JP2006297951A - タンク体の製造方法 - Google Patents

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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/42Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C49/4242Means for deforming the parison prior to the blowing operation
    • B29C49/4247Means for deforming the parison prior to the blowing operation using spreading or extending means

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Abstract

【課題】
解決しようとする課題は、その開口方向がリザーブ液の注入口の開口方向と大きな角度をなすリザーブタンクのリザーブ液の送出パイプの内面の形状の寸法を規制できないという点である。本発明は上記の点を解決するためになされた。
【解決手段】
パリソン押し広げ装置によりパリソンを押し広げ、次いでリザーブ液の注入口規制体スライド装置を作動させ、注入口規制体を突き出して注入口キャビティー内に挿入し、同様にリザーブ液の送出パイプ規制体スライド装置を作動させ、送出パイプ規制体を突き出して送出パイプキャビティー内に挿入し、その後型締めし、その後該パリソン内に圧縮空気を吹き込むことにより前記課題を解決した。
【選択図】図5

Description

本発明は、一体成形されるリザーブ液の送出パイプの開口方向が該リザーブ液の注入口の開口方向と大きな角度をなす自動車用のブロー成形製リザーブタンク等の製造方法に関する。
リザーブタンクのブロー成形に関する従来技術としては特許文献1に示されるようなものがある。
特開平7−324623
しかしブロー成形の特性上、該特許文献1に示されるような方法では成形物の内面の形状を寸法規制できないという欠点があった。
図1は従来のリザーブタンクの斜視図である。1は該リザーブタンク、2はリザーブ液の注入口、3は該リザーブタンク1と一体成形された該リザーブ液の送出パイプ、4はブロー成形時の半溶融の熱可塑性樹脂からなるパリソンであり該リザーブタンク1とのブロー成形時の位置関係を表している。
図2は図1内のB−B断面を表す従来の該リザーブタンク1の型内断面図である。分割金型5、5は図1内のA、Aの方向から型締めされる。成形後バリ6,6等の不要部分をカットライン7にてカットし除去している。
図1に示すように、該リザーブタンク1には内面の形状の寸法規制を必要とする個所として該注入口2と該送出パイプ3の2個所があるが、該注入口2はその開口の向きが該パリソン4の押出し方向と一致しているため、ブロー成形機の押出しヘッド(図示せず)に取付けられた内面形状寸法規制体(図示せず)により容易に内面形状の寸法を規制し得るが、該送出パイプ3はその開口方向が該注入口2の開口方向と大きな角度をなしているので該注入口2と同様の手段では内面8の形状の寸法を規制できなかった。
解決しようとする課題は、リザーブ液の注入口とリザーブ液の送出パイプとを一体成形するリザーブタンクの、その開口方向がリザーブ液の注入口の開口方向と大きな角度をなすリザーブ液の送出パイプは内面の形状の寸法を規制できないという点である。本発明は上記の点を解決するためになされた。
本発明は、リザーブタンクのブロー成形においてパリソン押し広げ装置によりパリソンを押し広げ、次いでリザーブ液の注入口規制体スライド装置を作動させ、注入口規制体を突き出して注入口キャビティー内に挿入し、同様にリザーブ液の送出パイプ規制体スライド装置を作動させ、送出パイプ規制体を突き出して送出パイプキャビティー内に挿入し、その後型締めし、その後該パリソン内に圧縮空気を吹き込むことを最も主要な特徴とする。
また、リザーブ液の注入口規制体及びリザーブ液の送出パイプ規制体を突き出す時期が、型締めと同時、または型締め以後となる場合を2番目の特徴とする。
また、リザーブ液の注入口規制体の突き出し方向とリザーブ液の送出パイプ規制体の突き出し方向とのなす角の角度が60度以上である場合を3番目の特徴とする。
また、リザーブ液の注入口規制体スライド装置自体とリザーブ液の送出パイプ規制体スライド装置自体とを移動させることで、パリソン押し広げ装置の機能をも兼ねる場合を4番目の特徴とする。
本発明によれば注入口及び送出パイプはパリソンの当該部分が注入口キャビティーと注入口規制体、及び送出パイプキャビティーと送出パイプ規制体にそれぞれ挟まれたまま冷却され、その内面の形状は該注入口規制体及び該送出パイプ規制体の外形がそのまま転写されるので非常に精度の高い寸法が得られるという利点がある。
リザーブタンクにおいて、その開口方向がリザーブ液の注入口の開口方向と大きな角度をなすリザーブ液の送出パイプの内面の形状の寸法を規制するという目的を、パリソン押し広げ装置によりパリソンを押し広げ、次いでリザーブ液の注入口規制体スライド装置によりリザーブ液の注入口規制体を突き出すと共にリザーブ液の送出パイプ規制体スライド装置によりリザーブ液の送出パイプ規制体を突き出させ、その後型締めし、その後該パリソン内に圧縮空気を吹き込むことによって、ブロー成形の持つ経済性を損なわずに実現した。
