JP2006295952A - デジタルカメラ及び識別コードの設定方法 - Google Patents

デジタルカメラ及び識別コードの設定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006295952A
JP2006295952A JP2006134304A JP2006134304A JP2006295952A JP 2006295952 A JP2006295952 A JP 2006295952A JP 2006134304 A JP2006134304 A JP 2006134304A JP 2006134304 A JP2006134304 A JP 2006134304A JP 2006295952 A JP2006295952 A JP 2006295952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
digital camera
image
identification code
photo
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006134304A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuneo Sato
恒夫 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2006134304A priority Critical patent/JP2006295952A/ja
Publication of JP2006295952A publication Critical patent/JP2006295952A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】写真プリントするために撮影した画像を無線通信するデジタルカメラにおいて、送信元を識別するための識別情報の設定を簡単にできるようにする。
【解決手段】画像と識別コードとを無線通信することが可能なデジタルカメラに対して、送信元を識別するための識別コードを設定する場合には、デジタルカメラ50とパソコン52とをUSBケーブル等の通信ケーブル54で接続し、パソコン52からデジタルカメラ50に識別コードを設定する。
【選択図】 図8

Description

本発明はデジタルカメラ及び識別コードの設定方法に係り、特に撮影した画像を無線で送信することが可能なデジタルカメラ及び識別コードの設定方法に関する。
従来、デジタルカメラは、撮影した画像を記録メディア(スマートメディア等)に記録し、その画像を写真プリントする場合には、記録メディアごと写真店(FDIサービス)などに持っていきプリント注文する必要があった。また、特許文献1には、記録メディアを介さずに電話器を使用して外部に画像データを転送できるようにしたものが記載されており、送信先を選択又は設定して画像データを送信する。
特開平10−65889号公報
このようにデジタルカメラで撮影した画像を写真プリントする場合、写真店に記録メディアをもっていって注文したり、パソコンから電子メールで画像データを写真店に送信して注文したりする必要があるため、撮影してから写真が出来上がるまで時間がかかり、また、煩雑な手間を要するという欠点があった。
また、従来のデジタルカメラは、記録メディアを装着するスロット、撮影した画像を記録メディアに書込みする回路、様々な撮影モードを設定するための回路及び操作スイッチ等により複雑な構成となっており、小型/軽量化、低コスト化、操作性(使いやすさ)の点で問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、写真プリントするために撮影した画像を無線通信するデジタルカメラにおいて、送信元を識別するための識別コードの設定が容易なデジタルカメラ及び識別コードの設定方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に係るデジタルカメラは、撮像手段と、前記撮像手段で撮像した画像を確認する表示手段と、前記撮像手段で撮像した画像を無線で転送する通信手段と、送信元を識別するための識別コードを設定する設定手段と、を備え、前記設定手段に設定される識別コードは、外部機器と接続された通信ケーブルを介して前記外部機器によって設定されることを特徴としている。
即ち、デジタルカメラとパソコン等の外部機器とを通信ケーブル(USBケーブル)で接続し、外部機器から送信元を識別するための識別コードを設定できるようにしている。
