JP2006304373A - 命令信号生成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 送信すべき情報に基づく電界を生体(電界伝達媒体)に誘起可能であると共に、生体に誘起された電界に基づく情報を受信することにより、生体を介して情報の送受信を行うトランシーバであって、逆向きの電界に生体が近づくに従って送信用の電界強度が弱まるという性質を利用した発明を提供することを目的としたものである。
【解決手段】 電気信号の振幅変化の態様とコンピュータ1への命令内容とを予め関連付けて記憶しておき(20)、この電気信号の振幅変化の態様と振幅測定部11によって測定した電気信号の振幅変化の態様とを照合して、振幅測定手段によって測定した電気信号の振幅変動に基づく外部機器への命令内容を特定し(13)、この特定した命令内容に係る命令をコンピュータ1で実行させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、データ通信の際に使用される命令信号生成方法に関し、更に詳しくは、送信すべき情報に基づいた電界を電界伝達媒体に誘起させる一方で、前記電界伝達媒体に誘起されている電界に基づいた情報を受信することにより、前記電界伝達媒体を介した情報の送受信が可能な系における命令信号生成方法に関する。
近年、衣服のように人体に着けて、操作及び使用することができるという新しい概念のコンピュータが注目されている。このコンピュータは、ウェアラブルコンピュータ(Wearable Computer)と呼ばれ、携帯端末の小型化および高性能化により実現が可能となった。
また、複数のウェアラブルコンピュータ間のデータ通信を人間の腕、肩、胴体等の人体(生体)を介して行う技術の研究も進んでおり、この技術は既に特許文献等で提案されている(例えば、特許文献1参照)。図4は、このような人体を介して複数のウェアラブルコンピュータ間通信を行う場合のイメージ図を示している。同図に示すように、ウェアラブルコンピュータ1は、これに当接されたトランシーバ3’とにより一組(セット)を構成しており、他のウェアラブルコンピュータ1とトランシーバ3’の組に対して、人体を介することによりデータ通信を行うことができる。また、ウェアラブルコンピュータ1は、人体に装着しているウェアラブルコンピュータ1以外のPC(パーソナルコンピュータ)5と壁等に設置されているトランシーバ3’aの組や、このPC5と床等に設置されているトランシーバ3’bの組とのデータ通信もそれぞれ可能である。但し、この場合のPC5は、ウェアラブルコンピュータ1とトランシーバ3’のように互いに当接されておらず、ケーブル4を介してトランシーバ3’a,3’bと接続されている。
また、人体を介して行うデータ通信に関しては、レーザ光と電気光学結晶を用いた電気光学的手法による信号検出技術を利用し、送信すべき情報(データ)に基づく電界を人体(電界伝達媒体)に誘起させると共に、この人体に誘起された電界に基づく情報を受信することにより、情報の送受信を行っている。この人体を介したデータ通信の技術については、図5を用いて更に詳しく説明する。
図5は、人体(生体100)を介したデータ通信を行うために用いるトランシーバ3’の全体構成図である。図5に示すように、トランシーバ3’は、送信電極105および受信電極111がそれぞれ絶縁膜107,109を介して生体100に接触した状態で使用される。そして、トランシーバ3’は、ウェアラブルコンピュータ1から供給されたデータをI/O(入出力)回路101を介して受信し、送信部103に送信する。送信部103では、送信電極105から絶縁膜107を介して電界伝達媒体である生体100に電界を誘起させ、この電界を生体100を介して生体100の他の部位に装着されている別のトランシーバ3’に伝達させる。
また、トランシーバ3’は、生体100の他の部位に装着された別のトランシーバ3’から生体100に誘起して伝達されてくる電界を絶縁膜109を介して受信電極111で受信する。この受信した電界を電界検出光学部110で電気光学結晶に結合(印加)して電気信号に変換してから信号処理回路115に送信する。信号処理回路115では、送信されてきた電気信号の増幅及び雑音除去等の信号処理を行った後、波形整形回路117に送信する。波形整形回路117では、送信されてきた電気信号の波形整形(信号処理)を施し、入出力回路101を介してウェアラブルコンピュータ1に供給する。
