JP2006292340A - 冷凍装置の冷媒分配装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 液化冷媒を均等に蒸発器に分配するとともに気化冷媒をノズル部の抵抗を受けることなく効率よく蒸発器に送る冷凍装置の冷媒分配装置を提供する。
【解決手段】 製氷機における製氷板20の冷媒通路に液化冷媒及び気化冷媒を分配して送る冷凍装置の分配装置(ディストリビュータ)50は、液化冷媒の流速を増すようにするノズル部52の貫通孔52の流出端部を冷媒流出口51dが分岐する近傍に設けられている。また、気化冷媒流入口51bは、ノズル部52に遮られることなく分配前室51cに連通接続している。
【選択図】 図3

Description

本発明は、冷凍装置の冷媒分配装置に関するもので、特に、液化冷媒と気化冷媒を複数の蒸発器に分配して送る冷凍装置の冷媒分配装置に関するものである。
液化冷媒と気化冷媒を複数の蒸発器に分配して送る冷凍装置の冷媒分配装置は、下記の特許文献1に記載されたものがある。このような冷凍装置の冷媒分配装置は、装置本体(本体)内の弁室に設けられた球弁により液化冷媒と気化冷媒を切り替える。冷媒流入口からノズル部(オリフィス)を通って送られる液化冷媒は、球弁を移動させる弁室を通ってから冷媒流出口(冷媒出口通路)により各蒸発器に送られる。このとき、液化冷媒が通る弁室は、球弁を移動させるために広く空間が形成されているので、液化冷媒は、弁室内で拡散して均等に冷媒流出口に分配されなかった。さらに、装置本体内には、球弁が設けられているので、ノズル部の位置を調節することで弁室内での液化冷媒の拡散を防止できなかった。
そこで、内部に球弁のような弁体を使用せずに液化冷媒と気化冷媒を複数の蒸発器に分配して送る冷凍装置の冷媒分配装置としては、図13及び図14に示すような冷凍装置の冷媒分配装置がある。
図13に示す冷凍装置の冷媒分配装置70においては、冷媒分配装置70の装置本体71に液化冷媒が流入する液化冷媒流入口71aと、液化冷媒流入口71aに連通接続する分配前室71bと、分配前室71bから分岐して冷媒を複数の蒸発器へ送る冷媒流出口71cが形成されている。液化冷媒流入口71aと分配前室71bの間で冷媒流出口71cの分岐する近傍には、液化冷媒の流速を増すように小径の貫通孔72aが形成されたノズル部72が設けられている。液化冷媒流入口71aには、液化冷媒を送る液化冷媒供給管73が接続されており、この液化冷媒供給管73には、気化冷媒を送る気化冷媒供給管(ホットガス管)74が接続されている。
図13に示す冷凍装置の冷媒分配装置の他には、図14に示すような冷凍装置の冷媒分配装置80がある。この冷凍装置の冷媒分配装置80においては、冷媒分配装置80の装置本体81に液化冷媒が流入する液化冷媒流入口81aと、気化冷媒が流入する気化冷媒流入口81bと、液化冷媒流入口81aと気化冷媒流入口81bに連通接続する分配前室81cと、分配前室81cから分岐して冷媒を複数の蒸発器へ送る冷媒流出口81dが形成されている。液化冷媒流入口81aと分配前室81cの間には、液化冷媒の流速を増すように小径の貫通孔82aが形成されたノズル部82が設けられている。このとき、気化冷媒流入口81bは、ノズル部82に遮られることなく分配前室81cに連通接続した状態となっている。
特公平07−117325号公報
ところで、上述した図13における冷凍装置の冷媒分配装置70では、気化冷媒(ホットガス)を蒸発器に送るときには、気化冷媒の流量がノズル部72により遮られて減少するため、蒸発器に十分量の気化冷媒を送ることができなかった。このような冷凍装置の冷媒分配装置70を採用した製氷機では、気化冷媒を蒸発器に流入させて除氷運転を行うときに、効率の良い除氷運転が行われないことになる。
このとき、気化冷媒供給管を蒸発器の数に応じて分岐させて冷凍装置の冷媒分配装置を通さずに蒸発器に接続することも考えられる。しかし、気化冷媒供給管を分岐させて直接蒸発器に接続するときには、配管が複雑になって、配管の取付作業が面倒である。さらに、気化冷媒供給管を分岐させる箇所及び蒸発器へ接続させる箇所を固定する溶接箇所が多くなり、ガス漏れのおそれが問題となる。
また、上述した図14における冷凍装置の冷媒分配装置80では、ノズル部で遮られることなく蒸発器に十分量の気化冷媒を送るために、気化冷媒流入口81bは、分配前室81cにおけるノズル部82より下流側となる位置に設けられている。このため、気化冷媒は、ノズル部82の抵抗を受けることなく効率良く蒸発器に送られる。しかし、液化冷媒を蒸発器に送るときには、ノズル部82を通って流速を増した液化冷媒は、分配前室81cで拡散して分配前室81cに連通接続された気化冷媒流入口81bにより乱流となって冷媒流出口81dに送られる。そのため、液化冷媒を蒸発器に送るときには、液化冷媒は均等に蒸発器におくられないことになる。このような冷凍装置の冷媒分配装置80を採用した製氷機では、液化冷媒を蒸発器に流入させて製氷運転を行うときに、蒸発器に流入する冷媒は均等に送られないので、各製氷板に形成される板氷の厚さはばらつきを生じる。さらに、一部の製氷板に偏って板氷が形成されると、一部の製氷板で冷媒が気化されなくなって、冷媒が液化冷媒のまま圧縮機に還流し、圧縮機が液圧縮により故障するおそれがあった。
よって、本発明は、液化冷媒を均等に蒸発器に分配するとともに気化冷媒の流量をノズル部で遮られて減少させることなく蒸発器に送る冷凍装置の冷媒分配装置を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するため、圧縮機により圧縮されて凝縮器により冷却された液化冷媒と、圧縮機により圧縮された気化冷媒を複数の蒸発器に分配して送る冷凍装置の冷媒分配装置であって、
冷媒分配装置は、液化冷媒が流入する液化冷媒流入口と、気化冷媒が流入する気化冷媒流入口と、液化冷媒流入口と気化冷媒流入口に連通接続する分配前室と、分配前室から分岐して複数の蒸発器に冷媒を送る複数の冷媒流出口とを備える装置本体と、液化冷媒流入口の流出端部に設けられ液化冷媒流入口と分配前室に連通する貫通孔が形成されたノズル部とを備え、
ノズル部は、気化冷媒流入口を分配前室と連通した状態で貫通孔の流出端部を冷媒流出口が分岐する近傍に位置するようにしたことを特徴とする冷凍装置の冷媒分配装置を提供するものである。