請求項2に示すように請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、前記通信手段は、写真をプリントするために前記撮像手段で撮像した画像とともに、前記設定手段に設定された識別コードを送信することを特徴としている。
請求項3に示すように請求項2に記載のデジタルカメラにおいて、画像送信キーを備え、前記通信手段は、前記表示手段に画像が表示されている状態で前記画像送信キーが押されると、前記表示手段に表示されている画像と前記識別コードとを送信することを特徴としている。これにより、簡単な操作で画像を送信することができる。
請求項4に示すように請求項1乃至3のいずれかに記載のデジタルカメラにおいて、キャンセル/電源スイッチキーを備え、電源がオフのときにキャンセル/電源スイッチキーが押されると、電源がオンされ、前記表示手段に画像が表示されている状態で前記キャンセル/電源スイッチキーが押されると、画像の送信がキャンセルされることを特徴としている。
請求項5に示すように請求項1乃至4のいずれかに記載のデジタルカメラにおいて、前記通信手段は、ブルートゥース(Bluetooth)規格、又はIrDA規格の無線通信を行うことを特徴としている。
請求項6に係る発明は、画像と識別コードとを無線通信することが可能なデジタルカメラにおける識別コードの設定方法において、前記デジタルカメラを通信ケーブルによって外部機器と接続し、前記外部機器から通信ケーブルを介して前記デジタルカメラに識別コードを設定することを特徴としている。
本発明によれば、パソコン等の外部機器とデジタルカメラとをUSBケーブル等の通信ケーブルにより接続し、外部機器から送信元を識別するための識別コードを設定するようにしたため、識別コードの設定を簡単に行うことができる。
以下添付図面に従って本発明に係るデジタルカメラ及び識別コードの設定方法の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本発明に係るデジタルカメラ及び識別コードの設定方法が適用される写真サービスシステムの構成を示したブロック図である。本システムは、例えばディズニーランドのようなテーマパーク、結婚式場等の限られた領域(施設)内で使用するシステムであり、以下、テーマパークで本システムを使用する場合を例に説明すると、同図に示すシステムは、テーマパークの入場者に有料又は無料で貸し出されるデジタルカメラ1と、テーマパークの敷地内の各所に配置される基地局2、2、…と、テーマパーク内の所定の場所に設置される写真サービスセンタ7とから構成される。
上記デジタルカメラ1は、同種のものを複数のユーザに貸し出しできるように複数用意されており、各デジタルカメラ1には、撮影した画像を無線により上記基地局2に送信するための通信機能が搭載されている。また、各デジタルカメラ1には、カメラ又はユーザを識別するための識別コード(ID)が割り当てられ、デジタルカメラ1に内蔵のメモリにその識別コードが記憶されている。尚、本実施の形態において識別コードは、貸し出す各デジタルカメラ1のそれぞれに予め異なる番号が書き換え不能な状態でメモリ(ROM)に記憶されているものとする。ただし、デジタルカメラ1をユーザに貸し出す際に任意の番号を登録できるようにしてもよい。
テーマパークの入場者(以下、ユーザ)は、所定の場所(写真サービスセンタ7等)で上記デジタルカメラ1を借り、そのデジタルカメラ1で撮影を行うと、後述のように撮影した画像を送信するか否かの選択を行うことができ、もし、撮影した画像の写真をプリントしたい場合には、画像の送信を選択する。これにより、デジタルカメラ1から送信した画像データが、無線により近くの基地局2で受信され、基地局2から写真サービスセンタ7に転送される。そして、後述のように写真サービスセンタ7で送信した画像が写真プリントされる。即ち、ユーザは、撮影した画像を送信するといった簡便な操作を行うだけで写真プリントを注文することができる。
上記画像の送信の選択は、1コマの画像を撮影する毎に行うようになっており、デジタルカメラ1は、画像の送信が選択された場合には、その直前に撮影された1コマ分の画像データにデジタルカメラ1に登録されている識別コード等の所要のデータを添付して1つの画像ファイルを生成し、その画像ファイルを送信する。画像ファイルは図2に示すように、スタートコード、識別コード(ID)、所有者コード、撮影日時、画像データ、エンドコードから構成される。
ところで、従来のデジタルカメラは、撮影した画像を着脱自在の記録メディアに保存するようにしているが、この記録メディアの装着スロットに大きなスペースをとり、しかも記録メディアは高価であった。しかし、本システムで使用されるデジタルカメラ1は、通信機能により、撮影した画像をすぐに写真サービスセンタ7に転送することができるため、記録メディアを不要にすることができ、小型/軽量化、低コスト化を図ることができる。また、残りの撮影枚数などを気にする必要がなく、しかも撮影画素数を常に最大にしておくことができる。
