JP2006302538A - Led照明装置 - Google Patents

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Yuichi Memita
裕一 目見田
Masaaki Kato
正明 加藤
Kazuhiko Inoguchi
和彦 猪口
Masanori Watanabe
昌規 渡辺
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Abstract

【課題】
従来のLED照明装置で広範囲照射および狭範囲照射を同時に行う場合、広範囲照射が人の目に入るためまぶしく、また不必要な電力消費があった。
【解決手段】
放射角半値全幅が90゜以上のLEDチップと、出射面の断面の一部が楕円弧のレンズによって構成され、光度が最大となる方向とLEDチップの光軸方向のなす角が18゜以上68゜以下であるLED照明装置である。これにより、壁面等への広範囲照射と作業用の狭範囲照射を同時に行っても広範囲照射が人の目に入らない。また、光度が最大となる方向の光度の光軸方向の光度に対する比が2倍以上、放射角半値全幅が5゜以上30゜以下、楕円レンズの長軸半径に対する短軸半径の比が0.7以上0.9以下である。また、乗物車内用や作業用などに用いる場合に、レンズを動かすことにより光度が最大となる方向を可変とする。
【選択図】
図2

Description

本発明は、LED(発光ダイオード)を光源として用いる照明装置に関するものであり、室内用、作業用および乗物車内用などに適した配光特性を有するLED照明装置に関する。
キッチンやデスクなどの壁面に設置される作業用照明や、航空機・列車・バスなど乗物車内の照明においては、光照射が必要な各種作業(労働、読書、飲食などを含む)を行う手元など特定位置への狭範囲照射の他に、光源近傍の壁面などへのイルミネーション(全体照明)的な広範囲照射を有する方が、人の疲れを低減できるために望ましい。
従来の蛍光管を用いた照明装置では、特に集光などを行うことなく、光照射が必要な実作業を行う手元において十分な照度が得られるように広範囲に光照射を行うことによって、壁面へのイルミネーション的な照明もあわせて行っていた。
特許文献1に示されるLEDモジュールの断面図を図9に示す。基板9上に、各LEDチップ8に対応して形成される樹脂レンズ7Aと7Bを有している。樹脂レンズ7Aの曲率半径R1と、樹脂レンズ7Bの曲率半径R2とが異なることにより、配光特性(照射範囲)が異なる2種類の光照射を組み合わせて、必要とする配光特性を得るようになっている。
特許文献2に示されるLEDの断面図を図10に示す。リード端子2aの先端部にLEDチップ3が固着され、LEDチップ3の表面に形成された電極と他方のリード端子2bの間に金属細線4が接続されている。集束レンズ部5は、その光軸Aがレンズ底面5aに対して傾斜していることにより、斜め方向に指向性を有するとともに、LEDチップ3をレンズの光軸Aからずらせて配置することにより、指向方向以外に向かう光線Lを全反射によって向きを変えて指向性の強い配光特性を得ている。
実公平7−44029号公報 特開平6−177424号公報
蛍光管を光源に用いる照明では、照射範囲が広範囲であるため、光照射が必要な実作業を行う手元などで十分な照度を得るために、不必要な電力消費を必要としていた。また、蛍光管の寿命が比較的短いため、頻繁な交換手間とコストが必要であるとともに、交換が容易にできるように単純な光学系の照明装置とする必要があった。
特許文献1に示されるLED光源を用いた照明装置は、小型の照明装置で広範囲照射と狭範囲照射が同時に得られるものの、広範囲照射と狭範囲照射の中心方向(光度が最も高くなる方向)が同じでありまた固定である。従って光照射が必要な実作業を行う手元など特定位置で十分な照度を得つつ、壁面照明用に必要な光源近傍の壁面へのイルミネーション的な広範囲照射を行う場合に、広範囲照射が人の目に入り、まぶしい場合があるという問題があった。特にLED光源は例えばそのチップ幅が0.3mm程度と非常に小型であるため、直接見た場合に蛍光灯よりもはるかにまぶしいという問題があった。
