JP2006296696A - 乳児用椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明では、座面の所定部位を、座り心地を確保した状態が確保されるよう少し凹ませるだけで、強力に地面に吸着させて接地することができる乳児用椅子の提供を目的とする。
【解決手段】
乳児が着座する座面における少なくとも外周部を除いた部位に、変形したとき自らの形状を復元させる復元力が作用する復元手段14を具備し、上記復元手段14の下方に、接地面Bにまで連通する空間部18が構成されるよう、上記復元手段14,24に対して外周側に環状部12を配設した接地面Bに吸着させて接地する乳児用椅子11。
【選択図】 図1

Description

この発明は、風呂場の床面など通常、滑り易いといわれる接地面であっても、該接地面に対して吸着させることで滑らないように接地することのできる乳児用椅子に関する。
例えば乳児を、乳児用椅子を用いて沐浴させる場合、接地面は、水に濡れた状態となるため、該乳児用椅子は、接地面に対して滑り易くなる。
ところで、上記乳児用椅子には、内部に空気を充填させた形態を採るものが多数存在するが、このような乳児用椅子は、軽量であるとともに、外側は、通常、可撓性、及び、撥水性を有するシート状の袋体によって被覆して形成される。
このため、このような乳児用椅子を用いて乳児を沐浴させる場合、接地面に対して乳児用椅子が特に滑り易くなるため、沐浴させる手間を要するばかりでなく、乳児が転倒して怪我をしてしまうなどの危険性を伴うことがあった。
これに対して、乳児用椅子の中でも、接地面に対して、しっかりと接地するために下部を接地面に吸着させて用いるものが下記特許文献において開示されている。
上記特許文献において開示される「椅子等の固定装置」(以下、「固定装置」とする)の構成は、地面に接地される脚部と、該脚部に対して上側に連接された胴体部とを具備している。
さらに、上記固定装置には、上記胴体部の上面において張架され、下方へ押されて変形する荷重受部を具備している。上記脚部、及び、胴部における中央部であって、上記荷重受部の下側には、中空室を構成している。上記中空室は、該中空室における上記脚部と胴体部との上記境界付近に張架させた仕切り部により上下方向について区分けして構成される。つまり、中空室は、上方に位置する胴体部の中空室と、下方側に位置する脚部の中空室とに区分けされる。
但し、上記仕切り部には、小孔が設けられているため、胴体部の中空室と、脚部の中空室とは、互いに空気が連通状態に構成されている。
上記構成を採る「固定装置」に乳児が着座したとき、それに伴って荷重受部には、荷重が付与されるため、下側(中空室内)にたわみ変形する。このとき、胴体部の中空室内の空気が圧縮されると同時に、該胴体部の中空室内の空気は、上記仕切り部に設けた小孔を通じて脚部の中空室内の空気を圧縮することになるため、所定の量の空気が固定装置の下端部、すなわち、脚部と接地面との間から外部へ排出されることになる。
これにより、胴体部の中空室、及び、脚部の中空室は、ともに外気圧に対して減圧された状態となる。よって、上記「固定装置」は、地面に吸着された状態となり、しっかりと接地することができる旨が下記特許文献に開示されている。
しかし、上記「固定装置」は、以下のような課題、若しくは問題点を有する。
まず、上記「固定装置」を接地面に対してしっかりと吸着させるためには、荷重受部を下側(中空室内)へ積極的に押し込む必要があるという問題を有する。
具体的には、上記荷重受部を下側へ積極的に押し込むことにより、確かに、上記「固定装置」を接地面に対して吸着させることができるが、上記荷重受部を下側へ押し込めば押し込む程、乳児が着座する座面が凹むことになる。
これは、乳児の上記「固定装置」に対する座り心地を悪化させるばかりではなく、乳児の姿勢に悪影響を及ぼすことにもなる。
つまり、上記「固定装置」は、接地面に対して安定して接地させるために、座り心地などの面で、弊害が生じてしまう。