上記基地局2、2、…は、上記デジタルカメラ1と無線により通信を行い、デジタルカメラ1から送信された画像ファイルを受信するもので、テーマパークの敷地内であれば任意の場所においてデジタルカメラ1から送信されたデータをいずれかの基地局2で受信可能なように配置される。尚、予め決められた場所でデジタルカメラ1から送信されたデータを受信可能なように各基地局2、2、…を配置し、デジタルカメラ1で撮影した画像の送信はその予め決められた場所で行ってもらうようにしてもよい。
また、デジタルカメラ1と各基地局2との間での無線通信は、近距離無線通信の規格として知られているBluetooth により行うのが好適と考えられるが、これに限らずIrDA等他の規格でも当然可能である。更に、デジタルカメラ1と各基地局2との間は無線通信に限らず、有線であってもよく、所定の場所にデジタルカメラ1とケーブルにより接続可能な通信端末を配置し、デジタルカメラ1から送信されたデータをその通信端末で受信するようにしてもよい。
上記写真サービスセンタ7は、デジタルカメラ1から基地局2を介して送信された画像データ(画像ファイル)に基づき写真をプリントしユーザに受け渡す施設であり、テーマパーク内の所定の場所に設置される。また、この写真サービスセンタ7ではデジタルカメラ1の貸し出しや返却も併せて行われる。尚、デジタルカメラ1の貸し出しや返却は他の施設で行うようにしてもよい。
写真サービスセンタ7には図1に示すように画像処理部3が配置され、画像処理部3は、各基地局2におけるデジタルカメラ1との通信を制御すると共に、各基地局2で受信された画像ファイルを収集する。そして、収集した画像ファイルの画像データに基づき写真をプリントし(ブロック4)、その写真を画像データと共に受信した識別コードに基づきユーザ毎に仕分けする(ブロック5)。従って、同一のユーザが異なる時間、異なる場所でデジタルカメラ1から送信した画像の写真は、ユーザが写真を受け取りに来るまで1箇所に纏めて保管される。尚、写真の仕分けは、識別コードに基づき自動的に行うようにしてもよいし、各写真の裏面等に識別コードをプリントするようにして、そのプリントされた識別コードを基に人が仕分けするようにしてもよい。
そして、ユーザがテーマパークを退場する際等に写真サービスセンタ7にデジタルカメラ1を返却しにきたときには、そのユーザが使用していたデジタルカメラ1の識別コードを確認し、その識別コードにより仕分けされた写真をユーザに渡す(ブロック6)。
上記写真サービスセンタ7でプリントされる写真例を図3に示すと、同図に示すように写真には撮影された画像がプリントされる他、写真のフレーム部分に、例えば撮影日、テーマパークの名前、ユーザの名前(イニシャル)等の写真情報がプリントされる。これらの写真のフレーム部分にプリントされる写真情報は、図2に示した画像ファイルの所有者コードとしてデジタルカメラ1から送信される。尚、画像ファイルを受信した基地局2の位置からテーマパーク内のどのアトラクションから送信されたものかを自動で判別し、そのアトラクション名も写真のフレームにプリントするようにしてもよい。
以上の写真サービスシステムによれば、ユーザは、カメラを持たずにテーマパーク等の施設に出掛け、その施設内でデジタルカメラ1を借りて写真撮影を行うことができる。そして、撮影した画像を写真にプリントしたい場合には撮影したその場で又は基地局2の近くに行って画像送信の操作を行うだけで、写真プリントの注文を行うことができる。更に、デジタルカメラ1を返却する際等に所定の場所に行けば、プリントされた写真を即座に受け取ることができる。
尚、デジタルカメラ1のレンタル料金や写真プリントの料金等の徴収には様々な方法が考えられるが、例えば、デジタルカメラ1のレンタル料金はデジタルカメラ1を貸し出す際に徴収し、写真プリントの料金は写真をユーザに渡す際にそのプリント枚数に応じた分だけ受け取るようにすることは通常の方法として考えられる。しかしながら、デジタルカメラ1を借りたまま返却しない場合やプリントした写真を受け取りにこない場合の損失を考慮して、デジタルカメラ1を貸し出す際に、予め補償金としてデジタルカメラ1のレンタル料金を多めに徴収し、デジタルカメラ1が返却されたときに実際のレンタル料金との差額分を返却するようにしてもよいし、デジタルカメラ1を貸し出す際に、写真プリントの料金として予めいくらか徴収し、写真を受け取りにきた際に、実際に要した写真プリントの料金と予め徴収している料金との差額分を返却又は徴収するようにしてもよい。
