JP2006292716A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 文字盤の構成に工夫を凝らして、部品点数、組付け工数を低減可能な表示装置を提供する。
【解決手段】 文字盤2の背後に配置された発光ダイオード4が発する光を文字盤2の外周方向へ反射するためのリフレクタ21を、文字盤2と一体的に形成し、且つ発光ダイオード4を、その光軸Pがリフレクタ21と交差するようにして配置している。これにより、発光ダイオード4からの光を高効率で文字盤2の照明に利用可能としつつ、部品点数、組付け工数を低減可能な表示装置を提供できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、表示装置に関するもので、たとえば自動車等に用いて好適である。
従来の表示装置として、たとえば、文字盤をその裏側に配置された光源からの光により透過照明する計器装置であって、指針軸の軸方向において光源と対向し光源からの光を外周側に反射する反射部を備えたものがある(特許文献1参照)。
上述の従来の表示装置において、反射部は、文字盤とは別の独立した部品である反射体の一部として形成されている。
特許第3314869号公報
上述した従来の表示装置では、反射部を文字盤とは別の独立した部品として形成しているため、表示装置の部品点数、組付け工数が増加するという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みて成されたものであり、その目的は、文字盤の構成に工夫を凝らして、部品点数、組付け工数を低減可能な表示装置を提供することである。
本発明は、上記目的を達成する為に以下の技術的手段を採用する。
本発明の請求項1に記載の表示装置は、透光性材料からなる文字盤と、文字盤の裏面側に配置されて文字盤を透過照明する光源と、文字盤の裏面側に配置され且つその駆動軸を文字盤に設けられた貫通孔を介して文字盤の前面側に延出するムーブメントと、駆動軸の先端に固定されて文字盤の表面に沿って回動する指針とを備え、文字盤の貫通孔の周縁に光源が発する光を文字盤の外周側へ向けて反射する反射部が文字盤と一体的に形成され、光源はその光軸が反射部と交差するように配置されることを特徴としている。
上述の構成によれば、反射部が文字盤と一体的に形成されているので、従来の表示装置における反射体を不要として、部品点数、組付け工数が低減可能な表示装置を提供することができる。
また、上述の構成においては、光源はその光軸が反射部と交差するように配置されている、つまり光源から発する光の輝度が最も高い方向の延長上に反射部が設けられている。
これにより、光源からの光を高効率で文字盤の照明に利用することができる。
本発明の請求項2に記載の表示装置は、反射部に光反射層を設けたことを特徴としている。
上述の構成において、光反射層としては、文字盤の素地よりも光反射率の高い材質、たとえば、白色塗装膜、アルミ等の金属蒸着層などが用いられる。
これにより、光源からの光を高効率で文字盤の照明に利用することができる。
本発明の請求項3に記載の表示装置は、文字盤を、透光性材料からなる薄板に光反射層を形成した後に反射部を成型加工により形成したものであることを特徴としている。
反射部は、その機能上文字盤の外周側部分、すなわち指針に対応した目盛や数字等が設けられる部分に対して傾斜して形成される。言い換えると、反射部が形成された文字盤は一様な平面ではなくて立体的な形状となっている。立体的な部材に光反射層を形成することは困難でありコスト上昇を伴う。
そこで、文字盤を、透光性材料からなる薄板に光反射層を形成した後に反射部を成型加工により形成すれば、容易且つ安価に文字盤を製作することができる。
本発明の請求項4に記載の表示装置は、文字盤の背面に、光源が発する光を反射部へ導き且つ反射部における反射光を文字盤へ導く導光体を備えることを特徴としている。
上述の構成によれば、光源が発する光を導光体内を進行させて文字盤へ導くことで、光源、文字盤間における光の損失、すなわち、光源からの光が文字盤以外の方向へ散逸することを抑制できる。したがって、光源からの光を高効率で文字盤の照明に利用することができる。
本発明の請求項5に記載の表示装置は、文字盤は、透光性材料からなる薄板に光反射層を形成した後に反射部を成型加工により形成した基板とこの基板の前面側に装着され且つ表示意匠を備え透光性材料からなる意匠板とから構成されることを特徴としている。
上述の構成によれば、意匠板の形状を工夫することにより文字盤形状をより立体感に富むものとして、表示装置の見映えを斬新なものとすることができる。