特許文献2に示されるLEDは、LEDチップの光軸に対して斜め方向に狭範囲照射を行うことができるものの、影を生じることのない広範囲照射を実現できていない。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたものであり、イルミネーション的な広範囲照射と作業用の狭範囲照射を同時に行うことによって光を有効利用するとともに、例えばLED光源特有のまぶしさが生じないような配光特性が得られることを特徴とする作業用、乗物車内用、その他一般照明用のLED照明装置を提供することを目的とする。
(1)本発明は、放射角半値全幅(ピーク値の半分以上の値となる広がり幅。一般には半値幅と呼ばれる。)が90゜以上のLEDチップと、入射面および出射面を有するレンズを有し、レンズの出射面は前記LEDチップの光軸(LEDチップ単独での光照射分布の中心方向、すなわち通常の対称な配光性を有するLEDチップの場合はその表面に垂直な方向。)を含む少なくとも一つの断面が楕円弧の部分を含み、前記LEDチップを発し前記レンズを出射した光の光度が最大となる方向と前記光軸とのなす角度が18゜以上68゜以下であることを特徴とするLED照明装置である。LEDチップから発する光の放射角半値全幅は、90゜以上であれば広範囲照射と狭範囲照射が同時に得られるが、110゜以上であればより好ましい。ただし出射面の一つの断面がほぼ楕円弧の部分を含むレンズとは、光度が最大となる方向において楕円弧もしくは実質的に楕円弧と同じ光の屈折作用を有する曲線を有するものとする。
本発明では、楕円レンズによって集光することによる狭範囲照射の特性とLEDチップの広範囲照射特性とを組み合わせることにより、狭範囲照射と広範囲照射を同時に行って光を有効に用いるとともに、広範囲照射の光軸に対して光度が最大となる方向を異ならせることにより、例えば作業に必要な狭範囲照射を手元に向けつつ、広範囲照射が直接人の目に入らないようにすることができる。
レンズの入射面は、LEDチップに接していてもよい。
(2)本発明は、放射角半値全幅が90゜以上のLEDチップと、入射面と出射面を備えたレンズを有し、レンズの前記LEDチップの光軸を含む少なくとも一つの断面が楕円弧の部分を含み、前記レンズは、前記断面における楕円弧を一部として含む楕円の長軸の延長上に前記LEDチップが位置するように設けられ、前記長軸と前記LEDチップの光軸とのなす角度が20゜以上75゜以下であることを特徴とするLED照明装置である。本発明では、LEDチップを楕円長軸の延長線上に配置することにより、楕円レンズでの光の全反射を防止することができるため、例えば影になる部分が生じない広範囲照射を狭範囲照射と同時に得ることができる。
(3)本発明は、レンズの配光特性が、LEDチップの光軸方向の光度に対して、レンズを出射した光の光度が最大となる方向の光度の比が2倍以上であることを特徴とするLED照明装置である。これによって、作業に必要な明るさが得られる。
(4)本発明は、LEDチップを発しレンズを出射した光の放射角半値全幅が5゜以上30゜以下であることを特徴とするLED照明装置である。これによって、作業に必要な領域を重点的に照明できる。
(5)本発明は、レンズの出射面の前記LEDチップの光軸と楕円の長軸を含む断面が、長軸半径に対する短軸半径の比が0.7以上0.9以下である楕円の一部を構成する楕円弧を含むことを特徴とするLED照明装置である。このような楕円形状によって、光度が最大となる方向においてLEDチップの光軸方向の2倍以上の明るさを得る条件、あるいはLEDチップを発しレンズを出射した光の放射角半値全幅が5゜以上30゜以下となる条件を実現できる。
(6)本発明は、レンズを出射した光の光度が最大となる方向に対する光度の比が1/10倍以上である広範囲照射の角度の範囲が60゜以上であることを特徴とするLED照明装置である。これにより、狭範囲照射と行うと同時に60゜以上の範囲にわたる広範囲照射を得ることができる。
(7)本発明は、レンズを出射した光の光度が最大となる方向を、レンズ位置を動かすことによって変更できるLED照明装置である。作業環境により照明範囲の調整が必要な場合があるが、レンズ位置を動かすことにより、例えばイルミネーション的な広範囲照射と作業用の狭範囲照射を行いつつ、広範囲照射が例えば直接人の目に入らないようにすることができる。レンズ位置の移動手段は手動の場合と自動の場合が共に可能である。
(8)本発明は、光度が最大となる方向を、断面が楕円弧のレンズの楕円長軸上にLEDチップがあるという条件を保ったまま可変とするLED照明装置である。この条件下では、LEDチップを発した光はレンズの側面において全反射することがないため、例えばレンズの集光に伴う影が生じることなく、狭範囲照射と広範囲照射が同時に得られる。