次に、上記写真サービスシステムにおいて使用可能なデジタルカメラ1の構成の一実施の形態を図4のブロック図を用いて説明する。同図に示すようにデジタルカメラ1は、制御部10、操作部12、撮像部14、表示部16、RAM18、画像転送部20、ROM22等から構成される。尚、デジタルカメラ1の小型/軽量化、低コスト化等のため、一般のデジタルカメラで使用される記録メディアや大容量の記録手段等は設けられていない。
制御部10は、操作部12の後述する各種キーの操作を検出してその操作に基づいて各部の指令を送り各部の処理動作を統括制御する。尚、操作部12のキー構成及び操作部12のキー操作に基づく各部処理動作については後述する。
撮像部14は、CCD及び所要の信号処理回路等を含み、撮影レンズ24によってCCD受光面に結像された画像を撮像して電気信号に変換し、信号処理回路で所要の処理を施してデジタルの画像データを生成する。撮像部14は後述のように操作部12のシャッターキーが半押しされているときには連続的に画像を撮像して表示部16に転送し、表示部16のLCD(後述)にスルー動画を表示させる。一方、シャッターキーが全押しされたときには1フレーム分の画像を撮像し、その画像データをRAM18に一時的に記憶させる。尚、本実施の形態ではシャッターキーを全押して撮影した画像を写真プリントしたい場合には次の撮影を行う前にその画像データを基地局2に送信することとし、撮影を行う毎にRAM18に記憶した前回撮影分の画像データを消去するようにしているため、RAM18は、1コマ分の画像データを記録するメモリ容量があればよい。
表示部16は、デジタルカメラ1の背面に配設されたLCDを制御し、そのLCDに撮像部14で撮像された画像等を表示する。
画像転送部20は、操作部12の画像送信キー(後述)がオンされた場合に、撮像部14で撮像されてRAM18に一時的に記憶されている画像データ及び識別コード等の所要のデータからなる画像ファイルを無線により上記基地局2に送信する。
画像ファイルの内容は図2で説明したとおりであり、識別コード(ID)はROM22に予め記憶されている。画像ファイルの所有者コードとして送信される写真情報(写真のフレーム部分にプリントされるテーマパークの名前、ユーザの名前等)については、上記写真サービスシステムにおいて提供するプリントサービスの内容に応じて幾つかの態様がある。まず、デジタルカメラ1を使用するユーザにかかわらず予め決められた写真情報(テーマパークの名前等)のみを写真のフレーム部分にプリントするサービスを提供する場合には、写真情報は予めROM22に記憶され、所有者コードとしてその写真情報が送信される。但し、写真情報を所有者コードとしてデジタルカメラ1から送信するのではなく、写真情報が送信されなくても上記写真サービスセンタ7で写真情報を自動的にプリントすることも可能である。
次に、上記予め決められた写真情報と共に、ユーザの名前等のユーザに固有の写真情報を写真のフレーム部分にプリントするサービスを提供する場合には、デジタルカメラ1の所定の内部メモリにその固有情報を設定する設定手段を設ける。例えば、パソコン等の外部機器とデジタルカメラ1とをUSBケーブル等の通信ケーブルにより接続可能にし、デジタルカメラ1のユーザへの貸し出しの際等に外部機器からそのユーザに固有の写真情報をデジタルカメラ1の内部メモリに設定できるようにする。或いは、デジタルカメラ1に文字を設定するキーを設け、これによってユーザに固有の写真情報を設定できるようにしてもよい。予め決められた写真情報については上述と同様にROM22に記憶しておくか、写真サービスセンタ7で自動的にプリントするようにしておく。又は、ユーザに固有の写真情報と同様に上記設定手段により外部機器から設定する。そして、所有者コードとしてこれらの写真情報を送信する。但し、ユーザに固有の写真情報についても所有者コードとして送信するのではなく、プリントする写真情報の内容を識別コードに対応させて写真サービスセンタ7に指定しておけば、その識別コードの画像ファイルが写真サービスセンタ7に送信されてきたときに、写真サービスセンタ7が画像ファイルの画像と共にその指定された写真情報を自動で写真にプリントするようにしてもよい。尚、写真情報の内容は、全てユーザが自由に設定できるようにしてもよい。
次に、上記操作部12のキー構成及び操作部12のキー操作に基づく各部処理動作について説明する。図5のデジタルカメラ1の背面図に示すようにデジタルカメラ1の上面にはシャッターキー30が配設され、背面には画像送信キー32、キャンセル/電源スイッチキー34、ストロボ設定キー36が配設され、これらのキー30〜36によって上記操作部12が構成されている。また、デジタルカメラ1の背面には上記表示部16によって制御されるLCD38が配設される。このように本デジタルカメラ1は、操作キーが4個と少ないため、操作が簡単であると共に、小型/軽量化、低コスト化が図られている。
