JP3898178B2 - トランシーバ、及びトランシーバを用いたコンピュータシステム - Google Patents

トランシーバ、及びトランシーバを用いたコンピュータシステム Download PDF

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Description

本発明は、トランシーバ、及びトランシーバを用いたコンピュータシステムに関し、特に、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともに電界伝達媒体に誘起された電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバ、及びトランシーバを用いたコンピュータシステムシステムに関する。
携帯端末の小型化および高性能化によりウェアラブルコンピュータが注目されているが、図13はこのようなウェアラブルコンピュータを人間に装着して使用する場合の例を示している。同図に示すように、ウェアラブルコンピュータ7はそれぞれトランシーバ9を介して人間の腕、肩、胴体などに装着されて互いにデータの送受信を行うとともに、更に手足の先端で触れられるよう壁や床に設けられたトランシーバ9a、9bとケーブルとを介して外部に設けられたパソコン(PC)8と通信を行っている。
ここで、このようなウェアラブルコンピュータ7間、およびウェアラブルコンピュータ7とPC8間とのデータ通信に使用されるトランシーバ9は、例えば、図14に示すような構成をしており、レーザ光と電気光学結晶を用いた電気光学的手法による信号検出技術を利用していて、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体である生体に誘起させ、この誘起した電界を用いて情報の送受信を行うものである。
より詳しくは、トランシーバ9は、コンピュータからの送信データを入出力(I/O)回路901を介して受け取ると、この送信データを送信部902を介して送受信電極903に供給し、該送受信電極903および絶縁膜904を介して電界伝達媒体に電界を誘起させ、この電界を電界伝達媒体の他の部位に伝達させるようになっている。また、電界伝達媒体に誘起されて伝達されてくる電界を絶縁膜904を介して送受信電極903で検出し、この電界を電界検出光学部905に結合して電気信号に変換するようになっている。そして、この電気信号は、信号処理回路906で増幅、雑音除去などの信号処理を施され、更に波形整形回路907で波形整形されてから、入出力(I/O)回路901を介してコンピュータに出力されるようになっている。
尚、この出願に関連する先行技術文献情報としては、次のものがある。
特開2001−352298公報
上記のようなウェアラブルコンピュータ7およびトランシーバ9を用いての生体通信は、様々なサービス提供に寄与するところであるが、生体通信は明示的な操作意思がなくても、通信が成立してしまうので、利用者が意図しないサービスが提供されてしまう可能性がある。例えば、上記生体通信を使ったサービスを自動販売機に適用した場合、即ち、利用者が電子マネー情報を有するウェアラブルコンピュータ7及びトランシーバ9を備え、自動販売機がトランシーバ9a及びコンピュータ8を備えているようなシステム構成下で、利用者が自動販売機の購入ボタン(送受信電極903)に触れると、自動的に缶ジュースの購入及びお金の精算がされるようなサービスの場合、誤って自動販売機の購入電極903に触れてしまうと、意図しない商品購入をしてしまうことが考えられる。
本発明は、上記の事情を鑑みたものであり、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともに電界伝達媒体に誘起された電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバを利用して生体通信サービスを行う場合において、利用者が意図しないサービスの提供を防ぐことができるトランシーバ、及びトランシーバ用いたコンピュータシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の本発明は、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともにこの誘起した電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバにおいて、電界伝達媒体に対して電界を誘起するとともに、電界伝達媒体に誘起された電界を受信する、適宜間隔をあけて配置された複数の送受信電極と、前記複数の送受信電極それぞれに対応して設けられ、受信した電界を電気的な受信信号に変換する複数の受信手段と、前記受信信号を受信情報として出力する出力手段と、前記複数の受信手段で受信したそれぞれの受信信号を比較し、それぞれの受信信号が一致した場合には、前記受信情報を出力するように前記出力手段を制御する比較判定手段と、を有することを要旨とする。
