JP2006292866A - データ生成方法、データ生成装置、及びプログラム - Google Patents

データ生成方法、データ生成装置、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 階調制御可能なスポット光を二次元配列状に描画する描画方法や描画装置において、一般的な設計図形データ全体を1〜4nm程度の精度で描画するための描画データを生成することができるデータ生成方法と装置とプログラムとを提供すること。
【解決手段】 データ生成方法は、多階調で制御可能なスポット光を二次元配列状に基板上の感光膜に照射する機能を備えた露光装置における前記スポット光の各々の階調値を設計図形データに基づいて生成する方法であって、図形の特徴で分類され、かつ、図形の座標情報に対応付けられた前記階調値の組み合わせを予め記述した参照データを用い、前記各スポット位置近傍における前記設計図形データ中の前記特徴を判別し、その座標情報に対応した前記参照データ中の階調値の組み合わせを選択し、階調値を決定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フォトマスク、半導体集積回路、マイクロ電子デバイス、マイクロ光学デバイスおよびディスプレイデバイスのパターニングに関するものであり、パターニング工程で必要な描画データを、CAD等で描かれた図形データから変換するアルゴリズム、すなわち描画データ変換方法に関するものである。
一般に、半導体集積回路の製造時のパターニング工程では、回路パターンが描かれたフォトマスク(レチクルとも呼ぶ)を用いてレジストが塗布されたウェハ上に回路パターンを形成する(パターン露光、パターン描画と呼ばれる)必要があり、そのための装置は露光装置あるいは露光機と呼ばれている。
一方、フォトマスクを作成するには、フォトマスクの基板となる石英板などの表面に、目的とする回路パターンに相当するパターン状に露光光を遮光するため、クロム膜などを付ける必要がある。このクロム膜はパターン描画によって形成され、そのパターン描画を行う一般的な装置には電子ビームを用いた電子ビームマスク描画装置(以下、EB描画装置と略す。)が広く用いられている。
近年、高集積化及び微細化していく半導体集積回路に対応させるため、フォトマスクの価格が高騰している。この原因の一つは、フォトマスク1枚当たり数十時間から数百時間もかけてEB描画装置によって描画しているためである。
フォトマスク製造に使われる描画装置には、EB描画装置の他に紫外域のレーザ光を用いてパターン描画する手法に基づく装置(レーザビーム描画装置と呼ぶ)も製品化されている。
その装置の従来例としては、微小なミラーを二次元配列状に多数並べた反射鏡表示素子(マイクロミラー等と呼ばれるミラーデバイス)を用いて、これに紫外域のレーザ光照射し、その反射光をパターン状に制御してフォトマスク基板上にパターン描画をするものである。このレーザビーム描画装置では、回路パターンの一部分を一括して描画できることから、描画速度が速いという利点がある。これに関しては、例えば、非特許文献1、あるいは、特許文献1において示されている。
これによると、ミラーデバイスを用いたレーザビーム描画装置では、およそ100万個(約500×約2000個)のマイクロミラーを用いたミラーデバイスが用いられ、各マイクロミラーは一辺が約16μm前後の大きさである。これを縮小投影光学系によって、フォトマスク基板上に1/160の大きさに縮小投影させている。
その結果、1つのマイクロミラーに対応するパターン(スポット光と呼ばれる)は一辺0.1μmすなわち100nmの正方形になる(実際には光源波長限界からφ100nm程度の円形に近い分散光となる)。しかし、フォトマスクを描画する場合の設計上の最小寸法(最小グリッドと呼ばれる)は、1〜4nmとスポット光よりも遥かに小さい。そのため、投影されるパターンに照射される光量を変化させてパターン描画の解像度を向上させることが行われている。例えば、前記文献によると、光量を64段階に変化させる(中間光量を利用する)ことで、最小グリッドとしては100nmの1/64である1.56nmに対応させている。このような階調制御可能なスポット光を用いた描画方法においては、ミラーデバイス上に表示するパターンを予め用意しておき、それをフォトマスク上の適切な位置で表示しなければならない。このミラーデバイス上に表示するパターンと位置情報等は描画データと呼ばれており、一般に所望のパターン(設計図形データ)から変換プログラムによって生成されるものである。
前述したレーザビーム描画装置のような、階調制御可能なスポット光を二次元配列状に用いた描画装置においては、設計図形データから描画データを生成することが困難であった。これは、スポット光の大きさが約φ100nmであるのに対して、制御するパターンの精度は1〜4nm程度と非常に小さな値であること。また、スポット光の大きさが光源の波長よりも小さいため、スポット光が分散光となっており、周囲の隣接したスポット光との重なりを考慮ながら描画データを生成しなければならないからである。このため、原理的には目的の精度でパターンを描画可能ではあるが、一般的な設計図形データを描画する場合には描画精度が数十〜数百nm程度に留まっている(ごく限られた簡単なパターンにおいては目的の精度で描画可能ではある)。そこで、一般的な設計図形データ全体に対して、現在フォトマスク作成に求められているような1〜4nm程度の精度で描画するための描画データ生成方法が求められていた。
Proceedings of SPIE, Vol. 4186,p.p.16−21 米国特許第6428940号明細書
そこで、本発明の技術的課題は、階調制御可能なスポット光を二次元配列状に描画する描画方法や描画装置において、一般的な設計図形データ全体を1〜4nm程度の精度で描画するための描画データを生成することができるデータ生成方法と装置とプログラムとを提供することにある。
