JP2006299898A - 流体ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】 流体の乱れを抑制することによりポンプ効率の低下を防止することが可能な流体ポンプを提供する。
【解決手段】 ウォータポンプ10では、ロータ14の外径がインペラ22の外径よりも大きく構成されて、ロータ14のインペラ側端面14Aにおけるインペラ22よりも径方向外側がポンプ室42における流体の回転軸周りの流れFに接するように構成されている。そして、このポンプ室42における流体の回転軸周りの流れFにロータ14のインペラ側端面14Aにおけるインペラ22よりも径方向外側が接する位置には、流体の回転軸周りの流れFの速度とロータ14の回転速度との差を緩和する仕切り板状の流速度差緩和部材52が備えられている。従って、この流速度差緩和部材52により、両速度差に起因して生じる流体の乱れを抑制することができるので、これにより、ポンプ効率の低下を防止することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、流体ポンプに係り、特に、ロータの外径がインペラの外径よりも大きく構成されて、ロータのインペラ側端面におけるインペラよりも径方向外側がポンプ室における流体の回転軸周りの流れに接するように構成された流体ポンプの改良に関する。
従来から、例えば、車両に用いられる電動ウォータポンプとしては、ロータが流体中に配置され、ステータが密閉容器内に配置される構造を備えたいわゆるキャンドポンプが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、この種の電動ウォータポンプとしては、ポンプ室を渦巻き状に構成し、インペラの回転により、ポンプ室に流体の回転軸周りの流れが形成されて流体が吐出口より外部に吐出されるようにした遠心ポンプが知られている(例えば、特許文献2参照)。
ところで、電動ウォータポンプにおいて、モータ出力を確保するためには、ロータを径方向に大きくする必要があり、また、回転軸方向の長さを短くするためには、ポンプ室にロータを近づけて配置する必要がある。
このとき、ロータを径方向に大きくすると、インペラの外径よりもロータの外径の方が大きくなり、これに加えて、ポンプ室にロータを近づけて配置すると、ロータのインペラ側端面におけるインペラよりも径方向外側がポンプ室における流体の回転軸周りの流れに接するようになる。
実用新案登録第2542995号公報 特開2002−180998公報
しかしながら、上述の如く、ロータのインペラ側端面におけるインペラよりも径方向外側がポンプ室における流体の回転軸周りの流れに接するように構成された電動ウォータポンプにおいて、ロータの回転速度が流体の回転軸周りの流れの速度を上回った場合には、ロータのインペラ側端面におけるインペラよりも径方向外側の部分に流体の乱れ(渦)が発生し、これにより、ポンプ効率が低下する虞がある。
従って、ポンプ効率の低下を防止するためには、上記構成の電動ウォータポンプにおいて、ロータのインペラ側端面におけるインペラよりも径方向外側の部分に発生する流体の乱れを抑制する必要がある。
なお、ロータのインペラ側端面のインペラよりも径方向外側の部分に発生する流体の乱れを抑制するための構造を追加する際には、電動ウォータポンプの組立性が損なわれること無く、また、部品点数が極力増加しないことが要求される。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、流体ポンプの組立性が損なわれることを防ぐと共に部品点数の増加を極力抑えつつ、流体の乱れを抑制することによりポンプ効率の低下を防止することが可能な流体ポンプを提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の流体ポンプは、回転軸上にインペラを備えると共に回転軸周りにマグネットを有して構成されたロータと、前記ロータのマグネットに対して磁界を形成するステータと、前記インペラが回転可能に収納され前記インペラの回転によって回転軸周りに流体の流れが形成されるポンプ室を有すると共に、前記ロータ及び前記ステータを収容するケーシングと、を備え、前記ロータの外径が前記インペラの外径よりも大きく構成されて、前記ロータのインペラ側端面における前記インペラよりも径方向外側が前記ポンプ室における前記流体の回転軸周りの流れに接するように構成された流体ポンプであって、前記ポンプ室における前記流体の回転軸周りの流れに前記ロータのインペラ側端面における前記インペラよりも径方向外側が接する位置に、前記流体の回転軸周りの流れの速度と前記ロータの回転速度との差を緩和する流速度差緩和部を備えたことを特徴とする。