請求項2記載の本発明は、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともにこの誘起した電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバにおいて、電界伝達媒体に対して電界を誘起するとともに、電界伝達媒体に誘起された電界を受信する、適宜間隔をあけて配置された複数の送受信電極と、前記複数の送受信電極それぞれに対応して設けられ、受信した電界を電気的な受信信号に変換する複数の受信手段と、前記受信信号を受信情報として出力する出力手段と、送信すべき情報である送信信号と、該送信信号を電界に誘起させた送受信電極とは異なる送受信電極から受信した前記受信信号とを比較し、前記受信信号に前記送信信号が含まれていた場合には、前記受信情報を出力するように前記出力手段を制御する比較判定手段と、を有することを要旨とする。
請求項3記載の本発明は、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともにこの誘起した電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバにおいて、電界伝達媒体に対して電界を誘起するとともに、電界伝達媒体に誘起された電界を受信する、適宜間隔をあけて配置された複数の送受信電極と、前記複数の送受信電極それぞれに対応して設けられ、受信した電界を電気的な受信信号に変換する複数の受信手段と、前記受信信号を受信情報として出力する出力手段と、判定信号を生成するとともに、該判定信号を前記送受信電極のいずれかに送信する判定信号送信手段と、前記判定信号送信手段で生成された前記判定信号と、前記判定信号を電界に誘起させた送受信電極とは異なる送受信電極から受信した前記受信信号とを比較し、前記受信信号に前記判定信号が含まれていた場合には、前記受信情報を出力するように前記出力手段を制御する比較判定手段と、を有することを要旨とする。
請求項4記載の本発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明において、前記複数の送受信電極の電極間は、絶縁体で構成されていることを要旨とする。
請求項5記載の本発明は、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともにこの誘起した電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバと、該トランシーバと相互に通信可能なコンピュータと、を備えたトランシーバを用いたコンピュータシステムにおいて、前記トランシーバは、電界伝達媒体に対して電界を誘起するとともに、電界伝達媒体に誘起された電界を受信する、適宜間隔をあけて配置された複数の送受信電極と、前記複数の送受信電極それぞれに対応して設けられ、受信した電界を電気的な受信信号に変換する複数の受信手段と、前記複数の受信信号に対応した複数の受信情報として前記コンピュータに出力する出力手段と、を有し、前記コンピュータは、前記複数の受信情報それぞれを比較する比較判定手段と、前記比較判定手段において前記複数の受信情報が一致した場合には、該受信情報を有効とする通信制御手段と、を有することを要旨とする。
請求項6記載の本発明は、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともにこの誘起した電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバと、該トランシーバと相互に通信可能なコンピュータと、を備えたトランシーバを用いたコンピュータシステムにおいて、前記トランシーバは、電界伝達媒体に対して電界を誘起するとともに、電界伝達媒体に誘起された電界を受信する、適宜間隔をあけて配置された複数の送受信電極と、前記複数の送受信電極それぞれに対応して設けられ、受信した電界を電気的な受信信号に変換する複数の受信手段と、送信すべき情報を電界に誘起させた送受信電極とは異なる送受信電極から受信した前記受信信号を受信情報として前記コンピュータに出力する出力手段と、を有し、前記コンピュータは、前記送信すべき情報と前記受信情報とを比較する比較判定手段と、前記比較判定手段において前記受信情報に前記送信すべき情報が含まれていた場合には、該受信情報を有効とする通信制御手段と、を有することを要旨とする。
請求項7記載の本発明は、請求項5又は6に記載の発明において、前記複数の送受信電極の電極間は、絶縁体で構成されていることを要旨とする。