本発明によれば、多階調で制御可能なスポット光を二次元配列状に基板上の感光膜に照射する機能を備えた露光装置における前記スポット光の各々の階調値を設計図形データに基づいて生成する方法であって、図形の特徴で分類され、かつ、図形の座標情報に対応付けられた前記階調値の組み合わせを予め記述した参照データを用い、前記各スポット位置近傍における前記設計図形データ中の前記特徴を判別し、その座標情報に対応した前記参照データ中の階調値の組み合わせを選択し、階調値を決定することを特徴とするデータ生成方法が得られる。
また、本発明によれば、前記データ生成方法において、前記図形の特徴として、1本の直線で区切られた領域、2本の平行直線で区切られた領域、同じ点を端点とする2本の半直線で区切られた領域、及び区切られていない領域の内の少なくとも一つの領域を含むことを特徴とするデータ生成方法が得られる。
また、本発明によれば、前記いずれかのデータ生成方法において、図形の座標情報として、図形の特徴位置から当該スポット中心点の距離情報と、当該スポット中心点が図形の内部に存在するか否かという判別情報とを用い、前記距離情報および前記判別情報により、当該スポット中心点が属する前記図形の特徴領域を決定することを特徴とするデータ生成方法が得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つのデータ生成方法において、1本の直線で区切られた領域において、2つのスポットを対応付けることを特徴とするデータ生成方法が得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つのデータ生成方法において、同じ点を端点とする2本の半直線で区切られた領域において、前記端点の内側および外側のスポットを対応付けることを特徴とするデータ生成方法が得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つのデータ生成方法において、2本の平行直線で区切られた領域において、3つのスポットを対応付けることを特徴とするデータ生成方法が得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つのデータ生成方法において、区切られていない領域において、1つのスポットを対応付けることを特徴とするデータ生成方法が得られる。
また、本発明によれば、多階調で制御可能なスポット光を二次元配列状に基板上の感光膜に照射する機能を備えた露光装置における前記スポット光の各々の階調値を設計図形データに基づいて生成する装置であって、図形の特徴で分類され、かつ、図形の座標情報に対応付けられた前記階調値の組み合わせを予め記述した参照データを用い、前記各スポット位置近傍における前記設計図形データ中の前記特徴を判別し、その座標情報に対応した前記参照データ中の階調値の組み合わせを選択し、階調値を決定する階調値決定手段を有することを特徴とするデータ生成装置が得られる。
また、本発明によれば、前記データ生成装置において、前記図形の特徴として、1本の直線で区切られた領域、2本の平行直線で区切られた領域、同じ点を端点とする2本の半直線で区切られた領域、及び区切られていない領域の内の少なくとも一つの領域を含むことを特徴とするデータ生成装置が得られる。
また、本発明によれば、前記いずれかのデータ生成装置において、前記階調値決定手段は、前記図形の座標情報として、図形の特徴位置から当該スポット中心点の距離情報と、当該スポット中心点が図形の内部に存在するか否かという判別情報とを用い、前記距離情報および前記判別情報により、当該スポット中心点が属する前記図形の特徴領域を決定する手段を備えていることを特徴とするデータ生成装置が得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つのデータ生成装置において、1本の直線で区切られた領域において、2つのスポットを対応付ける手段を有することを特徴とするデータ生成装置が得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つのデータ生成装置において、同じ点を端点とする2本の半直線で区切られた領域において、前記端点の内側および外側のスポットを対応付ける手段を有することを特徴とするデータ生成装置が得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つのデータ生成方装置において、2本の平行直線で区切られた領域において、3つのスポットを対応付ける手段を有することを特徴とするデータ生成装置が得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つのデータ生成装置において、区切られていない領域において、1つのスポットを対応付ける手段を有することを特徴とするデータ生成装置が得られる。
また、本発明によれば、多階調で制御可能なスポット光を二次元配列状に基板上の感光膜に照射する機能を備えた露光装置における前記スポット光の各々の階調値を設計図形データに基づいて生成するプログラムであって、図形の特徴で分類され、かつ、図形の座標情報に対応付けられた前記階調値の組み合わせを予め記述した参照データを用い、前記各スポット位置近傍における前記設計図形データ中の前記特徴を判別し、その座標情報に対応した前記参照データ中の階調値の組み合わせを選択し、階調値を決定する階調値決定手段を備えていることを特徴とするプログラムが得られる。
