路は、通常動作モード・待機モードのいずれにおいても、5Vの電圧を必要とするものとする。
従って、本実施形態に係るスイッチング電源は、待機制御信号(省エネ信号)がローレベル(インパクトプリンタが通常動作モード)の場合には、第1の2次側出力電圧を42Vとして出力し、待機制御信号(省エネ信号)がハイレベル(インパクトプリンタが待機モード)の場合には、第1の2次側出力電圧を20Vとして出力する。また、本実施形態に係るスイッチング電源は、待機制御信号(省エネ信号)がローレベル、ハイレベルのいずれの場合であっても、第2の2次側出力電圧(VOUT2とする)を5Vとして出力する。
すなわち、待機制御信号(省エネ信号)がローレベルの場合において第1の2次側巻線22に生ずる誘起電圧を整流して得られる直流電圧をV1_NORMAL、待機制御信号(省エネ信号)がハイレベルの場合において第1の2次側巻線22に生ずる誘起電圧を整流して得られる直流電圧をV1_STDBYとすると、次のようになる。
1_NORMAL=42〔V〕 ・・・(1)
1_STDBY=20〔V〕 ・・・(2)
先に説明したように、第2の2次側巻線25に生ずる誘起電圧は、巻数比によって定まる。従って、待機制御信号(省エネ信号)がローレベル(インパクトプリンタが通常動作モード)の場合における第2の2次側巻線25の誘起電圧を整流して得られる直流電圧が20Vであるとすると、待機制御信号(省エネ信号)がハイレベル(インパクトプリンタが待機モード)の場合における第2の2次側巻線25の誘起電圧を整流して得られる直流電圧は、約10Vとなる。
すなわち、待機制御信号(省エネ信号)がローレベルの場合において第2の2次側巻線25に生ずる誘起電圧を整流して得られる直流電圧をV2_NORMAL、待機制御信号(省エネ信号)がハイレベルの場合において第2の2次側巻線25に生ずる誘起電圧を整流して得られる直流電圧をV2_STDBYとすると、次のようになる。
2_NORMAL=20〔V〕 ・・・(3)
2_STDBY=10〔V〕 ・・・(4)
また、V1_STDBYとV1_NORMALとの比、及び、V2_STDBYとV2_NORMALとの比の値をKとすると、次のようになる。
Figure 2006304429

また、V1_STDBYとV2_STDBYとの比、及び、V1_NORMALとV2_NORMALとの比の値をKとすると、次のようになる。
Figure 2006304429

なお、巻線比によっては、待機制御信号(省エネ信号)がローレベル、ハイレベルのいずれの場合においても、第2の2次側巻線25に生ずる誘起電圧が5Vより低くなる場合があり得る。この場合、定電圧出力回路90は昇圧を行う回路となるが、これについては、後に説明する。
一般に、スイッチング電源において、トランスの1次側から2次側への電力伝達方式としては、スイッチング素子がオンした時に1次側から2次側に電力を伝達するフォワード方式と、スイッチング素子がオフした時に1次側から2次側に電力を伝達するフライバック方式とがある。また、複数のスイッチング素子を使用する方式としては、ブリッジ駆動方式等の各種の方式が存在する。本発明は、いずれの方式にも適用可能であるが、以下においては、フライバック方式を例にとって説明する。
図1に示すようなフライバック型のスイッチング電源においては、トランスの1次側巻線21と第1及び第2の2次側巻線22、25とが逆極性の関係となっており、スイッチング素子がオンしている間は、トランス20の1次側電流は増加するが、トランス20の2次側においてはダイオードで逆バイアスされているので2次側電流は流れない。トランス20は、スイッチング素子がオンしている時に、コア24にエネルギーを蓄える。
次に、スイッチング素子がオフすると、磁場が電流を維持しようとするので、トランス20の電圧極性が反転して、トランス20の2次側において電流が流れる。トランス20の第1の2次側電流は、直列接続されたダイオード51を介してコンデンサ52に充電されることにより、出力端子3と出力端子4との間に直流出力電圧(ここでは、42V又は20V)を発生させる。同様に、トランス20の第2の2次側電流は、直列接続されたダイオード55を介してコンデンサ56に充電される。そして、定電圧回路90が、出力端子5と出力端子6との間に一定の直流出力電圧(ここでは、5V)を発生させる。
