JP2006294889A - 回路部品構成体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 金属板の反りによる接点部品との離間を防止し、金属板と回路基板側との間の電気的導通を確保できる回路部品構成体を提供する。
【解決手段】 アンテナモジュール20は、アンテナコイル21及び信号処理回路部22が搭載されたベース基板23と、磁性板24と、金属板25とで構成されている。ベース基板23には、信号処理回路部22を被覆する金属箔31が構成され、この金属箔31と金属板25との間を接地用端子33を介して接続することで、シールド構体30を構成している。金属板25は、反りによる接地用端子33との離間を防止するため、その反り方向の凸側となる面25aを接地用端子33側に向けて、磁性板24に貼り付けられる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電気回路が形成された回路基板に金属板が取り付けられ、この金属板と電気的に接続される接点部品を備えた回路部品構成体に関する。
従来より、プリント配線板等の回路基板にシールド性をもたせたり、剛性を高める目的で、ステンレス板や銅板、アルミニウム板等の金属板を取り付けた回路部品構成体が知られている(下記特許文献1,2参照)。この種の回路部品構成体は、例えば図5Aに示すように、回路基板1に対して金属板2を接着剤や粘着テープ等の接着材料層3を介して貼り付けられている。
回路基板1に取り付けられる金属板2は、平面的な薄板で、圧延や各種熱処理、打抜きプレス等の種々の工程を経て製造される。従って、使用される金属板2は、本来的に反りを有している。この反り量(反りの大きさ)は通常、個々の金属板によってバラツキがあり、反り量が一定の基準よりも小さければそのまま使用し、反り量が大きければ矯正したり他のロットを使用したりしている。
特開平11−120865号公報 特開2004−364199号公報 特開2002−231772号公報
ところが、反り量が一定の基準以下の金属板を使用しても、使用環境や外部負荷等が原因で当該金属板に反りが生じ、酷い時には回路基板1から部分的に剥離する場合がある。図5B及び図5Cはそれぞれ金属板2の反りの様子を示している。
一方、金属板2を回路基板1と電気的に接続することで、当該金属板2を配線の一部として利用することが考えられる。この場合、金属板2の反りの態様によっては、図6に示すように金属板2と接点部品4との間が離間し、回路基板1と金属板2との間の電気的導通を確保できなくなる。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、金属板の反りによる接点部品との離間を防止し、金属板と回路基板側との間の電気的導通を確保することができる回路部品構成体を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するに当たり、本発明の回路部品構成体は、電気回路が形成された回路基板と、この回路基板に取り付けられた金属板と、この金属板に電気的に接続された接点部品とを備え、金属板は、その反り方向の凸側となる面を上記接点部品側に向けて、回路基板に取り付けられている。
この構成により、回路基板に取り付けた金属板に反りが生じたとしても、当該金属板は上記接点部品との接触圧力が高まる方向に変形するので、これら金属板と接点部品との離間を確実に防止できるようになる。これにより、回路基板と金属板との間の電気的導通が確保される。
金属板は、回路基板と電気的に接続されることで、配線の一部として機能する。この場合、上記接点部品は、例えば、回路基板側に取り付けられた接地用端子とすることができる。なお金属板は、例えば電磁シールド板や補強板、回路基板で発生した熱を吸収するヒートシンクとして機能させることもできる。
更に、金属板の反り量を調整する目的で、金属板の少なくとも一方側の面に金属めっき層を形成してもよい。例えば、金属板の反り方向の凸となる面に金属めっきを形成することで、めっきの収縮で、当該反りを緩和あるいは矯正することが可能となる。めっき材料やめっき厚等は特に制限されない。なお、接点部品との接触面側に金属めっき層を形成する場合は、接点部品との接触抵抗の低い金属(例えば金)で形成するのが好ましい。