また、本発明によれば、前記プログラムにおいて、前記図形の特徴として、1本の直線で区切られた領域、2本の平行直線で区切られた領域、同じ点を端点とする2本の半直線で区切られた領域、及び区切られていない領域の内の少なくとも一つの領域を含むことを特徴とするプログラムが得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つのプログラムにおいて、前記階調値決定手段は前記図形の座標情報として、図形の特徴位置から当該スポット中心点の距離情報と、当該スポット中心点が図形の内部に存在するか否かという判別情報とを用い、前記距離情報および前記判別情報により、当該スポット中心点が属する前記図形の特徴領域を決定する手段を備えていることを特徴とするプログラムが得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つのプログラムにおいて、1本の直線で区切られた領域において、2つのスポットを対応付ける手段を備えていることを特徴とするプログラムが得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つのプログラムにおいて、同じ点を端点とする2本の半直線で区切られた領域において、前記端点の内側および外側のスポットを対応付ける手段を備えていることを特徴とするプログラムが得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つのプログラムにおいて、2本の平行直線で区切られた領域において、3つのスポットを対応付ける手段を備えていることを特徴とするプログラムが得られる。
また、本発明によれば、前記いずれか一つのプログラムにおいて、区切られていない領域において、1つのスポットを対応付ける手段を備えていることを特徴とするプログラムが得られる。
さらに、本発明によれば、多階調で制御可能なスポット光を二次元配列状に基板上の感光膜に照射する機能を備えた露光装置において、描画データを生成するデータ生成手段と、前記データ生成手段からの描画データに基づいて前記スポット光の照射位置と前記スポット光の露光を制御する制御手段とを備え、前記データ生成手段は、前記いずれか一つのデータ生成装置からなることを特徴とする露光装置が得られる。
本発明の描画データ生成手法、装置及びプログラムによると、階調制御可能なスポット光を二次元配列状に描画する描画方法において、一般的な設計図形データ全体を1〜4nm程度の精度で描画するための描画データを生成することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は描画データ生成を描画する装置の模式図である。図1を参照すると、装置100は、光源からの光101を反射する反射光学系102と、反射光学系102から照射された光を受けて反射するマイクロミラー104を備えたデジタルマイクロミラーデバイス103と、マイクロミラー104からの反射光を入射する投影光学系105と、マイクロミラー104の反射角度を制御するとともに基板110の水平方向での位置調整を行うステージ111を制御する制御装置101と、投影光学系105からの透過光を集光する個々のマイクロレンズを備えたマイクロレンズアレイ106と、集光された光を円形に整形するピンホールを備えたピンホールアレイ107と、整形された光を縮小して光源波長よりも直径の小さな光スポットを作り出し、この光スポットを基板110上に塗布された感光剤に照射する縮小投影系108を備えている。
次に、この装置100の動作について説明する。
まず、光源からの光101は反射光学系102によりデジタルマイクロミラーデバイス103に照射される。この例では、光源の光をi線(波長365nm)としている。反射光学系からの光はデジタルマイクロミラーデバイス上のマイクロミラー104によって投影光学系105へと反射させる。この時、制御装置109からの信号によって個々のマイクロミラーの角度を制御しており、マイクロミラーの角度は、光を投影光学系105へ反射する状態と反射しない状態を作り出している。これにより、デジタルマイクロミラーデバイス103上のマイクロミラーのパターンが投影光学系105に反射される。投影光学系105は、デジタルマイクロミラーデバイス103上のパターンをマイクロレンズアレイ106に投影するための物である。個々のマイクロミラーで反射して投影光学系105を通った光はマイクロレンズアレイ106内の個々のマイクロレンズで集光され、ピンホールアレイ107の個々のピンホールによって円形に整形される。ピンホールアレイ107で整形された光は、縮小投影系108によって縮小され、光源波長よりも直径の小さな光スポットを作り出す。この光スポットを基板110上に塗布された感光剤に照射する。基板110はステージ111によってX−Y−θ軸(光学系のフォーカスをあわせる必要があればZ軸も)方向に移動することが出来る。
制御装置109は、描画データ112を入力とし、デジタルマイクロミラーデバイス104上にパターンを発生させ、基板110を発生させたパターンに対応した位置に移動させるためにステージ111を制御している。通常では、ステージ111を一方向に走査し、適正なタイミングでデジタルマイクロミラーデバイス104に描画データ112に格納されたパターンを表示させている。
描画データ112は描画データ生成プログラム113によって設計データ114から生成される。描画データ生成プログラム113はソフトウェアとしてその処理が実装されていても良いし、その一部または全てをハードウェアで実装しても良いことは言うまでもない。
図2は、基板上に照射されるスポット光の形状について説明した図である。図2を参照して、一番上の写真に示されるように、基板上のスポット光201は、模式的に描くと、202のように半径160nmの円状の形とみなせる。ただし、このスポット光は、光源の波長(ここではi線の365nm)よりも小さいものであるため、必然的に203の様な光量分布を持つものとなる。本実施例では、光量分布の半値幅が160nmとなるように描画装置設計を行っており、スポット光を202の様に模式化して表現することとする。