本発明によれば、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともに電界伝達媒体に誘起された電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバを利用して生体通信サービスを行う場合において、利用者が意図しないサービスの提供を防ぐことができるトランシーバ、及びトランシーバ用いたコンピュータシステムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るトランシーバ1の回路構成を示している図である。同図に示すトランシーバ1は、コンピュータ7(又はPC8、以下同じ)からの送信データを入出力(I/O)回路901を介して受け取ると、この送信データを送信部902を介して送受信電極903aに供給し、該送受信電極903aおよび絶縁膜904aを介して電界伝達媒体に電界を誘起させ、この電界を電界伝達媒体の他の部位に伝達させるようになっている。また、電界伝達媒体に誘起されて伝達されてくる電界を絶縁膜904aおよび904bを介してそれぞれ送受信電極903aおよび903bで検出し、この電界を受信部910aおよび910bで電気信号(受信信号)に変換し、更に波形整形回路907aおよび907bで波形整形してから、比較判定部101でそれぞれの受信信号を比較し、一致する場合には、受信信号1が入出力(I/O)回路901を介してコンピュータ7に出力されるようになっている。
ここで、比較判定部101は、さらに詳しくは、受信部910aからの受信信号1と受信部910bからの受信信号2とを比較し、両受信信号が一致する場合には、I/O回路901を開き通信を有効にするが、一致しない場合には、I/O回路901を閉じ通信を無効にするような開閉制御をするようになっている。これは、生体が送受信電極903aおよび903bの双方に触れているときは、両受信信号が等しいが、送受信電極903aおよび903bのいずれか一方にだけ触れているときは、両受信信号が等しくないという考えのもとに制御を行うものである。尚、図1においては、受信信号1をI/O回路901に出力するようにしているが、受信信号1の代わりに受信信号2を出力するようにしてもよい。
図2はトランシーバ1の送受信電極903aおよび903bの配置例を示している。図2(a)に示す電極903aおよび903bは、二本の指の間隔をあけて同時に触れるような形態となっているので、利用者が明確な操作意思なく誤って電極903aおよび903bの双方に触れることはなく、意図しないサービスの提供を確実に防ぐようになっている。尚、前提として、利用者は、トランシーバ9を携行しているので、利用者が電極903aおよび903bに触れることにより、トランシーバ1および9間の利用者の生体を介した通信は成立するようになっている。また、形態電極903aおよび電極903bの間には絶縁体6が配置されているので、これにより電界の漏れおよび他の電極からの影響を確実に防ぐことができるようになっている。
さらに、電極903は、図2(a)に示すようなむき出しで設置されてもよいし、図2(b)に示すような指が入る穴の中に設置してもよい。
尚、トランシーバ1は、2つの送受信電極903aおよび903b、並びに送受信電極903aおよび903bに対応して2つの受信部910aおよび910bを備えているが、送受信電極903i(i=a,b,…,n)および受信部910i(i=a,b,…,n)の数は複数であれば、その数は限定されないものである。また、この点は、本実施の形態だけでなく、後述する第2乃至第5の実施の形態においても、同様である。
次に、本実施の形態に係るトランシーバ1の動作を図3を用いて説明する。ここで、図3は、トランシーバ1が、外部のトランシーバ9から生体を介して信号を受信した場合の動作を説明するフローチャートである。
まず、トランシーバ1の送受信電極903aおよび903bが電界伝達媒体を介して信号を受信すると、受信部903aおよび903bで受信した信号をそれぞれ比較判定部101に送信する(ステップS10,S20)。
次に、比較判定部101は、受信部903aおよび903bで受信した信号が一致するか否かをチェックし、一致した場合には、I/O回路901を開くように制御するので、受信した信号は、I/O回路901を介してコンピュータ7に送信される(ステップS30,40)。一方、一致しない場合には、I/O回路901を閉じるように制御するので、受信した信号はI/O回路901を介してコンピュータ7に送信されない(ステップS30,50)。