(9)本発明は、断面が楕円弧のレンズの位置を、LEDチップの位置を回転中心として回転することにより、光度が最大となる方向を可変とするLED照明装置である。この条件下では、狭範囲照射の放射角半値全幅があまり変化しないため、LED照明装置と人との相対的な設置位置が変化した場合にも、ほぼ一定の狭範囲照射が得られる。
(10)本発明は、LEDチップは一直線上に複数配置され、レンズは、一直線に垂直な各断面についても略同一の断面形状を有することを特徴とするLED照明装置である。このように一直線に垂直な断面について略同一の断面形状を有する柱状のレンズを用いることにより、その直線方向については光が収束しないため、作業領域の広がりに近い繋がった帯状の光照射とすることができる。
(11)本発明は、レンズの出射面におけるLEDチップの光軸を含む少なくとも一つの断面が、楕円弧と、その楕円弧の両端に接続された2本の直線よりなる。また、2本の直線はほぼ平行であって、そのLEDチップの光軸に対する傾きが、0゜より大きく、楕円長軸方向とLEDチップの光軸のなす角度より小さいことを特徴とするLED照明装置である。断面が楕円弧の部分と直線状の部分を有することにより、すべてが楕円弧の場合に比べて樹脂モールド法でレンズを成形するのが容易になる。また、上記のように平行な直線部分の向きを定めることにより、例えばまぶしさを低減した良好な配光特性を実現できる。
(12)本発明は、LEDチップの光軸と光度が最大となる方向とが所定の角度をなすLED照明装置を用い、光度が最大となる方向が着座乗員の手元方向であることを特徴とする乗物車内用LED照明装置である。このようなLED照明装置は、着座乗員の手元を照らす用途に特に適している。
(13)本発明は、着座乗員の前座席の背面にLEDチップの光軸と光度が最大となる方向とが所定の角度をなすLED照明装置を配したことを特徴とするLED照明装置である。LED照明装置は小型なので、前座席の背面に設置することができ、また本発明のLED照明装置は、前座席の背面に設置して着座乗員の手元を照らす場合に前座席の背面にイルミネーション的な照明を行うことができる。
(14)本発明は、着座乗員の前座席の背面にLEDチップの光軸と光度が最大となる方向とのなす角度が可変であるLED照明装置を配したことを特徴とするLED照明装置である。前座席のリクライニング角度が変化した場合にも、光度が最大となる方向が略一定になるように調整することができ、着座乗員が快適性を維持するのに必要な狭範囲照射と広範囲照射の状態を保つことができる。
本発明によれば、LEDを光源とする小型の照明装置において、指向性の強い狭範囲照射を行う際に十分に使われていなかった広範囲照射を有効に使うことができ、例えばイルミネーション的な広範囲照射と作業用の狭範囲照射を同時に行うと共にその方向を異ならせることによって、その配光特性を使用に適したものにできる。例えばLED光源が小型であり直接見た場合にまぶしい性質を有することから、狭範囲照射の方向を作業に適したものにしつつ、広範囲照射が直接人の目に入らないようにあらかじめ設定または使用時に調整することができる。これによって、作業用や乗物車内用などとして特に適したLED照明装置が得られる。また、余分な光照射による不必要な電力消費を低減することにより、効率良く、コストの低いLED照明装置が実現できる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。なお、添付図面において、同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表わすものとする。
(実施の形態1の構成)
図1に本実施の形態のLED照明装置10の下面図、図2にLED照明装置10の図1中II−II線における断面図およびその設置状況を示す。図1において、内面を白色または銀色など反射性の色とした筐体11に基板12が配置され、基板12の表面に複数のLEDチップ13が一直線上に並べられ、基板12と電気的に接続されている。図2に示すように、LEDチップ13を発した光は、断面が楕円弧のレンズ15に入射する。レンズ15の断面形状は、図1のy方向に沿って同一であり、楕円柱レンズ形状になっている。このため、複数のLEDチップ13から発した光は、y方向については繋がった一連の照射光として帯状の光照射となる。また、図1に示すレール16はレンズ15の両端を支持している。