図3は本発明の例でのスポット光を用いた描画方法を示す図である。基板上の描画領域301上において、スポット光302は、参照符号303で示される様にデジタルミラーデバイス上に配列しているマイクロミラーの並び方に対応した並びで照射される。この例では、デジタルミラーデバイスのマイクロミラーの大きさは13μm角とし、1024×768個という配列で並んでいるとする。この場合、デジタルミラーデバイスからのスポット光の配列方向303に対してステージを約3度傾けた方向に走査しながら描画を行う。これをスポット光の配列から見ると、描画領域301上を矢印304で示される方向に移動していくこととなる。このように移動を行いつつスポット光が半値幅(160nm)移動する毎にデジタルミラーデバイス上のパターンを照射していく。これにより、スキャン幅305(この例では約3mm)の描画領域内にはスポット光を160nm間隔のメッシュ状に照射することが可能となる。さらに、スポット光が照射される位置には、複数(この例では40個)のスポット光が通ることとなり、これによって40段階のスポット光量(40階調)の制御が可能となる。
図4は、メッシュ状に照射されるスポット光によってパターンの描画を行う説明図である。図4に示すように、円で表されたグリッド光の模式図401は、描画領域上の同じ位置に照射された40個のスポット光による光量分布を模式化したものである。描画領域上には、このような40階調を持つ円状のスポット光が402のように縦横半値幅(160nm)分だけずれて重なり合っている。このスポット光配列によって形成されるパターンは各々のスポット光の階調値と重なりによって決定される。スポット光配列とスポット光の階調値との関係を分かりやすいように模式化したものが403である。スポット光の中心位置を参照符号404で示されるように表し、その左上に階調値を参照符号405で示されるように記している。形成する所望のパターン406は4nmの精度を持つとしてスポット配列上に重ねて描くと、403のようになる。このような所望のパターン406を形成するための各スポット光の階調値は、例えば、参照符号403で示されるような分布をしているとする。ただし、階調値が0のスポット光の場合は値を記していない。本発明の描画データ生成方法は、参照符号406で示されるような所望のパターンから参照符号403で示されるようなスポット光の階調値配列すなわち描画データを生成するための方法である。
以下、本発明の一例によるデータ生成装置の階調値決定手段の動作であるデータ生成方法について説明する。
図5は本発明のデータ生成方法の一例を表す模式図である。図5を参照すると、設計図形データ平面は、二次元配列状の矩形に分割され、各々の矩形をサブメッシュと称し、サブメッシュ単位で変換を行う。サブメッシュ1つ分の階調値を記憶する階調値記憶領域501を予め階調値0で初期化し、変換結果を格納し、最後に出力する。あるサブメッシュ内の階調値を決定する為に必要な図形データ502を逐次読み込み、変換結果を階調値一時記憶領域503に書き込み、必要な部分のみを階調値記憶領域501に転送する。この例では、何れの図形間もスポット光中心間距離の6倍以上離れているとする。読み込んだ図形データ502は、角504〜509及び辺510〜515及びその他の部分516〜517に分割され、先ず角504〜509及び辺の部分510〜515を変換する。但し、各図形は線分により構成され、何れの線分もスポット光中心間距離の6倍以上の長さとし、更に、各図形に対し幅がスポット光中心間距離の6倍未満となる部分は無いとする。また、この変換の際に、階調値を決定したスポット光の1つ分外側に当たるスポット光の階調値一時記憶領域に図形外部であることを示す識別子を書き込む。然る後に未だ階調値が未決定な部分516〜517の内で適切な階調値で囲まれた部分516の階調値を最大値に設定する。然る後に図形外部であることを示す識別子が書き込まれた部分と、これで囲まれた階調値が未決定な部分517を除いて階調値一時記憶領域の階調値を階調値記憶領域に転送する。
図6はデータ上の余分な線分を除去する様子を表す図である。図6に示すように、図形データは頂点座標の羅列で表され、辺を辿る様に且つ辿ると左側が内側になる様に羅列されるが、空隙が有る図形の場合は頂点座標を羅列する為に余分な頂点601及び余分な線分602が付加される。これらの頂点601及び線分602は図形の特徴の判別を阻害する為、図形データとして頂点座標の他に羅列される順番が直前の頂点を表す要素と羅列される順番が直後の頂点を表す要素を付加し、余分な頂点601及び余分な線分602を含まない図形データに変換する。
図7及び図8は各図形の特徴に対応する参照データより階調値の組み合わせを選択する際のパラメータの算出法を表す模式図である。以降の図では二次元配列状の黒丸は各スポットの中心位置を表す。
図7(a)に示すように、凸型の角701の場合は、左下が内側になる様に図形を回転させた後に内側で一番近いスポット中心702の座標を算出し、そのスポット中心702から頂点703への水平方向の変位704及び垂直方向の変位705をパラメータとする。
図7(b)に示すように、凹型の角706の場合は、左下が内側になるように図形を回転させた後に左下にある一番近いスポット中心707の座標を算出し、そのスポット中心707から頂点708への水平方向の変位709及び垂直方向の変位710をパラメータとする。
図7(c)で示すように、グリッド線に対する傾きが45°の辺711の場合は内側で一番近いスポット中心712の座標を算出し、そのスポット中心712から辺711への水平方向の変位713をパラメータとする。
図7(d)で示すように、グリッド線に平行な辺714の場合は左側が内側になる様に図形を回転させた後に内側で一番近いスポット中心715の座標を算出し、そのスポット中心715から辺714への水平方向の変位716をパラメータとする。
図7(a)から(d)に示した凸型の角701及び凹型の角706、グリッド線に対する傾きが45°の辺711、グリッド線に平行な辺714以外の図形の特徴は、凸型の角701及び凹型の角706、グリッド線に対する傾きが45°の辺711、グリッド線に平行な辺714で近似する。
図8(a)で示すように、グリッド線に平行でない且つグリッド線に対する傾きが45°以外の辺801はグリッド線に平行な微小線分802〜805の組み合わせで近似する。