本発明の請求項6に記載の表示装置は、意匠板は表示装置の視認方向において基板の反射部と重なるように形成されることを特徴としている。
文字盤を構成する基板を薄板の成型加工によって製作した場合、文字盤の前面側、すなわち視認者側に反射部の形状が現れて文字盤の見映えが低下する恐れがある。そこで、本発明の請求項6に記載の表示装置のような構成とすれば、意匠板により基板の反射部形状を覆って視認者から見えなくすることができる。したがって、表示装置の見映えを斬新なものとすることができる。
以下、本発明による表示装置を、自動車の車室内に設置されたコンビネーションメータ1に適用した場合を例に図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による表示装置であるコンビネーションメータ1の正面図である。なお、図1において、上方が自動車の上方であり、左右方向が自動車の幅方向となっている。
図2は、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の断面図であり、図1中のII−II線断面図である。なお、図2において、左方が運転席であり、コンビネーションメータ1は、図2において、左側から視認される。
図3は、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する模式図である。
コンビネーションメータ1は、当該自動車の車室内の運転席前方に運転者が視認可能に設けられ、当該自動車の作動状態に関する情報(走行速度、エンジン回転数等)およびその他の各種情報を指針計器等により表示するものである。
コンビネーションメータ1は、当該自動車の走行速度を、図1に示すように、目盛や数字等を備えた文字盤2および文字盤2の表面に沿って回動する指針7の回動角度位置により運転者に視認可能に指示するものである。
以下に、コンビネーションメータ1の構成について説明する。
文字盤2は、透光性材料、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等の薄板から形成されている。文字盤2は、図1に示すように、走行速度を指示するための目盛2a、数字2bおよび文字2cを備えている。目盛2a、数字2bおよび文字2cは、上述の透光性材料からなる薄板の表面あるいは裏面に塗料皮膜を印刷等により施して形成されている。
ここで、文字盤2の目盛2a、数字2bおよび文字2cの形成方法の例を説明する。
先ず、透光性材料からなる一様な平板状の薄板の裏面に、目盛2a、数字2bおよび文字2cの各輪郭を完全に包含するように透光性白色皮膜を印刷等により施し、次に、この薄板の表面に目盛2a、数字2bおよび文字2cの各輪郭の外側部分に、遮光性黒色皮膜を印刷等により施す。これにより、目盛2a、数字2bおよび文字2cは透光性白色皮膜で、目盛2a、数字2bおよび文字2c以外の背景部分は遮光性黒色皮膜でそれぞれ覆われる。したがって、文字盤2が後述する光源である発光ダイオード4からの光に図2の右方から照射されると、目盛2a、数字2bおよび文字2cのみが透過照明されて白色で発光表示される。
文字盤2の略中央部には、図2に示すように、貫通孔22が設けられている。貫通孔22は、文字盤2の背後(図2において右側)に配置された後述するムーブメント6の駆動軸であるシャフト61を文字盤2の前面側(図2の左側)に延出させるためのものである。
文字盤2の貫通孔22の周縁には、図2に示すように、反射部であるリフレクタ21が、文字盤2と一体的に形成されている。リフレクタ21は、光源である発光ダイオード4が発する光を文字盤2の外周側、すなわち目盛2a、数字2bおよび文字2cが形成されている部分へ向けて反射するためのものである。したがって、リフレクタ21は、目盛2a、数字2bおよび文字2cの配列形状に対応して、図1に示すように、部分円錐面状に形成されている。
リフレクタ21の裏面(図2の右側の面)には、図2に示すように、光反射層としてのアルミ蒸着膜3が形成されている。アルミ蒸着膜3は、文字盤2の裏面の少なくともリフレクタ21全体を覆うように形成されている。これにより、リフレクタ21に入射した発光ダイオード4からの光の反射率を高めて、文字盤2の透過照明への光利用効率を高めることができる。
ここで、文字盤2のリフレクタ21の形成工程について説明する。
先ず、透光性材料からなる一様な平板状薄板の裏面の所定の位置にアルミ蒸着膜3を形成する。所定の位置とは、少なくとも後にプレス加工を施してリフレクタ21となる部分である。次に、上述したように、印刷等により透光性白色皮膜および遮光性黒色皮膜を施して目盛2a、数字2bおよび文字2cを形成する。次に、アルミ蒸着膜3の形成、目盛2a、数字2bおよび文字2cの印刷が完了した透光性材料からなる一様な平板状薄板に熱間プレス加工等を施して、円錐面状のリフレクタ21を形成する。