上記のように構成した冷凍装置の冷媒分配装置においては、ノズル部の貫通孔の流出端部が冷媒流出口が分岐する近傍に位置しているので、ノズル部の貫通孔を通った液化冷媒は、分配前室で拡散及び乱流となることなく冷媒流出口に送られる。よって、液化冷媒は、複数の蒸発器に均等に送られることになる。また、気化冷媒流入口は、ノズル部の貫通孔を通ることなく装置本体の分配前室に連通接続されているので、気化冷媒はノズル部で抵抗を受けることなく効率よく蒸発器に送られる。
また、本発明は上記課題を解決するため、圧縮機により圧縮されて凝縮器により冷却された液化冷媒と、圧縮機により圧縮された気化冷媒を複数の蒸発器に分配して送る冷凍装置の冷媒分配装置であって、
冷媒分配装置は、液化冷媒が流入する液化冷媒流入口と、液化冷媒流入口に連通接続する液化冷媒分配前室と、液化冷媒流入口の流出端部に設けられ液化冷媒流入口と分配前室とを連通する貫通孔が形成されたノズル部と、液化冷媒分配前室に連通接続する複数の液化冷媒流出口とからなる第1冷媒分配部と、
気化冷媒が流入する気化冷媒流入口と、気化冷媒流入口に連通接続する気化冷媒分配前室と、気化冷媒分配前室に連通接続して気化冷媒を複数の蒸発器に送る冷媒流出口と、液化冷媒流出口から送られる液化冷媒を冷媒流出口に送る液化冷媒通路とからなる第2冷媒分配部とを備え、
冷媒流出口には、液化冷媒通路の流出端部が隙間を設けるようにして挿入されたことを特徴とする冷凍装置の冷媒分配装置を提供するものである。
上記のように構成した冷凍装置の冷媒分配装置においては、第1冷媒分配部のノズル部の貫通孔を通った液化冷媒は、ノズル部の貫通孔の流出端部が液化冷媒流出口が分岐する近傍に位置しているので、分配前室で拡散及び乱流となることなく液化冷媒流出口に送られる。液化冷媒流出口から送られる液化冷媒は、第2冷媒分配部の液化冷媒通路を通って冷媒流出口に送られる。これにより、液化冷媒は、拡散及び乱流となることなく冷媒流出口から蒸発器に送られる。また、気化冷媒は、気化冷媒流入口から流入して気化冷媒分配前室に送られ、気化冷媒分配前室に送られた気化冷媒は、液化冷媒通路の挿入された冷媒流出口の隙間から冷媒流出口に送られる。よって、気化冷媒は、液化冷媒通路により妨げられることなく冷媒流出口から蒸発器に送られる。
以下、本発明の各実施形態を図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図8は、本発明に係る冷凍装置の冷媒分配装置が採用された製氷機の第1実施形態を示しており、この製氷機は、製氷機本体Bと電気制御回路Eとにより構成されている。製氷機本体Bは、図1に示すように、箱状のハウジング10を備えており、このハウジング10内には、複数の製氷板20と、製氷板20に製氷水を散水する散水装置30と、製氷板20を冷却及び加温する冷凍装置40が収容されている。
ハウジング10内は、製氷板20にて氷が形成される製氷室と、冷凍装置40等が収容される機械室とからなる。ハウジング10には、図1に示すように、氷を製氷機本体Bの外へ排出する開口部11が設けられている。ハウジング10内には、製氷板20の下方で開口部11へ向けて下方に傾斜して製氷板20から落下する氷を送るスロープ12と、スロープ12の下端から開口部11を通って図示しない貯氷庫へ氷を送るシュート13が設けられている。また、スロープ12には、製氷板20から落下する氷が通る側でシュート13の手前にクラッシャ14が設けられている。スロープ12には、排出路15が設けられており、この排出路15は、除氷運転時にスロープ12を流れ落ちる細かく割れた氷や融氷した製氷水を製氷機本体B外に排出する。
製氷板20(製氷部)は、図1に示すように、所定の厚みを有する複数の製氷板が並行に立設するように収容支持されている。各製氷板20には、横方向に蛇行する冷媒通路が形成されており、後述する冷凍装置40の蒸発器を構成する。製氷板20には、製氷板20の温度を検知する製氷板温度センサ20aが設けられている。なお、本実施形態においては、製氷板20は、図1及び図2に示すように、4枚の製氷板から構成されているが、本発明はこれに限られるものではない。
散水装置30は、図1に示すように、製氷水を収容する製氷水タンク31を備えており、この製氷水タンク31は、スロープ12の下方でハウジング10の底部に設けられている。また、散水装置30は、給水ポンプ32と、給水管33、34と、散水器35と、樋36とを備えている。給水ポンプ32は、製氷水タンク31から給水管33を介して、製氷水を汲み出し、給水管34を通して製氷水を散水器35に圧送する。散水器35は、製氷板20の直上に介装されており、この散水器35は、給水ポンプ32により圧送される製氷水を散水ノズル35aにより製氷板20の製氷面に散水して流下させる。製氷板20の製氷面を流下する製氷水は、樋36により受け止められて製氷水タンク31に還流する。製氷水タンク31には、図示しない給水源から送られる水道水供給管37が水道水供給弁37aを介して配設されている。また、製氷水タンク31には、水位センサ31aが収容されており、この水位センサ31aは、製氷水タンク31内の製氷水の水位が所定の上限水位以上および所定の下限水位以下になったことを検出する。
冷凍装置40は、図2に示すように、圧縮機41と、凝縮器42と、レシーバタンク43と、熱交換タンク44と、膨張弁V1とを備えている。圧縮機41は、その吸入側において、主経路吸入管P1を介し製氷板20の冷媒通路の流出側となる流出端部に接続されている。主経路吸入管P1には、主経路弁V2が介装されており、この主経路弁V2の閉操作により、冷媒通路から圧縮機41への直接的な冷媒の流入を阻止する。なお、主経路弁V2は、流れる冷媒の圧力損失を防ぐためにボール式モータバルブが採用されているが、これに限られるものでなく、バタフライバルブを採用しても良い。製氷板20の冷媒通路が接続される主経路吸入管P1の流入端部には、圧力センサ45が設けられている。
