JP2006289506A - 保持ヘッド、研磨装置および研磨方法 - Google Patents

保持ヘッド、研磨装置および研磨方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 大口径ウェハの研磨においても、仕上がり研磨面の平坦性を向上させることができる保持ヘッド、研磨装置および研磨方法を実現する。
【解決手段】 本発明の保持ヘッド、研磨装置および研磨方法は、研磨パッドを有する研磨テーブルとウェハ14とを相対的に動かし、研磨剤を供給しながらウェハ14の研磨面15を研磨パッドに接触させることにより研磨面15に研磨処理を施す研磨装置の保持ヘッド11と、研磨面15に対向するウェハ14の裏面近傍の保持ヘッド11内部に設けられた空洞A〜空洞Cを満たす温水12a〜12cと、研磨面15における温度プロファイルが所望の形状になるよう温水12a〜12cの温度を制御する温度制御装置12を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、LSIチップ製造プロセスで用いられる保持ヘッド、研磨装置および研磨方法に関する。
近年、LSIの高集積化、高性能化のためにCMP( Chemical-Mechanical Polishing )技術が注目されている。CMPは、研磨剤と被研磨体(ウェハ)との間の化学的作用と、研磨剤中の研磨粒子の機械的作用とを複合化させた研磨技術であり、ウェハの研磨面に形成される変質層が小さく、研磨速度が速いという特徴を有している。このため、CMP技術は、半導体装置製造プロセス、特に、多層配線形成工程における層間絶縁膜の平坦化、金属プラグ形成、埋め込み金属配線形成などにおいて必須の技術となっている。そして、上記の特徴をさらに進展させるため、CMPに使用される研磨装置には、これまで様々な工夫(例えば、特許文献1および特許文献2を参照。)が加えられてきている。
しかしながら、CMPで用いられる従来の保持ヘッド、研磨装置および研磨方法では、特に大口径ウェハの研磨において、仕上がりの研磨面が半径方向に湾曲するという問題があった。すなわち、研磨装置における研磨パッドなど、そのハードウェア上の特性、あるいは、研磨剤の被研磨物質(例えば、ウェハ表面に堆積させた被膜など。)に対する特性などに起因して研磨に偏りが生じ、結果として仕上がり研磨面が凸状もしくは凹状、さらには、研磨面が半径方向に波打つM状もしくはW状に湾曲するという問題があった。また、CMP工程前の成膜工程などで装置の特性に起因して加工に偏りが生じ、絶縁膜などの厚さが研磨装置の許容範囲を超えてバラついている場合には、所望の平坦化を達成できないという問題もあった。これらの問題は、ウェハの大口径化とともに顕在化したものであり、現在の300mmウェハでは、LSIチップの歩留まりにとって無視できない問題となってきている。
LSIチップの製造コストを考慮すれば、ウェハがさらに大口径化することは必死であり、この仕上がり研磨面の湾曲は、今後ますます重大な問題になっていくと推察される。
特開平8−216023号公報 特開平8−255773号公報
本発明は、大口径ウェハの研磨においても、仕上がり研磨面の平坦性を向上させることができる保持ヘッド、研磨装置および研磨方法を提供する。
本発明の一態様によれば、研磨パッドを有する研磨テーブルと被研磨体とを相対的に動かし、研磨剤を供給しながら前記被研磨体の研磨面を前記研磨パッドに接触させることにより前記研磨面に研磨処理を施す研磨装置の保持ヘッドであって、前記研磨面に対向する前記被研磨体の裏面近傍に熱源を有し、前記熱源は、前記研磨面における温度プロファイルが所望の形状になるよう発熱量もしくは吸熱量が制御されることを特徴とする保持ヘッドが提供される。
本発明の別の一態様によれば、研磨パッドが取り付けられた研磨テーブルと、被研磨体の研磨面を前記研磨パッドに対面させるように前記被研磨体を保持し、前記研磨面に対向する前記被研磨体の裏面近傍に熱源を有する保持手段と、前記研磨面と前記研磨パッドの表面が互いに摺動するように前記研磨テーブルと前記保持手段を相対的に動かす手段と、前記研磨面に研磨剤を供給する手段と、前記研磨面における温度プロファイルが所望の形状になるよう前記熱源の発熱量もしくは吸熱量を制御する温度制御手段を有することを特徴とする研磨装置が提供される。