図2において、LEDチップ13から放射され、レンズ15を出射し集光されない光による広範囲照射17はイルミネーション的に壁面20と机21全体を照明しており、壁面への照射によって柔らかな照明感を得ている。LEDチップの光軸27(LEDチップ13単独での光照射分布の中心方向、すなわち通常の対称な配光性を有するLEDチップの場合はその表面に垂直な方向。)を下に向けて、人の目23に入らないようにLED照明装置10を設置した場合にも、レンズ15で集光された光による光度が最大となる方向28(狭範囲照射18の方向)がLEDチップの光軸27と角度θを有するように設ける。これにより、狭範囲照射18を机21上の人22の手元に向け、照度を必要とする実作業に適した配光特性とすることができる。この様なLED照明装置の構成とすることにより、不必要な電力消費を抑えた効率のよい照明が可能となる。
(実施の形態1におけるレンズ15と放射角の関係)
本実施の形態におけるLEDチップ13の光軸27を含むレンズ15の断面図である図3において、レンズ15は、LEDチップ13の代表発光点13Zからの光が入射する入射部15D(点15Wから点15Sまでの直線)と、レンズ15より光が出射する出射部15A(点15Sから点15Tまで)、出射部15B(点15Tから点15Uを経由して点15Vまで)、出射部15C(点15Vから点15W)を有している。出射部15A、15B、15Cは、いずれもひとつの楕円(立体としては楕円柱面)の一部分となる楕円弧である。また、この楕円の光入射側を斜めにカットすることにより、入射部15Dが形成されている。この楕円の中心は中心点15Zであり、楕円の長軸15Xは点15Uと中心点15Zを通る直線である。点15Uと中心点15Zを結ぶ線分が長軸半径であり、その長さはLである。また点15Tと中心点15Zを結ぶ線分が短軸半径であり、その長さはLであって、その長さのLに対する比はL/L=0.8である。
LEDチップ13の代表発光点13Zは楕円の長軸15X上の入射部15D近傍にある。楕円の中心点15Zと代表発光点13Zの間隔がLであり、その長さのLに対する比はL/L=0.6である。
楕円の長軸15XとLEDチップの光軸27とのなす角度θは、本実施の形態では30゜である。
代表発光点13Zより発した光線のいくつかを、光線19A、19B、19C、19D、19E、19Fとして示す。光線19A、19B、19Cに代表される、レンズ15の入射部15Dを通り出射部15Aより出射する光線と、光線19E、19Fに代表される、レンズ15の入射部15Dより入射し出射部15Cより出射する光線に関しては、代表発光点13Zから発する角度に対してレンズ15を出射する場合の放射角が増大(拡散)する。光線19C、19D、19Eに代表される、入射部15Dを通り出射部15Bより出射する光線に関しては、代表発光点13Zから発する角度に対してレンズ15を出射する場合の放射角が減少(集光)する。
図4(a)は、LEDチップ13を発した光度の方向依存性を示す光度分布Pおよびレンズ15を通した場合の光度の方向依存性を示す光度分布Qに関する1次元計算結果である。ただしレンズ15の屈折率を1.5、LEDチップ13の光度分布Pをcosθ型の分布としている。レンズ15を出射した光の光度分布Qについては、以下の特徴がある。
1)出射部15Bを出射した光は集光されて狭範囲照射18となり、出射部15A、15Cを出射した光は集光されない。
2)楕円の長軸15Xと、LEDチップの光軸27との角度θが30゜であることに伴い、光度が最大となる方向28とLEDチップの光軸27との角度θも約27゜になっている。両者が一致しないのは、光度分布Qが、レンズ15の集光作用の分布とLEDチップ13の光度分布Pの積によって決まるためである。
3)光度分布Qは、+62゜でほぼゼロになり、これが図3の光線19Fに対応する。このように光度分布Qの広がりが制限されることにより、図2において人の目23に光が進まずに人22の手元を照らすという本発明の目的が達成される。光度分布Qは、逆方向については−78゜でほぼゼロになり、これが光線19Aに対応する。
