JP2006296761A - フットボールシューズ用防滑突起 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ひとつのスタッドによって異なる方向に確実に防滑性能を得ることが出来、さらに突き上げを緩和することが出来るフットボールシューズ用防滑突起を提供する。
【解決手段】接地部の形状を、足長方向に略直行する方向の全長L1と足長方向に略平行な方向の全長L2においてL1>L2である第1の輪郭線と、足長方向に略平行な方向の全長L3と足長方向に略直行する方向の全長L4においてL3>L4である第2の輪郭線とを連結した形状にする。
【選択図】図2
【解決手段】接地部の形状を、足長方向に略直行する方向の全長L1と足長方向に略平行な方向の全長L2においてL1>L2である第1の輪郭線と、足長方向に略平行な方向の全長L3と足長方向に略直行する方向の全長L4においてL3>L4である第2の輪郭線とを連結した形状にする。
【選択図】図2
Description
本発明は、競技中にせん断力が加わりやすい2つの方向に対して、1つのスタッドで確実な防滑性能を得ることが出来、かつ、突き上げの少ないフットボールシューズ用の防滑突起に関する。
従来から、地面に対する防滑性を高めるために、様々な防滑突起形状が提案されている。
例えば、実公昭26−14943には、防滑爪片の前面が円弧状壁をなすように形成された野球靴用防滑金具について開示されている。
実公昭26−14943号公報
また、特開2002−272506には、三角形の頂点の位置に配置された円柱形状が複数の連結部によって連結された防滑突起について開示されている。
特開2002−272506号公報
しかし、実公昭26−14943に開示される防滑金具は、異なる方向への防滑力は得られるものの、金属製の薄い板状の壁により形成されているので、固い地面で使用した際には足底から加わる圧力を効果的に分散させることが出来ず、非常に大きな突き上げ力が足底に及ぼされるという問題点があった。また、薄い板状の壁により形成されているので、他のプレーヤーとの接触が多いフットボール用の防滑突起として用いると他のプレーヤーを傷つける恐れがあり、また、芝生等の路面を痛めるという問題もあった。
また、特開2002−272506に開示される防滑突起は、三角形の頂点の位置に配置された円柱形状が複数の薄い板状の連結部によって連結されており、かつその高さが低いために、やはり足底から加わる圧力を効果的に分散させることが出来ず、突き上げが生じるという問題点あった。
本発明は、前記従来の問題を解決するため、ひとつのスタッドによって異なる方向に確実に防滑性能を得ることが出来、さらに突き上げを緩和することが出来るフットボールシューズ用防滑突起を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、フットボールシューズのアウトソール底面に形成される防滑突起において、その接地部が方向性をもつ2つの輪郭線が互いに連結して形成されている形状であることを特徴とする防滑突起に関するものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記防滑突起の前記接地部の形状が、足長方向に略直行する方向の全長L1と足長方向に略平行な方向の全長L2においてL1>L2である第1の輪郭線と、足長方向に略平行な方向の全長L3と足長方向に略直行する方向の全長L4においてL3>L4である第2の輪郭線とを連結した形状であることを特徴とする防滑突起に関するものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1ないし2のいずれかにおいて、前記第1の輪郭線における足長方向に略平行な方向の全長L2、および前記第2の輪郭線における足長方向に略直行する方向の全長L4が3.5mm以上であることを特徴とする防滑突起に関するものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかにおいて、靴型中心線より内甲側に配置された前記防滑突起において、前記防滑突起の前記第1の輪郭線上で足長方向に対して後方に位置する輪郭線81上における全長L1に対する中心点を91とした場合、靴型中心線に対して時計回り方向を正方向とすると、前記中心点91における前記輪郭線81の接線と靴型中心線とがなす角度が、45度以上110度以下であることを特徴とする防滑突起に関するものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかにおいて、靴型中心線より外甲側に配置された前記防滑突起において、前記防滑突起の前記第1の輪郭線上で足長方向に対して前方に位置する輪郭線81’上における全長L1に対する中心点を91’とした場合、靴型中心線に対して時計回り方向を正方向とすると、前記中心点91’における前記輪郭線81’の接線と靴型中心線とがなす角度が、45度以上110度以下であることを特徴とする防滑突起に関するものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかにおいて、前記防滑突起の前記第2の輪郭線上で前記アウトソールの端部に近い側に位置する輪郭線82上における全長L3に対する中心点を92とした場合、靴型中心線に対して時計回り方向を正方向とすると、前記中心点92における前記輪郭線82の接線と靴型中心線とがなす角度が、−50度以上50度以下であることを特徴とする防滑突起に関するものである。