圧縮機41は、吐出側において、吐出管P2及び吐出管P2と三方弁V3を介して接続されている蓄熱管P3により凝縮器42に接続されており、圧縮機41から吐出する冷媒は、高温高圧の圧縮冷媒として凝縮器42に送られる。また、蓄熱管P3の中間部は、熱交換タンク44に加熱コイルとして浸漬されており、圧縮機41から送られる高温の圧縮冷媒は熱交換タンク44内の蓄熱材を加温する。三方弁V3の蓄熱管P3が接続された側と異なる側には、分岐管P4が接続されており、この分岐管P4の流出側は、蓄熱管P3の熱交換タンク44に浸漬される部分より下流に接続されている。熱交換タンク44の蓄熱材が所定温度以上になったときには、三方弁V3は、圧縮機41から吐出する高温の圧縮冷媒を分岐管P4に通すことにより、熱交換タンク44内の蓄熱材の温度が上昇しすぎるのを防ぐ。
熱交換タンク44は、熱交換タンク用ポンプ44aと熱交換タンク温度センサ44b とヒータ44cとを備えており、蓄熱管P3により加温された熱交換タンク44内の蓄熱材(ブライン)は、熱交換タンク用ポンプ44aにより温度を均一にされる。
圧縮機41から送られた圧縮冷媒は、凝縮器42にて冷やされて液化した凝縮冷媒となる。凝縮器42の流出側は、冷媒管P5を介してレシーバタンク43に接続されており、レシーバタンク43に送られた凝縮冷媒は、レシーバタンク43により気液分離される。なお、冷媒管P5には、凝縮器42の圧力を調整する凝縮圧力調整弁V4が介装されている。
レシーバタンク43は、その流出側において、冷媒管P6を介してディストリビュータ50に接続されている。冷媒管P6には、ライン電磁弁V5(ライン弁)とドライヤ46と、熱交換器47及び膨張弁V1が介装されており、ライン電磁弁V5は、その閉弁により液化冷媒の膨張弁V1への流入を遮断する。膨張弁V1は、ライン電磁弁V5を介し冷媒管P6を通って送られる液化冷媒を冷温低圧の液化冷媒に減圧する。
吐出管P2には、三方弁V3より上流の位置からホットガス管P7が分岐しており、このホットガス管P7は、ホットガス弁V6を介してディストリビュータ50に接続されている。除氷運転時には、ホットガス弁V6を開放することにより、圧縮機41から吐出される高温高圧の冷媒(ホットガス)は、ディストリビュータ50により分配されて各製氷板20の冷媒通路に循環供給して製氷板20を加熱する。これにより、製氷板20は、表面にできた板氷の氷結面を融解されて除氷を行われる。
ディストリビュータ50は、膨張弁V1により低温低圧に減圧された液化冷媒及びホットガス管P7により送られる高温高圧の気化冷媒を各製氷板20の冷媒通路(蒸発器)に分配するものであり、このディストリビュータ50は、図3(a)に示すように、冷媒を分配する装置本体51と、液化冷媒の流速を増すようにするノズル部52とからなる。装置本体51は、液化冷媒が流入する液化冷媒流入口51aと、気化冷媒が流入する気化冷媒流入口51bと、液化冷媒流入口51aと気化冷媒流入口51bに連通接続する分配前室51cと、分配前室51cから分岐して複数の製氷板20の冷媒通路(蒸発器)に冷媒を送る複数の冷媒流出口51dとを備える。液化冷媒流入口51aには、冷媒管P6が接続されており、冷媒管P6から送られる液化冷媒は、液化冷媒流入口51aからディストリビュータ50内に流入する。気化冷媒流入口51bには、ホットガス管P7が接続されており、ホットガス管P7を通る高温高圧の冷媒は、気化冷媒流入口51bからディストリビュータ50内に流入する。
図3(b)は、図3(a)のディストリビュータ50を左から見た側面図である。液化冷媒流入口51a及び気化冷媒流入口51bに連通接続されている分配前室51cには、図3(a)及び(b)に示すように、4つの冷媒流出口51dが分岐しており、液化冷媒流入口51aまたは気化冷媒流入口51bから流入する冷媒は、分配前室51cを通り各冷媒流出口51dにより分配されて4枚の製氷板20の冷媒通路に送られる。冷媒流出口51dの流入端側は、分配前室51cから冷媒が導かれるように流出端側に向けて径が細くなっている。各冷媒流出口51dは、冷媒が流入する側の一端が接近されており互いに並列で末広がりになるように配列されている。
液化冷媒流入口51aの流出端部には、液化冷媒の流速を増加させるためのノズル部52が設けられている。ノズル部52には、液化冷媒流入口51aと分配前室51cとを連通する貫通孔52aが形成されている。ノズル部52の貫通孔52aは、冷媒流出口51dが接近して分岐する一端側の反対側から分岐する近傍に向けて配置されており、貫通孔52aは、液化冷媒流入口51aから送られる液化冷媒を分配前室51cに送る。ノズル部52の流入端側は、液化冷媒流入口51aの流出端側に隙間なく嵌合しており、液化冷媒は、貫通孔52aから分配前室51cに送られる。このとき、液化冷媒は、貫通孔52aを通ることにより増加する勢いを利用して冷媒流出口51dから製氷板20の冷媒通路に流れていく。ノズル部52の中間部から流出端側は、分配前室51cと隙間空間が形成されるように外径が細くなっており、ノズル部52の流出端部は、分配前室51c内で冷媒流出口51dが分岐する近傍まで延出している。このとき、気化冷媒流入口51bは、ノズル部52に遮られることなく分配前室51cに連通接続した状態である。
各冷媒流出口51dには、冷媒分配管P8が接続されており、この冷媒分配管P8は、流出端側で製氷板20の冷媒通路に接続されている。
膨張弁V1により減圧された低温低圧の液化冷媒は、液化冷媒流入口51aからディストリビュータ50内に流入し、ノズル部52の貫通孔52aを通って流速を増す。液化冷媒は、ノズル部52の貫通孔52aにより分配前室51cの各冷媒流出口51dが分岐する近傍に誘導され、各冷媒流出口51dから各冷媒分配管P8を介して各製氷板20の冷媒通路(蒸発器)に送られる。このとき、液化冷媒は、分配前室51cの各冷媒流出口51dが分岐する近傍に誘導されるので、分配前室51c内で拡散して乱流となることがない。これにより、液化冷媒は、各冷媒流出口51dに均等に送られ、各製氷板20に形成される氷は、ほぼ同じ厚さと大きさで形成される。これにより、製氷機は、製氷時間が短くなって効率よく製氷を行える。
また、ホットガス管P7から供給される高温高圧の気化冷媒(ホットガス)は、気化冷媒流入口51bからディストリビュータ50内の分配前室51cに流入する。このとき、気化冷媒流入口51bは、ノズル部52の流入端部より下流側に設けられており、気化冷媒流入口51は、ノズル部52に遮断されることなく分配前室51cに連通接続している。よって、高温高圧の気化冷媒は、ノズル部52によって遮られてその流量を減らすことなく分配前室51cから冷媒流出口51dに分配されて送られる。これにより、製氷板20の冷媒通路には、ノズル部52によって気化冷媒の流量を減らされることなく十分な流量の気化冷媒を送られるので、製氷機は、除氷運転に要する時間が短くなって効率よく除氷運転を行える。