電源がオフのときにキャンセル/電源スイッチキー34を押すと、電源がオンされる。電源がオンした後、シャッターキー30を半押しすると、上記制御部10はこの半押し操作を検出することにより、撮像部14に対して画像の取り込みを開始させると共に、表示部16に対してその画像のLCD38への表示を開始させる。これにより、シャッターキー30の半押しによって自動的にLCD38の表示が開始され、LCD38にスルー動画が表示される。ユーザは、このスルー動画の表示により撮影画角を決定することができる。
続いて、シャッターキー30を全押しすると、制御部10は、撮像部14に対して1コマ分の画像の取り込みを実行させ、その画像データをRAM18に格納させる。また、表示部16に対してRAM18に取り込まれた画像データをLCD38に表示させる。これにより、ユーザは撮影した画像をLCD38で確認することができる。
一方、シャッターキー30を半押しした後、全押しせずにシャッターキー30を離すと、制御部10は、3秒後に表示部16のLCD38の画像表示を停止させ、省電力制御する。
ユーザは、上述のようにシャッタキー30を全押ししてLCD38に表示された撮影画像を見て、その画像を写真プリントしたいと思った場合には、その撮影画像がLCD38に表示されている際に、画像送信キー32を押す。制御部10は、画像送信キー32がオンされたことを検出すると、RAM18に格納されている画像データと、ROM22に記録されている識別コード等により、上記図2に示したような送信用の画像ファイルを作成し、その画像ファイルを画像転送部20から無線により基地局2に送信する。
一方、写真プリントしない場合には、ユーザはキャンセル/電源スイッチキー34を押す。これにより、制御部10は自動的に画像データの送信をキャンセルし、電源をオフにする。尚、シャッターキー30の全押し後に画像送信キー32とキャンセル/電源スイッチキー34のいずれのキーも押されない状態が1分間以上継続した場合には制御部10は省電力のために自動的に画像データの送信をキャンセルし、電源をオフにする。
ストロボ設定キー36は、ストロボを強制的に発光させるか、発光させないか、又は自動検出によるかを切り換えるキーであり、制御部10は、ストロボ設定キー36が押された回数に基づき、図4では図示しなかったストロボ回路の発光のオン・オフを制御する。
次に上記デジタルカメラ1を用いた写真サービスシステムにおけるユーザの一連の操作を図6のフローチャートを用いて説明する。先ずユーザはテーマパークに入場した際に上記写真サービスセンタ7等において上記デジタルカメラ1を借用する(ステップS1)。そして、そのデジタルカメラ1を使用して所望の場所で撮影を行う(ステップS2)。撮影は上述のようにシャッターキー30を全押しすることにより行う。撮影を行うとLCD38にその撮影画像が表示されるため、そのLCD38の表示により撮影画像を確認し(ステップS3)、写真プリントするか否かを決定する(ステップS4)。YESであれば、デジタルカメラ1の画像送信キー32を押し、その画像データを、基地局2を介して写真サービスセンタ7の画像処理部3に転送する(ステップS5)。一方、NOであればキャンセル/電源スイッチキー34を押すか、又は、そのまま1分間以上放置して画像データの転送をキャンセルする。
続いて、撮影を継続するか否かを判断し(ステップS6)、継続する場合には上記ステップS2からの操作を繰り返し実行して撮影を行い、一方、撮影を終了する場合には、デジタルカメラ1を写真サービスセンタ7等の所定の返却所に返却する(ステップS7)。そして、ユーザは写真サービスセンタ7でプリントされた写真を受け取り(ステップS8)、プリントの枚数に応じた料金を支払う(ステップS9)。
次に、写真プリントのサービスを提供する側における処理の流れを図7のフローチャートを用いて説明する。まず、デジタルカメラ1の貸し出しの手続きを行う(ステップS11)。そして、写真サービスセンタ7の画像処理部3は、デジタルカメラ1から基地局2を介して画像ファイルを受信したか否かを判断する(ステップS12)。画像ファイルを受信した場合にはその画像ファイル内の画像データに基づいて写真をプリントし(ステップS13)、画像ファイル内の識別コード(ID)で写真プリントを振り分ける(ステップS14)。例えば、ID=000000からID=999999まで識別コードがあるとすると、そのIDを目安にして(ステップS15乃至ステップS17)、写真プリントを振り分ける(ステップS18乃至ステップS20)。そして各IDのデジタルカメラ1が返却された場合には(ステップS21乃至ステップS23)、そのIDの写真プリントの枚数に応じた料金をユーザから受け取る(ステップS24乃至ステップS26)。