図8(b)で示すように、凸型の角701及び凹型の角706の何れでもない角で、グリッド線を横切る部分が辺のもの806〜807はそれぞれの辺の組み合わせ806〜807で近似する。
図8(c)に示すように、凸型の角701及び凹型の角706の何れでもない角で、グリッド線を横切る部分が頂点のもの808〜809はそれぞれの辺の組み合わせ808〜809での近似に加え、頂点部分をグリッド線に平行な辺810で近似する。
図9はデータ生成方法を表すフローチャートである。図9に示すように、先ずステップ901により、階調値全てを格納する階調値記憶領域を確保し、階調値記憶領域中の全ての階調値を区切られていない非照射部分に対応付けられた階調値で初期化する。次に、ステップ902により、図形一つ分だけ図形データの読み込みを試みる。次に、ステップ903により、ステップ902で図形データを読み込んだならば、ステップ904に進み、既に図形データを全て読み込んだ後で図形データを読み込まなかったならば、ステップ911に進む。ステップ904では、図形データ中の余分な情報を除去し、輪郭線のみを抽出する。次に、ステップ905により、図形データが、図形を二次元配列状に並べたアレイ図形か否か調査し、アレイ図形ならば、ステップ907に進み、アレイ図形ではなく単独図形ならば、ステップ906に進む。ステップ906では、図形データより図形データに応じて各位置のスポットの階調値を決定し階調値記憶領域に書き込む。ステップ906の詳しい内容については、図10で説明する。
ステップ907では、二次元配列上に並べられた個々の図形を一つずつ順に選択する。次に、ステップ908により、選択された個々の図形を単独図形データに変換する。次に909により、906と同じ手続きを用いて単独図形データより階調値を決定し階調値記憶領域に書き込む。次に、ステップ910によりアレイ図形中の全ての図形について処理を終えたか判断し、処理を終えたならば、ステップ902に戻り、未だ処理を終えていないならば、ステップ907へ戻る。ステップ911では決定した階調値を階調値記憶領域よりファイルに出力する。
図10は単独図形データより階調値を決定する方法を表すフローチャートである。図10を参照すると、先ず、ステップ1001により、図形データより決定される階調値全てを格納する階調値一時記憶領域を確保し、階調値一時記憶領域中の全ての階調値を未だ階調値が決定されていないことを示す識別子で一時的に初期化する。次に、ステップ1002により、図形の頂点を一つずつ順に選択する。次に、ステップ1003により、頂点付近のスポットの階調値を決定し階調値一時記憶領域に書き込むと同時に、1つ分外側にあるそれぞれのスポットの階調値一時記憶領域に図形外部であることを示す識別子を一時的に書き込む。ステップ1003の詳しい内容については、図11で説明する。次にステップ1004により、全ての頂点に対して処理を終えたか判断し、終えたならば、ステップ1005に進み、終えてないならば、ステップ1002に戻る。ステップ1005では、図形の辺を一つずつ順に選択する。次にステップ1006により辺付近のスポットの階調値を決定し階調値一時記憶領域に書き込むと同時に、1つ分外側にあるそれぞれのスポットの階調値一時記憶領域に図形外部であることを示す識別子を一時的に書き込む。次にステップ1007により、全ての頂点に対して処理を終えたか判断し、終えたならば、ステップ1008に進み、終えてないならば、ステップ1005に戻る。ステップ1008では、階調値一時記憶領域中の未だ階調値を決定していない部分の内で有効な階調値で囲まれた部分の階調値を区切られていない照射部分に対応付けられた階調値に変換した後に、階調値一時記憶領域中の有効な階調値が書き込まれた部分を階調値記憶領域に複写する。
図11は頂点付近の階調値を決定し階調値一時記憶領域に書き込む方法を表すフローチャートである。図11を参照すると、先ずステップ1101により、角に当る頂点の座標と、同頂点の図形データ上での直後及び直前に当る頂点の座標より角を形成する2つの辺の傾きを調査し、角の当る頂点の図形データ上での直後及び直前に当る頂点を表す要素より辺のどちら側が内側になるかを判断する。
次に、ステップ1102により、先の調査結果から凸型角用のテーブルを使用するか、凹型角用のテーブルを使用するか、それともいずれも使用せずに辺用のテーブルで近似するかを判断し、凸型角用のテーブルを使用するならば、ステップ1103に進み、凹型角用のテーブルを使用するならば、ステップ1106に進み、いずれも使用せずに辺用のテーブルで近似するならば、ステップ1109に進む。ステップ1103では、角の内側で頂点に一番近いスポットの中心座標を算出し、同スポットの中心から頂点への水平及び垂直方向の変位を算出する。
次に、ステップ1104により、凸型用のテーブルから、ステップ1103で算出した変位を元に階調値の組み合わせを選択する。次に、ステップ1105により、ステップ1104で選択された階調値の組み合わせパターンを階調値一時記憶領域に書き込むと同時に、同パターンが書き込まれた部分よりの1つ分外側にあるスポットの階調値を記憶する階調値一時記憶領域に図形外部である事を示す識別子を一時的に書き込む。ステップ1106では、角の内側で頂点に一番近いスポットの中心座標を算出し、同スポットの中心から頂点への水平及び垂直方向の変位を算出する。
次に、ステップ1107により、凹型用のテーブルから、ステップ1106で算出した変位を元に階調値の組み合わせを選択する。次に、ステップ1108により、ステップ1107で選択された階調値の組み合わせパターンを階調値一時記憶領域に書き込むと同時に、同パターンが書き込まれた部分よりの1つ分外側にあるスポットの階調値を記憶する階調値一時記憶領域に図形外部である事を示す識別子を一時的に書き込む。ステップ1109では、辺及び45°線分用のテーブルを使用して頂点付近の階調値を決定する。ステップ1109の詳しい内容については、図12と図13で説明する。