図2は、図1に示すスイッチング素子及び1次側制御回路の構成を詳しく示す図である。
本実施形態においては、図1に示すスイッチング素子30として、NチャネルMOSFET31が用いられる。MOSFET31は、トランスの1次側巻線21に接続されたドレインと、整流平滑回路10に接続されたソースと、駆動信号が印加されるゲートとを有している。
トランスの1次側巻線21とMOSFET31のドレイン・ソース経路とは直列に接続され、整流平滑回路10において交流電圧を整流及び平滑することにより得られた電圧が、これらの直列回路に供給される。MOSFET31は、ゲートに印加されるパルス状の駆動信号に従って、トランスの1次側巻線21に電流を流す。
1次側制御回路70は、設定電圧を生成する設定電圧生成回路71と、設定電圧及び待機制御信号(省エネ信号)に基づいてパルス信号を出力するPWM(pulse width modulation)制御回路72と、PWM制御回路72から出力されるパルス信号に基づいてMOSFET31のゲートを駆動するゲートドライバ73とを含んでいる。
図1に示す2次側検出回路60の検出結果は、光信号(フィードバック信号)として設定電圧生成回路71に伝送される。これにより、トランス20の1次側と2次側との間でアイソレーションを保ちながら、2次側検出回路60の検出結果を1次側の設定電圧生成回路71に伝送することができる。設定電圧生成回路71は、光信号(フィードバック信号)に基づいて設定電圧を生成する。
図3は、図1に示す2次側検出回路と図2に示す設定電圧生成回路の構成例を示す回路図である。この例において、2次側検出回路60は、コンデンサ52の両端間に接続された抵抗61と発光ダイオード62とシャントレギュレータ63との直列接続回路と、コンデンサ52の両端に発生する電圧を分圧するための抵抗64及び65とを有している。抵抗64及び65によって分圧された電圧は、シャントレギュレータ63に印加される。これにより、2次側電圧が所定の電圧を超えると発光ダイオード62に電流が流れるようになっており、発光ダイオード62が電流の大きさに応じた強度で発光して光信号を生成する。
設定電圧生成回路71は、トランスの補助巻線23に発生する電圧を整流するダイオード81と、ダイオード81によって整流された電圧を平滑するコンデンサ82と、コンデンサ82によって平滑された電源電圧VCC1がコレクタに印加されるフォトトランジスタ83と、抵抗84〜86と、オペアンプ87とを有している。
フォトトランジスタ83は、発光ダイオード62によって生成された光信号を受けて、その強度に応じた信号をエミッタから出力する。フォトトランジスタ83のエミッタから出力された信号は、抵抗84及び85によって分圧され、オペアンプ87に入力される。
オペアンプ87の非反転入力端子には制御電圧Vが印加され、反転入力端子には負帰還用の抵抗86が接続されており、これらに基づいて設定電圧が出力される。2次側の負荷が軽い状態においては、2次側の電圧が上昇するので設定電圧が下降し、2次側の負荷が重い状態においては、2次側の電圧が下降するので設定電圧が上昇する。
再び図2を参照すると、PWM制御回路72は、待機制御信号(省エネ信号)がローレベル(インパクトプリンタが通常動作モード)の場合には、フィードバック信号に基づいて、第1の2次側電圧が42Vで安定するようにパルス信号を出力する。また、PWM制御回路72は、待機制御信号(省エネ信号)がハイレベル(インパクトプリンタが待機モード)の場合には、フィードバック信号に基づいて、第1の2次側電圧が20Vで安定するようにパルス信号を出力する。ゲートドライバ73は、PWM制御回路72から供給されるパルス信号に基づいてMOSFET31のゲートに駆動信号を供給する。
このように、第1の2次側出力電圧が1次側制御回路70にフィードバックされることにより、待機制御信号(省エネ信号)がローレベルの場合には、第1の2次側出力電圧V1_NORMALが42Vに維持される。このとき、先に説明したように、第2の2次側巻線25に生ずる誘起電圧V2_NORMALは、20Vになる。
また、待機制御信号(省エネ信号)がハイレベルの場合には、第1の2次側出力電圧V1_STDBYが20Vに維持される。このとき、先に説明したように、第2の2次側巻線25に生ずる誘起電圧V2_STDBYは、約10Vになる。