仮に、上記弊害を考慮しないとしても、上記「固定装置」は、上記荷重受部を中空室内に押し込むことでのみ吸着力を得る構成を採るため、強力な吸着力を得るために、中空室は、上記荷重受部を充分押し込めるだけの容量を確保する必要があり、結果的に上記「固定装置」全体が大型化してしまうという問題も有する。
他の問題点として、上記「固定装置」は、仕切り部に小孔を設けることで、胴体部の中空室と脚部の中空室とを連通状態に構成している。
しかし、上記「固定装置」は、上記2つの中空室を具備するため、構成が複雑になり、そればかりか、仕切り部に設けた小孔を通じて、蒸気、水滴などの水分が上記胴体部の中空室に入り込んでしまう事態が生じてしまう。しかも、胴体部の中空室は、その略全体が密閉されているという形態上、水分が除去され難く、水分が残留してしまい、衛生的でないという問題も生じてしまう。
特許第3127286号公報
そこで本発明では、座面の所定部位を、快適な座り心地が確保されるよう少し凹ませるだけで、強力に地面に吸着させて接地することができる乳児用椅子の提供を目的とする。
本発明の乳児用椅子は、接地面に吸着させて接地する乳児用椅子であって、乳児が着座する座面における少なくとも外周部を除いた部位に、変形したとき自らの形状を復元させる復元力が作用する復元手段を具備し、上記復元手段の下方に、接地面にまで連通する空間部が構成されるよう、上記復元手段に対して外周側に環状部を配設したしたことを特徴とする。
さらに、本発明の乳児用椅子は、着座した乳児を支持可能とする支持部を、上記復元手段を介して上記環状部に張設したことを特徴とする。
上記復元手段は、例えば、内部に流体を充填可能とする流体充填部により構成することができる。これにより、流体充填部が変形したとき、該流体充填部の内部に充填した流体が圧縮されることによる流体圧(内圧)を、変形したとき自らの形状を復元させる復元力として作用させることができる。
但し、本発明の乳児用椅子は、復元手段に相当する部位以外の部位についても、上記流体充填部と同様に、流体を充填可能な構成で形成してもよいが、その他にも、ゴムなどの弾性部材、合成樹脂、或いは、これらの部材を組み合わせて全体を形成することもできる。
その他にも、上記復元手段を、例えば、弾性部材で形成した場合は、該弾性部材を撓み変形させたときに生じる弾性力(曲げ弾性力)を復元力として利用することができる。このように、上記復元手段は、変形したとき自らの形状を積極的に復元させる復元力が作用させることができる手段であれば特に、限定しない。
また、通常、風呂の床面は、滑り易いため、本発明の乳児用椅子は、風呂の床面に接地して用いる場合に特に、適しているといえるが、勿論、このような接地態様、使用用途のみに限定するものではない。
具体的に、本発明の乳児用椅子は、コンクリート、フローリング、絨毯、或いは、屋外の地面などの様々な接地場所に適宜、接地して用いることもでき、接地面が金属、ガラスなど接地面の材質についても限定しない。さらに、例えば、椅子の座面上に接地して座面を高くして用いたり、乳児を散髪する場合において乳児を定位置に留めておきたい場合に用いたりするなど、その用途についても限定せず、様々な接地態様、用途で用いることができる。
上記乳児用椅子は、上記流体充填部における上記環状部、又は/及び、上記支持部との境界相当部に、それぞれを別空間に区分けする区分け部を具備することもできる。
上記復元手段は、該復元手段における上記環状部の近傍側部位を、所定の厚みを確保して構成するとともに、上記復元手段における上記支持部の近傍側部位を、上記環状部の近傍側部位と比較して薄肉に形成することが好ましい。
また、上記支持部には、乳児が着座しても変形しない強度を有する芯材を具備することが好ましい。
上記乳児用椅子は、上記支持部が下方に押圧されるに伴って、着座した乳児の側に傾斜させて該乳児を保持する保持部を、上記環状部における上部側から立設させてもよい。