従って、第1の実施の形態に係るトランシーバ1によれば、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともに電界伝達媒体に誘起された電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバを利用して生体通信サービスを行う場合において、2つの送受信電極および受信部を備えて、2つの送受信電極から受信した信号それぞれを比較して、一致したときには通信を有効とするので、利用者が意図しないサービスの提供を確実に防止することができ、以て、生体通信サービスの利便性を向上させることができる。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の第2の実施の形態に係るトランシーバ2の回路構成を示している図である。同図に示すトランシーバ2は、コンピュータ7からの送信データを入出力(I/O)回路901を介して受け取ると、この送信データを比較判定部201に送信するとともに、送信部902を介して送受信電極903aに供給し、該送受信電極903aおよび絶縁膜904aを介して電界伝達媒体に電界を誘起させ、この電界を電界伝達媒体の他の部位に伝達させるようになっている。また、電界伝達媒体に誘起されて伝達されてくる電界を絶縁膜904aおよび904bを介してそれぞれ送受信電極903aおよび903bで検出し、この電界を受信部910aおよび910bで電気信号(受信信号)に変換し、更に波形整形回路907aおよび907bで波形整形してから、比較判定部201で送信信号および受信信号2を比較し、受信信号2に送信信号が含まれる場合には、受信信号1が入出力(I/O)回路901を介してコンピュータ7に出力されるようになっている。
ここで、比較判定部201は、さらに詳しくは、I/O回路901からの送信信号と受信部910bからの受信信号2(送信部902が用いた送受信電極903aとは異なる送受信電極903bからの受信信号)とを比較し、受信信号2にI/O回路901からの送信信号が含まれる場合には、I/O回路901を開き通信を有効にするが、全く含まれない場合には、I/O回路901を閉じ通信を無効にするような開閉制御をするようになっている。尚、図4においては、受信信号1をI/O回路901に出力するようにしているが、受信信号1の代わりに受信信号2を出力するようにしてもよい。
尚、本実施の形態においても、トランシーバ2の送受信電極903aおよび903bの配置は、第1の実施の形態と同様であるので、これに関する説明は省略する。
次に、本実施の形態に係るトランシーバ2の動作を図5を用いて説明する。ここで、図5は、トランシーバ2が送信した信号を生体を介して受信した場合の動作を説明するフローチャートである。
まず、トランシーバ2は、送信信号を送信部902に送信するとともに、比較判定部201に送信する(ステップS110)。次に、送受信電極903aおよび903bが電界伝達媒体を介して信号を受信すると、送受信電極903bで受信した信号を比較判定部101に送信する(ステップS120,S130)。
次に、比較判定部201は、送受信電極903bで受信した信号に送信信号が含まれるか否かをチェックし、含まれている場合には、I/O回路901を開くように制御するので、受信した信号は、I/O回路901を介してコンピュータ7に送信される(ステップS140,S150)。一方、全く含まれない場合には、I/O回路901を閉じるように制御するので、受信した信号はI/O回路901を介してコンピュータ7に送信されない(ステップS140,S160)。
従って、第2の実施の形態に係るトランシーバ2によれば、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともに電界伝達媒体に誘起された電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバを利用して生体通信サービスを行う場合において、2つの送受信電極および受信部を備えて、送信した信号と、送信部が用いた送受信電極とは異なる送受信電極から受信した信号とを比較して、受信した信号に送信した信号が含まれていたときには通信を有効とするので、利用者が意図しないサービスの提供を確実に防止することができ、以て、生体通信サービスの利便性を向上させることができる。
また、これに加えて、利用者は必ずしもトランシーバを携行する必要はないという効果を得ることができる。
(第3の実施の形態)
図6は、本発明の第3の実施の形態に係るトランシーバ3の回路構成を示している図である。同図に示すトランシーバ3は、コンピュータ7からの送信データを入出力(I/O)回路901を介して受け取ると、この送信データを送信部902に送信するようになっている。また、判定信号送信部301が、判定信号を生成し、該判定信号を送信部902に送信するとともに、比較判定部302に送信するようになっている。そして、トランシーバ3は、送信データおよび判定信号を、送信部902を介して送受信電極903aに供給し、該送受信電極903aおよび絶縁膜904aを介して電界伝達媒体に電界を誘起させ、この電界を電界伝達媒体の他の部位に伝達させるようになっている。また、電界伝達媒体に誘起されて伝達されてくる電界を絶縁膜904aおよび904bを介してそれぞれ送受信電極903aおよび903bで検出し、この電界を受信部910aおよび910bで電気信号(受信信号)に変換し、更に波形整形回路907aおよび907bで波形整形してから、比較判定部101で判定信号および受信信号2を比較し、受信信号2に判定信号が含まれる場合には、受信信号1が入出力(I/O)回路901を介してコンピュータ7に出力されるようになっている。