4)光度分布Qのピーク強度は、0゜の場合に対して約4.2倍(LEDチップ13からの光度分布Pの最大強度を1として約3.5倍)になっている。また狭範囲照射18の放射角半値全幅18Nは、この場合約20゜になっている。狭範囲照射18の放射角半値全幅は作業領域の広さに応じて適当な値とすることが望ましいが、例えば5゜から30゜程度が適当である。
5)広範囲照射の範囲を、最大光度の1/10の光度が得られる範囲と定義すると、広範囲照射の範囲17Wの方向は−46゜〜46゜となり、幅としては92゜という値が得られる。広範囲照射の範囲としては、60゜以上であれば全体照明として適した広範囲照射が得られるが、90゜以上が更に望ましい。
(LEDチップの光軸27と楕円の長軸15Xとの角度を変更した場合における光分布の計算)
図4(b)に、楕円の長軸15XとLEDチップの光軸27とのなす角度θを20゜、30゜、45゜、60゜、75゜にした場合の、レンズ15を出射した光の光度分布の計算結果を示す。光度が最大となる方向28とLEDチップの光軸27とのなす角度θはそれぞれ約18゜、27゜、42゜、55゜、68゜である。θが20゜の場合、0゜の方向に対するピーク強度が約4.3倍であるが、これよりも角度θを小さくすると、0゜の方向について光度が増加してしまい、通常の対称型照明に近づく。θが70゜の場合も0゜に対するピーク強度が得られにくい。以上より、θとしては、20゜以上75゜以下が適当であり、30゜以上60゜以下がより望ましい。また、LEDチップの光軸方向の光度に対する光度が最大となる方向の光度の比が2倍以上、好ましくは3倍以上であることが望ましい。
(実施の形態1のレンズ設計を変更した場合における光度分布)
図4(b)における楕円の短軸半径と長軸半径の比L/L=0.8であったのに対し、図4(c)ではL/L=0.74にした場合の、レンズ15を出射した光の光度分布の計算結果を示す。この場合、光源から発した光がほぼ平行光線となる条件に近づくため、図4(c)に示すように放射角半値全幅18Mが7゜と鋭い光度分布を示す。また光度最大値の1/10となる広範囲照射の範囲17Sの角度は−28゜から+37゜といった広範囲に広がっている。このようにL/Lを小さくすると、光度の強い狭範囲照射が得られるという点では好都合であるが、放射角半値全幅は狭まる。さらにL/Lを小さくするとレンズ表面で全反射によるロスが生じ、それによって特定の角度に広範囲照射が届かない影が生じるため、L/Lの値としては0.7以上0.9以下が好適である。
(LEDチップ)
LEDチップ13としては、青色LEDのチップ表面に蛍光体を塗布した白色LEDもしくは電球色LEDなどを用いることができ、さらにその表面上に樹脂カバーを行った、いわゆるチップ型LEDとしてもよい。青色LEDとしては、GaInNを発光層として有するものを用いることができる。蛍光体としてはYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)やTAG(テルビウム・アルミニウム・ガーネット)にCe(セリウム)やEu(ユウロピウム)などの希土類元素を添加したものなどを用いることができる。
LEDチップ13としては、青色LED、緑色LED、赤色LEDの3種類を独立に用い、その混合色として白色や電球色など作業に適した色を得てもよい。
LEDチップ13としては、下面にn側電極、上面にp側電極が配されているものを用いることができ、その場合は下面を直接基板の配線パターンに導電性材料で接着し、上面電極をワイヤボンドで配線パターンに接続することができる。またLEDチップ13として一方の面にp側電極とn側電極が配されているものを用いることができるが、その場合は基板の配線パターンをLEDの電極に合わせることにより、配線パターンとLED表面電極との間のワイヤボンドを省略できる。
(実施の形態2の構成)
実施の形態2は、本発明のLED照明装置を乗物車内、例えば航空機、列車、バス、自家用車などに設置し、着座乗員の手元(読書や飲食などの作業のために手が届く範囲)を照明した例を示す。
図5に本実施の形態のLED照明装置40の下面図、図6にLED照明装置40の図5中III−III線における光軸47を含む断面図および設置例を示す。図5において、内面を白色または銀色など反射性の色とした筐体41に基板42が配置され、基板42の表面に青色発光のLEDチップ43B、緑色発光のLEDチップ43G、赤色発光のLEDチップ43Rが一直線上に配置されている。LEDチップ43R、43G、43Bを発した光は、それぞれレンズ45に入射する。レンズ45同士はバー44で固定されており、レール46は、バー44の両端を支持している。