請求項1に係る発明によれば、乳児用椅子は、空間部から空気を排出させたことにより生じる吸着力だけでなく、復元手段が変形前の形状に復元しようと作用する復元力も含めた吸着力により接地面に対して吸着するため、接地面に対して安定して接地することができる。
すなわち、上記支持部を少し押し下げるだけでも、強力な吸着力のもとで接地することができる。このため、乳児用椅子を容易に安定して接地することができるとともに、上記支持部を過度に押し下げる必要がないため、乳児の座面(支持部)に対する座り心地を快適な状態に保つことができる。
しかも、上記支持部を、少し押し下げるだけで安定して接地できるため、結果的に空間部は、小さな容積で足りる。よって、乳児用椅子は、座面を低く形成したり、全体をコンパクトに形成したりするなど様々な形態で構成することが可能となる。
請求項2に係る発明によれば、支持部を、復元手段を介して環状部に張設させた構成を採るため、支持部に対して外周側に有する復元手段は、積極的に支持部を押し上げる方向に復元力が作用する。結果的に、乳児用椅子は、強力な吸着力を得ることができる。
請求項3に係る発明によれば、流体を充填すれば、復元手段を変形させたとき、上記流体充填部の内部に充填した流体の圧縮力(内圧)を活かして復元力を積極的に作用させることができる。従って、このような構成であっても、やはり乳児用椅子を安定して接地させることができる。
しかも、上記流体充填部は、内部に流体を充填した構成であるため、弾力性を確保でき、不使用時においては、流体を排出すれば、コンパクトに収容することができ、特に、流体が空気である場合には、全体を軽量化することができる。
請求項4に係る発明によれば、乳児用椅子は、区分け部により流体充填部のみを他の部位(例えば、環状部、又は/及び、支持部)と区分けして構成することができる。このため、流体充填部の流体のみを他の部位と独立して外部に排出したり、注入したりを自在に行うことができる。また、他の部位(環状部、又は/及び、支持部)についても、流体を充填して形成するに限らず例えば、綿や発泡ウレタン部材など流体充填部とは別部材で形成することもできる。
請求項5に係る発明によれば、上記復元手段における上記支持部の近傍側部位は、薄肉に形成することにより、上記支持部が押し下げられたとき、復元手段は、上記近傍側部位を中心として、積極的にたわみ変形させることができる。さらに、上記復元手段における上記環状部の近傍側部位を所定の幅(厚み)を具備して形成することにより、座面が過度に凹むことを防止することを防止することができるとともに、たわみ変形した形態を復元させようとする強力な復元力を作用させることができる。
よって、上記形態を採る復元手段は、全体として効率的に復元力を得ることができ、強力な吸着力を得ることができる。
請求項6に係る発明によれば、支持部内に芯材を具備させることにより、乳児が着座したことによる荷重を受けて支持部が屈曲してしまうことがなく、その形態を略水平に保つことができる。
よって、乳児用椅子を接地面に対してしっかりと接地させた状態で、良好な座り心地を確保することができる。
請求項7に係る発明によれば、乳児用椅子を接地面に対して安定させて接地することができるのみならず、乳児が着座部に対して滑り落ちたり、前ズレしたりしてしまうこともなく乳児を定位置において安定して保持しておくことができる。
この発明の一実施形態を、以下図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態における乳児用流体入座椅子11の外観を示すとともに、乳児Aが乳児用流体入座椅子11に着座している様子を示す(仮想線参照)。
上記図1に示したように、上記乳児用流体入座椅子11は、その表面の略全体を袋状に形成した可撓性、及び、撥水性を有する塩化ビニール樹脂製のシート部材17により形成し、該シート部材17内に空気を充填させることにより図1に示した座椅子形型の形態で形成している。