以上述べたように、本発明の回路部品構成体によれば、金属板が、その反り方向の凸側となる面を接点部品側に向けて回路基板に取り付けられているので、金属板の反りによる接点部品との離間が確実に防止される。これにより、回路基板と金属板との間の電気的導通を確保することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本実施の形態では、本発明に係る回路部品構成体として、例えば携帯電話等の携帯情報端末に組み込まれた非接触データ通信用のアンテナモジュールに適用した例について説明する。
図1は携帯情報端末11の端末本体12の要部断面図、図2は本実施の形態のアンテナモジュール20の一構成例を示しており、Aは平面図、Bは要部断面図である。
携帯情報端末11に組み込まれたアンテナモジュール20は、図1に示すように、端末本体12の内部のバッテリ装着部に装着されたバッテリパック14上に配置されている。アンテナモジュール20は、アンテナコイル21及び信号処理回路部22を支持するベース基板23と、このベース基板23の下面側(バッテリパック14側)に貼り付けられた磁性板24と、この磁性板24の下面側(バッテリパック14側)に貼り付けられた金属板25とを備えている。
ベース基板23は、ポリイミド(PI)やポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のプラスチックフィルムでなる絶縁性フレキシブル基板、あるいはガラスエポキシ等のリジッド性基板で構成されている。
このベース基板23の表面23a又は裏面23dには、平面内で渦巻き状に巻回されたアンテナコイル21が形成されている。アンテナコイル21は、非接触ICタグ機能のためのアンテナコイルで、外部のリーダ/ライタ(図示略)の送受信アンテナ部と誘導結合し通信を行う。このアンテナコイル21は、ベース基板23の上にパターニングされた銅、アルミニウム等の導体パターンで形成されている。アンテナコイル21は、ベース基板23の周縁に沿うようにして設けられている。アンテナコイル21の巻回数、コイル面積等は、仕様に応じて適宜選定される。
なお、このアンテナモジュール20にリーダ/ライタ機能のための第2のアンテナコイルを設けることも可能である。この場合、当該第2のアンテナコイルを上述のアンテナコイル21と兼用してもよいし、アンテナコイル21の内周側あるいは外周側に別途設けてもよい。あるいは、アンテナコイル21と当該第2のアンテナコイルとをベース基板23の表面側と裏面側とに分けて配置するようにしてもよい。
信号処理回路部22は、ベース基板23の裏面23d側に設けられており、非接触データ通信に必要な信号処理回路を形成する配線層及びこれに電気的に接続されたIC部品22aや同調用コンデンサ26等の電気・電子部品で構成されている。信号処理回路部22は、IC部品22aを含む複数の部品群で構成されているが、単一のIC部品のみで構成されていてもよい。
なお、ベース基板23には、携帯情報端末11の制御基板に信号処理回路部22を電気的に接続するための接続片23c(図2A)が設けられている。この接続片23cは可撓性を有し、その先端には、携帯情報端末11の制御基板に接続される端子部23bが形成されている。
以上、これらアンテナコイル21、信号処理回路部22及びベース基板23によって、本発明の「回路基板」が構成されている。
次に、磁性板24は、例えば、合成樹脂材料やゴム等の絶縁性バインダー(その他添加剤含む)中に軟磁性粉末を混合してシート状又はプレート状に形成された射出成形体で構成することができる。軟磁性粉末としては、センダスト(Fe−Al−Si系)、パーマロイ(Fe−Ni系)、アモルファス(Fe−Si−B系等)、フェライト(Ni−Znフェライト、Mn−Znフェライト等)などが適用可能であり、目的とする通信性能や用途に応じて使い分けられる。磁性板24の略中央部には、ベース基板23との積層時に信号処理回路部22の構成部品を収容するための開口24aが設けられている。
この磁性板24は、アンテナコイル21の磁芯として機能し、通信距離等の通信特性を向上させる。また、磁性板24は、ベース基板23の裏面23d側に取り付けられることで、磁界の向きを制御し、金属板25の影響を少なくする機能を有している。
一方、金属板25は、ステンレス板や銅板、アルミニウム板等で形成されている。この金属板25は、アンテナモジュール20が携帯情報端末11の端末本体12に組み込まれた際、アンテナコイル21と携帯情報端末11内部の制御基板やバッテリパック14等の金属部分との電磁的相互干渉を抑制する目的で設けられる。