図6において、LED照明装置40は前座席24Bの背面に設置されており、広範囲照射37によって前座席24Bの背面を照らしていると共に、座席24Aに座る着座乗員32の手元に対して狭範囲照射38も行っている。光度が最大となる方向48(狭範囲照射38の光度が最大となる方向として定義する。)がLEDチップの光軸47と角度θを有するように設置することにより、狭範囲照射38を着座乗員32の手元に向け、照度を必要とする読書などの実作業に適した配光特性とすることができる。この場合も人の目33に広範囲照射37が入らないようになっている。
(実施の形態2におけるレンズ45と放射角の関係)
本実施の形態におけるLEDチップ43の光軸47を含むレンズ45の断面図である図7でレンズ45の形状を説明する。説明上、点45R、45S、45V、45Wを結ぶ平行四辺形に含まれる部分をレンズ45の胴体領域45Gとし、点45S、45T、45U、45Vを結ぶ部分をレンズ45の楕円領域45Eとする。
レンズ45の胴体領域45Gは、LEDチップ43からの光が入射する入射部45D(点45Pから点45Qまでの円弧)と、レンズ45より光が出射する出射部45A(点45Rから点45Sまで)、出射部45C(点45Vから点45Wまで)および楕円領域45Eとの仮想的な境界部(点45Sから点45Vまで)を有している。出射部45Aと45Cは直線であり、両者は平行であって、点45R、45S、45V、45Wを結ぶ図形は平行四辺形である。なお、レンズ45の入射部45Dは断面が円弧状になっており、円の中心がLEDチップ43に位置しているため、光線49A、49B、49C、49D、49E、49Fは入射部45Dを通過する時に方向がほとんど変化しない。
レンズ45の楕円領域45Eは、胴体領域45Gとの仮想的な境界部(点45Sから点45Vまで)と、出射部45B(点45Sから点45T、点45Uを経由して点45Vまで)よりなっており、出射部45Bは楕円弧である。この楕円弧の中心は中心点45Zであり、楕円の長軸45Xは点45Uと中心点45Zを通る直線である。点45Uと中心点45Zを結ぶ線分が長軸半径であり、その長さはLである。また点45Tと中心点45Zを結ぶ線分が短軸半径であり、その長さはLであって、その長さのLに対する比はL/L=0.8である。
LEDチップ43は楕円の長軸45X上にある。楕円の中心点45ZとLEDチップ43の間隔がLであり、その長さのLに対する比はL/L=0.6である。
楕円の長軸45XとLEDチップの光軸47とのなす角度θは、本実施の形態では30゜である。
LEDチップ43より発した光線のいくつかを、光線49A、49B、49C、49D、49E、49Fとして示す。光線49A、49Bに代表される、レンズ45の入射部45Dを通り出射部45Aより出射する光線、また光線49E、49Fに代表される、レンズ45の入射部45Dより入射し出射部45Cより出射する光線に関しては、LEDチップ43から発する場合に対してレンズ45を出射することにより放射角が増大(拡散)する。光線49C、49D、49Eに代表される、入射部45Dを通り出射部45Bより出射する光線に関しては、LEDチップ43から発する場合に対してレンズ45を出射することにより放射角が減少(集光)する。
以上はレンズ45の断面形状に関する説明であるが、レンズ45の立体形状は、楕円領域45Eについては長軸45Xを回転軸とする回転楕円形状となっている。長軸45XとLEDチップの光軸47とのなす角度はθであり、本実施の形態では可変であるが、例えばθ=30゜である。また、レンズ45の胴体領域45Gの立体形状は、出射部45A、45Cに平行な楕円柱の軸45Yを有している楕円柱状であり、軸45Yに垂直な断面の形状が楕円形である。楕円柱の軸45Yと、LEDチップの光軸47とのなす角度はθであり、θ=30゜の場合に6゜程度としている。
本実施の形態で、レンズ45の胴体領域45Gを設けている理由の一つは、レンズが完全に楕円領域45Eだけだと、レンズを樹脂モールド法で形成する際、樹脂モールドの型から取り出す時に型を分解することが必要だからである。楕円柱状の胴体領域45Gを設けることによって、型の分解を行うことなくレンズ45を型から取り出すことができる。もう一つの理由は十分良好な配光特性が得られるからである。LEDチップ43の真横に発した光線49Fは、θ=0゜なら真横になるが、θを0゜以上にすることにより下向きになるため、人の目33に入りにくくすることができる。また、θがθと同じ場合には、一般的な砲弾型レンズをLEDチップ43に対して斜めに置いた状態とほぼ同じになり、光線49Fに相当する光線が、斜め上方に進む。光線49Fと光線49Aを最適にするためには、角度θは0゜より大きくθより小さい場合が特に適している。