上記乳児用流体入座椅子11は、その下側外周部に平面視円環状をし、床面Bに対して接地される円環部12を具備している。さらに、上記円環部12に対して中央部位における上部側には、主として乳児Aの臀部を支持し、乳児Aの略全荷重を受ける支持部13を具備している。上記支持部13は、図2、及び、図3に示したように、形状復元部とも称する空気充填部14を介して上記円環部12に対して張架されている。
上記円環部12と、空気充填部14とは、それぞれ空気を充填して形成しているとともに、内部において互いに連通した状態で一体に形成している。
上記支持部13には、合成樹脂製の部材を円板状に形成した芯材13aが埋設されている。上記芯材13aは、乳児Aが着座することによる荷重を受けても屈曲変形しない強度を有して形成している。
さらに、空気充填部14は、自身の形状を自発的に復元する復元力を作用させるべく、該空気充填部14自体の形態、他の部位(円環部12、及び、支持部13)に対する取り付け形態、或いは、構成材質などを他の部位と異なる構成により構成している。
具体的に、上記空気充填部14は、シート部材17内に空気を充填することより、上記乳児用流体入座椅子11の座面に相当する部位に構成している。さらに、上記空気充填部14は、平面視略円形をした乳児用流体入座椅子11の半径方向における上下方向についての断面形態を、上記円環部12の近傍部位側については、所定の幅(厚み)を確保させて形成し、上記支持部13の側へ近づくにつれて、徐々に上下方向について幅小になるよう構成している。
上記所定の幅(厚み)とは、内部に充填した空気の内圧により空気充填部14の形状を自発的に復元させようとする復元力を積極的に作用させることができる幅(厚み)である。
上記乳児用流体入座椅子11は、支持部13、及び、空気充填部14における下方側においては、空間部18を具備している。上記空間部18は、乳児用流体入座椅子11を底面視したとき、該乳児用流体入座椅子11の底面部12a(下端部)における中央部位が凹状に窪んで開口している部位に相当し、上記円環部12、及び、空気充填部14が該凹状に窪んだ部位の凹底部に相当するよう形成している。
また、上記円環部12の上部には、上半身保持部15、及び、前ズレ防止用保持部16を立設している。
上記上半身保持部15、及び、上記前ズレ防止用保持部16は、それぞれ、シート部材17に対して空気が充填された内部において互いに連通した状態で、外側からは、段状に積載した形態になるよう一体に形成している。
上記上半身保持部15は、乳児Aが着座したとき、円環部12における背面側、及び、左右両側に対応する部位に具備している。すなわち、上記上半身保持部15は、節状に形成した部材を平面視略U字形に円環部12に対して立設させている。
なお、ここで、上記上半身保持部15における背面側部位を、乳児Aの背凭れとなる背凭れ部15aに設定し、上記上半身保持部15における左右各側部位を、乳児Aの肘掛けとなる肘掛部15bに設定する。
さらに、上記上半身保持部15における上記背凭れ部15aに相当する部位であって、その上部には、着座した乳児Aの補助的な背凭れとなる補助背凭れ部15cを、段状に形成している。
一方、上記前ズレ防止用保持部16は、円環部12における上記円環部12の前側であって、着座した乳児Aの股下に相当する部位から乳児Aの腹部に対向する高さにまで立設させている。
本実施形態における乳児用流体入座椅子11は、上述したように形成するものとし、以下、例えば、水で塗れた滑り易い風呂場の床面Bに乳児用流体入座椅子11を接地させて用いる場合を採り上げ、乳児用流体入座椅子11が奏する作用、効果について説明する。
床面Bに接地した状態の乳児用流体入座椅子11に対して、乳児Aが着座したとき、乳児Aの臀部は、主に支持部13に支持された状態となる。このため、支持部13には、乳児Aが着座したことによる荷重が付与されることとなり、該支持部13は、下方へ、すなわち、上記空間部18の側へ押し下げられる。
このとき、支持部13の下側に有する空間部18は、支持部13が押し下げられたことにより空間部18に有する空気の一部が、乳児用流体入座椅子11下端部(床面Bと底面部12aとの間)を通じて、該空間部18の外側へ排出されることになる。