本発明の構成を発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りである。尚、従来例と同一の符号は同一の部材を表す。
図3は、本発明の1実施例を示す断面図であり、分割金型5にはリザーブタンクキャビティー11及び、軸対称形状の注入口キャビティー12や同じく軸対称形状の送出パイプキャビティー13が形成されている。
該注入口キャビティー12の軸対称形状の軸方向は注入口規制体スライド装置(スライド機構は図示せず)22のスライド方向と一致させてあり、同様に該送出パイプキャビティー13の軸対称形状の軸方向は送出パイプ規制体スライド装置(スライド機構は図示せず)32のスライド方向と一致させてある。
また図3中、分割金型5の型内空間に半溶融の熱可塑性樹脂からなるパリソン4が押出しヘッド(図示せず)より垂下し、該分割金型5の下方に位置づけられた注入口規制体21及び送出パイプ規制体31を該パリソン4の内側に含むことができる該パリソン4のサイズ及び位置関係をもって、該パリソン4が該注入口規制体スライド装置22と該送出パイプ規制体スライド装置32の双方に引っ掛かった状態で止まっている。
尚、該パリソン4に適用される樹脂としてはポリプロピレン、ポリエチレン、ABS樹脂等の汎用樹脂やエンジニアリングプラスチック類や熱可塑性エラストマー等、ブロー成形が可能な樹脂であれば何でも良い。
次に図4、図5により本発明の作用を説明する。先ず、図4に示すように該注入口規制体スライド装置22と該送出パイプ規制体スライド装置32は該パリソン4を引っ掛けた状態のままエアシリンダー等(図示せず)の作動によりほぼ同時に図中左右方向に移動し、該パリソン4を押し広げる。
次に図5に示すように該注入口規制体スライド装置22を作動させ、該注入口規制体21を突き出して該注入口キャビティー12内に挿入し、同様に該送出パイプ規制体スライド装置32を作動させ、該送出パイプ規制体31を突き出して該送出パイプキャビティー13内に挿入する。
その後、該分割金型5が図5の表裏の方向に型締めされ、エア孔23から該パリソン4内に圧縮空気が吹き込まれて該パリソン4は賦形される。
その後、型開きして成形物を型内より取り出し、バリ等不要な部分を除去して完成品となすが、該完成品は該注入口規制体21及び該送出パイプ規制体31によって該注入口2及び該送出パイプ3の内径が規制されているので該内径の寸法の精度は非常に高いものが得られる。
また、上記実施例では該注入口規制体スライド装置22を作動させ、該注入口規制体21を突き出して該注入口キャビティー12内に挿入し、同様に該送出パイプ規制体スライド装置32を作動させ、送出パイプ規制体31を突き出して該送出パイプキャビティー13内に挿入した後に該分割金型5を型締めする例を示したが、該分割金型5を型締めすると同時、または型締め以後に、該注入口規制体スライド装置22を作動させ、注入口規制体21を突き出して該注入口キャビティー12内に挿入し、同様に該送出パイプ規制体スライド装置32を作動させ、送出パイプ規制体31を突き出して該送出パイプキャビティー13内に挿入する態様であっても良い。
また、上記実施例では該パリソン4を押し広げるのに該注入口規制体スライド装置22と該送出パイプ規制体スライド装置32をもってしたが、別体のパリソン押し広げ装置(図示せず)を独立に用意しても良い。
以上実施例に述べたように本発明によれば、リザーブ液の注入口規制体スライド装置とリザーブ液の送出パイプ規制体スライド装置によりパリソンを押し広げ、次いで該注入口規制体スライド装置を作動させ、注入口規制体を突き出して注入口キャビティー内に挿入し、同様に該送出パイプ規制体スライド装置を作動させ、送出パイプ規制体を突き出して送出パイプキャビティー内に挿入し、その後型締めし、その後該パリソン内に圧縮空気を吹き込むことによって、注入口及び送出パイプは該パリソンの当該部分が該注入口キャビティーと該注入口規制体、及び該送出パイプキャビティーと該送出パイプ規制体にそれぞれ挟まれたまま冷却されその内面の形状は該注入口規制体及び該送出パイプ規制体の外形がそのまま転写されるので非常に精度の高い寸法が得られるという効果がある。
尚、実験によれば図5中に示される該注入口規制体21の突き出し方向と該送出パイプ規制体31の突き出し方向のなす角aの角度が60度以上の場合に本発明の効果が特に大きいことが判明している。
また、上記実施例では自動車用のリザーブタンクと、リザーブ液の注入口と該リザーブ液の送出パイプを例に挙げて説明したが、該注入口に類似の口体の開口の向きと該送出パイプに類似のパイプ体の開口の向きとのなす角の角度が大きい一般のブロー成形製タンク体の製造に本発明を拡張適用することは容易になし得るところである。
本発明は、自動車用のリザーブタンクのみならず、口体の開口の向きとパイプ体の開口の向きとのなす角の角度が大きい一般のブロー成形製タンク体に付随する該口体と該パイプ体の内面の形状の寸法を規制しながら一体成形したいというような場合に広く利用可能である。
従来のリザーブタンクの斜視図 図1内のB−B断面を表す従来のリザーブタンクの型内断面図 本発明の1実施例を示す断面図 本発明の作用を示す断面図 本発明の作用を示す断面図
符号の説明
1 リザーブタンク
2 注入口
3 送出パイプ
4 パリソン
5 分割金型
6 バリ
7 カットライン
8 内面
11 リザーブタンクキャビティー
12 注入口キャビティー
13 送出パイプキャビティー
21 注入口規制体
22 注入口規制体スライド装置
23 エア孔
31 送出パイプ規制体
32 送出パイプ規制体スライド装置
a 角