ここで、比較判定部302は、さらに詳しくは、判定信号送信部901からの判定信号と受信部910bからの受信信号2(送信部902が用いた送受信電極903aとは異なる送受信電極903bからの受信信号)とを比較し、受信信号2に判定信号が含まれる場合には、I/O回路901を開き通信を有効にするが、全く含まれない場合には、I/O回路901を閉じ通信を無効にするような開閉制御をするようになっている。尚、図6においては、受信信号1をI/O回路901に出力するようにしているが、受信信号1の代わりに受信信号2を出力するようにしてもよい。
尚、本実施の形態においても、トランシーバ3の送受信電極903aおよび903bの配置は、第1の実施の形態と同様であるので、これに関する説明は省略する。
次に、本実施の形態に係るトランシーバ3の動作を図7を用いて説明する。ここで、図7は、トランシーバ3が送信した判定信号を生体を介して受信した場合の動作を説明するフローチャートである。
まず、トランシーバ3の判定信号送信部301は、判定信号を生成すると、該判定信号を送信部902に送信するとともに、比較判定部302に送信する(ステップS210,S220)。次に、送受信電極903aおよび903bが電界伝達媒体を介して判定信号を受信すると、受信部903bで受信した信号を比較判定部302に送信する(ステップS230,S240)。
次に、比較判定部302は、送受信電極903bで受信した信号に判定信号が含まれるか否かをチェックし、含まれる場合には、I/O回路901を開くように制御するので、受信した信号は、I/O回路901を介してコンピュータ7に送信される(ステップS250,S260)。一方、全く含まれない場合には、I/O回路901を閉じるように制御するので、受信した信号はI/O回路901を介してコンピュータ7に送信されない(ステップS250,S270)。
従って、第3の実施の形態に係るトランシーバ3によれば、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともに電界伝達媒体に誘起された電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバを利用して生体通信サービスを行う場合において、2つの送受信電極および受信部、並びに判定信号生成部を備えることにより、生成した判定信号と、送信部が用いた送受信電極とは異なる送受信電極から受信した信号とを比較して、受信した信号に判定信号が含まれていたときには通信を有効とするので、利用者が意図しないサービスの提供を確実に防止することができ、以て、生体通信サービスの利便性を向上させることができる。
また、これに加えて、利用者は必ずしもトランシーバを携行する必要はないという効果を得ることができる。
(第4の実施の形態)
図8は、本発明の第4の実施の形態に係るトランシーバ10とコンピュータ70を備えるコンピュータシステム4の回路構成を示している図である。同図に示すトランシーバ10は、コンピュータ70からの送信データを入出力(I/O)回路901を介して受け取ると、この送信データを送信部902を介して送受信電極903aに供給し、該送受信電極903aおよび絶縁膜904aを介して電界伝達媒体に電界を誘起させ、この電界を電界伝達媒体の他の部位に伝達させるようになっている。
また、電界伝達媒体に誘起されて伝達されてくる電界を絶縁膜904aおよび904bを介してそれぞれ送受信電極903aおよび903bで検出し、この電界を受信部910aおよび910bでそれぞれ電気信号(受信信号)に変換し、更に波形整形回路907aおよび907bで波形整形してから、入出力(I/O)回路901を介してコンピュータ70に出力するようになっている。そして、コンピュータ70は、比較判定部72でそれぞれの受信データを比較し、一致する場合には、この通信を有効とするようになっている。
尚、本実施の形態においても、トランシーバ10の送受信電極903aおよび903bの配置は、第1の実施の形態と同様であるので、これに関する説明は省略する。
次に、本実施の形態に係るトランシーバ10とコンピュータ70を備えるコンピュータシステム4の動作を図9を用いて説明する。ここで、図9は、トランシーバ10が、外部のトランシーバ9から生体を介して信号を受信した場合のトランシーバ10およびコンピュータ70の動作を説明するシーケンス図である。