支持部13を押し下げるまでは、乳児用流体入座椅子11の外側の圧力(外気圧)と略等しかった空間部18の内圧は、外気圧と比較して減圧される。このため、乳児用流体入座椅子11と床面Bとの間において、吸着力が発生することになる。
実施例1に係る乳児用流体入座椅子11は、上述した空間部18内を上記減圧させることによる吸着力に加えて、さらに、乳児A着座することにより撓み変形した空気充填部14の復元力により生じる吸着力も得ることができる。
具体的には、乳児用流体入座椅子11に乳児Aが着座したとき、支持部13が下方に押し下げられるが、この乳児Aが着座することによる荷重を利用して、空気充填部14を積極的にたわみ変形させることができる。結果的に、図4に示したように、このたわみ変形による復元力(F)によって、より吸着力を高めることができる。
すなわち、上記復元力は、シリンダ内をピストン運動するピストンをシリンダに対して引き上げる際におけるピストンの引き上げ力のように作用させることができるため、空間部18を減圧したことによる吸着力に加えて、さらに吸着力を高めることができる。
そして、このような空気充填部14は、上記支持部13に対して外周側に配しているため、図5に示したように、該支持部13に外周全体から積極的に支持部13を持ち上げようとする方向に復元力(F)を作用させることができる。
上述により、実施例1に係る乳児用流体入座椅子11は、以下に示す様々な効果を奏することができる。
空間部18の気圧を減圧させることにより生じる吸着力に加えて、座面に具備した空気充填部14を変形させることにより生じる復元力も吸着力として活かすことができる。従って、乳児用流体入座椅子11は、床面Bに対して強力に接地することができる。
例えば、乳児用流体入座椅子11は、着座している乳児Aが動いても、しっかりと床面Bに対して接地した状態を維持することができる。
さらに、支持部13を少し押し下げるだけでも強力な吸着力を得ることができるため、座面を過度に凹ませる必要がないため、快適な座り心地を保つことができる。また、空間部18の容量も大きくする必要がないため、全体をコンパクトに構成することができる。
加えて、上記復元力は、空気充填部14を撓み変形させることにより発生させるが、該空気充填部14を意図的に撓み変形させなくても、乳児Aが着座することにより支持部に付与する荷重を利用することができるため、空気充填部14を容易にたわみ変形させて復元力を作用させることができる。
また、上記上半身保持部15、及び、上記前ズレ防止用保持部16を具備することにより、座面に対して着座している乳児Aが滑り落ちたり前ズレしたりしないようしっかりと保持することができる。
以下、実施例2に係る乳児用流体入座椅子21について以下、説明するが、実施例1に係る乳児用流体入座椅子11を構成する各部に対応する部位と同様の構成については、その説明を省略し、特に、異なる構成を中心に説明する。
実施例2に係る乳児用流体入座椅子21は、シート部材17の内部において略全体に対して空気を充填させずに形成している点で実施例1に係る乳児用流体入座椅子11と構成が特に異なる。
具体的に、実施例2に係る乳児用流体入座椅子21は、図6(a)に示したように、円環部22、上半身保持部25、及び、前ズレ防止用保持部26については、発泡ウレタン部材29により弾性を有して形成するとともに、空気を充填させた状態の実施例1に係る円環部12、上半身保持部15、及び、前ズレ防止用保持部16と略同様の形態により形成している。
なお、上記乳児用流体入座椅子21は、その外周部位全体をシート部材17により被覆して形成しているとともに、支持部13についても、芯材13aを具備して形成し、実施例1に係る乳児用流体入座椅子11と同様に形成している。
また、上記形状復元部についても、実施例1に係る空気充填部14と同様に、シート部材17の内部に空気を充填させた空気充填部24により形成している。
