JP2006296500A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】金属材料部材11の外面上に接着剤層13を介して繊維強化樹脂材料部材12の端縁部が接着一体化された外側接合部15を有する中空のゴルフクラブヘッドであって、接着剤層13の厚さが0.05〜1mmであり、外側接合部15における接着剤層13の厚さが、繊維強化樹脂材料部材12の端縁から内方に向かって増大していることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
【選択図】 図6
Description
そこで、下記特許文献1では、比強度(引張強度/比重)が大きい繊維強化樹脂材料(好ましくは炭素繊維強化樹脂材料)で中空のゴルフクラブヘッドを構成することによって、質量の増加を抑えつつ、かつ強度を確保しつつゴルフクラブヘッドをさらに大型化することが提案されている。
そこで繊維強化樹脂材料に金属を接合して打球音および耐擦傷性を改善する方法もあるが、その場合には繊維強化樹脂材料部材と金属材料部材の接合強度が問題となる。特に最も衝撃の加わるフェース周辺で安定的に強度を保持することは困難であった。
すなわち、本発明のゴルフクラブヘッドは、金属材料部材の外面上に接着剤層を介して繊維強化樹脂材料部材の端縁部が接着一体化された接合部を有する中空のゴルフクラブヘッドであって、前記接着剤層の厚さが0.05〜1mmであり、前記接合部における前記接着剤層の厚さが、前記繊維強化樹脂材料部材の端縁から内方に向かって増大していることを特徴とする。
したがって、本発明のゴルフクラブヘッドは強度に優れるとともに、打球音および耐擦傷性が良好である。また、繊維強化樹脂材料部材は比強度が大きいため、質量の増大を抑えつつ中空部の体積を増大させることが可能であり、より大きい慣性モーメント、より大きい重心の深さを実現し、打球の曲がりがきわめて小さく、これによる飛距離の損失の小さい、ドライバー等に好適なゴルフクラブヘッドが得られる。
図1〜6は本発明のゴルフクラブヘッドの第1の実施形態を示したものであり、図1は正面図、図2は上面図、図3は図1における右側から見た右側面図、図4は底面図、図5は図1における左側から見た左側面図であり、図6は図2中のA−A線に沿う断面図である。
ゴルフクラブヘッドは大別してフェース1、ソール2、クラウン3、ネック4の部分に分けられる。図1〜6に示す例ではフェース1、ソール2、およびネック4を金属材料で形成し、クラウン3を繊維強化樹脂材料で構成している。図中符号11は中空のゴルフクラブにおけるフェース1、ソール2、およびネック4の各部分を一体化した形状の金属材料部材であり、符号12はクラウン3をなす繊維強化樹脂材料部材を示す。
一方、繊維強化樹脂材料部材12の端縁部のうち、ソール2との境界部分12cは、金属材料部材11の端縁部の内面上に接着剤層14を介して繊維強化樹脂材料部材12の端縁部が接着一体化されている。このように繊維強化樹脂材料部材12の端縁部が金属材料部材11の内側に接着されている接合部を、以下、内側接合部16という。
繊維強化樹脂材料部材12を構成する繊維強化樹脂材料の例としては、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維、ポリエステル繊維等の強化繊維に、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂等のマトリックス樹脂を含浸させた繊維強化樹脂が挙げられる。強度の点では、強化繊維として炭素繊維を用いることが好ましい。マトリックス樹脂は、強度と成型性の点からエポキシ樹脂が好ましい。
特に、ゴルフクラブヘッドにおいて、実質上十分な耐衝撃性を確保するためには、炭素繊維を直交二方向(0°、90°)に配向させた中間材料を組み合わせて使用するのが好ましい。かかる直交二方向配向炭素繊維としては、一方向に配向した炭素繊維の0°、90°の積層体や±45°積層体の他、直交二方向織布を用いることもできる。
