JP2006294193A - 番組再生装置、番組再生プログラム、番組再生プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents
番組再生装置、番組再生プログラム、番組再生プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 ユーザが番組ごとに視聴を制限できる番組再生装置、番組再生プログラム、番組再生プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体を提供する。
【解決手段】 ハードディスクレコーダ10は、メモリ28と、DVD読取部20と、デコーダ26と、制御部36とを含む。メモリ28は、記録媒体の種類ごとに、再生できる時間と禁止情報とを記憶する。DVD読取部20は、光ディスクから、情報を読取る。制御部36は、記録媒体の種類を特定し、DVD読取部20が記録媒体から読取った情報を再生して良いか否かを判断し、デコーダ26が再生した情報量の累計を計測し、再生した情報量の累計が、再生できる情報量以上か否かを判断し、再生した情報量の累計が再生できる情報量以上である場合、禁止情報の内容を、再生を禁止する旨に更新する。デコーダ26は、DVD読取部20が記録媒体から読取った情報を再生する。
【選択図】 図1
【解決手段】 ハードディスクレコーダ10は、メモリ28と、DVD読取部20と、デコーダ26と、制御部36とを含む。メモリ28は、記録媒体の種類ごとに、再生できる時間と禁止情報とを記憶する。DVD読取部20は、光ディスクから、情報を読取る。制御部36は、記録媒体の種類を特定し、DVD読取部20が記録媒体から読取った情報を再生して良いか否かを判断し、デコーダ26が再生した情報量の累計を計測し、再生した情報量の累計が、再生できる情報量以上か否かを判断し、再生した情報量の累計が再生できる情報量以上である場合、禁止情報の内容を、再生を禁止する旨に更新する。デコーダ26は、DVD読取部20が記録媒体から読取った情報を再生する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、番組再生装置、番組再生プログラム、番組再生プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体に関し、特に、デジタル信号により番組を再生する番組再生装置、番組再生プログラム、番組再生プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体に関する。
特許文献1は、番組を視聴するユーザを識別する識別部と、ユーザ毎の制限時間を設定するためのユーザID格納部と、各番組のジャンル情報を取得する取得部と、番組のジャンル毎に、重み付け係数を設定する設定部と、番組の視聴時間と番組の属するジャンルの重み付け係数とを掛け合わせることにより、重み付け済み視聴時間を算出する算出部と、ユーザ毎の重み付け済み視聴時間の累計を、累計時間として保持する保持部と、ユーザ毎の累積時間とユーザ毎の制限時間とを比較して、視聴の可否を判定する判定部とを設けたコンテンツ再生装置を開示する。
特許文献1に開示された発明によると、番組ジャンルを考慮したユーザ毎の条件に基づいて、ユーザによる番組の視聴をより柔軟に管理することができる。
特許文献2は、所定のデータを記憶するデータ格納メモリと、データ格納メモリに記憶されたデータを再生する再生部と、データ格納メモリに記憶されているデータ毎に設定された再生可能時間を記憶し、データ格納メモリに記憶されている各データの再生部による累積再生時間を記憶する管理情報格納メモリと、データ格納メモリに記憶されたあるデータに関して、管理情報格納メモリに記憶された累積再生時間が管理情報格納メモリに記憶された再生可能時間を超えた場合に、そのデータの再生部による再生を不可能にする制御部とを含むデータ再生装置を開示する。
特許文献2に開示された発明によると、ユーザの使用を確実に確保しつつ、使用制限を有効に機能させることができる。
特許文献3は、複数の種類のフォーマットのうち、装着された媒体のフォーマットを自動的に判別するシステム制御装置と、媒体のフォーマットの種類をマニュアル操作によって入力する入力装置とを含み、システム制御装置はまず入力装置によって入力されたフォーマットによって判別動作を行なうとともに、入力されたフォーマットが媒体と一致しないときに他の種類のフォーマットの判別動作を行なう再生装置を開示する。
特許文献3に開示された発明によると、より簡単な操作によって最適なフォーマットの判別動作が行なわれるようにし、あるいはまた今まで使用した状態に応じて最適なフォーマットの判別動作が行なわれるようにすることができる。
特開2001−339654号公報
特開2000−182333号公報
特開2004−171612号公報
しかし、特許文献1に開示された発明では、番組ごとの視聴の制限が難しいという問題点がある。番組の視聴を制限できるか否かが、取得部によって取得されたジャンル情報に依存するためである。
特許文献2に開示された発明では、ユーザが番組ごとに視聴を制限することは難しいという問題点がある。