このように、プレス加工等により円錐面状のリフレクタ21を形成するより先に、透光性材料の薄板の一様な平板状態においてアルミ蒸着膜3の形成、目盛2a、数字2bおよび文字2cの印刷を行うことで、アルミ蒸着膜3の形成、目盛2a、数字2bおよび文字2cの印刷を容易且つ高い位置精度で実施することができる。
文字盤2の裏側(図2において右側)には、文字盤2を透過照明する光源としての発光ダイオード4が配置されている。発光ダイオード4は、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、白色発光ダイオードが用いられている。発光ダイオード4は、図2に示すように、その光軸Pがリフレクタ21と交差するようにして配置されている。これにより、発光ダイオード4が発する光量のできるだけ多くをリフレクタ21に入射させることが可能となる。
発光ダイオード4が発する光は、図2中において矢印で示すように進行して、文字盤2を透過照明する。
なお、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、文字盤2の発光輝度を均一化し且つ高めるために、3個の発光ダイオード4を、図1に示すように、配置している。発光ダイオード4は、図2に示すように、文字盤2の裏面側に配置されたプリント基板5に実装されている。
文字盤2の裏面側(図2において右側)には、ムーブメント6が配置されている。ムーブメント6は、その駆動軸であるシャフト61を介して後述する指針7を文字盤2の表面に沿って回動されるためのものである。ムーブメント6は、たとえば交差コイル式アクチュエータあるいはステッピングモータ等が用いられている。
ムーブメント6のシャフト61は、図2に示すように、文字盤2の貫通孔22を介して文字盤2の前面側(図2において左側)に延出するとともに、その先端には、指針7が固定されている。指針7は、シャフト61と一体的に回動する。ムーブメント6は、図2に示すように、プリント基板5に実装されている。
指針7は、透光性材料、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から形成されている。指針7は、文字盤2の裏側(図2の右側)に配置される発光ダイオード8が発する光により照明されて発光表示される。発光ダイオード8は、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、白色発光ダイオードが用いられている。すなわち、指針7の裏面71には、印刷あるいはホットスタンプ等により赤色に着色され、且つ指針7には、図2に示すように、反射面72が設けられている。
発光ダイオード8からの光は、図2中の矢印で示すように進行して、指針7に入射し、反射面72で指針7の先端方向に向けて反射され、さらにこの反射光が裏面71で運転者の視認方向に反射される。これにより、指針7は、赤色で発光表示される。
指針7には、図2に示すように、指針7の反射面72およびその近傍を覆う遮光キャップ9が取り付けられている。遮光キャップ9は、遮光性を有する材質、たとえば黒色の樹脂材料等から形成され、発光ダイオード8からの光が、直接視認者の眼に入射して視認者が眩惑されることを防止している。指針7照明用の発光ダイオード8も、文字盤2照明用の発光ダイオード4と同様に、図2に示すように、プリント基板5に実装されている。
プリント基板5は、たとえばガラスエポキシ基板等から形成され、コンビネーションメータ1の電気回路部を形成している。
プリント基板5には、図2に示すように、発光ダイオード4、発光ダイオード8の点灯・消灯制御および指針7を回動させるムーブメント6の駆動制御を行うためのコントローラ14が実装されている。コントローラ14は、たとえばマイクロコンピュータ等から構成されている。
文字盤2およびプリント基板5は、図2に示すように、ケーシング10に保持・固定されている。ケーシング10は、たとえば樹脂材料等から形成されている。ケーシング10には、図2に示すように、遮光筒部10aが形成され、その両端部は、文字盤2の裏面およびプリント基板5に密着している。これにより、発光ダイオード8が発する光が文字盤2を照射する、あるいは、発光ダイオード5が発する光が指針7に入射することを防止して、コンビネーションメータ1の良好な見映えを維持している。
