JP2006294351A - フィルム外装電気デバイスの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立て作業効率を向上させることができるフィルム外装電気デバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のフィルム外装電池の製造方法は、
充放電可能な発電要素2と、発電要素2を包囲して配されたラミネートフィルム7とを有するフィルム外装電池の製造方法において、外部の衝撃から発電要素2を保護するための保護部材10を、ラミネートフィルム7の表面上であり、発電要素2の周囲を囲む位置に設ける保護部材配置工程と、保護部材配置工程後、ラミネートフィルム7の周縁に形成されている熱融着部7aを熱融着することで発電要素2を封止する封止工程とを含むことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、フィルム外装電気デバイスの製造方法に関するものである。
近年、モータ駆動用のバッテリを搭載する電気自動車やハイブリッド電気自動車(以下、単に「電気自動車等」ともいう)の開発が急速に進められつつある。電気自動車等に搭載される電池にも、電気自動車の操縦特性、走行距離を向上させるため、当然ながら、軽量、薄型化が求められている。電池を軽量かつ薄型とするため、その外装体にアルミニウムなどの金属層と熱溶着性の樹脂層とを接着剤層を介して重ね合わせて薄いフィルムとなしたラミネート材を用いたフィルム外装電池が開発されている。ラミネート材は、一般に、アルミニウム等の薄い金属層の両表面を薄い樹脂層で被覆した構造をなしており、酸やアルカリに強く、かつ軽量で柔軟な性質を有するものである。
発電要素をラミネート材で被覆したフィルム外装電池は軽量である一方、剛性が低く、振動、衝撃の影響を受け易いため、車両に搭載する場合、これらの課題を解決する必要がある。この課題を解決するため、特許文献1に開示されているように、ケース内にフィルム外装電池を挟持固定する技術が従来より知られている。この方法は、剛性の確保、あるいは衝撃からの保護といった点では有利であるが、振動を吸収することは困難である。
振動を吸収する方法としては低硬度のゴムを圧縮して用いる方法がある。しかしながら、いくら低硬度のゴムとはいえ、圧縮ではその反力が圧縮変形量に比べて急激に立ち上がることは既知であり、良好な振動吸収特性を得ることは困難であった。また、ゴムの場合、重量が増加してしまう傾向にあった。
一方、特許文献2ではフィルム外装電池をケース内に収納し、ケースとフィルム外装電池との間にポッティング材を充填するモジュール電池が開示されている。
特許文献2に開示されている構造は、ゴムのように反力が急激に立ち上がることもなく、また、ゴムに比べて軽量化が可能である。しかしながら、特許文献2に開示されている構造は、ポッティング材が発電要素を含む電池全体を覆い尽くすようにしてケースと電池との間に充填されている。このため、放熱特性に問題を生じる場合がある。すなわち、ポッティング材が断熱材として機能してしまい、発電要素からの熱を外部に放熱しきれず、電池が過熱状態となり、その結果、電池寿命を短くしてしまう場合がある。一方、箱の中に電池要素を収納する方法は、電池要素を外部の衝撃からの保護という点では好ましい。しかし、この方法は、電池要素の全面を覆う構成の箱を各電池ごとに用意し、これを組電池化して電気自動車等に搭載することとなり、重量増加や、占有容積の増加、冷却特性の低下といった問題を生じてしまう場合がある。
そこで、本発明者らは、電池要素の周囲を囲む枠形状のケースを用い、そのケース内に衝撃吸収部材を充填し、充填された衝撃吸収部材によって電池要素を保持する構成を開発した。このような構成とすることで、電池全面を衝撃吸収部材で覆わずに外周部のみを保持することとなり、その分軽量化を図ることができ、また、発電要素からの熱を外部に放熱しやすい構造であるため、電池が過熱状態となるのを防止することができ、その結果、電池の長寿命化を図ることも可能となる。
図6に枠形状のケースを有する従来のフィルム外装電池の分解斜視図を示す。また、図7に枠形状のケースに収納された従来のフィルム外装電池の断面図を示す。
フィルム外装電池100の製造工程の概略を説明する。
まず、発電要素102を、2枚のラミネートフィルム107に形成された凹部107b内に収納するようにして挟み込む。なお、本実施形態では各ラミネートフィルム107には発電要素102および枠部材110を収納するための凹部107bが予め形成されたものを例に示しているが、凹部107bが形成されておらずシート状のラミネートフィルム107を用いるものであってもよい。