特許文献3に開示された発明では、視聴を制限すること自体が難しいという問題点がある。仮にパレンタルロックなどにより視聴を制限できたとしても、ユーザは、視聴できるか否かのいずれかしか選択できない。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ユーザが番組ごとに視聴を制限できる番組再生装置、番組再生プログラム、番組再生プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、番組再生装置は、記憶手段と、読取手段と、特定手段と、第1の判断手段と、再生手段と、計測手段と、第2の判断手段と、第1の更新手段とを含む。記憶手段は、記録媒体の種類ごとに、再生できる時間でありかつ単位が1分以下の時間と再生して良いか否かを表わす情報である禁止情報とを記憶する。読取手段は、情報を記録した記録媒体から、情報を読取る。特定手段は、読取手段が読取った情報に基づき、記録媒体の種類を特定する。第1の判断手段は、記録媒体の種類と禁止情報とに基づいて、読取手段が記録媒体から読取った情報を再生して良いか否かを判断する。再生手段は、読取手段が記録媒体から読取った情報を再生して良いと第1の判断手段が判断した場合、読取手段が記録媒体から読取った情報を再生する。計測手段は、記録媒体の種類ごとの、再生手段が再生した時間の累計を計測する。第2の判断手段は、再生した時間の累計が、再生できる時間以上か否かを判断する。第1の更新手段は、再生した時間の累計が再生できる時間以上であると第2の判断手段が判断した場合、記録媒体の種類のうち再生した時間の累計が再生できる時間以上となった種類についての禁止情報の内容を、再生を禁止する旨に更新する。
本発明の他の局面に従うと、番組再生装置は、記憶手段と、読取手段と、特定手段と、第1の判断手段と、再生手段と、計測手段と、第2の判断手段と、第1の更新手段とを含む。記憶手段は、記録媒体の種類ごとに、再生できる情報量と再生して良いか否かを表わす情報である禁止情報とを記憶する。読取手段は、情報を記録した記録媒体から、情報を読取る。特定手段は、読取手段が読取った情報に基づき、記録媒体の種類を特定する。第1の判断手段は、記録媒体の種類と禁止情報とに基づいて、読取手段が記録媒体から読取った情報を再生して良いか否かを判断する。再生手段は、読取手段が記録媒体から読取った情報を再生して良いと第1の判断手段が判断した場合、読取手段が記録媒体から読取った情報を再生する。計測手段は、記録媒体の種類ごとの、再生手段が再生した情報量の累計を計測する。第2の判断手段は、再生した情報量の累計が、再生できる情報量以上か否かを判断する。第1の更新手段は、再生した情報量の累計が再生できる情報量以上であると第2の判断手段が判断した場合、記録媒体の種類のうち再生した情報量の累計が再生できる情報量以上となった種類についての禁止情報の内容を、再生を禁止する旨に更新する。
また、上述の記憶手段は、再生できる情報量として、再生できる時間を記憶するための手段を含むことが望ましい。計測手段は、再生できる情報量の累計として、再生手段が再生した時間の累計を計測するための手段を含むことが望ましい。第2の判断手段は、再生した時間の累計が、再生できる時間以上か否かを判断するための手段を含むことが望ましい。第1の更新手段は、再生した時間の累計が再生できる時間以上であると第2の判断手段が判断した場合、記録媒体の種類のうち再生した時間の累計が再生できる時間以上となった種類についての禁止情報の内容を、再生を禁止する旨に更新するための手段を含むことが望ましい。
また、上述の再生できる時間を記憶するための手段は、再生できる時間でありかつ単位が1分以下の時間を記憶するための手段を含むことが望ましい。
また、上述の記憶手段は、記録媒体の構造の種類ごとに、再生できる情報量と禁止情報とを記憶するための手段を含むことが望ましい。特定手段は、記録媒体の構造の種類を特定するための手段を含むことが望ましい。計測手段は、記録媒体の構造の種類ごとの、再生した情報量の累計を計測するための手段を含むことが望ましい。
また、上述の記憶手段は、記録媒体のフォーマットの種類ごとに、再生できる情報量と禁止情報とを記憶するための手段を含むことが望ましい。特定手段は、記録媒体のフォーマットの種類を特定するための手段を含むことが望ましい。計測手段は、記録媒体のフォーマットの種類ごとの、再生した情報量の累計を計測するための手段を含むことが望ましい。
また、上述の再生できる情報量と禁止情報とを記憶するための手段は、同じ構造の記録媒体についてのフォーマットの種類ごとに、再生できる情報量と禁止情報とを記憶するための手段を含むことが望ましい。再生した情報量の累計を計測するための手段は、同じ構造の記録媒体についてのフォーマットの種類ごとの、再生した情報量の累計を計測するための手段を含むことが望ましい。
また、上述の記憶手段は、記録媒体の種類ごとに、複数の周期にそれぞれ対応する、複数の再生できる情報量を記憶するための手段を含むことが望ましい。第1の更新手段は、複数の周期のいずれかである特定周期における再生した情報量の累計が、特定周期における再生できる情報量以上であると第2の判断手段が判断した場合、再生した情報量の累計が再生できる情報量以上となった種類についての禁止情報の内容を、再生を禁止する旨に更新するための手段を含むことが望ましい。
また、上述の番組再生装置は、ユーザの認証に用いる情報、および記録媒体の種類ごとの再生できる情報量を受付けるための受付手段と、ユーザの認証に用いる情報が所定のユーザについての正規の情報であれば、記憶手段が記憶した再生できる情報量の値を受付手段が受付けた情報量の値に更新するための第2の更新手段とをさらに含むことが望ましい。
また、上述の受付手段は、ユーザの認証に用いる情報として、ユーザIDおよびパスワードを受付けるための手段を含むことが望ましい。第2の更新手段は、ユーザIDおよびパスワードが一致すれば、記憶手段が記憶した再生できる情報量の値を受付手段が受付けた再生できる情報量の値に更新するための手段を含むことが望ましい。