このように、請求項1に記載の流体ポンプによれば、ポンプ室における流体の回転軸周りの流れにロータのインペラ側端面におけるインペラよりも径方向外側が接する位置に、流体の回転軸周りの流れの速度とロータの回転速度との差を緩和する流速度差緩和部が備えられているので、両速度差に起因して生じる流体の乱れを抑制することができる。これにより、ポンプ効率の低下を防止することが可能となる。
このとき、請求項2に記載のように、流速度差緩和部が、ポンプ室に対して固定されていると、流体の乱れを抑制するための流速度差緩和部が回転することが無いので、軸受部材等の新たな回転部材を追加する必要が無く、部品点数の増加を極力抑えることが可能となる。
また、請求項3に記載のように、流速度差緩和部が、流体の回転軸周りの流れと、ロータのインペラ側端面におけるインペラよりも径方向外側とを仕切るように構成されていると、ポンプ室における流体の回転軸周りの流れにロータのインペラ側端面におけるインペラよりも径方向外側が接することがないので、両者が接することによって生じる流体の乱れを確実に抑制することができる。
さらに、請求項4に記載のように、インペラに、径方向に延び複数の羽根の各ロータ側を連結する連結部が設けられ、この連結部の羽根側端面と、流速度差緩和部のロータと反対側の端面とが、略同一平面上に形成されていると、連結部の羽根側端面と流速度差緩和部のロータと反対側の端面との間に段差が生じないので、インペラ側(径方向内側)から流速度差緩和部へ搬送された流体が流速度差緩和部の内径部に衝突すること無く円滑に流速度差緩和部の径方向外側へ搬送される。これにより、流速度差緩和部を追加したことによる新たな乱流発生等の不具合を防止することができる。
また、請求項5に記載のように、流速度差緩和部が、回転軸周りに環状に構成され、この流速度差緩和部の内径が、インペラの外径よりも大きく構成されていると、インペラがロータに一体に形成された場合でも、流速度差緩和部を流体ポンプに組み付ける際には、流速度差緩和部の内側にインペラを挿通するようにして流速度差緩和部をロータの回転軸方向インペラ側に配置することが可能となる。これにより、流速度差緩和部を追加したことにより流体ポンプの組立性が損なわれることを防止することができる。
また、請求項6に記載のように、ロータとステータとが、回転軸方向に対向するように配置されていると、所謂アキシャルギャップタイプの流体ポンプが構成されて、流体ポンプの回転軸方向の長さをより短くすることができるので好適である。
さらに、請求項7に記載のように、ケーシングが、少なくとも回転軸方向に二分割され、流速度差緩和部が、この二分割されたケーシング間に挟持固定されるように構成されていると、流速度差緩和部を流体ポンプに組み付けるには、二分割されたケーシングを互いに組み付ける際に、このケーシング間で流速度差緩和部を挟持固定するだけで良いので、流速度差緩和部を追加したことにより流体ポンプの組立性が損なわれることを防止することができる。
なお、請求項8に記載のように、ステータが、少なくともステータコイル及びステータコアをモールド成形することにより樹脂部材と一体化され、ケーシングが、回転軸方向に少なくとも二分割されることによって形成されたポンプハウジングとエンドハウジングとを有して構成され、ポンプハウジングに、ポンプ室内を回転軸方向に沿ってエンドハウジング側へ延びロータが回転自在に支持されるシャフトと、ポンプハウジングの内周部に沿って形成され流速度差緩和部の外周部を保持する流速度差緩和部保持部と、ポンプハウジングの内周部に沿って形成されステータの外周部を保持するステータ保持部と、が設けられていても良い。
このように構成されていると、エンドハウジング側からポンプハウジングの流速度差緩和部保持部に流速度差緩和部を保持させた後に、エンドハウジング側からポンプハウジングのシャフトにロータを支持させて、さらに、エンドハウジング側からポンプハウジングのステータ保持部にステータを保持させた後に、ポンプハウジングにエンドハウジングを組み付けることが可能となる。このように、ポンプハウジングに対して、流速度差緩和部、ロータ、ステータ、エンドハウジングを全て一方向から組み付けることができるので、双方向に組み付け作業を行う場合に比して組立性を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態について、図を参照して説明する。なお、以下に説明する部材、配置等は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨に沿って各種改変することができることは勿論である。
[第一実施形態]