図12は辺付近の階調値を決定し階調値一時記憶領域に書き込む方法を表すフローチャートである。図12を参照すると、先ずステップ1201により、辺の傾きを調査する。次に、ステップ1202により辺がグリッド線に対し45°の傾きをなすか判断し、45°の傾きをなすならば、ステップ1203に進み、45°の傾きをなさないならば、ステップ1206に進む。ステップ1203では、辺の内側で辺に一番近いスポットの中心座標を算出し、同スポットの中心から辺までの水平方向の変位を算出する。次に1204により、45°線分用のテーブルからステップ1203で算出した変位を元に階調値の組み合わせを選択する。
次に、ステップ1205により、ステップ1204で選択された階調値の組み合わせパターンを階調値一時記憶領域に書き込むと同時に、同パターンが書き込まれた部分よりの1つ分外側にあるスポットの階調値を記憶する階調値一時記憶領域に図形外部である事を示す識別子を一時的に書き込む。ステップ1206では、辺が座標軸に対して水平ならば垂直なスポット列毎に分割して以降の処理を行う様に準備し、辺が座標軸に対して垂直ならば水平なスポット列毎に分割して以降の処理を行う様に準備する。
次に、ステップ1207により、ステップ1206で分割された各部分毎に、同部分に対し辺の内側で辺に一番近いスポットの中心座標を算出し同スポットの中心から辺までの水平或いは垂直方向の変位を算出する。次に、ステップ1208により、辺用のテーブルから上記変位を元に階調値の組み合わせを選択する。次にステップ1209により、ステップ1208で選択された階調値の組み合わせパターンを階調値一時記憶領域に書き込むと同時に、同パターンが書き込まれた部分よりの1つ分外側にあるスポットの階調値を記憶する階調値一時記憶領域に図形外部である事を示す識別子を一時的に書き込む。
次に、ステップ1210により、ステップ1206で分割された部分の全てに対してステップ1207〜1209の処理を終えたか判断し、未だステップ1207〜1209の処理を終えていない部分があるならば、ステップ1207に戻り、全ての部分に対してステップ1207〜1209の処理を終えたならば処理を終える。
図13は辺及び45°線分用のテーブルを使用して頂点付近の階調値を決定し階調値一時記憶領域に書き込む方法を表すフローチャートである。図13を参照すると、先ずステップ1301により、角を形成する片方の辺に関して角付近且つ辺付近の部分の階調値を決定し階調値一時記憶領域に書き込む。詳細は図12と同様であり、階調値を決定し書き込む部分が角付近に限られる事だけが異なる。次に、ステップ1302により、ステップ1301と同じ手続きを用いて角を形成するもう片方の辺に関して角付近且つ辺付近の部分の階調値を決定し階調値一時記憶領域に書き込む。次に、ステップ1303により、グリッド線を横切る部分が頂点及び辺のいずれであるか判断し、頂点の部分でグリッド線を横切るならば、ステップ1304へ進み、辺の部分でグリッド線を横切るならば処理を終える。ステップ1304では、角の内側で頂点に一番近いスポットの中心座標を算出し同スポットの中心から頂点までの距離を算出する。次に、ステップ1305により、辺用のテーブルから上記距離を元に階調値の組み合わせを選択する。次に、ステップ1306により、ステップ1305で選択された階調値の組み合わせパターンを階調値一時記憶領域に書き込むと同時に、同パターンが書き込まれた部分よりの1つ分外側にあるスポットの階調値を記憶する階調値一時記憶領域に図形外部である事を示す識別子を一時的に書き込む。
図14は本発明の方式によって生成された描画データを従来方法と比較したものである。図14を参照すると、所望のパターンを参照符号1401で示すと、従来方法で描画データを生成すると参照符号1402のような階調値配列となる。一つのスポット光の階調は40階調であるが、従来方式ではパターンの内部に入っているスポットの階調値が最大の39となり、それ以外は最小の0となる。ここで、0となるスポットの場合は値を記していない。この描画データで描画・現像すると、参照符号1403で示されるの黒塗りの部分のパターンが得られる。灰色線で示された所望のパターンとは大きなずれがあることが分かる。一方、本方式で描画データを生成すると参照符号1404のような階調値配列となる。この描画データで描画・現像すると、参照符号1405の黒塗りの部分のパターンが得られる。灰色線で示された所望のパターンとのずれは従来方式に比べて改善されていることが分かる。さらに、本方式によると、スポットとスポットの間に存在するパターンのエッジであっても1〜4nmの位置制御をもって描画でき、これは従来方式では不可能な事である。
本発明では、半導体集積回路製造用のフォトマスクを作成する描画装置において、描画データを生成するためのソフトウェアが典型的なものである。しかしながら、フォトマスク作成に限らず、半導体集積回路やマイクロ電子デバイス、マイクロ光学デバイスおよびディスプレイデバイスのパターニング装置に対しても用いることが出来るものである。
本発明の実施の形態による描画装置の一例を示した図である。 基板上に照射されるスポット光の形状を示した図である。 スポット光を用いた描画方法を示した図である。 メッシュ状に照射されたスポット光によるパターン描画を示した図である。 本発明のデータ生成方法の一例を示した図である。 本発明によるデータ上の余分な線分を除去する様子を示した図である。 本発明によるパラメータの算出方法の一例を示した図である。 本発明によるパラメータの算出方法の他の例を示した図である。 本発明のデータ生成方法のフローチャートを示した図である。 本発明の単独図形データより階調値を決定する方法を示した図である。 本発明による頂点付近の階調値を決定し、階調値一時記憶領域に書き込む方法を示した図である。 本発明による辺付近の階調値を決定し、階調値一時記憶領域に書き込む方法を示した図である。 本発明による頂点付近の階調値を決定し、階調値一時記憶領域に書き込む方法を示した図である。 従来方式と本発明の方式で生成される描画データと得られるパターンを比較した図である。
符号の説明
100 描画装置