また、この金属板25は、アンテナモジュール20の共振周波数(例えば13.56MHz)の粗調整に用いられ、アンテナモジュール20が単体のときと、端末本体12の内部に組み込まれた状態のときとで、アンテナモジュール20の共振周波数に大きな変動を生じさせないようにする。更に、この金属板25は、磁性板24に積層されることで、ベース基板23の補強板としても機能する。
更に、本実施の形態のアンテナモジュール20は、ベース基板23に実装された信号処理回路部22を被覆するシールド構体30を備えている。このシールド構体30は、ベース基板23の表面23aに形成された金属箔31と、ベース基板23の裏面23d側に磁性板24を介して貼り付けられた金属板25とで構成されている。
シールド構体30は、信号処理回路部22からアンテナコイル21や携帯情報端末11の制御基板側への不要輻射を阻止し、この不要輻射に起因するアンテナモジュール20の通信性能の悪化や、携帯情報端末11の誤作動あるいは動作不良を回避する機能を有している。シールド構体30は、信号処理回路部22の一方の面側を遮蔽する金属箔31と、他方の面側を遮蔽する金属板25とで構成することにより、信号処理回路部22から放射される駆動ノイズを効率よく遮断できる。
特に、金属箔31と金属板25との間を電気的に接続することによって、信号処理回路部22の電磁的遮蔽機能の向上が図られている。即ち、金属箔31と金属板25との間は、図2Bに示したように、ベース基板23を貫通する導電性の層間接続部32と、ベース基板23の他方の面23d側に取り付けられた金属製の板バネやコイルバネ等でなる接地用端子33とを介して電気的に接続されている。なお接地用端子33は、本発明の「接点部品」の一具体例である。
層間接続部32は、図2Aに示したように、略矩形状でなる金属箔31の四隅位置にそれぞれ設けられ、接地用端子33はこれら層間接続部32の形成箇所に対応して取り付けられている。なお、信号処理回路部22の四側辺を完全に遮蔽するようなシールド構体も勿論、適用可能である。
金属箔31は、銅やアルミニウム等の導体箔で構成されているが、シート状あるいは板状のものでもよく、また、電波吸収体のような複合磁性材であってもよい。また、金属箔31は、信号処理回路部22の形成領域全てを遮蔽する場合に限らず、図4A,Bに示すように、信号処理回路部22の少なくとも一部、例えばIC部品22a等、駆動ノイズの最も発生しやすい素子のみを遮蔽するように金属箔31を構成するようにしてもよい。
なお、金属箔31は、アンテナコイル21から見ればインダクタンスの変動要因となり得るため、アンテナコイル21から物理的に離れた位置に形成されるのが好ましい。特に、金属箔31は、アンテナコイル21の内側略中央部に配置形成するのが好ましく、この金属箔31の形成領域に対応させて信号処理回路部22を設けるようにする。また、金属箔31の形成面積を小さくすれば、アンテナコイル21に及ぼす影響をより低減できるので、このような観点からも、図4A,Bに示したように、信号処理回路部22の中でもより駆動ノイズが発生し易い、例えばICチップ22a等を少なくとも遮蔽できる大きさに金属箔31を形成するだけでも十分な効果を得ることができる。
また、金属板25は、携帯情報端末11の端末本体12内において、バッテリパック14の上面を覆う支持プレート15によって支持されている(図1参照)。この支持プレートはステンレス等の金属薄板をプレス加工してなり、図示しない接地回路へ接続されている。支持プレート15には、金属板25の下面を弾性的に加圧する複数の弾性爪15aが設けられている。
更に、本実施の形態のアンテナモジュール20には、図2及び図4に示したように、アンテナコイル21やコンデンサ26を含む共振回路の共振周波数を調整するための周波数調整部36が設けられている。周波数調整部36は、コンデンサ26の静電容量を調整することによりアンテナコイル21の共振周波数を調整するためのもので、ベース基板23の表面23a側に形成されている。
具体的に、ベース基板23の他方側の面23dには、共振周波数調整用の複数のコンデンサ26に各々接続される複数の電極パターン37が形成されている。そして、アンテナコイル21の巻き数や面積に応じてインダクタンスが決定されるので、所望とする静電容量が得られる位置で電極パターン37を切断し、目的する共振周波数に調整する。電極パターン37の切断方法としては、レーザー等の熱溶断やルーターを用いた機械的切断などが適用可能である。