はじめに、図1、図2を参照しながら、本発明の第一実施形態に係る流体ポンプとしてのウォータポンプ10の構成について説明する。
本発明の第一実施形態に係るウォータポンプ10は、例えば、自動車のエンジン冷却システムに好適に用いられるものである。ウォータポンプ10には、ロータ14とステータ16とが回転軸方向に対向するように配置されたアキシャルギャップタイプのモータ12が用いられている。
ロータ14は、ステータハウジング36に設けられたシャフト50に軸受部材15を介して回転自在に軸支されている。ロータ14の回転軸周りには、マグネット18とロータヨーク20とが設けられており、ロータ14の回転軸上には、インペラ22が一体に形成されている。本実施形態では、モータ高出力化のためにロータ14の大径化が図られており、これにより、ロータ14の外径がインペラ22の外径よりも大きくなっている。
インペラ22は、複数の羽根24を有して構成されており、この複数の羽根24の各ロータ14側は、径方向に延びる連結部25によって連結されている。そして、インペラ22は、ロータ14と共に回転することにより、ポンプ室42内の流体に径方向外側に遠心力を与えてこの流体をポンプ室42の径方向外側に搬送するように構成されている。
ステータ16は、ステータコア26及びステータコイル28を有して構成されている。ステータコア26には、回転軸周り複数の突極30が形成されており、この各突極30には、ステータコイル28が巻装されている。本実施形態のステータ16は、ステータコア26、複数のステータコイル28及び不図示のターミナルをモールド成形することによりステータハウジング36と一体化された構成となっている。また、ステータ16は、モールド成形されることにより、モールド樹脂で覆われたキャンド構造となっている。
ケーシング32は、ポンプハウジング34と、ステータハウジング36と、エンドハウジング38で構成されている。エンドハウジング38は、後述する第二水路58に接し径方向に沿って延びる隔壁38Aを備え、この隔壁38Aの第二水路58と軸方向反対側には、外部制御装置からの制御信号に基づいてステータコイル28を順次通電するスイッチング素子41等が実装された回路ユニット40が装着される。
ポンプハウジング34とステータハウジング36の接合する部分には、後述する流速度差緩和部材52を挟持固定するための挟持固定部48が形成されている。また、ステータハウジング36には、シャフト支持部37が形成されており、このシャフト支持部37には、シャフト50が固定されている。
ポンプハウジング34には、渦巻状のポンプ室42が構成されており、このポンプ室42の内側には、インペラ22が回転可能に収容されている。また、ポンプハウジング34の回転軸上には、ポンプ室42内に流体を吸入するための流体吸入口44が設けられており、ポンプハウジング34の接線方向には、ポンプ室42内の流体を吐出するための流体吐出口46が設けられている。
そして、本実施形態では、モータ12の回転に伴ってインペラ22が回転すると、流体吸入口44からポンプ室42に流体が吸入され、この吸入された流体は、インペラ22による遠心力でポンプ室42の径方向外側に搬送される。また、インペラ22による遠心力でポンプ室42の径方向外側に搬送された流体は、図2に示されるように、ポンプ室42の渦巻状の壁面に沿って回転軸周りに搬送されて、流体吐出口46から外部へ接線方向に向けて吐出される。
なお、本実施形態では、ロータ14の回転速度は、20[m/s]に設定されており、ポンプ室42内における流体の回転軸周りの流れFの速度は、3〜5[m/s]に設定されている。
ここで、本実施形態では、上述の如く、ロータ14の外径がインペラ22の外径よりも大きく構成されている。このため、ロータ14のインペラ側端面14Aにおけるインペラ22よりも径方向外側がポンプ室42における流体の回転軸周りの流れFに接し、両者の速度差に起因した乱流の発生が問題となる。
そこで、本実施形態では、ポンプ室42における流体の回転軸周りの流れFにロータ14のインペラ側端面14Aにおけるインペラ22よりも径方向外側が接する位置に、流体の回転軸周りの流れFの速度とロータ14の回転速度との差を緩和する流速度差緩和部材52が設けられている。
この流速度差緩和部材52は、より具体的には、インペラ22の外径よりも僅かに大きな中心孔54を有する環状の円盤体で構成されており、この中心孔54内には、インペラ22が位置している。また、流速度差緩和部材52は、円盤体で構成されることにより、流体の回転軸周りの流れFと、ロータ14のインペラ側端面14Aにおけるインペラ22よりも径方向外側とを仕切るように構成されている。