本発明の別の一態様によれば、研磨パッドを有する研磨テーブルと被研磨体を保持する保持手段とを相対的に動かし、研磨剤を供給しながら前記被研磨体の研磨面を前記研磨パッドに接触させることにより前記研磨面に研磨処理を施す研磨方法であって、前記研磨面に対向する前記被研磨体の裏面近傍の前記保持手段に設けられた熱源により、前記研磨面の温度プロファイルを所望の形状に設定することを特徴とする研磨方法が提供される。
本発明によれば、被研磨体の研磨面における温度プロファイルを所望の形状に制御できるので、仕上がり研磨面の平坦性を大幅に向上させることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例1に係わる保持ヘッド11を示す断面図である。ここでは、主に、ウェハ14(被研磨体)の研磨面15における温度プロファイル制御で用いられる熱源とその熱源制御にかかわる部分を示した。
本発明の実施例1に係わる保持ヘッド11は、同心円状の3つの空洞A〜空洞C、空洞A〜空洞Cをそれぞれ満たす温水12a〜12cを備えている。
空洞A〜空洞Cは、ウェハ14が装着される保持ヘッド11の底面16(以下、「接触面16」という。)近傍の保持ヘッド11内部に設けられている。保持ヘッド11の上部には、図1に示したように、温水12a〜12cの供給または排出を行うための供給口が設けられており、これら供給口から空洞A〜空洞Cの上部へスルーホールが形成されている。
空洞Aは、ウェハ14中心部に対応するように円筒形に設けられている。そして、空洞Aに繋がる供給口には温水12aが供給されている。
空洞Bは、空洞Aを取り巻くようにリング状に設けられている。そして、空洞Bに繋がる供給口には温水12bが供給されている。
空洞Cは、空洞Bをさらに取り巻くようにウェハ14周縁部に対応してリング状に設けられている。そして、空洞Cに繋がる供給口には温水12cが供給されている。
温水12a〜12cは、温度制御装置13によって、それぞれ所定の温度に制御され、空洞A〜空洞Cへ熱源として供給される。これにより、保持ヘッド11の接触面16における温度プロファイルは所望の形状に保持され、接触面16を介してウェハ14の裏面へ熱が供給、またはウェハ14の裏面から熱が吸収される。
図1に点線で示した矢印は、空洞A〜空洞Cの熱が接触面16を介してウェハ14へ伝わる様子を模式的に表したものである。
図2は、本発明の実施例1に係わる保持ヘッド11の接触面16における温度プロファイルの一例を示すグラフである。ここでは、接触面16の直径での垂直断面を示した。図2の縦軸は接触面16での温度を表し、横軸は接触面16上での位置を表している。
図中、破線で囲んだ部分は、その部分の温度がそれぞれ空洞A〜空洞Cによって主に制御されていることを示している。すなわち、温度制御装置13は、温水12a〜12cの温度を、温水12a>温水12b>温水12c、となるよう制御している。
空洞A〜空洞Cの底部を構成する材料は熱伝導率が比較的高いので、図2に示したように、温度プロファイルは凸状のなめらかな曲線になる。
空洞A〜空洞Cはウェハ14の裏面と熱的に導通しており、温水12a〜12cの循環により温度制御装置13からの熱量の供給も十分あるので、ウェハ14の研磨面15における温度プロファイルも図2の形状に維持される。
3次元の温度プロファイルは、図2に示した接触面中心を回転軸として回転させた凸状の曲面になる。したがって、この温度プロファイルでウェハ14を研磨した場合、中心部ほど温度による研磨が促進される。
これは、温度以外の、例えば、機械的な摩耗などによる研磨がウェハ14周縁部ほど早い場合に、それをキャンセルして仕上がりの研磨面15を平坦化するために有効な温度プロファイルである。
ここで、重要なことは、温度制御装置13によって温水12a〜12cの温度がそれぞれ独立に制御されていることである。これにより、研磨面15が凸状に偏る場合だけでなく、凹状、M状、またはW状に偏るような場合にも柔軟に対応できる。