本発明の他の局面に従うと、番組再生プログラムは、記憶ステップと、読取ステップと、特定ステップと、第1の判断ステップと、再生ステップと、計測ステップと、第2の判断ステップと、更新ステップとを含む各ステップをコンピュータに実行させる。記憶ステップは、記録媒体の種類ごとに、再生できる情報量と再生して良いか否かを表わす情報である禁止情報とを記憶する。読取ステップは、情報を記録した記録媒体から、情報を読取る。特定ステップは、読取ステップにおいて読取った情報に基づき、記録媒体の種類を特定する。第1の判断ステップは、記録媒体の種類と禁止情報とに基づいて、読取ステップにおいて記録媒体から読取った情報を再生して良いか否かを判断する。再生ステップは、読取ステップにおいて記録媒体から読取った情報を再生して良いと第1の判断ステップにおいて判断した場合、読取ステップにおいて記録媒体から読取った情報を再生する。計測ステップは、記録媒体の種類ごとの、再生ステップにおいて再生した情報量の累計を計測する。第2の判断ステップは、再生した情報量の累計が、再生できる情報量以上か否かを判断する。更新ステップは、再生した情報量の累計が再生できる情報量以上であると第2の判断ステップにおいて判断した場合、記録媒体の種類のうち再生した情報量の累計が再生できる情報量以上となった種類についての禁止情報の内容を、再生を禁止する旨に更新する。
本発明の他の局面にしたがうと、記録媒体は、番組再生プログラムを記録した、コンピュータ読取り可能な記録媒体である。記録媒体は、記憶ステップと、読取ステップと、特定ステップと、第1の判断ステップと、再生ステップと、計測ステップと、第2の判断ステップと、更新ステップとを含む各ステップをコンピュータに実行させるための番組再生プログラムを記録した、コンピュータ読取り可能な記録媒体である。記憶ステップは、記録媒体の種類ごとに、再生できる情報量と再生して良いか否かを表わす情報である禁止情報とを記憶する。読取ステップは、情報を記録した記録媒体から、情報を読取る。特定ステップは、読取ステップにおいて読取った情報に基づき、記録媒体の種類を特定する。第1の判断ステップは、記録媒体の種類と禁止情報とに基づいて、読取ステップにおいて記録媒体から読取った情報を再生して良いか否かを判断する。再生ステップは、読取ステップにおいて記録媒体から読取った情報を再生して良いと第1の判断ステップにおいて判断した場合、読取ステップにおいて記録媒体から読取った情報を再生する。計測ステップは、記録媒体の種類ごとの、再生ステップにおいて再生した情報量の累計を計測する。第2の判断ステップは、再生した情報量の累計が、再生できる情報量以上か否かを判断する。更新ステップは、再生した情報量の累計が再生できる情報量以上であると第2の判断ステップにおいて判断した場合、記録媒体の種類のうち再生した情報量の累計が再生できる情報量以上となった種類についての禁止情報の内容を、再生を禁止する旨に更新する。
本発明に係る番組再生装置、番組再生プログラム、番組再生プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体は、ユーザが番組ごとに視聴を制限できる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1のハードディスクレコーダ10は、2種類のデジタル記録メディア再生装置を内蔵し、記録メディアから再生されたコンテンツなど供給される各種コンテンツを、装置外部に予め接続されたモニタ装置14に映像信号または音声信号として視聴可能なように出力する装置である。リモコン(リモートコントローラの略)12は、ユーザが各種の指令を入力するために操作される装置であり、その指令に対応する赤外線信号を発信する。
ハードディスクレコーダ10は、DVD(Digital Versatile Disc)読取部20と、HD(Hard Disk)装置22と、放送局から送信される放送信号を受信する外部のアンテナ60を接続するチューナ24と、OSD(On Screen Display)50を内蔵するデコーダ26と、メモリ28と、映像出力部30と、音声出力部32と、リモコン受信部34と、制御部36と、外部からデジタル情報を供給するための外部装置70を接続する外部I/F(Inter Face)38とを備える。
DVD読取部20は光ディスク(本実施の形態の場合DVDディスク)に記録されたデジタルコンテンツの情報を読出す装置である。本実施の形態の場合、DVDディスクには、任意の情報(本実施の形態の場合、デジタルコンテンツの情報)が記録されている。
HD装置22は、ユーザ所望のデジタルコンテンツの信号をハードディスク42に記録し、その記録したデジタルコンテンツの信号を読出す装置である。ここで、ハードディスク42に記録される信号としては、たとえばMPEG2(Motion Picture Experts Group 2)規格に準拠する映像ファイルやMP3(MPEG-1 Audio Layer3)規格に準拠する音声ファイルなどが挙げられる。
HD装置22は、記録媒体(本実施の形態の場合ハードディスク42)が記録した番組を構成する情報のいずれかを読出す読出しヘッド44と、放送信号とチャプタを表わす情報とを記録媒体に記録する記録ヘッド46とを含む。
チューナ24は、アンテナ60が放送局から発信されるデジタル放送信号を受信すると、制御部36により指定されるチャンネルの放送信号(デジタルコンテンツの信号)を抽出して出力する。
デコーダ26は、DVD読取部20により再生されたデジタルコンテンツの信号、HD装置22が内蔵するハードディスク42から読出されたデジタルコンテンツの信号、チューナ24が抽出したデジタルコンテンツの信号および外部I/F38を介して外部装置70から入力されたデジタルコンテンツの信号のうちのいずれかが制御部36の切換制御により与えられると、与えられたそのデジタル信号を受付け、復号(デコード)し、出力する。デコーダ26が内蔵するOSD50は制御部36により与えられた情報に基づいて画像データを生成し、それをモニタ装置14の画面に可視表示するために映像出力部30に対して出力する。