このとき、インペラ22に形成された連結部25の羽根側端面25Aと、流速度差緩和部材52のロータ14と反対側の端面52Aとは、略同一平面上に形成されている。また、流速度差緩和部材52のロータ14と反対側の端面52Aは、平滑面で構成されている。さらに、流速度差緩和部材52は、ポンプハウジング34とステータハウジング36との接合部分に形成された挟持固定部48にてポンプハウジング34とステータハウジング36との間に挟持固定されており、これにより、ポンプ室42に対して固定されている。
なお、本実施形態のウォータポンプ10では、ステータ16とロータ14との間に、径方向に沿って延びる第一水路56が形成されており、ステータ16のロータ14と反対側には、ステータハウジング36とエンドハウジング38の間に同じく径方向に沿って延びる第二水路58が形成されている。この構成により、ステータ16のロータ14側の端面16Aには、第一水路56が接し、ステータ16のロータ14と軸方向反対側の端面16Bには、第二水路58が接するようになっている。
この第一水路56及び第二水路58は、ステータ16よりも径方向外側で軸方向に沿って延びる環状の連通路60及び流速度差緩和部材52の中心孔54を介してポンプ室42と連通されている。そして、本実施形態では、これらの複数の水路によりステータ16及び回路ユニット40の冷却を行うようにしている。
次に、本発明の第一実施形態に係るウォータポンプ10の作用及び効果について説明する。
本実施形態に係るウォータポンプ10によれば、ポンプ室42における流体の回転軸周りの流れFにロータ14のインペラ側端面14Aにおけるインペラ22よりも径方向外側が接する位置に、流体の回転軸周りの流れFの速度とロータ14の回転速度との差を緩和する流速度差緩和部材52が備えられている。従って、この流速度差緩和部材52により、両速度差に起因して生じる流体の乱れを抑制することができるので、これにより、ポンプ効率の低下を防止することが可能となる。
また、本実施形態では、流速度差緩和部材52がポンプ室42に対して固定されている。従って、流体の乱れを抑制するための流速度差緩和部材52が回転することが無いので、軸受部材等の新たな回転部材を追加する必要が無く、部品点数の増加を極力抑えることが可能となる。
なお、流速度差緩和部材52が、仮にポンプ室42に対して回転可能に構成された場合には、ポンプ室42における流体の回転軸周りの流れFのエネルギによって流速度差緩和部材52が回転してしまう。このため、ポンプ室42における流体の回転軸周りの流れFのエネルギが流速度差緩和部材52の回転によって消費されてしまいポンプ効率が低下する虞がある。
しかしながら、本実施形態では、上述の如く流速度差緩和部材52がポンプ室42に対して固定されている。従って、ポンプ室42における流体の回転軸周りの流れFのエネルギが流速度差緩和部材52の回転によって消費されることがないので、ポンプ効率が低下することも防止できる。
また、本実施形態では、流速度差緩和部材52が、流体の回転軸周りの流れFと、ロータ14のインペラ側端面14Aにおけるインペラ22よりも径方向外側とを仕切るように構成されている。従って、ポンプ室42における流体の回転軸周りの流れFにロータ14のインペラ側端面14Aにおけるインペラ22よりも径方向外側が接することがないので、両者が接することによって生じる流体の乱れを確実に抑制することができる。
さらに、本実施形態では、インペラ22に形成された連結部25の羽根側端面25Aと、流速度差緩和部材52のロータ14と反対側の端面52Aとが、略同一平面上に形成されている。従って、連結部25の羽根側端面25Aと流速度差緩和部材52のロータ14と反対側の端面52Aとの間に段差が生じないので、インペラ22側(径方向内側)から流速度差緩和部材52へ搬送された流体が流速度差緩和部材52の内径部に衝突すること無く円滑に流速度差緩和部材52の径方向外側へ搬送される。これにより、流速度差緩和部材52を追加したことによる新たな乱流発生等の不具合を防止することができる。
また、本実施形態では、流速度差緩和部材52が回転軸周りに環状に構成され、この流速度差緩和部材52の内径は、インペラ22の外径よりも大きく構成されている。従って、本実施形態のように、インペラ22がロータ14に一体に形成された場合でも、流速度差緩和部材52をウォータポンプ10に組み付ける際には、流速度差緩和部材52の内側にインペラ22を挿通するようにして流速度差緩和部材52をロータ14の回転軸方向インペラ側に配置することが可能となる。これにより、流速度差緩和部材52を追加したことによりウォータポンプ10の組立性が損なわれることを防止することができる。
さらに、本実施形態のように、ロータ14とステータ16とが、回転軸方向に対向するように配置されていると、所謂アキシャルギャップタイプの流体ポンプが構成されて、ウォータポンプ10の回転軸方向の長さをより短くすることができる。