特に本実施の形態では、周波数調整部36が、アンテナモジュール20の外装面を形成するベース基板23の一方側の面23a側に形成されているので、ベース基板23、磁性板24及び金属板25がそれぞれ一体化された後の状態においても容易に周波数調整作業を行うことが可能である。これにより、アンテナモジュール20の薄型化及び生産性を確保することができる。
周波数調整部36の形成方法としては、ベース基板23の他方側の面に実装されたチップコンデンサ26の電極部に対し、電極パターン37を、層間接続部38を介して接続されるようにベース基板23の表面23aに形成する。これら層間接続部38及び電極パターン37は、上述したシールド構体30の層間接続部32及び金属箔31の形成工程で同時に形成することができる。
なお、周波数調整部36を構成するコンデンサ26はチップコンデンサに限らず、ベース基板23を誘電体としてベース基板23の一方側及び他方側の各面23a,23dに互いに対向配置された複数の電極パターンでなるフィルムコンデンサで構成してもよい。
さて、上述した構成のアンテナモジュール20において、金属板25は、接着剤や両面粘着テープ等によって磁性板24の下面側に貼り付けられている。金属板25は、厚さ約0.1mm前後の長方形状のステンレス薄板で、それ単独の状態(自然状態)では、長辺側又は短辺側に反りが生じている場合が多い。これらの反りは、磁性板24への貼り付け時に接着剤等の接着力で、ある程度矯正される。しかし、使用環境や外部負荷、経時変化等により、金属板25の反りが弾性復帰し、酷い時にはベース基板23側から部分的に剥離する場合がある。
そこで本実施の形態では、金属板25をその反り方向の凸側となる面25a(図2B,4B)を接地用端子33側に向けて、ベース基板23(磁芯部材24の下面)に取り付けている。この金属板25の面25aは、金属板25が本来有している反り方向で決定したり、アンテナモジュール20の使用時に外部負荷等で発生し得る金属板25の反り方向を基準とすることができる。
これにより、ベース基板23に取り付けられた金属板25に反りが生じたとしても、当該金属板25は接地用端子33との接触圧力が高まる方向に変形することになるので、これら金属板25と接地用端子33との離間が確実に防止され、両者間の安定した電気的導通が確保される。従って、本実施の形態によれば、アンテナモジュール20に形成されたシールド構体30は、支持プレート15を介して接地回路へ安定して接続されるので、シールド構体30による信号処理回路部22のノイズ遮蔽機能を安定して得ることができる。
また、以上の実施の形態によれば、接地用端子33が板バネやコイルバネ等の弾性材料で形成されているので、接地用端子33が金属板25の変形に追従可能となり、金属板25の変形に起因する接点部の破損を回避できる。
更に、金属板25を支持する支持プレート15には、金属板25を押圧支持する複数の弾性爪15aが設けられているので、これらの弾性爪15aによって、金属板25の他方側の面25bが凸側となる反りを抑えることができ、金属板25と接地用端子33間の安定した電気的導通を確保できる。
一方、本実施の形態においては、図3に示すように、金属板25の一方の面(反り方向の凸側となる面)25aに金めっき層27が形成されている。この金めっき層27は、接地用端子33との接触抵抗を低減する目的で形成される。なお、接地用端子33の表面にも金めっき処理が施されているとなおよい。また、支持プレート15の弾性爪15aとの接触抵抗を抑えるために、金属板25の他方側の面25bにも同様な金めっき層を形成してもよい。
また、金めっき層27の形成厚によって、金属板25の反り量の調整を行うことができる。すなわち、金属板の表面をめっき処理すると、めっき材料やめっき厚、処理条件等に応じためっき層の収縮で、当該金属板に反りが生じる。そこで、めっき材料やめっき厚を適宜調整した金属めっき層27を金属板25の表面25aに形成することによって、反り量に調整したり、あるいは図3において一点鎖線で示したように反りを矯正して金属板25の平坦化を図ることができる。