メモリ28には、チューナ24が受信可能な放送チャンネルが予めチャンネルスキャン(オートスキャン)して取得されて格納されている。メモリ28には、制御部36の動作プログラムも格納される。メモリ28には、制御部36による情報の処理のためのフラグの値やデータも格納されている。本実施の形態の場合、フラグには、番組の視聴を制限する機能が有効か否かを表わす情報であるスイッチフラグと、再生して良いか否かを表わす情報である禁止フラグとが含まれる。本実施の形態の場合、番組の視聴を制限する機能が有効(「ON」)の時、スイッチフラグの値は「1」である。番組の視聴を制限する機能が無効(「OFF」)の時、スイッチフラグの値は「0」である。ある記録媒体に記録された情報を再生してよい場合、禁止フラグの値は「0」(再生を許可する旨の内容)である。ある記録媒体に記録された情報を再生してはならない場合、禁止フラグの値は「1」(再生を禁止する旨の内容)である。メモリ28には、記録媒体の種類ごとに、再生できる時間が記憶されている。図2を参照して、メモリ28が記憶する、フォーマットごとの時間枠の情報は、1日あたりの時間枠(1日に再生できる時間)と、1週間あたりの時間枠(1週間に再生できる時間)と、1ヶ月あたりの時間枠(1ヶ月に再生できる時間)とを含む。これにより、メモリ28は、記録媒体のフォーマットの種類ごとに、複数の周期(本実施の形態の場合、1日、1週間、および1ヶ月が「複数の周期」の一種である)にそれぞれ対応する、複数の「再生できる情報量」(本実施の形態の場合、複数の再生できる時間)を記憶することとなる。図2に示すように、本実施の形態の場合、メモリ28は、記録媒体の構造の種類および記録媒体のフォーマットの種類(ここでいう「フォーマットの種類」には、同じ構造の記録媒体(たとえばDVD)についてのフォーマットの種類と、構造が異なる記録媒体(たとえばCD(Compact Disk)およびハードディスク)についてのフォーマットの種類とが含まれる)ごとに、再生できる情報量を記憶する。本実施の形態の場合、これらの時間(再生できる時間)の単位は1分以下である。再生が禁止されているフォーマットの時間枠は、「0分」となっている。ユーザは、これらの時間枠を、「勉強中に音楽を聴くことが多いので、CDの時間枠は無制限とする。JPEG(Joint Photographic Experts Group)CDの時間枠は1日あたり20分とする。」などといったように、任意に設定できる。
映像出力部30は、読出しヘッド44がハードディスク42から読出し、かつデコーダ26が復号した映像データを出力する装置である。映像出力部30は、映像データをモニタ装置14が出力可能な映像信号に変換した後、映像信号をモニタ装置14に対して出力する。
音声出力部32は、読出しヘッド44がハードディスク42から読出し、かつデコーダ26が復号した音声データを出力する装置である。音声出力部32は、音声データをモニタ装置14が出力可能な音声信号に変換した後、音声信号をモニタ装置14に対して出力する。
リモコン受信部34は、赤外線を介してリモコン12から発信される各種の指令信号を受信する。リモコン受信部34は、受信した指令信号を制御部36に伝送する。制御部36は、メモリ28に格納された動作プログラムに基づいて装置各部の制御を行なう。
図3を参照して、ハードディスクレコーダ10で実行されるプログラムは、番組の再生に関し、以下のような制御を実行する。
ステップ100(以下、ステップをSと略す)にて、制御部36は、メモリ28が記憶したスイッチフラグを参照することにより、番組の視聴を制限する機能が「ON」となっているか否かを判断する。機能が「ON」となっていると判断した場合(S100にてYES)、処理はS102へと移される。もしそうでないと(S100にてNO)、処理は終了する。
S102にて、DVD読取部20は情報を記録した記録媒体(本実施の形態の場合、光ディスク)から、情報を読取る。情報が読取られると、DVD読取部20は、読取った情報を制御部36に出力する。制御部36は、DVD読取部20が読取った情報に基づき、記録媒体の種類を特定する。本実施の形態の場合、制御部36は、記録媒体の構造およびフォーマットのいずれかが異なると、記録媒体の種類が異なるとみなす。これにより、制御部36は、記録媒体の構造の種類を特定する装置となる。制御部36は、記録媒体のフォーマットの種類を特定する装置ともなる。記録媒体の種類が特定されると、制御部36は、記録媒体が情報を記録するフォーマットが、メモリ28に再生できる情報量(本実施の形態の場合、再生できる時間)が記憶されたフォーマットか(該当フォーマットか)否かを判断する。該当フォーマットと判断した場合には(S102にてYES)、処理はS104へと移される。もしそうでないと(S102にてNO)、処理は終了する。
S104にて、制御部36は、DVD読取部20に装着された記録媒体の種類と禁止フラグの値として表わされた情報とに基づいて、DVD読取部20が記録媒体から読取った情報を再生して良いか否か(禁止フラグがセットされているか否か)を判断する。禁止フラグがセットされていると判断した場合(S104にてYES)、処理はS110へと移される。もしそうでないと(S104にてNO)、処理はS106へと移される。
S106にて、リモコン受信部34は、リモコン12からの信号を受付ける。信号が受付けられると、リモコン受信部34は、受付けた信号を制御部36が利用できる信号に変換する。信号が変換されると、リモコン受信部34は、変換した信号を制御部36に出力する。信号が出力されると、制御部36は、リモコン12が送信した信号が再生を要求する旨の信号か否かを判断する。再生を要求する旨の信号と判断した場合には(S106にてYES)、処理はS108へと移される。もしそうでないと(S106にてNO)、処理はS110へと移される。
S108にて、制御部36は、DVD20に記録媒体から情報を読取らせる。制御部36は、デコーダ26に、DVD読取部20が読取った情報を復号させる。デコーダ26は、復号した情報を映像出力部30および音声出力部32に出力する。映像出力部30および音声出力部32は、それぞれモニタ装置14に信号を出力する。これにより、番組の再生が開始されることとなる。