Claims (5)

  1. 口体とパイプ体とを一体成形するタンク体のブロー成形においてパリソン押し広げ装置によりパリソンを押し広げ、次いで口体規制体スライド装置を作動させ、口体規制体を突き出して口体キャビティー内に挿入し、同様にパイプ体規制体スライド装置を作動させ、パイプ体規制体を突き出してパイプ体キャビティー内に挿入し、その後型締めし、その後該パリソン内に圧縮空気を吹き込むことを特徴とするタンク体の製造方法
  2. 請求項1において口体規制体及びパイプ体規制体を突き出す時期が、型締めと同時、または型締め以後となることを特徴とするタンク体の製造方法
  3. 請求項1及び請求項2において、口体規制体の突き出し方向とパイプ体規制体の突き出し方向とのなす角の角度が60度以上であることを特徴とするタンク体の製造方法
  4. 請求項1及び請求項2及び請求項3において、口体規制体スライド装置自体とパイプ体規制体スライド装置自体とを移動させることで、パリソン押し広げ装置の機能をも兼ねることを特徴とするタンク体の製造方法
  5. 請求項1及び請求項2及び請求項3及び請求項4において、タンク体がリザーブタンクであり、口体がリザーブ液の注入口であり、パイプ体がリザーブ液の送出パイプであることを特徴とするタンク体の製造方法
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