図4は、図1に示す定電圧出力回路の構成例を示す回路図である。図4に示す定電圧出力回路91は、ツェナーダイオード141と、抵抗142とを有している。ツェナーダイオード141のアノードは、コンデンサ56の低電位側の端子に接続され、カソードは、電流制限用の抵抗142を介してコンデンサ56の高電位側の端子に接続されている。
定電圧出力回路91の出力電圧は、ツェナーダイオード141の降伏電圧に等しい。従って、この定電圧出力回路91においては、降伏電圧が5Vであるツェナーダイオードを用いれば良いこととなる。
このように、定電圧出力回路91によれば、第2の2次側巻線25に生ずる誘起電圧がV2_NORMAL、V2_STDBYのいずれであっても、この誘起電圧を降圧して、第2の2次側出力電圧を5Vとすることができる。
なお、待機制御信号(省エネ信号)がローレベルの場合における定電圧出力回路91の降圧量Vm_NORMALは、次のようになる。
m_NORMAL=V2_NORMAL―VOUT2
=20−5=15〔V〕 ・・・(7)
また、待機制御信号(省エネ信号)がハイレベルの場合における定電圧出力回路91の降圧量Vm_STDBYは、次のようになる。
m_STDBY=V2_NORMAL・K―VOUT2
≒20×0.5−5=5〔V〕 ・・・(8)
すなわち、定電圧出力回路91は、待機制御信号(省エネ信号)がローレベルの場合には、15V分の電圧降圧を行い、待機制御信号(省エネ信号)がハイレベルの場合には、約5V分の電圧降圧を行う。
なお、ツェナーダイオード141に代えて、シャントレギュレータを用いるようにしても良い。図5に示す定電圧出力回路92は、抵抗142と、シャントレギュレータ143と、出力電圧を分圧するための抵抗144及び145とを有している。抵抗144及び145によって分圧された電圧は、シャントレギュレータ143に印加される。この定電圧出力回路92においても、上記した式(7)及び(8)が成立する。
また、出力電流がある程度必要な場合には、図6に示す定電圧出力回路を用いるようにしても良い。図6に示す定電圧出力回路93は、ツェナーダイオード141と、抵抗142と、ツェナーダイオード141の降伏電圧がベースに印加されるNPNトランジスタ146とを有している。この定電圧出力回路93の出力電圧は、ツェナーダイオード141の降伏電圧からトランジスタ146のベース・エミッタ間電圧VBEを減じた電圧となる。従って、5Vにトランジスタ146のベース・エミッタ間電圧VBEを加えた降伏電圧を有するツェナーダイオードを用いれば良い。この定電圧出力回路93においても、上記した式(7)及び(8)が成立する。
図7は、図1に示す定電圧出力回路の他の例を示す図である。図7に示す定電圧出力回路94は、降圧チョッパ回路150と、降圧チョッパ回路150を制御するためのチョッパ制御回路160と、コンデンサ56の両端間の電圧が5V以上の場合にチョッパ制御回路160を駆動させるための電圧監視回路170と、昇圧チョッパ回路100の出力電圧を整流及び平滑するためのコンデンサ57とを有している。
降圧チョッパ回路150は、NチャネルMOSFET151と、ダイオード152と、チョークコイル153とを有する。MOSFET151のドレインは、コンデンサ56の一端(高電位側)に接続されており、ソースは、ダイオード152のカソード及びチョークコイル153の一端に接続されており、ゲートには、チョッパ制御回路160からパルス状の駆動信号が供給される。
ダイオード152のアノードは、コンデンサ56の他端(低電位側)に接続されている。チョークコイル153の他端は、平滑及び整流用のコンデンサ57に接続されている。
コンデンサ56の一端(高電位側)の電圧が所定の電圧より高い場合に、電圧監視回路170は、高電圧検知信号をチョッパ制御回路160に出力し、チョッパ制御回路160は、MOSFET151にスイッチング動作を行わせるための駆動信号を供給する。MOSFET151のスイッチング動作により、コンデンサ56の両端電圧が降圧されて出力端子5及び6に供給される。この定電圧出力回路94においても、上記した式(7)及び(8)が成立する。
以上においては、待機制御信号(省エネ信号)がローレベル、ハイレベルのいずれの場合においても第2の2次側巻線25に生ずる誘起電圧が5Vより高くなる場合について説明したが、次に、待機制御信号(省エネ信号)がローレベル、ハイレベルのいずれの場合においても第2の2次側巻線25に生ずる誘起電圧が5Vより低くなる場合について説明する。