ラミネートフィルム107で発電要素102を挟み込む際、正極用電極端子103および負極用電極端子104が熱融着部107a側から延出した状態にしておく。その後、ラミネートフィルム107の熱融着部107aのうちの3辺を熱融着する。3辺を熱融着後、真空引きする。真空引きした後、残る1辺を熱融着することで、発電要素102を封止する。真空引きによりラミネートフィルム107の凹部107bは、概ね、発電要素102の形状に倣った形状に変形する。
次に、ラミネートフィルム107によって発電要素102を封止することで形成されたフィルム外装電池100を、向かい合わせた2つの枠部110aの空間部110dに配置されるように位置合わせする。次いで発電要素102から延出した正極用電極端子3および負極用電極端子4を、向かい合わせた2つの枠部110aの挟持部110eで挟み込んで固定する。枠部110a同士の固定は、図示しないが一方の枠部110aに係合爪と他方の枠部110aの係合穴とを係合させて固定する構成としてもよいし、あるいは接着剤で固定してもよい。
次いで、枠部材110の壁面に形成された不図示の穴から発泡性樹脂120を注入部110f内に流し込む。発泡性樹脂120が注入部110f内にて硬化することで、熱融着部107aが挟持される。これにより、フィルム外装電池100が枠部材110に固定保持される。また、発泡性樹脂120は外部からの衝撃を吸収する機能を有するため、衝撃が発電要素102に直接的にかかるのを防止することができる。
以上のように、枠部材110は、発電要素102の外周部分だけを囲っているのみであるので、発電要素全体を覆う箱形状の保護部材に比べて軽量化を図ることができる。
特開平10−012278号公報 特開2004−39485号公報
しかしながら、図6に示した枠部材110内に発泡性樹脂120を注入してフィルム外装電池100を固定保持する方法は図7に示すように発泡性樹脂120が注入部110f内に完全に注入されずに空隙部120aが形成されてしまう場合がある。このような状態では、均一な力を印加してフィルム外装電池100を固定保持することが困難となる。
また、組み立て工程において、枠部材110にフィルム外装電池100を収納し、そして、最後に別途用意した発泡性樹脂120を注入するため、発泡性樹脂120の硬化を待ってからでないと、次の工程へと進むことができない。すなわち、発泡性樹脂120を硬化させながら、次の工程を行うことができず、組み立てに要する時間がかかり、作業効率が悪かった。
そこで、組み立て作業効率を向上させることができるフィルム外装電気デバイスの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のフィルム外装電気デバイスの製造方法は、充放電可能な電気デバイス要素と、電気デバイス要素を包囲して配された2枚の外装フィルムと、外部の衝撃から電気デバイス要素を保護するための保護部材とを有するフィルム外装電気デバイスの製造方法において、予め固化された保護部材を、外装フィルムの表面上であり、電気デバイス要素の周囲を囲む位置に設ける保護部材配置工程と、保護部材配置工程後、外装フィルムの周縁の熱融着領域を熱融着することで電気デバイス要素を封止する封止工程とを含むことを特徴とする。
上記の通りの本発明のフィルム外装電気デバイスの製造方法は、固化されている保護部材を予め外装フィルムの表面上に設けておき、その後、熱融着することで電気デバイス要素を封止する。このため、保護部材と外装フィルムとを一体的に取り扱うことができる。
また、従来、枠部材内に発泡性樹脂を流し込んで充填する方法は、樹脂が固化するまで次の工程に進むことができなかったが、本発明では保護部材を予め固化させているため、樹脂の固化に要する時間を待つことなく次の工程に進むことができる。また、樹脂を充填させる方法では充填する最中に樹脂と外装フィルムとの間で擦れを生じてしまい、外装フィルムにとって好ましくない。一方、本発明の場合、樹脂を充填するといった工程がないため、樹脂と外装フィルムとの間で擦れが発生することはない。
また、本発明のフィルム外装電気デバイスの製造方法は、電気デバイス要素の周囲を囲むようにして前記外装フィルムの周縁を保持する枠部材を用意する工程と、封止工程にて形成されたフィルム外装電気デバイスの保護部材が枠部材の内壁面に密着するように枠部材内に収納する工程とを含むものであってもよい。この場合、保護部材が枠部材の内壁面に密着することで、均一な力をフィルム外装電気デバイスにかけることができる。よってフィルム外装電気デバイスの確実なる固定保持が可能となる。
また、本発明のフィルム外装電気デバイスの製造方法は、保護部材は紫外線硬化型の発泡性樹脂を固化したものであってもよい。
。この場合、熱による影響を電気デバイス要素に与えることなく保護部材を硬化させることができる。
本発明によれば、固化された保護部材を予め外装フィルムの表面上に設けておき、その後、熱融着することで電気デバイス要素を封止する。このため、保護部材と外装フィルムとを一体的に取り扱うことができるとともに、保護部材の固化を待つことなく次の工程に進めるので、フィルム外装電気デバイスの組み立て作業の効率を向上させることができる。