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかにおいて、前記第1の輪郭線と前記第2の輪郭線の端部同士が、互いに連結されていることを特徴とする防滑突起に関するものである。
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかにおいて、前記防滑突起の前記接地部が、第1指末節骨付近および第1指中足趾節関節付近および第4指中足趾節関節付近に配置されたことを特徴とする防滑突起に関するものである。
本発明は、ひとつのスタッドによって異なる方向に確実に防滑性能を得ることが出来、さらに突き上げを緩和することが出来るフットボールシューズ用防滑突起を提供できる。
以下、本発明の実施態様を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施態様による防滑突起6を設けたシューズ1のアウトソール5の平面図である。また、図2は防滑突起6の斜視図であり、図3は防滑突起6の接地部7を真上から見た場合の模式図である。
図1に示すように、防滑突起6はアウトソール5上に設けられている。
防滑突起6は、その接地部7が方向性をもつ2つの輪郭線が互いに連結して形成されている形状である。
防滑突起6は、その接地部7が方向性をもつ2つの輪郭線が互いに連結して形成されている形状である。
図2に示す様に、台座120の形状は接地部7の形状と等しいか、接地部7の形状を若干大きくした形状とする。また、接地部7と台座120は壁面121および122等により連結されている。
接地部7の形状と台座120の形状が等しい、すなわち、アウトソール5と壁面121および122とがなす角度が90度の場合、台座120に対して接地部7の面積が最大となるので、より効果的に突き上げを緩和することが出来る。また、台座120の形状に対して接地部7の形状が小さい場合は、地面に対して防滑突起6が突き刺さりやすくなるので、より効果的に防滑力を発揮することが出来る。
接地部7の形状と台座120の形状が等しい、すなわち、アウトソール5と壁面121および122とがなす角度が90度の場合、台座120に対して接地部7の面積が最大となるので、より効果的に突き上げを緩和することが出来る。また、台座120の形状に対して接地部7の形状が小さい場合は、地面に対して防滑突起6が突き刺さりやすくなるので、より効果的に防滑力を発揮することが出来る。
防滑突起6を形成する材料としては、天然ゴムや合成ゴム等のラバーやウレタン等の合成樹脂が好ましい。
防滑突起6をラバーで形成した場合、ラバーの弾性により、より効果的に突き上げを緩和することが出来る。また、防滑突起6を合成樹脂で形成した場合、ラバーと比較して剛性が高いため、防滑突起6にせん断力が加わった際の変形が少なく、より効果的に防滑力を発揮出来る。
防滑突起6をラバーで形成した場合、ラバーの弾性により、より効果的に突き上げを緩和することが出来る。また、防滑突起6を合成樹脂で形成した場合、ラバーと比較して剛性が高いため、防滑突起6にせん断力が加わった際の変形が少なく、より効果的に防滑力を発揮出来る。
図3に示す様に、防滑突起6の接地部7の形状は、足長方向に略直行する方向の全長L1と足長方向に略平行な方向の全長L2においてL1>L2となるような方向性をもつ第1の輪郭線71、同じく、足長方向に略平行な方向の全長L3と足長方向に略直行する方向の全長L4においてL3>L4となるような方向性をもつ第2の輪郭線72とを連結した形状であるのが好ましい。
輪郭線71の足長方向に略平行な方向の全長L2、および輪郭線72の足長方向に略直行する方向の全長L4は、3.5mm以上であるのが好ましい。L2およびL4が3.5mmより小さい場合、輪郭線71および輪郭線72の形状が薄い板状となってしまうため、固い地面等で使用した際に、足底から加わる圧力を十分に受け止めることが出来ず突き上げを効果的に緩和できないばかりでなく、防滑突起6にせん断力が加わった際に、小さなせん断力で変形してしまい防滑性を発揮できないからである。
図4は、靴型中心線11より内甲側に配置された防滑突起6の接地部7を真上から見た場合の模式図である。