S110にて、制御部36は、自らが備えるクロックとカウンタとを用いて、記録媒体の種類ごとの、デコーダ26、映像出力部30、および音声出力部32が再生した情報量(本実施の形態の場合、デコーダ26、映像出力部30、および音声出力部32が情報を再生した時間)の累計を計測する。上述したように、本実施の形態の場合、制御部36は、記録媒体の構造およびフォーマットのいずれかが異なると、記録媒体の種類が異なるとみなす。これにより、制御部36は、記録媒体の構造の種類ごとに、再生した情報量の累計を計測する装置となる。制御部36は、記録媒体のフォーマットの種類(同じ構造の記録媒体についてのフォーマットの種類および異なる構造の記録媒体についてのフォーマットの種類)ごとに、再生した情報量(本実施の形態の場合、再生した時間)の累計を計測する装置ともなる。本実施の形態の場合、制御部36は、S108〜S118の処理により情報が再生された時間(本実施の形態の場合、情報が再生された時間が24時間を越えると、制御部36は、S108〜S118の処理により情報が再生された時間のうち、24時間を超える部分を、日数として算出する)と過去に情報が再生された時間の累計(この情報はメモリ28に予め記憶されている)とを合算することにより、所定期間(本実施の形態の場合、1日間、1週間、および1ヶ月間である)における情報が再生された時間の累計を計測することができる。本実施の形態の場合、制御部36は、過去に情報が再生された時間の累計を、上述した所定期間(起点はスイッチフラグが「ON」となった時である)が経過するたびにリセットする。過去に情報が再生された時間の累計がリセットされると、制御部36は、禁止フラグの値もリセットする。本実施の形態の場合、メモリ28は、過去に情報が再生された時間の累計を表わす情報として、上述した所定期間(1日、1週間、1ヶ月)に対応する3種類の情報(1日における再生された時間の累計を表わす情報、1週間における再生された時間の累計を表わす情報、および1ヶ月における再生された時間の累計を表わす情報)を記憶する。これにより、制御部36は、たとえば1日間における情報が再生された時間の累計をリセットしても、1ヶ月間における情報が再生された時間の累計を特定することができる。情報が再生された時間の累計のうち、情報が再生された時間の1日間における累計が算出されると、制御部36は、再生した時間の1日間における累計が、1日に再生できる情報量(本実施の形態の場合、1日に再生できる時間を指す。以下「1日の積算時間」と称する。)以上か否かを判断する。1日の積算時間以上と判断した場合(S110にてYES)、処理はS116へと移される。もしそうでないと(S110にてNO)、処理はS112へと移される。
S112にて、制御部36は、デコーダ26、映像出力部30、および音声出力部32が再生した情報量の累計を計測する。情報が再生された時間の累計のうち、情報が再生された時間の1週間における累計が算出されると、制御部36は、再生した時間の1週間における累計が、1週間に再生できる情報量(本実施の形態の場合、1週間に再生できる期間。以下「1週間の積算時間」と称する。)以上か否かを判断する。1週間の積算時間以上と判断した場合(S112にてYES)、処理はS116へと移される。もしそうでないと(S112にてNO)、処理はS114へと移される。
S114にて、制御部36は、デコーダ26、映像出力部30、および音声出力部32が再生した情報量の累計を計測する。情報が再生された時間の累計のうち、情報が再生された時間の1ヶ月間における累計が算出されると、制御部36は、1ヶ月間に再生できる情報量(1ヶ月の積算時間)が経過したか否かを判断する。情報が再生された時間の累計のうち、情報が再生された時間の1ヶ月間における累計が算出されると、制御部36は、再生した時間の1ヶ月間における累計が、1ヶ月間に再生できる情報量(本実施の形態の場合、1ヶ月に再生できる時間。以下「1ヶ月の積算時間」と称する。)以上か否かを判断する。1ヶ月の積算時間以上と判断した場合(S114にてYES)、処理はS116へと移される。もしそうでないと(S114にてNO)、処理はS118へと移される。
S116にて、制御部36は、再生した情報量の累計が再生できる情報量以上となった種類についての禁止フラグの内容を、再生を禁止する旨に更新する。これにより、制御部36は、再生した情報量の累計(本実施の形態の場合、再生した時間の累計)が再生できる情報量(本実施の形態の場合、再生できる時間)以上であると自らが判断した場合、再生した情報量の累計が再生できる情報量以上となった種類についての禁止フラグの内容を、再生を禁止する旨に更新する。
S118にて、制御部36は、DVD読取部20が記録媒体から読取った情報を解析することにより、番組の再生を終了するか否かを判断する。番組の再生を終了すると判断した場合(S118にてYES)、処理は終了する。もしそうでないと(S118にてNO)、処理はS110へと移される。
S120にて、制御部36は、DVD読取部20に記録媒体からの情報の読取を停止させる。併せて、制御部36は、デコーダ26、映像出力部30、および音声出力部32に情報の再生を停止させる。これにより、制御部36は、再生した情報量の累計が再生できる情報量以上であると自らが判断した場合、DVD読取部20が記録媒体から読取った情報の再生を停止するように、デコーダ26、映像出力部30、および音声出力部32を制御することとなる。
S122にて、制御部36は、OSD50に信号を出力する。OSD50は積算時間が超過した旨を表わす画像の情報を作成する。OSD50は、作成した情報を映像出力部30に出力する。映像出力部30はOSD50が出力した情報をモニタ装置14に出力する。モニタ装置14は積算時間が超過した旨を表わす画像を表示する。これにより、OSD50は、ユーザに積算時間の超過を通知する装置となる。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、ハードディスクレコーダ10の動作について説明する。