[フィルム外装電池および保護部材]
図1に本実施形態のフィルム外装電池の外観斜視図を示す。
本実施形態のフィルム外装電池1は、不図示の正極側活電極、負極側活電極、および電解液を有する発電要素2と、アルミニウムなどの金属フィルムと熱融着性の樹脂フィルムとを重ね合わせて形成したラミネートフィルム7を熱融着部7aの4辺で熱融着して密封した構造を有しており、熱融着部7aには発泡性樹脂からなる保護部材10が一体的に取り付けられている。なお、保護部材10の取り付けについては、接着剤等を用いて取り付けるものであってもよいし、ラミネートフィルム7に後述する凹部7bを形成する際に同時に成形加工するものであってもよい。
フィルム外装電池1の発電要素2は、不図示のセパレータを介して積層された正極側活電極と負極側活電極とからなる積層型であってもよいし、あるいは、帯状の正極側活電極と負極側活電極とをセパレータを介して重ねこれを捲回した後、扁平状に圧縮することによって正極側活電極と負極側活電極とが交互に積層された構造の捲回型であってもよい。
また、発電要素2としては、正極、負極および電解質を含むものであれば、通常の電池に用いられる任意の発電要素が適用可能である。一般的なリチウムイオン二次電池における発電要素は、リチウム・マンガン複合酸化物、コバルト酸リチウム等の正極活物質をアルミニウム箔などの両面に塗布した正極板と、リチウムをドープ・脱ドープ可能な炭素材料を銅箔などの両面に塗布した負極板とを、セパレータを介して対向させ、それにリチウム塩を含む電解液を含浸させて形成される。発電要素2としては、この他に、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池、リチウムメタル一次電池あるいは二次電池、リチウムポリマー電池等、他の種類の化学電池の発電要素が挙げられる。
フィルム外装電池1の短手方向の熱融着部7aからは、正極側活電極に接続された正極用電極端子3および負極側活電極に接続された負極用電極端子4がそれぞれ対向して延出している。正極用電極端子3としてはアルミニウムが多く用いられ、また、負極用電極端子4としては銅またはニッケルがその電気的特性により多く用いられている。以下、正極用電極端子3と負極用電極端子4とをまとめて単に電極と称する場合もある。
発泡性樹脂からなる保護部材10は、外部の衝撃を吸収することで発電要素2を保護する機能を有し、その形状は熱融着部7aに対応し、かつ、後述する枠部材20の収納部21内に収まる枠形状をなしている。なお、保護部材10は、外部の衝撃を吸収することで発電要素2を保護する機能を有するものであれば材質については特に限定されるものではないが、紫外線硬化型の発泡性樹脂を用いるとより好ましい。熱による影響を発電要素2に与えることなく硬化させることができるからである。
この保護部材10は、枠部材20に収納する前に、熱融着部7aに一体的に取り付けられた状態にしておく。
[フィルム外装電池の製造手順]
次に、フィルム外装電池1の製造手順について図2〜図5を参照して説明する。図2は、フィルム外装電池の分解斜視図である。図3は、保護部材を取り付けたラミネートフィルムで発電要素を挟み込む前の状態を示した側断面図である。図4は、保護部材を取り付けたラミネートフィルムで発電要素を挟み込んだフィルム外装電池の側断面図である。図5は、図4で示したフィルム外装電池を枠部材で固定保持した状態の側断面図である。
正極用電極端子3および負極用電極端子4がそれぞれ対向して延出している発電要素2を、保護部材10が予め取り付けられた2枚のラミネートフィルム7で挟み込む。図2には2枚のラミネートフィルム7の双方に発電要素2を収納可能なように予め凹部7bが形成されているが本発明はこれに限定されるものではない。ラミネートフィルム7の一方にのみ凹部が形成されているものであってもよい。なお、この場合、凹部が形成されていないラミネートフィルム7についても熱融着部7aには保護部材10が取り付けられている。また、本実施形態で例示する保護部材10は熱融着部7aの正極用電極端子3および負極用電極端子4に対応する部分にのみ保護部材10が設けられた構成を示しているがこれに限定されるものではなく、ラミネートフィルム7の熱融着部7aと凹部7bの底面を繋ぐ斜面7c(図3、図4参照)にも保護部材10が設けられているものであってもよいし、あるいは斜面7cのみに保護部材10が設けられているものであってもよい。これら構成の場合、活電極が電極3、4にまとめられる集電部2aを外部からの衝撃等から保護することができる。また、保護部材10は2枚のラミネートフィルム7のうちの一方にのみ設けられているものであってもよい。