図4に示すように、靴型中心線11より内甲側に配置された防滑突起6において、接地部7の輪郭線71における足長方向に対して後方に位置する長手方向の輪郭線を81、また輪郭線81上における輪郭線71の足長方向に略直行する方向の全長L1の中心点を91とし、中心点91における輪郭線81の接線を101とする。
また、図7は図4において、防滑突起6に、足長方向と略平行な方向の応力F1が後方から加わった場合の模式図である。
図7に示すように、防滑突起6に足長方向と略平行な方向の応力F1が後方から加わった場合、応力F1は輪郭線81と台座120を結ぶ壁面121によって受け止められるので、効果的に防滑力を得ることが出来る。
図4に示すように、靴型中心線11より内甲側に配置された防滑突起6において、接地部7の輪郭線71における足長方向に対して後方に位置する長手方向の輪郭線を81、また輪郭線81上における輪郭線71の足長方向に略直行する方向の全長L1の中心点を91とし、中心点91における輪郭線81の接線を101とする。
また、図7は図4において、防滑突起6に、足長方向と略平行な方向の応力F1が後方から加わった場合の模式図である。
図7に示すように、防滑突起6に足長方向と略平行な方向の応力F1が後方から加わった場合、応力F1は輪郭線81と台座120を結ぶ壁面121によって受け止められるので、効果的に防滑力を得ることが出来る。
図5は、靴型中心線11より外甲側に配置された防滑突起6’の接地部7’を真上から見た場合の模式図である。
図5に示すように、靴型中心線11より外甲側に配置された防滑突起6’において、接地部7’の輪郭線71’における足長方向に対して前方に位置する長手方向の輪郭線を81’、また輪郭線81’上における輪郭線71’の足長方向に略直行する方向の全長L1の中心点を91’とし、中心点91’における輪郭線81’の接線を101’とする。
また、図8は図5において、防滑突起6’に、足長方向と略平行な方向の応力F1’が前方から加わった場合の模式図である。
図8に示すように、防滑突起6’に足長方向と略平行な方向の応力F1’が前方から加わった場合、応力F1’は輪郭線81’と台座120を結ぶ壁面121’によって受け止められるので、効果的に防滑力を得ることが出来る。
図5に示すように、靴型中心線11より外甲側に配置された防滑突起6’において、接地部7’の輪郭線71’における足長方向に対して前方に位置する長手方向の輪郭線を81’、また輪郭線81’上における輪郭線71’の足長方向に略直行する方向の全長L1の中心点を91’とし、中心点91’における輪郭線81’の接線を101’とする。
また、図8は図5において、防滑突起6’に、足長方向と略平行な方向の応力F1’が前方から加わった場合の模式図である。
図8に示すように、防滑突起6’に足長方向と略平行な方向の応力F1’が前方から加わった場合、応力F1’は輪郭線81’と台座120を結ぶ壁面121’によって受け止められるので、効果的に防滑力を得ることが出来る。
図6は、防滑突起6の接地部7を真上から見た場合の模式図である。
図6に示すように、防滑突起6において、接地部7の輪郭線72におけるアウトソール5の端部に近い側に位置する長手方向の輪郭線を82、また輪郭線82上における輪郭線72の足長方向に平行な方向の全長L3の中心点を92とし、中心点92における輪郭線82の接線を102とする。
また、図9は図6において、防滑突起6に、足長方向と略直行する方向の応力F2がアウトソール5の端部方向から加わった場合の模式図である。
図9に示すように、防滑突起6に足長方向と略直行する方向の応力F2がアウトソール5の端部方向から加わった場合、応力F2は輪郭線82と台座120を結ぶ壁面122によって受け止められるので、効果的に防滑力を得ることが出来る。
従って、防滑突起6単体でF1およびF2の2方向のせん断力に対する防滑力を得ることが出来る。また、接地部7の面積が十分な大きさとなるので、効果的に突き上げを緩和することが出来る。
図6に示すように、防滑突起6において、接地部7の輪郭線72におけるアウトソール5の端部に近い側に位置する長手方向の輪郭線を82、また輪郭線82上における輪郭線72の足長方向に平行な方向の全長L3の中心点を92とし、中心点92における輪郭線82の接線を102とする。
また、図9は図6において、防滑突起6に、足長方向と略直行する方向の応力F2がアウトソール5の端部方向から加わった場合の模式図である。
図9に示すように、防滑突起6に足長方向と略直行する方向の応力F2がアウトソール5の端部方向から加わった場合、応力F2は輪郭線82と台座120を結ぶ壁面122によって受け止められるので、効果的に防滑力を得ることが出来る。
従って、防滑突起6単体でF1およびF2の2方向のせん断力に対する防滑力を得ることが出来る。また、接地部7の面積が十分な大きさとなるので、効果的に突き上げを緩和することが出来る。
図10は、防滑突起6の接地部7を真上から見た場合の模式図である。