以上、上記実施の形態ではテーマパーク等の施設に入場したユーザにデジタルカメラ1を貸し出すようにした場合について説明したが、ユーザが自ら所有しているデジタルカメラが基地局2と通信する機能を備えている場合には、そのデジタルカメラを使用できるようにしてもよい。この場合には、デジタルカメラにサービス提供側が指定した識別コードを登録して、又は、デジタルカメラに登録されている識別コードをサービス提供側に登録して、その識別コードを画像データと共にデジタルカメラから送信させるようにする。例えば、ユーザが所有しているデジタルカメラに識別コードを設定する方法として、図8に示すようにデジタルカメラ50とパソコン52とをUSBケーブル等の通信ケーブル54で接続し、パソコン52からデジタルカメラ50に識別コードを設定する方法が容易に可能である。上記所有者コード(写真情報)についても同様にパソコン52から設定することが可能である。
また、上記実施の形態では、デジタルカメラ1で1コマの画像を撮影する毎に画像を写真サービスセンタ7に送信して写真プリントを注文するようにしていたが、デジタルカメラ1に複数コマの画像を記録する記録手段を持たせ、所望のときに複数コマ分の画像を纏めて写真サービスセンタ7に送信できるようにして、一括して写真プリントを注文できるようにしてもよい。
図1は、本発明に係るデジタルカメラ及び識別コードの設定方法が適用される写真サービスシステムの構成を示したブロック図である。 図2は、画像ファイルの構成の一実施の形態を示した図である。 図3は、本写真サービスシステムで提供する写真のプリント例を示した図である。 図4は、デジタルカメラの内部構成を示したブロック図である。 図5は、デジタルカメラの背面図である。 図6は、写真サービスシステムにおけるユーザの一連の操作を示したフローチャートである。 図7は、写真プリントのサービスを提供する側における処理の流れを示したフローチャートである。 図8は、デジタルカメラに識別コードを設定する設定方法の一例を示した説明図である。
符号の説明
1…デジタルカメラ、2…基地局、3…画像処理部、7…写真サービスセンタ、10…制御部、12…操作部、14…撮像部、16…表示部、18…RAM、20…画像転送部、22…ROM、30…シャッターキー、32…画像送信キー、34…キャンセル/電源スイッチキー、36…ストロボ設定キー、38…LCD

Claims (6)

  1. 撮像手段と、
    前記撮像手段で撮像した画像を確認する表示手段と、
    前記撮像手段で撮像した画像を無線で転送する通信手段と、
    送信元を識別するための識別コードを設定する設定手段と、を備え、
    前記設定手段に設定される識別コードは、外部機器と接続された通信ケーブルを介して前記外部機器によって設定されることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 前記通信手段は、写真をプリントするために前記撮像手段で撮像した画像とともに、前記設定手段に設定された識別コードを送信することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  3. 画像送信キーを備え、前記通信手段は、前記表示手段に画像が表示されている状態で前記画像送信キーが押されると、前記表示手段に表示されている画像と前記識別コードとを送信することを特徴とする請求項2に記載のデジタルカメラ。
  4. キャンセル/電源スイッチキーを備え、電源がオフのときにキャンセル/電源スイッチキーが押されると、電源がオンされ、前記表示手段に画像が表示されている状態で前記キャンセル/電源スイッチキーが押されると、画像の送信がキャンセルされることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のデジタルカメラ。
  5. 前記通信手段は、ブルートゥース(Bluetooth)規格、又はIrDA規格の無線通信を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のデジタルカメラ。
  6. 画像と識別コードとを無線通信することが可能なデジタルカメラにおける識別コードの設定方法において、
    前記デジタルカメラを通信ケーブルによって外部機器と接続し、
    前記外部機器から通信ケーブルを介して前記デジタルカメラに識別コードを設定することを特徴とする識別コードの設定方法。