例えば、マトリックス樹脂としてエポキシ樹脂を用いた炭素繊維二方向強化エポキシ樹脂を用いると、比強度(引張強度(単位;kg/mm2)/比重)が35〜60kg/mm2の繊維強化樹脂材料を得ることができる。
金属材料部材11を構成する金属材料の例としては、チタン合金、アルミニウム高力合金、ステンレス鋼等が挙げられる。ゴルフクラブヘッドに要求される体積と重量においてドライバーウッドではチタン合金が好ましく、フェアウエイウッドではステンレス鋼が強度と比重のバランスの点で好ましい。
金属材料部材11の厚さは、質量の増加を抑えつつ良好な強度を得るうえで、0.5mm以上が好ましく、1.0〜2.0mm程度がより好ましい。特にフェース1を構成する金属材料部材11の厚さは1.5mm以上が好ましく、2.0〜4.0mm程度がより好ましい。
また金属材料部材11表面の接着剤層13,14と接触する領域(端縁部)内において、凹部を部分的に設けてもよく、これにより接着剤の保持性向上を図ることができる。この場合、凹部の深さは0.05〜0.5mmであることが好ましい。0.05mm未満では、接着剤の保持性向上効果が十分に得られない。0.5mmを超えると、特に外側接合部において型を用いて接着を行う場合に、中空部の内側から繊維強化樹脂材料部材12を外側の型に対して押し付ける方向の圧力が掛かり難くなり、繊維強化樹脂材料部材12の表面平滑性に影響が生じやすくなる。
内側接合部16における接着剤層13の厚みは、0.05〜1mmの範囲が好ましく、より好ましくは0.1〜0.5mmの範囲である。上記範囲よりも薄いと接着剤層13の厚み斑がおこりやすく、その結果、接着強度の低下が生じ、剥離が生じやすく、
上記範囲よりも厚いと接着剤層13で剛性低下が生じやすく、クラック等が発生しやすい。また接着樹脂(接着剤)の流出も生じやすくなる。
外側接合部15における接着剤層13は、その厚さが繊維強化樹脂材料部材12の端縁から内方に向かって増大するように構成される。接着剤層13の最も薄い部位(繊維強化樹脂材料部材12の端縁部)での厚さは、0.05〜0.5mmであることが好ましく、より好ましい範囲は0.05〜0.2mmである。
かかる構成によれば、高い接合強度が得られ、剥離を防止できるとともに、繊維強化樹脂材料部材12の端縁部において衝撃による接着樹脂層のクラックが発生するのを抑えることができる。例えばフェース1とクラウン3との境界をなすコーナー付近に繊維強化樹脂材料部材12の端縁部が存在しており、この部分の表面塗装が、金属材料部材11と繊維強化樹脂材料部材12の両方に跨っている場合に有効である。
または、未硬化のシート材の積層体からなる繊維強化樹脂材料部材12’を用いて図12、14に示す構成を形成し、加圧しつつ繊維強化樹脂材料を硬化させることにより、それぞれ図13、15に示すように繊維強化樹脂材料部材12の端部が圧縮されて各層の厚さが薄くなった構成とすることも好ましい。図13、15の構成における接着剤層13の厚さは、繊維強化樹脂材料部材12の端縁から内方に向かって漸次増大している。
フィルム形態の接着剤を構成する樹脂としては、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂などが挙げられ、接着強度の点でエポキシ樹脂が好ましい。エポキシ樹脂組成としてエポキシ樹脂成分、硬化剤成分、およびエラストマー成分を含有することが更に好ましい。エラストマー成分としてはCarboxy−Terminated Butadiene Acrylonitrile Copolymer(CTBN)などが挙げられる。
接着剤層13に用いられる不織布及び織布の材料としては、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、アラミド繊維、アクリル繊維、ガラス繊維などが使用できるが、これに限定するものではない。