図10に示すように、接地部7の形状を、第1の輪郭線71と第2の輪郭線72の端部同士を連結した形状に形成するのが好ましい。
第1の輪郭線71と第2の輪郭線72の端部同士を連結した形状に形成することによって、第1の輪郭線71の輪郭線81と台座120を結ぶ壁面121、および第2の輪郭線72の輪郭線82と台座120を結ぶ壁面122の長さが連続した状態で応力F1および応力F2を受けることが出来るので、防滑力を十分に発揮させることが出来る。
図10に示すように、接地部7の形状を、第1の輪郭線71と第2の輪郭線72の端部同士を連結した形状に形成するのが好ましい。
第1の輪郭線71と第2の輪郭線72の端部同士を連結した形状に形成することによって、第1の輪郭線71の輪郭線81と台座120を結ぶ壁面121、および第2の輪郭線72の輪郭線82と台座120を結ぶ壁面122の長さが連続した状態で応力F1および応力F2を受けることが出来るので、防滑力を十分に発揮させることが出来る。
図11は本発明の防滑突起6の接地部7のみをアウトソール5上に配置した模式図である。
図11に示すように、靴型中心線11より内甲側に配置された防滑突起6の接地部7において、靴型中心線11に対して時計回り方向を正方向とすると、靴型中心線11と接線101とがなす角度θ1が、45度以上110度以下であるのが好ましい。
同じく、靴型中心線11より外甲側に配置された防滑突起6’の接地部7’において、靴型中心線11に対して時計回り方向を正方向とすると、靴型中心線11と接線101’とがなす角度θ1’が、45度以上110度以下であるのが好ましい。
角度θ1および角度θ1’を45度以上110度以下にすることによって、ヘディングや前へのダッシュ時等の前方への動きに効果的に対応することが出来る。また、角度θ1が45度以下、または、110度以上である場合、防滑力が不充分であったり、動きに沿わないといった不具合が生じる。
図11に示すように、靴型中心線11より内甲側に配置された防滑突起6の接地部7において、靴型中心線11に対して時計回り方向を正方向とすると、靴型中心線11と接線101とがなす角度θ1が、45度以上110度以下であるのが好ましい。
同じく、靴型中心線11より外甲側に配置された防滑突起6’の接地部7’において、靴型中心線11に対して時計回り方向を正方向とすると、靴型中心線11と接線101’とがなす角度θ1’が、45度以上110度以下であるのが好ましい。
角度θ1および角度θ1’を45度以上110度以下にすることによって、ヘディングや前へのダッシュ時等の前方への動きに効果的に対応することが出来る。また、角度θ1が45度以下、または、110度以上である場合、防滑力が不充分であったり、動きに沿わないといった不具合が生じる。
また、靴型中心線11より内甲側および外甲側に配置された防滑突起6の接地部7において、靴型中心線11に対して時計回り方向を正方向とすると、靴型中心線11と接線102とがなす角度θ2が、−50度以上50度以下であるのが好ましい。
角度θ2を−50度以上50度以下にすることによって、サイドステップ等の横方向への動きに効果的に対応することが出来る。また、角度θ2が−50度以下、または、50度以上である場合、防滑力が不充分であったり動きに沿わないといった不具合が生じる。
角度θ2を−50度以上50度以下にすることによって、サイドステップ等の横方向への動きに効果的に対応することが出来る。また、角度θ2が−50度以下、または、50度以上である場合、防滑力が不充分であったり動きに沿わないといった不具合が生じる。
図12は、足の骨201に、サッカー競技中においてヘディングや前方へのダッシュ動作の際に足底から特に大きな圧力の加わる領域202と、本発明の実施態様による防滑突起6を設けたシューズ1のアウトソール5の模式図とを重ね合わせたものである。
図12に示す様に、防滑突起6は、接地部7が、第1指末節骨付近および第1指中足趾節関節付近および第4指中足趾節関節付近に位置するように設けると良い。
接地部7が、第1指末節骨付近および第1指中足趾節関節付近および第4指中足趾節関節付近に位置するように設けることによって、効果的に足底から加わる圧力を分散することが出来る。
図12に示す様に、防滑突起6は、接地部7が、第1指末節骨付近および第1指中足趾節関節付近および第4指中足趾節関節付近に位置するように設けると良い。
接地部7が、第1指末節骨付近および第1指中足趾節関節付近および第4指中足趾節関節付近に位置するように設けることによって、効果的に足底から加わる圧力を分散することが出来る。
本発明の活用例としては、サッカーやラグビー等のフットボール用のシューズが考えられる。
1:シューズ
11:靴型中心線
2:アッパー
3:シューズソール
4:ミッドソール
5:アウトソール
6:防滑突起
7:接地部
71:第1の輪郭線
72:第2の輪郭線