101 光源からの光
102 反射光学系
103 デジタルマイクロミラーデバイス
104 マイクロミラー
105 投影光学系
106 マイクロレンズアレイ
107 ピンホールアレイ
108 縮小投影光学系
109 制御装置
110 基板
111 ステージ
112 描画データ
113 描画データ生成プログラム
114 設計データ
201 基板上のスポット光
202 基板上のスポット光の模式図
203 基板上のスポット光の光量分布
301 描画領域
302 スポット光
303 デジタルミラーデバイスからのスポット光の配列方向
304 スキャン方向
305 スキャン幅
401 スポット光の模式図
402 スポット光配列
403 スポット光配列の模式図
404 グリッド光の中心位置
405 グリッド光の階調値
406 所望のパターン
501 サブメッシュ1つ分の階調値記憶領域
502 図形データ
503 階調値一時記憶領域
504〜509 図形データの角
510〜515 図形データの辺
516〜517 図形データのその他の部分
601 余分な頂点
602 余分な線分
701 凸型の角
702 内側で一番近いスポット光の中心
703 頂点
704 水平方向への変位
705 垂直方向への変位
706 凹型の角
707 左下にあるスポット光の中心
708 頂点
709 水平方向への変位
710 垂直方向への変位
711 傾きが45°の辺
712 内側で一番近いスポット光の中心
713 水平方向への変位
714 グリッド線に平行な辺
715 内側で一番近いスポット光の中心
716 水平方向への変位
801 傾きが45°以外の辺
802〜805 グリッド線に平行な微小線分
806,807 グリッド線を横切る部分が辺のもの
808,809 グリッド線を横切る部分が頂点のもの
810 グリッド線に平行な辺
901 階調地記憶領域を確保する処理
902 図形データを一つだけ読み込む処理
903 既に図形データを読み込んだ後かの判定
904 余分な線分を除去する処理
905 図形データはアレイ図形のそれかの判定
906 図形から階調値を決定し、階調値記憶領域に書き込む処理
907 アレイ図形中の個々の図形を一つずつ順に選択する処理
908 選択した図形を単独図形データに変換する処理
909 図形から階調値を決定し階調値記憶領域に書き込む処理
910 アレイ図形中の全ての図形について処理を終えたかの判定
911 階調値記憶領域から階調値をファイルに出力する処理
1001 階調値一時記憶領域を確保し初期化する処理
1002 図形の頂点を一つずつ順位選択する処理
1003 頂点付近の階調値を決定し、階調値一時記憶領域に書き込む処理
1004 全ての頂点に対して処理を終えたかの判定
1005 図形の辺を一つずつ順位選択する処理
1006 辺付近の階調値を決定し、階調値一時記憶領域に書き込む処理
1007 全ての辺に対して処理を終えたかの判定
1008 図形内部の階調値を決定し、階調値一時記憶領域に書き込む処理
1101 辺の傾き及び内側かを調査する処理
1102 どのテーブルを参照するかを判定
1103 頂点への変位を計算する処理
1104 凸型用のテーブルから階調値の組み合わせを選択する処理
1105 階調値の書き込み、図形外部識別子の書き込み処理
1106 頂点への変位を計算する処理
1107 凹型用のテーブルから階調値の組み合わせを選択する処理
1108 階調値の書き込み、図形外部識別子の書き込み処理
1109 辺及び45°線分用のテーブルから階調値を選択して書き込む処理
1201 辺の傾きを調査する処理
1202 45°線分用かを判定
1203 一番近いスポットまでの距離を計算する処理
1204 45°線分用のテーブルから階調値を選択する処理
1205 階調値の書き込み、図形外部識別子の書き込み処理
1206 辺の水平あるいは垂直方向への分割処理
1207 一番近いスポットまでの距離を計算する処理
1208 辺用のテーブルから階調値を選択する処理
1209 階調値の書き込み、図形外部識別子の書き込み処理
1210 全ての部分について処理を終えたかの判定
1301 角付近かつ辺付近の部分の階調値を決定、書き込み処理
1302 角付近かつ辺付近の部分の階調値を決定、書き込み処理
1303 グリッド線を横切る部分は頂点及び辺のいずれかかの判定
1304 一番近いスポットまでの距離を計算する処理
1305 辺用のテーブルから階調値を選択する処理
1306 階調値の書き込み、図形外部識別子の書き込み処理
1401 所望のパターン
1402 従来方式で生成された描画データ
1403 従来方式で得られるパターン
1404 本方式で生成された描画データ
1405 本方式で得られるパターン

Claims (22)

  1. 多階調で制御可能なスポット光を二次元配列状に基板上の感光膜に照射する機能を備えた露光装置において、前記スポット光の各々の階調値を設計図形データに基づいて生成する方法であって、図形の特徴で分類され、かつ、図形の座標情報に対応付けられた前記階調値の組み合わせを予め記述した参照データを用い、前記各スポット位置近傍における前記設計図形データ中の前記特徴を判別し、その座標情報に対応した前記参照データ中の階調値の組み合わせを選択し、階調値を決定することを特徴とするデータ生成方法。
  2. 請求項1に記載のデータ生成方法において、前記図形の特徴として、
    1本の直線で区切られた領域、2本の平行直線で区切られた領域、同じ点を端点とする2本の半直線で区切られた領域、及び区切られていない領域の内の少なくとも一つの領域を含むことを特徴とするデータ生成方法。
  3. 請求項1又は2に記載のデータ生成方法において、図形の座標情報として、図形の特徴位置から当該スポット中心点の距離情報と、当該スポット中心点が図形の内部に存在するか否かという判別情報とを用い、前記距離情報および前記判別情報により、当該スポット中心点が属する前記図形の特徴領域を決定することを特徴とするデータ生成方法。