図3は、本発明の実施例1に係わる研磨装置を示すイメージ図である。ここでは、主に、ウェハ14の研磨と研磨面15の温度プロファイル制御にかかわる部分を示した。
本発明の実施例1に係わる研磨装置は、ウェハ14を保持する保持ヘッド11、熱源となる温水12、温水12を制御する温度制御装置13、研磨パッド22、研磨テーブル23、および研磨剤25を供給する研磨剤供給ノズル24を備えている。
研磨パッド22は円形で研磨テーブル23の上面を覆うように設けられ、そのほぼ中央上方に吐出口が位置するように研磨剤供給ノズル24が設けられている。
保持ヘッド11は図1で示した構造を持ち、上述したように、接触面16の温度プロファイルは、例えば、図2に示したような形状に制御されている。そして、保持ヘッド11は装着されたウェハ14の研磨面15が研磨パッド22と接触するように配置され、研磨面15には研磨剤供給ノズル24から吐出された研磨剤25が供給されている。
本発明の実施例1に係わる研磨装置による研磨方法は、図1に示した保持ヘッド11を用いて、ウェハ14の研磨面15における温度プロファイルを所望の形状に設定する制御工程と、図3に矢印で示したように、ウェハ14を装着した保持ヘッド11および研磨パッド22を回転させ、研磨剤25を研磨面15に供給しつつ互いに摺動させて研磨処理を施す研磨工程で構成されている。
上記実施例1によれば、ウェハ14の研磨面15における温度プロファイルを所望の形状に制御できるので、研磨面15における仕上がりの平坦性を大幅に向上させることができる。
上述の実施例1では、熱源は空洞A〜空洞Cに供給される温水12であるとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、冷水、温風、または冷風など、温度制御装置13でその温度を制御可能な流体であれば、原理的には使用可能である。
図4は、本発明の実施例2に係わる保持ヘッド41を示す断面図である。ここでは、図の煩雑さを避けるためにウェハ14(被研磨体)の断面を示していない。以下、ウェハ14および研磨面15は実施例1と同じ符号を用いる。ウェハ14が保持ヘッド41に装着される位置および方法は、実施例1と同様である。
また、図4では、主に、ウェハ14の研磨面15における温度プロファイル制御で用いられる熱源とその熱源制御にかかわる部分を示した。
本発明の実施例2に係わる保持ヘッド41は、同心円状の3つの空洞A〜空洞C、空洞A〜空洞Cをそれぞれ満たす純水42a〜42c、絶縁物で覆われたヒーター43d〜43h、およびヒーター43d〜43hへそれぞれ電流を供給する電源配線44d〜44hを備えている。
空洞A〜空洞Cは、ウェハ14が装着される保持ヘッド41の底面46(以下、「接触面46」という。)近傍の保持ヘッド41内部に設けられている。そして、空洞A〜空洞Cは、それぞれ純水42a〜42cで満たされている。
ヒーター43dおよび43hは、空洞Cの純水42c中に設けられ、それぞれに電流を供給するために温度制御装置45からの電源配線44dおよび44hが接続されている。
ヒーター43eおよび43gは、空洞Bの純水42b中に設けられ、それぞれに電流を供給するために温度制御装置45からの電源配線44eおよび44gが接続されている。
ヒーター43fは、空洞Aの純水42a中に設けられ、電流を供給するために温度制御装置45からの電源配線44fが接続されている。
空洞A〜空洞Cの形状は、実施例1と同様なので説明は省略する。
純水42a〜42cは、熱源としてのヒーター43d〜43hから接触面46への熱伝達媒体である。
ヒーター43d〜43hは、温度制御装置45から供給される電流によってその発熱量が制御され、それぞれの純水42a〜42cを所定の温度に設定する。
これにより、保持ヘッド41の接触面46における温度プロファイルは所望の形状に保持され、接触面46を介してウェハ14の裏面へ熱が供給、またはウェハ14の裏面から熱が吸収される。
図4に点線で示した矢印は、空洞A〜空洞Cの熱が接触面46を介してウェハ14へ伝わる様子を模式的に表したものである。