ここで、本発明の特許請求の範囲および明細書における「せん断接着強度」は、Federal Specification MMM−A−132B(1 April 1994)に準拠して測定して得られる値とする。
15MPa以上のせん断接着強度を有する接着剤の例としては、ニューポートアドヘッシブ社製、製品名;NB−101等が挙げられる。
金属材料部材11は、予め鋳造、鍛造等により成形することが好ましい。
外側接合部15は、(1)予め硬化された繊維強化樹脂材料部材12の内面と金属材料部材11の外面とを接着剤層13を介して接着一体化する方法で製造することもでき、または(2)未硬化の繊維強化樹脂材料部材12’を金属材料部材11の外面上に接着剤層13を介して重ね、接着と同時に繊維強化樹脂材料を硬化させる方法でも形成することができる。
上記(2)の方法は、例えば図13および図15に示すように、外側接合部15の繊維強化樹脂材料部材12端縁部において、繊維強化樹脂材料部材12を構成しているシート材が他の部分よりも密に圧縮されている構成を形成するのに好適である。
またかかる構成によれば、硬化後の外側接合部15において、繊維強化樹脂材料部材12の端縁部に近いほど、繊維強化樹脂材料部材12中の繊維含有率が大きいので、端縁部の耐クラック強度がより向上する。
なお、図15の例では、複数枚の帯状シート材を繊維強化樹脂材料部材12の内面上に積層したが、これらを外面上に積層してもよく、積層体である繊維強化樹脂材料部材12の中間層として設けてもよい。
接着剤層14の材料は、上記した接着剤層13の材料と同様のものを用いることができる。
外側接合部15の接着剤層13、および内側接合部16の接着剤層14を形成するためのフィルム形態の接着剤を必要な形状に裁断し、金属材料部材11の外面のうちの外側接合部15を構成する領域上、および金属材料部材11の内面のうちの内側接合部16を構成する領域上に積層する。そして、該接着剤の上に前記プリプレグの端部を重ね合わせる。
続いて、天然ゴムなどからなる袋をゴルフクラブヘッドの中空部内に、ネックにあるシャフト取付用の孔又は金属材料部材11に適宜設けられた孔から挿入した後、ゴルフクラブヘッドをメス型内にセットして型締めする。
図中符号21は中空のゴルフクラブヘッドにおけるフェース1およびネック4の各部分を一体化した形状の金属材料部材であり、符号22はソール2およびクラウン3の各部分を一体化した形状の繊維強化樹脂材料部材を示す。
この実施形態において繊維強化樹脂材料部材22の端縁部は全部、金属材料部材21の外面上に接着剤層を介して接着一体化されており、外側接合部となっている。
本発明において、中空のゴルフクラブヘッドのうちのどの部分を金属材料で構成するかは任意であるが、打球音の点からは、フェース1を金属材料で構成することが好ましい。また耐擦傷性の点からはソール2を金属材料で構成することが好ましい。
また中空のゴルフクラブヘッドの一部を、金属材料部材および繊維強化樹脂材料部材以外の材料で構成することも可能であるが、上記第1および第2の実施形態のように、金属材料で構成される部分の残りの部分全部を繊維強化樹脂材料で構成することが好ましい。
また、特に第1の実施形態の構成はフェースだけでなくソールにおける耐擦傷性の点で有利であり、第2の実施形態の構成は慣性モーメント及び重心深度の点で有利である。
なお、炭素繊維二方向強化エポキシ樹脂以外に、比強度が30kg/mm2以上の値を有し、本発明のゴルフクラブヘッドに使用できる材料としては、高価ではあるが、炭素繊維強化炭素複合材料(C/Cコンポジット)などがある。
本発明によれば、質量が200g以下、好ましくは170〜195gで、かつ体積が300〜500cc、好ましくは350〜460ccのゴルフクラブヘッドを得ることができる。