文字盤2の視認者側(図2の左側)には見返し板11が取り付けられ、さらに見返し板11の先端部分には、図2に示すように、透明カバー12が設置されている。透明カバー12は、透明な樹脂あるいはガラス等の薄板から形成されて、コンビネーションメータ1内部への埃、水分の侵入を防止している。
ケーシング10の背面側には、図2に示すように、リヤカバー13が装着されている。リヤカバー13は、たとえば樹脂材料等から形成され、コンビネーションメータ100内部への埃、水分等の侵入を防止している。
次に、以上説明した、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成および作動について、図3に基づいて説明する。
図3に示すように、コントローラ14には、バッテリ17から電力が常時供給されている。また、コントローラ14は、イグニッションスイッチ16が、その作動状態(ONまたはOFF)を検出可能に接続されている。
コントローラ14には、図4に示すように、自動車の走行速度を検出する速度センサ15が検出信号を入力可能に接続されている。
コントローラ14には、図4に示すように、発光ダイオード4、ムーブメント6および発光ダイオード8が接続されている。
コントローラ14は、イグニッションスイッチ16の作動状態を検出し、イグニッションスイッチ16がON状態の時には、各発光ダイオード4、8を点灯させるとともに、速度センサ15からの検出信号に基づいて当該自動車の走行速度を算出し、算出した走行速度を指針7が文字盤2上に指示するようムーブメント6を駆動する。一方、イグニッションスイッチ18がOFF状態の時には、各発光ダイオード4、8を消灯させるとともに、指針7が文字盤2上において走行速度0km/hを指示するようムーブメント6を駆動する。あるいは、ムーブメント6への通電を停止する。ムーブメント6への通電を停止した場合は、ムーブメント6のシャフト61は、リターンスプリング(図示せず)の弾性力等により指針7が0km/hを指示する位置まで回転する。
次に、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の特徴である、文字盤2の構成による作用効果について説明する。
本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、文字盤2の背後に配置された発光ダイオード4が発する光を文字盤2の外周方向へ、詳しくは文字盤2に形成された目盛2a、数字2bおよび文字2c方向へ反射してこれらを透過照明するためのリフレクタ21を、透光性材料からなる薄板に熱間プレス加工等を施して文字盤2と一体的に形成している。
従来の表示装置においては、光源からの光を文字盤に向けて反射するための反射部は、文字盤とは別の独立した部品である反射体の一部として形成されている。このため、表示装置の部品点数、組付け工数が増加するという問題があった。
本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、リフレクタ2を文字盤2と一体に形成することにより、部品点数、組付け工数を低減することができる。
本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、発光ダイオード4は、その光軸Pがリフレクタ21と交差するようにして配置されている。これにより、発光ダイオード4が発する光量のできるだけ多くをリフレクタ21に入射させて、発光ダイオード4からの光を高効率で文字盤2の照明に利用することができる。
本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、リフレクタ21に、光反射層としてのアルミ蒸着膜3、すなわち文字盤2の素地よりも光反射率の高い膜を形成している。これにより、発光ダイオード4からの光を高効率で文字盤2の照明に利用することができる。したがって、文字盤2において所定の発光輝度を得るために必要な醗酵の個数を低減すること、あるいは発光ダイオード4の駆動電流値を減少させることにより、コンビネーションメータ1のコストの低減、あるいはコンビネーションメータ1の消費電流の低減が可能となる。
本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1においては、アルミ蒸着膜3の形成、目盛2a、数字2bおよび文字2cの印刷が完了した透光性材料からなる一様な平板状薄板に熱間プレス加工等を施して、円錐面状のリフレクタ21を形成している。一様な平板状薄板へのアルミ蒸着膜3の形成、目盛2a、数字2bおよび文字2cの印刷は容易に実施できる。したがって、文字盤2へのアルミ蒸着膜3の形成、目盛2a、数字2bおよび文字2cの印刷を容易且つ高い位置精度で実施することができる。