但し、上記空気充填部24は、該空気充填部24と隣接する円環部22、及び、支持部13とを区分けして形成し、内部に密封空間を形成している。ちなみに、円環部22との境界部に相当する部位については、区分け部24aを介在させることにより、空気充填部24と円環部22とを区分けしている(図6(a)参照)。
さらに、上記乳児用流体入座椅子21は、上記円環部22における正面視左側部位に、上記空気充填部24に対して、空気の注入、又は、排出を可能とする空気通用路28を具備している。上記空気通用路28は、図6(b)に示したように、発泡ウレタン部材29が充填された円環部22内に配され、乳児用流体入座椅子21に対して外周側と空間部18とを連通可能に形成している。
上記空気通用路28の長さ方向における外側に向けて開口する側の開口部28aの口縁には、栓部材28bを具備し、該開口部28aを栓止可能に形成している(図6(a)の一部拡大図参照)。これにより、上記空気充填部24に対して空気の注入、或いは、排出が可能に形成している。
実施例2に係る乳児用流体入座椅子21は、上述したように構成している。
上記構成を採る乳児用流体入座椅子21における、空気充填部24についても、空気を充填させて形成しているため、図7(a)に示したように、空気充填部24を変形させたとき、充填した空気が圧縮されることにより高くなる空気圧(空気充填部24の内圧)を利用して、自らの形状を復元しようとする復元力を作用させることができる。
すなわち、実施例2に係る乳児用流体入座椅子21のように、少なくとも空気充填部24のみ空気を充填させた形態であっても、上述した実施例1に係る乳児用流体入座椅子11と同様に本発明特有の作用、効果を奏することができる。
このため、勿論、円環部22、上半身保持部25、及び、前ズレ防止用保持部26については、発泡ウレタン部材29に限定せず、例えば、弾性ウレタン部材で形成したり、綿などを充填させて形成したりするなど他の部材で形成してもよい。
逆に、例えば、乳児用流体入座椅子21は、実施例1の乳児用流体入座椅子21のように支持部13を除いた部位、或いは、全ての部位を、空気を充填させた構成で形成してもよく、円環部22と空気充填部24とを区分けする区分け部24aを介在させた状態で、円環部22、及び、空気充填部24とは、独立した空間が構成されるよう形成することができる。
ちなみに、このような構成を採る場合、例えば、上記空気充填部24用の上記空気通用路28とは別に、該円環部22、上記上半身保持部25、及び、上記前ズレ防止用保持部26に対して適宜、空気の注入、或いは排出を行うための空気通用口を、例えば、円環部22における底面部22a(下端部)に形成するとよい。(図示せず)。
上述した構成を採れば、空気充填部24のみを他の部位と独立して収縮させたり、膨張させたりすることができるため、乳児Aが着座しているか否かに関わらず復元力の強さを容易に調節することもできる。
例えば、開口部28aに対して栓部材28bを抜いて、空気充填部24内の空気を外部に排出すれば、図7(b)に示したように、空気充填部24は、収縮し、復元力(F)が作用しないようにすることができる。
さらに、支持部13の外周側に有する空気充填部24が収縮することになるため、該空気充填部24によって張設されていた支持部13は、下降する(図7(b)参照)。
これにより、空間部18の容積が減少するため、空間部18の内圧は、外圧と略等しくなる。従って、吸着力は、殆ど作用しなくすることができ、乳児Aを沐浴させた後は、このような一連の手順を踏めば床面Bに対して乳児用流体入座椅子21の取り外しを容易に行える。
また、乳児用流体入座椅子21には、空気通用路28を具備せず、例えば、シート部材17における空気充填部24に相当する部位に直接、空気注入口を形成しても勿論、構わない。
但し、実施例2に係る乳児用流体入座椅子21のように空気充填部24内に対しての空気の注入、或いは、排出を、空気通用路28を通じて行う構成とし、空気通用路28における開口部28aを円環部22の左側部位に具備した構成を採れば以下のような効果を奏することができる。