JP2006134304A 2006-05-12 2006-05-12 デジタルカメラ及び識別コードの設定方法 Pending JP2006295952A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006134304A JP2006295952A (ja) 2006-05-12 2006-05-12 デジタルカメラ及び識別コードの設定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006134304A JP2006295952A (ja) 2006-05-12 2006-05-12 デジタルカメラ及び識別コードの設定方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000005686A Division JP4343373B2 (ja) 2000-01-14 2000-01-14 写真サービスシステム及びデジタルカメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006295952A true JP2006295952A (ja) 2006-10-26

Family

ID=37415926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006134304A Pending JP2006295952A (ja) 2006-05-12 2006-05-12 デジタルカメラ及び識別コードの設定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006295952A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014042220A1 (ja) * 2012-09-14 2014-03-20 大日本印刷株式会社 印刷制御システム、印刷制御方法および多機能携帯端末用の制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014042220A1 (ja) * 2012-09-14 2014-03-20 大日本印刷株式会社 印刷制御システム、印刷制御方法および多機能携帯端末用の制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4343373B2 (ja) 写真サービスシステム及びデジタルカメラ
JP4483695B2 (ja) 撮像システム、システム制御方法
KR100861389B1 (ko) 통신 기능을 가진 촬상장치, 그 제어 방법, 및 컴퓨터판독가능한 기억매체
US20060066913A1 (en) Printing method and printing system
JP2000023015A (ja) 電子カメラシステム
JP2011010290A (ja) 画像データファイルの送信装置、および画像データファイルの伝送システム
JP2004048139A (ja) 画像伝送システム、画像中継装置および電子画像機器
JP4232060B2 (ja) 画像送信装置
JP2009027647A (ja) 撮影画像記録システム、撮影装置、撮影画像記録方法
US8502874B2 (en) Image recording apparatus and control method
JP4105533B2 (ja) 画像仲介システム
JP2004158944A (ja) デジタルカメラ
JP2006295952A (ja) デジタルカメラ及び識別コードの設定方法
JP3948328B2 (ja) 電子カメラのレンタルサービスシステム
JP3820086B2 (ja) 電子カメラ
JP3820085B2 (ja) 電子カメラ
JP7363246B2 (ja) コンテンツ提供装置、コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、プログラム
JP2006350447A (ja) 携帯型メモリ
JP2005168056A (ja) カメラ及び受付設備
JP2005286454A (ja) 映像記録配信システム
JP4669534B2 (ja) 電子カメラ、画像送信装置及び指定先情報記録方法
JP2007124132A (ja) カメラシステム、その制御方法及びプログラム
JP4671474B2 (ja) 電子カメラ及び電子カメラの撮影方法
JP2001333366A (ja) 電子カメラ
JP2007096521A (ja) 通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090601