以下においては、待機制御信号(省エネ信号)がローレベルの場合における第2の2次側巻線25の誘起電圧を4V、待機制御信号(省エネ信号)がハイレベルの場合における第2の2次側巻線25の誘起電圧を2Vとする。
すなわち、待機制御信号(省エネ信号)がローレベルの場合において第2の2次側巻線25に生ずる誘起電圧をV2_NORMAL、待機制御信号(省エネ信号)がハイレベルの場合において第2の2次側巻線25に生ずる誘起電圧をV2_STDBYとすると、次のようになっている。
2_NORMAL=4〔V〕 ・・・(9)
2_STDBY=2〔V〕 ・・・(10)
図8は、図1に示す定電圧出力回路の一例としての定電圧出力回路95を示す図である。この定電圧出力回路95は、昇圧チョッパ回路100と、昇圧チョッパ回路100を制御するためのチョッパ制御回路110と、コンデンサ56の両端間の電圧が5V以下の場合に昇圧チョッパ回路100の制御をチョッパ制御回路110に行わせるための電圧監視回路130と、昇圧チョッパ回路100の出力電圧を平滑するためのコンデンサ57とを有している。
昇圧チョッパ回路100は、チョークコイル101と、NチャネルMOSFET102と、ダイオード103とを有する。チョークコイル101の一端は、コンデンサ56の一端(高電位側)に接続されており、他端は、MOSFET102のドレイン及びダイオード103のアノードに接続されている。ダイオード103のカソードは、出力端子5に接続されている。MOSFET102のソースは、コンデンサ56の他端(低電位側)及び出力端子6に接続されており、MOSFET102のゲートには、チョッパ制御回路110からパルス状の駆動信号が供給される。
チョッパ制御回路110は、ダイオード111と、抵抗112、116、117と、パルス発生回路113と、反転ノコギリ波発生回路114と、比較器115と、引算器118と、AND回路119と、バッファ120とを有している。
ダイオード111と抵抗112は、第2の2次側巻線25の端部(ドットと反対側)と低電位側の電源電位VEE2との間に直列に接続されており、ダイオード111によって整形された電圧が、パルス発生回路113に供給される。パルス発生回路113は、この電圧に同期した矩形波を発生して、反転ノコギリ波発生回路114及び引算器118の一方の入力端に供給する。
反転ノコギリ波発生回路114は、パルス発生回路113からの矩形波が立ち上がると電圧レベルがランプ状に下降し、矩形波が立ち下がると電圧レベルがランプ状に上昇する反転ノコギリ波を発生し、比較器115の反転入力端子に供給する。比較器115の非反転入力端子には、第2の2次側出力電圧を抵抗116及び117によって分圧した電圧(以下、「分圧電圧」という)が供給される。比較器115の出力電圧は、引算器118の他方の入力端子に供給される。
引算器118は、パルス発生回路113の出力がハイレベル且つ比較器115の出力がハイレベルのときに、ハイレベルの信号をAND回路119の一方の入力端子に供給する。AND回路119の他方の入力端子には、低電圧監視回路130の出力信号が供給される。AND回路119の出力信号は、バッファ回路120に供給される。
電圧監視回路130は、コンデンサ56の一端(高電位側)の電圧と参照電圧VREF3とを比較する比較器131を有している。比較器131は、コンデンサ56の一端(高電位側)の電圧が参照電圧VREF3より低い場合に、ハイレベルの信号をチョッパ制御回路110内のAND回路119の他方の入力端子に供給する。これにより、コンデンサ56の一端(高電位側)の電圧が参照電圧VREF3より低い場合にのみ、チョッパ制御回路110内の引算器118の出力信号が、AND回路119及びバッファ回路120を介して昇圧チョッパ回路100に供給される。
次に、図8に示す定電圧回路の動作について、図9を参照しながら説明する。図9は、図8に示す定電圧回路の動作を説明するための波形図である。