なお、以上説明した、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1において、ケーシング10を樹脂材料から形成する場合、樹脂を明色、たとえば白色等に着色すれば、リフレクタ21における反射光のうち文字盤2以外の方向に進行した光を文字盤2へ向けて反射させ、発光ダイオード4が発する光の利用効率をさらに高めることが可能となる。
(第2実施形態)
図4に、本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1の断面図を示す。
本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1は、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1に対して、文字盤2の裏側に、図4に示すように、導光体18を追加配置した点が異なっている。
導光体18は、透光性材質、たとえば、無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等から形成されている。導光体18は、発光ダイオード4から発せられた光を、リフレクタ21へ導くとともに、リフレクタ21、すなわちアルミ蒸着膜3で反射した反射光を文字盤2へ導くためのものである。
導光体18は、図4に示すように、入射面18aおよび反射面18bを備えている。発光ダイオード4から発せられた光は、入射面18aから導光体18内へ入射しリフレクタ21に入射する。リフレクタ21、すなわちアルミ蒸着膜3で反射した反射光は、その一部は、図4に示すように、文字盤2へ直接入射し文字盤2から視認者方向へ出射する。また、アルミ蒸着膜3で反射した反射光の一部は、図4に示すように、導光体18の反射面18bに入射し、そこで反射して文字盤2へ入射し文字盤2から視認者方向へ出射する。
本発明の第2実施形態によるコンビネーションメータ1においては、発光ダイオード4が発する光を導光体18内を進行させて文字盤2へ導くことで、リフレクタ21における反射光のうち、文字盤2以外の方向へ進行する光をも文字盤2の透過照明に利用することができる。したがって、光源からの光を高効率で文字盤の照明に利用することができる。
(第3実施形態)
図5に、本発明の第3実施形態によるコンビネーションメータ1の正面図を示す。
図6に、図5のVI−VI線断面図を示す。
本発明の第3実施形態によるコンビネーションメータ1は、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1に対して、文字盤の構成を変更したものである。すなわち、本発明の第3実施形態によるコンビネーションメータ1では、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の文字盤2に替えて文字盤200を用いている。
文字盤200以外の構成は、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の場合と同一である。
以下に、本発明の第3実施形態によるコンビネーションメータ1の特徴である文字盤200の構成について説明する。
文字盤200は、図6に示すように、透光性材料、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等の薄板からなる基板210と、基板210の前面側(図6において左側)に装着された意匠板220とから構成されている。
基板210は、図6に示すように、プレス加工を施すことにより反射部であるリフレクタ230が設けられている。リフレクタ230の裏面(図2の右側の面)には、図6に示すように、光反射層としてのアルミ蒸着膜3が形成されている。アルミ蒸着膜3は、基盤210の裏面の少なくともリフレクタ230全体を覆うように形成されている。これにより、リフレクタ230に入射した発光ダイオード4からの光の反射率を高めて、文字盤200の透過照明への光利用効率を高めることができる。なお、基板210へのアルミ蒸着膜3形成は、本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の文字盤2の場合と同様に、リフレクタ230をプレス加工により形成する前に行われる。