保護部材10付きの2枚のラミネートフィルム7で発電要素2を挟み込んだ後、熱融着部7aを熱融着する。これにより、図3に示すように、保護部材10が予め設けられたフィルム外装電池1を形成することができる。なお、熱融着に際して、保護部材10が設けられていない領域は直接的に熱をかけて熱融着する。一方、保護部材10に覆われている領域については接着剤を用いて接合する。場合によっては、保護部材10に覆われていない領域のみを熱融着するものであってもよい。なお、斜面7cのみに保護部材10が設けられている構成の場合は、熱融着部7aを両側から挟み込んで熱融着するという、通常の方法で熱融着する。
次に、図5に示すように保護部材10と一体化されたフィルム外装電池1を2つの枠部材20で挟み込む。これにより、保護部材10の上面10aおよび側面10b(図3参照)は、枠部材20の内面20aに密着する。すなわち、本実施形態の場合、保護部材10の形状を予め枠部材20の内面20aに対応するように成形しているので、保護部材10と枠部材20との間に図7に示したような不均一な空隙部120aが形成されることはない。なお、保護部材10の大きさを、枠部材20の保護部材10を収納する部分よりも少し大きくしておいてもよい。この場合、保護部材10が枠部材20の収納部分に収納される際、ある程度力を加えて押込むこととなるので、保護部材10と枠部材20との密着性がより高められる。
以上説明したように、本実施形態のフィルム外装電池1は、予めラミネートフィルム7の表面に、枠部材20の内面20aに対応する形状の保護部材10が設けられたラミネートフィルム7を用意しておき、この保護部材10付きのフィルム外装電池1に枠部材20を取り付ける。
以上、本実施形態の製造方法によりフィルム外装電池を製造することで以下の効果が得られる。
まず、保護部材10とフィルム外装電池1とを一体的に取り扱うことができるため、
組み立て工程においてラミネートフィルム7と充填材とをそれぞれ用意しておき、その後、充填材を充填する従来の方法に比べて組み立て作業の高効率化を図ることができる。
また、従来、枠部材内に発泡性樹脂を流し込んで充填する方法は、樹脂が固化するまで次の工程に進むことができなかったが、本実施形態では保護部材10を予め固化させているため、樹脂の固化に要する時間を待つことなく次の工程に進むことができる。また、樹脂を充填させる方法では充填する最中に樹脂とラミネートフィルム7との間で擦れを生じてしまい、ラミネートフィルム7にとって好ましくない。一方、本実施形態の場合、樹脂を充填するといった工程がないため、樹脂とラミネートフィルム7との間で擦れが発生することはない。
さらに、保護部材10の形状を枠部材20の内面20aに対応するように成形しているので、保護部材10が枠部材20の内面20aに密着し、これにより、均一な力でフィルム外装電池1を固定保持することができる。
本発明のフィルム外装電池の一例の外観斜視図である。 図1に示したフィルム外装電池の分解斜視図である。 本発明の保護部材を取り付けたラミネートフィルムで発電要素を挟み込む前の状態を示した側断面図である。 保護部材を取り付けたラミネートフィルムで発電要素を挟み込んだフィルム外装電池の側断面図である。 図4で示したフィルム外装電池を枠部材で固定保持した状態の側断面図である。 従来の、枠形状のケースを有するフィルム外装電池の一例の分解斜視図である。 従来の、枠形状のケースに収納されたフィルム外装電池の断面図である。
符号の説明
1 フィルム外装電池
2 発電要素
2a 集電部
3 正極用電極端子
4 負極用電極端子
7 ラミネートフィルム
7a 熱融着部
7b 凹部
7c 斜面
10 保護部材10
10a 上面
10b 側面
20a 内面
20 枠部材
21 収納部

Claims (3)

  1. 充放電可能な電気デバイス要素と、前記電気デバイス要素を包囲して配された2枚の外装フィルムと、外部の衝撃から前記電気デバイス要素を保護するための保護部材とを有するフィルム外装電気デバイスの製造方法において、
    予め固化された前記保護部材を、前記外装フィルムの表面上であり、前記電気デバイス要素の周囲を囲む位置に設ける保護部材配置工程と、
    前記保護部材配置工程後、前記外装フィルムの周縁の熱融着領域を熱融着することで前記電気デバイス要素を封止する封止工程とを含むことを特徴とするフィルム外装電気デバイスの製造方法。
  2. 前記電気デバイス要素の周囲を囲むようにして前記外装フィルムの周縁を保持する枠部材を用意する工程と、
    前記封止工程にて形成された前記フィルム外装電気デバイスの前記保護部材が前記枠部材の内壁面に密着するように前記枠部材内に収納する工程とを含む、請求項1に記載のフィルム外装電気デバイスの製造方法。
  3. 前記保護部材は紫外線硬化型の発泡性樹脂である、請求項1または2に記載のフィルム外装電気デバイスの製造方法。
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