また、本実施形態のように、インペラ22がロータ14に一体に形成されていると、別体に形成した場合に比して、コストを低く抑えることができ、また、組立性も向上させることができる。
さらに、本実施形態では、ケーシング32が、ポンプハウジング34及びステータハウジング36を有する分割構造となっており、流速度差緩和部材52が、この分割構造からなるポンプハウジング34及びステータハウジング36間に挟持固定されるように構成されている。従って、流速度差緩和部材52をウォータポンプ10に組み付けるには、分割されたポンプハウジング34及びステータハウジング36を互いに組み付ける際に、このポンプハウジング34及びステータハウジング36間で流速度差緩和部材52を挟持固定するだけで良い。これにより、流速度差緩和部材52を追加したことによりウォータポンプ10の組立性が損なわれることを防止することができる。
次に、本発明の第一実施形態に係るウォータポンプ10に対して行った乱流発生の性能評価について説明する。
図4、図5には、比較例に係るウォータポンプ70の構成が示されている。このウォータポンプ70は、本実施形態に係るウォータポンプ10から流速度差緩和部材52を省いた構成となっている。なお、流速度差緩和部材52を省いたことに伴い、比較例に係るウォータポンプ70には、本実施形態の挟持固定部48を備えていないポンプハウジング74及びステータハウジング76が設けられている。
なお、この比較例に係るウォータポンプ70において、図4では、図1と一部形状が異なる箇所があるが、便宜上、同一機能の構成については、同一符号を用いることとしてその説明を省略こととする。
そして、比較例に係るウォータポンプ70について行った性能評価では、本実施形態と同様に、ロータ14の外径がインペラ22の外径よりも大きく構成されているため、ロータ14のインペラ側端面14Aにおけるインペラ22よりも径方向外側がポンプ室42における流体の回転軸周りの流れFに接し、図6に示されるように、両者の速度差に起因して乱流Rが発生した。
一方、本実施形態に係るウォータポンプ10について行った性能評価では、ポンプ室42における流体の回転軸周りの流れFにロータ14のインペラ側端面14Aにおけるインペラ22よりも径方向外側が接する位置に、流体の回転軸周りの流れFの速度とロータ14の回転速度との差を緩和する流速度差緩和部材52が備えられているので、図3に示されるように、この流速度差緩和部材52により、両速度差に起因して生じる流体の乱れを抑制することを確認できた。
次に、本発明の第一実施形態に係るウォータポンプ10の変形例について説明する。
上記実施形態では、流速度差緩和部材52のロータ14と反対側の端面52Aが、平滑面で構成されるように説明したが、乱流を抑制する効果が認められる場合には、流体の流れFに合わせて、流速度差緩和部材52のロータ14と反対側の端面52Aに筋や微細溝等が形成されていても良い。
また、上記実施形態では、流速度差緩和部材52がケーシング32と別体で構成されていたが、流速度差緩和部材52がポンプハウジング34やステータハウジング36等と一体に形成されていても良い。
さらに、上記実施形態では、ウォータポンプ10がアキシャルギャップタイプのモータ12を備える構成となっていたが、ウォータポンプ10は、インナーロータタイプのモータを備える構成であっても良い。
また、上記実施形態では、インペラ22がロータ14に一体に形成されていたが、インペラ22をロータ14と別体に形成しても良い。また、インペラ22をロータ14と別体に形成した場合に、流速度差緩和部材52の内径をインペラ22の外径よりも小さくしても良い。このようにすると、流速度差緩和部材52による乱流抑制効果を高めることができる。
なお、インペラ22をロータ14と別体に形成し、流速度差緩和部材52の内径をインペラ22の外径よりも小さくした場合には、ロータ14のインペラ側端面14A側に流速度差緩和部材52を配置してから流速度差緩和部材52の中心孔54を介してインペラ22とロータ14とを接続するようにすれば良い。
[第二実施形態]
次に、図7、図8を参照しながら、本発明の第二実施形態に係る流体ポンプとしてのウォータポンプ110の構成について説明する。
本発明の第二実施形態に係るウォータポンプ110には、上記第一実施形態と同様に、ロータ114とステータ116とが回転軸方向に対向するように配置されたアキシャルギャップタイプのモータ112が用いられている。