1次側のスイッチング素子30がオフしたときに、第2の2次側巻線25の一端(ドットと反対側)に、正極性の誘起電圧Vtapが発生する(図9(a)参照)。この誘起電圧の立ち上がりよりも僅かに早く、パルス発生回路113の出力電圧が立ち上がる(図9(b)参照)。なお、誘起電圧の立ち上がりと同時に、パルス発生回路113の出力電圧が立ち上がるようにしてもよい。このパルス発生回路113の出力電圧の立ち上がりを受けて、反転ノコギリ波発生回路114の出力電圧は、ランプ状に下降する(図9(c)中の実線参照)。
コンパレータ115は、反転ノコギリ波発生回路114の出力電圧と分圧電圧(図9(c)中の一点鎖線参照)とを比較する。誘起電圧の立ち上がり直後においては、ノコギリ波発生回路114の出力電圧が分圧電圧よりも高いため、コンパレータ115の出力電圧はローレベルとなり(図9(d)参照)、引算器118の出力電圧はハイレベルとなる(図9(e)参照)。
従って、昇圧チョッパ回路100内のMOSFET102のゲートにはハイレベルの信号が供給され、MOSFET102はオン状態になる。MOSFET102がオン状態になると、第2の2次側巻線25〜チョークコイル101〜MOSFET102〜第2の2次側巻線25という閉ループが形成され、チョークコイル101に流れる電流が増加して、チョークコイル101により大きい磁気エネルギーが蓄えられる。
なお、MOSFET102がオン状態になっている間は、出力平滑用のコンデンサ91からチョークコイル101やMOSFET102への電流が、ダイオード103によって阻止される。
第2の2次側巻線25の一端(ドットと反対側)に正極性の誘起電圧が発生している期間中に、反転ノコギリ波発生回路114の出力電圧が分圧電圧よりも低くなると、比較器115の出力電圧がハイレベルになる。これにより、引算器118の出力電圧がローレベルになり、MOSFET102はオフ状態になる。MOSFET102がオフ状態になると、チョークコイル101の両端間にはそれまで蓄えられた磁気エネルギーによる起電力が発生し、MOSFET102のドレイン〜ソース間には、第2の2次側巻線25の誘起電圧Vtapにチョークコイル101のフライバック電圧Vflybuckを加えた電圧が発生する。すなわち、出力端子5と出力端子6との間に発生する第2の2次側出力電圧は、(Vtap+Vflybuck)とほぼ等しくなる。
その後、1次側のスイッチング素子30がオンすると、第2の2次側巻線25の一端(ドットと反対側)を負極性とする誘起電圧が発生して、ダイオード55はオフ状態となる。このとき、パルス発生回路113の出力電圧は、第2の2次側巻線25の誘起電圧が立ち下がるよりも僅かに遅く、ローレベルとなる。なお、パルス発生回路113の出力電圧が、第2の2次側巻線25の誘起電圧の立ち下がりと同時に立ち下がるようにしても良い。このパルス発生回路113の出力電圧の立ち下がりを受けて、反転ノコギリ波発生回路114の出力電圧は、ランプ状に上昇する。
このとき、コンパレータ115の出力電圧は引き続きハイレベルのままであるが、パルス発生回路113の出力電圧がローレベルになっているため、引算器118の出力電圧は引き続きローレベルとなる。この場合、MOSFET102のドレイン〜ソース間には電圧が発生しない。
やがて、第2の2次側巻線25の一端(ドットと反対側)を正極性とする誘起電圧が発生する期間が近づき、パルス発生回路113の出力電圧がハイレベルになると、MOSFET102がオン状態になり、上記した動作を繰り返す。
このように、定電圧出力回路95によれば、第2の2次側巻線25に生ずる誘起電圧がV2_NORMAL(ここでは、4V)、V2_STDBY(ここでは、2V)のいずれであっても、この誘起電圧を昇圧して、第2の2次側出力電圧を5Vに維持することができる。
なお、制御信号(省エネ信号)がローレベルの場合における定電圧出力回路95の昇圧量Vm_NORMALは、次のようになる。
m_NORMAL=VOUT2−V2_NORMAL
=5−4=1〔V〕 ・・・(11)
また、制御信号(省エネ信号)がハイレベルの場合における定電圧出力回路91の昇圧量Vm_STDBYは、次のようになる。
m_STDBY=VOUT2−V2_NORMAL・K
≒5−4×0.5=3〔V〕 ・・・(12)