各製氷板20の冷媒通路の流出端部には、主経路吸入管P1が接続されている。主経路吸入管P1には、主経路弁V2より上流側から補助経路吸入管P9が分岐しており、補助経路吸入管P9は、吸入圧力調整弁V7及びアキュムレータ48を介して主経路弁V2と圧縮機41との間の主経路吸入管P1に接続されている。なお、補助経路吸入管P9は、主経路吸入管P1に比べて細くなっているので、主経路弁V2を開弁したときには、冷媒のほとんどが、主経路吸入管P1を介して圧縮機41に還流し、主経路弁V2を閉弁したときにおいては、冷媒は、補助経路吸入管P9を介して圧縮機41に還流する。
補助経路吸入管P9は、吸入圧力調整弁V7とアキュムレータ48との間にて屈曲されて熱交換タンク44に蒸発コイルとして浸漬されている。なお、補助経路吸入管P9は、熱交換タンク44内で蓄熱管P3より上方位置に浸漬されている。
吸入圧力調整弁V7は、吸入圧力調整弁V7より下流側の補助経路吸入管P9の圧力を所定値以下とするためのものであり、吸入圧力調整弁V7は、上記下流側の補助経路吸入管P9が所定値(本実施形態では0.3MPa)以下のときに開弁される。上記下流側に送られた液化冷媒が、熱交換タンク44により気化されて圧縮機41に還流してその圧力が低下しないと、吸入圧力調整弁V7は、開弁されてその下流側に液化冷媒を送らない。これにより、補助経路吸入管P9を通る液化冷媒は、吸入圧力調整弁V7により間欠的に熱交換タンク44に送られて気化するので、圧縮機41は、液化冷媒による液圧縮を起こしにくくなる。
アキュムレータ48は、補助経路吸入管P9の熱交換タンク44より下流側となる位置に設けられており、熱交換タンク44から送られる冷媒は、アキュムレータ48により気液分離される。
除氷運転時には、製氷板20の冷媒通路で液化した冷媒は、主経路弁V2の閉弁により、補助経路吸入管P9に送られる。補助経路吸入管P9に送られた液化冷媒は、吸入圧力調整弁V7を通って熱交換タンク44の蓄熱材で気化する。気化した冷媒は、アキュムレータ48を通って気化冷媒として圧縮機41に還流する。
冷媒管P5には、レシーバタンク43とライン電磁弁V5との間にバイパス管P10が分岐しており、このバイパス管P10は、バイパス弁V8を介して補助経路吸入管P9の吸入圧力調整弁V7より上流に接続されている。このバイパス管P10は、除氷運転前のポンプダウン終了後に、一定時間バイパス弁V8を開弁されることにより、補助経路吸入管P9に冷媒を補充する。
この製氷機は、図4に示すように、前記各種センサ20a、31a、44b、45、タイマー61、各種弁37a、V2、V3、V5、V6、V8、クラッシャ16、給水ポンプ32、圧縮機41、熱交換タンク用ポンプ44aに接続された電気制御回路Eを備えている。この電気制御回路Eは、マイクロコンピュータ60を備えており、図5〜図7に示すフローチャートに対応したプログラムを実行して各種弁37a、V2、V3、V4、V5、V7の開閉、クラッシャ16、給水ポンプ32、圧縮機41、熱交換タンク用ポンプ44aの作動を制御する。また、マイクロコンピュータ60は、操作スイッチ62に接続されており、この操作スイッチ62は、この製氷機の運転の開始および停止をするものである。
上記のように構成した製氷機の実施形態の作動を図5〜図8を用いて説明する。操作スイッチ62により製氷機の運転を開始させると、電気制御回路Eは、プログラムの実行を開始する。先ず、図5に示すステップ100において、製氷運転が開始される。ステップ100における製氷運転においては、図6のステップ101に示すように、水道水供給管37の水道水供給弁37aが開弁され、製氷水タンク31に製氷水が供給される。このとき、マイクロコンピュータ60は、製氷水タンク31に収容された水位センサ31aにより所定上限水位まで供給されたかを判断し、製氷水タンク31に所定上限水位まで製氷水が供給されたときには、水道水供給弁37aが閉弁される。
このステップ101において製氷水タンク31に製氷水が給水されると、ステップ102において、ライン電磁弁V5の開弁と、主経路弁V2とホットガス弁V6とバイパス弁V8の閉弁及び三方弁V3を蓄熱管P3側への開弁がされる。上記各弁の開弁及び閉弁処理とともに、ステップ103において、圧縮機41の駆動処理、熱交換タンク用ポンプ44aの駆動処理、給水ポンプ32の駆動処理がされる。
冷凍装置40においては、圧縮機41から送られた圧縮冷媒は、凝縮器42により凝縮された後、冷媒管P5によりレシーバタンク43に送られて気液分離される。レシーバタンク43から送られる液化冷媒が、冷媒管P6及びライン電磁弁V5を通って膨張弁V1へ流入する。膨張弁V1により減圧された液化冷媒は、ディストリビュータ50の液化冷媒流入口51aから流入し、ノズル部52の貫通孔52aを通ることで流速を増す。貫通孔52aを通る液化冷媒は、分配前室51cの冷媒流出口51dが分岐する近傍に送出されてから各冷媒流出口51dを介して製氷板20の冷媒通路(蒸発器)に送られる。低温低圧の液化冷媒は、蒸発器で熱交換されて各製氷板20を冷却して気化し、気化した冷媒は、閉弁した主経路弁V2により補助経路吸入管P9に送られる。
製氷運転開始時には、除氷運転のときに液化した液化冷媒が、製氷板20の冷媒通路(蒸発器)に残っていることがある。製氷運転の開始とともに、製氷板20の冷媒通路に残る液化冷媒を主経路吸入管P1により圧縮機41に還流させると、圧縮機41は流入する液化冷媒により液圧縮を起こすおそれがある。そのために、製氷運転開始時には、冷媒は、閉弁した主経路弁V2により補助経路吸入管P9に送られる。
補助経路吸入管P9を通る冷媒は、吸入圧力調整弁V7により間欠的に熱交換タンク44に送られて、熱交換タンク44で加熱されて気化冷媒となる。その後、気化冷媒は、アキュムレータ48を通って圧縮機41へ還流する。なお、液化冷媒が熱交換タンク44により気化しないときには、液化冷媒は、アキュムレータ48に貯留される。これにより、冷媒は、液化冷媒として圧縮機41に還流しない。