(実施の形態2において狭範囲照射の方向を変化させた例)
図8は、前座席24Bのリクライニング角度θr2が図6におけるθr1より大きくなった場合にも狭範囲照射の位置が大きく変化しないように、光度が最大となる方向48とLEDチップの光軸47のなす角度θがθに比べて大きくなるようにレンズ45の方向調整を行いつつ、広範囲照射37による前座席24Bの背面照射もあわせて行った例を示している。
狭範囲照射38の方向調整の際に、レール46によって支持されバー44で固定されたレンズ45は、LEDチップ43の位置を回転中心にして回転している。他の移動方法、例えばレンズ45を単にx方向に動かしても狭範囲照射38の方向を移動させることができるが、その場合、LEDチップ43が長軸45X上に位置しなくなるため、レンズ45の表面で全反射が生じるなどして狭範囲照射38と広範囲照射37とが連続しなくなる場合(例えば特定の方向に影が生じる場合)がある。レンズ45を、LEDチップ43の位置を回転中心にして回転することによって、特定の方向に影が生じることなく、また放射角半値全幅をあまり変化させずに狭範囲照射38の方向を変化させることができる。
レンズ45は、手動で動かすものとしてもよいが、LED照明装置40の設置位置が遠くて手動での可変が困難な場合、あるいはLEDチップ43が小さいことに対応してLED照明装置40を小型化した場合には、モーターなどの機械的手段を用いて動かしてもよい。角度θを、リクライニング角度θr2に連動して変化させる機構、例えば歯車とベルトを組み合わせた機構を設けることもできる。
LEDチップの光軸47と、光度が最大となる方向48のなす角度は、LED照明装置40を前座席24Bに設置する場合には、特に18゜以上68゜以下が望ましく、その場合に狭範囲照射38がちょうど着座乗員32の手元にくるようにできる。
なお、レンズ45とLEDチップ43との距離を調整可能とすることにより、必要に応じて狭範囲照射の光度と放射角半値全幅を調整することができる。
(本発明の他の実施形態および適用範囲)
実施の形態2において、LED照明装置40を前座席24Bでなく、車両内の天井、網棚などに設置してもよい。
実施の形態1に示すLED照明装置10については作業机に接した壁に沿って設置した場合、実施の形態2に示すLED照明装置40については乗物車内座席に設置した場合を示したが、逆の組み合わせにすることもできる。
各実施の形態で楕円弧または楕円形状とされているものは、実質的に楕円弧または楕円形状と同じ配光特性が得られる曲線形状も当然含まれる。また楕円形状がレンズ出射面の一部のみであっても、その部分を出射する光束が全光束の50%以上であるものが含まれる。
各実施の形態ではLEDチップとレンズが独立したものを開示したが、レンズがLEDチップを覆い、レンズの入射面がLEDチップに接して一体化した形にしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
実施の形態1に係るLED照明装置の下面図である。 実施の形態1に係るLED照明装置の断面図および設置例である。 実施の形態1に係るLED照明装置に用いたレンズ15と光線の関係を示す説明図である。 実施の形態1に係るLED照明装置の光度分布図である。 実施の形態2に係るLED照明装置の下面図である。 実施の形態2に係るLED照明装置の断面図および設置例である。 実施の形態2に係るLED照明装置に用いたレンズ45と光線の関係を示す説明図である。 実施の形態2に係るLED照明装置において、光度が最大となる方向とLEDチップの光軸との角度を変化させた設置例である。 従来のLED照明装置の断面図である。 従来の他のLED照明装置の断面図である。
符号の説明
10 LED照明装置、 11 筐体、 12 基板、 13 LEDチップ
15 レンズ、16 レール、17 広範囲照射、 18 狭範囲照射
20 壁面、 21 机、 22 人、 23 人の目
27 LEDチップの光軸、 28 光度が最大となる方向