まず、トランシーバ10の送受信電極903aおよび903bが電界伝達媒体を介して信号を受信すると、受信部910aおよび910bがそれぞれ受信した信号を波状整形回路907aおよび907b、並びにI/O回路を介してコンピュータ70に送信する(ステップS310,S320)
次に、コンピュータ70の比較判定部72は、受信部903aおよび903bそれぞれから受信した受信データが一致するか否かをチェックし、一致した場合には、通信制御部71が、この通信を有効とする(ステップS330,S340)。一方、一致しない場合には、通信制御部71が、この通信を無効とする(ステップS330,S350)。
従って、第4の実施の形態に係るコンピュータシステム4によれば、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともに電界伝達媒体に誘起された電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバを利用して生体通信サービスを行う場合において、2つの送受信電極および受信部を備えて、2つの送受信電極から受信した信号に基づく受信データそれぞれを比較して、一致したときには通信を有効とするので、利用者が意図しないサービスの提供を確実に防止することができ、以て、生体通信サービスの利便性を向上させることができる。
また、比較判定の動作をコンピュータに任せ、ソフト的に処理しているので、トランシーバのハード構成を簡単にすることができる。
(第5の実施の形態)
図10は、本発明の第5の実施の形態に係るトランシーバ20とコンピュータ80を備えるコンピュータシステム5の回路構成を示している図である。同図に示すトランシーバ20は、コンピュータ80からの送信データを入出力(I/O)回路901を介して受け取ると、この送信データを送信部902を介して送受信電極903aに供給し、該送受信電極903aおよび絶縁膜904aを介して電界伝達媒体に電界を誘起させ、この電界を電界伝達媒体の他の部位に伝達させるようになっている。尚、コンピュータ80は送信データをトランシーバ20に送信するとともに、比較判定部82に送信するようになっている。
また、電界伝達媒体に誘起されて伝達されてくる電界を絶縁膜904aおよび904bを介してそれぞれ送受信電極903aおよび903bで検出し、この電界を受信部910aおよび910bでそれぞれ電気信号(受信信号)に変換し、更に波形整形回路907aおよび907bで波形整形してから、入出力(I/O)回路901を介してコンピュータ80に出力するようになっている。コンピュータ80は、比較判定部82で、送信データと受信データ2を比較し、受信データ2に送信データが含まれる場合には、この通信を有効とするようになっている。
尚、本実施の形態においても、トランシーバ20の送受信電極903aおよび903bの配置は、第1の実施の形態と同様であるので、これに関する説明は省略する。
次に、本実施の形態に係るトランシーバ20とコンピュータ80を備えるコンピュータシステム5の動作を図11を用いて説明する。ここで、図11は、トランシーバ20が、送信した信号を生体を介して受信した場合のトランシーバ20およびコンピュータ80の動作を説明するシーケンス図である。
まず、トランシーバ20の送受信電極903aおよび903bが電界伝達媒体を介して信号を受信すると、受信部910bが受信した信号を波状整形回路907b、並びにI/O回路を介してコンピュータ80に送信する(ステップS410,S420)
次に、コンピュータ80の比較判定部82は、受信部910bから受信した受信データに送信データが含まれるか否かをチェックし、含まれる場合には、通信制御部81が、この通信を有効とする(ステップS430,S440)。これに対して、全く含まれない場合には、通信制御部81が、この通信を無効とする(ステップS430,S450)。
従って、第5の実施の形態に係るコンピュータシステム5によれば、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともに電界伝達媒体に誘起された電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバを利用して生体通信サービスを行う場合において、2つの送受信電極および受信部を備えて、送信データと、送信部が用いた送受信電極とは異なる送受信電極から受信した受信データとを比較して、受信データに送信データが含まれていたときには通信を有効とするので、利用者が意図しないサービスの提供を確実に防止することができ、以て、生体通信サービスの利便性を向上させることができる。
また、比較判定の動作をコンピュータに任せ、ソフト的に処理しているので、トランシーバのハード構成を簡単にすることができるという効果、および利用者は必ずしもトランシーバを携行する必要はないという効果を得ることができる。
