JP2006299610A - 管路接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】便器の取り替えを行う際に、便器を取り外した後の排水管工事をやり直す必要がなく、床上作業のみで取り替え工事を行うことができ、気密性にも優れた管路接続構造を提供する。
【解決手段】 床面2まで起立状に配管された排水管3と接続される下接続部4bと、便器排水口1と連通する上接続部4aとを有する下部排水ソケット4と、便器排水口1と連通する上円筒部6aと、排水管3と連通される下円筒部6bと、下円筒部6bの外側に下円筒部6bと同軸に形成された互いに内径の異なる複数の円筒壁6c,6dとを有する上部排水ソケット6と、円筒壁6cと周接される円筒接続部5aと、下部排水ソケット4とシール7を介して気密状に接続される下接続部5bとを有するアダプタ5とで構成され、下部排水ソケット4の上接続部4aと、上部排水ソケット6の円筒壁6dとを互いに嵌合接続させた管路接続構造である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、便器の排水口と排水管との接続構造に関する。
陶器製の大便器の排水口と、床下に立設されている合成樹脂製の排水管とを接続する場合、従来、図5〜図7に示すような管路接続構造が採用されている。図5に示す管路接続構造においては、大便器の排水口55は、弾性パッキン54を介して排水ソケット53に挿入されている。また、排水ソケット53と排水管51との接着は、床面52より下方で行われている。このような管路接続構造は、排水ソケット53の小型化を図るとともに、排水管51の立ち上げ高さの抑制を図る上で最良の構造である。
しかしながら、図5に示す管路接続構造においては、排水ソケット53を別のものに交換する場合、排水ソケット53と排水管51との接着部56は床面52の下方に設けられているため、床面52上で既存の排水ソケット53を切断しても、完全に既存の排水ソケット53を撤去することができない。このため、排水ソケット53を交換する場合には、床面52の下方から排水管51を立ち上げ直して、排水管51を更新することとなり、多大な労力と時間が必要である。
また、近年における大便器の洗浄水に関する節水要請の高まりに伴い、排水ソケット53を大型化し、排水経路を寸法精度の良い合成樹脂管で形成した管路接続構造を採用して、汚物の排出能力を担保するという対応がとられることも多い。このような管路接続構造として、例えば、図6に示すようなものがある。図6に示すように、この管路接続構造においては、床面62の下方に埋設されている排水管61を床面62の高さでカットすることなく、所定の接着代の高さまで延長して立ち上げることにより、床面62上の接着部67にて、排水管61と排水ソケット63との接着を可能としている。
従って、排水ソケット63の取り替えを行う場合、図7に示すように、床面62上の所定の位置で排水ソケット63および排水管61をカットした後、アダプタ70を介して、再度、床面62上に排水管61を立ち上げ、新たな排水ソケット73を接着部77でアダプタ70に接着することができるため、既存排水ソケット63の完全撤去が可能となる。
一方、本願発明に関連する従来技術として、便器排水口を、内径の異なる複数種類の排水管に適合して接続することのできる便器用接続ソケットがある(例えば、特許文献1,2参照。)。
実開平7−25080号公報 実開平7−25081号公報
図6に示す床上接着方式の管路接続構造の場合、排水ソケット63の交換は、既存の排水ソケット63を床面62上でカットすることによって実施可能である。しかしながら、図5に示す床下接着方式の管路接続構造から図6に示す床上接着方式の管路接続構造へ変更する際には、図7に示すように、アダプタ70を介して床面62の下方から排水管61を立ち上げ直して、排水管61を更新する必要がある。このため、便器交換工事を行う際には、多大な労力と時間とが費やされている。
一方、特許文献1,2に記載された便器用接続ソケットは、内径の異なる複数種類の排水管に対して接続することができるので、管路接続工事を行う場合、寸法の異なる接続ソケットを用意する必要がなくなるが、一つの便器用接続ソケットにより、床下接着方式の管路接続構造から床上接着方式の管路接続構造への変更には対応することができない。