すなわち、定電圧出力回路95は、制御信号(省エネ信号)がローレベルの場合には、1V分の昇圧を行い、制御信号(省エネ信号)がハイレベルの場合には、3V分の昇圧を行うことになる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。図10は、本発明の第2の実施形態に係るスイッチング電源回路の構成を示す図である。図10に示すように、このスイッチング電源は、先に説明した第1の実施形態に係るスイッチング電源において、待機制御信号(省エネ信号)を生成する待機制御信号生成回路140を更に具備したものである。
待機制御信号生成回路140は、整流平滑回路10の出力間に接続されたコンデンサ141と、リップル検出回路142を有する。コンデンサ141の端子間電圧のリップルは、2次側巻線に接続された負荷装置(インパクトプリンタ等)の消費電力が大きい場合に大きくなり、負荷装置の消費電力が小さい場合に小さくなる。すなわち、コンデンサ141の端子間電圧のリップルは、負荷装置が通常動作モードの場合に大きくなり、負荷装置が待機モードの場合に小さくなる。
リップル検出回路142は、この現象を利用して、コンデンサ141の端子間電圧のリップルが所定のしきい値を超えているときに、負荷装置が通常動作モードにあるものとして、待機制御信号をインアクティブ(ここでは、ローレベル)にし、コンデンサ141の端子間電圧のリップルが所定のしきい値を下回っているときに、負荷装置が待機モードにあるものとして、待機制御信号をアクティブ(ここでは、ハイレベル)にする。これにより、外部からの待機制御信号(省エネ信号)の供給が不要となる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図11は、本発明の第3の実施形態に係るスイッチング電源回路の構成を示す図である。図11に示すように、このスイッチング電源は、先に説明した第1の実施形態に係るスイッチング電源において、トランス20の1次側巻線21に流れる1次側電流を検出する1次側電流検出回路40を更に具備するものである。
1次側制御回路70は、1次側電流検出回路40によって検出される1次側電流が設定範囲内であるときに、2次側電圧検出回路によって検出される2次側電圧が一定となるように駆動信号のパルス幅を設定し、1次側電流検出回路40によって検出される1次側電流が設定範囲を超えたときに、駆動信号のパルス幅を維持するようにすることができる。これにより、1次側電流検出回路40によって検出される1次側電流が設定範囲を超えたときに、2次側出力電圧の低下を伴いながらも、2次側出力電流を増大させることが可能となる。
本発明は、インパクトプリンタ等の電子機器において用いられるスイッチング電源において利用することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係るスイッチング電源回路の構成を示す図である。 図1に示すスイッチング素子及び1次側制御回路の構成を詳しく示す図である。 図1に示す2次側検出回路と図2に示す設定電圧生成回路の構成例を示す回路図である。 図1に示す定電圧出力回路の構成例を示す回路図である。 図1に示す定電圧出力回路の構成例を示す回路図である。 図1に示す定電圧出力回路の構成例を示す回路図である。 図1に示す定電圧出力回路の構成例を示す回路図である。 図1に示す定電圧出力回路の構成例を示す回路図である。 図8に示す定電圧出力回路の動作を説明するための波形図である。 本発明の第2の実施形態に係るスイッチング電源回路の構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るスイッチング電源回路の構成を示す図である。
符号の説明
10 整流平滑回路
20 トランス
21 1次側巻線
22 第1の2次側巻線
23 補助巻線
24 コア
25 第2の2次側巻線
30 スイッチング素子
31 MOSFET
40 1次側電流検出回路
41 バイポーラトランジスタ
42 電流源
51、55 ダイオード
52、56、57 コンデンサ
60 2次側検出回路
61、64、65 抵抗
62 発光ダイオード
63 シャントレギュレータ
70 1次側制御回路
71 設定電圧生成回路
72 PWM制御回路
73 ゲートドライバ
81 ダイオード
82 コンデンサ
83 フォトトランジスタ
84〜86 抵抗
87 オペアンプ
90〜95 定電圧出力回路
100 昇圧チョッパ回路
101 チョークコイル
102 MOSFET
103 ダイオード
110 チョッパ制御回路