ゴルフクラブヘッドは、慣性モーメントを大きく、重心の深さを大きくすると、打球の曲がりが小さくなり、それによる飛距離の低下も小さくすることができる。
ゴルフクラブヘッドの慣性モーメント及び重心の深さを大きくするには、ゴルフクラブヘッドの寸法を大きくする方法があるが、ゴルフクラブヘッドの寸法を大きくする際にゴルフクラブヘッドの質量も増大させてしまうと、スイング等が困難となる。
本発明のゴルフクラブヘッドは中空構造であるため、質量を増加させずに、体積を大きくするのに好適である。
またさらに大型化して、慣性モーメントが4×10−4kg・m2 であるような中空ゴルフクラブヘッドを、上記の金属材料のみで作製しようとするとフェース部等の肉厚が1mm以下となる部分が生じ、打撃時に実際に破損を生じるおそれがあることが実験的に確認されている。
実際に、これらの金属材料の比強度は14〜20kg/mm2であり、この程度の比強度の金属材料のみからなるゴルフクラブヘッドでは、その慣性モーメントの上限は3×10−4kg・m2程度となる。したがって、金属材料のみからなるゴルフクラブヘッドでは、その寸法(体積)を大きくして慣性モーメントをこれ以上とすることは非常に困難であり、たとえ慣性モーメントのみが大きな形状としても重心の深さが小さくなってしまい、重心位置の自由度はほとんど無くなり最適な重心位置設計ができない状態となる。
本発明によれば、繊維強化樹脂材料からなるゴルフクラブヘッドの一部を金属材料で置き換えることにより、打球音、耐擦傷性といった性能を改善し、金属材料と繊維強化樹脂材料の双方の特徴を併せ持つ、優れた性能を発揮するゴルフクラブヘッドが得られる。すなわち、金属材料の部分で打球音、耐擦傷性を改善し、繊維強化樹脂材料の使用により軽量、高強度化し、慣性モーメント、重心の深さを共に大きくすることができるものである。
図1に示す構成の金属材料部材11を用意した。この金属材料部材11はチタン合金からなり、フェース、ソール、ネックを一体として構成されている。以下、単にチタン部材という。
一方、プリプレグ[三菱レイヨン株式会社製、製品名;パイロフィルTR350H175(樹脂含有量35質量%)]をクラウン形状に裁断した後、繊維の配向方向が0/90°となるように交互に4枚積層して、繊維強化樹脂材料部材をなす中間材料(プリプレグ)を用意した。以下、単に中間材料という。この中間材料の内面のうち、外側接合部を構成する領域、すなわちチタン部材と接合される15mm幅のクラウンフェース側領域上に、該中間材料の端縁に沿うように、順に幅10mm、7mm、4mmの帯状のプリプレグ[三菱レイヨン株式会社製パイロフィルTR1120 350GMP(樹脂含有量40質量%)]を階段状に重ね合わせた。
そして、前記中間材料の内面のうちの外側接合部を構成する領域、および前記中間材料の外面のうちの内側接合部を構成する領域に、フィルム形態の接着剤を積層した。
この後、チタン部材のソールに設けた孔を通して内圧を加えるためのナイロン製袋を配置し、前記フィルム形態の接着剤が積層された中間材料の端縁部とチタン部材の端縁部とを仮積層し、これを成形用2つ割りメス型内に配置し、型締めを行った。型締めは可動部を用い、1ton(1000kg)の荷重を加えた。
このゴルフクラブをスイングロボットに取り付け、ヘッドスピード48m/秒で1000回の繰り返し打撃しても破損することはなかった。
又、このゴルフクラブをヘッドスピード40m/秒でスイングロボットによるフィールド試験に供したところ、ティーショット地点から200m離れた着地点の数mの範囲に集中してボールが落下していることが確認された。
試験者による試験においても、ゴルフクラブヘッドに生じた傷も通常チタン合金に現れる程度であり、打球音においても、より金属材料製ゴルフクラブヘッドに近い感触がえられた。
すなわち、本実施例のゴルフクラブヘッドは、従来に比べて打球の曲がりがきわめて小さく、これによる飛距離の低下もなく、しかも、打球音、耐擦傷性において、チタン合金製ゴルフクラブヘッドに近い性能を併せ持つものであった。