  4. 請求項1乃至3の内のいずれか一つに記載のデータ生成方法において、1本の直線で区切られた領域において、2つのスポットを対応付けることを特徴とするデータ生成方法。
  5. 請求項1乃至3の内のいずれか一つに記載のデータ生成方法において、同じ点を端点とする2本の半直線で区切られた領域において、前記端点の内側および外側のスポットを対応付けることを特徴とするデータ生成方法。
  6. 請求項1乃至3の内のいずれか一つに記載のデータ生成方法において、2本の平行直線で区切られた領域において、3つのスポットを対応付けることを特徴とするデータ生成方法。
  7. 請求項1乃至3の内のいずれか一つに記載のデータ生成方法において、区切られていない領域において、1つのスポットを対応付けることを特徴とするデータ生成方法。
  8. 多階調で制御可能なスポット光を二次元配列状に基板上の感光膜に照射する機能を備えた露光装置において、前記スポット光の各々の階調値を設計図形データに基づいて生成する装置であって、図形の特徴で分類され、かつ、図形の座標情報に対応付けられた前記階調値の組み合わせを予め記述した参照データを用い、前記各スポット位置近傍における前記設計図形データ中の前記特徴を判別し、その座標情報に対応した前記参照データ中の階調値の組み合わせを選択し、階調値を決定する階調値決定手段を有することを特徴とするデータ生成装置。
  9. 請求項8に記載のデータ生成装置において、前記図形の特徴として、1本の直線で区切られた領域、2本の平行直線で区切られた領域、同じ点を端点とする2本の半直線で区切られた領域、及び区切られていない領域の内の少なくとも一つの領域を含むことを特徴とするデータ生成装置。
  10. 請求項8又は9に記載のデータ生成装置において、前記階調値決定手段は、前記図形の座標情報として、図形の特徴位置から当該スポット中心点の距離情報と、当該スポット中心点が図形の内部に存在するか否かという判別情報とを用い、前記距離情報および前記判別情報により、当該スポット中心点が属する前記図形の特徴領域を決定する手段を備えていることを特徴とするデータ生成装置。
  11. 請求項8乃至10の内のいずれか一つに記載のデータ生成装置において、1本の直線で区切られた領域において、2つのスポットを対応付ける手段を有することを特徴とするデータ生成装置。
  12. 請求項8乃至10の内のいずれか一つに記載のデータ生成装置において、同じ点を端点とする2本の半直線で区切られた領域において、前記端点の内側および外側のスポットを対応付ける手段を有することを特徴とするデータ生成装置。
  13. 請求項8乃至10の内のいずれか一つに記載のデータ生成方装置において、2本の平行直線で区切られた領域において、3つのスポットを対応付ける手段を有することを特徴とするデータ生成装置。
  14. 請求項8乃至10の内のいずれか一つに記載のデータ生成装置において、区切られていない領域において、1つのスポットを対応付ける手段を有することを特徴とするデータ生成装置。
  15. 多階調で制御可能なスポット光を二次元配列状に基板上の感光膜に照射する機能を備えた露光装置における前記スポット光の各々の階調値を設計図形データに基づいて生成するプログラムであって、図形の特徴で分類され、かつ、図形の座標情報に対応付けられた前記階調値の組み合わせを予め記述した参照データを用い、前記各スポット位置近傍における前記設計図形データ中の前記特徴を判別し、その座標情報に対応した前記参照データ中の階調値の組み合わせを選択し、階調値を決定する階調値決定手段を備えていることを特徴とするプログラム。
  16. 請求項15に記載のプログラムにおいて、前記図形の特徴として、1本の直線で区切られた領域、2本の平行直線で区切られた領域、同じ点を端点とする2本の半直線で区切られた領域、及び区切られていない領域の内の少なくとも一つの領域を含むことを特徴とするプログラム。
  17. 請求項15又は16に記載のプログラムにおいて、前記階調値決定手段は前記図形の座標情報として、図形の特徴位置から当該スポット中心点の距離情報と、当該スポット中心点が図形の内部に存在するか否かという判別情報とを用い、前記距離情報および前記判別情報により、当該スポット中心点が属する前記図形の特徴領域を決定する手段を備えていることを特徴とするプログラム。
  18. 請求項15乃至17の内のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、1本の直線で区切られた領域において、2つのスポットを対応付ける手段を備えていることを特徴とするプログラム。
  19. 請求項15乃至17の内のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、同じ点を端点とする2本の半直線で区切られた領域において、前記端点の内側および外側のスポットを対応付ける手段を備えていることを特徴とするプログラム。
  20. 請求項15乃至17の内のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、2本の平行直線で区切られた領域において、3つのスポットを対応付ける手段を備えていることを特徴とするプログラム。
  21. 請求項15乃至17の内のいずれか一つに記載のプログラムにおいて、区切られていない領域において、1つのスポットを対応付ける手段を備えていることを特徴とするプログラム。
  22. 多階調で制御可能なスポット光を二次元配列状に基板上の感光膜に照射する機能を備えた露光装置において、描画データを生成するデータ生成手段と、前記データ生成手段からの描画データに基づいて前記スポット光の照射位置と前記スポット光の露光を制御する制御手段とを備え、前記データ生成手段は、請求項8乃至14の内のいずれかに記載のデータ生成装置からなることを特徴とする露光装置。
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