電源配線44d〜44hは、図4に示したように、保持ヘッド41上部から外部に引き出され、温度制御装置45に接続されている。図4には示していないが、研磨処理中は保持ヘッド41を回転させる必要があるので、保持ヘッド41への電源配線44d〜44hの接続にはロータリージョイント(図示していない。)が用いられている。
上述した構成の保持ヘッド41により制御される研磨面15の温度プロファイルは、実施例1と同様なので説明は省略する。
また、上述した構成の保持ヘッド41を用いた本発明の実施例2に係わる研磨装置および研磨方法は、実施例1と同様なので詳しい説明は省略する。
実施例1との違いは、保持ヘッド11の替わりに保持ヘッド41を用いていることと、温度制御装置45によって電流制御されたヒーター43d〜43hが空洞A〜空洞C内に満たされた純水42a〜42cを温度制御していることである。
上記実施例2によれば、実施例1と同様に、研磨面15における仕上がりの平坦性を大幅に向上させることができる。
さらに、上記実施例2では、純水42a〜42cを循環させる必要がないので、保持ヘッド41および温度制御装置45を実施例1に比べコンパクトに設計することができる。
上述の実施例2では、空洞A〜空洞Cに満たされた純水42a〜42cを熱の伝達媒体として用いたが、本発明はこれに限られるものではなく、ヒーター43d〜43hの熱を接触面46へ拡散させることのできる媒体であれば、原理的には使用可能である。
図5は、本発明の実施例3に係わる保持ヘッド51を示す断面図である。ここでは、図の煩雑さを避けるためにウェハ14(被研磨体)の断面を示していない。以下、ウェハ14および研磨面15は実施例1と同じ符号を用いる。ウェハ14が保持ヘッド51に装着される位置および方法は、実施例1と同様である。
また、図5では、主に、ウェハ14の研磨面15における温度プロファイル制御で用いられる熱源とその熱源制御にかかわる部分を示した。
本発明の実施例3に係わる保持ヘッド51は、同心円状の3つの空洞A〜空洞C、空洞A〜空洞Cにそれぞれ設けられたホットプレート52d〜52h、およびホットプレート52d〜52hへそれぞれ電流を供給する電源配線53d〜53hを備えている。
空洞A〜空洞Cは、ウェハ14が装着される保持ヘッド51の底面55(以下、「接触面55」という。)近傍の保持ヘッド51内部に設けられている。そして、空洞A〜空洞Cの底部にはホットプレート52d〜52hが設けられている。
ホットプレート52dおよび52hは、空洞Cに設けられ、それぞれに電流を供給するために温度制御装置54からの電源配線53dおよび53hが接続されている。
ホットプレート52eおよび52gは、空洞Bに設けられ、それぞれに電流を供給するために温度制御装置54からの電源配線53eおよび53gが接続されている。
ホットプレート52fは、空洞Aに設けられ、電流を供給するために温度制御装置54からの電源配線53fが接続されている。
空洞A〜空洞Cの形状は、実施例1と同様なので説明は省略する。
ホットプレート52dおよび52hは、それぞれ、空洞Cに収まるような馬蹄形であり、互いに対向するよう配置されている。
ホットプレート52eおよび52gは、それぞれ、空洞Bに収まるような馬蹄形であり、互いに対向するよう配置されている。ホットプレート52fは、円筒形である。
ホットプレート52d〜52hは、温度制御装置54から供給される電流によってその発熱量が制御される。
これにより、保持ヘッド51の接触面55における温度プロファイルは所望の形状に保持され、接触面55を介してウェハ14の裏面へ熱が供給、またはウェハ14の裏面から熱が吸収される。
図5に点線で示した矢印は、ホットプレート52d〜52hの熱が接触面55を介してウェハ14へ伝わる様子を模式的に表したものである。
電源配線53d〜53hは、実施例2と同様に、ロータリージョイント(図示していない。)を用いて温度制御装置54へ接続されている。
上述した構成の保持ヘッド51により制御される研磨面15の温度プロファイルは、実施例1と同様なので説明は省略する。
また、上述した構成の保持ヘッド51を用いた本発明の実施例3に係わる研磨装置および研磨方法は、実施例1と同様なので詳しい説明は省略する。
実施例1との違いは、保持ヘッド11の替わりに保持ヘッド51を用いていることと、温度制御装置54によって電流制御されたホットプレート52d〜52hが接触面55の温度プロファイルを制御していることである。