試験後のゴルフクラブヘッドを切断し断面観察したところ、図15に示すように、外側接合部において、接着剤層の厚さが、繊維強化樹脂材料部材の端縁部から内方に向かって漸次薄くなっているのが確認された。外側接合部の断面において、接着剤層の最も薄い部位における厚さは0.1mm、最も厚い部位における厚さは0.3mmであった。
フィルム形態の接着剤として、サイテックファイバーライト社製、FM73M(製品名、せん断接着強度30MPa、厚さ0.1mm)の材料を使用したほかは、実施例1と同様にゴルフクラブヘッドの成形を行い、ゴルフクラブヘッドを得た。
ヘッドスピード48m/秒の耐久試験において、十分な強度が得られることが分かった。
試験後のゴルフクラブヘッドを切断し断面観察したところ、図15に示すように、外側接合部において、接着剤層の厚さが、繊維強化樹脂材料部材の端縁部から内方に向かって漸次薄くなっているのが確認された。外側接合部の断面において、接着剤層の最も薄い部位における厚さは0.1mm、最も厚い部位における厚さは0.2mmであった。
フィルム形態の接着剤として、日東紡績株式会社製、EPC030−320(製品名、せん断接着強度10MPa、厚さ0.02mm)を使用したほかは、実施例1と同様にゴルフクラブヘッドの成形を行い、ゴルフクラブヘッドを得た。
ヘッドスピード48m/秒の耐久試験において、チタン部材と繊維強化樹脂材料部材との接合面において、剥離が生じ、耐久性に問題があることが分かった。
試験後のゴルフクラブヘッドを切断し断面観察したところ、図15に示すように、外側接合部において、接着剤層の厚さが、繊維強化樹脂材料部材の端縁部から内方に向かって漸次薄くなっているのが確認されたが、外側接合部の断面において、接着剤層の最も薄い部位における厚さは0.01mm、最も厚い部位における厚さは0.03mmであった。
中間材料(4枚積層)の内面の外側接合部を構成する領域上への帯状のプリプレグの積層を行わない他は実施例1と同様にゴルフクラブヘッドの成形を行い、ゴルフクラブヘッドを得た。
外観上フェースクラウン端部に接着剤層が厚く露出しているのが確認された。塗装後、ヘッドスピード48m/秒の耐久試験において、チタン部材と繊維強化樹脂材料部材との接合部において、クラックが生じ、耐久性に問題があることが分かった。
試験後のゴルフクラブヘッドを切断し断面観察したところ、外側接合部における接着剤層の厚さは、繊維強化樹脂材料部材の端縁部の方が、その内方の金属部材の端縁部と接合している部位に比べて厚くなっているのが確認された。
2 ソール
3 クラウン
4 ネック
11、21 金属材料部材
12、22 繊維強化樹脂材料部材
13、14 接着剤層
15 外側接合部
16 内側接合部
Claims (3)
- 金属材料部材の外面上に接着剤層を介して繊維強化樹脂材料部材の端縁部が接着一体化された接合部を有する中空のゴルフクラブヘッドであって、
前記接着剤層の厚さが0.05〜1mmであり、
前記接合部における前記接着剤層の厚さが、前記繊維強化樹脂材料部材の端縁から内方に向かって増大していることを特徴とするゴルフクラブヘッド。 - 前記繊維強化樹脂材料部材は、シート材の積層体であり、
前記接合部における前記シート材の積層枚数が、前記繊維強化樹脂材料部材の内方から端縁に向かって増大していることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記繊維強化樹脂材料部材は、シート材の積層体であり、前記接合部における前記繊維強化樹脂材料部材中の繊維含有率が、前記繊維強化樹脂材料部材の内方から端縁に向かって増大していることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
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