すなわち、乳児Aが栓部材28bを開口部28aに対して着脱する際の妨げになることがないため、乳児用流体入座椅子21の接地場所を移動させようとした場合に、乳児Aが着座した状態のまま、栓部材28bを開口部28aから抜いて床面Bに対する吸着を容易に解除することができる。
さらに、円環部22における栓部材28bの有する部位の上部には保持部(特に肘掛け部15b)を有するため、該栓部材28bの有する部位にまで乳児Aの手が届くことを防止することができ、乳児Aが不用意に栓部材28bを抜いてしまうことがない。
次に実施例3に係る乳児用流体入座椅子31について説明する。
本実施例に係る乳児用流体入座椅子31は、図8(a)に示したように円環部32における正面視左側部位に乳児用流体入座椅子31の外側と空間部18とを連通可能とする空気通用路39を具備している。なお、上記空気通用路39の長手方向における開口部側端部には、栓部材を具備し、該栓部材を開口部に対して着脱することにより空間部18内に空気を充填した状態を維持する、或いは、外部に排出することができる。
上記構成によって、栓部材を開口部から抜いて乳児用流体入座椅子31の外側と空間部18とを連通状態とすることにより、空間部18の圧力を外気圧と略等しくすることができる。このように連通状態にすれば、空気充填部14が変形することにより復元力が作用することによって生じていた吸着力も解除することができる。従って、本実施例に係る乳児用流体入座椅子31であっても床面Bに対しての取り外などを容易に行える。
次に実施例4に係る乳児用流体入座椅子41について説明する。
本実施形態に係る乳児用流体入座椅子41は、図8(b)に示したように、形状復元部を、弾性部材44により形成している点で他の前述した他の実施例に係る乳児用流体入座椅子11,21,31と構成が異なる。
なお、実施例4に係る乳児用流体入座椅子41においても、円環部、支持部などの各部位を、空気を充填させた形態で形成したり、他の部材を充填させた形態で形成したりしてもよいが、実施例4に係る乳児用流体入座椅子41では、円環部42は、空気を充填させた形態で形成している。
上記弾性部材44は、他の実施例に係る内部に空気を充填させた空気充填部14,24と略同様の形状で形成し、シート部材17を被覆して形成している。
上記弾性部材34は、例えば、ウレタン部材、ゴム、シリコンなどの材質で形成することができ、特定の材質に限定しないが、曲げ弾性係数の高い材質で形成しているため、撓み変形させたとき、元の形状に積極的に復元しようとする。
上記構成を採る乳児用流体入座椅子41に乳児Aが着座すれば、その荷重により支持部13が押し下げられ、弾性部材44は、たわみ変形するため、復元力を積極的に作用させることができる。
この復元力は、上述した空気圧による復元力とは異なり、上記弾性部材34の曲げ弾性力により作用する力であるが、本実施例4に係る乳児用流体入座椅子41も、床面Bに対して強力な吸着力で吸着させて接地することができることをはじめ、上述した他の実施例に係る乳児用流体入座椅子11,21,31と同様の作用、効果を奏することができる。
最後に実施例5に係る乳児用流体入座椅子51について説明する。
形状復元部は、上記形態に限定せず、例えば、実施例5に係る乳児用流体入座椅子51のように、座面の外周部を除いた1部位に具備する形態であればよい。
すなわち、形状復元部は、図9に示したように、座面中央全体を、空気を充填して所定の厚みを確保して形成した空気充填部54を具備している。上記空気充填部54は、直接、乳児Aが臀部を載置するため、上述した支持部としての機能も具備している。
上記乳児用流体入座椅子51であっても、乳児が着座したとき、形状復元部が湾曲状に撓み変形して復元力を作用させることができる。
その他にも、上述した乳児用流体入座椅子11,21,31,41,51は、図示しないが、床面Bに接地したとき、円環部に対して外周側に末広がり状となり接地することができる円環状の部材を、円環部に相当する部位に対してさらに下部に具備して構成してもよい。上記構成を採る乳児用流体入座椅子を床面Bに接地すれば、円環状の部材を吸盤として機能させることができる。