本発明が解決しようとする課題は、便器の取り替えを行う際に、便器を取り外した後の排水管工事をやり直す必要がなく、床上作業のみで取り替え工事を行うことができ、軸心のズレが生じにくく、気密性にも優れた管路接続構造を提供することにある。
本発明の管路接続構造は、便器排水口と床面まで起立状に配管された排水管とを接続する管路接続構造であって、
前記便器排水口と連通する上円筒部と、前記排水管と連通される下円筒部と、前記下円筒部の外側に前記下円筒部と同軸に形成された互いに内径の異なる複数の円筒壁とを有する上部排水ソケットと、
前記円筒壁のいずれかと周接される円筒接続部と、前記排水管と気密状に接続される下接続部とを有するアダプタとで構成され、
前記上部排水ソケットの円筒壁のいずれかと、前記アダプタの円筒接続部とを互いに嵌合接続させたことを特徴とする。ここで、周接とは、同軸上に位置する内径の異なる複数の円筒状の部材の少なくとも一部が周方向に沿って互いに接触状態にあることをいう。
このような構成とすれば、床面まで起立状に配管された排水管にアダプタの下接続部を気密状に接続し、アダプタの円筒接続部と上部排水ソケットの円筒壁のいずれかとを互いに嵌合接続するとともに、上部排水ソケットの下円筒部を排水管に連通させ、上部排水ソケットの上円筒部に便器排水口を連通するだけで管路接続構造を形成することができる。従って、便器の取り替えを行う際に、便器を取り外した後の排水管工事をやり直す必要がなく、床上作業のみで取り替え工事を行うことができる。また、排水管とアダプタの下接続部との接続部分、アダプタの円筒接続部と上部排水ソケットの円筒壁との接続部分は隙間無く接触しているため、軸心のズレが生じにくく、気密性にも優れたものとなる。
また、本発明の管路接続構造は、便器排水口と床面まで起立状に配管された排水管とを接続する管路接続構造であって、
前記排水管と接続される下接続部と、前記便器排水口と連通する上接続部とを有する下部排水ソケットと、
前記便器排水口と連通する上円筒部と、前記排水管と連通される下円筒部と、前記下円筒部の外側に前記下円筒部と同軸に形成された互いに内径の異なる複数の円筒壁とを有する上部排水ソケットと、
前記円筒壁のいずれかと周接される円筒接続部と、前記下部排水ソケットとシール材を介して気密状に接続される下接続部とを有するアダプタとで構成され、
前記下部排水ソケットの上接続部と、前記上部排水ソケットの円筒壁のいずれかとを互いに嵌合接続させたことを特徴とする。
このような構成とすれば、床面まで起立状に配管された排水管に下部排水ソケットの下接続部を接続し、下部排水ソケットの上接続部にシール材を介してアダプタの下接続部を気密状に接続し、アダプタの円筒接続部と上部排水ソケットの円筒壁のいずれかとを互いに嵌合接続するとともに、上部排水ソケットの下円筒部を排水管に連通させ、上部排水ソケットの上円筒部に便器排水口を連通するだけで管路接続構造を形成することができる。従って、便器の取り替えを行う際に、便器を取り外した後の排水管工事をやり直す必要がなく、床上作業のみで取り替え工事を行うことができる。また、排水管と下部排水ソケットの下接続部との接続部分、下部排水ソケットの上接続部とアダプタの下接続部との接続部分、アダプタの円筒接続部と上部排水ソケットの円筒壁との接続部分は隙間無く接触されるため、軸心のズレが生じにくく、気密性にも優れたものとなる。
ここで、前記アダプタの接続円筒部と、前記上部排水ソケットの円筒壁のいずれかとを互いに嵌合接続することが望ましい。このような構成とすれば、アダプタと上部排水ソケットとの接続部分の気密性が高まるので、管路接続部分全体の気密性が向上する。
また、前記アダプタの接続円筒部の外周に前記下部排水ソケットの上接続部の内周面と当接するフランジを設けることもできる。このような構成とすれば、下部排水ソケットの上接続部にアダプタの接続円筒部を接続する際、下部排水ソケットの上接続部の内周面にアダプタのフランジを当接させることによって互いの軸心合わせを行うことが可能となるため、軸心のズレをなくすことができ、作業性も向上する。