ロータ114は、ポンプハウジング134に設けられたシャフト150に軸受部材115を介して回転自在に軸支されている。ロータ114の回転軸周りには、マグネット118とロータヨーク120とが設けられており、ロータ114の回転軸上には、インペラ122が形成されている。そして、本実施形態においても、ロータ114の外径はインペラ122の外径よりも大きく構成されている。
ステータ116は、ステータコア126及びステータコイル128を有して構成されている。本実施形態のステータ116は、ステータコア126、複数のステータコイル128及びターミナル129をモールド成形することによりステータハウジング136と一体化された構成となっている。また、ステータ116は、モールド成形されることにより、モールド樹脂で覆われたキャンド構造となっている。
ケーシング132は、ポンプハウジング134と、ステータハウジング136と、エンドハウジング138で構成されている。エンドハウジング138の中央に形成された中央孔139からは、ステータハウジング136に形成された筒状の接続部135が突出している。この接続部135の内側には、ステータコイル128に接続されたターミナル129の端子が位置している。
そして、エンドハウジング138のステータ116と反対側には、外部制御装置からの制御信号に基づいてステータコイル128を順次通電するスイッチング素子等が実装された回路ユニット140が装着される。この回路ユニット140には、ターミナル129の端子が接続される。
ポンプハウジング134には、渦巻状のポンプ室142が構成されており、このポンプ室142の内側には、インペラ122が回転可能に収容されている。また、ポンプハウジング134の回転軸上には、ポンプ室142内に流体を吸入するための流体吸入口144が設けられており、ポンプハウジング134の接線方向には、ポンプ室142内の流体を吐出するための流体吐出口146が設けられている。
また、ポンプハウジング134の流体吸入口144の内側には、径方向に延びる連結部145が形成されており、この連結部145の先端には、シャフト支持部137が形成されている。そして、このシャフト支持部137には、シャフト150が支持されている。このシャフト150は、ポンプ室142内を回転軸方向に沿ってエンドハウジング138側へ延びている。また、シャフト150には、周方向に沿って周溝150Aが形成されており、この周溝150Aには、Eリング153Bが係合されている。なお、軸受部材115とEリング153Bとの間には、ワッシャ153Aが挿入されている。
また、本実施形態のポンプハウジング134には、ポンプ室142に隣接して流速度差緩和部材保持部147とステータ保持部149が形成されている。流速度差緩和部材保持部147とステータ保持部149は、ポンプハウジング134の内周部に沿って形成されており、流速度差緩和部材保持部147には、流速度差緩和部材152の外周部が嵌合されることにより保持され、ステータ保持部149には、ステータハウジング136の外周部が嵌合されることにより保持されている。なお、ステータハウジング136の外周部とステータ保持部149との間には、Oリング151が設けられている。
そして、本実施形態では、モータ112の回転に伴ってインペラ122が回転すると、流体吸入口144からポンプ室142に流体が吸入され、この吸入された流体は、インペラ122による遠心力でポンプ室142の径方向外側に搬送される。また、インペラ122による遠心力でポンプ室142の径方向外側に搬送された流体は、ポンプ室142の渦巻状の壁面に沿って回転軸周りに搬送されて、流体吐出口146から外部へ接線方向に向けて吐出される。
流速度差緩和部材152は、ポンプハウジング134の流速度差緩和部材保持部147に保持されることにより、ポンプ室142における流体の回転軸周りの流れFにロータ114のインペラ側端面114Aにおけるインペラ122よりも径方向外側が接する位置に配置されている。この流速度差緩和部材152は、流体の回転軸周りの流れFの速度とロータ114の回転速度との差を緩和するためのものである。
この流速度差緩和部材152は、より具体的には、インペラ122の外径よりも僅かに大きな中心孔154を有する環状の円盤体で構成されており、この中心孔154には、インペラ122が位置している。また、流速度差緩和部材152は、円盤体で構成されることにより、流体の回転軸周りの流れFと、ロータ114のインペラ側端面114Aにおけるインペラ122よりも径方向外側とを仕切るように構成されている。
このとき、インペラ122に形成された連結部125の羽根側端面125Aと、流速度差緩和部材152のロータ114と反対側の端面152Aとは、略同一平面上に形成されている。また、流速度差緩和部材152のロータ114と反対側の端面152Aは、平滑面で構成されている。さらに、流速度差緩和部材152は、ポンプハウジング134の流速度差緩和部材保持部147に保持されることにより、ポンプ室142に対して固定されている。