を得ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、本発明の実施の形態に対して種々の変形や変更を施すことができる。例えば、上記実施の形態においては、複数の送受信電極および受信部を備えるトランシーバ1、2、3、10および20を前提に説明してきたが、本発明はこれに限定されるわけではなく、従来のトランシーバ9を複数備えることで、結果として複数の送受信電極および受信部を備えるトランシーバを構成し、該トランシーバを用いたコンピュータシステムとして本発明の機能を実現させてもよいものである。
また、送受信電極903i(i=a,b,…,n)の構成は、図2に示すような形態に限定されるわけではなく、他の形態、例えば、図12(a)乃至(d)に示すような形態であってもよいものである。ここで、図12(a)は、手形タイプの電極903iを示すものであり、手のひらおよび複数の指を電極に当てて、サービスを開始するものである。また、図12(b)および(c)は、両手タイプおよび直立タイプの電極903iを示すものであり、二本の腕を電極に当てて通信したり、足と片手、あるいは両手を当てることでサービスを開始するものである。さらに、図12(d)は、ゲームに適用される場合を想定したもので、床、壁、および天井などに配置された複数の電極に同時に触れることで、ゲームが開始されるものである。
本発明の第1の実施の形態に係るトランシーバの回路構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係るトランシーバの電極を説明する図である。 本発明の第1の実施の形態に係るトランシーバの動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係るトランシーバの回路構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係るトランシーバの動作を説明するフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係るトランシーバの回路構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態に係るトランシーバの動作を説明するフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態に係るトランシーバを用いたコンピュータシステムの回路構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態に係るトランシーバを用いたコンピュータシステムの動作を説明するシーケンス図である。 本発明の第5の実施の形態に係るトランシーバを用いたコンピュータシステムの回路構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施の形態に係るトランシーバを用いたコンピュータシステムの動作を説明するシーケンス図である。 トランシーバの電極の配置の一例を説明する図である。 トランシーバを介してウェアラブルコンピュータを人間に装着して使用する場合の例を示す説明図である。 従来のトランシーバの回路構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,2,3,10,20 トランシーバ
4,5 トランシーバを用いたコンピュータシステム
6 絶縁体
7,70,80 コンピュータ
8 PC、サーバ
71,81 通信制御部
72,82 比較判定部
101,201,302 比較判定部
301 判定信号送信部
901 I/O回路
902 送信部
903 送受信電極
904 絶縁膜
905 電界検出光学部
906 信号処理回路
907 波形整形回路
910 受信部

Claims (7)

  1. 送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともにこの誘起した電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバにおいて、
    電界伝達媒体に対して電界を誘起するとともに、電界伝達媒体に誘起された電界を受信する、適宜間隔をあけて配置された複数の送受信電極と、
    前記複数の送受信電極それぞれに対応して設けられ、受信した電界を電気的な受信信号に変換する複数の受信手段と、
    前記受信信号を受信情報として出力する出力手段と、
    前記複数の受信手段で受信したそれぞれの受信信号を比較し、それぞれの受信信号が一致した場合には、前記受信情報を出力するように前記出力手段を制御する比較判定手段と、
    を有することを特徴とするトランシーバ。
  2. 送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともにこの誘起した電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバにおいて、