一方、前記アダプタの下接続部に、前記排水管内に垂下する円筒部を設けることもできる。このような構成とすれば、アダプタの下接続部から垂下された円筒部を排水管内に挿入することにより両者間の位置合わせが可能となるため、接続時の作業性が向上する。また、アダプタの下接続部から垂下した円筒部が常に排水管内に同軸に位置した状態となるため、気密性に優れている。
本発明により、便器の取り替えを行う際に、便器を取り外した後の排水管工事をやり直す必要がなく、床上作業のみで取り替え工事を行うことができ、気密性にも優れた管路接続構造を提供することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態である管路接続構造を形成する前の構成部材を示す断面図、図2(a)は図1に示す構成部材を用いて管路接続構造を組み立て中の状態を示す垂直断面図、図2(b)は管路接続構造の組み立て後の状態を示す垂直断面図である。
図1に示すように、本実施形態の管路接続構造は、便器排水口1と床面2まで起立状に配管された排水管3とを接続するものであり、排水管3と接続される下部排水ソケット4と、下部排水ソケット4の上にシール7を介して配置されるアダプタ5と、下部排水ソケット4およびアダプタ5を覆うように配置される上部排水ソケット6とによって構成されている。
上部排水ソケット6は、便器排水口1と連通する上円筒部6aと、排水管3と連通される下円筒部6bと、下円筒部6bの外側に当該下円筒部6bと同軸に形成された互いに内径の異なる複数の円筒壁6c,6dとを有し、円筒壁6c,6dの周囲にはスカート部6eを有している。また、アダプタ5は、円筒壁6cと周接される円筒接続部5aと、排水管3とシール7を介して気密状に接続される下接続部5bとを有する。下部排水ソケット4は、排水管3と接続される下接続部4bと、便器排水口1と連通する上接続部4aとを有する。
上部排水ソケット6の上円筒部6aと便器排水口1との間には弾性パッキン8が介在されている。上部排水ソケット6においては、下円筒部6bが最も軸心X寄りにあり、その周りに間隔をおいて円筒壁6c,6dが形成され、最外周にスカート部6eが形成されている。スカート部6eの下端開口部は最下部に位置し、その上方に下円筒部6bの下端開口部が位置し、その上方に円筒壁6dの下端開口部が位置し、その上方に円筒壁6cの下端開口部が位置している。
アダプタ5において、円筒接続部5aの外周にはフランジ5cが形成され、このフランジ5cより下方に下接続部5bが設けられている。下接続部5bは下方に向かって徐々に縮径した形状である。下部排水ソケット4において、上接続部4aの内径は排水管3の内径よりも大であり、下接続部4bの外径は排水管3の内径より小である。上接続部4aと下接続部4bとの境界には内周面に沿って段差部4cが形成され、段差部4c上にシール7が配置される。この段差部4cの外周にはフランジ4dが形成され、このフランジ4dを床面2上に載置することによって下部排水ソケット4が保持される。
図1に示すように、床面2まで起立状に配管された排水管3に下部排水ソケット4の下接続部4bを挿入して接続し、下部排水ソケット4の上接続部4a内の段差部4c上にシール7を配置する。そして、図2(a)に示すように、シール7上にアダプタ5の下接続部5bを配置し、アダプタ5の円筒接続部5aと上部排水ソケット6の円筒壁6cとを互いに嵌合接続するとともに、上部排水ソケット6の下円筒部6bを下部排水ソケット4の下接続部4bに臨ませて排水管3に連通させる。そして、図2(b)に示すように、上部排水ソケット6およびアダプタ5を下方に押圧すると、アダプタ5の下接続部5bと下部排水ソケット4との間にあるシール7が塑性変形し、アダプタ5と下部排水ソケット4とが気密状に接続される。そして、上部排水ソケット6の上円筒部6aに便器排水口1を連通すれば管路接続構造が完成する形成することができる。
従って、便器(図示せず)の取り替えを行う際に、便器を取り外した後の排水管工事をやり直す必要がなく、床上作業のみで取り替え工事を行うことができる。また、排水管3と下部排水ソケット4の下接続部4bとの接続部分、下部排水ソケット4の上接続部4aとアダプタ5の下接続部5bとの接続部分、アダプタ5の円筒接続部5aと上部排水ソケット6の円筒壁6cとの接続部分は隙間無く接触されるため、軸心Xのズレが生じにくく、気密性にも優れたものとなる。