81:輪郭線71の長手方向の輪郭線81
82:輪郭線72の長手方向の輪郭線82
101:接線
102:接線
120:台座
121:壁面
122:壁面
201:骨
202:サッカー競技中において瞬間的に大きな荷重の加わるヘディングや前方へのダッシュ動作の際に特に大きな荷重の加わる領域
L1;足長方向に略直行する方向の全長
L2;足長方向に略平行な方向の全長
L3;足長方向に略平行な方向の全長
L4;足長方向に略直行する方向の全長
11:靴型中心線
2:アッパー
3:シューズソール
4:ミッドソール
5:アウトソール
6:防滑突起
7:接地部
71:第1の輪郭線
72:第2の輪郭線
81:輪郭線71の長手方向の輪郭線81
82:輪郭線72の長手方向の輪郭線82
101:接線
102:接線
120:台座
121:壁面
122:壁面
201:骨
202:サッカー競技中において瞬間的に大きな荷重の加わるヘディングや前方へのダッシュ動作の際に特に大きな荷重の加わる領域
L1;足長方向に略直行する方向の全長
L2;足長方向に略平行な方向の全長
L3;足長方向に略平行な方向の全長
L4;足長方向に略直行する方向の全長
Claims (8)
- フットボールシューズのアウトソール底面に形成される防滑突起において、その接地部が方向性をもつ2つの輪郭線が互いに連結して形成されている形状であることを特徴とする防滑突起。
- 請求項1において、
前記防滑突起の前記接地部の形状が、足長方向に略直行する方向の全長L1と足長方向に略平行な方向の全長L2においてL1>L2である第1の輪郭線と、足長方向に略平行な方向の全長L3と足長方向に略直行する方向の全長L4においてL3>L4である第2の輪郭線とを連結した形状であることを特徴とする防滑突起。 - 請求項1ないし2のいずれかにおいて、
前記第1の輪郭線における足長方向に略平行な方向の全長L2、および前記第2の輪郭線における足長方向に略直行する方向の全長L4が3.5mm以上であることを特徴とする防滑突起。 - 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
靴型中心線より内甲側に配置された前記防滑突起において、前記防滑突起の前記第1の輪郭線上で足長方向に対して後方に位置する輪郭線81上における全長L1に対する中心点を91とした場合、靴型中心線に対して時計回り方向を正方向とすると、前記中心点91における前記輪郭線81の接線と靴型中心線とがなす角度が、45度以上110度以下であることを特徴とする防滑突起。 - 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
靴型中心線より外甲側に配置された前記防滑突起において、前記防滑突起の前記第1の輪郭線上で足長方向に対して前方に位置する輪郭線81’上における全長L1に対する中心点を91’とした場合、靴型中心線に対して時計回り方向を正方向とすると、前記中心点91’における前記輪郭線81’の接線と靴型中心線とがなす角度が、45度以上110度以下であることを特徴とする防滑突起。 - 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
前記防滑突起の前記第2の輪郭線上で前記アウトソールの端部に近い側に位置する輪郭線82上における全長L3に対する中心点を92とした場合、靴型中心線に対して時計回り方向を正方向とすると、前記中心点92における前記輪郭線82の接線と靴型中心線とがなす角度が、−50度以上50度以下であることを特徴とする防滑突起。 - 請求項1ないし6のいずれかにおいて、
前記第1の輪郭線と前記第2の輪郭線の端部同士が、互いに連結されていることを特徴とする防滑突起。 - 請求項1ないし7のいずれかにおいて、
前記防滑突起の前記接地部が、第1指末節骨付近および第1指中足趾節関節付近および第4指中足趾節関節付近に配置されたことを特徴とする防滑突起。
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CN104936476A (zh) * | 2013-01-22 | 2015-09-23 | 耐克创新有限合伙公司 | 有楔的鞋类 |
JP2016501114A (ja) * | 2012-12-19 | 2016-01-18 | ニュー バランス アスレティックス, インコーポレイテッドNew Balance Athletics, Inc. | カスタマイズされた履物、並びに、その履物を設計及び製造する方法 |
US11612209B2 (en) | 2012-12-19 | 2023-03-28 | New Balance Athletics, Inc. | Footwear with traction elements |
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