散水装置30においては、製氷水タンク31内の製氷水は、給水ポンプ32により、給水管33及び34を通って散水器35へと圧送される。送られた製氷水は、散水器35の各散水ノズル35aにより各製氷板20の製氷面に散水される。各製氷板20製氷面に散水された製氷水は、上記各製氷板20の製氷面に沿って流下し、流下する製氷水は、樋36により受け止められて製氷水タンク31に還流する。流下する製氷水は、製氷板20の冷却により、徐々に氷として製氷板20の製氷面に成長していく。
製氷運転開始後、製氷板20の冷媒通路に残る液化冷媒が、補助経路吸入管P9の熱交換タンクにより加熱されて気化すると、製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力は低下する。製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力がP=Normal(図8のタイムチャートに示す)となると、ステップ104において、圧力センサ45の検出圧力に基づきYESと判定され、ステップ105において、主経路弁V2が開弁される。主経路弁V2が開弁されると、製氷板20の冷媒通路から送られる気化冷媒は、主経路弁V2を通って主経路吸入管P1により圧縮機41に還流する。
製氷運転を開始して熱交換タンク44内の蓄熱材の温度が所定温度として40℃以上になると、ステップ106において、熱交換タンク温度センサ44bの検出温度に基づきYESと判定される。ステップ106において、YESと判定されると、ステップ107において、三方弁V3を分岐管P4側に開弁する。これにより、圧縮機41から吐出する高温高圧の冷媒は、熱交換タンク44に送られなくなり、熱交換タンク44内の蓄熱材の加熱しすぎを防ぐ。このとき、熱交換タンク44内の蓄熱材の上限温度となる所定温度は、40℃と設定されているが、この温度以下であれば、蓄熱材を循環させる熱交換タンク用ポンプ44a及び配管が変形して、それにより漏水することがない。また、除氷運転時に製氷板20の冷媒通路から補助経路吸入管P9に流入する冷媒の温度は、約−5〜23℃であるので、蓄熱材との温度差は、最低でも17℃となって、補助経路吸入管P9に流入する液化冷媒を十分に再蒸発させることができる。
製氷運転により製氷板20に板氷が形成されると、製氷板20の冷媒通路に送られる液化冷媒は、気化せずに液化冷媒として製氷板20の冷媒通路に残る。このとき、製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力は、気化しない液化冷媒により徐々に低下する。製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力がP=Low1(図8のタイムチャートに示す)となると、ステップ108において、圧力センサ45の検出圧力に基づきYESと判定され、ステップ109において、ライン電磁弁V5が開弁される。ライン電磁弁V5が開弁されると、液化冷媒製は、製氷板20内の冷媒通路へ供給を遮断され、製氷板20内の冷媒通路の冷媒は、圧縮機41によりレシーバタンク43に回収されてポンプダウンを行う。
ポンプダウンを行って製氷板20内の冷媒通路の冷媒を回収すると、製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力は、徐々に低下する。製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力がP=Low2(図8のタイムチャートに示す)となると、ステップ110において、圧力センサ45の検出圧力に基づきYESと判定され、ステップ111において、主経路弁V2の閉弁がされる。また、散水装置30においては、給水ポンプ32が駆動停止されるとともに、製氷水タンク31の製氷水が排出される。
以上により、製氷運転が終了すると、図5に示すステップ200において、除氷運転が開始される。ステップ200における除氷運転においては、ステップ111における主経路弁V2の閉弁が開始されてから所定時間として10秒間経過すると、図7のステップ201に示すように、YESと判定される。ステップ201におけるYESの判定により、ステップ202において、バイパス弁V8が一定時間として3秒間開弁される。なお、バイパス弁V8が3秒間開弁されると、除氷運転をするのに十分な冷媒が補充される。また、バイパス弁V8の開弁とともに、ホットガス弁V6の開弁とクラッシャ16が駆動される。
バイパス弁V8の一定時間の開弁により、レシーバタンク43及び冷媒管P6内の液化冷媒は、バイパス弁V8及びバイパス管P10を通って、補助経路吸入管P9に送られる。補助経路吸入管P9に送られた液化冷媒は、吸入圧力調整弁V7を通り、熱交換タンク44で加熱されて気化冷媒となる。その後、気化冷媒は、アキュムレータ48を通って圧縮機41へ送られ、ホットガス管P7は、ポンプダウンにより減少した冷媒を補充される。
また、バイパス弁V8は、主経路弁V2の閉弁開始から所定時間として10秒経過後に開弁されている。主経路弁V2は、ボール式モータバルブを採用されているため、閉弁に要する時間を約7秒間要する。バイパス弁V8は、主経路弁V2の閉弁される前に開弁されると、バイパス管P10により送られる液化冷媒は、補助経路吸入管P9を逆流して閉弁してない主経路弁V2を通って主経路吸入管P1により圧縮機41へ送られることになる。このように、バイパス弁V8は、液化冷媒の圧縮機41への流入を防ぐために、主経路弁V2の閉弁の完了後に開弁されるよう制御されている。
除氷運転における冷凍装置40においては、圧縮機41から吐出する圧縮冷媒は、ライン電磁弁V5により遮断され、ホットガス弁V6及びホットガス管P7を通ってディストリビュータ50により各製氷板20の冷媒通路(蒸発器)に分配されて流入する。
このとき、ホットガス管P7を通るホットガスは、気化冷媒流入口51bによりディストリビュータ50内に流入する。気化冷媒流入口51bから流入したホットガスは、ノズル部52にて遮断されることなく分配前室51cに流入し、分配前室51cに流入したホットガスは、各冷媒流出口51dに分配されて各製氷板20の冷媒通路に流入する。製氷板20の製氷面に成長した氷は、蒸発器に流入するホットガスにより溶融されて、各製氷面からスロープ12に落下し、スロープ12を滑り落ちる氷は、クラッシャ14により砕かれて、シュート13により図示しない貯氷庫に送られる。