ユーザは、予めフォーマットごとの時間枠を設定したりキャンセルしたりしておく。フォーマットごとの時間枠が確定された後、制御部36は、メモリ28が記憶したフラグを参照することにより、積算時間を制限する機能が「ON」となっているか否かを判断する(S100)。
この場合、その機能が「ON」であったとすると(S100にてYES)、制御部36は、DVD読取部20に装着された記録媒体のフォーマットが該当フォーマットか否かを判断する(S102)。この場合、その記録媒体のフォーマットが該当フォーマットであることとすると(S102にてYES)、制御部36は、その記録媒体についての禁止フラグがセットされているか否かを判断する(S104)。
この場合、禁止フラグがセットされていないこととすると(S104にてNO)、リモコン受信部34はリモコン12から信号を受付ける。制御部36は、リモコン12からの信号が再生を要求する旨の信号か否かを判断する(S106)。この場合、その信号が再生を要求する旨の信号であるとすると(S106にてYES)、デコーダ26、映像出力部30、および音声出力部32はDVD読取部20に装着された記録媒体からの情報の再生を開始する(S108)。これにより、デコーダ26、映像出力部30、および音声出力部32は、DVD読取部20が記録媒体から読取った情報を再生して良いと制御部36が判断した場合、DVD読取部20が記録媒体から読取った情報を再生することとなる。
再生が開始されると、制御部36は、再生した時間の1日間における累計が、1日の積算時間以上か否かを判断する(S110)。当初、再生した時間の1日間における累計は、1日の積算時間未満なので(S110にてNO)、制御部36は、再生した時間の1週間における累計が、1週間の積算時間以上か否かを判断する(S112)。当初、1週間の積算時間未満なので(S112にてNO)、制御部36は、再生した時間の1ヶ月間における累計が、1ヶ月の積算時間以上か否かを判断する(S114)。当初、1ヶ月の積算時間未満なので(S114にてNO)、制御部36は、再生を終了するか否かを判断する(S118)。当初再生は終了しないので(S118にてNO)、S110〜S118の処理が繰返される(本実施の形態の場合、S110〜S118の処理が1分間の周期で実施されるので、積算時間が経過したか否かの判断は1分毎に繰返される)。最終的に、再生した時間の1日間における累計が、1日の積算時間を上回ったとすると(S110にてYES)、制御部36は、禁止フラグをセットする(S116)。これにより、制御部36は、複数の周期のいずれかである特定周期における再生した情報量の累計が、特定周期における再生できる情報量以上であると制御部36自身が判断した場合、再生した情報量の累計が再生できる情報量以上となった種類についての禁止フラグの内容を、再生を禁止する旨に更新することとなる。
禁止フラグがセットされると、制御部36は、デコーダ26、映像出力部30、および音声出力部32に再生を停止させる(S120)。これにより、制御部36は、再生された情報量の累計が再生できる情報量以上であると自らが判断した場合、DVD読取部20が記録媒体から読取った情報の再生を停止するように、デコーダ26、映像出力部30、および音声出力部32を制御することとなる。再生が停止されると、制御部36は、OSD50およびモニタ装置14を介して、ユーザに積算時間が超過した旨を通知する(S122)。
以上のようにして、本実施の形態に係るハードディスクレコーダは、DVD、SVCD(Super Video Compact Disc)、VCD(Video Compact Disc)、CD、MP3、WMA(Windows(登録商標) Media Audio)、JPEG、ピクチャーCD、DVDオーディオ、SACD(Super Audio Compact Disc)、あるいはHDD(Hard Disk Drive)など、フォーマット毎に再生できる時間を受付け、再生した時間の累計が再生できる時間以上になると再生を停止し、かつ再生を禁止することができる。本実施の形態の場合、ユーザは、再生できる時間として、1日あたりの時間、1週間あたりの時間、および1ヶ月あたりの時間のいずれかを設定できる。このような設定は、番組の録画中以外の時点でも実施できる。ユーザは「DVD−VIDEOは再生できるがDVD−Rは視聴できない」とか「DVD−RWとJPEG CDとの視聴を禁止する」といった設定をすることができる。これにより、ユーザ(たとえば資格の取得を目指すユーザや映画の愛好家)は、予め任意のフォーマットを再生できる時間を短く設定し、かつ視聴を制限しようとする番組(たとえばドラマ)をそのフォーマットで記録媒体に記録すると、番組毎に視聴を制限することができる。ユーザは、時間枠を「0分」とすることにより、パレンタルロックがない番組でも、視聴を制限することができる。ユーザ(たとえば資格の取得を目指すユーザ)は、予め任意のフォーマットを再生できる時間を長く設定し、かつ視聴を促進しようとする番組(たとえば講義を録画した番組)をそのフォーマットで記録媒体に記録すると、そのフォーマットで視聴できる時間が長いために、自ずとその番組の視聴を促進することができる。特に本実施の形態にかかるハードディスクレコーダの場合、再生できる時間として単位が1分以下の時間が設定される。そのような時間が設定されるので、ユーザは、「連続ドラマ2本分」などといった意図を持って視聴を制限できる。単なる時間以外の意図を持って視聴が制限されるので、本実施の形態にかかるハードディスクレコーダの利便兵は高い。その結果、ユーザ(特に資格の取得を目指すユーザ)が番組毎に視聴を促進したり制限したりできるハードディスクレコーダを提供することができる。
なお、制御部36は、過去に情報が再生された時間の累計をリセットする際、ユーザの指示(ユーザの指示はリモコン12およびリモコン受信部34を介して受付けられる)に応じて、所定期間の起点となる日時を変更してもよい。