例えば、図4に示すように、右腕に装着したウェアラブルコンピュータ1は、トランシーバ3’により送信データに係る電気信号を電界として電界伝達媒体である生体100に誘起させ、波線で示すように電界として生体100の他の部位に伝達する。一方、左腕に装着したウェアラブルコンピュータ1では、生体100から伝達されてくる電界をトランシーバ3’により電気信号に戻してから、受信データとして受信することができる。

特開2001−352298号公報(第4−5頁、第1−5図)
ところで、図6に示すように、ウェアラブルコンピュータ1を上にして、右手でウェアラブルコンピュータ1とトランシーバ3’のセットを持った場合には、図7の拡大図に示すように、トランシーバ3’から送信用の電界が右腕100bに誘起される。この場合に、ウェアラブルコンピュータ1側には逆向きの電界が生じているため、左腕100aを近づけると、左腕100aから逆向きの電界の一部が生体100に誘起されるため、通信用の電界強度を弱めることになる。図8を用いてこの性質を説明すると、左腕100aとトランシーバ3’の距離間隔が小さくなるに従って生体100に誘起される送信用の電界強度が小さくなり、距離間隔が大きくなるに従って生体100に誘起される通信用の電界強度が大きくなり、一定距離間隔以上離れると、通信用の電界は逆向き電界に干渉されずに、一定の強度となる。
本発明は上述した事情を鑑みてなされたものであり、逆向きの電界に生体が近づくに従って送信用の電界強度が弱まるという性質を利用した命令信号生成方法の発明を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、ウェアラブルコンピュータ部と、電界誘起および電界検出が可能なトランシーバ部とを備え、前記トランシーバ部の誘起する電界が、前記トランシーバ部の送信電極から発し、前記ウェアラブルコンピュータ部に終端するように形成されたセットに対し命令信号を送る方法であって、前記トランシーバ部の送信電極から発する電界の一部が前記セットを取り付ける生体を経由して、前記ウェアラブルコンピュータ部に至るように、前記トランシーバ部の前記送信電極を、絶縁膜を介して前記生体に接触させる手順と、前記送信電極から発した電界が終端する前記ウェアラブルコンピュータ部に、前記生体の別の部位を近づけて、前記送信電極から発し前記生体を経由する電界の強度を変動させる手順と、前記電界の強度変動を前記トランシーバ部で検出および解析し、前記ウェアラブルコンピュータ部に命令を伝達する手順からなることを特徴とする命令信号生成方法である。
請求項2に係る発明は、第一のウェアラブルコンピュータ部と、電界誘起および電界検出が可能な第一のトランシーバ部とを備え、前記第一のトランシーバ部の誘起する電界が、前記第一のトランシーバ部の送信電極から発し、前記第一のウェアラブルコンピュータ部に終端するように形成された第一のセット、および第二のウェアラブルコンピュータ部と、電界検出が可能な第二のトランシーバ部とを備えた第二のセットに対し一度に命令信号を送る方法であって、前記第一のトランシーバ部の送信電極から発する電界の一部が前記第一のセットを取り付ける生体を経由して、前記第一のウェアラブルコンピュータ部に至るように、前記第一のトランシーバ部の前記送信電極を、絶縁膜を介して前記生体に接触させる手順と、前記第二のトランシーバ部を前記生体に取り付ける手順と、前記第一のトランシーバ部が備える前記送信電極から発した電界が終端する前記第一のウェアラブルコンピュータ部に、前記生体の別の部位を近づけて、前記送信電極から発し前記生体を経由する電界の強度を変動させる手順と、前記電界の強度変動を前記第一、第二のトランシーバ部で検出および解析し、前記第一、第二のウェアラブルコンピュータ部に命令をそれぞれ伝達する手順からなることを特徴とする命令信号生成方法である。
以上説明したように本発明によれば、電気信号の振幅変化の態様と外部機器への命令内容とを関連付けて予め定めておき、この電気信号の振幅変化の態様と振幅測定手段によって測定した電気信号の振幅変化の態様とを照合して、振幅測定手段によって測定した電気信号の振幅変動に基づく外部機器への命令内容を特定し、この特定した命令内容に係る命令を外部機器で実行させることができる。これにより、人間が外部機器に触れずに外部機器に命令することができるという効果を奏する。また、本発明のトランシーバを複数個用いた場合には、任意のコンピュータ等の外部機器に対する命令が他の外部機器にも与えられるため、1つの外部機器で複数の外部機器を連動させて同時に操作することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係るトランシーバは、送信すべき情報に基づいた電界を電界伝達媒体(生体100等)に誘起させる一方で、電界伝達媒体に誘起されている電界に基づいた情報を受信することにより、電界伝達媒体を介した情報の送受信が可能なトランシーバである。