製氷板20の冷媒通路に流入する気化冷媒は、製氷板20の表面の氷と熱交換されて液化し、液化した冷媒は、閉弁した主経路弁V2により主経路吸入管P1を通らず、補助経路吸入管P9により圧縮機41に還流する。なお、補助経路吸入管P9により還流する液化冷媒は、吸入圧力調整弁V7により間欠的に熱交換タンク44に送られて気化する。冷媒は、アキュムレータ48を通って気化冷媒として圧縮機41に還流する。
除氷運転により液化した液化冷媒が多くなると、熱交換タンク44による気化処理が遅れる。このため、液化冷媒は、吸入圧力調整弁V7より上流の補助経路吸入管P9に滞留して、製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力は徐々に上昇する。製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力がP=High(図8のタイムチャートに示す)となると、ステップ203において、圧力センサ45の検出圧力に基づきYESと判定され、ステップ204において、ホットガス弁V6が閉弁される。ホットガス弁V6が閉弁されると、製氷板20の冷媒通路に気化冷媒が送られなくなり、吸入圧力調整弁V7より上流の補助経路吸入管P9に滞留する液化冷媒は、徐々に熱交換タンク44に送られて気化する。これにより、製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力は徐々に下降する。
製氷板20の冷媒通路の出口側の圧力がP=Middle(図8のタイムチャートに示す)となると、ステップ205において、圧力センサ45の検出圧力に基づきYESと判定され、ステップ206において、ホットガス弁V6が開弁される。ホットガス弁V6が開弁されると、再び製氷板20の冷媒通路に気化冷媒が流入し、流入した気化冷媒は、製氷板20の表面の氷と熱交換されて液化する。液化した冷媒は、補助経路吸入管P9により圧縮機41に還流する。
蒸発器から流出する冷媒の温度が、所定の除氷完了温度以上になると、ステップ207において製氷板温度センサ20aの検出温度に基づきYESと判定される。ステップ207におけるYESの判定に基づき、ステップ208において、クラッシャ16が駆動停止され、ホットガス弁V6が閉弁されて、除氷運転は終了する。
以上のように構成した製氷機においては、製氷運転時には、凝縮器42にて凝縮液化して膨張弁V1で減圧された液化冷媒は、液化冷媒流入口51aからディストリビュータ50内に流入する。液化冷媒流入口51aから流入した液化冷媒は、ノズル部52の貫通孔52aを通って流速を増す。貫通孔52aを通る液化冷媒は、分配前室51cの冷媒流出口51dが分岐する近傍に送出されてから各冷媒流出口51dを介して製氷板20の冷媒通路(蒸発器)に送られる。このとき、液化冷媒は、分配前室51cの各冷媒流出口51dが分岐する近傍に誘導されるので、分配前室51c内で拡散して乱流となることがない。これにより、液化冷媒は、各冷媒流出口51dに均等に送られ、各製氷板20に形成される氷は、各製氷板でばらつきがなくほぼ同じ厚さと大きさで形成される。これにより、製氷機は、製氷時間が短くなって効率よく製氷を行える。
また、除氷運転時には、ホットガス管P7から供給される高温高圧の気化冷媒(ホットガス)は、気化冷媒流入口51bからディストリビュータ50内の分配前室51cに流入する。このとき、気化冷媒流入口51bは、ノズル部52の流入端部より下流側に設けられており、気化冷媒流入口51bは、ノズル部52に遮断されることなく分配前室51cに連通接続している。よって、高温高圧の気化冷媒は、ノズル部52によって遮られてその流量を減らすことなく分配前室51cから冷媒流出口51dに分配されて送られる。これにより、製氷機は、ディストリビュータ50によって気化冷媒の流量を減らされることなく各製氷板20に十分な流量の気化冷媒を送ることができ、除氷運転が短くなって効率よく除氷を行える。
(第2実施形態)
図9〜図11は、本発明の第2実施形態の要部を示している。この実施形態では、図10及び図11にて示すディストリビュータ50Aが、上記第1実施形態において述べたディストリビュータ50(図3にて示す)に代えて採用されている。また、製氷板20は、図9に示すように、ディストリビュータ50Aの冷媒流出口56Aに対応して5枚となっている。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
ディストリビュータ50Aは、図10に示す液化冷媒を分配する第1冷媒分配部51Aと、図11に示す気化冷媒を分配するヘッダである第2冷媒分配部53Aとからなる。
第1冷媒分配部51Aは、液化冷媒が流入する液化冷媒流入口51Aaと、液化冷媒流入口51Aaに連通接続する液化冷媒分配前室51Abと、液化冷媒流入口51Aaの流出端部に設けられ液化冷媒流入口51Aaと液化冷媒分配前室51Abとを連通する貫通孔52Aaが形成されたノズル部52Aと、液化冷媒分配前室51Abに連通接続する5つの液化冷媒流出口51Adとからなる。
液化冷媒流入口51Aaには、冷媒管P6が接続されており、冷媒管P6から送られる液化冷媒は、液化冷媒流入口51Aaから第1冷媒分配部51A内に流入する。液化冷媒流出口51Adには、第1冷媒分配管P8aが接続されており、この第1冷媒分配管P8aは、流出端側で第2冷媒分配部53Aに接続されている。液化冷媒流出口51Adの流入端側は、液化冷媒分配前室51Abから冷媒が導かれるように流出端側に向けて径が細くなっている。各液化冷媒流出口51Adは、冷媒が流入する側の一端が接近されており互いに並列で末広がりになるように配列されている。
液化冷媒流入口51Aaの流出端部には、液化冷媒の流速を増加させるためのノズル部52Aが設けられている。ノズル部52Aには、液化冷媒流入口51Aaと液化冷媒分配前室51Abとを連通する貫通孔52Aaが形成されている。ノズル部52Aの貫通孔52Aaは、液化冷媒流出口51Adが接近して分岐する一端側の反対側から分岐する近傍に向けて配置されており、貫通孔52Aaは、液化冷媒流入口51Aaから送られる液化冷媒を液化冷媒分配前室51Abに送る。ノズル部52Aの流入端側は、液化冷媒流入口51Aaの流出端側に隙間なく嵌合しており、液化冷媒は、貫通孔52Aaから液化冷媒分配前室51Abに送られる。このとき、液化冷媒は、貫通孔52Aaを通ることにより増加する勢いを利用して液化冷媒流出口51Adに流れていく。