また、メモリ28には、再生できる時間以外の、再生できる情報量が記憶されていてもよい。再生できる情報量の例として、再生できる情報のバイト数や、再生できる回数などがある。
また、S110〜S118の処理は、5分間の周期で実施されてもよい。S110〜S118の処理は、1時間の周期で実施されてもよい。S110〜S118の処理は、見掛け上積算時間が経過したか否かの判断が随時実施されるような周期で実施されてもよい。
また、視聴の制限に利用するフォーマットは上述したフォーマットに限定されない。たとえば、視聴の制限に利用するフォーマットとして、DVD−RAM、DVD+R、あるいはDVD+RWが含まれてもよい。
また、再生できる情報量(再生できる時間)の設定にあたり、リモコン受信部34は、リモコン12を介して予めユーザの認証に用いる情報(たとえばユーザIDおよびパスワード)、および記録媒体の種類ごとの再生できる情報量を受付ける装置であってもよい(この場合、ユーザIDおよびパスワードの代わりに、任意の個人認証情報(指紋認証や音声認識など)が利用されてもよい)。この場合、制御部36は、ユーザの認証に用いる情報が所定のユーザ(たとえばハードディスクレコーダ10が家族により共用される場合、父親または母親)についての正規の情報であれば(ユーザIDおよびパスワードを用いる場合、ユーザIDおよびパスワードが一致すれば)、メモリ28が記憶した再生できる情報量の値をリモコン受信部34が受付けた情報量の値に更新する回路であってもよい。この場合、制御部36は、再生できる情報量の値の更新を中止するように、自らを制御する回路であってもよい。これにより、たとえば親が再生できる情報量(再生できる時間)を設定することができる。親によりそのような情報量が設定されると、子供に対し、子供に見せたくない番組の視聴を制限することができる。その結果、ユーザ(特に未成年の子供がいる家庭のユーザ)が子供に見せたくない番組の視聴を制限できるハードディスクレコーダを提供することができる。
また、ハードディスクレコーダ10は、コンピュータハードウェアと制御部36により実行されるプログラムとにより実現されてもよい。一般的にこうしたプログラムは、DVD300などの記録媒体に格納されて流通し、DVD読取部20などにより記録媒体から読取られ、メモリ28に一旦格納される。さらに上述した制御部36により実行される。コンピュータハードウェア自体は一般的なものである。したがって、この場合、発明の最も本質的な部分はDVD300などの記録媒体に記録されたプログラムである。なお、コンピュータ自体の動作は周知であるので、ここではその詳細な説明は繰返さない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 ハードディスクレコーダ、12 リモコン、14 モニタ装置、20 DVD読取部、22 HD装置、24 チューナ、26 デコーダ、28 メモリ、30 映像出力部、32 音声出力部、34 リモコン受信部、36 制御部、38 外部I/F、42 ハードディスク、44 読出しヘッド、46 記録ヘッド、50 OSD、60 アンテナ、70 外部装置、300 DVD。
Claims (12)
- 記録媒体の種類ごとに、再生できる時間でありかつ単位が1分以下の時間と再生して良いか否かを表わす情報である禁止情報とを記憶するための記憶手段と、
情報を記録した記録媒体から、前記情報を読取るための読取手段と、
前記読取手段が読取った情報に基づき、前記記録媒体の種類を特定するための特定手段と、
前記記録媒体の種類と禁止情報とに基づいて、前記読取手段が記録媒体から読取った情報を再生して良いか否かを判断するための第1の判断手段と、
前記読取手段が記録媒体から読取った情報を再生して良いと前記第1の判断手段が判断した場合、前記読取手段が記録媒体から読取った情報を再生するための再生手段と、
前記記録媒体の種類ごとの、前記再生手段が再生した時間の累計を計測するための計測手段と、
前記再生した時間の累計が、前記再生できる時間以上か否かを判断するための第2の判断手段と、
前記再生した時間の累計が再生できる時間以上であると前記第2の判断手段が判断した場合、前記記録媒体の種類のうち前記再生した時間の累計が再生できる時間以上となった種類についての禁止情報の内容を、再生を禁止する旨に更新するための第1の更新手段とを含む、番組再生装置。 - 記録媒体の種類ごとに、再生できる情報量と再生して良いか否かを表わす情報である禁止情報とを記憶するための記憶手段と、
情報を記録した記録媒体から、前記情報を読取るための読取手段と、
前記読取手段が読取った情報に基づき、前記記録媒体の種類を特定するための特定手段と、
前記記録媒体の種類と禁止情報とに基づいて、前記読取手段が記録媒体から読取った情報を再生して良いか否かを判断するための第1の判断手段と、
前記読取手段が記録媒体から読取った情報を再生して良いと前記第1の判断手段が判断した場合、前記読取手段が記録媒体から読取った情報を再生するための再生手段と、
前記記録媒体の種類ごとの、前記再生手段が再生した情報量の累計を計測するための計測手段と、
前記再生した情報量の累計が、前記再生できる情報量以上か否かを判断するための第2の判断手段と、
前記再生した情報量の累計が再生できる情報量以上であると前記第2の判断手段が判断した場合、前記記録媒体の種類のうち前記再生した情報量の累計が再生できる情報量以上となった種類についての禁止情報の内容を、再生を禁止する旨に更新するための第1の更新手段とを含む、番組再生装置。 - 前記記憶手段は、前記再生できる情報量として、再生できる時間を記憶するための手段を含み、
前記計測手段は、前記再生できる情報量の累計として、前記再生手段が再生した時間の累計を計測するための手段を含み、
前記第2の判断手段は、前記再生した時間の累計が、前記再生できる時間以上か否かを判断するための手段を含み、