θ LEDチップの光軸と光度が最大となる方向のなす角度
13Z 代表発光点、 15A、15B、15C 出射部、 15D 入射部、
15S、15T、15U、15V、15W レンズ15上の点
15X 楕円長軸、15Z 楕円の中心点、 L 長軸半径、 L 短軸半径
楕円の中心から代表発光点までの距離
19A、19B、19C、19D、19E、19F 光線
θ 楕円の長軸15XとLEDチップの光軸27とのなす角度

Claims (14)

  1. 放射角半値全幅が90゜以上のLEDチップと、入射面と出射面を備えたレンズを有し、
    前記出射面の前記LEDチップの光軸を含む少なくとも一つの断面は楕円弧の部分を含み、
    前記LEDチップを発し前記レンズを出射した光の光度が最大となる方向と前記光軸とのなす角度が18゜以上68゜以下であることを特徴とするLED照明装置。
  2. 放射角半値全幅が90゜以上のLEDチップと、入射面と出射面を備えたレンズを有し、
    前記出射面の前記LEDチップの光軸を含む少なくとも一つの断面は楕円弧の部分を含み、
    前記レンズは、前記楕円弧を一部として含む楕円の長軸の延長上に前記LEDチップが位置するように設けられ、前記長軸と前記LEDチップの光軸とのなす角度が20゜以上75゜以下であることを特徴とするLED照明装置。
  3. 前記LEDチップの光軸方向の光度に対する前記レンズを出射した光の光度が最大となる方向の光度の比が2倍以上であることを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
  4. 前記LEDチップを発し前記レンズを出射した光の放射角半値全幅が5゜以上30゜以下であることを特徴とする請求項1または3のいずれかに記載のLED照明装置。
  5. 前記レンズの出射面の前記LEDチップの光軸と楕円の長軸を含む断面が、長軸半径に対する短軸半径の比が0.7以上0.9以下である楕円の一部を構成する楕円弧を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のLED照明装置。
  6. 前記レンズを出射した光の光度が最大となる方向に対する光度の比が1/10倍以上である角度の範囲が60度以上であることを特徴とする請求項1または3から5のいずれかに記載のLED照明装置。
  7. 前記レンズの位置を変化させることにより、前記レンズを出射した光の光度が最大となる方向を可変とすることを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
  8. 前記レンズの位置を、前記LEDチップが前記長軸上にある条件を維持しながら変化させることを特徴とする請求項1または2に記載のLED照明装置。
  9. 前記レンズの位置を、前記LEDチップを回転中心として回転させることを特徴とする請求項8に記載のLED照明装置。
  10. 前記LEDチップは一直線上に複数配置され、
    前記レンズは、前記一直線に垂直な各断面について略同一の断面形状を有するレンズであることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のLED照明装置。
  11. 前記レンズにおいて、
    前記出射面の前記LEDチップの光軸を含む少なくとも一つの断面が、楕円弧と、その楕円弧の両端に接続された2本の直線よりなり、
    前記2本の直線はほぼ平行であって、その方向と前記LEDチップの光軸のなす角度は0゜より大きく、前記楕円長軸方向と前記LEDチップの光軸のなす角度より小さいことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載のLED照明装置。
  12. 請求項1から11に記載のいずれかのLED照明装置を用い、前記光度が最大となる方向が着座乗員の手元方向であることを特徴とする乗物車内用LED照明装置。
  13. 前記LED照明装置は着座乗員の前座席の背面に設置されていることを特徴とする請求項12に記載の乗物車内用LED照明装置。
  14. 請求項7から9に記載のいずれかのLED照明装置が着座乗員の前座席の背面に設置されていることを特徴とする請求項13に記載の乗物車内用LED照明装置。
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