以下、図面を用いて、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るトランシーバ3の全体構成図である。図2は、電気信号の時間変化と命令内容との関係を示した図である。図3は、ウェアラブルコンピュータ及びトランシーバによるセット同士間のデータ通信及び各機器での処理を示したシーケンス図である。尚、従来と同じ機能及び構成に関しては、同一符号を付しているが、ここで改めて説明する。
図1に示すように、トランシーバ3は、I/O(入出力)回路101、送信部103、送信電極105、絶縁膜107,109、受信電極111、電界検出光学部110、信号処理回路115、及び波形整形回路117を有している点は、従来のトランシーバ3’と同様である。更に、本実施形態のトランシーバ3は、振幅測定部11、命令内容特定部13、命令データ送信部15、及び命令内容記憶部20を有している。
このうち、I/O回路101は、トランシーバ3がウェアラブルコンピュータ1等の外部機器との情報(データ)の入出力を行う回路である。送信部103は、I/O回路101から出力される情報(データ)に基づき、この情報に係る電界を生体に誘起させる送信回路によって構成されている。送信電極105は、送信部103により生体100に対して電界を誘起するために使用する電極であり、送信用アンテナとして使用される。絶縁膜107は、送信電極105と生体100との間に配置する絶縁体の膜であり、送信電極105が直接生体100に接触することを防ぐ役割を果たす。
また、受信電極111は、生体100の他の部分に装着されているウェアラブルコンピュータ1及びトランシーバ3やPC5及びトランシーバ3a,3bから生体100に誘起されて伝達されてくる電界を受信するために使用する電極であり、受信用アンテナとして使用される。絶縁膜109は、上記絶縁膜107と同様に、受信電極111と生体100との間に配置された絶縁体の膜である。
更に、電界検出光学部110は、受信電極111で受信した電界を検出し、この電界を受信情報として電気信号に変換する機能を有している。また、信号処理回路115は、電界検出光学部110から送信されてきた電気信号の増幅及び雑音除去等の信号処理を行い、波形整形回路117に出力するだけでなく、振幅測定部11に対しても出力する機能を有している。また、波形整形回路117は、信号処理回路115から送信されてきた電気信号に波形整形(信号処理)を施し、I/O回路101を介してウェアラブルコンピュータ1に供給する機能を有している。
また、命令内容記憶部20は、電気信号の振幅変化の態様と外部機器としてのウェアラブルコンピュータ1への命令内容とを関連付けて記憶するメモリであり、ウェアラブルコンピュータ1からの入力により、上記関連付けの関係を書き換えることができる。例えば、図2(a)に示すように、一定時間内に電気信号(電圧信号)の振幅の小さくなった部分が1箇所ある場合には、命令内容を「1ページ先に進む(めくる)」とし、図2(b)に示すように、一定時間内に電気信号の振幅の小さくなった部分が2箇所ある場合には、命令内容を「1ページ前に戻る(めくる)」とした関係にすることができる。尚、この振幅変化の態様は、人間が1,2秒の間に腕を近づけて離す動作回数を計るために使用するため、雑音により突発的に高速(ミリ秒〜ナノ秒程度)で電気信号の振幅が変動する場合の振幅変化の態様とは区別することができる。
また、振幅測定部11は、信号処理回路115から送られてきた電気信号(電圧信号)の振幅を測定する振幅測定器によって構成されている。命令内容特定部13は、振幅測定部11によって測定した電気信号の振幅変化の態様と上記命令内容記憶部20に記憶している電気信号の振幅変化の態様とを照合して、上記振幅測定部11によって測定した電気信号の振幅変動に基づくウェアラブルコンピュータ1への命令内容を特定する機能を有するコンピュータによって構成されている。また、命令データ送信部15は、上記命令内容特定部13によって特定した命令内容に係る命令データを生成し、この生成した命令データを外部機器としてのウェアラブルコンピュータ1へ送信する送信回路によって構成されている。