意匠板220は、図6に示すように、表示意匠である目盛220a、数字221bおよび文字221cを備えている。意匠板220は、透光性材質からなる薄板、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等の薄板からなるシート221と、その背後に密着配置された板状の樹脂材料、たとえば無色透明のポリカーボネート樹脂あるいはアクリル樹脂等からなるモールド部222とから構成されている。すなわち、文字盤220は、モールド部222を型成形するときに、シート221をインモールド成形することにより形成されている。シート221には、表示意匠としての目盛孔221a、数字221bおよび文字221cが設けられている。すなわち、シート221には、目盛孔221aが貫通孔として形成され、数字221bおよび文字221cが印刷等により透光性着色層を設けて形成されている。目盛221a、数字221bおよび文字221cの周囲の背景部には遮光性着色層、例えば遮光性黒色層が設けられている。ここで、目盛220aは、インモールド成形時にモールド部222がシート221の目盛孔221aから意匠板220の前面側突出して形成されている。すなわち目盛220aは、意匠板220の前面側に突出した透明な立体として形成されている。
基板210および意匠板220には、図6に示すように、ムーブメント6のシャフト61を挿通させるための貫通孔211および貫通孔220bがそれぞれ設けられている。
また、意匠板220は、図6に示すように、コンビネーションメータ1の視認方向(図6の左右方向)において基板210のリフレクタ230と重なるように、言い換えるとリフレクタ230を覆うような形状に形成されている。
本発明の第3実施形態によるコンビネーションメータ1においては、発光ダイオード4が点灯されると、文字盤200では、数字221bおよび文字221cが意匠板220に施された透光性着色層の色で発光表示され、目盛220aは、発光ダイオード4の発光色、すなわち白色で発光表示される。
以上説明した文字盤200を用いた本発明の第3実施形態によるコンビネーションメータ1においても、第1実施形態の場合と同様の効果、すなわち、リフレクタ230を文字盤200と一体に形成することによる部品点数および組付け工数の低減、および発光ダイオード4の光軸Pをリフレクタ230と交差させて配置したことによる発光ダイオード4が発する光の文字盤200の照明への利用効率向上が得られる。
さらに、リフレクタ230、詳しくはリフレクタ230の反対側、つまり視認側の凹部を意匠板220で覆い運転者の視線から遮ることにより、コンビネーションメータ1の見映えを向上させることができる。
また、文字盤200を基板210と意匠板220とから構成したことにより、文字盤200の視認側形状の設定自由度を向上することができ(たとえば、目盛220aを立体として形成する等)、コンビネーションメータ1の見映えを斬新なものとすることができる。
なお、以上説明した、本発明の第1〜第3実施形態によるコンビネーションメータ1においては、文字盤2および文字板200の地色を黒色としているが、黒色に限る必要は無く他の色、たとえば濃青色、濃灰色、銀色等としてもよい。
また、以上説明した、本発明の第1〜第3実施形態によるコンビネーションメータ1においては、文字盤2および文字板200の地色を遮光性黒色としているが、遮光性とする必要は無く、透光性として、文字盤2および文字板200の地の部分、および目盛2a、数字2bおよび文字2cの両方が発光表示される構成としても良い。
また、以上説明した、本発明の第1実施形態および第2実施形態によるコンビネーションメータ1においては、文字盤2上の目盛2a、数字2bおよび文字2cの色を白色としているが、これらを白色に限定する必要はなく、他の色、たとえば黄色、黄緑色、水色等としてもよい。また、目盛2a、数字2bおよび文字2cを全て同色とする必要はなく、目盛2a、数字2bおよび文字2cのうち少なくとも一つを異なる色で形成してもよい。目盛2a、数字2bおよび文字2cの色は、文字盤2の地色と組合わせたときに、視認性が高く、また調和のとれた色の組合せとすれば、コンビネーションメータ1の見映えを良好なものにできる。
また、以上説明した、本発明の第1〜第3実施形態によるコンビネーションメータ1においては、発光ダイオード4の個数を3個としているが、3個に限定する必要は無く、文字盤2の発光輝度、すなわち目盛2a、数字2bおよび文字2cの発光輝度、あるいは文字板200の発光輝度が均一であれば、いくつであってもよい。
また、以上説明した、本発明の第1〜第3実施形態によるコンビネーションメータ1においては、文字盤2および文字盤200照明用光源である発光ダイオード4として白色発光ダイオードを用いているが、他の発光色、たとえば緑色、黄色、橙色等の発光ダイオードを用いてもよい。その場合、目盛2a、数字2bおよび文字2cを透光性白色で着色すれば、これらは、発光ダイオード4の発光色で発光ダイオード表示される。