なお、本実施形態のウォータポンプ110では、ステータ116とロータ114との間に、径方向に沿って延びる第一水路156が形成されており、この第一水路156の外径は、ポンプ室142の外径と略同一とされている。また、この第一水路156は、ステータ116よりも径方向外側でポンプ室142の径方向外側位置から軸方向に沿って延びる環状の連通路160及び流速度差緩和部材152の中心孔154を介してポンプ室142と連通されている。そして、本実施形態では、これらの複数の水路によりステータ116の冷却を行うようにしている。
次に、本発明の第二実施形態に係るウォータポンプ110の作用及び効果について説明する。
本実施形態では、上述の如く、ステータ116がステータハウジング136と一体化され、ポンプハウジング134に、ポンプ室142内を回転軸方向に沿ってエンドハウジング138側へ延びるシャフト150と、流速度差緩和部材保持部147及びステータ保持部149が設けられている。
この構成により、本実施形態のウォータポンプ110を組み立てるには、図9(A),(B)に示されるように、エンドハウジング138側からポンプハウジング134の流速度差緩和部材保持部147に流速度差緩和部材152を嵌合して保持させた後に、エンドハウジング138側からポンプハウジング134のシャフト150に軸受部材115を介してロータ114を支持させて、シャフト150にワッシャ153Aを装着した後に、シャフト150の周溝150AにEリング153Bを係合する。
これからさらに、図9(B),(C)に示されるように、エンドハウジング138側からポンプハウジング134のステータ保持部149にステータハウジング136を保持させた後に、図9(C),(D)に示されるように、ポンプハウジング134に固着具133を用いてエンドハウジング138を組み付ければ良い。
このように、本実施形態では、ポンプハウジング134に対して、流速度差緩和部材152、ロータ114、ステータ116を含むステータハウジング136、エンドハウジング138を全て一方向から(ポンプハウジング側へ向けてエンドハウジング側から)組み付けることができるので、双方向に組み付け作業を行う場合に比して組立性を向上させることができる。
また、本実施形態では、流速度差緩和部材152が、回転軸周りに環状に構成され、この流速度差緩和部材152の内径が、インペラ122の外径よりも大きく構成されている。従って、本実施形態のように、インペラ122がロータ114に一体に形成された場合でも、図9(A),(B)に示されるように、流速度差緩和部材152をポンプハウジング134に組み付けた後にロータ114をポンプハウジング134に組み付ける際には、流速度差緩和部材152の内側にインペラ122を挿通するようにしてインペラ122を流速度差緩和部材152の反対側に配置することが可能となる(図7,図8参照)。これにより、流速度差緩和部材152を追加したことによりウォータポンプ110の組立性が損なわれることを防止することができる。
なお、本発明の第二実施形態に係るウォータポンプ110において、流速度差緩和部材152を設けたことによる作用及び効果については、上記第一実施形態に係るウォータポンプ10における作用及び効果と同一であるので、その説明を省略する。また、本発明の第二実施形態に係るウォータポンプ110においては、上記第一実施形態に係るウォータポンプ10と同様に変形することができることは勿論である。
本発明の第一実施形態に係るウォータポンプの構成を示す断面図である。 本発明の第一実施形態に係るウォータポンプの構成を示す一部断面を含む平面図である。 本発明の第一実施形態に係る流速度差緩和部材により流体の乱れが抑制される様子を示す説明図である。 比較例に係るウォータポンプの構成を示す断面図である。 比較例に係るウォータポンプの構成を示す一部断面を含む平面図である。 比較例に係るウォータポンプにおいて流体の乱れが生じる様子を示す説明図である。 本発明の第二実施形態に係るウォータポンプの構成を示す断面図である。 本発明の第二実施形態に係るウォータポンプの構成を示す分解斜視図である。 本発明の第二実施形態に係るウォータポンプの組立手順を示す説明図である。
符号の説明