また、下部排水ソケット4に対して、アダプタ5および上部排水ソケット6を装着する場合、下部排水ソケット4の上接続部4aと上部排水ソケット6の円筒壁6dとが周接するとともに、アダプタ5の円筒接続部5aと上部排水ソケット6の円筒壁6cとが周接しながら作業が進行していくため、下部排水ソケット4、アダプタ5および上部排水ソケット6の間における軸心Xのズレを防止することができ、確実な気密構造を形成することができる。
床面2上に配置される上部排水ソケット6には、内径の異なる2つの円筒壁6c,6dが設けられ、これらの円筒壁6c,6dは呼び径75および100の樹脂管に対応している。従って、床下接着方式の管路接続構造から床上接着方式の管路接続構造へ変更する際には、これらの円筒壁6c,6dを内円筒、外円筒として利用することにより、床下排水管の更新をすることなく、上部排水ソケット6の設置が可能となる。
また、アダプタ5の円筒接続部5aと、上部排水ソケット6の円筒壁6cとは互いに嵌合接続されているため、アダプタ5と上部排水ソケット6との接続部分の気密性が高く、管路接続部分全体の気密性が向上する。
さらに、アダプタ5の円筒接続部5aの外周に下部排水ソケット4の上接続部4aの内周面と当接するフランジ5cを設けている。このため、下部排水ソケット4の上接続部4aにアダプタ5の円筒接続部5aを接続する際、下部排水ソケット4の上接続部4aの内周面にアダプタ5のフランジ5cを当接させることによって互いの軸心Xを正確に合わせることができ、軸心Xのズレをなくすことができ、作業性も良好である。
次に、図3,図4を参照して、本発明のその他の実施の形態について説明する。図3,図4は本発明のその他の実施の形態である管路接続構造を示す垂直断面図である。なお、図3,図4において、図1,図2で示した管路接続構造の構成部分と同じ構造、機能を有する部分は図1,図2に記載した符号と同符合を付して説明を省略する。
図3に示す管路接続構造は、便器排水口(図示せず)と連通する上円筒部16aと、排水管3と連通される下円筒部16bと、下円筒部16bの外側に下円筒部16bと同軸に形成された互いに内径の異なる複数の円筒壁16c,16dとを有する上部排水ソケット16と、円筒壁16cの内側面と周接される円筒接続部15aと、排水管3と弾性パッキン18を介して気密状に接続される円筒部15cとを有するアダプタ15とで構成されている。そして、上部排水ソケット16の円筒壁16cと、アダプタ15の円筒接続部15aとを互いに嵌合接続させている。円筒部15cはアダプタ15の下接続部15bから排水管3内に垂下した状態に形成されている。
このような構成とすれば、床面2まで起立状に配管された排水管3にアダプタ15の下接続部15bから垂下された円筒部15cを弾性パッキン18を介して気密状に接続し、アダプタ15の円筒接続部15aと上部排水ソケット16の円筒壁16cとを互いに嵌合接続するとともに、上部排水ソケット16の下円筒部16bを排水管3に連通させ、上部排水ソケット16の上円筒部16aに弾性パッキン8を介して便器排水口(図示せず)を連通するだけで管路接続構造を形成することができる。
従って、便器の取り替えを行う際に、便器を取り外した後の排水管工事をやり直す必要がなく、床上作業のみで取り替え工事を行うことができる。また、排水管3とアダプタ15の円筒部15cとの接続部分、アダプタ15の円筒接続部15aと上部排水ソケット16の円筒壁16cとの接続部分は隙間無く接触しているため、軸心のズレが生じにくく、気密性にも優れている。
図4に示す管路接続構造は、排水管3と接続される下接続部14bと、便器排水口(図示せず)と連通する上接続部14aとを有する下部排水ソケット14と、便器排水口と連通する上円筒部16aと、排水管3と連通される下円筒部16bと、下円筒部16bの外側に下円筒部16bと同軸に形成された互いに内径の異なる複数の円筒壁16c,16dとを有する上部排水ソケット16と、円筒壁16cと周接される円筒接続部25aと、下部排水ソケット14とシール7を介して気密状に接続される下接続部25bと、下接続部25bから下方に延設された円筒部25cを有するアダプタ25とで構成されている。そして、下部排水ソケット14の上接続部14aと、上部排水ソケット16の円筒壁16dとを互いに嵌合接続させている。