また、以上説明した、本発明の第1〜第3実施形態によるコンビネーションメータ1においては、文字盤2および文字盤200照明用光源として発光ダイオード4を用いているが、他の種類の光源、たとえば電球、放電灯等に置き換えてもよい。
また、以上説明した、本発明の第1〜第3実施形態によるコンビネーションメータ1では、指針7の裏面71を赤色で着色し且つ発光ダイオード8として白色発光ダイオードを用いて、指針7を赤色で発光表示しているが、赤色に限定する必要は無く、指針7の裏面71を他の色で着色し、その色で発光表示してもよい。
また、以上説明した、本発明の第1〜第3実施形態によるコンビネーションメータ1では速度計を例に説明しているが、速度計に限る必要は無く、他の種類の計器、たとえばエンジン回転計、冷却水温度計、時計等に適用してもよい。
また、本発明の表示装置の実施形態を、自動車に搭載されるコンビネーションメータ1を例に説明しているが、自動車用のコンビネーションメータ1に限定する必要はなく、車両用以外の用途の各種機器、たとえば民生用機器等に搭載される表示装置に適用してもよい。
本発明の第1実施形態による表示装置であるコンビネーションメータ1の正面図である。 図1中のII−II線断面図である。 本発明の第1実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する模式図である。 本発明の第1実施形態による表示装置であるコンビネーションメータ1の断面図であり、図1中のII−II線断面図に相当する。 本発明の第3実施形態によるコンビネーションメータ1の正面図である。 図5のVI−VI線断面図である。
符号の説明
1 コンビネーションメータ(表示装置)
2 文字盤
21 リフレクタ(反射部)
22 貫通孔
2a 目盛
2b 数字
2c 文字
3 アルミ蒸着膜(光反射層)
4 発光ダイオード(光源)
5 プリント基板
6 ムーブメント
61 シャフト(駆動軸)
7 指針
8 発光ダイオード
9 遮光キャップ
10 ケーシング
11 見返し板
12 透明カバー
13 リヤカバー
14 コントローラ
15 速度センサ
16 イグニッションスイッチ
17 バッテリ
18 導光体
18a 入射面
18b 反射面
200 文字盤
210 基板
211 貫通孔
220 意匠板
220a 目盛(表示意匠)
220b 貫通孔
221 シート
221a 目盛孔(表示意匠)
221b 数字(表示意匠)
221c 文字(表示意匠)
222 モールド部
230 リフレクタ(反射部)

Claims (6)

  1. 透光性材料からなる文字盤と、
    前記文字盤の裏面側に配置されて前記文字盤を透過照明する光源と、
    前記文字盤の裏面側に配置され且つその駆動軸を前記文字盤に設けられた貫通孔を介して前記文字盤の前面側に延出するムーブメントと、
    前記駆動軸の先端に固定されて前記文字盤の表面に沿って回動する指針とを備え、
    前記文字盤の前記貫通孔の周縁に前記光源が発する光を前記文字盤の外周側へ向けて反射する反射部が前記文字盤と一体的に形成され、
    前記光源はその光軸が前記反射部と交差するように配置されることを特徴とする表示装置。
  2. 前記反射部に光反射層を設けたことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記文字盤は、透光性材料からなる薄板に前記光反射層を形成した後に前記反射部を成型加工により形成したものであることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記文字盤の背面に、前記光源が発する光を前記反射部へ導き且つ前記反射部における反射光を前記文字盤へ導く導光体を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 前記文字盤は、透光性材料からなる薄板に前記光反射層を形成した後に前記反射部を成型加工により形成した基板と前記基板の前面側に装着され且つ表示意匠を備え透光性材料からなる意匠板とから構成されることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  6. 前記意匠板は表示装置の視認方向において前記基板の前記反射部と重なるように形成されることを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
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