続いて、本実施形態に係るトランシーバ3の動作及び使用方法について、2通り説明する。但し、図4、図6及び図7を用いて説明する場合には、これらの図に示すトランシーバ3’を本実施形態に係るトランシーバ3に代えて説明する。
尚、以下に示す2通りの方法は、ともに人間がウェアラブルコンピュータ1に左手を近づけて離す動作を1回行った場合を示している。
(1)人間がウェアラブルコンピュータ1に触れずにウェアラブルコンピュータ1に命令する場合
まず、図6及び図7に示す場合と同様に、トランシーバ3から生体100に電界を誘起している状態で、人間がウェアラブルコンピュータ1に左腕100aを近づけて離す動作を1回行うと、送信部103によって生体100(人間)に誘起した通信用の電界強度が逆向きの電界により一時的に1回だけ小さくなる。そのため、図1に示す受信電極111で生体100を介して受信する電界の強度は一時的に1回だけ小さくなる。これにより、振幅測定部11で測定される電気信号(電圧信号)の振幅は、図2(a)に示す態様と同様に一時的に1回だけ小さくなっている。
次に、命令内容特定部13では、上記振幅測定部11によって測定した電気信号の振幅変化の態様と、既に命令内容記憶部20に記憶している電気信号の振幅変化の態様とを照合して、振幅測定部11によって測定した電気信号の振幅変動に基づく命令内容を特定する。ここでは、一時的に1回だけ小さくなる態様であるため、図2(a)に示す態様と同じであることから、命令内容を「1ページ先に進む(めくる)」に特定する。
次に、命令データ送信部15では、命令内容特定部13によって特定した命令内容に係る命令データを生成し、この命令データをウェアラブルコンピュータ1へ送信する。これにより、ウェアラブルコンピュータ1では、1ページ先に進む(めくる)処理を行い、ウェアラブルコンピュータ1のモニタに現在表示されている画面を次のページの画面に切換表示する。
以上説明したように、使用方法(1)によれば、人間がウェアラブルコンピュータ1に触れずにウェアラブルコンピュータ1に命令することができるため、両手を使えるようにするために人体に装着するウェアラブルコンピュータを使用する場合には非常に有効である。
(2)ウェアラブルコンピュータ1及びトランシーバ3のセットが2つ存在し、このうちの一方のウェアラブルコンピュータ11及びトランシーバ31のセットから、他方のウェアラブルコンピュータ12及びトランシーバ32のセットへ命令する場合
尚、この方法(2)の場合は、ウェアラブルコンピュータ1及びトランシーバ3のセットが2つ存在することから、分かりやすく説明するために、図3に示すシーケンス図を用いて説明する。
まず、人間が図6及び図7に示す場合から更に左腕100aをウェアラブルコンピュータ11に近づけて最終的に接触させ、ウェアラブルコンピュータ11のモニタに表示されている画面を1ページ先に進める(めくる)ためのボタンを押した場合には、図3に示すように、ウェアラブルコンピュータ11で「1ページ先に進む(めくる)」旨の命令を受け付けて(ステップS1)、1ページ先に進む(めくる)処理を行い(ステップS2)、ウェアラブルコンピュータ11のモニタに現在表示されている画面を次のページの画面に切換表示する(ステップS3)。
一方、人間が上記ボタンを押すために左腕100aをウェアラブルコンピュータ11に近づけたため、トランシーバ31から人体(生体100)へ誘起した送信用電界の強度が一時的に変動する(ステップS4)。このため、トランシーバ32の受信電極111で受信する電界の強度も一時的に変動する(ステップS5)。
次に、受信電極111で受信した電界を電界検出光学部で110電気信号(電圧信号)に変換し(ステップS6)、信号処理回路115で所定の信号処理を施す(ステップS7)。これにより、振幅測定部11で電気信号(電圧信号)の振幅を測定するが(ステップS8)、この振幅は、図2(a)に示すように一時的に1回だけ小さくなる態様となっている。
次に、命令内容特定部13では、上記振幅測定部11によって測定した電気信号の振幅変化の態様と、既に命令内容記憶部20に記憶している電気信号の振幅変化の態様とを照合し、振幅測定部11によって測定した電気信号の振幅変動に基づく命令内容を特定する(ステップS9)。ここでは、受信した電界の強度が一時的に1回だけ小さくなる態様であるため、図2(a)に示す態様と同じであることから、「1ページ先に進む(めくる)」旨の命令内容に特定する。
次に、命令データ送信部15では、命令内容特定部13によって特定した命令内容に係る命令データを生成し、この命令データを外部機器であるウェアラブルコンピュータ12へ送信する(ステップS10)。これにより、ウェアラブルコンピュータ12では、1ページ先に進む(めくる)処理を行い(ステップS11)、ウェアラブルコンピュータ1のモニタに現在表示されている画面を次のページの画面に切換表示する(ステップS12)。