上記実施例3によれば、実施例1と同様に、研磨面15における仕上がりの平坦性を大幅に向上させることができる。
さらに、上記実施例3では、熱源もしくは熱伝達媒体としての純水を用いないので、保持ヘッド51および温度制御装置54を実施例1に比べコンパクトに設計でき、かつ、実施例2に比べても保持ヘッド51の取り扱いおよびメンテナンスの利便性が向上する。
上述の実施例3では、ホットプレート52d、52e、52g、および52hは馬蹄形であるとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、円周に沿って略方形のホットプレートを多数配置するようにしても良い。
さらに、上述の実施例1〜3の説明では、空洞A〜空洞Cは同心円状に設けられているとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、1方向に依存する偏りに合わせて、略直方体の空洞を互いに平行に配置するように構成することもできる。
さらに、上述の実施例1〜3の説明では、空洞は3つであるとしたが、本発明はこれに限られるものではない。
本発明の実施例1に係わる保持ヘッドを示す断面図。 本発明の実施例1に係わる保持ヘッドの接触面における温度プロファイルの一例を示すグラフ。 本発明の実施例1に係わる研磨装置を示すイメージ図。 本発明の実施例2に係わる保持ヘッドを示す断面図。 本発明の実施例3に係わる保持ヘッドを示す断面図。
符号の説明
A、B、C 空洞
11、41、51 保持ヘッド
12a〜12c 温水
13、45、54 温度制御装置
14 ウェハ
15 研磨面
16、46、55 接触面
22 研磨パッド
23 研磨テーブル
24 研磨剤供給ノズル
25 研磨剤
42a〜42c 純水
43d〜43h ヒーター
44d〜44h、53d〜53h 電源配線
52d〜52h ホットプレート

Claims (5)

  1. 研磨パッドを有する研磨テーブルと被研磨体とを相対的に動かし、研磨剤を供給しながら前記被研磨体の研磨面を前記研磨パッドに接触させることにより前記研磨面に研磨処理を施す研磨装置の保持ヘッドであって、
    前記研磨面に対向する前記被研磨体の裏面近傍に熱源を有し、
    前記熱源は、前記研磨面における温度プロファイルが所望の形状になるよう発熱量もしくは吸熱量が制御されることを特徴とする保持ヘッド。
  2. 前記熱源は、
    前記被研磨体の前記裏面近傍に設けられた空洞を満たす流体を備え、
    前記流体の温度が制御されることにより、前記研磨面の温度プロファイルが所望の形状になるよう制御されることを特徴とする請求項1に記載の保持ヘッド。
  3. 前記熱源は、
    電流により発熱する発熱体を備え、
    前記発熱体を流れる電流が制御されることにより、前記研磨面の温度プロファイルが所望の形状になるよう制御されることを特徴とする請求項1に記載の保持ヘッド。
  4. 研磨パッドが取り付けられた研磨テーブルと、
    被研磨体の研磨面を前記研磨パッドに対面させるように前記被研磨体を保持し、前記研磨面に対向する前記被研磨体の裏面近傍に熱源を有する保持手段と、
    前記研磨面と前記研磨パッドの表面が互いに摺動するように前記研磨テーブルと前記保持手段を相対的に動かす手段と、
    前記研磨面に研磨剤を供給する手段と、
    前記研磨面における温度プロファイルが所望の形状になるよう前記熱源の発熱量もしくは吸熱量を制御する温度制御手段を有することを特徴とする研磨装置。
  5. 研磨パッドを有する研磨テーブルと被研磨体を保持する保持手段とを相対的に動かし、研磨剤を供給しながら前記被研磨体の研磨面を前記研磨パッドに接触させることにより前記研磨面に研磨処理を施す研磨方法であって、
    前記研磨面に対向する前記被研磨体の裏面近傍の前記保持手段に設けられた熱源により、前記研磨面の温度プロファイルを所望の形状に設定することを特徴とする研磨方法。


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