第2冷媒分配部53Aは、両端が閉じた略円筒形状をしており、気化冷媒が流入する気化冷媒流入口54Aと、気化冷媒流入口54Aに連通接続する気化冷媒分配前室55Aと、気化冷媒分配前室55Aに連通接続して気化冷媒を製氷板20の冷媒通路に送る冷媒流出口56Aと、液化冷媒流出口51Adから送られる液化冷媒を冷媒流出口56Aに送る液化冷媒通路57Aとからなる。
気化冷媒流入口54Aは、第2冷媒分配部53Aの円筒形状の一端面に設けられている。気化冷媒流入口54Aには、ホットガス管P7が接続されており、ホットガス管P7を通る高温高圧の冷媒は、気化冷媒流入口54Aから第2冷媒分配部53Aに流入する。
気化冷媒分配前室55Aは、第2冷媒分配部53Aの円筒内の空間であり、気化冷媒流入口54Aから流入する高温高圧の冷媒は、気化冷媒分配前室55A内に流入して拡散される。
冷媒流出口56Aは、第2冷媒分配部53Aに送られた冷媒を製氷板20の冷媒通路に送るものであり、管形状をなして円筒形状の第2冷媒分配部の周面に一列に整列されて配置されている。冷媒流出口56Aは、その流入端部が第2冷媒分配部の円筒内に延出されており、気化冷媒分配前室55Aと連通されている。冷媒流出口56Aは、その流出端部を第2冷媒分配管P8bに接続されており、この第2冷媒分配管P8bは、流出端側で製氷板20の冷媒通路に接続されている。
液化冷媒通路57Aは、第1冷媒分配管P8aから送られる液化冷媒を冷媒流出口56Aに送るものであり、冷媒流出口56Aの内径より細い管形状をなして円筒形状の第2冷媒分配部の周面で冷媒流出口56Aと直径方向に対向する位置に一列に整列されて配置されている。液化冷媒通路57Aは、その流入端部を第1冷媒分配管P8aに接続されている。液化冷媒通路57Aは、その流出側が第2冷媒分配部53の円筒内に延出されており、液化冷媒通路57Aの流出端部は、冷媒流出口56Aの流入端部に隙間を空けて挿入されている。これにより、液化冷媒通路57Aから送られる液化冷媒は、気化冷媒分配前室55Aに流出することなく冷媒流出口56Aに流入するとともに、冷媒流出口56Aは、液化冷媒通路57Aの挿入された隙間により気化冷媒分配前室55Aと連通した状態となる。
膨張弁V1により減圧された低温低圧の液化冷媒は、液化冷媒流入口51Aaから第1冷媒分配部51A内に流入し、ノズル部52Aの貫通孔52Aaを通って流速を増す。液化冷媒は、ノズル部52Aの貫通孔52Aaにより液化冷媒分配前室51Abの各液化冷媒流出口51Adが分岐する近傍に勢いよく誘導され、各液化冷媒流出口51Adから各第1冷媒分配管P8aを介して第2冷媒分配部53Aに送られる。このとき、液化冷媒は、液化冷媒分配前室51Abの各液化冷媒流出口51Adが分岐する近傍に勢いよく誘導されるので、液化冷媒分配前室51Ab内で拡散して乱流となることがない。
液化冷媒流出口51Adから第1冷媒分配管P8aにより第2冷媒分配部53Aに送られた液化冷媒は、液化冷媒通路57Aを勢いよく通って冷媒流出口56Aに送られる。このとき、液化冷媒は、冷媒流出口56Aに勢いよく流れていくので、逆流して冷媒流出口56Aと液化冷媒通路57Aとの隙間から気化冷媒分配前室55Aに漏れることはない。また、液化冷媒通路57Aの流出端部は冷媒流出口56Aに挿入されて内装されているので、液化冷媒の流量が減少しても逆流して気化冷媒分配前室55Aに流出することがない。冷媒流出口56Aに送られた冷媒は、第2冷媒分配管P8bにより製氷板20の冷媒通路に送られる。このように、液化冷媒は、第1冷媒分配部51Aと第2冷媒分配部53Aにより偏りなく製氷板20の冷媒通路に分配されて送られる。よって、製氷板20に形成される氷は、ほぼ同じ厚さと大きさで形成される。これにより、製氷機は、製氷時間が短くなって効率よく製氷を行える。
また、ホットガス管P7から供給される高温高圧の気化冷媒(ホットガス)は、気化冷媒流入口54Aから第2冷媒分配部53A内の気化冷媒分配前室55Aに流入する。このとき、気化冷媒分配前室55Aは、十分な容積を有しているので、その内部の圧力に偏りが少ない。よって、気化冷媒分配前室55Aに流入する冷媒は、各冷媒流出口56Aの隙間空間から偏りなく流入する。また、各冷媒流出口56Aの内径は、挿入されている液化冷媒通路57Aの外径より充分に大きくなっているので、各冷媒流出口56Aの流入端部に形成される隙間空間は、気化冷媒が流入するのに充分な空間となる。よって、気化冷媒は、各冷媒流出口56Aに偏りなくかつ抵抗を少なくされて流入する。これにより、気化冷媒は、各製氷板20の冷媒通路に偏りなく十分な流量を送られるので、製氷機は、除氷運転に要する時間が短くなって効率よく除氷運転を行える。
(第3実施形態)
図12は、本発明の第3実施形態の要部を示している。この実施形態では、図12にて示すディストリビュータ50Bが、上記第1実施形態において述べたディストリビュータ50に代えて採用されている。その他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
ディストリビュータ50Bは、図12に示すように、液化冷媒を分配する装置本体51Bと、液化冷媒の流速を増すようにするノズル部52Bと、気化冷媒を送る気化冷媒接続部53Bとからなる。装置本体51Bには、液化冷媒が流入する液化冷媒流入口51Baと、液化冷媒流入口51Baに連通接続する分配前室51Bcと、分配前室51Bcから分岐して複数の製氷板20の冷媒通路(蒸発器)に冷媒を送る複数の冷媒流出口51Bdとを備える。液化冷媒流入口51Baには、冷媒管P6が接続されており、液化冷媒は、冷媒管P6を介して液化冷媒流入口51Baからディストリビュータ50内に流入する。
液化冷媒流入口51Baと分配前室51Bcとの間には、ノズル部52Bが設けられており、ノズル部52Bには、液化冷媒流入口51Baと分配前室51Bcとに連通する貫通孔52Baが形成されている。貫通孔52Baは、液化冷媒流入口51Baから送られる液化冷媒を分配前室51Bcに送る。液化冷媒流入口51Baに連通接続されている分配前室51Bcには、冷媒流出口51Bdが分岐しており、この冷媒流出口51Bdには、冷媒分配管P8が接続されている。液化冷媒流入口51Baに流入する液化冷媒は、分配前室51Bcを通って各冷媒流出口51Bdにより分配される。各冷媒流出口51Bdにより分配された液化冷媒は、冷媒分配管P8により製氷板20の冷媒通路に送られる。なお、冷媒分配管P8には、気化冷媒接続部53Bから気化冷媒が流入する冷媒通路P8cが設けられている。