このように、本発明に係る乳児用流体入座椅子は、上記実施例の形態に限定せず、様々な構成で形成することができる。
また、上述の実施形態と、この発明の構成との対応において、この実施形態の乳児用流体入座椅子11,21,31,41,51は、この発明の乳児用椅子に対応し、以下同様に、
円環部12,22,32,42は、環状部に対応し、
空気充填部14,24,54(形状復元部)、又は、弾性部材44(形状復元部)は、復元手段に対応し、
上半身保持部15、又は/及び、前ズレ防止用保持部16は、保持部に対応し、
床面Bは、接地面に対応し、
空気Cは、流体に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、上述したように多くの実施の形態を得ることができる。
実施例1に係る乳児用流体入座椅子の使用状態を示す外観図。 実施例1に係る乳児用流体入座椅子の前後方向における断面図。 実施例1に係る乳児用流体入座椅子を片断面で示した正面図。 実施例1に係る乳児用流体入座椅子を一部拡大して示した作用説明図。 実施例1に係る乳児用流体入座椅子の使用状態における作用説明図。 実施例2に係る乳児用流体入座椅子を片断面で示した正面図(a)、図6(a)におけるA―A端面図(b)。 実施例2に係る乳児用流体入座椅子の使用状態における作用説明図(a)、実施例2に係る乳児用流体入座椅子の他の使用状態における作用説明図(b)。 実施例3に係る乳児用流体入座椅子を片断面で示した正面図(a)、実施例4に係る乳児用流体入座椅子を片断面で示した正面図(b)。 実施例5に係る乳児用流体入座椅子の前後方向における断面図。
符号の説明
11,21,31,41,51…乳児用流体入座椅子(乳児用椅子)
12,22,32,42…円環部
14,24,54…空気充填部(形状復元部、或いは、流体充填部)
44…弾性部材(形状復元部)
15…上半身保持部
16…前ズレ防止用保持部
13…支持部
13a…芯材
18…空間部
24a…区分け部

Claims (7)

  1. 接地面に吸着させて接地する乳児用椅子であって、
    乳児が着座する座面における少なくとも外周部を除いた部位に、変形したとき自らの形状を復元させる復元力が作用する復元手段を具備し、
    上記復元手段の下方に、接地面にまで連通する空間部が構成されるよう、上記復元手段に対して外周側に環状部を配設した
    乳児用椅子。
  2. 着座した乳児を支持可能とする支持部を、前記復元手段を介して前記環状部に張設した
    請求項1に記載の乳児用椅子。
  3. 前記復元手段を、内部に流体を充填可能とする流体充填部により構成した
    請求項1、又は、請求項2に記載の乳児用椅子。
  4. 前記流体充填部における前記環状部、又は/及び、前記支持部との境界相当部に、それぞれを別空間に区分けする区分け部を具備した
    請求項3に記載の乳児用椅子。
  5. 前記復元手段における前記環状部の近傍側部位を、所定の厚みを確保して構成するとともに、上記復元手段における前記支持部の近傍側部位を、上記環状部の近傍側部位と比較して薄肉に形成した
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の乳児用椅子。
  6. 前記支持部には、乳児が着座しても変形しない強度を有する芯材を具備した
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の乳児用椅子。
  7. 前記支持部が下方に押圧されるに伴って、着座した乳児の側に傾斜させて該乳児を保持する保持部を、前記環状部における上部側から立設した
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の乳児用椅子。
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