111 ダイオード
112、116、117 抵抗
113 パルス発生回路
114 反転ノコギリ波発生回路
115 比較器
118 引算器
119 AND回路
120 バッファ
130 電圧監視回路
141 ツェナーダイオード
141 抵抗
143 シャントレギュレータ
144、145 抵抗
146 バイポーラトランジスタ
150 降圧チョッパ回路
151 MOSFET
152 ダイオード
153 チョークコイル
160 チョッパ制御回路
170 電圧監視回路

Claims (10)

  1. 1次側巻線及び複数の2次側巻線を有するトランスと、
    前記トランスの1次側巻線に直列に接続され、パルス状の駆動信号に従って前記トランスの1次側巻線に電流を流すスイッチング素子と、
    前記トランスの第1の2次側巻線に発生する電圧を整流する第1の整流回路と、
    前記トランスの第2の2次側巻線に発生する電圧を整流する第2の整流回路と、
    前記第1の整流回路から出力される電圧を検出してフィードバック信号を生成する2次側検出回路と、
    通常動作モードと待機モードとの内のいずれかを表す待機制御信号に従って、通常動作モードにおいては、前記第1の整流回路が第1の電圧を出力するように前記フィードバック信号に基づいて前記駆動信号のパルス幅を設定し、待機モードにおいては、前記第1の整流回路が第1の電圧よりも小さい第2の電圧を出力するように前記フィードバック信号に基づいて前記駆動信号のパルス幅を設定する1次側制御回路と、
    前記第2の整流回路から出力される電圧が供給され、通常動作モードと待機モードとにおいて所定の定電圧を出力するように動作する定電圧出力回路と、
    を具備するスイッチング電源回路。
  2. 前記第2の整流回路から出力される電圧が、前記所定の定電圧よりも高く、
    前記定電圧出力回路が、前記第2の整流回路から出力される電圧を降圧する、請求項1記載のスイッチング電源回路。
  3. 前記定電圧出力回路が、ツェナーダイオード、シャントレギュレータ、又は、ツェナーダイオード若しくはシャントレギュレータを用いてベース若しくはゲートがバイアスされてコレクタ〜エミッタ間若しくはドレイン〜ソース間が前記第2の整流回路と出力端子との間に接続されたトランジスタを含む、請求項2記載のスイッチング電源回路。
  4. 前記定電圧出力回路が、降圧チョッパ回路と、前記降圧チョッパ回路を制御するチョッパ制御回路とを含む、請求項2記載のスイッチング電源回路。
  5. 前記第2の整流回路から出力される電圧が、前記所定の定電圧よりも低く、
    前記定電圧出力回路が、前記第2の整流回路から出力される電圧を昇圧する、請求項1記載のスイッチング電源回路。
  6. 前記定電圧出力回路が、昇圧チョッパ回路と、前記昇圧チョッパ回路を制御するチョッパ制御回路とを含む、請求項5記載のスイッチング電源回路。
  7. 通常動作モードにおいて前記第1の整流回路から出力される電圧と前記第2の整流回路から出力される電圧との比、及び、待機モードにおいて前記第1の整流回路から出力される電圧と前記第2の整流回路から出力される電圧との比が、前記トランスの第1の2次側巻線の巻数と前記トランスの第2の2次側巻線の巻数との比に等しい、請求項1〜6のいずれか1項記載のスイッチング電源回路。
  8. 前記待機制御信号が外部から供給される、請求項1〜7のいずれか1項記載のスイッチング電源回路。
  9. 前記トランスの1次側に発生する直流電圧のリップル成分に基づいて前記待機制御信号を生成する待機制御信号生成回路を更に具備する、請求項1〜7のいずれか1項記載のスイッチング電源回路。
  10. 前記トランスの1次側巻線に流れる1次側電流を検出する1次側電流検出回路を更に具備し、
    前記1次側制御回路が、前記1次側電流検出回路によって検出される1次側電流が設定範囲内であるときに、前記2次側電圧検出回路によって検出される2次側電圧が一定となるように前記駆動信号のパルス幅を設定し、前記1次側電流検出回路によって検出される1次側電流が設定範囲を超えたときに、前記駆動信号のパルス幅を維持する、
    請求項1〜9のいずれか1項記載のスイッチング電源回路。
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