装置本体51Bの冷媒流出口51Bdが設けられている側には、気化冷媒接続部53Bが嵌合されている。気化冷媒接続部53Bは、ホットガスが流入する気化冷媒流入口53Baと、気化冷媒流入口53Baと連通接続してホットガスを冷媒分配管P8の気化冷媒通路P8cに送る気化冷媒前室53Bbとを備えている。また、気化冷媒接続部53Bには、冷媒分配管P8を通す貫通孔が形成されており、冷媒流出口51Bdに接続されている冷媒分配管P8は、この貫通孔を通って製氷板20の冷媒通路に接続されている。
気化冷媒流入口53Baには、ホットガス管P7が接続されており、ホットガス管P7から送られる高温高圧の気化冷媒は、気化冷媒流入口53Baから気化冷媒前室53Bb内に流入する。気化冷媒前室53Bb内に流入した気化冷媒は、冷媒分配管P8の気化冷媒通路P8cから流入して各製氷板20の冷媒通路に送られる。このとき、気化冷媒流入口53Baは、ノズル部52Bより下流側に設けられているので、気化冷媒は、ノズル部52Bにより遮られることなく各製氷板20の冷媒通路に送られる。
膨張弁V1により減圧された低温低圧の液化冷媒は、液化冷媒流入口51Baからディストリビュータ50B内に流入し、ノズル部52Bの貫通孔52Baを通って流速を増す。液化冷媒は、ノズル部52Bの貫通孔52Baにより分配前室51Bcの各冷媒流出口51Bdが分岐する近傍に誘導され、各冷媒流出口51Bdから各冷媒分配管P8を介して各製氷板20の冷媒通路(蒸発器)に送られる。このとき、液化冷媒は、分配前室51Bcの各冷媒流出口51Bdが分岐する近傍に誘導されるので、分配前室51Bc内で拡散して乱流となることがない。これにより、液化冷媒は、各冷媒流出口51dに均等に送られ、各製氷板20に形成される氷は、ほぼ同じ厚さと大きさで形成される。これにより、製氷機は、製氷時間が短くなって効率よく製氷を行える。
また、ホットガス管P7から供給される高温高圧の気化冷媒(ホットガス)は、気化冷媒流入口53Baから気化冷媒前室53Bbに流入する。このとき、気化冷媒流入口53Baは、ノズル部52Bより下流側に設けられており、気化冷媒流入口53Baは、ノズル部52Bに遮断されることなく気化冷媒前室53Bbに連通接続している。よって、高温高圧の気化冷媒は、ノズル部52Bによって遮られてその流量を減らすことなく気化冷媒前室53Bbから冷媒分配管P8に分配されて送られる。これにより、製氷板20の冷媒通路には、ノズル部52Bによって気化冷媒の流量を減らされることなく十分な流量の気化冷媒を送られるので、製氷機は、除氷運転に要する時間が短くなって効率よく除氷運転を行える。その他の作用効果は、上記第1実施形態と同様である。
本実施形態は、減圧手段として膨張弁V1により減圧させているが、本発明はこれに限られるものではなく、キャピラリーチューブを採用して良い。
本発明に係る製氷機の第1実施形態を示す概略図である。 第1実施形態の冷凍装置を示す概略図である。 (a)は第1実施形態のディストリビュータの断面図であり、(b)は、(a)を左から見た図面である。 図1の製氷機の電気制御回路のブロック図である。 第1実施形態の作動を示すフローチャートである。 図5の製氷運転の作動を示すフローチャートである。 図5の除氷運転の作動を示すフローチャートである。 上記の実施形態のの作動を示すタイムチャートである。 第2実施形態の冷凍装置を示す概略図である。 第2実施形態のディストリビュータの第1冷媒分配部の断面図である。 (a)は第2実施形態のディストリビュータの第2冷媒分配部の断面図であり、(b)は(a)A−A断面図である。 第3実施形態のディストリビュータの断面図である。 従来の冷媒分配装置の断面図である。 従来の他の冷媒分配装置の断面図である。
符号の説明
40…冷凍装置、41…圧縮機、42…凝縮器、50,50A…冷媒分配装置(ディストリビュータ)、51…装置本体、51a…液化冷媒流入口、51b…気化冷媒流入口、51c…分配前室、51d…冷媒流出口、52…ノズル部、52a…貫通孔、51A…第1冷媒分配部、53A…第2冷媒分配部。

Claims (2)

  1. 圧縮機により圧縮されて凝縮器により冷却された液化冷媒と、前記圧縮機により圧縮された気化冷媒を複数の蒸発器に分配して送る冷凍装置の冷媒分配装置であって、
    前記冷媒分配装置は、
    前記液化冷媒が流入する液化冷媒流入口と、前記気化冷媒が流入する気化冷媒流入口と、前記液化冷媒流入口と前記気化冷媒流入口に連通接続する分配前室と、前記分配前室から分岐して前記複数の蒸発器に冷媒を送る複数の冷媒流出口とからなる装置本体と、
    前記液化冷媒流入口の流出端部に設けられ前記液化冷媒流入口と前記分配前室とを連通する貫通孔が形成されたノズル部とを備え、
    前記ノズル部は、前記気化冷媒流入口を前記分配前室と連通した状態で前記貫通孔の流出端部を前記冷媒流出口が分岐する近傍に位置するようにしたことを特徴とする冷凍装置の冷媒分配装置。
  2. 圧縮機により圧縮されて凝縮器により冷却された液化冷媒と、前記圧縮機により圧縮された気化冷媒を複数の蒸発器に分配して送る冷凍装置の冷媒分配装置であって、
    前記冷媒分配装置は、
    前記液化冷媒が流入する液化冷媒流入口と、前記液化冷媒流入口に連通接続する液化冷媒分配前室と、前記液化冷媒流入口の流出端部に設けられ前記液化冷媒流入口と前記分配前室とを連通する貫通孔が形成されたノズル部と、前記液化冷媒分配前室に連通接続する複数の液化冷媒流出口とからなる第1冷媒分配部と、
    前記気化冷媒が流入する気化冷媒流入口と、前記気化冷媒流入口に連通接続する気化冷媒分配前室と、前記気化冷媒分配前室に連通接続して前記気化冷媒を前記複数の蒸発器に送る冷媒流出口と、前記液化冷媒流出口から送られる液化冷媒を前記冷媒流出口に送る液化冷媒通路とからなる第2冷媒分配部とを備え、
    前記冷媒流出口には、前記液化冷媒通路の流出端部が隙間を設けるようにして挿入されたことを特徴とする冷凍装置の冷媒分配装置。
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