また、図3において二点鎖線で示したように、反りの向きを反転させることも可能である。例えば、縦42mm、横32mm、厚さ0.1mmのSUS304製金属板25について、反り量が0.15mm〜0.2mmである凸側の表面25aに金めっき層27を形成する場合、めっき厚を金属板の中央部で1.3μm〜1.4μm程度とすることで、金属板25の反り方向を反転でき、かつその反り量を0.15mm〜0.2mmに調整できる。なお、この例では、金めっきの下地層としてNi層が0.3μm形成されている。
以上のように、めっき処理を施すことで金属板25の反り量(及び反り方向)を調整することができるので、金属板25の反りの最適化を図ることが可能となり、また、従来使用規格外とされていたロットも使用可能となる。これにより、生産コストの低減と、資源の有効利用が図られる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
例えば以上の実施の形態では、本発明に係る回路部品構成体として、アンテナモジュール20を例に挙げて説明したが、これに限らず、回路基板と接地用端子を介して電気的に接続される金属板を備えた回路部品構成体すべてについて、本発明は適用可能である。
また、以上の実施の形態では、接点部品として、ベース基板23側に設けた接地用端子33を例に挙げて説明したが、これに限らず、金属板の回路基板側の面とは反対側の面に対向して当該接点部品が配置される構成であってもよい。この場合、金属板は、その反り方向の凹側となる面が回路基板側に向けて取り付けられることになる。
更に、以上の実施の形態では、金属板25の一方の面25aに金属めっき層27を形成して反りの大きさを調整するようにしたが、金属板の両方の面に金属めっき層を形成することで、反りの調整を行うことも可能である。
本発明の実施の形態によるアンテナモジュール20を備えた携帯情報端末11の要部断面図である。 アンテナモジュール20の構成を示す図であり、Aは平面図、Bは要部断面図である。 金属板25の構成を説明する断面図である。 アンテナモジュールの構成の変形例を説明する図であり、Aは平面図、Bは要部断面図である。 回路基板1に金属板2を貼り付けてなる回路部品構成体の概略構成と、金属板2の反りの形態を説明する断面図である。 回路基板1に接点部品4が設けられた回路部品構成体における問題点を説明する断面図である。
符号の説明
11…携帯情報端末、12…端末本体、14…バッテリパック、15…支持プレート、20…アンテナモジュール、21…アンテナコイル、22…信号処理回路部、23…ベース基板、24…磁性板、25…金属板、26…コンデンサ、27…金属めっき層、30…シールド構体、31…金属箔、32…層間接続部、33…接地用端子(接点部品)。

Claims (6)

  1. 電気回路が形成された回路基板と、
    この回路基板に取り付けられた金属板と、
    この金属板に電気的に接続された接点部品とを備え、
    前記金属板は、その反り方向の凸側となる面を前記接点部品側に向けて、前記回路基板に取り付けられている
    ことを特徴とする回路部品構成体。
  2. 前記接点部品は、前記回路基板側に取り付けられた接地用端子である
    ことを特徴とする請求項1に記載の回路部品構成体。
  3. 前記金属板の少なくとも一方側の面には、金属めっき層が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の回路部品構成体。
  4. 前記回路基板は、アンテナコイルと、このアンテナコイルに電気的に接続された信号処理回路部とを有しており、
    前記金属板は、前記磁性板を介して前記回路基板に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の回路部品構成体。
  5. 前記回路基板には、前記信号処理回路部を覆う導体層が形成されており、この導体層と前記金属板との間が接点部品で電気的に接続されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の回路部品構成体。
  6. 前記接点部品は、弾性材料で形成されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の回路部品構成体。

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