前記第1の更新手段は、前記再生した時間の累計が再生できる時間以上であると前記第2の判断手段が判断した場合、前記記録媒体の種類のうち前記再生した時間の累計が再生できる時間以上となった種類についての禁止情報の内容を、再生を禁止する旨に更新するための手段を含む、請求項2に記載の番組再生装置。 - 前記再生できる時間を記憶するための手段は、前記再生できる時間でありかつ単位が1分以下の時間を記憶するための手段を含む、請求項3に記載の番組再生装置。
- 前記記憶手段は、前記記録媒体の構造の種類ごとに、前記再生できる情報量と禁止情報とを記憶するための手段を含み、
前記特定手段は、前記記録媒体の構造の種類を特定するための手段を含み、
前記計測手段は、前記記録媒体の構造の種類ごとの、前記再生した情報量の累計を計測するための手段を含む、請求項2に記載の番組再生装置。 - 前記記憶手段は、前記記録媒体のフォーマットの種類ごとに、前記再生できる情報量と禁止情報とを記憶するための手段を含み、
前記特定手段は、前記記録媒体のフォーマットの種類を特定するための手段を含み、
前記計測手段は、前記記録媒体のフォーマットの種類ごとの、前記再生した情報量の累計を計測するための手段を含む、請求項2に記載の番組再生装置。 - 前記再生できる情報量と禁止情報とを記憶するための手段は、同じ構造の記録媒体についてのフォーマットの種類ごとに、前記再生できる情報量と禁止情報とを記憶するための手段を含み、
前記再生した情報量の累計を計測するための手段は、前記同じ構造の記録媒体についてのフォーマットの種類ごとの、前記再生した情報量の累計を計測するための手段を含む、請求項6に記載の番組再生装置。 - 前記記憶手段は、前記記録媒体の種類ごとに、複数の周期にそれぞれ対応する、複数の前記再生できる情報量を記憶するための手段を含み、
前記第1の更新手段は、前記複数の周期のいずれかである特定周期における前記再生した情報量の累計が、前記特定周期における前記再生できる情報量以上であると前記第2の判断手段が判断した場合、前記再生した情報量の累計が再生できる情報量以上となった種類についての禁止情報の内容を、再生を禁止する旨に更新するための手段を含む、請求項2に記載の番組再生装置。 - 前記番組再生装置は、
ユーザの認証に用いる情報、および前記記録媒体の種類ごとの再生できる情報量を受付けるための受付手段と、
前記ユーザの認証に用いる情報が所定のユーザについての正規の情報であれば、前記記憶手段が記憶した再生できる情報量の値を前記受付手段が受付けた再生できる情報量の値に更新するための第2の更新手段とをさらに含む、請求項2に記載の番組再生装置。 - 前記受付手段は、ユーザの認証に用いる情報として、ユーザIDおよびパスワードを受付けるための手段を含み、
前記第2の更新手段は、前記ユーザIDおよびパスワードが一致すれば、前記記憶手段が記憶した再生できる情報量の値を前記受付手段が受付けた情報量の値に更新するための手段を含む、請求項9に記載の番組再生装置。 - 記録媒体の種類ごとに、再生できる情報量と再生して良いか否かを表わす情報である禁止情報とを記憶する記憶ステップと、
情報を記録した記録媒体から、前記情報を読取る読取ステップと、
前記読取ステップにおいて読取った情報に基づき、前記記録媒体の種類を特定する特定ステップと、
前記記録媒体の種類と禁止情報とに基づいて、前記読取ステップにおいて記録媒体から読取った情報を再生して良いか否かを判断する第1の判断ステップと、
前記読取ステップにおいて記録媒体から読取った情報を再生して良いと前記第1の判断ステップにおいて判断した場合、前記読取ステップにおいて記録媒体から読取った情報を再生する再生ステップと、
前記記録媒体の種類ごとの、前記再生ステップにおいて再生した情報量の累計を計測する計測ステップと、
前記再生した情報量の累計が、前記再生できる情報量以上か否かを判断する第2の判断ステップと、
前記再生した情報量の累計が再生できる情報量以上であると前記第2の判断ステップにおいて判断した場合、前記記録媒体の種類のうち前記再生した情報量の累計が再生できる情報量以上となった種類についての禁止情報の内容を、再生を禁止する旨に更新する第1の更新ステップとを含む各ステップをコンピュータに実行させるための番組再生プログラム。 - 番組再生プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体であって、
記録媒体の種類ごとに、再生できる情報量と再生して良いか否かを表わす情報である禁止情報とを記憶する記憶ステップと、
情報を記録した記録媒体から、前記情報を読取る読取ステップと、
前記読取ステップにおいて読取った情報に基づき、前記記録媒体の種類を特定する特定ステップと、
前記記録媒体の種類と禁止情報とに基づいて、前記読取ステップにおいて記録媒体から読取った情報を再生して良いか否かを判断する第1の判断ステップと、
前記読取ステップにおいて記録媒体から読取った情報を再生して良いと前記第1の判断ステップにおいて判断した場合、前記読取ステップにおいて記録媒体から読取った情報を再生する再生ステップと、
前記記録媒体の種類ごとの、前記再生ステップにおいて再生した情報量の累計を計測する計測ステップと、
前記再生した情報量の累計が、前記再生できる情報量以上か否かを判断する第2の判断ステップと、
前記再生した情報量の累計が再生できる情報量以上であると前記第2の判断ステップにおいて判断した場合、前記記録媒体の種類のうち前記再生した情報量の累計が再生できる情報量以上となった種類についての禁止情報の内容を、再生を禁止する旨に更新する第1の更新ステップとを含む各ステップをコンピュータに実行させるための番組再生プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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