図4に示す管路接続構造は、図2(b)で示した管路接続構造と同様であるが、アダプタ25の下接続部25bに、排水管3内に垂下する円筒部25cを設けている。このような構成とすれば、アダプタ25の下接続部25bから垂下された円筒部25cを排水管3内に挿入することにより両者間の位置合わせが可能となるため、接続時の作業性が良好である。また、アダプタ25の下接続部25bから垂下した円筒部25cが常に排水管3内に同軸に位置した状態となるため、気密性に優れている。
本発明は、一般住宅や公共施設などのトイレに配置される便器の排水口と排水管との接続構造として広く利用することができる。
本発明の実施の形態である管路接続構造を形成する前の構成部材を示す断面図である。 (a)は図1に示す構成部材を用いて管路接続構造を組み立て中の状態を示す垂直断面図、(b)は管路接続構造の組み立て後の状態を示す垂直断面図である。 本発明のその他の実施の形態である管路接続構造を示す垂直断面図である。 本発明のその他の実施の形態である管路接続構造を示す垂直断面図である。 従来の管路接続構造を示す垂直断面図である。 従来の管路接続構造を示す垂直断面図である。 従来の管路接続構造を示す垂直断面図である。
符号の説明
1 便器排水口
2 床面
3 排水管
4,14 下部排水ソケット
4b,5b,14b,15b,25b 下接続部
4a,14a 上接続部
4c 段差部
4d,5c フランジ
5,15,25 アダプタ
5a,15a,25a 円筒接続部
6,16 上部排水ソケット
6a,16a 上円筒部
6b,16b 下円筒部
6c,6d,16c,16d 円筒壁
6e スカート部
7 シール
8,18 弾性パッキン
15c,25c 円筒部
X 軸心

Claims (5)

  1. 便器排水口と床面まで起立状に配管された排水管とを接続する管路接続構造であって、
    前記便器排水口と連通する上円筒部と、前記排水管と連通される下円筒部と、前記下円筒部の外側に前記下円筒部と同軸に形成された互いに内径の異なる複数の円筒壁とを有する上部排水ソケットと、
    前記円筒壁のいずれかと周接される円筒接続部と、前記排水管と気密状に接続される下接続部とを有するアダプタとで構成され、
    前記上部排水ソケットの円筒壁のいずれかと、前記アダプタの円筒接続部とを互いに嵌合接続させたことを特徴とする管路接続構造。
  2. 便器排水口と床面まで起立状に配管された排水管とを接続する管路接続構造であって、
    前記排水管と接続される下接続部と、前記便器排水口と連通する上接続部とを有する下部排水ソケットと、
    前記便器排水口と連通する上円筒部と、前記排水管と連通される下円筒部と、前記下円筒部の外側に前記下円筒部と同軸に形成された互いに内径の異なる複数の円筒壁とを有する上部排水ソケットと、
    前記円筒壁のいずれかと周接される円筒接続部と、前記下部排水ソケットとシール材を介して気密状に接続される下接続部とを有するアダプタとで構成され、
    前記下部排水ソケットの上接続部と、前記上部排水ソケットの円筒壁のいずれかとを互いに嵌合接続させたことを特徴とする管路接続構造。
  3. 前記アダプタの接続円筒部と、前記上部排水ソケットの円筒壁のいずれかとを互いに嵌合接続したことを特徴とする請求項2に記載の管路接続構造。
  4. 前記アダプタの接続円筒部の外周に前記下部排水ソケットの上接続部の内周面と当接するフランジを設けたことを特徴とする請求項2または3に記載の管路接続構造。
  5. 前記アダプタの下接続部に、前記排水管内に垂下する円筒部を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の管路接続構造。
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