以上説明したように、使用方法(2)によれば、ウェアラブルコンピュータ11でページをめくれば、これに連動して自動的にウェアラブルコンピュータ12でもページをめくることができる。このように、任意のコンピュータに対する命令が他のコンピュータにも与えられるため、1つのコンピュータで複数のコンピュータを連動させて同時に操作することができる。
尚、上記実施形態では、信号処理回路115の出力を振幅測定部11に送信(入力)することとしたが、これに限るものではなく、波形整形回路117の出力を振幅測定部11に入力してもよい。
本発明の一実施形態に係るトランシーバ3の全体構成図。 電気信号の時間変化と命令内容との関係を示した図。 ウェアラブルコンピュータ及びトランシーバによるセット同士間のデータ通信及び各機器での処理を示したシーケンス図。 人体(生体100)を介して複数のウェアラブルコンピュータ間通信を行う場合のイメージ図。 人体(生体100)を介したデータ通信を行うために用いる従来のトランシーバ3’の全体構成図。 ウェアラブルコンピュータ1を上にして、右手でウェアラブルコンピュータ1とトランシーバ3’のセットを持った場合のイメージ図。 図6のウェアラブルコンピュータ1及びトランシーバ3’とその周辺の拡大図。 生体100に誘起された電界の強度と、手をウェアラブルコンピュータ等の携帯端末の距離との関係を示した図。
符号の説明
1 ウェアラブルコンピュータ
3 本発明のトランシーバ
3 従来のトランシーバ
11 振幅測定部〔振幅測定手段の一例〕
13 命令内容特定部〔命令内容特定手段の一例〕
15 命令データ送信部〔命令データ送信手段の一例〕20 命令内容記憶部〔命令内容記憶手段の一例〕
101 I/O回路
103 送信部
105 送信電極
107 絶縁膜
109 絶縁膜
111 受信電極
110 電界検出光学部
115 信号処理回路
117 波形整形回路〔信号処理手段の一例〕

Claims (2)

  1. ウェアラブルコンピュータ部と、電界誘起および電界検出が可能なトランシーバ部とを備え、前記トランシーバ部の誘起する電界が、前記トランシーバ部の送信電極から発し、前記ウェアラブルコンピュータ部に終端するように形成されたセットに対し命令信号を送る方法であって、
    前記トランシーバ部の送信電極から発する電界の一部が前記セットを取り付ける生体を経由して、前記ウェアラブルコンピュータ部に至るように、前記トランシーバ部の前記送信電極を、絶縁膜を介して前記生体に接触させる手順と、
    前記送信電極から発した電界が終端する前記ウェアラブルコンピュータ部に、前記生体の別の部位を近づけて、前記送信電極から発し前記生体を経由する電界の強度を変動させる手順と、
    前記電界の強度変動を前記トランシーバ部で検出および解析し、前記ウェアラブルコンピュータ部に命令を伝達する手順
    からなることを特徴とする命令信号生成方法。
  2. 第一のウェアラブルコンピュータ部と、電界誘起および電界検出が可能な第一のトランシーバ部とを備え、前記第一のトランシーバ部の誘起する電界が、前記第一のトランシーバ部の送信電極から発し、前記第一のウェアラブルコンピュータ部に終端するように形成された第一のセット、および第二のウェアラブルコンピュータ部と、電界検出が可能な第二のトランシーバ部とを備えた第二のセットに対し一度に命令信号を送る方法であって、
    前記第一のトランシーバ部の送信電極から発する電界の一部が前記第一のセットを取り付ける生体を経由して、前記第一のウェアラブルコンピュータ部に至るように、前記第一のトランシーバ部の前記送信電極を、絶縁膜を介して前記生体に接触させる手順と、
    前記第二のトランシーバ部を前記生体に取り付ける手順と、
    前記第一のトランシーバ部が備える前記送信電極から発した電界が終端する前記第一のウェアラブルコンピュータ部に、前記生体の別の部位を近づけて、前記送信電極から発し前記生体を経由する電界の強度を変動させる手順と、
    前記電界の強度変動を前記第一、第二のトランシーバ部で検出および解析し、前記第一、第二のウェアラブルコンピュータ部に命令をそれぞれ伝達する手順
    からなることを特徴とする命令信号生成方法。
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