    電界伝達媒体に対して電界を誘起するとともに、電界伝達媒体に誘起された電界を受信する、適宜間隔をあけて配置された複数の送受信電極と、
    前記複数の送受信電極それぞれに対応して設けられ、受信した電界を電気的な受信信号に変換する複数の受信手段と、
    前記受信信号を受信情報として出力する出力手段と、
    送信すべき情報である送信信号と、該送信信号を電界に誘起させた送受信電極とは異なる送受信電極から受信した前記受信信号とを比較し、前記受信信号に前記送信信号が含まれていた場合には、前記受信情報を出力するように前記出力手段を制御する比較判定手段と、
    を有することを特徴とするトランシーバ。
  3. 送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともにこの誘起した電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバにおいて、
    電界伝達媒体に対して電界を誘起するとともに、電界伝達媒体に誘起された電界を受信する、適宜間隔をあけて配置された複数の送受信電極と、
    前記複数の送受信電極それぞれに対応して設けられ、受信した電界を電気的な受信信号に変換する複数の受信手段と、
    前記受信信号を受信情報として出力する出力手段と、
    判定信号を生成するとともに、該判定信号を前記送受信電極のいずれかに送信する判定信号送信手段と、
    前記判定信号送信手段で生成された前記判定信号と、前記判定信号を電界に誘起させた送受信電極とは異なる送受信電極から受信した前記受信信号とを比較し、前記受信信号に前記判定信号が含まれていた場合には、前記受信情報を出力するように前記出力手段を制御する比較判定手段と、
    を有することを特徴とするトランシーバ。
  4. 前記複数の送受信電極の電極間は、絶縁体で構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のトランシーバ。
  5. 送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともにこの誘起した電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバと、該トランシーバと相互に通信可能なコンピュータと、を備えたトランシーバを用いたコンピュータシステムにおいて、
    前記トランシーバは、
    電界伝達媒体に対して電界を誘起するとともに、電界伝達媒体に誘起された電界を受信する、適宜間隔をあけて配置された複数の送受信電極と、
    前記複数の送受信電極それぞれに対応して設けられ、受信した電界を電気的な受信信号に変換する複数の受信手段と、
    前記複数の受信信号に対応した複数の受信情報として前記コンピュータに出力する出力手段と、
    を有し、
    前記コンピュータは、
    前記複数の受信情報それぞれを比較する比較判定手段と、
    前記比較判定手段において前記複数の受信情報が一致した場合には、該受信情報を有効とする通信制御手段と、
    を有することを特徴とするトランシーバを用いたコンピュータシステム。
  6. 送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させるとともにこの誘起した電界を検出して情報の送受信を行うトランシーバと、該トランシーバと相互に通信可能なコンピュータと、を備えたトランシーバを用いたコンピュータシステムにおいて、
    前記トランシーバは、
    電界伝達媒体に対して電界を誘起するとともに、電界伝達媒体に誘起された電界を受信する、適宜間隔をあけて配置された複数の送受信電極と、
    前記複数の送受信電極それぞれに対応して設けられ、受信した電界を電気的な受信信号に変換する複数の受信手段と、
    送信すべき情報を電界に誘起させた送受信電極とは異なる送受信電極から受信した前記受信信号を受信情報として前記コンピュータに出力する出力手段と、
    を有し、
    前記コンピュータは、
    前記送信すべき情報と前記受信情報とを比較する比較判定手段と、
    前記比較判定手段において前記受信情報に前記送信すべき情報が含まれていた場合には、該受信情報を有効とする通信制御手段と、
    を有することを特徴とするトランシーバを用いたコンピュータシステム。
  7. 前記複数の送受信電極の電極間は、絶縁体で構成されていることを特徴とする請求項5又は6に記載のトランシーバを用いたコンピュータシステム。
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