10,110…ウォータポンプ(流体ポンプ)、12,112…モータ、14,114…ロータ、14A,114A…インペラ側端面、15,115…軸受部材、16,116…ステータ、16A,16B…端面、18,118…マグネット、20,120…ロータヨーク、22,122…インペラ、24…羽根、25,125…連結部、25A,125A…羽根側端面、26,126…ステータコア、28,128…ステータコイル、30…突極、32,132…ケーシング、34,134…ポンプハウジング、36,136…ステータハウジング、37,137…シャフト支持部、38,138…エンドハウジング、38A…隔壁、40,140…回路ユニット、41…スイッチング素子、42,142…ポンプ室、44,144…流体吸入口、46,146…流体吐出口、48…挟持固定部、50,150…シャフト、52,152…流速度差緩和部材(流速度差緩和部)、52A,152A…端面、54,154…中心孔、56,156…第一水路、58…第二水路、60,160…連通路、129…ターミナル、133…固着具、135…接続部、139…中央孔、145…連結部、147…流速度差緩和部材保持部、149…ステータ保持部、150A…周溝、151…Oリング、153A…ワッシャ、153B…Eリング、F…流れ

Claims (8)

  1. 回転軸上にインペラを備えると共に回転軸周りにマグネットを有して構成されたロータと、
    前記ロータのマグネットに対して磁界を形成するステータと、
    前記インペラが回転可能に収納され前記インペラの回転によって回転軸周りに流体の流れが形成されるポンプ室を有すると共に、前記ロータ及び前記ステータを収容するケーシングと、を備え、
    前記ロータの外径が前記インペラの外径よりも大きく構成されて、前記ロータのインペラ側端面における前記インペラよりも径方向外側が前記ポンプ室における前記流体の回転軸周りの流れに接するように構成された流体ポンプであって、
    前記ポンプ室における前記流体の回転軸周りの流れに前記ロータのインペラ側端面における前記インペラよりも径方向外側が接する位置に、前記流体の回転軸周りの流れの速度と前記ロータの回転速度との差を緩和する流速度差緩和部を備えたことを特徴とする流体ポンプ。
  2. 前記流速度差緩和部は、前記ポンプ室に対して固定されていることを特徴とする請求項1に記載の流体ポンプ。
  3. 前記流速度差緩和部は、前記流体の回転軸周りの流れと、前記ロータのインペラ側端面における前記インペラよりも径方向外側とを仕切るように構成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の流体ポンプ。
  4. 前記インペラには、径方向に延び複数の羽根の各ロータ側を連結する連結部が設けられ、
    前記連結部の羽根側端面と、前記流速度差緩和部の前記ロータと反対側の端面とは、略同一平面上に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の流体ポンプ。
  5. 前記流速度差緩和部は、回転軸周りに環状に構成され、
    前記流速度差緩和部の内径は、前記インペラの外径よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の流体ポンプ。
  6. 前記ロータと前記ステータとは、回転軸方向に対向するように配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の流体ポンプ。
  7. 前記ケーシングは、少なくとも回転軸方向に二分割され、
    前記流速度差緩和部は、前記二分割されたケーシング間に挟持固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の流体ポンプ。
  8. 前記ステータは、少なくともステータコイル及びステータコアをモールド成形することにより樹脂部材と一体化され、
    前記ケーシングは、回転軸方向に少なくとも二分割されることによって形成されたポンプハウジングとエンドハウジングとを有して構成され、
    前記ポンプハウジングには、前記ポンプ室内を回転軸方向に沿ってエンドハウジング側へ延び前記ロータが回転自在に支持されるシャフトと、
    前記ポンプハウジングの内周部に沿って形成され前記流速度差緩和部の外周部を保持する流速度差緩和部保持部と、
    前記ポンプハウジングの内周部に沿って形成され前記ステータの外周部を保持するステータ保持部と、が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の流体ポンプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7186342B2 (ja) 2018-08-30 2022-12-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 電動ポンプ

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